伊那人のサッカーぶろぐ

二十年来のアルゼンチンファンである筆者「Menotti」のサッカー観戦記。U12の少年サッカーも応援しています。

ザックの終焉

2014年06月26日 20時16分20秒 | ワールドサッカー
【ギリシャ戦後の感想】
せっかく頑張って日本戦を見たのに、休んでみる価値のない試合でしたね。
ザックの采配にも批判が出ているようですが、正直、やはり代表監督の経験不足、
さらにはザックにとってもW杯なんて初めての経験で、そういったところが露見
してしまった、というのが真相だと思いますね。岡ちゃんはフランスで経験を積んで
南アフリカで決勝ートーナメント進出、ジーコでさえドイツで進めなかったし、
トルシエは経験もあったけど自国開催ですからね。奇しくもドイツ大会と全く同じです。

あの時はオーストラリアに一瞬のうちに逆転されて初戦負け、ヨーロッパの中堅クロアチア
に必勝のつもりが決定力不足で引き分け、最後南米のブラジルに先制するも力負け・・・。
あの時もジーコに確固たる戦術は見られなかったのではないかと思ってます。
これはザックに戦術がないと言っているわけではありません。ただ、本番で自信の無さからか、
いきなりブレてしまったからです。ザックは人柄も良く、イタリア人にしてはまじめで
礼儀正しく、本当に良い人だと思います。ただ、世界の経験は乏しかったということでしょう。

オランダのファン・ハールとか、コロンビアのペケルマン、イランはマンUや
レアルマドリードでもやっていたカルロス・ケイロスなど、優秀な監督が、
良い采配を見せていると、日本の試合ぶりは確かに情けないです。使う選手が
固定されて、柿谷でさえ、まだほとんど出てないでしょう。でも今更仕方ないですね。
中東の国は大会期間中でも監督を更迭することあるんですが、日本はまず、
そんなことしないでしょう。ザックと心中するしかないですね。
マスコミは始まる前は持ち上げて、こうなると今度は叩きまくるという、
いつものパターンですね。最初からそんなにものすごく優秀な監督だとは思って
いなかったので、不安が現実になってしまった・・・。そんな感じです。私の場合。

週末、イラン対アルゼンチンを見ましたが、イランの戦い方はブレがなく、
最後の最後、ロスタイムでメッシに決められましたが、すごく頑張ったと思いました。
韓国は今朝、良いところなくアルジェに惨敗して、日本と全く同じ立場になりましたね。
あの弱いと言われた韓国と同じとは情けない限りです・・・。

今度のコロンビア戦で、ミラクルを起こすとか、盛り上がっていますが、
コロンビアに勝つこと自体は、特にミラクルでもなんでもないと思っています。
正直、コロンビアは突破してるんだし、控えも出してくるでしょう。
どこか強豪が1位突破決めていれば、2位になりたくなくて、勝ちに来ると思いますが、
そうでもないわけだし、どうなるかわからないので・・・。本当のミラクルは、
コートジがギリシャに負けたり引き分けることかも。でも、これもヤヤトゥーレがいないの
では?とか、戦力が落ちているとすれば、奇跡でもないのかも・・・。

優勝狙ってたくせに、なんでコロンビアに勝つのが奇跡なのかよくわからないですね・・・。

【コロンビア戦の感想】
前の2戦に比べれば、だいぶ全体ではらしさを取り戻したかなという感じでしたね。
ただ、最後まで本田のFKは決まらず、香川の決定力はなく、大久保も派手さはあっても
枠には飛ばず、昔から、この人はJでは活躍するけど、ワールドクラスではないと思って
いたのですが・・・。
長谷部に替えて遠藤かと思いましたが・・・。そして岡崎と柿谷を替えたのにはびっくり
しました。サプライズで呼んだ大久保をなぜそこまで引っ張るのかなと・・・。
もっと、柿谷、大迫を軸にすべきだったのではないかと思いました。
DFは昔からお気に入りの今野を使ったら、いきなりPK献上です。ザック采配が裏目に
出てしまいましたね。内田はギリシャ戦でワールドクラスの働きとメンタルを見せましたが、
今日はカウンターの対応に追われ、南米の個人技にも翻弄されてましたね。吉田と共に。

