伊那人のサッカーぶろぐ

二十年来のアルゼンチンファンである筆者「Menotti」のサッカー観戦記。U12の少年サッカーも応援しています。

U-20でアルゼンチン連覇達成!アジアでは・・・

2007年07月30日 02時46分12秒 | ワールドサッカー

更新が滞っているうちに、U-20のアルゼンチンは、見事に連覇達成です!

お見事。コパ・アメリカの鬱憤を少しははらせたのではないでしょうか。それにしてもこの世代のアルゼンチンも人材豊富ですね。ここにはいないメッシも代表レギュラーですが、今20歳です。メッシ抜きでも、アグエロといい、決勝で2点目を入れたサラテといい、日本に置き換えてみるとどうなんだろ、と思ってしまいました。

そして、その日本ですが、アジアカップでいろんな結果が待っていました。まずは準決勝、サウジアラビア戦。常に先手を取られ、しかし今年の特長として取られたらすぐ取り返す。2点とも直後にDF二人(中澤、阿部)の得点で追いつきました。

しかし、追いついただけでは勝てません。結局流れを持って来れずに、しかも相手FWの個人技で、あっさり抜かれ、しかも日本にはない決定力を見せつけられ、決勝点を奪われてしまいました。その後いい形を再三作るも追いつけず、敗戦です。

この試合を観ていて、すでにいろんな所で言われていることかも知れませんが、日本の守りの弱さと、攻撃の積極性のなさが目立ったと思いました。
中澤はともかく、阿部はCBが本職ではないし、この日の試合ではそれを見事に証明してしまったと思います。アジアでこれじゃ世界では・・・。

本来はトゥーリオがいるはずなんですが、だとすると、今回彼がいなかったのは、かなりの痛手でしたね。気持ちを前面に出す選手が必要なときでもあったので、彼が是非とも必要だったのです。さらにその積極性も・・・。

主力選手を見ると、両中村、遠藤、高原、みんな寡黙な選手ばかりで、リーダー的な存在がいないのです。川口は唯一それに近いのですが、やはりGK以外でそういう選手が必要ではないかなと思いました。

韓国戦ではなおさらその気持ちが強くなりました。人数が減っても、監督、コーチが退席しても、韓国の精神力というか気合いは、日本を上回っていました。韓国選手の誰かが、試合後、日本にメンタル面で上回った、と言っていたそうです。

実に情けないことだと思いました。

最後にPKを外した羽生ですが、試合後、できれば蹴りたくなかったとコメントしたらしいですが、そういう選手はPKを蹴ってはいけないと思います。オシムは90年の経験からPK戦は見ないようですが、蹴る選手とか、順番にもノータッチなのでしょうか??

アルゼンチンのパレルモを見よ!!
1試合で3回もPKを外しても、なお自分が蹴る!と果敢にチャレンジして、今でも結構外していたりします。あまりよい例ではないですが、つまり気持ちで負けていてはだめと言うことです。

日本はこれでコンフェデの出場権をなくし、次回アジアカップのシード権もなくしてしまったわけですが、やはり最終目標はW杯だし、基本的に90年以来のオシム信者であるMenottiなので、今後に期待しつつ、終了ということで・・・。

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U-20ワールドカップ、アルゼンチンが連覇をかけて決勝へ!

2007年07月22日 09時44分20秒 | ワールドサッカー
昨日は、アジアカップの日本VSオーストラリア戦。
ドイツのリベンジということもあって、日本では相当な盛り上がりだったと思います。Menottiとしても、カイザースラウテルンの試合は見る予定だったわけだし、かなりのモチベーションで注目していました。

結果は快勝とはいきませんでしたが、川口の好セーブのおかげで、PK戦にしては落ち着いて見ることができたと思います。でも前回、日本は俊輔、アレックスと連続失敗の後に逆転勝利しているので、これって逆の立場?、とちょっと心配になったりしました。昨日も遠藤が良い動きと称賛されていましたが、個人的には後半から延長では、もっと積極的に行った方が良かったと思いました。

ともあれ、準決勝進出は良いことです。是非とも連覇してもらいたいです。

さて、コパ・アメリカ決勝では失望させられてしまったアルゼンチンですが、U-20ワールドカップでは見事に決勝進出、決勝では日本をPKで破った、チェコとの対戦です。

日本に勝ったチェコを相手にアルゼンチンがどのような戦いを見せるのか、明日の夜中にフジで放送があるみたいなので、チェックしたいと思います。アルゼンチンは2連覇と、大会記録更新の6回目の優勝をかけた試合となります。今度こそ優勝を勝ち取ってください。

