伊那人のサッカーぶろぐ

二十年来のアルゼンチンファンである筆者「Menotti」のサッカー観戦記。U12の少年サッカーも応援しています。

TOP伊那、ベスト8ならず!!

2017年10月30日 21時02分42秒 | 少年サッカー
10/28土曜日、結局、会社のフットサルは遅れていくことにして、雨の中、またまた
松本フットボールセンターへ行ってきました。

この日は、アルウィンで高校サッカーの準決勝も行われていた関係で、駐車場は
激込みで、いつもの道の向こうの駐車場もほとんど満杯、かなり遠くに停める羽目に
なってしまいました。駐車場横のアップ場でTOP伊那のメンバーを見つけ、走って
追いかけ、去年教えていた5年のメンバーに声をかけました。5年生は3人呼ばれている
ようですが、レギュラーはGKのS君だけのようでした。

雨は試合前にはほとんど小雨になっており、影響はないようでした。

Menottiは、入り口で出会ったTOPSTONEの代表のHさんと話しながら試合を見始めました。

相手の須坂については、事前の情報はほとんどなかったのですが、見た目には小柄な
選手が多いように見えました。しかしそれでここまで上がってくるということは、
全体のレベルが高いということです。現に、前の試合でサームに勝った山雅の選手は
決して全部が大柄な選手ではなく、むしろ小さい選手が多かったのです。

試合開始直後のことです。多分、5分も経ってなかったと思いますが、例の5年生GKのS君が
持ち蹴りで放ったボールが、なんと相手に当たって、ゴールにすいこまれてしまいました。
運が悪いというか、プロでもたまに、珍プレーで見るような光景です。

TOP伊那にとって、これが大会での初失点ということになりました。

そのせいか、S君に動揺が見られました。こちらから見てもわかるくらいに・・。
そして、まだ落ち着きが戻らないまま、今度は前に出たところを頭を越されるシュートが
ネットを揺らし、追加点かと思われましたが、幸い、オフサイドがあったようで、得点は
取り消されました。危ないところでした。

その後、徐々に盛り返し、TOP伊那もゴールを脅かし始めます。

去年までのチームしか見ていなかった自分は、今年、加入したという、DFの双子の選手を
見て、その貢献ぶりにびっくりしました。ここまでの試合を無失点で乗り切ってきたのも
うなずけます。守備の読みというかセンスが良く、豊富な運動量で効果的な上りも見せて
いました。

前半、こちらも決定的なシュートがバーに嫌われたり、須坂もなかなか決められずに
いましたが、前半終了間際、素晴らしい崩しから見事なゴールを決められてしまいました。
ちょっと良くない時間帯での追加点でした。

後半は、早く1点取りたいという焦りが、最初から出てしまい、TOPのM君はオフサイドを
連発していました。それでも一本決められれば流れも変わるかと思いましたが、さすがに
須坂のDFも組織的な守備を見せ、突破を許しませんでした。

のこり10分を過ぎたあたりから、こちらはロングボールが増え、ちょっと雑な攻めになり、
須坂は余裕を持って戦っていました。

結局、得点は2-0のまま終わり、TOP伊那の戦いは終わりました。

反対のコートの伊那少年対フォルツァ松本は、遠目で見ていましたが、伊那少年が
押し込まれているようでした。後で聞くと、やはりフォルツァに敗れたようです。

しかし、伊那の2チームが揃ってベスト16に残るなんて、去年の箕輪のベスト4といい、
上伊那のレベルが上がってきたということでしょうか。

次の日はベスト4が決まったはずなんですが、今日の時点で協会HPが更新されていなくて、
詳細がわかりませんでした。エスティーロと篠ノ井はエスティーロが勝ったようでしたが。

