霧島家日誌

もう何が何だかわからないよろず日誌だ。

大学の奇妙なDQN教授

2009年05月26日 08時51分13秒 | 日記
※10:42追記あり。

ごきげんよう諸君、いかがお過ごしかな。私は相変わらず通勤中である。ガラガラでマウスも使えるとかなら祭報告作成とか他の事もできるんだが、なにぶん結構混むからな。もう四年も使ってる電車だからどうやれば座れるかは心得ているんだが、座れるだけであってこうして文章を打つぐらいしか出来る事がない。

しかしまぁ大分落ち着いては来たな。私はAMS適正が低い(大学的な意味でから結構精神的に来るものが多く、それに多忙が重なって神経が磨り減っておったらしい。日月火と、勿論月曜も火曜も授業があるのだが、一日中寝てたら治った。どうやら私にとっての気分転換は寝る事らしい。ガス抜きせねば誰だって限界は来るからな。

先週の話だが。

色々忙しくてな。発表もせねばならんし卒論もあるし大学院試験勉強もしなきゃだし祭の報告も作らないとで結構いっぱいいっぱいだ。GW特別祭報告は動画を使ってMAD風に仕上げる予定と言うか今も作ってるんだが、これも時間かかるからな。まぁ、主に編集の過程より素材のコーデックとかプラグインの調査多く、編集時間自体は調査時間に比べれば2;8ぐらいでえある。


閑話休題。んな訳でAMS適正の低い私だが、一応それを寝る以外で解消する努力もしておる。まぁゲームとかもその一環ではあるが、やはり精神的負荷が大きい授業とを交互に取るのがこつである。

大学の教授ってのは授業が下手糞なのはよく知られてる通りだが、それ以外に逝っちゃってる日教組とかいる訳で、「学者や教員というカスの世界に入りたければ自らもカスにならねばならない」という真理に到達した私でも、やっぱり精神負荷は結構大きいのだ。そういう授業を受けるのはな。

原始弥生時代~西暦1600年頃が範囲の授業なのに六世紀で終わるなんて奴もいるが。

そこで、そういう授業ばっかり取るのではなく癒される授業も取っておる。癒される授業というのは、知識豊富で自らの専門領域以外にも造詣が深く(つまり専門馬鹿ではない)、また、授業が仮に下手だとしても学生の為を思って授業をしている人の授業である。

ここで注意せねばならんのは、「学生の為に」という部分である。一般的に、講義要綱なんかには「やる気のある生徒を募集します」とか書いてあって学生の為に授業をしますアピールしてる授業というのは学生の為ではなく自己満足の為やっておりいわば自分の思想を押し付ける為に授業をしている場合が非常に多い。しかも本人が自覚してないという、ゼークトのいう無能な勤勉者であるから始末が悪い。

まぁそうは言っても、大人数の授業ではなかなか難しい。百人も二百人もいると押し付け的な授業しかできんからな。ま、押し付け的な授業も癒されるものは癒される。事前準備をちゃんとしており、出来るだけ判り易い様に話す教授も中にはいる。

その辺、少人数授業は有利である。そして、授業しつつも学生の反応をじっくり観察し、理解程度や意欲を参考にしながら授業を形成するという神様も時にはいるのである。まぁ本来は研究会がそうであるべきなんだが、ゼミなのに30人もいるからうちの教授も難儀しておる。もうこれゼミじゃないだろって人数だからな。所属学生数三人ってところすらある学科なのに。


んで、中でも酷いというんで有名なのが史学概論って授業である。これは日東西全ての史学科の学生が取らねばならない必修科目だ。んで西洋史の教授が担当しておるのだが、酷いと言ってからややしばらく酷いんでその話をしようと思うんだが、何だ。どうしよう。酷いところしかないからどれから話せばいいかわからん。

まぁ、まず教員としての大学教授じゃなくて、歴史学者的な意味での教授としても残念であるらしいというところからいこう。私もよくは知らないのだが、どうも教授陣にも「あいつ歴史じゃねぇだろ」とか言われてるらしい。他の大学の教授もそう思ってるらしい。つうのは今はうちの大学にはおらんが、私と一応顔見知りの教授がいて、その人が言っておったんだな。

じゃあ何かって、あれは哲学だろうと言われておる。本人は、色んな時代や地域の哲学を歴史的に捉えるとかどーとか言ってるらしいが、どうみても歴史じゃねーよって言われてる訳だ。

