霧島家日誌

もう何が何だかわからないよろず日誌だ。

ゲームにみる民族性

2007年10月20日 19時44分49秒 | アニメ、ゲーム、映画等
ごきげんよう諸君。久方ぶりだな。私は早速鬱モードに入ったり京都への超短期出張があったりして色々とごたごたしておった。今日になってようやく落ち着いたが、用事があらかた片付いた代わりに家の中がケイオスタイト化しておる為、これを片付けて語学の予習復習して、と考えていくと、ゆっくりする間もなく来週に流れていきそうなである。


ところで、天使とダンスするゲームの発売日が来月明けに決まった模様である。現状、PS3にしてもXBox360にしてもビッグタイトルは一つも出ておらん。ネット上を見ておるとゲイツ箱厨のせいでPS3は死亡な気がするかもしれんが、残念ながらPS3、XBox360ともに負け組と言うかwiiの一人勝ちというのが現状な訳だが、これは当然ビッグタイトルのゲームが出ておらんのが原因の一つである。

ACE4は、この死亡状態からPS&X勢が盛り返す嚆矢となる筈のゲームだ。エスコンは一応ビッグタイトルだからな。しかし、エースコンバットと言われても、聞いた事はあるがやった事はないという人が殆どではあるまいか。私自身、かなりのゲーマーと自負しておるが、エスコンは5が出る直前に4の中古を発見してやりはじめた程度だ。一応2、3もやった事はあるんだが。

何故、ハードの売れ行きを左右するほどのビッグタイトルだというのに、斯様な状況なのか? これは単純な理由で、エスコンは日本では全く売れないからである。google様で調べてみたが出てこなかった故にちゃんとした数字は示せぬが、仮に全世界で100万本売れたとすると、日本では20万本ぐらいしか売れてないという感じである。


そもそも日本人は、空を飛び回りたいとか、敵の戦闘機や爆撃機をドカドカ撃ち落してやりたいとはあんまり思わぬ。日本でレースゲーやFPSがあんまり売れぬのと同じだ。

私はグランツーリスモと頭文字Dなら頭文字D派だが、しかし、カーレースシミュレータとしては間違いなくグランツーリスモの方が優秀である。しかし、頭文字Dの方が一般人には受ける。何故かって、一般人はそもそも車でビュンビュン走り回る趣味は無いのであり、単にゲームがやりたいだけだ。

故に、その導入として峠ごとに何人もいるライバルとの対決、そして彼らが使っている車、そういったものが存在する訳である。対決とか言っても、ノベルみたいに細かな描写がある訳でもなければ、FFみたいに絵が綺麗という訳でもない。しかし導入としては充分だ。つまり、カーレースではなくカーレース"ゲーム"を楽しんでいる内に、プレイヤーは車で走る事自体が好きになっていくという仕組みだ。


エースコンバットも同じで、フライトシミュレータとしてはてんで駄目である。「そんな動き飛行機はしねーよ」とか「ミサイルは積める奴でも10いくかいかないかなのに何で50発も持っていけるんだ」とか「そもそも対空対地両用ミサイルってどんな超絶ミサイルだよ」とかいくらでも文句は出てくる。

が、しかし、飛行機を動かすというのは大変難しいのである。ただ飛ばすだけでも、年単位の訓練を真面目に受けねば難しい。これが戦闘機動や射撃技術とかも覚えるとなると、一人前になるにはまず3年は見ないとならんのである。

我々ゲーマーは、シミュレータなど求めておらん。ゲームを求めているのだ。

ゲームだから、リアルではF22一機=F15十五機といわれるほどの性能差があっても、腕の差でF22を軽く捻ってやれるのだ。頭文字Dも同じである。いかに文太の神チューニングがあるとは言え、20年以上前の車であるハチロクで最新のモンスターマシンに対抗したければ、それこそ主人公の拓海の様に365日毎日峠を走るぐらいの修行が必要であろう。


まぁ、しかしながら、残念な事に民族性というものは越えがたいものがある。欧米の人間は、本当にFPSやRTSが大好きである。洋ゲーからFPSとRTSを取ったら何も残らぬ。それほどに欧米人が大好きなFPSやRTSは、しかし日本人はあんまり興味を持たない。かく言う私も、FPSやRTSにはあんまり興味が無いというか、どちらかというと嫌いである。

