夏木広介の日本語ワールド

駄目な日本語を斬る。いい加減な発言も斬る。文化、科学、芸能、政治、暮しと、目にした物は何でも。文句は過激なくらいがいい。

教えて下さって有り難うございます。

2010年08月19日 | 社会問題
 杉田伸樹(ぎっちょん)さん、差し出がましくなんて全然ありません。私はブログについて不勉強である事を反省しています。それでもこうやって色々な方からご親切に教えて頂けるなんて、本当にブログとはいいもんですね。まあ、非難も受けますけれどね。
 ここの所、自分の事にかまけていて、ブログが書けていません。と言うのは、ある出版社が自社の文庫シリーズで原稿募集しているのです。出版目録を見ると、どうもハウツウ本が主体のような感もあって、私の書いているのとは傾向が違うようでもあるのですが、まあ、その出版社としても、今後を見据えての原稿募集であろうし、「原稿募集」であって、こちらから頼んで原稿を読んで頂くのではないので、応募しようと決意をしました。
 ただ、応募には規定があります。40字詰め40行にして50枚以上100枚以下との条件があります。ですから、原稿をそれに合わせないといけません。私の原稿はすべてすぐにも本に出来るような体裁で作っているので、全面的に体裁を変える必要があります。
 そうしてやってみると、ほとんどが100枚を越えてしまいます。つまり16万字以上になっている訳です。それをなんとか100枚に納めなければなりません。それで四苦八苦してブログには手が回りません。勝手ながら、お許しを頂きたいと思っています。

 けさ、NHKで御巣鷹山の事を特集していました。私は事故原因はボーイング社の修理ミスと決定したと思っていたのですが、違っていました。らしい、との話は出ていても、そうだと結論が出ているのではないのだそうです。事故責任の問題にもなるので、はっきりと言う人がいないのだそうです。だから責任とは関係なく、事故の原因を追及する事が必要だ,と出演者は言っています。
 原因の究明なくしては、安全は守れないのは火を見るよりも明らかです。誰だって、安全だと思うから電車に乗り、飛行機に乗り、車に乗り,エレベーターに乗るのです。それぞれを運行している会社、あるいは開発している会社は安全だとの確信があるからこそ、その事業に乗り出して来たはずです。その安全が守られなかった事に対して、なぜなんだ、と思うのが当然です。
 だから、たとえ事故の責任が自社に及んだって、逃げてはならないはずなのです。誰かがボーイング社をかばっている。それは一体どいつなんだ。
 500人以上の残酷な犠牲者の事を思い、残された家族の事を思ったら、原因究明に全力を尽くし、二度とこうした事故は起こすまいと決意を固めるのが、そうした事業を営む者の最低の責任のはず。最低の事が出来ないような会社が、今も堂々と金儲けをしている。それは絶対に許せない。そして、それをいいままに放任しているやつらも絶対に許してはならない。