そんな訳だから、授業も勿論哲学の話である。史学概論という、史学の、しかも洋の東西を問わぬ全ての史学学生に哲学の話をしてくれやがるという事だ。

私はまぁまだいい方だ。西洋の思想史はそこそこ勉強してるからな。と言っても素人同然だが、まぁ何も知らないって事はない。が、他の学生はそんな訳ではない。何せ史学科であり、歴史学を志す歴史家の卵、否、端くれである。故に歴史という知識はそれなりにあっても、啓蒙主義からこっちの歴史学の成立だとかランケ歴史学だとかフランスのアナール派であるとかマルクス主義者だとかそんなもんは全然判らんで当然である。故に、MGSばりに頭の上へ?が出現するということだ。

どうでもいいが、確か中学生時代だったか、当時の友人と話してた時に全日空を英名通称であるところの『アナ』ANAと言ったら、そんな卑猥な会社があるのか!とか言われた記憶があるな。アナール派か。

閑話休題。哲学の話だとしてもちゃんと説明さえ出来てればいいのだが、物凄く下手である。下手と言うか何と言うか、雑談と言うべきか何と言うべきか…う~ん…いいたとえが思いつかんなぁ…。まぁ、アレだ。私や友人とかからはオナニーと呼ばれておる。と言うか、授業名も担当教員名も既にオナニーとしか呼ばれてない。

実際、盛大な自慰行為と言っても問題ないレベルだ。話してる方は満足なんだろうが、聞いてる方は全く判らぬらしい。さっきも言った通り、私は予備知識があるから或る程度ついていけるのだが、下級生に話を聞いてみてもやはり判らんと言っておった。これが、研究会とサークルの区別のついてない奴がそう言ってただけならいいんだが、三年生筆頭までもがそう言ってるからな。学生が授業を真面目に聞かないからとかそういうのではないという事である。

しかも去年からなのだが、違う奴も一緒に講義することになった。つまりオナニーとオナニーのご学友という悪夢の共演である。んでまたこいつがもうひとつ酷い。授業が下手とかいう話を通り越しておる。授業で発表とかを教壇に立たせられてやった奴ならわかると思うが、あんなのは初めはあがるものである。こいつは見事にあがってる。自分で何を話してるのか、今どれぐらいの時間使ったのか、どう説明しようか、全て滅茶苦茶になるのだ。

一応白板も使うと言えば使うのだが、日本語になってない。(話だが)文脈とかで一応想像できるのだが、正直、あと20年もしたら古文書のニョロニョロ文字の仲間入りは確実である。それぐらい下手だ。しかも自覚がないらしいからたちが悪い。先日、あまりにも下手で私にも読めない(想像はできたが)文字を書きやがりにおなりになった為、前から三番目ぐらいだったか女子が「それは何て書いてあるんですか」とか聞いたら、オナニーのご学友様はなんだこいつこんな漢字も知らねーのか馬鹿じゃねーの死ねよみたいな反応をしておったな。

んで、駄目な授業であるというのが更に「おすみつき」にされてしまった。今年度、元は経済学部出身ながら学士入学で史学科に来た人がいるのだが、当然その人も史学概論を取っておる。んで、私は火曜日は休みがちというのもあってノートを見せてくれないか的なお願いをして、そのまんま史学概論の授業の内容に発展したんだが…

「あの授業の時間使ってテキストを
黙読した方がよっぽど勉強になりますよね」


って言われた。まぁ私もその通りだと思うが、学士入学なんてやるのは本当にやる気のある奴ばかりである。現在、学者ってのは理系は別として世の中に物凄い勢いで余っており、天下の東大の博士課程修了者がワーキングプアになるぐらいにあまりまくっておる。まぁ主に上が詰まってるせいなんだがな。

そんな学者氷河期の現在でそれでも学者になりたいってのは相当の物好きと言える。そんな、バリバリ現役の学者に言われたらもうおしまいだ。


んまぁそんな感じで、史学科と教授に認められず日本語が書けず授業もヘタレで若手の学者にまで酷評される、使い物にならんカスの授業を受けておる訳だ。が、。んで、私は専門課程に進んでから四年も経ってるのにこの授業の単位を取ってないのは何故かっていえば、こいつのせいである。正直顔も見たくないし同じ空気も吸いたくないぐらい嫌いだから、んでうちの史学科は二年交代で講義を持つのが通例なんだが、交代を待っておったのだな。

ところが、この授業はこいつに丸投げされてる上に、彼は「俺にしかこの講義はできない」と自分に酔っている模様であり、結局交代が来ないまま最終学年まで来てしまったということだ。しょうがないから頑張るが、正直不安である。比較的休みがちだからな。

