なんくる、なくない?

浪花節だよ、人生は。

レシピ本に揺れる

2009-07-31 09:14:05 | 
遅ればせながらの花嫁修業でもないですが、いやそれもありますが、
最近ちょっと料理を始めてみました。
やっぱり基本は和食だろうと、とりあえず巨匠の3冊を揃えてみました。
本を手にした時点で、「これでもう完璧」という気分でいましたが、
料理というのは奥が深いですね。まったく。

まず、村田吉弘著「割合で覚える和の基本」。
なるほど、割合で覚えるんなら簡単!
しかも基本は全部1:1、後はだしの量だけ。って、そんなに簡単でいいの?
これさえあれば、後の2冊はもしや不要?

なんて、最初はえらくテンションあがってましたが。
全部が1:1って、どうにも無理があるんです。
辛いんです、全体的に。高野豆腐の煮物とか、甘さが足りない。
京都の料理人なのに。何故?

お次は、土井善晴著「土井家の「一生もん」2品献立」。
新しいレシピより普遍的なレシピを身につけようとか、
自然のもの(自然塩など)には「味の幅がある」とか、
味付けより火加減が大事とか、
きれいな料理を目指そうとか、
ほうほう、なるほどな~と、読んでいてすごく楽しい本です。
でも「澄んだ味」とやらを目指す為に、一度も混ぜない、肉じゃが。
底が焦げそうになるわ、味のムラは激しいわ。。。どうなんだ?

最後は、道場六三郎さんの「小料理教室」。
私は道場さんの大ファンです。だからこの本に文句はないです。
「小料理」というだけあって、お店で出てきたら嬉しいなという感じ。
ただ家で作ろうという気は、あんまり起こりません。

結局のところ、ベターホームのレシピが一番おいしいような・・・
問題は、割合が覚えにくいんです。微妙すぎて。
塩小さじ1/3とか、ホントにやめてほしい。
やっぱり、和食って難しいですね