なんくる、なくない?

浪花節だよ、人生は。

いしいしんじ×リズール

2012-01-21 20:09:22 | 

先週の土曜日、文学BARリズールのイベントに行ってきた。

なんで今頃かと言うと、日経新聞の記者が取材に来られていて、
「来週の夕刊に載ります(日にちは未定)」とおっしゃるから、
日経のHPでチェックしてたんだけれど、未だに見つけられない。

いしいさんに会えるのもすでに2回目ってこともあって、
時間ぎりぎりに入ったら、狭い店内はすでにパンパン。
私は、動揺もあってか、喉の奥がカラカラになり、
いしいさんの語りが始まって早々、あろう事かむせだした。
コートも羽織らず、慌てて外へ飛び出したら、
受付に、話易そうなおじさん(芥川賞作家のY氏)が居たので
話相手になってもらっていたら、戻るのが面倒になった。
結局、いしいさんの「その場小説」はさわりしか聞いてない。

その後、いしいさんとお酒を飲む事も叶わなかったし、
その場小説も聞けなかったし、何しに行ったのか微妙だけれど、
いしいさんと玄月さんとのトークが面白かったから、まぁ良し。

今後もリズールのイベントに注目していこうっと。


伊藤若沖と大野君

2012-01-09 10:12:30 | その他、雑記

昔から、絵心のある人が好きで、ついでに童顔なら文句なし。
長らくしつこく、フミヤが好きと公言してきたけれど、
最近は「嵐の大野君が好き」と言うと、旬なので皆が納得してくれる。

そんな大野君が敬愛するという、江戸時代の天才絵師、伊藤若沖。
大野君のナビする「若沖ミラクルワールド」の再放送を見終えたばかり。

大野君ありきで見始めたけれど、若沖の世界に魅入ってしまった。
スーパーハイビジョンというものの存在を、初めて素晴らしいと思った。
若沖の絵の細やかさは、スーパーハイビジョンでしか見ることが出来ない。

見ていて思ったのは、絵心があるかないかなんて発想が薄っぺらだった。
若沖は40歳過ぎてから、千枚もの模写を描いて腕を磨いたし、
鶏を描く為に、何年も何年も鶏を観察し続けたし、
色の使い方も、何年も何年も研究し続けたに違いない。

一人の人間が出来ること、やろうと思う事の想像を超えてる。
脳科学の茂木先生が、若沖に興味を持つのもわかる。
例えば最先端の技術や、CGを遣いこなすのも所詮は人間。
だから簡単には、若沖の域には辿りつけない。




色が鮮烈。迫力あるなぁ。真近で観てみたい。



私のお気に入り。神々しく、羽先のハートもかわいい。
関西でも是非、若沖展をっ!!

*追記*
これまでの大々的な展示会は、2007年に京都で、2009年に東京で。
これはしばらくなさそう…。しかも今年、動植綵絵がなんとワシントンへ!!
あぁ行きたい。でも行けない。だから早く帰っておいで~

参考サイト