なんくる、なくない?

浪花節だよ、人生は。

キューバが熱い!カフェ カリエンテ

2007-09-29 22:22:16 | 外ごはん
中崎町のフレンチビストロ「オリビエ・ル・フランソワ」の真ん前。
フランソワさんがキューバを旅した際に現地のカフェに魅了され、
それを中崎町に再現したそう。手作り感溢れる外観が良し。

通されたのは1Fの奥のテラス席。
日差しはまだ強かったけど、風が吹きぬける開放感がまた良し。


私は上の写真のハムサンドイッチ、友人はピザランチを。
バケットはさすがに美味しいし、シンプルな具も素材の良さを感じたとさ。

実は行ったのは今月初め。貯めてたネタの一つ。
さっき見た「たけしの、独裁国家で何が悪い?」という番組で
キューバの意外な真実を知り、
カリエンテを思い出すとともに、キューバに対する熱い思いが沸沸と・・・


=キューバの知られざる意外な真実=

医療と学問に力を注ぐ。
国の予算の40%を医療に、学問に35%を費やす。
国民の医療費はタダ。医学を学ぶ学費もタダ。
敵国アメリカからの留学生もタダ。
アメリカからの経済制裁を受けているため物資は豊かではないが、
この医療システムのおかげで平均寿命はアメリカと並ぶ76歳、
乳幼児死亡率はアメリカを下回る6.4。
又キューバの医師は海外の貧しい国々にも多く派遣されており、
その費用もキューバが負担している。
学問の面では識字率99.8%で、日本と同レベル。
教師と生徒の比率は1:16で世界で最も高い。


サルサ、葉巻、ラム、チェ・ゲバラ・・そんなイメージのキューバが、
医療と学問の国になっていたなんて驚き。
大国に対して武力ではなく、学力で対抗。国民への深い愛情を感じる。
そして敵国アメリカの学生までも面倒をみる、
その懐の深さを、も少しアメリカが持っていたら。
日本だって、国民の事を一番に考えてくれる指導者が現われたら・・・
社会主義とか、資本主義とか、そんなの関係ねぇ?

「モーターサイクルダイアリーズ」を観てゲバラに興味が湧き、
衝動買いした「チェ ハンドブック」。
久々にまた読んでみようかと・・・しかし分厚いな。


カフェカリエンテ(カフェ / 中崎町)★★★★ 4.0


チェ・ゲバラ―フォト・バイオグラフィ
イルダ バリオ,ギャレス ジェンキンズ
原書房

高嶋ちさ子 12人のヴァイオリニスト

2007-09-17 17:09:07 | 音楽

~ 観ても、聴いても、美しく、楽しい ~

コンセプトに偽り無し!

「女子十二楽坊」のパクリらしいですけど、ヴァイオリンだけで12人は圧巻。

短調になるかと思いきや、まったく。あんな多彩な音色が出るなんて。

それに「一人一人をじっくり見ない様に」なんて言ってますが、皆さんお綺麗です。

”娘ができたら習わせたいもの"NO.1に踊り出ました。

でも何て言っても、高嶋さんのトークが最高!

そして一瞬で切り替えて演奏へ入る、その集中力もさすが。

今まで毒舌のイメージしか無かったですが、ホント素敵な女性でした。

 

そうそう、演奏の間に2回ある「ヴァイオリン講座」、これがなかなか楽しくて。

その中でいつも評判が良いという、あのコーナー。

芸能人格付けチェックでおなじみの、そうアレです。

1回やってみたかった!1万円の安物と、ストラディバリウスの聴き比べ。

結果は?・・・もちろん正解!えぇ、えぇ。

だってハズれたら、何を聴きに来たのか・・・悲しくなりますよ。

ちなみにこのストラディヴァリウス、2億円で購入されたそうで。何年ローン?

すっかりファンになったところで、「around the wolrd」買っちゃいました!

