伊那人のサッカーぶろぐ

二十年来のアルゼンチンファンである筆者「Menotti」のサッカー観戦記。U12の少年サッカーも応援しています。

チラベルト、2011年の覇者は? Part2

2011年11月17日 22時32分03秒 | 少年サッカー

ザックJAPAN,ついに敗れましたねー。しかも北朝鮮に。ふがいないと思った人も多いでしょうが、
実は皆が思っているより、かなりきついらしいですよ。昔から勝てない、点取れない所みたいです。

わかる気しますが・・・。

さて、話は少し戻って、チラベルト決勝です。

 

決勝の神川VSセダックが因縁の対決と書いたのは、全少の4回戦で壮絶な試合の後、

PK戦でセダックが勝った試合を見たからです。実は、その試合の前、近くの芝生で

観戦していたら、ちょうど自分たちのすぐ横で、神川の選手とコーチがミーティングを

始めました。神川は、3回戦で上田ジェンシャンを破っていました。

 

その時のコーチの話が、かなり良かったので、隣で聞いていて感心してしまいました。

 

その後の試合で、全く互角の試合をしながら、惜しくも破れた神川。

 

特にMenottiの印象に残ったのは、6番のスポーツ刈りのDFの子でした。スピード

あふれるDFで、危険な場面を予測して、うまくカバーしながら危ないシーンを

回避していました。元代表の浦和、坪井を彷彿とさせました。

 

さて、あれから半年後、どのくらい、両者、レベルアップしたのでしょうか。

 

試合は、またも少ない観衆のなか、ほのぼのと始まりました。先ほどの昭和の試合とは

逆に、今度はセダックが主導権を握っていました。中盤でのパス交換もきれいに決まり、

昭和戦の後半、いやそれ以上に押しています。

 

神川もあの6番のDFは健在で、要所を確実に締めています。ただ、攻撃は単発で、

ほとんどはカウンター狙いになっています。そしてセダックの7番の子が、やはり

しっかり守って、相手に隙を与えません。

 

状況は、セダックに、いつ点が入ってもおかしくない状況でした。こんな時間帯に、

点が入らないと、どうなるか・・・。まるで先ほどの試合のように・・・・。

 

案の定、今度は神川のカウンターから、一閃、放たれたシュートが、セダックのゴールに

吸い込まれていきました。

 

我慢を重ねてきた神川に、待望のゴールです。この後、どのくらいの時間があったか

忘れましたが、それほど前半は長くなかったかも知れません。

 

もちろん、先ほどの試合同様、後半、セダックのチャンスは十分すぎるほどありました。

 

しかし、時間が経てば経つほど、焦りが募り、点が入らないいらだち、無理なキックで

ボールを失う。先ほどの昭和を見ているようでした。そしてついに終了のホイッスル。

 

虎の子の1点を守りきった、神川の優勝で、チラベルトは幕を閉じました。

 

アルウィンのメインスタジアムでは中学生が決勝を行っていて、こちらもセダックが

進出していましたが、ASA FUTUROに破れ、どちらも準優勝でした。

 

神川の皆さん、優勝おめでとうございます。

 

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チラベルト、2011年の覇者は? Part1

2011年11月15日 00時02分32秒 | 少年サッカー

先週の上伊那4年生大会も雨で流れ、今週はいよいよチラベルトの準決勝と決勝がアルウィン横

芝生グラウンド(通称アル芝)で行われます。

 

Menottiは密かにその試合を楽しみにしていました。神川vsNPIC そして昭和VSセダックが

準決勝のカードとなります。全少王者のアルティスタを破った、神川に注目すると共に、

全少決勝で惜しくも敗れた昭和は、誰が見ても優勝候補の最右翼と目されていました。

 

先日の穂高北戦で、初めて昭和の試合を見ましたが、ちょっと次元の違うサッカーを

感じさせられました。このチームに勝てる所はあるんだろうか?そんな感じでした。

 

なので、全少で壮絶な試合を展開したセダックと神川、この2チームが昭和とどのような

サッカーを繰り広げるのか。すみません、NPICはもちろん強いことは聞いていましたが、

一度も見てなかったので、コメントできません・・・。

 

本当は第一試合から見たかったのですが、朝から畑仕事やら何やら、たまに試合のない日は、

家の仕事もたまっているので、観戦は、第二試合、昭和VSセダックからでした。

 

