伊那人のサッカーぶろぐ

二十年来のアルゼンチンファンである筆者「Menotti」のサッカー観戦記。U12の少年サッカーも応援しています。

初めての南信大会

2014年11月25日 19時36分47秒 | 少年サッカー
南信大会は、上伊那の6年生リーグの上位4チーム、諏訪、岡谷地区から2チーム、
下伊那地区から2チーム、計8チームが集まってトーナメントを戦う大会でした。
主管は南箕輪さんで、上伊那以外のチーム選考はどうなっているのかわかりませんが、
とにかく、強いチームが集まってくると思えば良いでしょう。我がtop伊那は、今年
CATV杯で準決勝に進み、3年前にも南信大会の出場権を得たものの大会中止になって
出られず、その時以来の権利を得て、今年は無事開催されたので、初めての出場を
果たしたというわけです。

リーグでは5位だった実力ですから、この大会の参加チームでうちよりも弱いチーム
なんてどこもありません。初戦で当たる岡谷東部も強豪の呼び声高いチームでした。
元TopstoneコーチのTさんとは顔見知りです。選手権で伊那少年に初戦で負けた
事実はあるのですが、この時は主力がいなかったという後日談もあることから、
当然手ごわい相手のはず。

今日の会場は大芝グランドなので、いわばホームのような物です。上伊那勢の
躍進を期待していたのですが・・・。結果から言うと、ベスト4に残ったのは、
箕輪のみでした。

うちの初戦の岡谷東部とは、立ち上がり、3分ほどでカウンターから得点しました。
相手のGKは専門の子ではなく、フィールドメンバーを交替で使う方針のようです。
全体的にGK含め、上げてくるチームで、なおかつパスを回してサイド攻撃を徹底
しているようでした。宮田と似ていますが、足元の技術はしっかりしている印象
でしたね。うちはパスを回されて、裏にスルーパスを出されると、簡単に失点して
しまう悪い癖というか弱さがあります。DF3人中2人が女子ということも少しは関係
あるのかも知れないですが・・・。

ただ、上げてくるチーム自体は、最近だいぶ前も慣れてきて、カウンターから得点
できるようになってきて、この試合も、前半で同じようなカウンターからもう1点、
奪うことに成功しました。さらに何度も決めるチャンスがありながら、そこはやはり
まだ甘い部分で、結局前半2-0と、まずまずの滑り出しです。

ハーフタイムは2-0という得点差からも、試合の展開からも危険な匂いがぷんぷん
していたので、危険な得点差だし、気を抜かないよう、次の1点が勝負になる、と
言いました。そして後半、その次の点が、後半早々に相手に入ってしまいます。

ほとんど相手FWの個人技に裏を取られた感じでした。あまりに早く1点返され、
そこからは相手が完全に息を吹き返し、波に乗ってしまいました。

不運なGKミスによる点もあったような気もしますが、終わってみれば2-4と見事に
逆転負けです。ベスト4の夢もあっけなく崩れました。

この大会は、負けても最後まで順位を付ける試合が行われます。全チーム3試合は
行うことになっています。岡谷東部に負けた我々は、上郷に負けた南箕輪と、
上伊那同士の争いです。

この試合からは招集した5年生を使うと明言していたので、相手は南箕輪でしたが、
5年を積極的に使っていきました。このタイプのチームには、一対一のフィジカル
が強くて、足も速い5年のDFが良いような気もしたので、レベルの高い相手を体験
させるためにも、5年を出したのです。

前半は相手に良いようにやられてしまい、特に主将?のO君の活躍が目立ちました。
前半終わって確か0-2で負けていました。

後半はさらに5年を使ったのですが、DFはそれなりに機能していました。そして相手
は好調のO君をなぜか下げたので、こちらの中盤が機能し始め、ポジションもそれなり
に変えて、あれよという間に同点まで追いついてしまいました。キャプテンR君
も気迫あふれるプレーを見せていたし、5年DFも頑張っていました。

そして決勝点が入らずにPK戦へ突入です。うちが3人とも全部決めたのに対し、
南箕輪は先頭が大きく上に外してしまい、何とか南箕輪に勝つことができました。

最終戦は前日、センゴクにも来ていて、うちの上を行った諏訪との対戦です。
このチームは、かなりうまくて早い女子が何人かいるチームです。うちのチームの女子
と、トレセンで一緒にやっている関係で、なんだかやりづらそうでした。向こうには
ナショトレメンバーもいるみたいで、今年の全少県大会で準優勝ですから、強い
はずですね。センゴクでは惜しくも南松本に敗れたようですが・・。この日も初戦で、
箕輪に金星を献上してしまったみたいです。

