伊那人のサッカーぶろぐ

二十年来のアルゼンチンファンである筆者「Menotti」のサッカー観戦記。U12の少年サッカーも応援しています。

ギリギリの戦い

2013年07月22日 21時04分18秒 | 少年サッカー
7/21の県新人戦出場を懸けた5年生のトーナメント戦は、5年生リーグの
集大成のような物で、リーグはまだ試合を残しているのですが、先週までの
順位で、このトーナメントの組合せは決まります。

TOP伊那は先週の2試合の結果、5位に沈み、初戦の相手は、またもみすずと
決まっていました。先週、第3ピリオドで猛攻を食らい、2-0から2-2
の引き分けにされた相手ですから、今度こそ勝ちきるべく、気合いを入れて
臨んだわけですが・・・。

結果から言うと、このみすずに今度は逆転負け。逆にリベンジされてしまい
ました。展開は先週とかなり似ています。1ピリオドで先制し、2ピリオドで
0-0、3ピリオドで2点を献上して、取り返すことが出来ませんでした。

先週との違いは、正式な3ピリオドルールだったので、1と2ピリオドは
完全にメンバーを入れ替えていることです。

TOP伊那の5年と4年は人数が少なく、全部合わせてやっと16人のチームが
作れるほどです。家の都合などで欠席者もいて、この日、メンバーは全部で
17名、前日までは16名ギリギリでした。

5年生で、3年生の終わりまで在籍していて、その後海外に引っ越して休部
状態だったN君が一時帰国していて、今週から練習に参加していたので、
急遽、N君をメンバー登録してこのトーナメントに出てもらうことにした
のです。彼は3年の頃からMenottiが見ていて、良く知っている選手だった
ため、迷わずメンバー入りしてもらいました。

通常、1ピリオドと2ピリオドはそれぞれ核になる選手を数人入れて均等な
チームを形成し、3ピリオドでフルメンバーを組んで、総力戦を展開するのが
セオリーだと理解しています。ところが、リーグ戦を2チーム出して戦って
いる他のチームと違い、5年生が9人では、4年と均等に分けても、1,2
ピリオドで共倒れする可能性があります。ましてや4年と5年は通常、
チームを組んでいないので、急造で連携もままならないとなると、この方式で
勝ち抜くのは相当難しいわけです。

各学年で層が薄いTOP伊那は、昔からこの方式の5年生リーグとトーナメント
が苦手で、未だかつて新人戦の出場権を得たことはありません。

そこで、今年は1,3ピリオドを5年生のチーム、2ピリオドを4年生主体の
チームと分け、2ピリオドを4バックの守備的布陣で何とか0点に抑え、
1,3ピリオドで何とか勝ちに行く作戦を採りました。

つまり、1ピリオドである程度点差を付けておかないと、3ピリオドで相手が
フルメンバーになったとき、逃げ切ることができないということです。

この日のみすず戦は、1ピリオドで押し気味に攻めながら、1点しか取れな
かったことがまず良くないのですが、何より残念だったのが、2ピリオドで
4年と元キャプテンのS君が何とか作戦通り、相手の猛攻を凌ぎきり、0点
で乗り切ってくれたのに、3ピリオドの立ち上がりに立て続けに失点して、
そのまま、再逆転出来ずにやられてしまったことです。

3ピリオドで、みすずの攻撃陣は先週と同じく、迫力を増してくるとわかって
いながら、なすすべなく失点してしまいました。注意すべき点をDFメンバーに
徹底したつもりで、同点弾は確かにSBのミスだったのですが、そこからは怒濤
の攻撃で、左を破られてそのまま豪快に決められた2点目は、こちらの闘志を
沈黙させるような一撃でした。

つまり、層が薄いからというのは言い訳できない負け方だったわけです。

少なくとも5年生は一から出直しだと感じました。N君も慣れない中、
頑張ってくれましたが、いかんせん一年のブランクと連携は、2,3回の
練習では厳しかったでしょう。逆転のサイドを破られたDFのMさん(女子)、
そしてN君が、敗戦が確定したとき涙を見せていました。4年生は負けた
気がしなかったのか、それほど思い入れがなかったのか、平然としていました
が、自分としてはかなりの落胆でしたね、正直なところ・・・。

ここで負けるとは全く思っていませんでした。N君は秘密兵器のつもり
でしたから。次のTOPSTONE戦で、いかに2ピリオド抑えてリベンジを果たすか
を考えていました。油断したつもりはないですが、足下をすくわれた感じ
です。ただ、リーグ戦はまだ2節残していて、現在5位、今回3位となった
東春近との対戦も残しています。新人戦の出場権は逃しましたが、リーグ戦の
結果で少しでも上を目指したいと思っています。

ちなみに、トーナメントの優勝は、順当にTOPSTONEと南箕輪の決勝の末、
TOPSTONEが優勝を飾りました。決勝戦、TOPSTONEのH監督と観戦しましたが、
昨年の川淵杯で一緒に戦った見覚えのある選手が1,2ピリオドに分散し、
さらに新しい戦力がこれに加わり、層の厚さにうらやましい限りでした。

