おっさん先生と愉快な仲間のぶろぐ

先生って楽しい仕事だと思い続けることができたしあわせな爺っさまのつぶやきです。

悲しい記事

2007-08-05 22:41:16 | Weblog
なぜか悲しい記事を思い出した。
いつだったけ「校長、学力テスト中の児童に指で正答教える」
テスト中に児童の答案用紙を見て回り、
誤った解答を指で示すなどして正解を誘導したらしい。

校長は、「本来なら正答できる児童の誤答に気付き、
そのままだと力が正確に測れないと考えた」らしいけど、
たしか平成十五年度に学校選択制を導入し、
一昨年からは区独自の学力テストを本格的に始め、
学校別の成績と順位を公表し、
今年度からはテストの成績の伸び率を
各校の予算配分に反映させている東京の足立区だからこそ
起こった出来事なのかもしれない。

教育改革は時代の流れだと思うし、
新しい取り組みを行う必要があることも十分理解できる。
けど、そんなことをやってしまった管理職や
先生たちの気持ちもわかるからなぜか悲しい。

結局は成績なのだという論理に甘んじていていいのだろうか。
コメント
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