連休のまっただ中、久しぶりに南長野まで高速1000円で行ってきました。
なでしこリーグDIV2、第17節、大原学園VS福岡Jアンクラスの試合を見るためにです。この日は快晴で、9月後半とは思えないほどの暖かい、と言うか暑いほどの天候でした。家族で行ったため、なんだかんだで南長野のグラウンドに着いたのは、前半も半分くらい過ぎてからでした。
福岡と言えば、現在2位で、昇格を争っている3強の一角です。昔だったら福岡には負けないだろう、と言う感じのチームだったのですが、大原学園から有望な選手が流れたりして、最近ではチーム力もアップし、非常に安定した力を見せています。
実際、前半の内容としては、ほとんどが福岡に攻められ、かろうじて0-0で抑えた、と言う感じでした。福岡は右サイドからの攻撃がパターンになっていて、いとも簡単に右サイドから突破してきます。昔だったら福岡はそんなに恐ろしい気はしなかったのですが、今はだいぶ離されてしまった感じがしました。個人の能力が全然違うと感じました。基本的なスキルの部分での差です。野球で言ったらプロと高校野球と言ったら良いのでしょうか。それはちょっと言い過ぎかも知れませんが・・・。
でもそのくらい、キック、トラップ、ドリブル、シュートと、すべてにおいてレベルが違う印象を受けました。
その証拠に、後半、CKのクリアをボレー気味に決められて均衡を破られると、続け様に同じようにCKから追加点。中央突破からきれいに3点目、最後はよく憶えてませんが、だめ押しで、終わってみれば0-4の完敗。
これが2位の実力なのか、と思う反面、なんでこんなに差がついてしまったのかと、ちょっとあきれてしまうような感覚にもなりました。
学生主体の毎年新しいチームでは、こうなるのは仕方がないと言うことでしょうか。今年は社会人も移籍で加入してはいますが、周りとの連携が完全とは言えません。
L1昇格を果たした頃のようにチーム力を上げるには、まだ時間がかかりそうな気がしました。それでも今後もずっと応援していこうと思ってますので、これからも頑張ってください。
さて、天皇杯、長野県代表は山雅FCなのですが、初戦、愛知の刈谷FC相手に1-0で勝利しました。これで次戦は10/11にアルウィンで浦和との対戦です。J1との対戦となるわけですが、確か去年も格上に勝利したりして山雅が盛り上がりを見せました。アルウィンとなれば正にホームなので、地元の熱い声援を背に受け、J1浦和を破る金星に期待したいと思います。
自分は特に山雅のサポーターではないですが、やはり郷土の代表ですから、当然応援しています。浦和に勝って波に乗り、最後の方まで行ってくれると嬉しいです!
2010年、南アフリカW杯への切符をめぐり、世界中が盛り上がっています。
日本がオランダに破れ、ガーナに逆転勝ちを収め、本田と俊輔がどうの、森本はどうした?と言っている間に、世界では続々とW杯出場を決める国が出てきています。
まずは全勝でイングランドが決めました。スペインもです。イングランドは今回は危なげなかったですが、結構、近年では出場を逃してたりするのです。
オランダだってそうです。とにかくヨーロッパは、実績のある強い国でも、組分けにもよりますが、全く油断が出来ません。アジアなんか問題にならないほどの激戦区なのです。ヨーロッパの国は、日本や韓国は楽で良いな、なんて思ってるかも知れませんね。
今回で言えば、あの、クリスティアーノ・ロナウドや、デコを擁するポルトガル。グループがそもそも厳しいのですが、かなりヤバいです。本戦でも優勝候補となりうるような国が出られない可能性もあります。
そして今日の本題、アルビ・セレステ、我らがアルゼンチンが大ピンチです。
ホーム、ロサリオのブラジル戦で1-3の完敗を喫し、ブラジルにW杯出場をプレゼントすると、4日後のパラグアイ戦でもまさかの0-1で3連敗、プレーオフの5位にまで転落です。後の2試合、ペルーは大丈夫でしょうが、最後ウルグアイ戦。この2試合の結果次第で、プレーオフすらヤバいかも知れないのです。パラグアイもアルゼンチンに勝ってW杯出場を決めるとは、さぞ気分良かったでしょう。
私がサッカーを見始めて、30年以上経ちますが、こんな事はあまりありません。確かにプレーオフは一度あったように思いますが・・・。でも出れなかったことはないのです。
