伊那人のサッカーぶろぐ

二十年来のアルゼンチンファンである筆者「Menotti」のサッカー観戦記。U12の少年サッカーも応援しています。

アルゼンチンが王者スペインに完勝、そして日本へ!

2010年09月11日 23時39分30秒 | ワールドサッカー
とてもうれしいニュースが飛び込んできました。W杯のチャンピオンをホームに迎えての一戦、暫定とはいえ、
バチスタ率いる新生アルゼンチンの大一番、見事に期待に応えてくれました。

4-1での完勝です。

あれだけW杯では点の取れなかったメッシが、得意のチップキックのループで先制すると、今度はイグアイン、さらにこの両者のアシストを決めたテベスが、GKが転倒した隙を逃さずゴール。後半、1点返されましたが、途中出場のアグエロがヘッドでだめ押し。

個人的にはテベスが大活躍して勝ったところが非常にうれしかったです。

あのW杯でのドイツ戦、敗戦濃厚の中、一人諦めずにボールを追い回していたテベス。見ていて痛々しいくらいに懸命でした。大会後、落ち込んで引退すら口にしていたと聞きます。

スペイン相手にこの活躍、どうやら立ち直ってくれたようです。

おそらく、バチスタは暫定から正式にアルゼンチン代表監督になることでしょう。

いまさらマラドーナをどうこう言っても仕方ないですが、少なくとも現段階ではバチスタに任せた方が良さそうです。現に、バチスタのおかげで、マラドーナと対立して代表辞退していた、あのリケルメすら、代表復帰の噂があります。

今回のスペイン戦では、W杯に呼ばれると思って落とされてしまった、カンビアッソ、バネガなどが呼ばれて、良い働きを見せたそうです。私は、やはりカンビアッソ、サネッティらの中盤のベテランは、絶対必要だと思っていましたし、そう思っている人は相当いたんじゃないでしょうか。

さらにリケルメとメッシの融合。考えただけでもうきうきしてしまいます。

10/8にはそのアルゼンチンが日本に来るのです。メッシ出場を契約条件に入れているみたいなので、ついにメッシの初来日が実現しそうです。ついでにリケルメも来てくれると最高なんですが・・・。

ところで、今回、さらに驚いたことがありました。私が尊敬し、ハンドルネームにまで勝手に使っている、元アルゼンチン代表監督、セサル・ルイス・メノッティのコメントが、ニュースになっていたのです。

すみません、私は偽者です。アルゼンチンには内容のともなった勝利が必要である、と言ったそうです。

南アフリカW杯では、日本も含め、守備的になる国が多く、母国アルゼンチンがそのようなやり方で勝ったとしても、評価しないと言うことだと思います。攻撃的な戦いを信条とする、彼らしいコメントだと思いました。

現在の切れ切れな攻撃陣を有するアルゼンチンに、ザックジャパンがどう挑むのか。今から楽しみです。

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