きょくたN日常事態宣言

パンデミック
ずっと自宅待機
でも手洗いうがいマスク換気

名前と存在

2005年12月05日 18時51分59秒 | ぐだぐだ

「陰陽師/岡野玲子 原作夢枕獏」雑派日記

 これ憶えておきたい。
 zippa-zappa氏の言いたいことと違うかもしれないが、面白いからメモしておく。

 神様が光あれといったから光ができたのではなく、光と呼んだことで認識されるようになった。

 獣や人もすでにいたのだが、それに名前をつけることで存在の認識が始まった。

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夏彦さん

2005年12月05日 18時01分38秒 | ぐだぐだ

まだ、「鉄鼠の檻」を開いたばかりですが、

 開いてすぐの
   ・・
 老賊魔魅に入り人天を悩乱して了る時なしとか―
 ↑これを読んで、NHKの『100語英会話』(再放送中)のまみちゃんを思い浮かべた私って…

 ついでに、『100語英会話』って『105英会話』って思わない?(勘違いしない?)


『鉄鼠の檻』の他の人の感想より

◆最初さくさく読めて中盤は停滞する。
◆とにかく長い。1300ページ超。
◆携帯電話の幅よりも厚い。(隠れる)
■分冊は4巻から成ります。
◆キーワード:檻 檻とは固定観念や既成概念、自分の中の枠
◆キーワード:禅
◆最後はよい意味での裏切りがある。
◆この本の厚さに誘われて京極ファンになった。
■分冊派とまとめ派がいる。
◆舞台は箱根 (箱ね…?)
◆榎木津がまともに活躍する

『姑獲鳥の夏』のDVDの感想が一緒に書いてある記事が多い。
☆原作を読んでから見るともの足りないようだ。
 また、イメージの違いを言う人もいるが、これはどんな作品にでもあることだろう。

『どすこい』っていう作品?どうもこれだけ毛色が違うらしい。

「妖怪大戦争」に京極夏彦は出演しているらしい。

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「狂骨の夢」

2005年12月05日 05時55分55秒 | 読書とか

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「狂骨の夢」 京極夏彦:講談社文庫
《金色髑髏事件》《逗子湾生首投棄事件》
「人は人を救えないと嘯いているが、どうしても人間に救われたくないと云うならこう考えてくれたっていいぞ!」
 2作目の「魍魎の匣」で、ひとつに見える事件は実はそれぞれに単独の事件、そして今回は一見ばらばらの事件が実はひとつの事件なのだと、こんな京極堂の詭弁にまんまとはめられるところだった。
 確かにそうとも取れるが、それをいったら「魍魎の匣」の事件をひとつの事件といえないこともないではないか。今回の事件も実は一つ一つを分けて考えることもできるし、警察からすれば分ける必要があるはずだ。
 但し、憑物落としの面から見れば「魍魎の匣」は別々に、「狂骨の夢」はひとつとして片付ける必要があったのかもしれない。

 まあ、そんなことはどうでもよいのであって、3作目の作品世界は前作にも増して癲狂院の様相を呈してくる。
 だが、前二作と比べると非常に不満が残る。説得力がないように思えた。
 あらが出始めてきたのかもしれないが、それもまた京極作品の味として楽しんでしまえばよい。とか言いながら、理解できてない部分が多いようなので、読み直しが必要かもしれない。

 それから、ひとつくだらない思いつき。
 京極堂の周りに集まる人間は記憶力が良く、細かい点まで一語一句間違いなく伝える能力を持っている(?)。
 普通の人間は自分の印象により表現が変わることが多いと思うのだが、彼らはそれをひとつも間違えることなく伝え、それにより京極堂は見てきたように事実関係を組み立てるのだ。なんちゃって・・・でも、主観の入った物言いで伝えられた情報は少なからず事実を捻じ曲げるはずであり、頭が良くても京極堂のように組み立てるのは不可能だろう。だが、それぞれの人物の表現に入り込む主観まで計算して推理しているとすればそれも可能か…まあ、凡人には理解できない世界ということだな。

今回は名前が出てくるだけの活躍しない人物が非常に多かった。だから多くが省略してある。

中禅寺秋彦 京極堂

宗像賢造 民江の兄
宇多川崇 怪奇小説家
宇多川朱美 =・・・
宗像民江 ・・・
佐田朱美 旧姓南方(みなかた) (一柳)
佐田申義 佐田朱美の最初の夫 親孝行・・・
一柳史郎 置き薬の訪問販売員 宇多川の隣家 佐田朱美を尋問した警官

鴨田周三 『鴨田酒造』主人 =鷺宮
山田春真 集団自殺首謀者・・・
鷺宮邦貴 (武御名方(たけみなかた))
文覺長者 立川流老僧

明石先生 京極堂の師? :築地の先生;「築地一のいい男、日本一の知識人」
伊佐間一成 『旅荘いさま屋』(釣堀)主人 旅行中 :瓢箪鯰;年よりくさい男
榎木津礼二郎 探偵 :神
関口巽 小説家 :猿
木場修太郎 刑事
長戸五十次 老刑事

降旗弘 牧師まがい、フロイトかぶれ
白丘亮一 『飯島基督教会』牧師

キーワード:
 髑髏、首切り事件、記憶障碍、密教立川流、復活、麻薬、集団自殺、脳の認識
 

「僕もネ申だ」榎木津キタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!

いまだにわからないこと、
 関口も京極堂に聞いていたが、なぜ首を切ったのだ?

 あと、今回はルビの振ってない読めない漢字が多かった。しょぼん。

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