伊那人のサッカーぶろぐ

二十年来のアルゼンチンファンである筆者「Menotti」のサッカー観戦記。U12の少年サッカーも応援しています。

負けなかった意味

2011年05月24日 00時50分49秒 | 少年サッカー

 

昨日は延期されていた6年生リーグの最終節が行われました。

飯島会場は高遠小学校に場所を移したのですが、この日も午後から雨の予報で、朝でこそ晴れ間も見えたのですが、Menottiが主審を務めた第一試合が始まる直前からパラパラと雨が降り出し、途中、強く降ったり、小降りになったりを繰り返していました。

この日は終始こんな天気で、午後はもっと強く降ってきました。Top伊那はこの日、2試合目から連続で箕輪、南箕輪との対戦でした。自力であと1勝すれば6位以内が確定し、ケーブルテレビ杯の出場権が得られます。

しかし今日の本当の勝負は、やはり因縁の南箕輪戦と言うことになるでしょう。
うちの現在4位に対し、南箕輪は3位と言うことだけではなく、去年の全少の印象がみんなにあるので、そして6年生リーグの最終戦、集大成という意味でも重要な一戦と位置づけていました。

第一試合はその南箕輪VS高遠の試合でした。正直、この2チームの力の差は歴然としていました。うちと中1試合で対戦する南箕輪から、何かヒントが得られるかという気もしていましたが、さすがにフィールドで1試合見ることで、だいぶ様子はわかりました。
ここで全部書くのもどうかと思うので、簡単にしておきますが、いずれにしても良く鍛えられていて、しっかり走る、とても良いチームと言うことは確かです。ここ近年、全少でも上位に何度も駒を進めているのは決して運ではないということです。アップを見ただけでも、きめ細かい指導が行き届いている印象を受けました。

結局、試合は14-0で南箕輪の圧勝でした。

次は今日のうちの初戦、対箕輪戦です。雨や汗を拭いて、審判服を着替えているうちにもう、試合は始まっていました。箕輪も、おそらく南箕輪ほどではないにしても、うちにとっては難敵であり、ただ、自分たちのサッカーをすれば勝てない相手ではないと踏んでいました。

うちは序盤から高いディフェンスラインを保ち、相手の攻撃の芽を摘んでいましたが、最初のうち、副審に見逃されるケースもあって、何度か危険な場面がありました。
明らかにオフサイドと思うと、DFが動きを止めてしまい、GKと1対1になってしまうのです。こういうところは難しいですが、一歩間違うと確実に失点ですから、注意が必要です。

こちらの攻めは、いつもCFに入っていた4年のY君がトレセンのために欠場で、代わりに最近うちに来ている元箕輪の女の子をおいていました。よく考えたら古巣対決ですよね。ただ、だからといって異常な闘志を燃やすこともなく、彼女はちょっと遠慮がちに、淡々と試合は進んでいました。

サイドは何とか機能していて、2列目のK君と絡めて、良い形も生まれていました。そしてそんな中、ゴール前のこぼれ球をサイドのG君が押し込み、先制します。良い流れの時の得点でした。

試合はこのまま後半へと進み、後半、ペナルティエリア内にドリブルで侵入したM君に相手DFが勢い付けてのショルダーチャージ。これは悪質ということで、PKの笛が躊躇なく響きました。
これをK君が落ち着いて決め、2-0とリードを広げました。そのまま終了。

まずは1勝を挙げ、ケーブルテレビ出場権を確保です。

雨も降ったりやんだりだったため、次戦は休憩もそこそこに吸い上げられました。うちにとっては若干不利とも思えたのですが、初戦より次の方が良かったりするので、後半、走り負けなければ良い勝負ができるのではないかと思っていました。

いざ、ふたを開けるとその通りの展開、というか、それは点数だけの話です。内容的には完全に押されていましたが、GKのA君の思い切りの良い守備と、運にも助けられて、何とか前半0-0で折り返すことができました。

おそらく前半、1点でも取られていたら、緊張の糸が途切れて、ワンサイドになっていたかも知れません。選手達の中にも、あと20分、頑張れば行けるのではないかという希望が生まれていたと思います。

前半、攻める方はほとんど良い形がなかったのですが、後半、右サイドのM君が、ワンチャンスを得意の角度から豪快に蹴り込んで、なんと先制点を挙げてしまいました。

これで相手も多少は焦ったと思いますが、そこは落ち着いてじっくり攻めれば、大丈夫と、セオリー通りに何度も攻めこんできました。

微妙なオフサイドの判定で、相手ゴールが取り消され、まだツキが残っていたかと思ったのもつかの間、ついに死守していたゴールを割られてしまい、同点です。そして結果、引き分けでした。