新しく就任したHコーチ、優勝おめでとうございます。  
Comments (2)
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勝ち点1

2013年07月19日 21時04分58秒 | 少年サッカー
先々週の3連勝で、暫定3位まで上がることができたtop伊那でしたが、先週は大芝で
最大の強敵にして同門のライバルでもあるTOP Aとの対戦が待っていました。
もう一試合はやはり上位を狙っているみすずが相手で、両方とも簡単に勝たしてくれる
チームではありません。

グランドも先週の芝から、乾いた土のグランドとなり、本当の力試しという感じでした。

相手のTOP宮田は、昨年の川淵三郎杯で一緒にやった面々がAチームにいるので、だいたい
わかっているつもりでしたが、こちらはCBの要、Yさん(女の子)を欠く布陣であり、
正直、不安だらけでした。GKのN君をCBとしましたが、スピードへの対応が遅い事があり、
宮田の攻撃をどれだけ抑えられるかが鍵でした。

結果から言うと、この目論見は失敗に終わりました。

Yさんの不在はわかっていたので、この週はN君CBでゲームをやってはいたのですが、
相手が4年では本当の練習にはなっていなかったのだと思います。

最初の失点は中央から。ちょっとしたプレスのかけ忘れから中央でミドルシュートを
決められ、この日、幸先良くPKによるH君の得点で先制していたのですが、あっさり
同点ゴールです。2点目は、GKの裏を突くみたいな感じ、もしくはオウンゴール?
よくわからないうちに決められました。最後は中央でクリアミスを簡単に拾われ、GK
一対一で簡単に決められてしまいました。

駄目押し点でした。もちろん勝ちを目標においていたわけなので、ショックは大きかった
と思います。次戦、みすずとの対戦もすぐだったので、気持ちをしっかりと切り替えて、
みすずには何とか勝とうと話したのですが、この負けによるダメージは、予想外に
メンバーの間に大きくのしかかっていたようです。まず、この試合で一番頑張ったと
言っても良い、DFのT君が、足のマメがつぶれて、戦線離脱してしまいました。
さらに右サイドのH君も試合直前に鼻血が出て、先発を回避する羽目に・・・。

最初は出れると言っていたのですが、血が完全に止まっていないと出場はまずいと
言うこともあって、先発は回避させたのです。

ここで、もちろん無理して試合に出ることは良くないのですが、気持ち的に是非出て
やりたい、という意志はないのかな?と、ちょっと淋しい感じは正直ありました。
その辺、今時というか、この位大丈夫だから試合に出させてくれ、というのを、
コーチが懸命になだめて、ここで無理してどうするんだ。他のメンバーに任せろ、
というのを期待してたのですが、そういうのはありませんでしたね。

みすずとの試合、計画としてはなるべく多く点を取って、2,3ピリオドで4年、3年
を多く出したかったのですが、結果として、全員出すことはできず、試合も2-0
から追いつかれ、急に降り出した雨の中、2-2の引き分けという最悪ではないにしろ
かなり悪い結果となってしまいました。

2-0から点を取りあぐねた結果、1点、また1点と返され、3点目がついに奪えず、
終了の笛を聞きました。3年のFWもさほど機能できず、みすずの底力を見せられました。

この日、2試合で勝ち点1。3位から陥落することは確実で、この日までの結果で
来週の対戦が決まるので、結果を気にしながら何日かが過ぎました。

そしてついに対戦が決まり、奇しくも初戦はこの日、引き分けたみすずさんとです。
そこで勝つと準決勝、多分TOP宮田とですから、またも本日の相手です。そこを勝つと
決勝、順当だと箕輪と南箕輪の勝者辺りになるのでしょうか。今までの対戦で行くと
南箕輪が来るとして、決勝のカードも一度負けている相手です。

トーナメントの組合せは、リベンジという意味で最適な組合せかも知れません。

しっかりと準備をして、戦う気持ちを強く持って臨みたいと思っています。
もちろん、トーナメントですから、どこが勝ち上がるかはわかりません。リーグ戦の
順位と違う結果も十分に考えられます。会場は美和湖の芝生なので、うちにとっては
ゲンの良い会場です。新人戦の出場権をTOP伊那史上初めて獲得するべく、
全精力を傾けて挑みたいと思います。
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3連勝!!

2013年07月10日 23時09分41秒 | 少年サッカー
日曜日は梅雨も明けて、快晴という気分だったのですが、まだ、若干
天気は不安定で、長谷という山沿いの土地ということも多少は関係あるのか
ないのか、日中、一度夕立のような雨が降ったりしました。

先週、7/7は5年生リーグが再開し、長谷の美和湖にある芝生グランド
で、我らがTOP伊那も、3試合が組まれていました。

第一試合は箕輪A。昨年の4年生大会で優勝しているチームです。この
リーグでは南箕輪、TOP Aに敗れていますが、南箕輪に負けているうちに
とって、この箕輪に勝てるかどうかで、上位に踏みとどまれるか、下位の
チーム群に沈んでいくかの瀬戸際の戦いと、Menottiは位置づけました。