チラベルト準決勝だというのに、この会場は、実にほのぼのしています。観客席もろくにない

芝生とツツジの間から、息子と一緒に試合を見始めました。ただし、ピッチの芝は、

すごく良さそうな感じでした。

 

試合開始直後から、昭和が圧倒する展開が続きました。もう、ほとんど相手陣内で試合が

行われ、あのセダックが、ほとんどボールをキープできません。苦し紛れにロングボールを

蹴っても、前線にぽつりと残ったFWが、ボールをコントロールする前に、昭和が奪い、

また攻め始める、そんな感じです。左サイドの大型選手、右サイドのテクニックある選手、

幾度と無く得点の生まれそうなシーンを、演出しています。

 

ただ、フィニッシュの精度がないのは気になりました。もちろん、シュートで終わるのは

重要ですが、このレベルの子達なら、もう一つ上の要求をしたいところでした。

 

こんな流れで、点が入らないと、後半、厳しくなるかも・・・。そんな心配をしていると、

案の定、一本のパスから、セダックのカウンターが生まれ、ほとんどこれ一本という

シュートシーンが、先取点を生み出してしまいました。昭和のDFも、ほぼ初めてのピンチ

ということで、的確な守りができなかったのかも知れません。一瞬、ペナルティエリア

付近で、相手に自由を与えてしまいました。そこを逃さず、綺麗に決めたゴールでした。

 

こうなると、昭和の選手も目の色が変わりました。時間はまだあったので、そこから

怒濤の攻撃が、さらに激しさを増し、いつ同点弾が生まれるか・・・。そういう展開のまま、

前半はよもやの、セダックリードで折り返しました。

 

後半、立ち上がりに事件が起きました。セダックDFの頭を越すボールと共に、昭和FWが

うまく抜け出し、あっという間にGKと1対1。往年のロベルト・バッジオのように、GKまで

かわすと、無人のゴールにボールを流し込みました。後半1分も経たないうちに同点か、

これは圧倒的に昭和有利だな。Menottiはそう思ったのですが、次の瞬間、ざわめきが

起こりました。なんと、流し込んだかに見えたボールを、必死に追ったセダックDFがライン

間際でボールを掻き出した(らしい)のです。正直、反対側でよく見えませんでした。

 

この命拾いが双方のメンタルにどう影響したのかわかりませんが、その後、セダックは

完全に生き返り、中盤でボールがキープできるようになり、パスもつながり始めました。

前半とは全く違う展開です。昭和も頑張ってはいましたが、前半の面影は薄れ、時間が

経つ毎に、焦りが出てきたようです。それでも最後まで諦めずに攻め続けたのですが、

とうとう、タイムアップ。予想に反して、と言っては失礼ですが、セダックが見事に

昭和という強豪を破って見せました。

 

正直、この試合を見て、去年のTopstoneの6年生を見ているようでした。それも、あの

6年生リーグで箕輪に負けた試合です。(過去ログ見てください)

つまり、常勝チームの弱さが出てしまった・・・。異論はあるかも知れませんが、私の

目にはそう映りました。

 

次の決勝は神川vsセダック。全少ではセダックに負けて涙する神川選手が印象的でした。

因縁のカードです。神川のリベンジなるか。決勝の13時まで、とりあえず仕切り直しです。

 

Part2,決勝に続く・・・。

 

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川渕三郎杯U10 IN 千曲 Part3~冠着トーナメントの決着

2011年11月12日 06時55分13秒 | 少年サッカー

 

30日、日曜日は心配されたとおり、あまりぱっとしない空模様でした。朝、早めに

目が覚めてしまったのですが、外を見ると今にも雨が降りそうです。人工芝のグラウンドは

雨でも問題ないのですが、隣の土のグラウンドは雨の量によっては厳しいかも知れません。

 

本日Topstoneは、初戦の山雅Aは人工芝。そこで勝っても負けても次は土。勝てば決勝は

また人工芝に戻れます。幸い、最初の試合が10:20からになったので、予定より1時間

ゆっくりできて、宿の片付けなどが助かりました。子供たちは、早く寝たせいもあってか、

みんな早起きで、朝から騒ぎ始め、他のお客さんに迷惑ではないかとヒヤヒヤしました。

 