十分に善戦と言える内容だったと思います。

このレベルの相手に負けなかった意味は、全少に向け、大きかったのではないでしょうか。
もちろん勝てれば文句はないのですが、強い相手に対し、食らいついて離されない、メンタル面での意味のことを、試合後、少し言わせてもらいました。

上伊那のどのチームも対戦相手が決まっています。この6年生リーグの経験を活かし、少しでも上に行ってほしいものです。

 

 

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ほたるカップと全少抽選会と練習試合

2011年05月17日 20時55分38秒 | 少年サッカー

 

ほぼ、サッカー関係で終わってしまったGWも終わり、かといって何か落ち着くわけでもなく、毎年の行事のように、いろんな大会が開催されます。

まずは、1,2年生対象のホタルカップというのが、先週の土曜日、辰野荒神山で行われました。

この大会は4月に2年になったばかりの子供と、1年に上がったばかりの子供の大会なのですが、8人制で、コートもそれなりに広いので、ミニゲームと言うよりも、団子サッカーとは言え、毎年白熱しています。最近の上位常連チームとしてはフォルツァ松本、Topstone、岡谷東部、南箕輪、辰野あたりでしょうか。今年の結果から言うと、準決勝に残ったのは、なんと我らがTOP伊那、辰野、フォルツァ松本、南箕輪でした。

この日、ちょうど小学校のPTA作業と重なってしまい、午後の決勝トーナメントに進めたら、午後、見に行くからね、と2年でTOP伊那チームとして出場する、Menotti次男には伝えたのですが、正直、決勝トーナメント進出の確率は五分五分くらいと思っていました。基本、グループ1位のみが午後からの準決勝に進めるので、グループの組合せで、進めないことが良くあるのです。

一昨年、TOP伊那では人材豊富と言われている今の4年も、グループであと少しの所で進出できずに敗退しているのです。その前の年は、あのMコム君を擁してあれよという間に準優勝を果たしています。

うちでは多分それが最高成績でしょう。

さらに前のMenotti長男の時には、当然負けましたが、Tコーチに態度面でこっぴどく怒られ、参加賞のお菓子を没収されたりしています。まあ、いろいろ思い出がある大会ですね。

で、昼頃に会場に着くと、ちょうど3試合目が始まるところでした。そこまでの2試合を順調に勝ち、3試合目も勝てば文句なく一位通過です。

相手はアザリー飯田でした。試合始まって見ると、相手もうちと同じくらいの実力がある感じでした。

ドリブルで突破していく子と、守りで必死に戻って身体を張ってディフェンスできる子。こういう子が多いほど、勝ちに近いチームと言えるでしょう。両方、同じくらいそんな子達がいると思いました。幸い、序盤にうちのエースと言っても良いYト君が豪快なドリブルからそのまま豪快なシュートで先制しました。相手の実力からワンサイドにはならないと思ったのですが、すぐに同点に追いつかれ、そのまま後半へ。後半も終わりに近づいた頃、またも同じ角度からYト君のゴール。これで決まったかと思いました。ところがもうほとんど時間のない時に、スローインからそのままゴール前に運ばれ、あっさりまた同点に。また振り出しです。

そしてそのまま終了。

アザリー飯田も2勝で来ているので、1位決定のPK合戦となりました。

最初、何人制でやるのか把握しておらず、相手一人目がまず枠を外し、次から二人、うちの選手が決めてくれました。件のエース、Y君と、Menotti次男の友達で、とてもセンスの良いドリブラー、R君です。

3人目も相手が決めて、次に出てきたのがMenotti次男でした。この試合では特に目立った活躍もできず、ポジショニングの良さか、たまにシュートを放つものの、得点はしていません。ほんとにうちの子で大丈夫か?と思ったのですが、綺麗に左隅に決めていました。そしたら、3人制だったらしく、これが決勝点となり一番おいしいところを持っていくことに・・・。

これも「持っている」と言うことでしょうか。

準決勝はフォルツァ松本さんです。このチームはいつもしっかりまとめてくるのですが、先月のちびっ子サッカーでも対戦して勝っているので、子供たちはちょっと油断しているようでした。

試合が始まると案の定、すぐに右からドリブル突破されて、GKが少し出たところ、角度のない所からうまくコースに決められ、先制されてしまいます。うちもYト、R君等が果敢に突破を図りますが、守りがしっかりしているので、なかなかシュートまで行けません。