そして今日の大原学園はホーム、アルウィンに開幕連勝を続けるTASAKIを迎えます。前節に続き、観戦に行けなくなってしまいました。残念だけど、そのかわり、今回のために特別に任命した特派員を、アルウィンに派遣します。速報と写真が送られてくることになっているので、楽しみです。TASAKIの連勝を止めるなんて事が、あれば・・・。

期待して待っています。

最後に私事ですが、長年買い続けていたtotoが、ついに当たりました。291回、当たったと言っても2等、2千円位ですが、これだけ買い続けて、獲得賞金は1000円にも満たない状況でした。一気に倍以上獲得できて、これもうれしかったです。
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南米選手権、アルゼンチン優勝逃す!

2007年07月17日 02時31分21秒 | ワールドサッカー
今日7月16日(書いてるのは翌日ですが)は、重要なサッカーの試合が、全部で4試合もありました。

結果から言うと、そのうちアジアカップの日本vsベトナム戦を除いては、全部Menottiの応援するチームは負けてしまい、かなりブルーな気分になっています。

その上、長野県北部と新潟を襲った大規模な地震のショックで、地面だけでなく、自分の中も揺れ動いている感じです。

まず、南米選手権、コパ・アメリカですが、絶対的に優位と思われたアルゼンチンが、またも宿敵ブラジルに破れました。序盤に失点し、オウンゴールで追加点、最後にとどめの1点で、0-3の完封負けです。先日もちょっと書いたのですが、なんとなくこんな結果が頭をよぎったので心配していたのでしたが、嫌な予感が当たってしまいました。生で見ていたのは2-0まででしたが、結局リケルメも密着マークされ、メッシ、テベスも不発、アイマールも流れを変えることはできませんでした。フルメンバーでないとは言え、セレソンはセレソンです。決勝の勝ち方を知っていると言う気がしました。

次の試合は個人的な試合で、こちらは負けて当たり前の様な物でしたが、一応自分の子供のデビュー戦と言うことで、なでしこ降格争いの天王山をパスしてまで見に行ったのですが、案の定全敗でした。まあ無事に試合をこなしたので良かったのではないでしょうか。

それらの試合を観戦していたときのことです。あの地震が発生したのは・・・。

Menottiがいたのは長野県の南部なので、被害が出るほどの揺れではなかったのですが、ニュース速報により、会場内も騒然となっていました。電話も通じなくなっていて、深刻な状況を予感させました。

糸魚川で行われることになっていた大原学園vs新潟Lの試合も、当然中止だろうなと思っていました。それどころか、選手や関係者の身は安全だろうかと、むしろそちらが心配でした。

ところが夕方、家でPCでチェックしてみると・・・。

なんと試合は行われていて、大原学園、負けてんじゃん!! 1-2で・・・。

ショックでした。長野県北部、上越地方と言えば、普通糸魚川あたりはかなりやばいと思ったのですが・・・。
テレビで見たら、意外にあの辺は震度が低かったようで、伊那あたりと同じくらいでした。

でも普通なら中止にするところじゃないかなと思いましたね。一応、被害を受けた新潟と長野のチーム同士なんだし・・・。

詳細はまだわかりませんが、試合の内容も気になるところです。

最後はアジアカップですが、こちらは先取点取られた時は、今日はまさか全敗で締めか、と一瞬焦りましたが、すぐに追いつき、突き放してくれたので、気分良く終われました。巻もついに、2点も取れて良かったと思います。これでやっと決勝トーナメント進出ですが、韓国やオーストラリアはどうなったんだろう??気になるので、チェックしてみます。

これだけ重要な試合が1日に集中すると大変ですね。もうちょっとばらけてもらいたいところでした。

うーん、大原学園はかなり深刻ですね。次節はTASAKIだし・・・。
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南米選手権、アルゼンチンが決勝進出!