秋の夜長にゆっくり楽しみま~す

 


映画月間-short bus,miss potter-

2007-09-15 13:02:07 | 映画

=あらすじ=

プロのSM女王セヴェリン。ゲイのジェイムズとジェイミー。ジェイムズのストーカー、カレブ。それぞれ悩みを持っていた。カップルカウンセラーのソフィアは、人の悩みを解決するが彼女もまた悩みを持っていた。夫のロブとのセックスでオーガズムに達したことがないのだ。ある日、彼らはサロン“ショートバス”に集まった。そこには、”愛”を求め、セックスに身を委ねる大勢の人々がいた。ジェイムズとジェイミーは、そこで魅力的な男セスとであった。7人の関係は次第に変化し始めていった―

 

ショートバスの主人(ドラッグクイーン)曰く、「戦争反対とSEXの園よ。ここは何でもあり」。

なので、ボカシのオンパレードに。3ゲイトリオの絡みには思わず目をつむっちゃった、ウブな私。

 

もしかしたら、ボカシを入れてかえってグロくなっちゃった?って気もしますけど。

すごい内容のわりにはドロドロはしてないし、一人一人はちょっと健気で可愛いかったりする。

ドラッグクイーンも結構好き。彼の存在感は際立ってます。全体的に、曲が良いし。

って、アレ??結構良かった気もしてきたな・・・・。

 

でも。過激すぎるシーンの連続(しかもぜんぶ本番らしい)で、帰りはぐったり。言葉も出ず。

これは何年過後に、ボカシ無しバージョンを見るべきか?!ま、当分はいいですけどね。

 

  

=あらすじ=

1902年、ヴィクトリア王朝時代。封建的で身分の高い女性が仕事を持つことなど考えられなかった時代に、上流階級の女性ビアトリクス・ポター(レニー・ゼルウィガー)は“ピーターラビットとその仲間たち”の物語を次々と出版する。やがて編集者のノーマン(ユアン・マクレガー)と恋に落ちるが、身分違いの恋には思わぬ運命が待っていた。 ―

 

上の映画と違って、万人にオススメできます。

ビアトリクスはちょっと変わり者で、素直で、自分に正直な人。親の縁談を断り続け、アーティストとして生きたいと望んでる。

この時代、この選択がどれくらい難しいのか、すごく強い人なんだろうと思います。そんな彼女が編集者と恋に落ちるなんて、人生って面白いなぁと。

でもこの後にまた試練が待ちうけてまして。想像はしてたけど、ホントに悲しかった。世は無情也。

 

でも一番の見所はやっぱり、イングランド湖水地方の大自然。心まで潤ってく様な瑞々しい景色です。

マグカップでしか知らなかったピーターラビット、本を読んでみたくなりました。


ビバ中津!BAGUS(バグース)編

2007-09-09 10:15:13 | 外ごはん

中津には何でもあるアルヨ。インドネシア料理のBAGUSは、ガニュパンのすぐそば。

ランチで来て、”この雰囲気でビールが飲みたい”。夏が終わる前に、夏を感じに行ってきました。

窓が開いてるわけでも、天井が高いわけでもないのに、開放感あり。

インドネシア料理は、甘&辛料理。どれも絶妙にスパイシーで、ビールにめっちゃあいます。

3人でも6人席を勧めてくれる、店主ムルさん(男前)と話してると、ユルユル心がほどけてく~

 

そんなムルさんから「明日、TVに出るよ」とお知らせが。翌朝の「食べて元気ほらね」、見ましたよ。

今回は、総領事館お墨付きのお店。これが実はTV初出演だそう。

今まで断ってきた理由は、「常連さんを大事にしたいし、そんなにたくさん来られても困る」。

宮根さんも、「今日紹介したお店には、皆さん行かんといて下さい」。ホンマ、ホンマ。来んといて~

良いお店は、大事に守っていかねば。行かれる際は、電話予約を忘れずに

インドネシア キッチン バグース


Life 天国で君に逢えたら

2007-09-06 22:37:08 | 映画

裏切られませんよ。泣かせる為だけの映画じゃなくて、ちゃんと心の入った映画でした。

簡単には泣けないです(泣いたけど)。悲しいよりむしろ幸せで、爽やかな印象だけ残りました。

飯島夏樹さんの夢を追う姿、それを支える奥さんの強さ、子供たちの明るさ、家族の深い絆。

最近、世界の一流サーファー達を追ったドキュメンタリー映画「step into liquid」を見ても思ったこと。

好きなことをまっすぐに追い求める人は強い?

それとも、「自然」ていう大きなものを相手にしてると、余計なものがどんどん殺ぎ落とされていく?

 

ところどころで夏樹さんと寛子さん、ご本人達の姿が思い浮かびました。

たかおちゃんが苦労したっていう、ドレスにタキシードで乗る二人(写真)。ドラマ以上にドラマチック。

晴れやかで爽やかな笑顔には、もう言葉が見つからないです。完璧。

エンディングの桑田さんの曲がまたこれ。詩が、曲が、はまりすぎで。しばらく耳を離れませんよ。

ハワイの海や風や、愛をたくさん感じられる映画です。ぜひ映画館で体感して下さい