0-1のまま後半に突入し、半分くらい過ぎた頃、攻められながらもカウンター気味に運んだボールが前目にいた次男の所に、すっと入りました。今までは足下でこねていたのですが、この時ばかりは猛然とゴールへとドリブルを開始し、相手のDFも追いつけません。

ここで打て、というタイミングを逃してごちゃごちゃとGKの元へ・・・。結局シュートできず、そのまま、敗戦となってしまいました。

フォルツァ松本はグループ戦でtopstoneにも1-0で勝っていて、残り2戦もすべて1-0。イタリアで言うと一番美しい勝ち方ですね。

そこまで1点も取られていなかったのです。余計に次男の得点が惜しく思えました。

その後、3位決定戦で辰野にも0-1で破れ、先の飯田市長杯と同じ展開で、4位、ナイスファイト賞をもらってきました。

ちょっと気になったのは、試合でやりたい所とか聞いていたときに、前半ベンチとか、後半休みたいとか、フル出場を望まない子が何人もいたことです。欲がないと言うか・・・。

これでは負けてもあまり悔しくないんじゃないかと心配でした。

この日、辰野から戻ると伊那小へ直行、通常練習でした。その後、コーチの打ち合わせをしていたら、7時からの地区運動会の会合にギリギリでした。そんな感じでかなりタイトな時程でしたね、土曜は。

日曜はいよいよ全日本少年サッカー大会長野県大会の抽選会と、恒例の松本菅野での練習試合です。

UコーチとキャプテンA君がいないので、残りのメンバーをMenottiが見て試合することになりました。

選手達には、まず、別の場所で知らない相手との試合は、本番のシミュレーションとなるので、朝のグラウンドの入りから、挨拶、アップまで本番をイメージしてやるように指示しました。

そして、朝一の一発勝負となるので、飯田の2日目みたいにならないように、しっかり準備するように、ちょっと長めに話をしました。前からうちはスロースターターな部分があるので、自分たちの実力を出す前にやられる、なんてことの無いようにしたかったのです。

松本地区のチームは、強いフィジカルとボディコンタクトが特徴だと思っています。初戦の菅野もその通りのチームでした。ユニフォームが縦の赤白で、うちのアルビセレステとの対戦は、さながらアルゼンチン対パラグアイの南米対決のようでした。

うちは3バックで、長身の10番T君をサイドバックにした、守り重視の布陣で臨みました。

さらにこのチームではFWでの起用が多い、4年のY君を本来の右SBで使ったのですが、このチームで慣れていないせいか、少しやりづらそうでした。

CFには普段トップ下のK君を持ってきて、まだ落ち着かないうちに個人技で先制してくれることに期待しました。

試合はその期待通り、序盤にK君が個人技で先制しました。ところがその後、徐々に流れが悪くなり、激しいチェックで中盤を支配され、相手のスピードあふれる攻撃陣に、何度もシュートを浴びせられました。

そしてその中の1本がキャプテンA君の代わりにゴールを守っていた4年のTKY君の手をはじいて、ネットに吸い込まれていきました。ちょっと見た感じでは正面だったし、ファンブルにも見えたのですが、回転があったのかも知れないし、4年ですから単純にミスとも言えないプレーでした。

この失点で、さらに流れは悪くなり、その数分後には追加点を献上してしまい、前半のうちに逆転されてしまいました。せっかくの先制点が台無しになるという、珍しい展開です。

ただ、うちとしては守り重視で行っているので、これ以上守りで変えるところはないし、そのまま何とか前半は終わりました。相手は激しい上に予想外にサイドの足が速く、うちのサイド攻撃は封じられていました。

後半、点を取るしかないので、中盤、ゲームメイクにおいていた5年のG君をサイドに、サイドバックのT君をボランチに、右サイドを元気者のY君にしました。

後半、T君のボランチとサイドのG君が、効果的にボールを持てたおかげで、だいぶ形ができてきました。再三惜しいシュートが出始め、そろそろ同点ゴールか、と思っていたのですが、一向にゴールを割ることが出来ません。

バーには2回ほど、ゴール前の混戦で押し込んだと思ったら間一髪掻き出され・・・。これだけ攻めて入らないのは、一体どうしたことか!?後半のほとんどの時間を攻めながら、結局、1点が取れずに負けてしまいました。

