伊那人のサッカーぶろぐ

二十年来のアルゼンチンファンである筆者「Menotti」のサッカー観戦記。U12の少年サッカーも応援しています。

アルゼンチン!ARGENTINA!

2008年07月31日 23時10分12秒 | 国内サッカー
7月29日、待ちに待ったアルゼンチン代表2試合の日でした。

Menottiは午前中の仕事もそこそこに、昼にはもう、伊那インターを子供と嫁を連れて東京に向け、出発していました。

天気は快晴、夜も降水確率は30%ほどだったので、天気に関してはこの時は安心しきっており、その後の展開はもちろん知る由もなかったのです。しかし心配性の嫁のいつもの癖で、子供の着替えを持ち、自分の着替えや、チノパン、なぜか間違えて入っていたパンツ・・・。これらが最後に幸運をもたらしたのです。

なでしこジャパンの試合は何ら問題なく始まりました。久々の国立、席もファミリー席というアウェーのゴール角のあたりで、照明が一部じゃまだったけど、ほぼ良い席でした。

男子と違い、女子はまあ、アルゼンチンに負けることはないだろうと思っていました。アルゼンチン女子もレベルアップはしただろうけど、やはり組織力という点ではまだまだです。最初から日本はほとんど危ないところもなく、攻めはやっぱりを中心に阪口宮間からFWの大野永里へとゴールを再三脅かしていました。

案の定、先制は日本。宮間のクロスから大野が決めたのです。その後も宮間のパスから安藤のヘッドがポストに当たり、こぼれ球を永里が押し込んで追加点。後半は日本の運動量も落ちた感じで、結局そのまま2-0での勝利でした。

この試合、国歌独唱がJEFLの石田美穂子さんでした。電光掲示板に前、南長野でサインをもらい損ねたあの人の顔が大写しになったので、思わず写真を撮ってしまいました。

さあ、なでしこの試合も終わり、いよいよメインイベントです。個人的にはなでしこも決して前座ではないと思っていたのですが、さすがにメッシはいないとはいえ、リケルメにマスケラーノ、アグエロといったスター選手が登場しては、Menotti的には興奮を抑え切れません。ドイツに行けなかった悔しさ、宮城で散った2002年、いろいろな想いが巡るというものです。そして代表戦観戦デビューのうちの息子もいるわけで・・・。

そうこうしているうちに試合は始まりました。実はもう一人、一緒に試合を観たのは嫁ではなく、日野から合流した会社の友人、日本代表監督と同姓同名のFC東京サポーターです。

先ほど観たのが女子の試合と言うこともないでしょうが、両チームのスピードにまず少しビックリさせられました。早い!
攻守の切り替えはもとより、パス交換や相手への寄せもそうです。アルゼンチンも完全に本気モードに見えました。これでまだコンディション、ピークじゃないなんて。

日本も内田安田の両サイドバックが効果的でスピード溢れる上がりを見せ、香川もなかなかの動きでした。本気っぽいアルゼンチンに得点のチャンスを何度か作っていました。一進一退のまま、0-0で後半へ・・・。

後半始まって少し経つと、ぽつりぽつりと雨が。次第に強くなるとどんどん大粒になり、傘やカッパを出すまもなく、あっという間に大雨になりました。雷も鳴り始め、大変な感じになってきました。実はそうなる前に、アルゼンチンはディマリアがゴール前で驚異的な身体に吸い付くような数回のトラップの後、見事にゴールを決めて先制していました。

雨と雷がひどくなっていた頃、カテ1とか良い席の人々はどんどん帰り始めていました。ファミリー席も半分以上いなくなる始末。こちとら長い時間かけて国立まで来てるんだ、簡単には帰れません。試合が残り数分で中断し、コンコースで震えながらしばらくは待っていましたが、中止らしいので、やむなく国立を後にしました。

よく考えたら、うちの息子は強烈な雨男だったのです。でも本人は日本代表の応援がいたく気に入ったようで、ニッポン、ニッポン!とアルゼンチンユニフォームのまま、応援してました。無料のフェイスペインティングも大喜びでした。

また、ここに一人日本代表サポーターが生まれたような気がしました。

試合後、駐車場でパンツまで着替えて家路に就きましたが、家に着いたのは午前2時過ぎ・・・。疲労困憊でしたが、アルゼンチン代表戦を2試合も観れたんですから、かなりの幸せと言えるでしょう。しかも1000円で。これでメッシがいたら最高でしたが。

そう言えば、メッシは中国で代表に合流するみたいですね。バルサももう少し早く許可してろよ、29日間に合ったかも知れないのに・・・。本番での活躍を期待してます。
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フットサルの試合

2008年07月18日 23時05分23秒 | 少年サッカー

子供のサッカーに誘発されたこともあって、今年から隣の村のフットサルリーグに、子供のサッカーチームの父兄と、5,6年生の子供たちと、参加しています。

村のリーグなのに、AからDまでのランク別のリーグに分かれていて、チーム数も相当な数になっていると思います。自分たちのチームはもちろん一番下のDリーグですが・・・。

フットサルといっても室内の土のグラウンドでやるもので、最初はちょっととまどいました。Dリーグとは言っても、今の自分たちのレベルには結構高い感じもして、さすがにサッカーをやっていると言っても5,6年生の子供ですから、本当に最初の頃はなかなか試合にならなくて、女子のチームもあるんですが、そこに何とか勝てるくらいのレベルだったのです。