ゴール前の落ち着きとひらめきは、さすがと言うしかないです。日本には無いものです。
わずかに岡崎が身に着け始めたくらいでしょうか・・・。

やっぱりドイツの時と一緒になってしまいましたね。
中田が仰向けに寝そべって呆然とする姿が、今朝のインタビューで、勘弁してくださいと
言った本田に重なって見えました・・・。

さて、これでアジアは相変わらず勝ちなしでイランと韓国が残っているわけですが、見通し
は決して明るくはないですね。本当に勝ちなしでアジア枠、削られちゃうかも・・・。

まあ、とにかく日本のW杯は終わったのですが、本当に面白くなるのはこれからです。
これからはいつものように、アルゼンチン中心に見ていきたいと思います。
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W杯、初戦の明暗!

2014年06月17日 20時56分15秒 | ワールドサッカー
ここの所、毎日、朝方にW杯の試合を見ていて、寝不足になっています。
そして、ついにアルゼンチンの初戦がありました。相手は今回、唯一の初出場国、
オシムの故郷でもある、ボスニア・ヘルツェゴビナでした。
初出場といえど、旧ユーゴの流れを汲む東欧の雄です。初戦はどの強豪国に取っても
難しい物なのです。特に優勝に目標を置いている国などは、コンディションの
ピーク設定の事もあって、初戦で不覚を取ることも多く、アルゼンチンも、確か
90年のイタリア大会では初戦でカメルーンに敗れ、世界中がびっくりしました。

初戦に敗れてから立て直し、決勝まで進んだのです。(日本もこれに倣って・・・)

今回も、初戦から好カードがいくつかあったのですが、前回大会の決勝カードが
いきなりありましたね。スペイン対オランダ。あの時のリベンジとばかりに、オランダ
が5-1の圧勝でスペインを退けました。まさか、こんな大差で、とみんなが思った
事でしょう。そしてイングランド対イタリアはイタリアが勝ち、ドイツ対ポルトガルは
4-0でドイツ圧勝です。

なので、日本もそんなにショックを受ける必要もないというか、どこも国を代表して
来ているチームなんだから、簡単に勝てる訳ないし、ウルグアイだって、コスタリカに
負けてるし・・・。

そして、アルゼンチンは、初戦と、難敵ボスニアという苦難を乗り越え、メッシの、
バルサで見せているような感じのゴールが決まって、2-1の白星発進です。

同組のナイジェリア、イランが引き分けたので、次に勝てば、勝ち抜け決定ですね。

すんなり決めてもらいたいです。その次の相手などは全然調べていませんが、メッシの
3回目のW杯ですから、何とかしてジュールリメ杯を掲げてほしいものです。

前回は正直言ってカリスマではあったけど、戦術があまりない監督だっただけに、
今回は大丈夫だと思います。

初戦をざっと見た感じでも、前半、1-0で勝っていたのですが、敢えてシステムを
変更して、メッシが躍動できるような布陣にしましたね。そして、あのシュートです。

このサベージャ監督は、86年、90年に指揮を執った、ビラルド監督の流れを汲む
人だと私は思っています。つまりは当時のエースであるマラドーナ中心のチームを
作り、批判を浴びながらも結果を出したビラルド。今回はあくまでメッシを活かすための
チームを作ったのではないでしょうか?テベスを外したのも、そんな意味があるのでは
ないかと思っています。

疲労などと関係なく嘔吐してしまう原因不明の症状が出ているメッシですが、CL優勝に
貢献したディマリア、さらにはイグアイン、「クン」アグエロらとともに、78,86年
に続き、優勝まで、是非とも上り詰めてもらいたいです!!
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全少、長野県代表決定と日本戦