次の南松本との対戦は、先ほどの後半の布陣で戦い、ようやく点を取り、さらに後半は多少ポジションも変え、大差になったので控えメンバーも出したりして、ほぼ目論見通りの試合運びができました。ちょっとうれしかったのは、自分の息子が、味方CKをきれいにヘッドで合わせて得点した事で、素直に良い気分でした。

南松本も菅野よりは多少スピードがないような感じでしたが、その後の両チームの戦いを見る限り、それほどの差はないように思いました。それにも関わらず、うちが対戦すると全然違う結果になるあたり、やはり初戦の戦い方を相当気を付ける必要があるのでは、そんな感じがしました。

午後にはキャプテンA君も来て、B戦という形で2試合行いましたが、2戦共に敗戦。相手の方の層の厚さに負けた感がありました。

そして全少の初戦は、ボニートンBに決まりました。良く聞く名前ですが、松川村のチームとのこと。その事からも、この日の練習試合は良い経験だったと思います。組合せはいつものここに出ています。

抽選会の模様はテレビのニュースで流れました。うちのキャプテンA君も最後に映っていましたね。

 

 

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4年練習試合と飯田市長杯

2011年05月08日 22時47分58秒 | 少年サッカー

ちびっこサッカーフレンドリーの次の日、5月1日は、6年生リーグ最後の試合、南箕輪、箕輪戦の日だったのですが、朝からの雨で延期となってしまいました。

そもそも、この連休、サッカーのない日は5/2だけだったのですが、もう1日加わったと言う感じです。

雨だと、2日に予定していた農作業もできず、逆に久しぶりに身体を休めるのには良かったかも知れません。5/2は予定通りに農作業をして、3日は松本にて4年生の練習試合でした。相手は先日3年生が負けた鎌田と筑摩の2チーム、それにTopstone2チームとTop伊那が1チームです。チーム数もそれほどないので、総当たりでもそれほどかからないかと思っていました。

ところが、いざ筑摩の小学校に着いて、予定を聞くと、広めのコートが1面に、試合は20分ハーフで相手は総当たりではなく、筑摩と鎌田が交互に出てきて、Topstone系の3チームと順番に戦う、と言うことになっていて、1試合が長い上に、常に間が2試合空くのです。できれば15分ハーフで総当たりにしてもらいたかったですね。

ただ、待ち時間はともかくとして、広いコートで長い試合時間というのは、今のうちの4年にとっては良い経験になったかも知れません。相手は、技術的にはうちより若干劣るかな、という印象でしたが、松本地区のチームの特徴である強い当たりと、フィジカルを持っており、しっかり走り込んでいるので、後半もなかなかバテません。

初戦で鎌田とTopstoneの試合を見て、鎌田はそれほど強くない印象を持ったのですが、うちの2試合目、鎌田と対戦したときは、なぜか同じチームとは思えないしぶといサッカーをしてきて、このチームはもしかして相当なスロースターターなのかな、とも思いました。

筑摩とも初戦こそ後半、大量点で突き放したのですが、最後にもう1試合やった時は、だいぶ接戦となって僅差の勝利でした。鎌田との対戦では、開始直後のうちのGKのミスから失点すると、やっと同点になってからも追加点で突き放され、後半、ようやく同点、こちらの決勝点と何とか勝ちはしましたが、点差はそれほど離せず、辛勝という感じです。

結果としては3戦全勝ではありましたが、いろんな部分で課題の残る内容でした。ポジションも多少は試すことも出来たのですが、本来はもっといろいろやりたかったのが正直なところです。練習試合と言えども、最初からポジションをいじって負けてしまうのは、個人的なポリシーに反するので私はやりたくないのですが、このレベルのチームとはやっぱりこうなってしまうのかなー・・・。

上伊那もこの学年はレベルが高いので、もう少し近くのチームと練習試合をしてみたいと感じました。

ただ、この日はいくつかの収穫もあったので、全くだめだった訳ではありません。序盤に先制されても何とか追いつき、最後は逆転できたことも良かったことの一つです。

連休の最後のイベントは、毎年のことですが、2日間かけて行われる飯田市長杯という大会です。今年はいつもの河川敷グランドではなく、飯田松尾グラウンドという、昔、なでしこの試合を何度か見に行った事もある、綺麗な芝のグラウンドでできることになりました。

1日目の2試合の結果でブロック順位を決め、その順位によってグループに分かれて、2日目、決勝リーグを戦うというルールです。我がTop伊那の6年を中心とする高学年チームは、初戦、上郷A、次戦は愛知の新城との対戦です。2勝すればグループ1,2位にはなれますが、得失点で1位になれるか決まります。

