伊那人のサッカーぶろぐ

二十年来のアルゼンチンファンである筆者「Menotti」のサッカー観戦記。U12の少年サッカーも応援しています。

初めての公式大会

2016年07月18日 07時10分33秒 | 少年サッカー
いよいよ、第3回レアルスポーツカップの予選です。
前日まで雨のおかげで、練習がことごとく中止になってしまい、正直な所、
かなりの準備不足と言わざるを得ませんでした。そして、このチームとして
初めての公式戦です。松本までの道中は、浮かれて大騒ぎをしてきた選手達も
初戦が始まるまでには、徐々に大人しくなっていくのがわかるようでした。

初戦の相手が、コーチの知り合いが多い、屋代さんだったので、個人的には
やり易い気はしていて、当日、来ていた屋代のコーチも、自分の知り合いの
コーチと同級生とのことで、和やかな雰囲気で試合開始を待ちました。

とはいえ、相手チームの事がわからないのは当然の事で、練習風景を見る限り
なかなかやりそうな感じを受けました。体格もそこそこ大きいようです。

相手のレベルは、開始数分もあればだいたいわかります。屋代はうちと同等か
それ以上はあるように見えました。ただ、序盤は比較的、うちのペースで、
何度かあったチャンスを決めきれないでいるうちに、前半が終わってしまった
ような感じでした。そして序盤以降は相手にペースを握られた時間帯もあり、
どうなるかわからない状況でした。

予選リーグは、3または4チームが1ブロックとなり、2試合を行って、1位を
決めます。同じ会場にもう1ブロックがあって、そこの1位と1位同士で
代表決定戦を行い、その会場の決勝進出が決まるというわけです。

ブロック総当たりではない所もあるし、くじ運に左右される所もありますが、
優勝を目指すには、すべて勝つしかないということです。

なので、初戦に負けたり、引き分けでも厳しいのです。

後半、このところよく練習していた、右サイドからのG君の突破から、
深い所からのセンタリング。左サイドで待っていたS君がタイミングよく
蹴り込み、待望の1点をもぎ取りました。

しかし、戦況は全く油断できない感じでした。屋代の激しい当たりと寄せに
苦しみ、サイドを使う意識はうちよりもしっかりできていたように思います。
そして心配は現実となり、ゴール前の混戦から、ついに失点してしまいます。

同点になってからは、両者とも譲らず、必死の攻防で、ついに引き分けで
終わる事となりました。

2連勝しないとこのブロックの代表選に進めないと思われるため、いきなり
崖っぷちの状況です。2試合目の開智も見たところ、うちにとって強敵に
思われました。

松本、塩尻のチームは総じて当たりが強いと感じています。うちもきれいに
回すというよりは、しっかりと体を寄せて、相手に自由にさせないように
しているんですが、まだまだそれができていない選手も多く、当然、パスも
上手くつなげないので、厳しいわけで・・・。

開智はパスやシュート、フィジカルなど、いろんな面でうちよりもわずかに
上だったように思えました。ただ、うちも攻められながらも集中して守り、
前半はキャプテンのS君をGKにしていたこともあり、このまま0-0で折り返し、
後半に勝負をかけたいところでした。しかし、ちょっとしたDFとGKの連係
ミスにより、もったいない失点をしてしまいました。

後半は何とか点を取るしかなく、前がかりに攻めていったのですが、
もう少しのところで点が取れず、終盤に追加点を取られ、0-2で敗戦と
なりました。

結局、1勝もできないまま、敗退してしまったのですが、次の試合では
屋代VS開智が引き分けたため、開智が代表選に進むことになりました。

この結果を見ると、3チームともさほどの差はなかったのかなと思います。
より試合慣れしたチームが有利だったとも思うし、その時の流れで、
勝敗は分かれると思います。TOP伊那としては、もっと試合経験を積んで、
きわどい試合をモノにできるようにしていきたいと思いました。

今回は、上伊那以外のチーム、しかも同じか少し上のチームと対戦できて、
良い経験になったと思います。

ちなみに、Topstoneも決勝トーナメントには進めず、結局、優勝は、
アンテロープ塩尻だったようです。おめでとうございます。
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