一方、日本人はRPGが大好きである。はっきり言って、今のRPG業界は完全に死亡しておる。ファイナルファンタジーの没落を見るまでもない。しかし、それでも日本ではRPGが売れる。それは日本人が根本的にRPGが好きだからという部分を見逃す事はできぬ。実際、ドラゴンクエスト8は日本では結構と言わずかなり売れた。が、外国では全然売れなかった。


んで、そんな情勢でのエスコン最新作発売となる訳だが、まぁ一応ゲーマーには人気のあるゲームだし、PS3やXBox360はゲーマー向けのハードだから日本でもシェアの変動に貢献する事は間違いない。

ただ、不安な事が一つある。



クソゲー疑惑である。



エースコンバットは1、2と良ゲーを出した後、デスクリムゾンには迫れぬがレーシングラグーンと並べる程度にはクソゲーな3(何せ世界最強の戦闘機という設定で登場する複葉機ナイトレーベンの主翼に相棒の機体がはさまる)で人気を一気に落とし、名作の4、5で地位を不動のものにし、そしてゼロで台無しにしたシリーズだ。

エースコンバットにおけるゼロはファイナルファンタジーでいえば8である。シリーズ自体を崩壊させかねないほどのクソゲーなのだ。

そろそろ長くなってきたから、クソゲー疑惑についてはこの辺で切り上げる事にして、天使とダンスするゲームはクソゲーでいいから無双5がクソゲーでない事を祈る次第。

慈善戦争活動家

2007年10月14日 22時08分53秒 | 社会、歴史
ごきげんよう諸君。いかがお過ごしかな。私は仕事の関係上京都へ出張中である。電子入札があるのでな、うちの会社が総合請負以外で電子入札するのは初だから、電算系を統括してる私も京都へ出向く事になったのだ。なったのだが、その為にわざわざ東海道新幹線に乗ってはるばるやってきたのに、京都府クオリティにより紙入札となった様である。

一応、電子入札以外の仕事もあるからいいのだが…京都府め。SSQ(それがセガクオリティ)ならぬSKQだな。



ところで。大河ドラマの風林火山だが、そろそろ川中島のお時間らしい。利家とまつの腐りきったクオリティに幻滅して以来私は大河ドラマを見なくなったのだが、電車の吊革広告で宣伝しておった。

川中島というと、越後の龍こと上杉謙信、甲斐の虎こと武田信玄のガチンコバトルである。まぁ川中島と一言で言っても、川中島では何回も戦争しておったのだがな。で、この上杉謙信だが、私の最も尊敬する武将の一人である。


普通、戦国武将なり何なりは軍を整える。軍隊がなければ自国を守ることすらままならぬからな。しかし、戦国乱世ともなると、専守防衛では生きていけない。その国の存在している位置にもよるが、他国を攻めないと生きていけない。ドイツのゼークトという偉い人が「ポーランドの存在は我が国の生存条件に合致しない」と言ったのは有名である。詳細の説明は省くが、ドイツにとって、ポーランドは存在しているだけで脅威になる国なのだ。

これが現代の様に平和であれば良いが、世界が平和になったのはつい20年ぐらい前の話だし、しかも先進国に限った話だ。中東とかアフリカではモリモリ戦争しておる。無論戦国時代となれば、戦争は避けられぬ話だ。

で、当然上杉謙信は何回も戦争しておる。しかもほぼ確実に勝っている。だから名将と呼ばれる訳だが、彼の場合それだけではない。

この男、戦争の準備を全くしないのである。

まぁ、戦争の準備をしないとは言っても、別に軍隊が存在しないとかそういう事ではないのだがな。


戦争をやるには、勿論、実際に戦場で戦う連中を揃える事も必要だが、それだけでは足りない。攻め込む対象となる国へ無数の忍者を放って情報を集め、周辺の国と同盟を結んでその国を孤立させ、と色々やる必要がある。それなしで戦争できないとは言わぬが、情報がなければ圧倒的に不利だし、向こうの同盟国が増援に駆けつけると面倒である。

以前言ったと思うが、兵隊を食べさせてやるだけの食糧等の補給も検討せねばならん。確かに、この当時の戦争は大抵が現地調達ではある。武器も装備も現地調達で単独潜入する誰かみたいにあらゆるものを現地で揃える訳ではないが、食料とかは攻め込んだ先の農村から回収したりするのが普通だった。しかし、それでも運ばねばならんものは結構あるから、補給の事も視野に入れて戦争の計画を立てなければならん。

