なんせ暇なもんで、激しく更新しちゃってますが、ついてきてください(笑)
さて、鏡リュウジと角田光代がコラボってしまいました。
これはもう最強のタッグではないですか。
例えば牡羊座なら、男編「トップくん」と女編「まっすぐちゃん」の二つの物語があり、
それぞれに鏡リュウジの解説がつくという構成。
ちなみに私、ふたご座は「クールさん」。
彼氏にふられた友里。女友達と憂さ晴らしに買い物へ。
「夜、どこで食べる?」と聞かれ、
「そうねぇ、次の駅においしい韓国料理があるよ。飲みたい気分ならすぐそこに良い感じの和食のお店があるし、洋食系だったら少し歩くけど・・・何?」
「友里ってすごい。歩くグルメ情報って感じ。」
このあと友里は男友達に電話。4人でご飯へ行くことに。
行く道すがら、なぜその男友達と自分ではだめなのかを、友人に解説する。
「友里ってさぁ、そのクールな分析力が、なんていうか足かせだよね。」
薄々思っていることをずばりと言われ、黙り込む。
今まで恋人の言葉に甘えて、仕事や友達を優先してきた友里。
ふられた時の言葉は、「友里にはおれより大切なことがありすぎる。」
双子座の特質を一言で言うなら、「情報への愛着」。
情報に対しての感度が高く、いろいろなことに対して好奇心を発揮する。
もう一つの特質は「風」。すなわち空気。
呼吸をするために、相手との適度な距離を必要とする。
距離をとるのはいいけれども、双子座は自分の「こころ」の部分にまで距離をおいてしまうことがある。
なんだかもう、本を読んでるというより、自分に語りかけてもらってる様な。。。
私の場合は恐ろしいほど当たっていたわけなんですが、
周りの人や、昔の彼氏などをイメージしながら読んでみると、かなり楽しめます。
一家に一冊、いかがでしょうか