試合が始まってみると、攻撃は、スルーパスに抜け出して裏を狙う意識がしっかり
できていて、良いチームでした。全体にスピードと連動性があって、フィジカルも
強かったです。うちは5年も経験を積ませるために、使いましたが、結果は完敗。
0-4でした。しかしこの大会でも、多くの経験ができたと思います。

特に5年生は、6年の、しかも上伊那だけでなく、下伊那、岡谷諏訪の強豪との公式戦
は、そう簡単に経験できるものではありません。6年の人数が足りず、6年生リーグに
も何人か呼んでいますが、レベルの高いチームと試合をすることが、絶対にレベル
アップにつながるはずなので、今の5年は知らずのうちに、強くなっている事と思い
ます。6年も、上伊那のリーグだけでなく、こうして高レベルなチームとやって
負けることで、もう一段上に行ってほしいと思っています。

5年は下伊那フェスティバル、6年はフォルツァメモリアルカップがあるので、また
そこで、厳しい戦いを経験してもらいたいと思います。

メモリアルカップは初日、学校行事の関係で5年が出れないので、4年を呼びます。
下伊那フェスティバルも初日は良いけど、二日目は学校行事で5年がほとんどいません。
メンバーがいない中で、どれだけ団結してできるかも重要です。最後まであきらめず
頑張ってください。
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アルビセレステのリベンジ~第10回センゴクドリームカップ~

2014年11月22日 07時19分28秒 | 少年サッカー
今年の11月は大会ラッシュが第二週目から続きます。
その最初となるのが上田で行われるセンゴクドリームカップです。今の6年が
4年の頃から参加させてもらっている大会で、U10 準優勝、U11 3位といずれ
も盾や賞状を頂いています。今年はU12のカテゴリーで、優勝を目指し、
張り切っていました。

ただ、今年は組み合わせ抽選を当日行うということで、7時半には現地に
到着しなくてはならず、南信からは、実は長野や中野に行くよりも遠いと
いう上田では、4時に起きて、5時には出発しないと間に合わない時間です。

子供たちにはちょっと厳しい時間でしたね。来年以降、考慮してもらえたら
うれしいです。

今年はチームの女子が県リーグの方で持って行かれてしまい、またも宮田の
助っ人を頼むことになりました。去年のメンバーがいいかなとも思ったの
ですが、なるべく違うメンバーに出場の機会を与えたいという宮田Hコーチの
意向もあり、去年と全く違った選手を借りました。約三分の一が宮田の助っ人
です。

当日の朝は意外に早く着いたので、組み合わせ抽選も自分で引くことが
できました。グループ7,8チームの中で2試合行って勝ち点、得失点で
1,2位を決め、二つのグループの1位同士が決勝、2位同士が3決という、
この大会独特のルールは例年通りです。かくして今年のうちの対戦は、なんと
選手権で負けた坂城と、主催者チームである東上田となりました。またも
因縁の坂城と当たるとは思いもしませんでした。15チームもある中で・・・。

東上田も去年、一昨年と当たっています。これも因縁ですね。

坂城には是非ともリベンジしたいと思っていたので、千載一遇のチャンスでは
あります。この大会システムにより、2勝しても1位どころか2位すら保障
されない状況で、僅差で2勝しても厳しいのはわかっていましたが。

初戦の東上田戦も、楽な試合ではありませんでした。去年も確か苦戦したので
憶えています。大柄な選手が多く、自由にはやらせてもらえません。
まして、うちの決定力のなさも影響し、勝ちはしたものの、2-0という
何とも不安な点差でした。

この大会、15分ハーフというのも逆に難しいのです。

二試合目はいよいよ坂城戦、例の女子はメンバーにいるようでした。そう言えば
諏訪の女子たちも3人くらいはいるみたいで、何でうちの女子は県リーグで、
この女子はセンゴクに出てるんだろう、と思いました。坂城の女子はうまくて、
攻撃の中心の一人なので、この子がいなければ、楽に運べたかなーと思っていた
のですが・・・。

試合は一進一退で、先制、追加点と上々の滑り出しだったのですが、同点に
追いつかれ、まずい状況になりました。今回、ワントップにしたR君(キャプ
テンのR君ではなく)が良く頑張ってくれて、うちには少ない決定力をある程度は
見せてくれました。うちのR君もさすがにリベンジに燃えていたのか、外しは
していたものの、随所に体を張ったプレイを見せてくれました。