2014年06月16日 19時02分45秒 | ワールドサッカー
昨日の日曜日、6/15は、サッカー界にとって、いろんなイベントが重なった感が
ありました。もちろんサッカー界と言っても、世界中が盛り上がるW杯もあれば、
長野県内の少年サッカーの世界もあるわけで、この日は全少の長野県大会の決勝が
行われるのと同時に、ブラジルW杯の日本代表の初戦、コートジボワール戦も
行われたのです。

本当だとアルウィンに行きたかったMenottiでしたが、子供の陸上大会、地区の
ゴミ拾いなどの行事もあり、行けませんでした。ゴミ拾いが終わると、テレビで
イングランド対イタリアの試合を見届け、次の試合、日本代表戦を見る準備を
進めました。

日本のグループは、皆さんご存知のように、初戦でコートジボワール、次がギリシャ、
最後にコロンビアと対戦します。南アフリカの時も、初戦がカメルーンでした。
実際、前半を見た限りでは、同じ展開になるのかと思わせましたね。

調子が上がらないと言われていた本田が、バランスを崩しながらもヤヤ・トゥーレを
かわして左足を振りぬくと、ニアに鋭い弾道でゴールに突き刺し、先制しました。

大舞台で強い、持っているな、やっぱり本田は・・・。「持っている」このフレーズを
思い出した日本人は多かったはず。

コートジボワールは、ドログバを先発させず、リードされた後半から投入してきました。

前半から、かなり危ない場面も多かった日本ですが、何とか失点だけは免れて、ここまで
来ていました。ところが、ドログバが入ると、その名前だけにビビることはないでしょうが、
周りから見るとそんな感じでした。日本の左、香川、長友のサイドからピンチを招き、
クロスにニアで頭を合わされ、あっという間に同点。直後にも全く同じような形で、
クロスを上げられて、ニアに合わされて逆転です。

この時、ドイツW杯の初戦、オーストラリア戦で後半、残りわずかの時間で立て続けに
失点、逆転負けを喫した試合を思い出した日本人が、相当な数いたように思います。
私もその一人でした・・・。

この時はジーコが監督でしたが、今回も、あの時よりその後の時間が多かったにも
かかわらず、立て直すことができず、自分たちの良いところを出せずに終わって
しまいました。国を代表するチームでさえ、メンタルな要因でこのような事態に
陥ってしまうのだと思いました。

次戦、ギリシャ戦で勝てなければ、一次リーグ突破はほぼ絶望的でしょう。
唯一の救いは、日本は比較的、ヨーロッパのチームと相性が良いこと、次がコロンビア
でなくてよかった・・・。そう思いました。ただ、ギリシャも初戦負けているわけで、
日本戦は絶対に負けられない試合なのです。負けたチームが敗退決定です。4年間の
すべてを出し切って、戦ってほしいと思います。

この日の試合で、香川はミスも多く、消極的なプレーが多く見られました。香川は
今は日本の10番を背負う代表選手ですが、前回はサポートメンバーだったので、
一度も本番では出ていないのです。いわば初出場のようなものです。そんなところが
この日のパフォーマンスにも出てしまったのではないかと思います。インタビューでも
、こんなもので終わりたくないと言っていたようですから、次は思い切り暴れてほしい
ですね。今年、マンUでも出られずにたまっていたものを、出し切ってくれれば、と
思っています。

さて、午前中に全少の方は、準決勝が終わり、諏訪対セダックAは諏訪が、中野A対
フォルツァ松本はフォルツァ松本がそれぞれ勝って、決勝へコマを進めました。

決勝は諏訪対フォルツァ松本でした。実際に見たわけではありませんでしたが、見た
人の話では、1-0というスコアではあったけど、やはりフォルツァ松本の横綱相撲
だったということでした。

2年ほど前にも優勝したフォルツァ松本さん、おめでとうございます。うちも昔から
何度も対戦させてもらっているチームなのですが、6年でチームとして最強に仕上げて
来られているようで、さすがです。全国でも頑張ってください。

うちは初戦で中野Aに敗れたのですが、その中野Aは準決勝でフォルツァに負け、その
フォルツァが優勝ですから、つまりうちは3位ということで・・・。
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全少長野県大会、ベスト8決定!