2007年07月13日 22時25分01秒 | ワールドサッカー
前から、書こう書こうと思っていたのですが、出張続きで書けなかったのですが、そうこうしているうちに、南米選手権は前回と同じ組合せ、宿敵同士の対決、アルゼンチンとブラジルが勝ち上がってきました。

やはり来ましたね、この二つの国が・・・。

アルゼンチンはあのリケルメを擁し、天才、マラドーナ2世の名を欲しいままにしたメッシ、テベス、さらにはベロンまで復帰して、クレスポの離脱なんて全く関係ないほどの圧倒的強さで、決勝まで来ました。

決勝トーナメントに入ってからも、ペルーを4-0,さらに今大会絶好調で、ブラジルを破ったメキシコをも、メッシの活躍で3-0と一蹴してきました。今回のチームはまさにドリームチームと言った感じです。

一方、ブラジルはグループリーグからヒヤヒヤの連続でした。ここまで本当に苦しんで勝ち上がってきた感じですね。カカやロニーを欠いたメンバーは決してベストとは言えません。でも、危ないところから徐々に調子を上げてくるのがブラジルです。

ワールドカップの南米予選でも、苦労して出てきたときの方が、本大会で良かったりすることがよくあるのです。

ですから決勝もアルゼンチンは、ブラジルをなめてかかったりすれば、前回の二の舞です。気を引き締めて闘って欲しいです。このまま優勝できれば、メッシの大会として、記憶される大会となることでしょう。

もちろん、そうなることを強く望んでいるMenottiです!
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湯郷ベルに思わぬ大敗・・・(大原学園)

2007年07月08日 21時43分53秒 | なでしこリーグ
大原学園は2週続けてのホーム開催、今日は現在5位の湯郷ベルを南長野に迎えての試合でした。
先週、アルウィンでベレーザに善戦していたので、今日は何とか引き分け以上で終わって、次節の新潟Lとの対戦につなげたいところでした。

今日のポイントは、湯郷の宮間をどうやって抑えるかと、移籍組(松田望中野真奈美)、さらにはFWの中田麻衣子に点を取られるようなことがあると、まずいと思っていました。中野は去年、大原学園でも得点王だったように、今年も湯郷でレギュラーを取り、得点を重ねています。中田はここまで無得点だけに、点を取られて調子に乗せてはいけないと思ったのです。

しかし・・・

ほとんど心配していたとおりの結果になってしまいました。大原にとって最悪の結果と言えるでしょう。結果から言うと0-6という大差での完敗です。

まず、序盤こそ一進一退の攻防、とは言っても前節同様、中盤でキープしたり小細工の効く宮間がいますから、どうしてもポゼッションは良くないのです。
さらに右サイドから常にDFの裏を狙う中田と、左では中野が効果的に走り込んで、2トップ気味な形になっていました。
前半、まだ早いうちに、ほとんど中央を宮間の個人技からDFが置いていかれ、GKの頭を抜く、小憎らしいゴールで先制されました。その後はなんとかしのぎ、前半終了。これまた前節同様、後半に期待させる展開でした。

大原学園の布陣は、左サイドバックに、またもキャプテン津波古を置く、ディフェンシブな作戦。今日はFWは中川、谷川、浦崎の3トップ(だったと思う?)、あとはいつも通りという感じでした。
湯郷は加戸がだいぶ前から出ていないみたいですが、ケガでもしたのでしょうか?

後半、早々にまたも宮間に決められてしまいました。右サイドから粘られて中に出され、シュートコースのなさそうな所から、またGKを越す技ありなゴール。してやったりの宮間の笑顔が、かなり憎らしかったですね。

でもまだ後半初めで2点なので、まだいけると思ってました。それもはっきり言って宮間一人にやられただけじゃないか・・・。

ところが、予想外の3点目を決められて、大原学園は切れてしまったような気がしました。それは、GK鈴木に戻るボールを、井上(だったと思う)がキープしながら中田をガードしていたのですが、受け渡しのタイミングが悪く、中田に後ろから突っかけられて、そのままゴールを割られてしまったのです。
これは精神的にもこたえる失点でした。この猛暑の中、あと3点は厳しい。まして冒頭で書いたとおりにまずい選手に決められてしまいました。その後はマークが雑になったり、不用意なファールでFKになったりで、中野にフリーで失点、さらにもう1点、今度はゴール前のセンタリングにヘッドで中野に・・・。最後は中田がペナルティ・エリア前でもらったFKを、宮間が蹴り、GKがはじいたところを中田が詰めて自身2点目の合計6点です。