残念ですが、やはり名プレーヤーが名監督になり得ないと言う実例を示してしまうのでしょうか。神と称されたマラドーナも、今やアルゼンチン国内では解任を求める声が過半数を占めているようです。ただ、本人は「最後の血の一滴まで戦う」と続投を宣言しています。マラドーナのバックには、80年代にマラドーナ中心のチームを作り、86年、90年と優勝、準優勝に導いた、あのカルロス・ビラルドがいると聞きます。それなのに・・・最後はやはり監督の采配、能力が物を言うのでしょうか。
マラドーナが監督になっての5試合、負け越しているのです。あのメッシ、テベス、アグエロなどのスターを擁するアルゼンチンが・・・。
本当に、どうにかならないのか、という気持ちでいっぱいです。
10月の2試合、何としても勝って欲しい。
3連敗の試合をよく見ていないので何とも言えないのですが、組織が出来ていない、と言う声がありました。本当にそうなのでしょうか。
アルゼンチンはいつでも各国で戦う選手達が、急に集まって代表戦を戦うことになります。それはブラジルとて同じ事、今までもずっとそうでした。その中でも個人個人の能力の高さで、そのコンビネーションを補い、結果を出してきたのです。
マラドーナは、監督としての姿勢を、メノッティとビラルドから学んだと言っているようです。何とかここは踏ん張って本戦出場を決め、監督としてさらに成長していってほしいところです。
最後に、個人的に気になっていることは、一度代表を遠ざかったベロンを呼び戻し、ボカの英雄であるファン・ロマン・リケルメを全く招集していない事です。
一時期から確執があるとの噂ですが、とても残念なことです。
思えば開幕の同カードで勝ちきれずに引き分けて以来、苦しい戦いが始まってしまった気がするので、再開後の初戦で、さい先良く勝てたのは、今後に良い影響を及ぼすのではないかと思っています。
もっとも、Menottiはこの試合、子供の小学校行事に出たために観戦できず、まだ詳細は不明なのですが、ともあれほっとしています。
その代わりと言ってはなんですが、今日日曜のアルウィンは、J2、ザスパ草津VSロアッソ熊本の試合が行われ、うちの子供のサッカーチームの前身である伊那市のチーム出身で、しかもMenottiの出身校の先輩の子供がザスパに在籍しており、しかもその先輩は、Menottiの中学以来の幼なじみで今も同じ会社で働く同級生の兄であり、その同級生こそMenottiを本格的にサッカーの道に引きずり込んだ張本人という関係なのでした。その同級生は中学の頃からサッカー部、その兄も、もちろんサッカー部で、俊足のストライカーだったように記憶しています。その子供が伊那市初のJリーガーになると言って、ローカルのニュースでも一時期話題になったものでした。
残念ながら今日の試合には出ませんでしたが、アルウィンで偶然その先輩にばったり会い、久しぶりに話すことができました。
試合の方は、序盤、草津が中盤で形を作って、攻めこんでいましたが、PKを献上して元代表の藤田に決められると、ペースが変わってしまい、前半終了間際、中央を強引にドリブル突破されるとそのまま決められ、0-2。
後半も流れは変わらず、藤田が落ち着いてさばくパスに、熊本の重戦車のようなFWが何度となくドリブルで攻め入り、草津DF陣を翻弄していました。
草津は点差が開くたびに雑になっていく感じで、フィニッシュを決める選手が足り無すぎな印象でした。左サイドからチャンスは何度もあったのですが、運もなくゴールに嫌われ、終わってみれば、0-6での大敗です。
草津にはあの廣山もいたのですが、ポイントでちょっと彼に頼りすぎな感じもしました。いかんせん、個人で突破できる選手が足りないのも敗因だったのかなと思いました。
草津で買っていたtotoも外れ、散々でしたが、唯一、ジュビロ時代からの藤田ファンであるMenotti嫁は、大興奮で、大満足な一日だったようです。ちゃっかり出待ちで、自家用車で去る藤田に窓から手を振ってもらったと、夢見ごごちで帰路につきました。
そう言えば昨日は日本代表とオランダの試合があったのですが、途中まで見て寝てしまいました。0-3で完敗だったみたいですね。話題の本田もいまいちだったようで・・・。
森本もそうかも知れませんが、各々のチームでは良くても、代表でフィットするかは難しいですね。よほどの圧倒的な個人の能力があれば別かも知れませんが。
少なくとも岡田監督のやっているサッカーでは活かされないタイプの人達なのかも知れません。ていうか、岡田監督、このままでいいのかなー、と私はいつも思ってます。発言は強気なんだけどね・・・。W杯ベスト4ですか・・・・。
さて、録画したなでしこオールスターで、真奈美の活躍でも見ようと思います。