伊那人のサッカーぶろぐ

二十年来のアルゼンチンファンである筆者「Menotti」のサッカー観戦記。U12の少年サッカーも応援しています。

高遠大会と修了式

2011年03月29日 18時13分01秒 | 少年サッカー

6年生最後の戦いでもある高遠大会は、いつもTopstone伊那の修了式(6年生の卒団式)と同時期に行われています。

今年は3月20日、ちょうどこの日は伊那高校駅伝と重なってしまったのですが、震災の影響で駅伝が中止となり、この高遠大会は何とか開催ということになりました。そして今年は修了式もこの日となっていて、父兄、コーチは大忙しでした。

さらに今年の修了式は、会場が上新田の公民館だったため、Menottiは会場担当で区長宅に行ったり、鍵を借りて会場を開けたり、試合後の方が忙しいくらいでした。

3,4年生のフレンドリーもやらせていただいて、3年を担当したのですが、なんとこちらも6年と同じ11人制!!2年もまぜこぜに出して、何とか試合ができました。試合の方は高遠さんと南箕輪さんとでしたが、相手もフルメンバーが揃っていないのか、ほんとにフレンドリーという感じで、2試合とも大差で勝ちはしましたが、3年の収穫は、守りを固められたときのミドルシュート、さらにサイドからの崩しが多少できたくらいで、それほどはなく、むしろ2年のメンバーの頑張りが見られたことが大きな収穫でした。11人制なので、ポジションもある程度は選手達に任せて見ましたが、最後は得意なところに落ち着くという感じ・・・。

4年の試合との掛け持ちもあって、3年生はスタミナ強化には役立ったかも知れません。

さて、肝心の6年生の試合は、初戦のリュシオ辰野戦しか見られませんでした。序盤から良い形を何度も作って、シュートも何本もあったと思うのですが、決めきれない、いつものTop伊那の嫌なパターンではありましたが、今日こそは何とかしてくれ、と久々に応援に来てくれたMさごコーチと話しながら観戦していました。

惜しいシーンを作りながらも前半0-0で折り返し、後半戦、Mさごコーチとちょっと話し込んで一瞬ボールから目を離した隙に・・・。

あ、やられた・・・・。

ボールが味方ゴールにあっさりと吸い込まれていきました。

その後は押している時間もありましたが、相手の勢いがついてしまったような感じで、辰野の主力選手の良いところが目立ち始め、そのまま終戦を迎えました。グループ1位のみがトーナメントに残る方式なので、この時点でほぼ絶望的でした。

次戦は駒ヶ根に快勝したようですが、やはり上には行けず、優勝は諏訪、準決勝で諏訪にPK戦で負けたTopstoneは3位でした。準優勝は飯島でした。


高遠大会はこんな結果でしたが、修了式はいつもながらアットホームな雰囲気の中執り行われました。恒例の親からの手紙で、だいぶWETになっていた人も多かったようですが、最後はTopstoneのテーマ曲を全員で合唱して、感動的に、そして無事に終わることができました。

その時のコーチ達の話でもありましたが、本年度は、TOP伊那創設以来、初の全日本3回戦進出を果たし、残念ながらチラベルトは初戦突破はお預けでしたが、大きな足跡を残した年だと思います。

そして、最後にTコーチから紹介された、本年度唯一の優勝カップ、これもTOP伊那初ということでしたが、上伊那3年生大会の優勝。この時までちょっと忘れていましたが、これこそ自分にとっても大きな歴史の1ページだと感じました。

6年生はお疲れ様、これからは後輩達がさらに大きな足跡を残すべく、頑張ってくれると思います。

これから、日本は何かと厳しい状況が続くと思われますが、子供たちが変わらずに、サッカーが思い切りできるような環境を作り続けたいと思います。自分も微力ではありますが、力になりたいと思っています。

今日は、日本代表とJリーグ選抜のチャリティーマッチがあります。現代表と、ピクシー率いるJ選抜。ただでさえ注目ですが、個人的には何と言ってもキングカズですね。得点後のカズダンスが是非とも見たいです。PKとかでなく、例えば俊輔のセンタリングに合わせたファインゴール後のカズダンスなら、それはもう涙ものの感動を日本全土に与えられることでしょう!!

それでは、みなさん、テレビにかじりついて観ましょう!!!

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

震災とサッカー

2011年03月16日 10時32分51秒 | ワールドサッカー

本来ならいよいよ佳境に入ってきたチャンピオンズリーグや、国内はJリーグ開幕、そして松本山雅、長野パルセイロを中心とした長野県のJFLなどなど、サッカーの話題で盛り上がるはずだったのですが・・・。

日本国内はそれどころではなく、大変な事態になっています。

地震、津波、原発の事故。行方不明者、死者の数は、日に日に増えています。

長野県でも大きな地震で栄村などが被害を受け、ガソリンや物資など、日本全部が混乱していると言って良いでしょう。

そんな中、世界で活躍するサッカー選手達が、日本のために励ましのメッセージをくれています。親日家のデルピエロ、ベッカム、カカ、日本でプレーしていた選手はもとより、そうでない選手達も・・・。日韓W杯で日本人の暖かいもてなしを受けた選手達も同様です。あのメッシも日本のために祈ってくれていると言います。

私、Menottiも、2002年に初めて仙台の宮城スタジアムに行って、アルゼンチンVSスウェーデンの試合を観戦しました。アルゼンチンが引き分け、死のグループでグループリーグ敗退が決まった試合でした。宮城の田園をシャトルバスで走りながら、当時アルゼンチンで大ヒットしたという「島唄」を聴いたことが思い出され、いたたまれない気持ちになりました。

テレビで見る映像は、インタビューのニューヨーカーも言ってましたが、さながらパニック映画のような、信じられないような映像でした。本当にこれが国内で起こっているのか・・・。自然の怖さを改めて知らされました。

正直、自分たちは何か大きな事ができるわけではありませんが、日本人としてできる限りの事をしなくてはいけないと思います。

国内のスポーツイベントなども、延期や中止が相次いでいます。20日の伊那市の駅伝も中止になり、JリーグもJFLも3月は中止。Vリーグは今期すべて中止のようです。そして、ザックジャパンの2試合、モンテネグロ戦、ニュージーランド戦も是非ともやる方向で、と言っていたのに、今日になって中止になったようです。

個人的には、ザックも言っていましたが、このようなときこそスポーツの力で人々を勇気づけることができるのではないかと思います。もちろん、Jのように、被災者のいるチームやスタジアムが被災したチームなどは当然無理なわけですが、道義的にとか、照明の電力が、という理由で中止にするのはどうかと思います。確かに電力は今、節約が必要だと思いますが、エコパのある静岡県は周波数60Hzだと思います。問題になっている東京電力や東北電力の50Hzではないので、直接、関係はないはずです。それよりも関東地方の大きな工場などの操業を制限するべきではないかと思います。

まあ、そんなことを言っても中止になった物が撤回されることはないのですが、何でも中止にしてしまうのはどうかと思ったわけです。代表戦だって、チャリティーマッチにして、収益金を被災地に送ることだってできると思います。

スポーツには人々を勇気づける特別な力があると思っています。

こういうときこそ、この力を有効に使って、折れそうになっている被災地の人々の心を勇気づける必要があるのではないでしょうか。

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする