伊那人のサッカーぶろぐ

二十年来のアルゼンチンファンである筆者「Menotti」のサッカー観戦記。U12の少年サッカーも応援しています。

2011チラベルト総括1

2011年10月18日 02時14分44秒 | 少年サッカー

 

先日、小雨の降る、松本フットボールセンターで第10回チラベルトカップの3回戦に挑んできた

わけですが、結果は3回戦、今年の全少長野県王者、アルティスタさんの前に完敗でした。

 

もっと大雨で、アルティスタさん得意のパス回しが自在にできなくなったら、うちにもチャンス

があるのでは、なんて勝手に思っていたのですが、雨はそれほどでもなかったし、それ以前に

個の力の差がはっきりと出てしまった感じでした。点差は3点でしたが、実際にはそれ以上の

差があったように思いました。

 

うちは本来、伊那東小がこの日運動会で、主力のほとんどが出場できない予定でした。それで

今週はそれ以外の出れるメンバーだけで出るつもりで練習してきました。コーチもMenottiは

この東小の役員をやっている関係でやはり欠席予定、代わりに宮田のTコーチが采配を

ふることになっていました。ところが、前日に雨の可能性が高いことから運動会の順延が

決まり、急遽、フルメンバーで出られることになったわけです。しかし今更元に戻すわけ

にもいかず、結局Tコーチが、最後である6年生を全員先発させるということで落ち着いた

のです。

 

この日、朝早くから会場入りし、入念にアップを行ったこともあり、試合開始から、しっかり

走っていたTOP伊那のメンバーでしたが、本当に決まりごとのように、GK含め、後ろから

回しながらビルドアップしてくるアルティスタさんに対し、うちの前線は振り回されるシーンが目立ち

ました。

 

ピッチが通常なら、これは容易に予想できる展開でした。それでも、相手のシュートミスにも

助けられ、前半は0-2で折り返すことができました。先取点はサイドに引っ張り出された

CBのMenotti息子が、相手5番に振り切られ、そのままGKと1対1になり決められて

しまったもので、もう1点は確か、右からのセンタリングをヘッドでうまく合わされてしまった

ものでした。DFの連携ミスとも言える失点です。

 

それでも今のTOP伊那はこのくらいであきらめるチームではなくなっていました。

先週の2回戦、松本松島戦も同じ点でした。ハーフタイムにはあの時と一緒だから

後半なんとか1点取ろうと話しました。正直前半は、こちらのシュートらしいシュートは

1,2本位しかなく、ミドルシュートもほとんど見られない展開でした。

 

なので、後半は何とかもっとシュートを打って、まずは1点、と言うところからでした。

うちのディフェンスは前半、頑張って高いラインを保ち、オフサイドを何度も取っていました。

 

ダブルボランチ気味に置いた、K君とTK君が今ひとつ本調子を出せていない感じでした。

 

この二人が活躍しないとTOP伊那は苦しいと言うことです。後半、きっかけを作って欲しい、

そんな気持ちでした。

 

後半、5年の主力、G君と4年のYM君を投入し、ほぼ、CATV杯と同じメンバーになった

のですが、前線の選手は、攻撃の仕事をほとんどさせてもらえませんでした。

YM君もボール回しに振り回され、前でカットできぬまま、疲労のみ、たまる展開。

G君も相手SBの網に刈り取られるように、ボールを奪われてしまいます。

 

真ん中にチャンスありとも思ったのですが、キープできず、ドリブルでも持ち込めず、

前半より停滞した感じの中、それまで好セーブを続けていたうちのGKがCKをファンブル

してしまったオウン気味の点で3点目を献上、最後まで1点を目指しましたが、

無情にも終了の笛を聞きました。

 

選手達にも特に涙はありませんでした。それほどの完敗であったし、格の違いを見せつけ

られたのでした。

 

この後、4回戦で飯島がこのアルティスタに挑戦しましたが、あの飯島でも0-3と完封され、

内容的にはうちより健闘したように見えましたが、結果はうちの点差と同じです。

 

上伊那のレベルも、さらに上げないとだめですね。結局、上伊那のチームは、4回戦までで、

すべて負けてしまいました。飯島-アルティスタ戦の隣で、TOPSTONE-岡谷東部戦を見ました。

かなり緊迫した展開でしたが、岡谷東部が競り勝ち、準々決勝に進みました。

 

日曜にはベスト4まで決定した模様です。あのアルティスタも、神川さんの前に敗れ去った

ようです。山雅もNPICに負け、残る二つのイスは昭和とセダックあたりでしょうか?

