おっさん先生と愉快な仲間のぶろぐ

先生って楽しい仕事だと思い続けることができたしあわせな爺っさまのつぶやきです。

教員採用試験を再挑戦する人に その1

2021-02-22 18:31:24 | Weblog

去年の3月に退職したので
今年の教員採用試験のあなたたちの結果を知ることができません。
例年ならこの時期の追いコンなどで悲喜様々なあなたたちに
伝えたことを、卒業前のあなたたちに話しておきます。

特に採用試験の結果が思い通りではなかったあなたにです。。

再挑戦する人に その1

新聞紙上では、教員採用試験のトータルの倍率のみが、取り上げられて、
やれ倍率が落ちたの、教職はブラックだから受験者が減ったの等の記事がよく見られます。

でも、平均が何倍になろうが、校種の違いや、教科の違いにより倍率に違いがあるのことを理解しないまま、
受験する現役4回生がいるのは不思議でした。

大学までの入試と同じセンター試験的な感覚で、教員採用試験をとらえているためだとは思っていたのですが、
それだけではないようにも思います。

自分の夢を実現したいという思いは大切なですが、
そういう同じ思いを持つ人たちが沢山いてその中から、
選ばれるための何かが必要だと言うことに目をむけられないのか、向けたくないのか、そのあたりですね。

高校社会科の倍率は、中学社会科の倍率と比べて圧倒的に高いことを知らないまま、
高校教師になりたいという夢を追い続けることは無謀ともいえる行為ですが、
挑戦することは素晴らしいことだと思っていました。

ただ、講師でも、なんとかなるという甘い考えが重なると
非常勤講師ですら、卒業後に採用枠が少いという現実に直面すると、
心が折れることもあるようです。

一度目指した夢は最後まで追いかけてほしいという思いと
その道は決して甘くないよという思いが交差しています。

たかが採用試験に落ちたことぐらいで、挫折感を感じてほしくない、まだまだ可能性はあるということと
新しい道を選ぶにしても、選ばないにしても落ちたことの逃げロにしてほしくないという思いです。


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