伊那人のサッカーぶろぐ

二十年来のアルゼンチンファンである筆者「Menotti」のサッカー観戦記。U12の少年サッカーも応援しています。

第8回川淵三郎杯U10 in 千曲

2015年11月09日 22時19分02秒 | 少年サッカー
実はもうだいぶ前になってしまったのですが、Menottiが数年前から担当して、
最近では高学年を担当しているにも関わらず、引率責任者としておじゃまを
しております、川淵三郎杯について、今回は書いてみたいと思います。

今年から全日本少年サッカー大会が秋に開催されることとなり、この川淵杯と
全少の4,5回戦が重なってしまうという事態に陥りつつも、幸か不幸か、
自分のチームが初戦で強豪チームに負けてしまって、今年も参加できることに
なってしまいました。

今年のTopstoneも一か月ほど前から選手を選抜し、そのチームで練習を重ねて
来ました。年々、大会のレベルが上がる中、上伊那の代表、さらには長野県の
チームとして、何とか頑張りたい、という気持ちは毎年変わらず持っています。

今年は、監督を今回2回目のOコーチにお願いして、もう一人を今年から宮田の
4年を担当することになった、元伊那少年のHコーチにお願いすることに
なりました。宮田のメンバー9名、伊那からは5名が参加しました。

初日の組み合わせは同ブロックに篠ノ井、ヴァンフォーレ八ヶ岳、そして、
JACPA東京と、かなり厳しそうなブロックになっていました。

ジャクパ東京は2年前にすい星のように現れ、パーシモンの連覇を阻止して、
初出場、初優勝を飾った記憶が新しい、強豪です。それ以来、毎年優勝候補の
一角に数えられています。ヴァンフォーレは当然、ご存知甲府のJ組織、
この提携チームとして各地の大会で活躍されているチームです。ドリブル主体の
チームを良く見ていたので、このチームもそうかも、と思っていました。
そして篠ノ井は、この大会で何故かよくTopstoneと死闘を繰り広げ、何かと
思い出が多いチームです。数々のエピソードは、是非、当ブログの過去ログで
探してみてください。

今年は初戦がクレーグランドで篠ノ井と、2,3戦が人工芝でヴァンフォーレと
ジャクパとそれぞれ対戦しました。

天気は10/24,25とも基本的には良い天気で、風は冷たかったのですが、長野県
らしい天気と言えばそういう感じでしたね。二日目の朝は前の晩の雨が、若干
残っていたのですが、それも試合開始頃には上がっていて、午後は暑いくらいの
良い天気となりました。

第一試合の篠ノ井戦は、思った通り、良い試合となり、結果的には4-1で
勝ったのですが、ほぼ同じくらいの力だったかもしれません。わずかにうちが
技術の面で少し良かったくらいですね。ともあれ、何とか初戦をものにし、
初戦負けたら、あと全部負けかも、と言っていた通りにならなくて良かったです。

次戦のヴァンフォーレ戦は、いつか見たような、完全なドリブルオンリーの
チームではなかったのですが、やはりそれほど戦術的な戦いをやってくる
感じではありませんでした。小さい子が多かったような気もしましたが、
1ピリオドから終始、うちが優勢に試合を進めていました。ジャクパはここに
10点以上の差をつけて勝っていたようなのですが、うちは結局6点と、拙攻
が目立ち、当初、懸念していた、得失点差での2位から決勝に進む道を考え、
ちょっと不安な気がしてきました。ですがチームは2連勝です。

3試合目、ジャクパ東京に勝てば、文句なく決勝トーナメント進出ですが、
そんなに甘くありません。初日、ジャクパは人が少なく、ほとんど交代なしで
臨んでいましたが、それでも力の差は歴然で、0-4での敗戦です。ほぼ
力通りの点差だと思いました。

初日の成績は、川崎のパーシモンさんが圧倒的な強さで1位抜け、その他、
エクセレントフィートさんなどが抜けてきていましたね。
うちは、ジャクパさんに負けたので当然2位グループなのですが、この大会、
2位のグループの中で、勝ち点、得失点などから上位2チームが決勝トーナメント
に進めるのです。