 

だいたい、全少でも常連のチームが残ってきた感じです。自分が見た感じでは、昭和が本命、

神川が対抗、と言ったところか・・・。でもわかりません、何が起こるか。それがサッカーです。

ただ、全少、チラベルトの連覇は難しいと言うことは確かです。

 

 

 

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チラベルト初日~敗戦を糧に~

2011年10月17日 20時46分42秒 | 少年サッカー

 

10月8日はチラベルトカップ初戦でした。我がTOP伊那は帰国したてのUコーチが率い、松本

山辺運動広場で、真田戦、これに勝つと松本松島-東北デルソーレの勝者と対戦します。

この二試合、すでにいくつかのブログにもアップされたので、今から詳細は書きませんが、

Menottiなりの視点で書いてみます。

 

自分としては、全少で松本松島に相当強いイメージがあったので、もし、真田に勝ったとしても、

松本松島には厳しいかな?と思っていました。選手達も直接話してはいませんが、そんな

雰囲気だったと思います。すでに松本松島が勝つ想定でしたが、実際、東北デルソーレも

弱いチームではありませんでした。ここは長野市のチームというのは、一応長野で暮らした

こともあるMenottiなのでわかりましたが、強さまではわかりません。試合を見て、これは

どちらが勝っても厳しい試合になると感じました。

 

真田戦ですが、先制したのは良かったけど、不用意に失点して同点に追いつかれ、いきなり

PK戦かと思われた時に、K君のビューティフルゴールが決勝点。この時は、このチームの

メンタル面の成長をすごく感じました。CATVでの敗戦が無駄でなくなった瞬間だと思いました。

 

そして、次の試合、さらにそれを実感することとなりました。0-2で敗戦ムードが

漂う中、ハーフタイムに自分たちでメンバー交代を提案し、点を取りに行く布陣とすると、

その通りにねばり強く点を取り、相手の不安に付け込むように攻め続けて、ついには同点。

 

こうなるとメンタルでは有利です。PK戦の時、二番手に指名されたMenotti息子でしたが、

どうしても去年の全少3回戦、南箕輪戦のPK失敗が脳裏をよぎります。本人はどうだったか

わかりませんが、(キーパーの動きを見て逆に蹴り込んだ、と本人は言っていましたが)

落ち着いて決め、最後もTK君が決め、二番手に失敗した松本松島にPK3-2で勝利しました。

 

思えば、真田戦の勝利が、チラベルト初勝利だったのです。昨年、雨の中、南松本にFKを

決められ、後半、怒濤の攻めもついにゴールを割ることができずに初戦敗退。それまでも

常に初戦敗退だったTOP伊那です。CATV杯に続き、またも新しい歴史を作りました。後輩達には

さらに上を目指していってもらいたいものです。

 

個人的には、それらの現場に立ち会えたことがとても光栄に思いました。

松本松島の後半、今まで出場のない控えメンバーのアップが始まり、これまでか、という

気持ちが正直芽生えました。しかしCATVでの敗戦を糧に、伊那少年戦を競り勝ってきた経験が、

選手達を強くしたのだと思いました。

 

次週の3回戦、相手は長野県チャンピオンのアルティスタ。運動会と重なり、メンバーは

どうなるかわかりませんが、出れるメンバーにとっては、貴重な経験になることは間違いない

ことです。経験を無駄にしないように、精一杯戦ってください。

 

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