選手権では選手証が届かずに2名のDFを使えず、ちょうどそこを、あの上手な
女の子にやられて先取点を献上して、結果的に負けてしまったのですが、今回は
この女の子には自由にやらせず、最後は4-2にして、何とかリベンジを果たすことが
できました。ただ、この2試合で2勝したものの、得失点差は+4しかいかず、
サガン上田というチームに6-0で勝っている諏訪が、東上田戦で勝てば、自動的に
一位が確定です。負けるか引き分ければうちが一位の目もあったんですが・・・。

一縷の望みに賭け、諏訪の試合を見ました。何だか去年と同じです。東上田は
良く頑張って、一時同点になったので、このまま引き分けてくれれば、と期待
したんですが、後半突き放し、結局、うちは2位でした。ここも去年と同じです。

3位決定戦は、茅野玉川でした。ここも飯田市長杯で逆転負けした相手です。
ここに勝てれば、ダブルリベンジ達成となります。しかし、前回同様、茅野玉川は
強かったです。ゴール前の落ち着き、CKからのセットプレーも見事で、あっと
言う間に2点先行され、確かカウンターから1点返し、同点に追いつこうという
ところで、後半突き放され、PKをもらって決めたりもしたのですが、結局、最後
2-4で敗れました。これは実力だと思いましたね。

4位だと何ももらえないのはわかっていたので、別会場の閉会式にも出ず、帰路に
着きました。優勝は南松本、準優勝が諏訪、3位茅野玉川でした。順当な結果です。

やはり朝が早いと疲れます。腰もかなり痛くて、でも次の日は南信大会です。
気持ちを切り替えて、臨まなくてはいけません。初戦はあの岡谷東部と当たるのです。。
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昇格!

2014年11月12日 21時11分52秒 | 少年サッカー
山雅がJ1昇格を決めた日に、U15の県2部は天王山を迎えていたことは、
先日書いた通りですが、その試合を制したTopstoneは、先週末、須坂で
最終戦を迎えていました。Menottiは二男の群市音楽会があったため、そちら
の担当で見には行けませんでしたが、長男のJrユースの最後の公式戦という
ことで、いつも通り、母が見に行ってきました。最終戦の裾花戦は、僅差で
敗れたようですが、当該チームの須坂がアルティスタに負けたため、その
時点で、Topstoneの県1部昇格が決定しました。

中1の時から、見る機会はそれほどなかったのですが、3年の試合を見ると、
チームとしてのまとまりが出て来たかなーと感じさせられました。この3年
がU12の頃に、伊那と宮田を混ぜて出た大会を見たことがあり、その頃から
この学年は、それほど飛びぬけてうまい子がいるわけでもなかったと思います。

中学になって、別のチームに入った子もいるし、逆に上伊那のチームから
Topstoneに入った子もいます。この学年で良かったのは、メンバーのまとまりが
比較的良かったことや、熱心な保護者が協力を惜しまなかったことが、今回の
結果を生んだのではないかな、と思いました。

もちろん、コーチの志や、チームのバックアップ体制も欠かせない要因です。

小学生と中学生の違いはありますが、1学年で一人以上のコーチがいて、
誰かが来れなくても他のコーチが見てくれるというのは、選手は恵まれている
と思うのです。グランドや、雨の日の体育館も、ほぼ確実に押さえられていて、
伊那のJrはことごとく雨などで中止になっても、Jrユースは複数の屋内施設
がキープされていました。

来年、後輩たちが県1部で戦う権利を得たわけですが、Jではないけれど、
やはり、まずは残留することが大事だと思います。当然1部と2部では
対戦相手のレベルも全然違うわけで、先輩の上げてくれたカテゴリーを、後輩
達は必死で守っていってほしいと思います。そして今、Jrで頑張っている
選手たちは、Jrユースに上がって、そのポジションをキープし、さらには
上を目指してもらいたいと思います。

Jrユースの3年の選手たち、コーチの皆さん、関係者すべての方に、
この場を借りて、おめでとうございますと言わせてください。

たまに見に行くと、ぽっと出の様に言われてしまうんですが、自分としても
Topstoneのすそ野でU12の選手を育てているわけで、これから有望な新人が、
Jrユースに入って、活躍してくれればうれしいですね。
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県1部とJ1への道

2014年11月05日 23時25分01秒 | 少年サッカー
先週は3連休のところが多かったようですが、天気はあまり良くなかったですね。

こちらは1日が5年生の交流試合とJrユースの試合、2日は6年が伊那少年さん
とみすずさんとの練習試合でした。

前日の雨がそのまま降り続き、1日の5年交流会は中止となりました。Jrユースは
県1部への昇格を賭けた天王山の試合、しかもホームというべき伊那陸の芝生と
あって、雨天決行です。こちらとしては5年の長谷に行ったり来たりすることを
考えれば、伊那陸に専念できてむしろ良かったです。どちらにしても、伊那陸は
行くつもりでしたから・・・。