斯様に、戦争というものは、やるにあたって色々と面倒な準備が必要なのである。当たり前だが、こういう準備を怠った場合、大抵は負ける。


さて、上杉謙信の話に戻る。この男が長尾家(奴は本々上杉の人間ではない)の家督を相続するのには一悶着あったのだが、それは置いておいて。その後の彼の動きをちょっとみてみよう。他の戦国武将の例にもれず上杉謙信は何度も名前を変えておるのだが、一応謙信と呼ぶことにする。なお、家督相続時の名前は長尾景虎である。

まず、家督を正式に継承してから一年後、反乱を起こした連中がいたから即鎮圧。その翌年、関東管領(鎌倉幕府の要職)の上杉憲政が北条早雲の孫にボッコボコにされ、助けを求められ出陣、北条軍を追い払う。その次の年には亡命してきた上杉憲政を迎え入れる。

で、翌年、つまり天文二十二年になると今度は武田信玄にボコられた村上義清らがボスケテとか言いながら信玄をどうにかしてくれと頼まれ、二つ返事でOKした謙信は出陣。以降数度となく行われる川中島の戦いの幕開けである。反乱を挟んだとはいえ二度にわたりそして半年に及んだ戦いの末双方撤退。

その後は武田と対立したり北条攻めしたりするのだが、ここまで書いてきて諸君はもう気付いておるだろうな。


そう、この男、慈善活動で戦争するのである。

普通、戦争というのは利益を得る為にやるものである。あの国を攻め落とせば、あの国の技術力が手に入る、とか、稲がよく育つ豊かな土地が手に入る、とかそういう感じだな。

しかし、この男、明らかに価値観が一世紀ぐらいずれており、誰かに助けてくれとかいわれない限りなかなか戦争しようとしないのだ。

とはいえ、私は戦争が大好きである訳だから、あまり戦争をしなかった、とかそういう意味で尊敬しておるのではない。この男は、計画性ゼロで戦争をはじめ、なおかつ何故か勝ってしまうのである。

偉い。

今で言えば一夜漬けで東大に合格するとかそういう感じだ。ろくな準備もしないで出かけて行って戦争して、しかも普通は帰ってきたら次の戦争の準備に移るのにこやつはのんびりしてるのだ。


いやまぁなにもしてなかったという訳ではないのだが、他の戦国武将と比べると明らかに計画性を欠いておる。世界広しと言えども、これほど活躍した慈善活動家(戦争的な意味で)はおるまい。

基本的に、戦争関係の歴史で偉いと言われる人は戦略家として、である。例えば信長の軍隊は強かったが、そりゃ勿論将軍が優秀だったというのもあるが、やはり確実に勝てる状態になってから戦争するという信長の戦略的指揮があってこその強さだ。あくまで信長の政治、外交、内政に基づいた強さなのである。

しかし、この男はそうでない。ロンメルみたいな奴だ。ロンメルは何で偉いかって、そりゃ芯が入ってないシャーペンより役に立たないイタリア人を有効利用したとか、二倍以上の数を揃える英軍をボコボコにしたとか、半年間勝ち続けたロンメルの軍団も数とかで厳しくなってきたってんでリビアから撤退して喜んでリビアを制圧したら実は孔明の罠で二週間でリビアから追い出したとかも確かに偉いが本質ではない。

無論、鹵獲したイギリスの戦闘車両が座り心地がいいってんでそれを指揮車にして前線を視察してたら間違えて英軍陣地に迷い込み、しかも英軍車両だから気付かれず帰ってきたというのもすごいが、えらいとは何か違う気がする。

ともかく、ロンメルは何が偉いって、戦車とかを運用した機動戦には一番向かない砂漠で、しかもロクな補給もなしに機動戦を展開したところにある。何せ、砂塵が部品の間に入り込んで戦車が動かなくなるなんて日常茶飯事、補給の燃料を載せたトラックも、何せ砂漠故に異常な燃費の悪さを示し、ロンメルのところについた時には燃料が半分以下に減ってた(つまりロンメルのとこに辿り着く前にトラックが使ってしまった)という状態である。こんな有様にも関わらずエル・アライメンまで突進できたところが凄い訳である。