2014年06月10日 20時48分23秒 | 少年サッカー
先週の土日は、予報も、実際の天気も当たっているのか当たってないのか良く
わからず、とにかくJrユース選手権に土曜、菅平に行ったり、日曜は全少の
4,5回戦を見に、松本広域と大町まで行ってきました。

土曜の菅平は、雨の予報だったのですが、幸い一度も降られず、ただし日が
当たらなくて風が強いので、寒くて大変でした。この時期とは言っても、標高が
高いですから、ベンチコートの人もいたくらいです。Menotti長男のいる、
Topstoneは先週、惜しくも上位進出を逃し、今週は下のリーグだったのですが、
2試合見ていずれも勝利を収めました。初戦の裾花戦は逆転勝ち、次の諏訪戦は
大差の勝利でした。前の週に足をねん挫していたうちの息子は、少ししか出て
いなかったので、コメントできないレベルでしたが、とりあえず頑張っては
いるようでした。チームの雰囲気は良さそうだったので安心しました。2年生も
以前よりチームにフィットしてきた感じでしたね。

さて、日曜はいよいよ全少の4,5回戦です。Menottiのプランとしては、松本の
注目カードを見つつ、大町の状況を確認し、もしTOP Aが5回戦進出を決めたら、
即座に松本から大町に駆けつけるという物でした。

次男のGKスクールの友達が、塩尻西のGKということで、南松本との対戦が、10時
からあります。その前に松本山雅VSアルティスタも見たいし・・・。

松本広域に着くと、山雅とアルティスタの試合が始まっていました。やはり両
チーム、一歩も譲らぬ激しい攻防でした。思わずビデオを回しましたが、後半、
山雅の連続得点で若干、気落ちしたのか、アルティスタが崩れ始めました。結果は
4-1で山雅の勝利でした。

その間に、Menotti次男は塩尻西のターフを見つけ、スクールの友人、I君と会うことが
できました。自分のチームは負けてしまったので、わざわざ応援に駆けつけたんだ、
と言うことをちゃんと伝えろよ、と言ったのですが、伝わったのかどうか・・・。
相手が南松本と言うことで、何だかやる前から、ちょっと諦めムードが漂っていました。
試合が始まると、案の定、I君は南松本の怒濤の攻撃に晒されてしまいました。
ちょっとかわいそうなくらいでしたが、塩尻西もやられっぱなしではなく、何度か
果敢に反撃を繰り出していました。そしてついに一点を返しましたが、そこまででした。
終わってみれば1-5の大差で破れました。

その後、リュシオ辰野対セダックBの試合を観て、次の南箕輪対須坂を見ようか、と
言うところで、大町からTOPAが大町に勝ったとの連絡が入り、すかさず松本を後にし、
大町へと車を走らせました。

大町ではなんと、TOP A対中野 Aの5回戦が待っていました。TOP伊那を初戦で破った
中野 Aがここまで勝ち抜き、同門のTOP Aと対戦するのです。うちの仇を取ってくれ。
大町にTOP Aのメンバーを見つけると、思わずそんな言葉をかけました。

試合はスタンドの高いところから撮影しながら観ましたが、中野は初戦と同じように
早い寄せと、個人技、高いシュートの意識を持っていました。TOP Aはうちとの違いは
運動量としぶとい全員の守り、スピード溢れる攻撃陣です。しかし、TOP Aのスピードは
中野のDFに、ある程度は対応されていました。何度かはサイド突破からシュートまで
行くシーンもありましたが、決めきるまでは行きません。

均衡を破ったのは中野でした。それも初戦の先制と全く同じ形、ミドルシュートを
GKがこぼしたところを、詰められて決められたのです。その後の個人技溢れる中野の
攻撃は、何とか凌いで、0-1でのハーフタイムです。

後半、前線に交替した俊足のS君が、いきなり大仕事をやりました。一瞬の隙をついて
DFの裏に抜け出すと、あっという間にGKと一対一になり、落ち着いてゴールに流し
込みました。同点です。ここで、波に乗って逆転したかったのですが、時間はまだ
たっぷりあるし、行けるのではないかと思いました。

