おっさん先生と愉快な仲間のぶろぐ

先生って楽しい仕事だと思い続けることができたしあわせな爺っさまのつぶやきです。

恩師

2008-01-06 00:22:27 | Weblog
何気なくサイトを見ていたら
古寺雅男という大学時代の恩師の名前を目にした。

恩師という言葉も
僕にとっては
大げさではなく四年間で卒業できたのも
古寺先生のおかげだと今でも思ってる

教職の資格を取るためにとった教育原理の講義が
先生との出会いだった。

酒を飲んで講義にでた僕を
隣の友人が酒臭いといったのを先生が
聞き間違えたのがきっかけで先生の研究室に入り浸って
ほうじみそをさかなに酒を飲み、西田哲学を聞いた。

卒業後も結婚式の主賓だったし
日記を書かなくっちゃ人間じゃないみたいな先生の言葉が
耳に残っていたのか、こうしてブログなんかも書いている。

大学で「教育人間学」とかを教えられているのは風の便りで聞いていたが
中教審の審議員になっていたのを聞いたとときはおどろいた。

あわててそのころの著書を買ってきてよんでたっけ。
たしか「天才論」だったな。楽しく読める本だった。

天才の異常性を強調することを否定し、
心身ともに健全だと主張する。

その上で、先生の大好きだった西田幾多郎をはじめとする数人の人物の伝記的な履歴から
天才を論じている。
天才の天才たる所以は、質よりもその量の巨大さだとしたものだったけ。

なんか自分のことを書いてられるようで
おもわずほほえんでしまった。

大学時代 学んだことはほとんど忘れたが
出会った先生と友達は忘れることができない。
コメント
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