Oコーチは1試合目に審判があるため、一足先に宿を出る予定でしたが、何とかみんなと

一緒でも間に合いそうでした。今回の大会の審判ですが、お言葉に甘えて、全部Oコーチに

お任せしてしまいました。未だに治まらない咳と、前の週にかかとを負傷していて、それでも

2審制で、審判が出来るのは二人のようだし、無理しても何本かやるつもりでいたのですが、

Oコーチが進んで全部引き受けてくれたので、非常に助かりました。

正直、審判があると、どうしても意識をそちらにある程度向けなくてはならず、自分のチームの

試合に集中出来ないことがあります。特に今回のように選手を完全に把握していない場合、

余計に気を遣うので、それがなかったので、采配に集中できました。

 

子供を叱りつけながら、何とか朝食を済ませ、帰り支度も整え、ようやく玄関に整列して

宿の人達に挨拶をしました。宿の人だけでなく、宿泊していた人達からも、試合、頑張って!

と暖かい声援を受け、とてもうれしく思いました。

 

会場について、アップを始める頃から、早くも雨が落ちてきました。

 

アップを済ませ、少し長めの待ち時間、フォルツァ対新座片山戦を少し見ましたが、うちよりも

ワンランク上の戦いが繰り広げられていました。

 

雨がかなり強く降る中、第一試合は始まりました。

 

相手は今や全国区の知名度となった(松田選手の件でも・・・)J2を目指している松本山雅の

ジュニアチームです。今まで、不思議と当たったことがなく、昨日の話では同年代では、

フォルツァにいつもやられている、というような話を聞きましたが、うちの4年とて、3年の

USCカップで、ブロック決勝でフォルツァに完敗しています。力はほぼ互角と見て臨みました。

 

うちの布陣は、また最初に戻して1ピリオド宮田中心、2ピリオド伊那中心で行きました。

正直、いつ点を取ったのか、はっきり憶えていないのですが、多分、1ピリで先取点。

3ピリでだめ押しと言う感じだったと思うのですが、とにかく、ディフェンスが集中して

守ってくれたので、0で抑えたことは誉めて良いと思います。山雅は良く練習している

印象でしたが、個人で打開できるような、目立つ選手がそれほどいないのかなと思いました。

 

山雅はA,B2チーム出場していましたが、均等にチーム分けをしていたのかも知れません。

 

雨の中、後のないトーナメントで、ここ一番の集中でキーとなる一戦をモノにした、この

価値は大きいと感じました。

 

次戦は、予想通り、篠ノ井が上がってきました。昨日、ちょっと試合を見たのですが、

かなり強敵だと思いました。土のコートでは昨日、うちは新座片山さんにやられています。

苦手意識が出なければ良いが・・・。そんな気持ちでした。

 

篠ノ井さんは前線にスピードのある子を揃えた、強いチームでした。個人でレベルの高い

子がいるだけでなく、守りの組織も良くできていました。しかし、うちの攻撃陣のタレントは

伊那、宮田合わせてみても、結構豊富です。前述したトレセンコンビに加え、右サイドには

ようやくサイド攻撃がわかってきて、意外性のシュートも決めてくれたRT君がいます。

 

土のコートでも、彼らの個人技が、篠ノ井DFを翻弄しました。先取点も取り、かなり

いい感じで試合は進んだのですが、3ピリ、少しの油断とGKとDFのコミュニケーション

不足もあって、同点に、さらにGKの微妙なプレイからさらに失点してしまいます。

こっちの得点は個人技もありましたが、とても良い形が多かったのに対し、失点は、守備陣の

ミスによる物が多く、取ったり取られたりでした。一度突き放され、このまま終わって

しまうのか?と不安がよぎったそのすぐ後、宮田のFWが気持ちのこもった粘り腰を見せ、

もう時間がほとんどないときに、最後、同点に追いついてくれました。そしてPK戦に

もつれ込んだのです。

 

こうなるともう、流れはむしろこちらにあるような気がしました。不用意な失点から逆転は

されましたが、敗戦濃厚な状況から、同点、PK戦です。ベンチも盛り上がり、Oコーチも

みんなで肩を組んでPK戦を見守ろう、と選手達と肩を組み始めました。

Menottiはなかなか闘志を表に出さずに、クールを保つのがいつもですが、ここはOコーチに

同調し、一緒に肩を組みました。

 