お父さん達のチームも意外と走るし、うまくて、何とか勝ちたいと思ってはいたのですが、後半こっちがばてたところで失点を重ねて負けるパターンでした。

ところが昨日、ついにそのお父さん達のチームに初めて勝つことができました。

MenottiはいつものARGユニフォームではなく、ミランのユニフォームを着ていきました。特に気合いを入れていたわけでもないし(気合いはいつも入れてるんで)、ロナウジーニョミランに移籍したからでもありません。たまたま前回、うちのチームのビブスが赤なので、下が水色だと紛らわしいと言われたからでした。

でもなぜか気分も変わったのか、そのお父さん達のチームとの試合、序盤からポンポンと2点先制することが出来たのです。言い忘れましたがカニーヒアを崇拝する私、Menottiは、もう少し若い頃にやっていたフットサルのリーグでは「風の息子」と勝手に名乗るFWなのでした。

確かに相手チームは前の試合と時間が余りなく、疲れていたところへいつも勝っていた相手にいきなり2点先制されて、がくっと来たのかもしれません。でも地力と運動量に勝る相手は、その後徐々に盛り返し、同点、そしてまたうちのチームが突き放す、という具合で前半折り返しました。

このままなら勝てるはずなのですが、うちは後半、いつもやられていたのです。不安は十分ありました。でも昨日は違いました。何が違ったかと言うと、この土のフットサルにだいぶ慣れてきた6年生達です。特に昨日ピカイチの活躍を見せたのは、右サイドで走り回ったチーム一の俊足、S君でした。今までは、足は速いけど周りを見るところまでは行かなくて、最後、角度のないところからシュートが枠にいかず、中に戻せ、といつも言われていた彼でした。ところがこの日、その角度のないところからシュートを一発決めるともう止まりません。

立て続けに右サイドから切れ込んで、またもゴール右隅ぎりぎりに決め、極めつけは3点目です。GKから、左サイドにいたMenottiにボールが来たので、ダイレクトで相手の頭を越えて右サイド前方に放り込みました。正直、DFが詰めてきたので苦し紛れに頭を越してサイドチェンジを狙ったのです。それにしては前に行き過ぎでした。しかしこれに、右を韋駄天の如く駆け上がったS君が、ダイレクトだかワントラップだかわからないくらいのスピードでさばき、同じゴール右、角度のないところから三次元的なシュートをズバッと決めたのです。

それは見事なゴールでした。相手チームには、子供たちのサッカーチームのコーチも所属していて、この日は見えなかったのですが、本当に見せてあげたかったゴールでした。決まった瞬間、味方だけでなく、敵チームからも感嘆の声が挙がりました。

彼のハットトリックの活躍で、ついにこの試合、勝つことができました。実はMenottiもハットトリックだったのですが、自分はセンターFWで点を取るために張っているわけだし、取って当たり前なんです。6年生はもうあまり大きな大会はないのかも知れませんが、ああいうことがあると、一皮むけてどんどん点が取れるようになるような気がしました。そのおぜん立てが出来たと言うだけでも、うれしかったのです。

実は明日、そのフットサルチームの初めての飲み会があるのですが、本当に気分良く飲めそうです!

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なでしこ第11節、アサヒナに引き分け!

2008年07月13日 22時25分43秒 | なでしこリーグ
久々の更新となってしまいましたが、ユーロは予想通りというか、希望通りにスペインの優勝で幕を閉じました。

そして、アルゼンチンのオリンピック代表が発表され、メッシはもちろんのこと、OA枠でリケルメマスケラーノ等、そうそうたるメンバーが選ばれました。南米はオリンピックと言えども、意気込みが違います。遠藤を病気で欠き、大久保すら呼べない日本とは雲泥の差だと思いました。

でも、7/29の試合にメッシは来られるのでしょうか。さらに言えば五輪に本当に出られるのか・・・。バルサはCL予選を優先するようで、ロナウジーニョもブラジル代表に呼ばれたのですが、バルサがやはり難色を示しているようです。

さて、Menotti個人の状況は、週末は結構、前述の上伊那5年生リーグというのに取られています。確かに大原学園の試合がアウェー続きというのもあるんですが、自分ちの子供が一応呼ばれていると言うこともあります。ただ、いつもあまりにふがいなく、3年とは言え闘志を見せないので、毎回夜は反省会というか説教です。年上に遠慮してるのかビビっているのか、見ていられない状況です。とにかく走れという点は、僅かに改善された様な気もしますが、まだまだ全然足りません。来週は3年生大会というのもあるし、マイペースもいいけど、もっと危機感を持ってやってくれたらと、思ってしまいました。

危機感といえば、今日の大原学園はアウェーで最下位、アサヒナとの試合でした。

開幕戦でホームに迎え、7-0と完勝した相手です。準加盟チームであり、現在1勝8敗の最下位。でも最近はバニーズに初勝利を挙げ、JEFLにも善戦するなど、だいぶ慣れてきて力を発揮しつつあるチームです。

ですが、アウェーとは言えこのチームに取りこぼすことはないだろうと今日、速報を見ると・・・なんと2-2で引き分けているではありませんか!

ここは確実に勝ち点3を取らなくてはいけないところでした。今日、狭山の試合はなかったのですが、福岡が勝ったので、5位との差が勝ち点1、狭山との差は4です。

これからは2周目に入ってきて、下位チームには絶対取りこぼさず、上位に勝っていかなければ昇格への道はないのですから、今日の引き分けには相当の危機感を持ってもらわないといけません。試合の状況はまだわかりませんが、次節は伊那での熊本戦です。アウェーで1-0という僅差で勝っている相手ですが、ホームで確実に勝ってください。オリンピックの関係で、今から1ヶ月以上間があきますので、しっかり立て直して後半戦を闘ってもらいたいと思います。
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