初戦の上郷戦、序盤にきれいにセンタリングから4年のYくんが、先制点を決めてくれました。申し分のない立ち上がりです。これですっかり硬さも取れ、うちのペースで試合を進めることができました。

その後も調子に乗ったYくんが加点し、3点目はMenotti息子がバックから持ち上がると、思い切りよくミドルシュートを低い弾道で決め、1点は返されましたが、最後はYくんが自身初の公式戦ハットトリックを決める3点目をゲット、4-1の快勝で初戦を終えました。

下伊那でもかなり強いという評判の上郷に勝ったので、俄然、2日目への期待が高まってきました。次戦の新城は県外なので全く情報がありません。ただ、毎年この大会には参加しているチームです。

試合が始まってみると、それほど相手にすごいという感じの選手は見あたりませんでした。平均的な感じでした。と言うよりこの日はうちの選手が乗りまくっていたと言った方が良いでしょう。取るべき選手がどんどん取り、ロングシュートで1点は取られましたが、終始相手を攻め立て、終わってみれば9-1の大差で勝ちました。この得点差により、同じグループの南箕輪を上回り、この大会、初めてのグループ1位という快挙を成し遂げて、2日目に臨むこととなりました。その後、別グループ1位の茅野玉川さんとの練習試合でも勝利を収め、喜び勇んで凱旋したのでした。

さて、いよいよ2日目、1位グループはメイングランドのきれいな芝のグランドで、試合が行われました。
初戦は優勝候補のリュシオ辰野、次がまたもや上郷、今度は上郷Bとです。初戦の辰野戦、Menottiは所用で遅れての観戦でした。

前日に満足してしまったのか、前の日興奮して寝れなかったのか知りませんが、私が大急ぎでグラウンドに到着すると、すでに先制されてしまったところでした。動きも悪く、始まってすぐにレベルの違いにビビってしまったのか、という感じでした。相手の素早い展開に、守りが全く付いて行けてないし、単発の攻めに味方のフォローもなく、中盤を支配され、いいようにやられていました。

辰野の7番の選手がすごく印象に残りました。スピードと身体能力の高さ、技術もしっかりしていて、鋭いシュートを連発していました。どんどんと点を追加され、結局、0-5の完敗で終わりました。

相手が格上と見るや、なにもできずに大差で負ける、うちの悪い癖が出た感じです。あきらめが良いというのか、あっさりしているというのか・・・。そんな意識はないのかも知れませんが、結果はそうなっているわけで。

切り替えて次戦に繋げるしかないんですが。そして昨日に引き続いての上郷。どうやらA,Bで強さには変わりないようです。昨日の結果からは、むしろBのほうが強そうな・・・。

戦ってみるとやはりBの方が強さは上のようでした。相手右サイドからうまく攻められ、GKと1対1で見事な股抜きシュートを決められ、先制を許してしまいます。

試合は一進一退という所でしたが、初戦に続いてうちのGKが活躍するまずい展開、相手の組織だった守りに、苦戦していました。そんな中、またも4年のYくんが魅せました。後半に5年の新加入Gくんと交替してFWに入ると、厳しいチェックをかいくぐって、ミドルシュートを一閃、ゴール右隅に決めてくれました。

待望の同点ゴール。この勢いのまま、逆転と行きたかったのですが、相手も譲らず、引き分けとなりました。

最終結果は1位グループ4位。上郷に勝っていれば3位入賞だったのですが、かないませんでした。しかし、結果としてみれば初の1位突破。チームの自信にはなったと思います。

全日本までもう1ヶ月。Tコーチも言っておられましたが、もう一度引き締めて、走り込みなど、出来ることをしっかりやって、悔いが残らないように準備してください。

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2連勝!