PKの順番は、選手の意見を尊重しながら、最終的にはMenottiが決めました。なでしこの

澤じゃないですが、いやがる者を最初に持ってくるのは得策ではありません。

結局、一番手は宮田のE君、次が伊那のYM君、後はよく憶えていません。とにかく、結果は

初っぱなのE君がポスト直撃、相手は決め、二番手は両者成功、三番手はこちらが成功、

最後に相手がプレッシャーに押しつぶされるように外し、そこからサドンデスに入りました。

 

ここから両者譲りません。7人目までこちらは全部決め、次はGKか?という最後に、相手が

とうとうミス。この瞬間、決勝進出、前橋との再戦が決まりました。

 

この時、すごく印象的だったのが、篠ノ井の選手達でした。フィールドにいた、ほぼ全員が

一斉に泣き崩れ、何人かは号泣のあまり、その場から動くことすらできませんでした。

 

こちらはもちろん大喜びでしたが、それだけ、この試合に全精力を傾けていたのだと思うと、

このチーム全体に対する敬意を感じずにはいられませんでした。

 

あいさつの時も、まだ泣いている子がいましたが、これだけ悔しくて泣いている子達は、

これからもっと強くなれるだろうと思いました。

 

こういうシーンを見ていると、負けることも重要なんだと再認識させられます。

 

ずいぶん長文になってしまいましたが、決勝は意外とあっさり終わりそうです。

 

篠ノ井との死闘を制して、念願の前橋エコーとの再戦の権利と、冠着トーナメント決勝進出の

権利の両方を手にしたのですが、結果から言うと、リベンジ成らず、またも前橋エコーに

敗れてしまいました。前日よりもさらに悪い、2-4での敗戦です。

 

何が悪かったのか、はっきりとは言えないですが、かなり降る雨の中、先取点を取ったのは

Topstoneでした。昨日からの布陣、つまり3-1-3の、Menotti式3トップに

だいぶ慣れてきたこともあり、攻撃はそれなりによくなっていました。しかし、DF、

さらにDFとGKの連携というところで、問題が露呈していました。そして、雨で体力が

奪われる中、DFの最後の気力、その辺の差が、徐々に出てきて、逆転、だめ押しを

許したのだと思います。

 

このチームのキャプテンは、Oコーチの息子、G君が多数決で決まったのですが、このG君が

Oコーチに怒鳴られたシーンがありました。正直、Menottiは気づかなかったのですが、

さすがに自分の子がどのくらいの走力かわかっているので、全力で追わなかった息子に、

がまんできなかったのだと思います。疲れもあったでしょうが、篠ノ井に勝って、若干、

燃え尽きた感もあったかも知れません。こういう部分のメンタルコントロールはコーチの

責任も大きいと思います。リベンジするんだ、と盛り上げたつもりだったのですが・・・。

 

隣のコートでは、一位トーナメントの決勝、定位置とも言える、パーシモン対新座片山の

試合が行われていました。相変わらずの眠り小僧コーチの怒号や罵声が飛び交って

いましたので、パーシモンが3連覇に向かっているのかな、と思いました。

昨日の懇親会では、ずいぶん謙遜していたのですが・・・。

 

そして結果はその通り、パーシモン3連覇で終わりました。冠着(2位)トーナメントは、

前橋エコーの優勝、うちは準優勝ですが、同じ相手に2度負けるという、格好悪い結果です。

そして、1位トーナメントは3位まで表彰されましたが、冠着、あんずの下位トーナメントは

優勝チームのみの表彰で、うちも名前さえ呼ばれず、参加賞のみでした。

 

ただ、最後の試合、決勝の4チームのなかで、長野県のチームは結局、うちだけで、

あとは県外チームだったので、そこだけはちょっと良い気分でした。

 

こうして、初めての遠征は終わりましたが、選手達はもちろん、コーチ達もいろんな物を得て、

帰ってきたような気がします。2日間で、どっと疲れたのは正直なところでしたが、今後に

つながる、良い経験ができたと思います。

 

終わり。

 

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川渕三郎杯U10 IN 千曲 Part2 ~宿泊、懇親会

2011年11月08日 23時46分42秒 | 少年サッカー

千曲での一日目は、こうして慌ただしく終わりました。日帰りで応援に来ていた保護者の方々も

帰り、ここからが未体験ゾーンである、宿泊です。会場での一日目を締めると、バスに乗り込み、

本日宿泊する、上山田温泉、若の湯さんへと向かいました。

 