審判のジャッジがいまいちだったり、会場の時計が後半、動いてなかったり、いろいろ良くないことはあったけど、それにしても情けない結果でした。全体的にチームが若いせいか、一度取られ始めると、短時間に歯止めがきかずに失点してしまう傾向があると思います。この辺は、ベンチの責任も多少なりともあるのではないかと思いました。大原の種田監督と、湯郷の本田監督は、ベレーザの先輩後輩にあたるわけですが、10歳上の本田監督の年の功ということでしょうか(女性に歳の事で恐縮ですが・・・)

大差がついてから津波古を上げて、竹内を投入したのですが、遅すぎたような気もします。有町は代表合宿の疲れでベンチスタートだったのかも知れませんが、彼女が出てから攻撃に活気が出たので、残念でした。代表から帰ってくるとなんだかたくましく感じましたね。

さて、これで次節は因縁の対決、新潟L戦です。ホームで新潟はL1初勝利を狙ってくるでしょう。はっきり言って今日の状態では、新潟Lに初勝利をプレゼントして、そのまま、昔のように1勝もできずに、L1にさよならする日も現実に来てしまうでしょう。新潟とは相性はいいのですが、すでにアルウィンで引き分けています。大原の勝ち点はこの時の1点のみです。

選手達には気持ちを切り替えて、全力で新潟にぶつかってほしいです。新潟の大量のサポーターに負けないように・・・。
Menottiも糸魚川くらいなら行きたかったのですが、16日は別の重要な試合があって、行けなくなってしまいました。残念!

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大原学園、ベレーザに惜敗・・・

2007年07月02日 20時33分28秒 | なでしこリーグ

昨日のアルウィンは、大原学園が開幕戦で1-7と大敗した日テレ・ベレーザとの雪辱戦でした。前回は一部昇格の緊張の中のアウェー、ベレーザ戦となれば、実力を発揮できなくても無理はなかったかも・・・。

でも、ベレーザも現在、本調子ではなく、勝つのはやはり厳しいかもしれないが、引き分けでもいいから、食らいついてもらいたい。そんな気持ちでした。
なにせ調子を落としているといっても、ベレーザはエースのを中心に、半分以上が日本代表だし、元も入れたらほとんどなでしこジャパンに近いくらいですから・・・。

試合開始直後は気合いの大原学園が押して行く場面もあり、おっ、と思ったのですが、やはりベレーザは試合巧者で、中盤でじっくりキープして、左右にちらし、ほとんどボールを失いません。澤にしろ小林にしろ、個人のレベルが一枚も二枚も上という感じがしました。

早くもペースを握られ、防戦一方になりつつある前半6分に、永里のダイビングというかバックというかヘッドであっさり先制を許してしまいました。

あまりに早い失点で、前回の悪夢が一瞬よぎったのでしたが、その後は運も良かったり、鈴木のファインセーブも連発で、前半を0-1でしのいだのでした。

今日の大原の布陣は、なんとキャプテンの津波古を左のサイドバックに据えていました。彼女はFW、MFの登録で、DFもできるの??という感じだったのですが、試合が進むにつれ、ベレーザの右サイド、テクニシャン小林弥生と代表の右サイドバック近賀ゆかりを、ほぼ完璧に押さえ込んでいました。持ち前のガッツと、ねばり強いマーク、種田監督がベレーザの右を押さえる秘密兵器としての作戦だったのかなー、と思いました。見ていても津波古のがんばりが、失点をかなり防いでくれたと思います。

後半、これから何とか同点に・・・というところで、不可解なPKを献上してしまい、0-2にされてしまうと、同点にするのはかなり厳しく、そのままタイムアップ。緒戦で一矢報いた楯石も、何も出来ずでした。前半終了間際、ペナルティエリアで倒された有町が逆にPKもらっていたら・・・。

いずれにしても惜しい試合でした。

データを見ると、シュート数はベレーザ33本に対し、大原4本。33本も打ってPK抜かせば1点ですから、やっぱりベレーザもあまり良いとは言えませんね。特に気になったのは大野の出来でした。なんで替えないのかなーと思ったくらいで、ベンチにいた荒川のプレーも観たかったのに、ちょっと残念でしたね。

大原のFWは、U19代表キャンプに招集された有町が1トップ気味になっていることが多いのですが、人数的にもベレーザDFを突破できない状況でした。たまに谷川、後半出た浦崎にチャンスが来ても、まだちょっと頼りない感じです。若さかなー。でもこういう試合で経験を積んで、早く一人前になってほしいものです。

次節、湯郷戦ですが、真奈美に負けないようにがんばってください!

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