おっさん先生と愉快な仲間のぶろぐ

先生って楽しい仕事だと思い続けることができたしあわせな爺っさまのつぶやきです。

かさたて

2007-12-04 21:28:53 | Weblog
冬の冷たい雨が降る日は、
朝の鍵開けがつらい。

昇降口にいつもおかれているかさたて。
なんとなくながめてみた。

外には冷たい雨、
なのに傘立てには何本もの傘???不思議だぞ。

子ども達はいつも通りに傘を差して登校してくるし、
困った様子もない・・。

なぜなんだろう。

置き傘は使ってこそ置き傘だし
、昔は置き傘なんて発想もなかったっけ・・。

我が家はそれほど裕福でもなかったから
傘は大事なものだった。

なくしたりしたら母親の怒り狂う顔が見えると思うと、
大切にしなくてはという気持ちが自然と生まれてきた。

今はコンビニで廉価な傘が手に入る時代、
だからどうやら何本も傘を持っているらしい。

いわば消費の時代、
この時代にもったいないといことを子どもに教えることや、
ものを大切にすることを教えることは、難しくなってきているのだろう。

置き傘なんかいらないと言えば、
学校で突然の雨のための置き傘を用意しなくてはならない時代なんだろう・・かな。

一つのものを大切に使うことを教えるには
「ものがたりない」という状況を経験しないと気がつかないものかもしれないが、
ものが満ち足りすぎた現在の状況の中で、そのことを教えることの難しさを感じている。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ライトアップ紅葉狩り | トップ | 特別支援教育教材コンテンツ開発 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