ここ、千曲サッカー場は、千曲川のほとり近くにあり、川を渡るとそこは県内でも有名な

戸倉上山田温泉となります。長野県に住む人なら、CMでもおなじみの「上田館」とか、聞いた

事があるホテルが建ち並んでいます。バスでもらった地図通りに進もうと思ったのですが、

地図が拡大されすぎていて方角が分かりません。とりあえず上田館を目印にそれらしき方向に

進むと、若の湯の看板を見つけることができました。ほっと一安心です。

 

子供たちは、3試合の疲れなど全く感じさせないほどの元気さです。旅館で他のお客さんに

迷惑をかけなければ良いが・・・。これは宿を出るまでずっと思っていました。6年生くらい

なら、多分大丈夫だと思うのですが、4年で、しかも伊那の4年はずば抜けてやんちゃなので、

非常に心配だったのです。

 

若の湯さんは、思ったよりずっとりっぱな宿でした。実は宮田のコーチに、昔の宿泊先がかなり

古くて大変だった話を聞いていたので、こちらも心配しましたが、この心配は無用でした。

 

この日の夜、Menottiと宮田のお父さんコーチ、Oコーチは懇親会に参加するため、近くの

居酒屋に出動する事になっていました。名だたる有名チームのコーチとの話も、楽しみであり、

緊張の時間でもあったのです。

 

懇親会と夕食まで時間があったので、Oコーチ持参の「ディフェンスの基礎」DVDを使って、

全員で勉強会を開きました。こういう時間は、通常練習だけではなかなか取れないので、

とても良いことだと思いました。何気なくやっているプレイが正しいのかどうか、確認できたと

思います。理解度チェックテストなども行い、明日の試合でもすぐ活用できそうでした。

 

 

懇親会は近くの居酒屋だったので、ちょっとどんな感じになるか、イメージできませんでした。

24チームから1ないし3人くらい来れば、すごい数だし、最初はパーティー会場みたいな所で

立食みたいにやって、名刺交換大会みたいなのかなと思ってましたが、実際は、全部のチームが

参加するわけではなく、お座敷で普通のすき焼き飲み会風で、飲み食いも十分楽しめました。

 

名刺は、実はチームからもらってなくて、家のプリンターで前日、自作した物を20枚弱、

持っていったのですが、ほとんどを交換か、配ってきました。名刺にはしっかり、このブログの

URLなど入っているので、アクセス数アップに、少しは貢献しているかも知れませんね。

 

懇親会では、酒も大分回った頃、一人一人自己紹介がありました。初っぱな、山雅さんから

りっぱな自己紹介というか挨拶があったので、その後のハードルが一気に上がった感が

ありました。福島ユナイテッドさんによる、福島の現状など、貴重な話しも聞けました。

 

自分も、今回、伊那としては初めての参加で、宮田との合同チームで来たこと、チャイルド

カップとかぶったので、伊那の担当である自分が率いてきたことなど話しました。

 

そんな中、一番みんなの注目を浴びたのは、新座片山の眠り小僧&ラガーマンの二人のコーチ

でした。自己紹介もそこそこに、ラガーマンコーチのすべらない話が何本か続き、今日の

試合の時の、眠り小僧コーチの激しいコーチングとのギャップがものすごい!!と感じました。

 

個人的には、明日、トーナメントの初戦で対戦することになった、松本山雅のコーチ陣、そして

千曲サッカー協会、屋代の、奇しくも私、Menottiと同じ名字のKコーチと多くの実のある話が

できました。うちのOコーチもいろいろと山雅コーチ陣と話していました。

 

あっという間に2時間ほど過ごし、中締めが終わると、宿に残した子供たちと、お父さん達が

心配なので、と言うことで、名残惜しくも、Oコーチとともに店を出ました。

 

帰ると意外にも子供たちはすでに全員寝ていました。お父さん達が苦労して寝かしてくれた

のかも知れませんが、いずれにせよ、部屋ではお父さん達が飲んでいました。

我々もそこに合流すると、しばらくはサッカー談義に花を咲かせ、その後、もう一風呂浴びて

床につきました。

 

明日は、得失点差の関係もあり、グループ3位には甘んじた物の、3つに分かれたトーナメントの

うち、2位トーナメントに進出、第二試合で人工芝、松本山雅との対戦となりました。

当初、懇親会でもらった資料だと、山雅Bとの対戦でしたが、いろいろ順位にミスがあり、

最終的にBではなく、Aとの対戦になったのです。

 

