おっさん先生と愉快な仲間のぶろぐ

先生って楽しい仕事だと思い続けることができたしあわせな爺っさまのつぶやきです。

1999年y小学校11月

1999-11-18 11:41:25 | Weblog
「総合的な学習の時間」実施に向けての準備として、
奈良女子大学文学部付属小学校の研究発表会に参加。

年間37から50数時間を「総合的な学習の時間」に振り当てて運用。
取り組みを「しごと」「けいこ」「なかよし」と
学年を越え領域に整理している点など目新しかった。

「統合教育」「合科指導」「生活科」と、
子どもたちが「いきる」ために必要な力は何かという問いかけを
し続けているすごみを感じた

いままで千葉大学付属小学校や上越市立大手前小学校などでもそうだったけど
積み重ねの強さを感じた。
当たり前のように自分の意見を発表する子。
自分の疑問をだして探求する子と支援できる環境や体制、
自分のやりたいことを持っている先生。ノーチャイムの実施。いろいろ考えさせられる・・・。

研究所でのインターネット講座終了。
参加人数が多くなったため
N小のコンピュータ室を急遽会場に使用することになった。
ISDN接続の不安が的中。

20台を使っての接続は無理がある。
せっかくネットサーフィンでもと思っていたが
しゃべってばかりの講座で終わってしまった。
参加人数を減らすことのできない「講座」の宿命とはいえ
もう少し方法を考える必要がある。反省。

インターネットを使っての交流学習の研究会が
長岡第七小学校でおこなわれた。
京都府の小学校では実験的なこの取り組みに参加した。

リアルタイムで送られてくる離れた学校の授業に
自分の学校のコンピュータ室から参加することに、
子どもたちは興奮気味だった。

双方向の映像交換をするには、本校側の設備不足
技術不足もあり、掲示板を利用しての授業参加となったが
結構楽しかった。

途中映像が切れるというハプニングもあったが、
設備が向上しても送信手段の確保、特に専用回線の確保の必要性を痛感した。
日常の交流にはメールやチャトで十分だが、
イベント的な行事や授業でのインターネット利用となると
どうしても映像と音声の双方向の交流を期待してしまうが、やはり課題はまだ大きいようだ。

この研究授業でいちばん驚いたのは、
うちの子どもたちのタイピングの早さだ。
掲示板に書き込みをさせたのだが、
かな入力、ローマ字入力、はてはクリックパレットを利用して書き込んでいった。
系統立ててのタイピング練習等させていないのに、やるわ やるわ
たのもしい。

コメント
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