お色気週間はじまりました。
「LUST, CAUTION/色・戒 」でトニーレオンの色気にしびれ、「人のセックスを笑うな」で松山ケンイチが恋に落ちる瞬間を見届け、永作博美の魅力に迫り、学ぼうと。
それが、2つの映画のイメージが、どっちかというと逆で。でも、見た順番は合ってた気がします。
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=あらすじ=
1942年、日本占領下の上海。抗日運動に身を投じる美しき女スパイ、ワン(タン・ウェイ)は、敵対する特務機関のリーダー、イー(トニー・レオン)暗殺の命を受ける。やがてその魅力でイーを誘惑することに成功したワンは、彼と危険な逢瀬を重ねることに。死と隣り合わせの日常から逃れるように、暴力的なまでに激しく互いを求め合う二人。しかし、運命の時は刻々と迫っていた――。『ブロークバック・マウンテン』のアン・リー監督が贈る、スリリングな禁断のラブストーリー。第64回ヴェネチア国際映画祭にて金獅子賞受賞。
これは、タン・ウェイの映画だと思いました。なんだか素人くさいな、なんて最初は思ってましたが、あれよあれよと花開き、少女から魅惑的な女スパイまでを見事に演じきってました。
噂の過激なシーンには、度肝抜かれますよ。トニーがムチを使った時にはどうなることかと。
そんなシーンでも彼女は美しい。腋毛があろうと、アクロバティックだろうと、瑞々しさは失われず。
大好きなトニーについては・・・あんな顔見たくなかった・・・。男って切ないな。
肝心の内容についてなんですけど、とても深いので、見た人それぞれに取ればいいんじゃないかと。
私は”映像美”と”演技力”に、一本。
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=あらすじ=
地方都市にある美術学校に通ううら若き19歳の青年、みるめ。非常勤講師として赴任してきた、自由奔放な39歳のユリに恋に落ちる。そんなみるめの背中を押してあげるのは、彼に想いを寄せるガールフレンドのえんちゃん。そしてえんちゃんに密かに恋している、みるめの親友・堂本。『犬猫』の井口奈己監督が、それぞれの人物の想いがすれ違うせつない恋をユーモラスに描く。
イメージが逆って言いますのは、この映画の題名。これじゃ色々想像(期待?)するでしょ?
こんな過激なタイトルですけど、フツーの恋愛映画ですよ。ま、いいんですけど。
”「人が恋に落ちる瞬間」を生々しくフィルムにおさめた作品”、に興味があったから。
長回しで、監督自身がニヤニヤしながら二人を見守っていたらしく、ドキュメンタリーに近いとか。
モテ女、永作博美に松山ケンイチがメロメロなっていく様子は、ほんとにリアリティーあります。
確かに、顔もかわいいし足もきれい。裸にパーカー、あれはいいナ。白靴下までかわいく見えたり。
永作博美も、蒼井優ちゃんも、その人自身に見えてしまう。二人とも素敵な女優さんです。
そうそう、こないだの日本アカデミー賞、見ました?去年は良かったけど、今年は何?
「東京タワー」が賞を総ナメって、ウソー。受賞の言葉が物語ってますよ。
オダギリジョー・・・・「僕は違う作品を思ってました」
樹木希林・・・・・・・「わたしが審査員だったらちょっと…」。
ぜんぜん嬉しそうじゃないし。違う作品って、「それでもぼくはやってない」?