ロンメルは結局無茶攻めで負けたじゃねーかという向きもあろうが、そもそもドイツアフリカ軍団は勝てる要素がほぼ無かった訳であって、彼がいたからあれだけ戦えたのである。少なくともドイツアフリカ軍団クラスの軍団を指揮する将軍としては優秀であったと言えよう。


そんな訳で、私は事前戦争活動家の上杉謙信を尊敬しておる次第。

ホラーとエロ

2007年10月13日 22時21分29秒 | 雑学
いきなりヒット数が四倍に増えた理由を誰か教えてくれ(挨拶

ごきげんよう諸君。いかがお過ごしかな。私は今日一日中お茶の稽古に加えビリー応用プログラム、更に明らかなオーバーカロリーの食事(義親が来ておる)、そして、薬を飲もうとして気管に入ったというアクシデントにまで見舞われ、完全に死亡状態である。



さて。とても唐突だが、ホラーはグロとエロに通じるといわれておる。また、グロはエロとホラーに、エロはグロとホラーに通じる、とも言われているな。まぁこんな事を突然言っても気でも違ったかと思われるだけだから順を追って説明したいと思うが、今この文章を書いている最中に清十郎が横から「元より気違いと思われてるでしょ?」とか抜かしやがった為、取り敢えずボコっておいた。

さて。ホラー→グロテスクというのは大体皆判っておろう。ホラーは、ものによるとはいえ、基本的には人が死なない事には始まらない訳である。死に方にもよるが、基本的に死体は怖いしグロい。弁慶の死に様とかはかっこいいが、まぁグロい事に変わりはあるまい。槍が刺さってたり、身体の各所から矢が生えてたりするのだからな。

では、エロがホラーやグロに通じるとはどういう事であろうか。私の大好きなエイリアンシリーズを例にとってみよう。あのシリーズは1から4及び外伝のvsプレデターでも悉く卵が出てくる。フェイス☆HA☆GAが入ってるアレ。開くと中から幼虫が出てくる奴。

この卵だが、ぱかっと開く部分がある。



これだ。

まぁ、じっくり見てくれ。とっくりとな。

取り敢えず、グロいというのはもういちいち言う必要はあるまい。無駄に広い上に真暗闇の広間の中にこんなもんが林立しておる訳だから、これで怖くないという人は心臓に毛が生えておるか、もしくはultimet 肝 worksである。

で、じっくりと見てくれたかな。よーく見ていれば、何かに似ている事が判る筈だ。目をシケイd…目を皿の様にしてしっかり見てくれたまえ。
















































で、答えだが。

判る人にはすぐ判る事だが、これ、女陰に酷似しておるのである。つうか、女陰を元ネタにしてデザインしたのだから似ていないとむしろマズいという話も無いではないがな。まぁ、ともあれ、この卵、女陰に似ておる訳である。色をピンクとかその辺のに変えてやれば余計に似ておるであろう事は論ずるにあたらぬ。

さて。男が股を開いた女を見たら、取り敢えず興奮する。つうかむしろ興奮する義務がある。陰部を曝け出した異性を見た男が興奮してくれない場合、百年も経てば人類絶滅である。

しかし、その女陰によく似ておるこの卵。流石に真っ黒だったらキモいという向きもあろうが、あれがピンク色だったらと想像してみてくれ。疑う余地無くもっとキモい。近付くのが憚られるぐらいキモい。グロも割とOKと言うか、お姉チャンバラでゾンビの腕とか頭を血と一緒に吹き飛ばしながらニヤニヤしてる私でも、正直なところ、近付く気は起きない。

で、だ。エイリアンの卵と女陰は同じ形をしておる訳である。少なくとも似た形をしているのは確かだ。その一方を見た人はグロく怖いものと捉え、もう一方を見た人はエロいものと認識する訳である。これを理論化すると、修士論文として通る程度のものが書けてしまうからしないが、人間にとって根源的な何かである事は確かであろう。


実際、少々でもエロ要素のあるホラーの方が、そうでないホラーより怖い。例えばバイオハザード。あのゲームを、諸君はビビりまくりながらプレイしておったろう。いやまぁ、4は「いいぞベイベー!逃げる奴は村人だ!向かってくる奴はよく訓練された村人だ!皆殺しだぜヒャッハーッ!」とか言いながらプレイしておったかもしれんが、4以外は皆怖がって遊んだ筈である。怖がる為のゲームだし。

が、まぁ女子の諸君はやらなかったろうが、男子だと意外とあのゲームにエロスを感じる者がいる。2に出てきた、露出度が高いのはいいが内臓まで露出してる女ゾンビに思わずハァハァした奴もおろう。だがやはり、一番多いのは、ジルとかクレアとかの女主人公で、ゾンビに押し倒され噛み殺される場面を見て興奮した、という奴である。

ここでもエロとホラーは繋がっておるな。他にも、確かアナコンダって名前の映画だったと思うが、女が巨大な蛇に身体を巻かれ、締め付けられてお亡くなりになられるシーンが出てくる。この蛇に絡め取られた女という部分にエロを感じた奴は絶対いる筈だ。骨がボキボキ折れる音がしておるとしても、な。

かように、ホラーというのはエロと密接に繋がっておるのである。



さて、何でいきなりこんな話をしたかと言うと、私の書く小説は、どうもホラー方面に傾き易いという事に最近気付いたからである。八月終盤に仕上げた奴も、時代劇風ファンタジーホラー風味という感じの物体であり、ホラーな場面を書く機会は何度かあった。むしろ何度もあった。

で、小説を書くといえば、私の場合類語辞典が必須である。私の頭は語彙が貧弱な為、辞典を持っておらぬ場合、同じ単語ばっかり使ってしまうという事態が発生しかねんのだな。で、例えば『黒』を何度も使いたい場面であれば、類語辞典に『黒』を突っ込む。すると『墨色、墨染め、黒色、玄色…』といった具合で結果を吐き出してくれる。

ただ、予期せぬ単語が出てくる事もある。例えば、大気とかそういうのの類語を探すために『空気』を突っ込むと、確かに大気とか冷気とかそういう単語も出てくるのだが、同時に『雰囲気』とか『気分』とかそっちの単語も出てきてしまう。

で、小説を書いている時、当たり前だが私は小説の世界にのめりこんでいる。実際にはキーボードをカタカタしておるに過ぎぬが、頭の中ではキャラ同士が会話したり戦ったりしていて、その様子を肌で感じながら書く訳だ。

これで困る事が一つあってな。私の小説はホラー系に傾き易い。つまりホラーシーンを書く機会が多く、ホラーシーンを肌で感じながら書いている事もまた多い、という事になるのだが…

類語辞典で、予期せぬ単語が出てくる場合があるというのは前述した。で、ホラーシーンを書いている時の私は異常なまでに敏感になっており、『上気した』とかそういう普通の単語が出てきても脳内ワールドに物凄い勢いで響き渡り、ビクンビクン反応してしまう訳である。

自分でも「これで反応するか、普通」と言いたくなるぐらい反応してしまう。一種の神懸り状態だから感情に制御がきかんのだ。少佐風にいうと、「初めての処女の様に」反応してしまう訳である。ほぼ24時間神懸り状態だった八月後半、これには困り果てた。物凄い疲れるのだ。

そんな訳で解決法を探したのだが、よく考えたら『よい小説を書ける状態=小説の世界にのめりこんでいる状態』であり、敏感に反応すればするほど内容は良くなるというダメな循環であるという結論に至った。

ううむ。

魂削って書くしかないのか…







なお、少佐の発言(「初めての処女の様に」)についてだが、処女だったら初めてに決まってるじゃねーかとかそういう空気を読まぬツッコミをせぬように。

戦闘術は実戦に役立つか

2007年10月12日 13時49分14秒 | 雑学
ごきげんよう諸君。いかがお過ごしかな。私は、今日は何とか学校に行けて回復してきたなぁと実感しておったのだが、半年ぶりぐらいに出席した二限の日本史概説2でレポートの提出がどうとか言い始め、単位落としたかもしれんとちょっと萎えておる。

いや、前期の期末では『試験なしレポートなし』と書いてあったから、後期がんばって出席して前期は誰かからノートもらえば何とか…と思っておったのだが……



さて。世間では亀田が死亡した(社会的な意味で)とかしてないとかで話題になっておるみたいである。ま、流石にランダエタ一戦目は金の臭いを感じずにはいられなかったからどうかとは思うが、それ以外では別に気にしておらぬ。どうせボクシングの話だ。

ところで、世の中には格闘技やら武道やら武術が色々とある。これらは、精神修養とかその道を窮める為に習うものであろう。だが、運動不足解消とかの為に習っておる者も多いようである。

