=平均年齢80歳のコーラス隊“ヤング@ハート”の活動を追った音楽ドキュメンタリー。年に1度のコンサートに向けて、ソニック・ユースやボブ・ディランの曲を練習するメンバーたちの様子を、ドキュメンタリー作家として活躍するスティーヴン・ウォーカー監督が映し出す。メンバーそれぞれのキャラクターが笑いを誘う一方、自らの老いや死を冷静に見据え、歌うことは生きることという彼らの姿に胸が熱くなる。=
(シネマトゥデイ)
クチコミ評価の高さ。それだけを頼りに観に行きました。
ふと見渡せば、年齢層高っ。
それが、のっけからやられました。
92歳のおばあちゃんの「Should I Go Or Should I Stay?」に。
そして一番、目が離せなかったのは、指揮者ボブの存在。
人生の先輩であるメンバー達に敬意を払いつつも、
プロとして時に厳しく、妥協を許さず、
何よりメンバーと音楽への愛情に溢れている、素晴らしい人。
本番は見てるこっちまでハラハラ。彼の心中はいかほどか。頑張れボブ!
インタービューでは、普段聞いてる曲は?との質問に、ほぼ全員が「クラシック」と。
ロックを知らない老人たちのロックに、これだけパワーが宿るのは、何なのか?
もうとにかくかっこいい!グッとくる!老いることが、少しだけ楽しみになったとさ。
とにかく見なくちゃわっかんないんで、DVDでもいいからぜひ見てね