しかし、アレを見てるとここまで厚顔無恥なのも珍しいと思うことしきりである。何でって、テキストに書いてある内容をまるで理解しておらんのだな。本人は判ってるつもりなんだろうが、実際にはテキストで批判される対象のドン・ピシャリになってしまっている。

まぁ、日本史の学者もしくは卵に、西洋史の教授が「悪魔の飽食は絶対に読みなさい。731部隊を知るのは日本人として当然です」とか言い出すどうしようもない馬鹿だからもうその時点でアウトと言えばアウトだ。清々しいまでにアウトだ。出版元が「これ嘘ばっかり書いてあるんで廃盤にします」って言った本だからな、悪魔の飽食って。最近では2chニュース速報ですら日本ネトウヨ叩きに使われんのに…うちの大学何でこんな阿呆を採用したんだろうな…



ま、その、なんだ。これで終わるのは久々だが




























































腹を切って死ね







以下(先週の)ACfA日記

MBユディトSBシェダルBBイクハザールなら、ジェネレータはライールで充分である事が判明。そこでジェネレータを交換し、その代わりに阿呆みたいに重いスナイパーキャノンを搭載。049、軽砂砲だな。右手の051ANNRと049砲のクロストリガーで中~遠距離戦を、近接戦は051ANNRに加えて左武器をMARVEに交換してやっておる。

ダブルトリガーの怒涛のラッシュで迎撃戦や追い討ちも出来るし、049は距離450-800ぐらいまでカバーできるから、万能機としていい機体に仕上がっておる。

チーム戦だけだがな。

タイマンとかバトロイとか生きていける要素が無い。



>ごてぃ氏

東大の紀要にとかじょ、冗談じゃ

と思いましたが、天下の東大の歴史雑誌もアレなのを思い出して納得しました。国語科は、私が知ってる人は結構まともな人が多いもので歴史学ぐらいだろうとか思ってたら国文学もそうだとは…隣の芝生は青いものですね。西洋史も「いい本の翻訳するだけで事績になる」とか言っておりましたな。

あと、いますよね、学者とオタ間違えてるの。うちの国文はさっき言ったとおりまともなのが多いんですが、一人ね…森鴎外万歳森鴎外万歳森鴎外万歳で、他の明治文豪連中は全部森鴎外を崇める為の踏み台にしてる馬鹿がいます。誰とは言わないというか名前覚えてないからなんとも言えないけど。

5 コメント

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Unknown (ごてぃ)
2009-05-26 18:15:58
自分も何を血迷ったか必要もないのに昔史学概論を取ってひどい目に遭った人だったりします。担当違う人かもしれないですけど。何をやるにも水戸黄門の印籠よろしく毎回E・H・カーをマンセーして終わる授業でした。
なんだか近くで見たらものっそい死相が出てる人だなあと思ってたら、「あの人は不治の病で余命幾ばくもないからな」とか言われてました。


ちなみに東洋史専攻の授業で、早稲田から森鴎外の曾孫とかいう人が客演講師しにきてますね。その名もユリア(男)。
専門が中国古代思想でうちの専攻の単位にもなるため、うちらともよく遊んでくれる人なんですけど。

ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A3%AE%E7%94%B1%E5%88%A9%E4%BA%9C

ウィキペディアにも載ってる有名人だってのはつい最近知りましたw
いや、好い人なんですけどね。
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Unknown (ジャスミン青田)
2009-05-26 19:34:03
割と懐かしいラストで。教師の話を読んで、霧島薫が将来どんな日本史の先生になるのか楽しみになって来ました。

ちなみに本人ですよ。テンションで書き方が変わります。
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Unknown (黒楓)
2009-05-26 22:52:43
史学概論で西洋史学の突っ込んだ話ですか…。私の大学に開講している「史学概論」は、幅広い分野から様々な事例を取り上げ、そこから歴史学が研究するべき対象、その手法、考察方法などを手広く紹介するものだったので逆に新鮮です。
そちらの大学の教授さんはかなり素敵な方の様ですね。ちょっと話を聞いてみたい気持ちになりました。今度潜りにいっていいですか?w
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Unknown (黒楓)
2009-05-26 22:54:07
連投失礼。

>>西洋史も「いい本の翻訳するだけで事績になる」

あるあるwww
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お空を眺めて (440s)
2009-05-27 22:02:39
くっ、最近の長文関連に全くついていけん
これが大学LEVELだというのか・・・

ゲームのお話が凄く安心します(ダメ人間)
このコメントもPS3で書いている始末。

更新頻度が高いのは読者としてとっても良いことだと思いますが、端末と中の人(いないんだっけ?)が危ない予感が致します。
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