私は別にそれを否定する事はしないのだが、ちょっと気にかかる事がある。例えば、運動不足解消の為にボクシングを習ったとしよう。それで、もし万が一、暴走族に囲まれたりオタク狩りに遭遇したりして肉の力に訴えなければならなくなったとしよう。すると、ボクシングで習った事はこれっぽっちも役に立たないのである。

何故か。まず構えだ。ボクシングの場合身体を大きく前に乗り出し、頭を突き出す形に構える訳である。ちょっとでも柔術の心得とかがある奴ならすぐ判ると思うが、これは素人の構えというか、一番やってはいけない構えである。

頭は人間の一番の弱点である。何せ脳が入っておるのだからな。ボクシングでは皆あのゴツい手袋をしておるし蹴り禁止で投げも禁止だからいいが、ストリートファイトでは何でもありである。あんな風に頭を突き出していた日には、頭を掴まれグイっと引き寄せられ、膝蹴りされて終了である。

また、ボクシングでは色々な場所を殴るが、他の格闘技と比べると頭を狙う比率がとても高い。んで、ストリートファイトで頭を狙った場合どうなるかと言うと、指の骨が折れる。いくら脳が豆腐みたいな柔らかい物体だと言っても、その脳を包んでおるのは頑丈な頭蓋骨なのであり、そこに下手な手出しをしたら骨が折れて当たり前だ。

事実、ストリートファイトで頭を狙った結果指の骨を折ったボクサーは結構多い。殴打、と言うか突きは本来首を狙うものである。首は頭と同様急所であり、しかも頑丈な頭蓋骨に包まれた頭と違って防御が徹底しておらぬからな。尚、ボクシングの試合で頭を狙っても指が大丈夫なのはあのゴツい手袋があるからである。あのゴツさは伊達ではないのだ。

まぁ、ボクシングをしておれば当然筋肉はつくから、肉の力的な意味では効果がある。だから、何の運動もしてないひょろひょろの骨川筋雄さんとボクシングで鍛えた人が喧嘩すれば、当然後者が勝つだろう。が、ボクシングを格闘技として捉えると、ボクシングほど実戦で役に立たぬものも珍しいのである。

他に、実戦で役に立たぬと言うと剣道が挙げられる事が多い。剣道は竹刀を使う訳だが、いくら日本刀が軽いとは言っても竹の棒よりかは重いのであり、しかも竹刀が棒であるのに対し刀は刃物であるから、ストリートファイトしなければいけなくなった時に運良く剣道形用の模造刀などを持っていても、剣道の訓練は何の役にも立たぬ次第である。

竹刀剣道しかしてなかった水戸藩士が桜田門外の変で某誰かさんを暗殺した後、「道場でやってた事が一つも役に立たなくてビビった」とか言っていたのはこういう訳である。つうか、暗殺という挙に及ぶなら一度は真剣で練習しておけと思うのだが、それは置いておく。

実際、竹刀は軽いし握りやすい。よって、手の内(要は握り方だ)が甘くても十分振りまわせる。これが、500グラム程度増量した真剣や鉄パイプとなると、確かにグラム単位でしか重さは違わないのだが、手の内が甘いと振り回すどころか振り回されるという醜態を晒す事になる。

私も、今までは1kgの木刀と模造刀で訓練しておったが、1.3kgの新型に変えた途端、俄然動きが悪くなった。勿論、手の内が甘く、1kgのものなら肉の力でどうにか誤魔化せたのが300グラム増えた為に誤魔化せなくなったという訳だ。たかが300グラム、されど300グラムという訳である。


まぁ、そういう肉の力に訴えねばならん状況に遭遇しないのが一番いいのではあるが、不測の事態というのはいつでもどこでもあるものである。青信号で横断歩道を歩いておっても、居眠り運転のトラックに轢かれる事だってある訳だ。トラックは運転荒いしな。中の人も皆柄が悪そうで私はトラックの運転手は嫌いである。

取り敢えずトラックの運転手は本筋と関係ないから置いておく。

世の中には、上に挙げた通り戦闘術と一般に考えられているものでも実戦では何の役にも立たない、というものが結構ある。と言うかかなり多い。これの良し悪しについては諸論あろう。

