伊那人のサッカーぶろぐ

二十年来のアルゼンチンファンである筆者「Menotti」のサッカー観戦記。U12の少年サッカーも応援しています。

修了式と高遠大会

2010年03月24日 02時57分45秒 | 少年サッカー
南の方では、桜の開花がニュースになりはじめているのですが、伊那はまだまだ寒い日が多いです。何日か急に暖かくなったかと思うと、すぐに寒さが戻ってきて、また冬の日になってしまうのです。

CLではCSKAモスクワの本田がセンセーションを巻き起こし、バルサのメッシはリーガでも2戦連続のハットトリックで絶好調。マラドーナを超えた、なんて報道もありました。でもメッシに足りないのはW杯での活躍です。南アフリカでアルゼンチンが優勝することができたら、選手として初めてマラドーナに追いつくことができるでしょう。

さて、少年サッカーでは、先週の連休に6年生の修了式が行われ、わがチームからは4人の卒業生が巣立って行きました。そしてその次の日に行われたのが、その6年生の最後の大会となる、高遠大会でした。上下伊那のチームが多分12チームほど集まって、3チームのグループ戦を4ブロックで行い、上位1チームが準決勝、決勝を戦う大会でした。

6年生だけではなく、うちの場合4,5年も総動員で冬の間は、この大会を目標に練習してきたので、いつもにも増して意気込みはあったと思いましたし、かなりのところまで行けると思っていました。

グループの相手は、ホームの高遠と、強豪と言われた喬木でした。初戦の高遠戦で勝てないことには、さらに格上の喬木に勝てるわけはありません。高遠に勝って勢いをつけ、喬木にも連勝を目論んでいました。

この日のグラウンドコンディションは、前日までの雨の影響で、相当悪い状況でした。ドロンコとまではいきませんが、ゆるくて、少し走ればシューズに泥の塊がびっしりとこびりつきます。当然ボールも転がらないし、パスサッカーには不利なグラウンドでした。

でも、それは両チームに言えることなので言い訳にはなりません。

そんな中で始まった初戦でしたが、始まってすぐに、相手の動きが固かったところを突いて、幸先良く先制点を奪いました。正直、これは行けるんじゃないかな、と思いましたが、直後にあっさり同点弾を許してしまいます。この日のゴールは成人用の正式ゴールを使っており、少年には相当大きな物に見えました。そんな影響もあってか、その後、相手の10番の正確なロングシュートが、続けざまにうちのチームの大きなゴールに吸い込まれていきました。

うちにはないシュートのイメージでした。ぬかるんだグラウンドでも強く、正確にボールをキープして、時にはロングシュート、時には味方にスルーパスを出していました。最初からこの選手がキーマンになるとわかっていたのですが、後半もいいようにやられてしまいました。最後に1点取って一矢報いたのですが時すでに遅く、2-6の完敗でした。

この時点で1位通過はほぼ消えてしまい、喬木戦も気持ちで戦ったのは十分伝わりましたが、地力で勝る喬木についにはとどめをさされて、0-2で負けてしまいました。ほとんど休み無しで2戦を戦ったのも、こちらにとっては不利な条件でしたが・・・。

よもやの2連敗で終わってしまった高遠大会でしたが、昼の休憩時間を利用して、3年生の練習試合が組まれていたので、3年生担当の私、Menottiは3年生を引き連れ、別のグラウンドへ向かいました。11人制の大きなグラウンドと、直前に11人から、また8人制に戻したりとバタバタしていて、ほとんど作戦もフォーメーションもないまま試合が始まったのですが、一部の4年生も入れての試合、根底ではさっきの6年の試合と同じような感じもしました。広いピッチで全体的に走れていないため、常に押されてしまい、ほとんどが自陣でのサッカーになってしまいました。ボールを奪ってからの押し上げが全然できず、たまに出るボールにも、一人しかドリブルで上がれないためにフォローが無く、最後は潰されて終わりです。3年は人数は多いのに、なかなか試合に全員のメンバーが集まらず、ベストで出来ることがなく、いつも歯がゆい思いをしています。勝ちたいと一生懸命頑張っている選手も、もちろんいますが、練習中の態度の悪さといい、選手間の温度差が気になって、試合に負けた後、自分も含め、コーチ達の訓示はそう言った精神面の話が多かった気がします。特に昔から、この学年は態度面に問題が多くて苦労しています。自分の指導力のなさと言ってしまえばそれまでなのですが、頑張って勝ちたいと思っているのかどうかが、非常に疑問な選手も多くて、とにかく難しいですね。