そこから一進一退の時間が続きました。中野の長身GKは、つい前へ前へ出てくる
クセがあるのか、何度も応援の保護者に戻れ戻れと言われていました。この辺を
うまく使って、ロングシュートでも決めていれば良かったのかも知れませんが・・・。

後半の後半、サイドを突破した中野の選手がゴール前にセンタリング。それにぴったり
頭で合わせた選手が、ゴール右隅に、綺麗に逆転弾をたたき込みました。

この辺もうちの時と同じ。CKをヘッドで合わせる技術を持っているのです。

結局、これが決勝点で1-2の敗戦。同点後の追加点が取れなかったのが敗因でしょう。
力の差は、ほとんどなかったと思います。それにしても伊那と宮田、両方とも、
同じチームに敗れるとは・・・。

ベスト8の予想は外れの方が多かったですね。どこが勝つかなんて、やっぱりわからない
です。だからTOTOも当たらないんですね。

さあ、ベスト8が決まりましたが、ついに上伊那は全滅です。秋の大会に向け、負けた
チームはすでに始動しています。うちもまずは初戦突破、アルウィンを目指して、
頑張りたいと思います。
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ベスト32からベスト8へ

2014年06月06日 16時39分09秒 | 少年サッカー
毎年の事ですが、自分達のチームが敗退してしまえば、興味は勝ち残っている
近くのチームということになります。今年もベスト32に残ったチームは似たよう
な顔ぶれになっているわけですが、開幕前の展望に引き続き、ここで一挙に
ベスト8予想と行ってみましょう。32チームの中には、自分のチームが過去に
対戦したチームもありますが、6年になってからではなかったり、全く当たって
無いチームもあるわけですから、当たる確率はそれほど高くないかも知れません。
展望の時と同じ、ネームバリューとか、カンとか、初日の勝ちっぷりとか、
総合して独断で決めています。もし、落とされているチームの関係者が読んで
おられたなら、気にせずに予想を覆す活躍を期待します。さて、言い訳はこの
位にして、予想を書く前に、次回の対戦を書き、一気にベスト16とベスト8まで
個人的な予想を書いていきたいと思います。(一部希望も入ってますが)

うすだ vs ボニートン
小諸 vs 丸子
岡谷東部 vs みすず
青木スピリッツ vs 諏訪プライマリー
筑摩野 vs 佐久市
リュシオ辰野 vs CEDAC B
南箕輪 vs 須坂
CEDAC A vs 佐久JNS
松本山雅 vs アルティスタ
南松本 vs 塩尻西
茅野市玉川 vs 明善
フォルツァ松本A vs 軽井沢
Topstone A vs 大町
徳間 vs 中野A
永明 vs 戸上
坂城 vs 菅野

ベスト16予想
ボニートン、小諸、岡谷東部、諏訪、筑摩野、セダックB、南箕輪、セダックA、
松本山雅、南松本、茅野市玉川、フォルツァ松本A、Topstone A、中野A、永明、坂城

ベスト8予想
ボニートン、岡谷東部、筑摩野、セダックA、南松本、茅野市玉川、Topstone A、永明

以上です。実はもう優勝まで予想しているのですが、さすがにベスト8までの試合を
実際に見てから決めようと思い、まだ書いていません。

このベスト8を選んだ理由ですが、TOP Aは当然として・・・、
元TopstoneのTコーチ率いる岡谷東部は、やはり落とせないし、市民タイムスでTopA
を破った筑摩野、飯田市長杯でうちが当たった茅野玉。セダック、南松本はかなり
前評判が高かったので・・・。そんな感じです。

いずれにしろ、今週末、レベルの高い試合をじっくりと観させていただきます。
どのチームも頑張ってください!
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全少、初陣!

2014年06月04日 01時26分48秒 | 少年サッカー
6/1は予報通りの快晴になりました。
昨日から異様な暑さが日本全土を覆っていて、今日、日曜もさらなる暑さが予想
されていたのです。
決戦の地は、川渕杯でおなじみの千曲サッカー場。いつもの駐輪場の一角を
取るべく、敢えてターフは持ちませんでした。何とか3台で行きたかったからです。

この日、いくつかの誤算がありました。その中でいくつかは本番に影響を及ぼす
ような物があったことも事実でした。

まずは駐車場が予想外に混んでいて、スムーズに止められなかったこと。我々は
第二試合、9:55~だったので、8時過ぎ位に着けば問題ないだろうと思っていました。
ところが、この日、土のグランドではすでに野球の大会が始まっていて、全少の
関係も、北信のチームが多かったせいか、ほとんどがすでに到着していて、駐輪場
も、埋まってしまっていました。

監督会議は50分前からで、それにも自分が出る予定だったので、顔見知りの
戸上の関係者にお願いして、封鎖されていた駐輪場を開放してもらい、荷物を
移動とかしていたら、もう、監督会議の時間でした。

アップや、初戦を前にしての話など、諸々やりたいと思っていたことがほとんど
できずに、本番直前まで来てしまいました。監督会議も実はいつもに比べ、相当
長くて、ユニフォームを決めて、注意事項を確認してすぐ終わると思って出たの
ですが、前の試合のハーフタイムくらいでようやく終わりましたが、その後、すぐ
選手証チェックもあり、さらにはメンバー表変更申請なども続き、なんでこんなに
大忙しになってしまったんだろう、という感じでしたね。
(最初の目標、アルビセレステ(水色と白、アルゼンチンのホーム、縦じまのユニ
フォーム)をゲットするというのは、相手が赤ユニだったので、簡単に達成した
のですが、パンツは白と、ちょっと間の抜けた感じになってしまいました。)

その代りと言ってはなんですが、中野の監督さんとはいろいろお話しできて
良かったです。伊那FCを知っているくらいの方で、昔からやっている感じでした。
今年は弱いとか謙遜されてましたが、もちろんブラフであることは予測してました。

選手たちは緊張というか暑さもあって、地に足が着いてないような印象でした。
全少の初戦となれば、こんなもんなのかなと思い、試合開始後、相手も硬い感じで、
両者、探り合いのような立ち上がりでした。

始まってすぐわかったのは、中野はかなり足の速い選手が多いということでした。
相手の両サイドバック、さらに右サイドの攻撃の選手、左サイドはそれほどでも
ないかなと思いましたが、テクニックと瞬発力は相当かなと・・・。

うちのDFの女子二人は、スピードのある相手への対応が課題とされていて、左
(相手の右サイド)は足の速い子がしっかり抑えることになっています。
ところが、この日は、こちらのサイドに、さらに俊足の子が来ていて、配置は
最適なのですが、それでも何度かスピードで抜かれる場面も見られ始めました。

遠目からのシュートの意識も高く、徐々に押し込まれる場面が増えてきます。

まだ5分も経っていない頃、中央やや遠目から鋭いミドルシュートを打たれ、GK
正面ではありましたが、GKが前にボールをこぼした所にすかさず詰められて、
豪快に決められてしまいました。

相手はこれですっかり硬さが取れたように見えました。前の選手が俄然生き生き
してきて、さらなる個人技を見せ始め、美しいパスワークやスルーパスが飛び出し
てきます。うちも必死のディフェンスからサイドにつなぎ、何度か突破して
シュートもサイドから放ちますが、いかんせん相手の足の速さ、寄せの速さに
たじたじという感じで、正直上伊那のチームには無い守備を見せられてしまいま
した。さらに大柄なGKがゴールをがっちり守っています(後で聞いたら県トレ
との事でしたが)。

もう一つ感心したのは、最近うちがずっと練習していたCKからの攻撃を、中野は
CKの時に何度もダイレクトで頭を合わせて来たことです。幸い、決められる事は
なかったのですが、そんな意味でもかなりレベルが高いチームだと感じました。