またもや、初戦が鍵を握ることになりました。初戦で負けると、フレンドリーでもう1試合で終わり。

勝って、もう一度土のグランドで準決勝に勝てば、決勝は1位トーナメントの決勝の横で、再び

人工芝での決戦です。しかも、順調にくれば、また、あの前橋エコーとの対戦もあります。

 

決勝でリベンジして優勝するためにも、是が非でも山雅に勝利して、勢いに乗る必要がありました。

 

決意を胸に刻みながら、はやる気持ちを抑えながら、ようやく眠りにつきました・・・。

 

 

二日目~冠着トーナメントの決着~に続く・・・

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川渕三郎杯U10 IN 千曲

2011年11月02日 22時36分51秒 | 少年サッカー

 

Topstone主催の一番大きな大会、チャイルドカップの開催が、今年は10/29,30というのは

だいぶ前から知っていました。ところがその後、Tコーチからこの日、もう一つ大きな

大会が重なったことを聞きました。それが千曲市で行われる4年生の大会、川渕三郎杯でした。

 

毎年、宮田のTopstone4年が参加している大会です。しかし、今年マクドナルド杯も、

アンテロープカップもそうですが、top伊那の4年生が何かと参加させてもらっています。

確かに、上伊那3年生大会を制してから、4年のトレセンも多く選出していただき、中でも

M君は県トレセンにも選んでもらいました。強豪ひしめく大会では、上には上があることを

知らされ、マクドナルドではアンテロープさんの前に、何もできずに敗退したこともありました。

 

宮田の4年とは常に良いライバルであり、練習試合でも勝ったり負けたり・・・。

 

そんな中、その宮田と伊那の4年を融合して、合同チームTopstneとして川渕三郎杯に参加する

事となったのです。宮田のKコーチはさすがにチャイルドカップに出るということで、

不肖、このMenottiが両チームのエリート(?)たちを率いて、全国のビッグネームに

挑戦することになりました。

 

この大会、4回目ですが、2回、3回と神奈川のパーシモンさんが連覇しています。

そしてU12関係者で、知らぬ人はいないという埼玉の新座片山さん。その他にも多くの

県外チーム。今年は被災した福島からも福島ユナイテッドさんが参加しています。

 

県内では、フォルツァ松本、松本山雅さんなども参加しています。

 

Menottiは何を隠そう、泊まりの遠征は、これが初めてでした。愛知県や山梨県、県内各地の

遠征は何度も行きましたが、何故か泊まりには縁が無く、今年の刈谷遠征も最初泊まりの

予定でしたが、結局日帰りになったし・・・。

 

本当は、もっとベテランのコーチと一緒に行ってから、と思っていたのですが、いきなり

引率責任者となってしまい、相当のプレッシャーを感じていたわけです。

 

なにしろ、泊まりは初めてだし、この大会に出たことのある人が誰もおらず、場所だけは

アルティスタカップなどで知っていたので良かったのですが、それ以外はわからず、ただ、

今回、千曲のサッカー協会の方々の運営が、しっかりされていたので、大きな問題もなく、

二日間の日程を無事に終えることができました。関係者の皆様に感謝です。

 

1日目、Topstoneはチームバスで朝6時、千曲市に向かいました。伊那のメンバーは途中、

伊那の中央病院で乗り込み、順調に中央道を北上します。途中、みどり湖PAで休憩したのですが、

なぜかそこでだいぶ時間がかかってしまい、更埴経由で千曲に向かったのですが、姨捨でも

一度、休憩。そうこうしているうちに8時近くになっているではありませんか!

 

更埴からの普通道路も意外に時間がかかり、多少道を間違えたりもしたので、結局、会場入りは

8:40頃でした。第一試合は9:00から、件の新座片山さんです。初っぱなから青ざめながら、

受付に向かいました。受付はレストハウスと聞いていたのですが、駐車場で案内の人に聞くと

人工芝内の本部に誘導され、そこからまたレストハウスへ走る羽目に・・・。

 

受付は途中、会計さんに任せ、慌てて体育館横グランドに行くと、もう9時10分前に

なっていました。

 

初戦の先発と、第2ピリオドメンバーはあらかじめ決めていたので、焦りませんでしたが、

そうでなかったら、きっとパニックだったでしょう。

 