2011年05月01日 09時09分32秒 | 少年サッカー

上伊那6年生リーグも、残すところあと4試合。そろそろ順位も気になってくるところです。
我がTop伊那は、前回の1勝1敗で、順位的には未だ低迷していましたが、同門対決を制して、勢いに乗ってきました。本当はその勢いそのままに、みすず戦、伊那少年戦と行きたかったのですが、1週あけて、29日の2試合に臨みました。

初戦、みすずは、高遠に次ぐ下位チームであり、以前のように下位チームに引き分けたり不覚をとったりすると、6位以内のケーブルテレビ杯出場枠が、一気に遠ざかってしまいます。初戦のみすず戦に快勝し、続く伊那少年戦にも勝って、2連勝するのが、当然ながらうちの想い描くシナリオでした。

結果的にはその目標を達成することができました。

みすず戦、序盤こそ硬さが目立っていましたが、徐々にほぐれてくると、次々と良い形が生まれ、相手DFのチェックの甘さもありますが、後半はおもしろいように加点し、終わってみれば7-0の大勝を飾ることができました。

個人技からのゴールあり、ミドルシュートあり、センタリングからのゴール、CKから押し込んだゴール。いろんなパターンで点が取れたことは良かったと思いました。

次戦、伊那少年戦はさすがにそんな訳にはいきません。Topstone戦が同門対決ならば、伊那少年戦は、チーム名に伊那を冠する、伊那ダービーと言えるでしょう。TOP伊那創設以来の良きライバルとして、切磋琢磨している関係のチームです。

今年も実力的には拮抗していると目されていました。

相手の主力は、以前からトレセンのS君や、攻めと守りの要に一人ずつ、双子の兄弟がいます。前半、この双子の一人であるA君に、うちの左サイドが再三破られ、何度もセンタリングを上げられていました。

それを見ての感想は、私も、うちのSコーチも同じでした。ハーフタイムにそこを守っていたSG君に、縦を何とかして切って、抜かれないようにと言っておきました。もう少し厳しく行けと・・・。Sコーチもみんなの前でSG君に、点を取られるとしたら、おまえの所だ、と脅し気味な厳しい言葉を掛けていました。

これが効いたのか、後半、SG君は見違えるように厳しいディフェンスをするようになり、A君の縦への突破を封じ込めていました。

先取点は前半、TK君の中央突破からのゴールでした。相手DFが一瞬気を抜いたような瞬間に綺麗に決めたシュートでした。何とか追加点を目指したのですが、相手に攻められる不味い流れもあったり、後半も試合は動きませんでした。

後半も半分過ぎ、TOP伊那に待望の追加点が入りました。左サイドを新加入の5年生、G君が華麗に突破すると、エンドラインギリギリからマイナスのセンタリング。それにうまく合わせてゴール前のTS君が押し込みました。必死に追いつこうと頑張っていた伊那少年の気持ちをくじく、相手には痛恨の失点となりました。うなだれる伊那少年選手を、コーチが必死に鼓舞していました。しかし、それまで保ってきた闘志が途切れてしまったのか、もうすでに彼らには気力が残っていないようでした。

結局、そのまま2-0で試合は終了しました。

この結果により、TOP伊那は順位も4位に急浮上し、一気にケーブル出場権圏内に入ってきました。しかしまだ箕輪、南箕輪戦を残し、安心はできません。この結果次第ではまだ圏外の可能性もあるので、是非とももう一踏ん張り、頑張ってほしいものです。

さて、話題は変わって、昨日の1~3年の恒例、ちびっこサッカーフレンドリー、フォルツァ松本、開智さんなどが主催する、ちょっと規模の大きな練習試合です。

Menottiは次男のいる2年を、と言う話もあったのですが、自分の子供がいると見づらいのと、本来の担当でもあるので3年を見ることにしました。実は前からいろいろとフォーメーションを考えていたと言うこともあったのですが・・・。

3年生は、今度新たに2名が加わり、この日二人とも参加とあって、この二人の様子を見る良い機会でもありました。

この日の4試合、初戦から堀金、茅野宮川、フォルツァ、鎌田と4試合を戦い、結果から言うと3戦までは完封勝ちできたのですが、鎌田戦は1-0からの後半、強風の風下と言うこともありましたが最終的には逆転を許し、1-2で惜しくも敗戦となりました。メンバー達は無失点、全勝を目指していたようですが、課題の残る最後の敗戦、彼らにとっては逆に良かったのではないかと思いました。

新3年生は、なんだかんだで去年の3年生の存在が大きくのしかかっているようです。ちびっこサッカーフレンドリーで去年の3年はどうだったのか?とか、いろいろと聞かれました。本当はそんなに意識しなくても良いと思うのですが、本人達は人知れず、比較されているのかも知れません。

彼らには彼らの良さがあると思うし、良いチームができるだろうと私は思います。新加入の選手の特徴も、わかってきたし、もっと実戦を積んで、ディフェンディングチャンピオンとして臨む、上伊那3年生大会に備えたいと思っています。

vs堀金7-0  vs茅野宮川2-0  vsフォルツァ2-0  vs鎌田1-2

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