なんてまぁ、かわいいタイトル。
「書評」って言うとなんか難しそうでも、「大好きな本」なら、ちょっと読みたくなる?
好きな作家が、自分と同じ作家を好きらしい。これは嬉しい。親近感も沸くってもん。
しかも、その「良さ」を言葉にしてくれる。そりゃもう、感無量ですよ。
それではここで、私版「大好きな本」07年度ベスト3&作家別ベストを発表します!
ババンッ
1位・・・「悪人」 吉田 修一 (*川上弘美版にも掲載)
この本は、ホントにすごいです。又いつか読み返したい。けど、つらい。
2位・・・「八日目の蝉」 角田 光代
太田光も絶賛とか。いつもの角田光代とは、ちょっと違います。これも、切ない。
3位・・・「百人一酒」 俵 万智
共感しまくりのエッセイ。川上弘美さんも友人として登場。でも「大好きな本」には掲載なし。
酒と人をこよなく愛する、俵さんに乾杯(古)。
その他、私の好きな本と、後者は川上弘美の「大好きな本」より。
江国 香織 「神様のボート」、「すいかの匂い」
小川 洋子 「ミーナの行進」、「偶然の祝福」
田辺 聖子 「言い寄る」「私的生活」「苺をつぶしながら」←3部作
村上 春樹 「海辺のカフカ」、(左に同じ)
宮本 輝 「愉楽の園」、「にぎやかな天地」
山田 詠美 「風味絶佳」、(左に同じ)
好きな作家でも、読んでいない本もまだありますね~
筒井康隆や北村薫、丸谷才一、久世光彦等、読んだことのない作家にも興味が沸いてきました。今度読んでみよっと。