おかまのよろめき

現役おかまのお店日記&趣味のはなし

母親同士の大バトル

2012-03-20 20:24:10 | Weblog
春分の日の夜を自宅でのんびり過ごしている

ごぼう茶はこれで何杯目だっけ

マグカップに乾燥したごぼうを入れて湯を注ぐ

ドラッグストアで購入したモノは60gで980円

結構話題なので売る側も足元見ていると思いつつ

自分で作るの面倒だからついつい買ってしまう

ネットで調べればごぼう茶の作り方はたくさん紹介されている

今度ヒマな時にチャレンジしてみよう

ところでアマゾンで調べたら熊本産ごぼう茶が50gで600円前後だった

送料が無料との事なので2箱買ってみようかしら


テレビでR-1グランプリを放送していた

ピンでネタを競い合うお笑いの大会だ

友近が出ると言うので早速チャンネルを合わせて見た

生放送のトップバッターを飾っていた

彼女は私と同じ愛媛出身なので

時おり関西弁に混じって松山弁(伊予弁)も出て来る

地元の人間にはウケるが世間一般にはそのニュアンスが伝わりにくいかも

今回のキャラは演歌歌手の水谷千恵子(だったかな)に扮した彼女が

開口一番「おはようございました」と挨拶

普通なら「おはようございます」だが

私の田舎ではお婆ちゃんなどが何故か「…ました」とよく言っていた

この細かい部分は愛媛の人へのリップサービスなのか

それとも変な演歌歌手・水谷千恵子のキャラ設定なのか…

結局オチは羽賀研二の「ネバーエンディングストーリー」に乗って

トーフを手に乗せて踊ると言う意味不明のものだった

会話だけで笑わせてくれずに私には期待以下だった

その後に続く芸人もあまり面白くなくてテレビを消した


土曜日の営業は大荒れだった

息子の卒業式帰りのK子が一番乗りで来店

感慨深げにその様子を私に話してくれた

色んな事情があって唯一進学先が決まっていない息子

式の途中で彼は人知れず泣いていたらしい

涙の意味が解るK子もまた涙

まだメイクの途中だった私もアイラインが滲みそうだった

K子は後からやって来たオバサン2人と意気投合し盛り上がっていた

其処へM子が親友のR子と来店

彼女らの息子もK子と同じ中学校だ

実はK子の息子はM子の息子を苛めていた過去があるらしい

前回この2人が顔を合わせた時は

取り敢えず昔の事は忘れてお互い別のテーブルで楽しく飲んでいた

ところが今回はR子が一緒だったので

くすぶっていたモノが再燃して大バトル勃発

自分の事を悪く言うのは良いけど

息子の事を罵倒されたのは赦せないとばかりにK子は猛反撃

他のお客様が退けた後だったので飛び火しなくて済んだが

まあ面倒臭いったらありゃしない


お酒の席に家庭の事情を持ち込んでも良いが

喧嘩するのは止めて欲しい

どうせなら楽しく飲みたいではないか

増してやオカマバーだよ

「アンタは子供産めないから私たちの気持なんか解らないでしょ!」

ま確かにそうだけど…

「でも産ませる事は出来るのよ!」と

言いそうになったがぐっと飲み込んだのだった











コメント
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