とりあえず、この日にわかったのは、走り込みによる下半身の強化が足りないということでした。ボールが転がらない重いピッチでしっかりとボールをコントロールして、ゴールまで持って行くには、強靱な下半身が必要で、それがうちのチームには欠けていたと感じました。3年の練習でも、そこら辺をポイントにしていきたいと思いました。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ママさんサッカー大会

2010年03月01日 22時44分12秒 | 少年サッカー

バンクーバーオリンピックも、気づいてみれば、もう終わりですね。

まあ、いろんなドラマがあって、結果的には日本は金メダルこそなかったけれども、銀が3つと、銅が2つ。どの種目で誰が取ったか、全員言えるところがちょっと寂しい気もするのですが、前回、荒川選手の金1つより、良かったのか、どうなのか・・・。

考え方はいろいろでしょう。びっくりしたのはやっぱり韓国でしょうか。すごいですね。

さて、前置きはこのくらいで、昨日、そのメダルのうち2つを取った選手を擁する会社、つまり日本電産サンキョーですが、ここの体育館で、恒例のママさんサッカー大会が開催されました。Topstoneの中の大会です。

去年は、この大会に初めて参加したTop伊那でしたが、何とMenottiが監督させてもらった低学年チームがあれよあれよという間に決勝まで勝ち進み、初出場で初優勝してしまったのでした。今回で8回目を迎えるこの大会、去年より参加者は少なかったような気はしましたが、試合が始まってみると、レベルは去年を軽く上回る物でした。

Top伊那は、今年は人数が少なく、何とか1チーム作るのが精一杯でした。

去年はたまたまフルメンバー4人しかいなくて、交替のことを考えずにポジションをほぼ固定して出来たのですが、今年は6名だったので、バランスと疲労度なんかを考えて、結構難しかったです。やるからには勝ちたいし・・・。

2グループ、4チームずつでグループリーグを戦い、2位までが準決勝に進みます。伊那は初戦を比較的危なげなく勝つと、2試合あけて最終戦でした。間の試合で伊那が勝ったチームは2敗目を喫して最下位決定。残りの2チームは両方ともなかなかの強豪で、当該同士を引き分けたため、最終戦、勝つか引き分けないと3位になってしまう状況でした。

そしてグループ最終戦。前半に角度のないところから、鮮やかなミドルを決められ先制されると、焦りからなかなかゴールが決められません。後半も必死に攻めますが、相手キーパーは人手不足で男の子を入れていたこともあり、中途半端なシュートは簡単に止められてしまいます。

結局、最後まで決めきれず、0-1で敗戦。5位決定戦に回りました。

さらにその試合では、ポジションを大幅に変えて望んだところ、慣れないせいと、疲労もあって、攻めたきり戻れず、また、攻撃の方もうまく機能させることができず、あっさり負けてしまいました。これは正直、監督の責任だと思いました。采配ミスですね。修正できませんでした。

準決勝から決勝と勝ち進んだのは、なんとグループリーグで1,2位だった2チームでした。引き分け1つずつで勝ち点4の2チーム。伊那は勝ち点3でしたからね。この2チームが優勝、準優勝とは、ちょっとグループにも恵まれなかったのかな、と思いました。

監督が一番悔しがっていると思っていたのですが、後で聞くと、選手のママたちもかなり悔しかったようです。来年はチームでちゃんと練習したいという話も出ていました。確かに去年よりは経験者が少なかったと言うことはあったのですが、多分、チームで少し練習するだけで、ぐっと良くなるような気がします。

来年はもっとグレードアップして大会に望めるように頑張りたいと思いました。

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする