先日、小雨の降る、松本フットボールセンターで第10回チラベルトカップの3回戦に挑んできた
わけですが、結果は3回戦、今年の全少長野県王者、アルティスタさんの前に完敗でした。
もっと大雨で、アルティスタさん得意のパス回しが自在にできなくなったら、うちにもチャンス
があるのでは、なんて勝手に思っていたのですが、雨はそれほどでもなかったし、それ以前に
個の力の差がはっきりと出てしまった感じでした。点差は3点でしたが、実際にはそれ以上の
差があったように思いました。
うちは本来、伊那東小がこの日運動会で、主力のほとんどが出場できない予定でした。それで
今週はそれ以外の出れるメンバーだけで出るつもりで練習してきました。コーチもMenottiは
この東小の役員をやっている関係でやはり欠席予定、代わりに宮田のTコーチが采配を
ふることになっていました。ところが、前日に雨の可能性が高いことから運動会の順延が
決まり、急遽、フルメンバーで出られることになったわけです。しかし今更元に戻すわけ
にもいかず、結局Tコーチが、最後である6年生を全員先発させるということで落ち着いた
のです。
この日、朝早くから会場入りし、入念にアップを行ったこともあり、試合開始から、しっかり
走っていたTOP伊那のメンバーでしたが、本当に決まりごとのように、GK含め、後ろから
回しながらビルドアップしてくるアルティスタさんに対し、うちの前線は振り回されるシーンが目立ち
ました。
ピッチが通常なら、これは容易に予想できる展開でした。それでも、相手のシュートミスにも
助けられ、前半は0-2で折り返すことができました。先取点はサイドに引っ張り出された
CBのMenotti息子が、相手5番に振り切られ、そのままGKと1対1になり決められて
しまったもので、もう1点は確か、右からのセンタリングをヘッドでうまく合わされてしまった
ものでした。DFの連携ミスとも言える失点です。
それでも今のTOP伊那はこのくらいであきらめるチームではなくなっていました。
先週の2回戦、松本松島戦も同じ点でした。ハーフタイムにはあの時と一緒だから
後半なんとか1点取ろうと話しました。正直前半は、こちらのシュートらしいシュートは
1,2本位しかなく、ミドルシュートもほとんど見られない展開でした。
なので、後半は何とかもっとシュートを打って、まずは1点、と言うところからでした。
うちのディフェンスは前半、頑張って高いラインを保ち、オフサイドを何度も取っていました。
ダブルボランチ気味に置いた、K君とTK君が今ひとつ本調子を出せていない感じでした。
この二人が活躍しないとTOP伊那は苦しいと言うことです。後半、きっかけを作って欲しい、
そんな気持ちでした。
後半、5年の主力、G君と4年のYM君を投入し、ほぼ、CATV杯と同じメンバーになった
のですが、前線の選手は、攻撃の仕事をほとんどさせてもらえませんでした。
YM君もボール回しに振り回され、前でカットできぬまま、疲労のみ、たまる展開。
G君も相手SBの網に刈り取られるように、ボールを奪われてしまいます。
真ん中にチャンスありとも思ったのですが、キープできず、ドリブルでも持ち込めず、
前半より停滞した感じの中、それまで好セーブを続けていたうちのGKがCKをファンブル
してしまったオウン気味の点で3点目を献上、最後まで1点を目指しましたが、
無情にも終了の笛を聞きました。
選手達にも特に涙はありませんでした。それほどの完敗であったし、格の違いを見せつけ
られたのでした。
この後、4回戦で飯島がこのアルティスタに挑戦しましたが、あの飯島でも0-3と完封され、
内容的にはうちより健闘したように見えましたが、結果はうちの点差と同じです。
上伊那のレベルも、さらに上げないとだめですね。結局、上伊那のチームは、4回戦までで、
すべて負けてしまいました。飯島-アルティスタ戦の隣で、TOPSTONE-岡谷東部戦を見ました。
かなり緊迫した展開でしたが、岡谷東部が競り勝ち、準々決勝に進みました。
日曜にはベスト4まで決定した模様です。あのアルティスタも、神川さんの前に敗れ去った
ようです。山雅もNPICに負け、残る二つのイスは昭和とセダックあたりでしょうか?
だいたい、全少でも常連のチームが残ってきた感じです。自分が見た感じでは、昭和が本命、
神川が対抗、と言ったところか・・・。でもわかりません、何が起こるか。それがサッカーです。
ただ、全少、チラベルトの連覇は難しいと言うことは確かです。