3試合目から全然わかりません。早く更新してほしいです。

とりあえず、5年生たちには来年が本番だから、良く試合を見て、その雰囲気を感じて
おくように言っておきました。

また、来年、見に来れるように頑張ってほしいものです。




先ほど協会のHPを見たら、ベスト4が別のページで更新されていました。

なんと、須坂が松本山雅をPK戦の末、破り、ベスト4を決めていました。のこり3チームは
アルティスタ、フォルツァ松本、梓川Aです。

3連覇を目指していた山雅を破るとは、須坂はすごいですね。おめでとうございます。
フォルツァは前評判通りの強さです。そして毎年、良いチームに仕上げてくる梓川、
アルティスタも上位が常連のチームです。

準決勝、決勝が楽しみです。どのチームも頑張ってください!!
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TOP伊那、初のベスト16!!(第41回全少長野県大会)

2017年10月23日 20時14分19秒 | 少年サッカー
昨日の、全国的な雨の中、第41回全日本少年サッカー大会長野県大会の2,3回戦が行われました。

自分は4月から、離れた土地で単身赴任の身なので、今までのように、大会の展望だとか、
近隣のチームの状況なんかを書くこともできず、ただ、どうしても習性のように結果が
気になって、サッカー協会のHPを覗いていました。

ここ数年、長野県サッカー協会のページ更新が非常にスムーズになって、次の日には
結果がアップされるので、非常に助かります。

先週は初戦の上伊那同士の戦い、南箕輪戦を制し、2回戦へと進んだ、TOP伊那でしたが、
昨日の2試合で、見事2勝を決め、初のベスト16へと駒を進めたのです。

今まで、TOP伊那は3回戦までは進んだことはありますが、それ以上がありません。

確か6年ほど前のMenotti長男の代と、その一つ上の代で2回連続で3回戦、チラベルトも
3回戦まで進んだのですが、どうしても壁が破れませんでした。

3年前の全少は奇しくも同じ場所(千曲サッカー場),同じ相手(中野)に初戦で敗れています。
この時の中野はベスト4まで勝ち進んだ強豪でした。その中野にリベンジしてほしい、
という思いを持っていたのですが、その次も勝ってしまうとは。

正直なところ、次の相手は、チラベルトで3位になっている南松本が来るのではないかと
思っていました。まあ、自分にとってのデータは、去年のチビリンピック、
U11のプレミアリーグ、今年のチラベルトカップ、上伊那U12リーグの結果しかないので、
それに基づいての予想しかできないんですが・・・。

しかし、その南松本に、箕輪が勝ち、箕輪対TOP伊那が戦って、PK戦の末、TOP伊那が
勝ったということです。

そして、さらに伊那少年も諏訪を破って、ベスト16に名乗りを上げているではありませんか。

去年の箕輪のベスト4といい、最近、上伊那のレベルが上がってきているような気がします。

そして、ベスト8をかけて、28日は松本で、TOP伊那は戸上を破った須坂と、伊那少年は
フォルツァ松本と、同時刻11:30より、同じ松本フットボールセンターで戦います。

先日は高校サッカーで行ったばかりですが、土曜は、あの会場に伊那市民の割合がかなり
多くなることでしょうね。かく言う私、Menottiも久々の帰省でちょうどその時間、会社の
フットサル大会なのですが、去年の教え子の5年GK、S君が正GKとしてゴールを守っている
と聞くし、数年前の中野に負けた時の5年生、今MACサルトのR君の弟、M君も頑張っているしちょっとだけでも松本に駆けつけようかと思案しているところです。

もし、土曜に勝てば、次の日はベスト4をかけて、松本山雅とサームAの勝者との対戦です。
去年の全少決勝のカードですね。このどちらかと当たるというのもすごいことです。

TOP伊那の同門チーム、TOPSTONEは残念ながら松本エスティーロに負けてしまいましたが、もちろん、実績から言えば、TOPSTONEが上です。長野県を制したこともあれば、準優勝もあるし、ベスト4もあります。TOP伊那もそこまで目標を高く持って、頑張ってほしいです。
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アルゼンチン、最終節でロシアへの切符をゲット!!

