宮古島というフィルターを通すと、どうしてこんなに涙が溢れるんだろう?
きっと前世は、宮古んちゅ。まちがいない。
自分でも正直よくわからなかった、どうしようもなく宮古に魅かれる理由が、
この映画を見て、少しわかった気がした。
同じ日本で、これほどの厚い信仰、受け継がれてきた唄、想い。
切なさで胸がいっぱいになる。
過酷な毎日を、歌にのせて、歌でまぎらし、神に祈り、力強く生き抜いてきた。
おばぁたちの歌声は、魂の声。胸の奥深くへ届く。
歌が始まる度、涙が止まらなかった。第七芸術劇場のすみっこで。
スケッチ オブ ミャーク
最近、思う。
何かを成し遂げるには、人生は短すぎるし、
ただ淡々と、毎日をやり過ごすには、人生は長すぎる。
だからせめて、精一杯、目の前のことを頑張らねば。
毎朝、この緑に癒される。日々の小さな幸せ。
OBPはまだまだ、紅葉が美しい。お暇なら来てよね。