2勝1敗のチームの中で、うちは得失点が3位となってしまい、あともう少しの
差で、決勝トーナメントを逃しました。山雅に敗れた新座片山さんも2位の
トーナメントに進み、2位トーナメントも面白い戦いになりそうな予感でした。

初日の夜はあいにくの雨でしたが、コーチたちの懇親会は毎年、楽しみの
一つです。都会の強豪チームの若いコーチや、地元、千曲サッカー協会の
なじみのコーチのいろんな話が聞けました。隣りの宴会がだいぶ派手に
やってましたが、その辺、さすがに温泉街ですね。こちらは純粋にサッカー
談義に花を咲かせていました。

ホテルに戻ってからは、まだ起きていた子供らを寝かしつけ、帯同してくれた
保護者の皆さんと、軽く飲みながらお話ししました。今年の4年は直接教えて
いないのですが、帯同してくれるような熱心な保護者はコーチ陣としても
すごく助かりますし、子供達もうれしいものだと思います。


さて、二日目の最初の試合は、前日、フレンドリーをお願いして戦った
ばかりの戸上さんとの対戦でした。確か昨日はかなり良い勝負で、随所で
うちが当たり負ける場面も見られるような、ハードなチームでした。

ただ、この日の対戦は人工芝で、その分、うちの方に少し有利だったような
気がしました。そしてうちのエースとも言うべきY君をトップに持ってきた
布陣が奏功し、早めの先取点で主導権を握ったのも良かったです。

さほど危ない所も無く、準決勝に進みました。

準決勝は屋代との対戦でした。ここへきて連続で地元との対戦です。
屋代さんとは今までの対戦では比較的勝ってきた記憶しかないのですが、
グランセナを破って準決勝まで来るという事は、全く侮れない相手であることは
明白ですから、チームは再度気持ちを引き締め直して、試合に臨みました。
勝ったのに、何故かまたクレーコートに戻されましたが、戸上と同様、
手ごわい相手でしたが、徐々に加点して終わってみれば5-0で勝つことが
できました。そしてついに2位トーナメントの決勝へ・・・。

対戦相手はあの、新座片山でした。

何年か前に、やはり2位トーナメント決勝まで行って、惜しくも敗れた経験が
ありましたが、あの時の雪辱と、選手は頑張ってくれたのですが・・・。

結果から言うと、0-2で惜しくも準優勝。2位トーナメント以下は優勝しか
取り上げられません。それは前回も経験してましたが、またそれでした。

エースの怪我での途中離脱もうちにとっては痛手でしたが、それがなくても、
新座片山のスピードと当たりの強さに、ほぼ完敗に近い負けでしたね。

先取点を取られるまでは、うちのDFも頑張っていましたが、ピリオドが進む
につれて、体力も無くなってきて、さすがにハードな練習をこなしている
チームという印象でした。今までもこのチームにはさんざんやられていますが、
今年は今までで一番良くやれた方だと思います。

隣りで決勝トーナメントの、本当の決勝戦をやっていましたが、結局、優勝は
エクセレントフィートを破って、ジャクパ東京でした。

我がTopstoneは優勝したジャクパ東京と、新座片山には敗れたものの、あとは
すべて勝ち、まずまずの結果と言っても良いと思います。ただ、松本山雅は
1位トーナメントで優勝候補のパーシモンを破り、1位トーナメントで3位の
好成績。パーシモンとの試合はすごくレベルの高い試合でしたね。チームで
見たのですが、勉強になりました。

千曲サッカー場は人工芝を今年、張り替えるとのことです。来年もここへ来て
新しい人工芝で素晴らしい大会に参加できることを祈っています。

懇親会でもしっかりYさんにお願いしておいたので、大丈夫だとは思いますが・・。

千曲市サッカー協会と関係者の皆様、毎年大変お疲れ様です。そして毎年、
お世話になっています。またよろしくお願いします・・・。

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