2017年10月11日 22時15分13秒 | ワールドサッカー
アルゼンチンがワールドカップへの権利を得るのに、ここまで苦労したのは初めてです!

最終節を前に、プレーオフの5位どころか、そのまま予選敗退の6位と、まさに崖っぷち
でした。それだけ、南米の予選が激戦ということが言えると思います。

最終節で3位から7位まで可能性があったと聞きます。アルゼンチンは勝てばもちろん
5位以上確定ですが、最終戦、南米予選の特徴でもある、エクアドルの高地での試合。

これらの国(エクアドル、ボリビア)は、アウェーではブラジルなど強国に負けますが、
ホームでは無類の強さを見せつけます。2800メートル級とは駒ヶ岳の頂上で90分間、
代表の厳しい戦いをするということです。これにはメッシもネイマールも関係ありません。
とにかくキツイらしいです。

それで、このエクアドルのキトでは16年間、アルゼンチンに勝利はなく、つまり、
メッシはここで勝った経験がないはずです。

ところが、今日、ネットの速報で、アルゼンチンがメッシのハットトリックで3-1と
快勝し、一気に最終順位を3位に上げ、見事W杯への切符を手にしたことを知りました。

しかも、開始早々に失点した後の、見事な逆転だったそうです。

4位、5位のコロンビア、ペルーが引き分けたため、アルゼンチンにとって最高の結果です。
5位はペルーとなり、プレーオフに回りました。

これにより、最悪の悪夢を味わったのが、3位だったチリです。
最終節、すでにロシア行きを決めているブラジルに3-0で敗れ、一気に6位となり、
予選敗退です。チリと言えば、南米王者のはず・・・。アレク・サンチェスやビダルなどの
スターを擁するあの強豪が・・・。ブラジルはよく、全力で戦ってくれました。

アルゼンチンは多分、本戦ではかなり行ってくれると思っています。

現監督のサンパオリは、個人的に好きなビエルサと近いものを感じていて、これから
スター軍団をまとめて、メッシに最後のワールドカップを掲げさせてくれることを期待します。
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赤穂の終戦とアルゼンチンの危機

2017年10月09日 21時41分08秒 | ワールドサッカー
この3連休は、高校サッカー選手権の3回戦が行われるため、前日、雨の中、私Menottiは、
伊那に帰省していました。

土曜は、幸いにも雨は午前中で上がっていたので、試合の行われる14時には、
松本フットボールセンターは日も差してきて、暑いくらいです。

Menotti長男が所属する赤穂高校は、1回戦、強豪の中野西をPK戦の末、下し、2回戦は
我が母校の長野高専を3-0と退けて、3回戦に進んできました。そして3回戦の相手は
駒ヶ根ダービーと言ってもよい、駒ヶ根工業でした。

駒工と対戦するのに、わざわざ松本で?と思うのですが、仕方ありません。
駒工はシード校なので、3回戦からの登場になっているわけです。

ただ、駒工とは高校総体でも対戦し、同点、PK戦の末、勝っています。
しかし、その後、赤穂は3年生の何名かは引退し、選手権には残った3年生と、
2年、1年のチームで臨んでいました。

当然、3年は負けたらそこで高校サッカーは終わりとなってしまいます。
どこまで、この仲間とサッカーが続けられるか、そんな崖っぷちの戦いが続いていました。

ここ、松本フットボールセンターは、Menottiも長男も、いろんな思い出がU12の頃から
あり、それも良くないものが多い、相性の悪い場所です。全少長野県大会、チラベルト杯、
大きな公式大会では、勝ち抜くと、大概、ここのグランドか、近隣の芝グラウンドで、
試合が開催されます。

いつぞやの大会で南箕輪と対戦し、PK戦で長男が外した思い出が脳裏に甦り、一抹の
不安をおぼえたのも事実です。そしてそれが・・・。

試合は自分が見た限りでは、正直、赤穂のペースとは言い難い試合でした。
粘り強い守備で、相手の攻撃を何とかはじき返してはいましたが、如何せん、
セカンドボールをほとんど相手に拾われ、波状攻撃を食らっていました。