相手は須坂ヴェンセールです。ここで勝つと昇格にグッと近づくという事でした。
JrユースのKコーチからも、異例の応援要請がTopstone全体に出された位です。

雨でしたが、デジタル一眼を持ち出して、ちょうど大原学園を追いかけていた、
あの頃を思い出しましたね。

雨は結局やむことはなく、ずっと降っていましたが、ベンチコートを着て、傘を
さしながら、交流会の無くなった5年の二男と共に応援していました。

試合は、立ち上がり、Topstoneはかなり硬くなっているようでした。地に足が
着かないというか、濡れたピッチでボールが走ることもあってか、Menotti長男
と共にこのチームに入ったK君のパスはつながらず、コートのサイド、エンドを
割ってしまいます。中盤でも相手の出足に先を越され、インターセプトされる
場面が目立ちました。こうなると当然相手が優勢で、チャンスを数多く作り、
何度もゴールを脅かされることになります。CKも何度か危ないシーンがあり、
これはいつ取られてもおかしくない、そんな雰囲気が漂っていました。

特に相手の左サイドの8番は、太目に見えながら、素早いテクニックと突破力を
持ったサイドアタッカーでした。ただし、一人で決めきるだけのシュート力が
なかったのか、運が悪かっただけなのか、得点までは至りませんでした。
これはこちらにとってはラッキーだったと思います。

こういう展開はいつでもどこでもそうなんですが、決められる場面を何度も
逃しているうちに、流れが相手に行ってしまうということです。

結局、前半を0-0で凌ぎ切ったTopstoneは,後半、スタミナの切れ始めた
須坂の中盤で、ボールが持てるようになり、徐々にパスも通るようになりました。
前半はできなかった、サイドの突破からのチャンスも見られるようになり、
相手がミスしていたシュートをこちらはきっちり決め、後半、序盤に待望の
先取点がTopstoneに入りました。

ちなみにMenotti長男は前半、あまりやったことのない2トップの一角で、
ほとんど機能できておらず、途中でハーフに下がっていました。最近はこの
ポジションが多いようです。そして後半、長男を下げて元気の良いメンバーを
投入すると、まあ、そのせいだけでもないでしょうが、その直後に先制したと
いう訳です。

そこからは前半とは両者別のチームのようでしたね。こちらは俄然動きが良く
なり、何度もゴールを脅かすのに対し、須坂はとたんに足が止まってしまった
ように見えました。こんなに違うのかと思いましたが、以前もこのような展開
になったことがあるようです。

必死で追いすがろうとはしていたと思いますが、2点、3点と追加されるたびに
さらに足が止まってしまい、終わってみれば3-0の完勝で昇格に弾みをつける
ことができました。

この雨の中、ホームで、Jrも含めた応援を背に受け、さすがにうちが有利
だったと思いますね。伊那の5年生も交流会がなかったので何人か応援に
駆けつけたようです。うちの二男も雨に濡れながら、メガホンを叩いて応援
していました。

ちょうどこの日の夜、松本山雅がJ1昇格を賭けた試合を福岡で行っていました。
夜、テレビで観戦しましたが、相変わらず、カウンターが鋭いチームですね。
そして、きっちりと決める人が決めています。その根底には全員がしっかり
走るサッカーがあるのだと思います。

次の日にTOP伊那6年は11人制で伊那少年、みすずと対戦しましたが、
カウンターから何度もGKとの1対1を作りながら、半分以上外していました。

それも一人ではなくて何人も・・・。相手はかなりの確率で決めるので、
チャンスの数はこちらが多いのに、結果を見ると負けている・・・。そんな
感じでした。PK戦をやっても、必ず1人か2人は必ずGKの正面に蹴って
止められていました。

点取り屋というのを育てるのは難しいと思うのですが、メンタルの部分も
含めて、今後の課題かな、と思いました。

で、松本山雅は見事に勝って、昇格を決めました。すごく早いJ1昇格だと
正直、思いますね。これにはあの松田直樹のためにも頑張る、という関係者の
思いの強さもあったと思うし、その後、松本出身の田中隼磨選手が加入した
事も大きかったと思います。試合後、隼磨の着ていたシャツにメッセージが
書かれていましたが、今後、J1でもしっかり残留できるように頑張って
欲しいですね。アルウィンでJ1の試合が見れるとは嬉しいことなんですが、
そうなると、全少の長野県大会がアルウィンでできなくなるとも聞いていて、
それに関しては由々しき事態かな、と思っています・・・。
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