前半、先ほどから盛んに個人技を繰り出していたCFに、ついにうちのDFがかわされ、
ゴールにきれいに流し込まれてしまいました。以前から一対一で負けないことを
課題に頑張ってきたのですが、さらに上を行かれた印象でした。

力の差を見せつけられての0-2ビハインドに、うちのCH、M君が悪い癖を出し
始めてしまいました。足が止まり始めて真中がぽっかり空き始めました。
相手は中盤でより自由になり、左右にパスを散らしていきます。

そして前半、終わり頃、うちの右サイドを深々とえぐられ、ラインを割ったと
思ったのですが、そこからマイナスの鋭いクロスにニアで合わせられ、ダメージ
大きなやられ方で3点目を献上してしまいました。ラインを割った時に一瞬、
動きを止めてしまったのも原因のひとつです。

ハーフタイム、7分もあったはずなのですが、すぐに時間になってしまいました。
トップの5年生は雰囲気に飲まれたのか、全く持ち味を出せずにいたため、もう
一人の5年と変えました。そしてロングシュート対策もあって、復帰したての
背の大きなGK、N君を投入しました。もし、相手攻撃のキーマンが一人だけなら、
マンツーマンのDFが得意な、エースキラーの5年生DFを使う選択もあったのですが、
そうすると守備の組織が乱れ、とてもこの相手の攻撃には耐えられないと、その
選択肢は捨てました。キーマンは一人どころか、2,3人もいたのです。

真ん中はパスの前に自分で仕掛けて遠目からでもシュートで終わるように指示
しましたが、自分で行けないからパスしてるんだ、とぽつりと言ってました。
つまりは相手のスピードと寄せに、自分での突破は無理だとパスを選択している
と言っているのです。まあ、正直なところかもしれないですが、無理そうでも
リスクを冒さなければ、何も起こらないのです。周りから見ると消極的なプレイが
目立っていたのです。

後半、真ん中を使ってのワンツーやスルーパスがなければ、単調なサイド突破や
ロングボールしかバリエーションはありません。守備は忙しくなるばかりです。

守備はハーフタイムで気合を入れ直し、だいぶ相手への対応も慣れてきました。

幸いなことにDF陣は最後まで気持ちを切らさず、本当にしぶとい守りをしてくれ
ました。こういう時に女の子の方が、ひたむきなプレーができるものだと思い
ましたね。スピードではかなわないはずなのに、抜かれた後の必死のカバーが
何度も決定的な場面を阻止してくれていました。

後半はついに0-0でした。こちらの攻撃は、カウンター気味に後半投入のCFが
ゴールに迫りましたが、ついにゴールを割ることはなく、相手の怒涛の攻めは、
うちの必死のDFが守り切りました。

結果は0-3でしたが、正直、もっと取られてもおかしくない試合展開でした。
そのせいか、試合後、悔しくて泣いている選手や、極端に落ち込んでいる選手は
いませんでしたね。自分も終わってすぐは悔しさどころか、このチームには
ちょっと勝てないな、と率直な感想しかありませんでした。

その後、淡々とダウンとミーティングをこなし、灼熱の中、伊那少年対松川の
試合を見ましたが、確かに良い勝負をしていましたが、隣の鎌田対シンカーズや
ガーフ対NOZAWANAを見て、さらに中野のプレーを見た後では、だいぶレベルの差を
感じずには居られませんでした。伊那少年は立ち上がりに挙げた虎の子の1点を
守りきり、久々の全少一回戦突破を決めました。ちょっと羨ましかったですね。

うちはずばり、一からの出直しですね。悪いところがいろいろあって、課題が
盛りだくさんです。大会も今後、たくさん組まれているので、モチベーションを
上げて頑張ろうと思います。強い相手に負けると刺激になると思うので、下手に
弱いところに勝ってしまうより良かったのかも・・・。

火曜にはベスト32が判明しました。ほぼ予想通りな結果ですが、番狂わせも
多少はあったようです。上伊那からはTOP A、みすず、南箕輪が残ったのですが、
やはり残るべきチームが残りましたね。みすずは近年、良く勝っています。運も
あるでしょうが、さすがですね。
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