開始5分で先制され、苦しい時間が続き、同点に追いついて、こちらのペースになるかと
思われたのですが、追加点が取れず、このまままたPK戦かと思われた終盤に勝ち越し点を
献上してしまい、もうほとんどあきらめかけていたのですが、最後まで選手たちは
あきらめず、最後の最後で1点目も決めた赤穂の10番、K君が起死回生の同点弾を決めて
くれました。

そしてそのままPK戦へ・・・。メンタル的には赤穂有利と思ったのですが、PK戦は
一人目、二人目と赤穂が連続でGKにセーブされ、3人目は決めたのですが、相手は
3人とも決めていました。

4人目に登場はMenott長男でした。最初から嫌な予感はあったのですが、案の定、
甘いコース、スピードも中途半端なシュートで、GKにセーブされてしまい、
その時点で敗戦が決定しました。自分が外して高校サッカーが終了してしまった
ということもあったのか、その場で泣き崩れて、しばらく動けなくなっていました。

よくテレビで見たシーンです。ドイツでの中田ヒデのようでした。

後で長男に家で聞いたのですが、あれがもし、自分だけが外して負けたのであれば、
もっとえらいことになっていたと・・・。同じ3年の仲間が外していたので、
気持ち的には救われた部分もあったようです。

そして、PK戦の時に思ったのは、試合の中でMVP級の活躍だった、K君がPK戦で1番手と
なっていたのは、ちょっと可哀想な感じもしました。順番は決まっていたのかも
知れませんが、自分の認識では、試合の中で点を決めたり、活躍した選手は、PK戦で
決められないケースが結構あると思っていて、例えばW杯のアメリカ大会の時の
イタリア代表、ロベルト・バッジオのように・・・。(結果論かもしれないですが)

ほとんど負け試合と思った試合をPK戦まで持っていった殊勲の選手だったので、余計に
もったいないというか、残念でしたね。まあ、PK戦は運がほとんどということもあるし、
全員が良く頑張ってここまで来れたと思います。お疲れさまと言いたいですね。

駒工は来週、松本第一との対戦です。もちろん、かなりの強敵だと思いますが、赤穂の
分まで頑張ってもらいたいと思います。上伊那、そして南信の躍進を祈っています。


祈るといえば、ロシアW杯に向けた各地の予選ですが、アルゼンチンが大変な事態に
なっています。

南米予選は、いつも大変な激戦なんですが、メッシを擁するアルゼンチンが、最終戦を
残して、現在6位と、プレーオフ圏外に追いやられているのです。

最終戦で、4位、5位のコロンビア、ペルーが直接対決なので、アルゼンチンはエクアドルに
勝てば、プレーオフの5位以上に入れるのですが、エクアドルはアウェー戦、キトでの
対戦です。この高地での対戦は2800mという空気の薄い環境のため、アルゼンチンはこの
16年、キトでの勝利がないのです。

アルゼンチンは過去、W杯での優勝が2回、準優勝が3回という実績と、出場回数も、
ブラジル、ドイツ、イタリアに次いで、4位を誇る伝統国です。
そんなアルゼンチンがロシアW杯にでられず、メッシも、ディ・マリアも、ディバラも、
アグエロも、イグアインもロシアで見れないなんて、ちょっと考えたくもないことです。

試合は明日・・。放送はもちろんありませんが、ネットで朗報を祈りながら待つしかないですね。

とにかくW杯の本戦に出てくれれば、予選で苦労した方が、本戦で良い成績が残せることが
多いので、何とか頑張ってほしいです。

実際、南米予選で断トツ1位だった、2002年の日韓大会では、あっさりグループリーグで
姿を消してしまいました。(ビエルサ率いる魅力的なチームで、優勝の声もあったんですが・・)

メッシが、ロシアで有終の美を飾る姿を想像しながら、アルゼンチンの踏ん張りに期待します。
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