先発は宮田メンバーで組んでいました。合同練習が、なんだかんだで2回しかできなかったので、

いきなり慣れないメンバー同士で組んでも、連携が厳しいと思い、こうしたのです。

第2はDFを残して、伊那のメンバーを全部入れました。

 

試合開始後、新座片山さんの実力はすぐにわかりました。中盤のチェックの早さが半端でない。

まずはそれを感じました。宮田の前の方の選手は、個人技にはある程度自信を持っているようで、

普段なら中盤でキープしながら、周りを見て対処できるのですが、この試合では、ほとんど

自由に持つことは許されませんでした。相手の足も全体に早くて、サイドは何度言っても

裏をとられて、センタリングを許してしまいます。

 

ただし、序盤は、相手も初戦の堅さか、シュートミスが目立ち、実際、ベストな状態なら、

もう何点も取られておかしくない状況でしたが、第一ピリオドを1点に抑えることができました。

うちのCB、M君は足も早く、ディフェンス能力も高い、伊那にはいないタイプのDFで、彼が

だいぶ危険な場面を救ってくれました。

 

第2ピリオド、伊那のメンバーに入れ替えたのですが、相手の調子が全開に近くなったのか、

さらに危ないシーンが目立ち始めました。DFのM君は残したのですが、もちろん彼だけで

守れるものではありません。この10分で立て続けに2点、失点しました。特に大きな

ミスがあったわけではないのですが、すべての場面で相手が上回っていました。

 

当然ですが、アップ不足は言い訳にはなりません。第3ピリオドで1点でも返そうと、

調子の良さそうなメンバーで挑みましたが、かろうじて攻撃面の光明となれたのは、

伊那のスピード王、M君の右からの突破のみでした。それでもシュートやセンタリングまで

いけたのは1,2度くらいでした。それくらいレベルが違いました。ただ、このチームは

華麗なパス回しやサイド攻撃が徹底しているという感じではなく、身体能力と、個々の強さで

相手を上回っていく、というような印象を受けました。コーチの声かけからも、相当厳しい

練習を積んでいるのだろうと思いました。

 

第2試合からは、人工芝のグランドに移りました。相手は富山スクエア。前情報はほとんどなし。

始まってみると、少なくともさっきよりはこちらが自由にボールを持てます。

決して弱いチームではないと思いますが、さっきの相手が強すぎて、逆にこちらはすごくやりやすい

状態でした。宮田攻撃陣の個人技も冴え、身体が暖まったこともあって、先取点、追加点、

気が付くと大差が付いていました。4点目くらいで、相手の集中も途切れた感じで、みるみる

加点していきます。終われば、7-0の大差で勝つことができました。宮田攻撃陣には

人工芝が大分有利だと感じました。伊那のYM君と同じ名前のF君、伊那東小で宮田に

入っているE君などが、見違えるようにのびのびドリブルを仕掛けていました。TM君も

良いシュートを決めてくれました。

 

2試合目の勝利で、だいぶ気をよくしたTopstoneメンバーでしたが、今日最後の試合、前橋エコー

戦が残っています。やはり人工芝のBコート。試合は静かに始まりました。メンバーはやはり

混成のチーム。少し布陣に悩みましたが、この試合、勝つために最も機能するメンバーを

選んだつもりです。相手は富山と引き分けたという情報が入っていました。ならば勝てないはずはない。

みんなそう思ったに違いありません。しかし、試合が始まると、そんな余裕はどこかに行って

しまいました。特にすごく目立つ選手はいませんが、それぞれが自分の仕事を確実にやってきます。

そんなに恐いサイド攻撃ではないように見えたのですが、何度もやられるうちに、ついに

先取点を献上してしまいました。そして何とか挽回したいところで追加点。このまま終わってしまい

そうな恐怖感の中、3ピリオドは勝負に徹して、ベストメンバーを投入しました。確か宮田の

攻撃陣が1点返してくれたのだと思います。3ピリオドで同点、逆転を目論んだのですが、

終わり間際に3点目を取られてしまいます。よもやここまでかと思いましたが、最後の最後で

2点目が入り、もう一点と言うところまで迫りました。しかし無情にも、このまま終了の笛を

聞きました。2-3。この敗戦で、上にはもう行けないんだと思ったのですが、二日目、意外な

展開が待っていようとは、当然この時には思いもよらなかった訳で・・・。

 

宿泊、夜の勉強会、懇親会~二日目の試合へとつづく・・・。

 

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