おっさん先生と愉快な仲間のぶろぐ

先生って楽しい仕事だと思い続けることができたしあわせな爺っさまのつぶやきです。

ゼミノート9

2010-12-01 09:36:12 | Weblog
今回のゼミは「学級通信」に取り組んでもらいました。

30分で完成という設定は、厳しかったと思いますが、
「もし、毎日学級通信を出すとしたら・・。」という設定なら、
この程度の時間で作らなければならない場面が、必ずあります。

 日常的な保護者への連絡方法として学校では
①学校だより②学年だより③WEBを活用した連絡等が行われています。
(各分掌からの通信もあります。)

 ①学校だよりに関しては月1回程度学校行事や学校からの連絡を中心に
教頭先生や教務主任の先生が作成したものを発行している場合が多いです。
携帯でアクセスできるホームページで学校行事を紹介したりデジタル化して
PDFなどでホームページに公開するという手法も近年行われはじめています。

 ②学年通信は学年各担任の持ち回りで、学年に関する教科学習の進路や
学年行事を月1回程度、発行している場合が多いようです。基本的に
レイアウトや文章に関しては持ち回りの先生に一任されることが多く、
発行前に教務主任又は教頭への提出を義務づけている学校がほとんどです。

 ③学級通信の発行は各学級担任に任されている場合が多く、
発行数にもばらつきが目立ちます。低学年の場合(特に1年生)では、
学習進路をそろえる場合が多く、同一内容のものを、学級通信として発行し、
学年通信を出さない場合もあるようです。

WEB公開されている学級のホームページで学級通信を行っている場合もありますが、
行政のセキュリティポリシーとの関係上、学校長等の公開許可や個人情報(肖像権)等
の取り扱いに手続きが必要でまだまだ一部でしか行われていないようです。
学級通信は手書き、パソコン打ちの違いがあるものの
テキストでの発行が主体となっています。

学級通信の発行において考えておかなくてはならない点

1誰に向かって発信しているのか          
 「ユーザは誰」
2何を発信しているのか
 「コンセプトを明確に」
3何を目指しているのか 
 「どんなビジョンを提示するの」
4読み手の要望を満足させることができているのか
 「日常的にリサーチしてますか」
5個人情報の取り扱いに配慮しているのか
 「個人情報保護の視点」
6即時性を求めるか?普遍性を求めるか?
 「話題性も必要なときがあります」
7学校のチェク機能を活用しているか
 「チェックは忘れずに」

ちなみに僕は
しんどいけれど、学級通信は「ださない」より「だした」方がよいと思っています。

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