そのため、だいぶ以前からこの7.7に照準を合わせ、4,5年の練習に
取り組み、土曜の勉強会も、7.7の3連勝を目標に掲げて締めくくった
のでした。

正直、その天王山の箕輪戦が、初戦というのは嫌な感じでした。うちの
苦手な朝一(と言っても10時過ぎですが)だし、今シーズンほぼ初の
慣れない芝生グランドです。集合時間を早めて芝でのアップを十分にやった
つもりでしたが、それでも不安はありました。

この日、4年生と3年生も含めて19人のメンバーを集めてはいましたが、
箕輪戦には、ほとんど5年でやるしかないと思っていました。

案の定、試合が始まると、箕輪の中盤、激しいチェックにペースを握られ、
ほとんど攻めができないまま押し込まれて、足の早い箕輪FWに、あっさり
先取点を奪われてしまいました。そしてさらに追加点。明らかにうちのDF
が翻弄されています。何本かはオフサイドを取ることができましたが、
完全な劣勢に立たされてしまいました。

第2ピリオド、足はそれほどでもないけど、身体の入れ方がうまい4年の
Y君を左サイドバックに入れ、対応しようとしましたが、今度はスピードに
振り切られ、さらに得点される始末。うちもM君の中央突破から1点返し
ましたが、第2ピリオド終わりまでに、一時1-4の大差を付けられ、
2-4まで返しましたが、第3ピリオドにすべてを懸け、送り出すことに
なってしまいました。

最後、ワントップには3年生のK君を据えました。第2でもトップはやはり
3年のS君に任せていましたが、点を取る能力は、K君は4,5年のFWより
あると確信しています。

第3ピリオドの立ち上がり、立て続けにTOP伊那は得点し、一気に波に
乗りました。序盤では考えられない展開です。その流れのまま、逆転
したかったのですが、そう簡単には行きません。しばらく膠着状態が
続き、このまま流れが向こうに行ってしまうのかと・・・。

そう思った矢先、ドリブルで持ち込んだM君と、K君がなだれ込むように
ゴール前に走り込み、K君の素早い振りから蹴り込まれたボールは、
綺麗にゴールマウスに吸い込まれていきました。

残り、2分ほどの時間帯での逆転です。

あと残り2分、とてつもなく長く感じられましたが、ついに終了の笛を聞き、
見事、劇的な逆転で箕輪戦に勝利しました。

前の日の勉強会、前半、早い段階で先制、追加したAVANZAに対し、焦らず
自分たちのサッカーを貫き、ギリギリまで追い上げたNPIC。このビデオから
学んでくれたかな?と思いました。諦めずに自分たちのサッカーをする。
試合後、もう一度、選手達に言い聞かせました。

残りの試合は、この勢いで楽勝と行きたかったのですが、伊那少年Aとの
試合も簡単にはいかず、あまり4年生を出せずに、2-0で勝ちはしました
が、とても快勝とは言えませんでした。それでも無失点に抑えることが
出来たのは収穫でしたが。

3試合目の飯島B戦で、ようやくトーナメントの練習で4年生を使えました
が、2点の失点とGKとの一対一を何度も止められるなど、課題も残りました。

ただ、目標としていたこの日の3勝は達成でき、順位も暫定ではありますが、
3位となったのは、上出来と言えるでしょう。

来週は、ついに全勝のTOP Aとの対戦です。思い切ってぶつかるだけですね。

これから本格的に暑くなるので、熱中症対策に気を付けて、熱い戦いをやり
たいと思います。
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勉強会と5年生リーグ再開!

2013年07月06日 22時35分48秒 | 少年サッカー
全少長野大会も終わり、コンフェデはブラジルの連覇と日本の3敗と言う結果だけが
残りました。

全少の総括をしようと思っていたら、もう、明日には5年生リーグが再開されます。

今年の全少は、攻撃に特徴のあるチームが多かったように思います。特にベスト8に
残った各チームは取られたら取り返す、そんなチームが多くて、見ている方も楽しめ
ました。点差が多少あっても、全く諦めることなく自分たちのサッカーを貫く。
見ていても気持ちが良いくらいです。

さて、このところ、梅雨の雨が続いて、練習も雨天で中止になることが多く、今日も
雨が降ったりやんだりのあいにくの天気でした。3時頃には雷まで鳴り出し、中止を
決断しましたが、ちょうど今年の全少準々決勝の2試合のDVDを選手に見せたいと
思っていたので、急遽、公民館を借りて、4,5年中心にDVDを見ながら勉強会を
行いました。

5年生はひとつ上の6年の顔見知りでもある、軽井沢のM君、そしてアンテロープの
Mコム君が出ているとあって、決して上手に撮れているわけではないDVDにいつになく
見入っていました。もちろん、時間が経つと飽きてきて、しゃべり出したり、よそを
向いてしまう子も現れ、4年の一部が廊下に立たされたりしました。

それでも、同年代の良い試合を見ることは、とても勉強になるので、今後も機会が
あれば、やっていきたいと思っています。

この勉強会の成果が、明日のリーグ戦で活かされることを願っています。
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