伊那人のサッカーぶろぐ

二十年来のアルゼンチンファンである筆者「Menotti」のサッカー観戦記。U12の少年サッカーも応援しています。

ピザーラカップ初参戦!Part3

2015年12月28日 23時06分10秒 | 少年サッカー
一週間あけて、12/5からは決勝トーナメントとなりましたが、初戦の
相手は長野ガーフBでした。グループリーグで1位のうちは、他の
グループで5位の長野ガーフBとの対戦となったわけですが、一発勝負
のトーナメントですから、何が起こるかわかりません。一発勝負の
怖さは、先日のCATV杯でもいやというほど味わってきたのです。

ということで、言うほどグループ1位のメリットは無いような気がしま
した。しかも、土曜の、この試合で負けると、土曜にフレンドリーを
1試合やって、それで終わりなのです。勝てば次の日の準々決勝に
進出し、決勝まで3試合を行うことになります。

できれば、土曜に準々決勝までやって、日曜2試合か、決勝まで
もう少し余裕がある日程なら良かったかなと思いました。準決勝と
決勝はほぼ、休みなしの試合だったのです。

土曜は、勝てば1試合で終わりなので、それはそれで、せっかく諏訪
まで来たのに、ちょっと物足りない感じはしたのですが、負けたら
次の日は無いわけで・・・。

それなりの緊張感を持って、試合を迎えました。

試合は心配通りになって、相変わらずの決定力不足です。相手も、
先日の5年生とは、さすがに違う6年生ですから、Bとは言っても随所
でしぶとさというか、身体を張って来ています。

後半、苦労してやっと1点をもぎ取りましたが、最後まで気が抜けない、
トーナメントらしい、好勝負でした。もちろん、前半のチャンスを
しっかり決め切れないために、このような展開になってしまうのですが、
とにかく、勝ち切って、ついに諏訪とのリベンジまでこぎ着けたという
感じでした。諏訪と須坂の勝者と当たることになっていましたが、
やはり、諏訪が大差で須坂を下し、準々決勝に上がってきました。

明日の初戦で、リベンジマッチが現実のものとなりました。須坂とも
やってみたいとは思ったのですが・・・。

次の日、全少の時に見覚えのある、諏訪の選手たちとコーチと対面した
のですが、ユニフォームが前回と違って、青系だったので、こちらも
あの時の赤ではなく、いつものアルビセレステで臨みました。

諏訪は全少の時に出ていた8番の子は出ておらず、その代わりに、10番
の選手に、かなり良いプレーをされてしまいました。11番の子などの
前線の連係で、先制点も追加点も、二列目の飛び出しからのスルーパス
を綺麗に決められました。前半であれよという間に0-2となりました。

CBのY君の、10番への対応が悪いと思い、ハーフタイムにその辺の指示
を細かく出して、後半、これ以上点を取られないように注意しました。

こちらの攻撃は、前回と同じに、CFのY君が惜しいところまでは行くの
ですが、周りのフォローと、Y君自身の、周りを使う意識が足りないた
め、なかなか決定的な場面を作れません。

後半は、追加点を取られなかったのですが、こちらも点が取れる感じは
なく、時間も無くなりつつあったので、正直厳しいな、と思いました。

残り5分くらいだったでしょうか?しぶとく攻めたY君が、ついに諏訪の
ゴールをこじ開けました。これで1-2です。ほとんど時間は無かったの
ですが、2点差は危険な得点差であり、1点返すと一気に流れは変わる
ものです。ただ、時間が無さすぎたので、こうなると最後の奇跡を
信じるしかありませんでした。

残り時間はほとんどなかったと思います。Y君がペナルティエリアの
だいぶ後ろから、振り向きざまに放ったボレーシュートが、ゴールネ
ットに突き刺さりました。彼はU12のリーグ戦でも、終了間際に同じ
ようなシュートを決めていたので、ここでまた、やってくれたか!
という感じでしたね。敗色濃厚だった0-2から、一気に同点です。
ほどなく後半は終わり、PK戦へと持ち込みました。

普通だと追いついた方が、押せ押せムードでPK戦もモノにするところ
なんでしょうが、なぜかPK1番手の殊勲者Y君が、いきなりGK正面に
力ないシュートで止められ、相手はきっちり決めたのに、3番手の
キャプテンR君も外し、あっさりと負けてしまいました。勝負には
負けましたが、試合は一応引き分けですから、リベンジまでは行きませ
んでしたが、2-2まで追いつけたのは進歩だと思いましたね。

その後、諏訪は順当に勝ち進み、優勝したと聞きました。それも、うち
にとっては良かったです。決勝は、うちがグループリーグで破っている
ウインズとの対戦だったみたいで、うーん、やはり諏訪とは決勝で会いたか
ったなーと、思ってしまいました。

諏訪に負けた後、フレンドリーと思って戦った、アラグランデ戦ですが、
後で聞いたら、これは5位決定戦で、これに何とか勝ったTOP伊那は、
5位でフィニッシュということになりました。アラグランデはそれほど
怖くないと思っていましたが、丁寧にパスをつないでくるチームで、
うちは控え選手をメインに使っていたこともあり、予想外に苦戦して、
後半に主力を出しながら、かろうじて勝ち、この大会、諏訪との
準々決勝、PK戦で負けた以外は、すべて勝利で終わることができ、
初出場にしては、十分すぎるくらいの結果だったと思います。

後日、長野日報さんの記事で、大きく書いてもらって、なんでベスト4
にも入れなかったのに?と思ったら、上伊那で参加しているのがうち
だけだったので、それで大きく扱ってもらったのかな、と思いました。
Y君がぐいぐいとドリブルで突進する写真で、まさに象徴するような
一枚でしたね。

この記事にはかなり感動したので、私、Menottiは、今まで取っていた
新聞を次の日にやめて、長野日報に切り替えてしまったくらいです。

最終的に、この大会に出れたのは、すごくよかったと思いました。

塩尻、松本に行くよりも諏訪の方が近いし、県内の強豪チームとの
対戦もできて、今後も呼んでいただければうれしいです。

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