例えば剣道やボクシングで言えば、これは基本的に試合をやる訳である。実際に学んだ技術を使い戦うのだ。これをあまり実戦的にしすぎると、大会が行われる度に多数の死者が出る訳である。例え試合をしないものであったとしても、実戦で通用しうるものを広く教えるのは気違いに刃物になりかねないという考え方もある。

しかしだ。

私の剣術は我流だが、仮に、私が剣道を学んでいたとしよう。そして私の家には愛刀がある。真剣ではないが、人を斬るには充分なものがある。そして大抵、私と愛刀は一緒に行動している。刀には敬意を表し大事に扱い、使わない時は大事にしまっておくというのが剣士たるものの嗜みだが、私は刀と親身になってこそ本当にその刀を使いこなせるものだと信じておる。翼くんの「ボールは友達」精神である。だからゲームしてる時も、パソコンしてる時も、寝る時も、できるだけ一緒に行動する事にしている。

話が逸れた。

まぁ、私の家には刀があり私は刀と一緒である場合が多い。で、私が剣道を習っていたとしよう。んで、私の家に強盗がやってきとする。本来なら肉の力に訴えるのは法的によろしくないのだが、これは警察や軍隊といった公権力が人民を守れる場合においての話だ。こういう場合、110番して警察を待っていたのでは早晩刺し殺されて通帳を持っていかれるという事になるだろう。

最近では、強盗みたいな非効率的犯罪行為をするのは日本人ではない。大体が朝鮮人か支那人だ。いわゆる不良外国人という奴である。奴らの手口はかなりヤバい。問答無用でブッ殺して接収である。よって、自力で迎撃せねばならん。

となれば、当然剣道を習っているのだ。それで手元に刀があるのだから、剣道で習った技術でもって迎撃するのが普通だろう。が、先に述べた通り、竹刀剣道は実戦では見事なまでに役に立たん訳である。で、私は刺されたり殴られたりして死亡するしかない。


これは嫌だ。


武道はそうあるべきだという人もおろう。人を殺す技術を習っているとしても、その目的はあくまで精神修養であり実際に使う為ではない。そう言う人もおろう。だが私は嫌だ。情けなくて泣きたくなる。仮に生き残っても首を吊りたくなるぐらい情けない。

これが、自らの修行が足りなかったというなら私も仕方ないと諦める。が、戦闘術の筈だったものが実は技芸、もっと言えば踊りみたいなものに過ぎず、実際には糞の役にも立たなかったとなれば死んでも死にきれんではないか。そんな場面、人生に一度巡ってくるかこなかいではないかと言うむきもあるが、だからこそ役に立って貰わねば困ると思うのである。


ただ、ならばどういう風にすれば実際に役に立つものを学べるかという問題になってくるのだが、これはもう本人の努力しかあるまい。故に私は我流を貫いておる。いやまぁ某光道にお世話になっておる(最近は暇を頂いておるがな)が、剣については我流を貫き、居合道の人に教えを請うたり色々しておる。節操がないとか、剣の道の本道を外れていると言う向きもあろうが、日本の剣の道のみならず軍隊式ナイフ術とかあらゆるものを吸収していくのもまた剣の道であると信じておる。

いや、まぁ、ちゃんとした先生につければ良いのだが、現在の日本の剣術界は時津風部屋なみのカオスであり、いい師匠をみつけられぬが実情でこうする以外にないのだ。悲しい話である。剣術界がちゃんと再興してくれればいいのだが、一番元気がある筈の剣道すらあんな感じだから、多分駄目だろうな。

最近の神様の動向

2007年10月11日 12時23分20秒 | 社会、ニュース
ごきげんよう諸君。いかがお過ごしかな。私は昨日の八時には寝たというのに薬の効きすぎか思いっきり寝過ごして一限の語学が糸冬了したところである。


さて、なんかコメント欄を見ると神様は今ホットな話題であるらしい。よって、もうちょっと神様についてもう少し書いておこうと思う。

まず、一般法則論者の書いた文章である。あれは確かに漢字仮名交じりなのだが、日本語ではない何か未知の言語で書かれておる為理解不能であり困っておった。しかしそこでインゼル氏が得意の語学力でもって翻訳してくれた。

それによると、神様は地球オンラインというゲームを作ったらしい。そしたら何か面白そうだし自分も参加する事になった、という事の様だ。我々は管理者(ROでいうところのガンホー)であり開発者(ROでいうグラビティ)である神様の分身であるらしい。

つまり、我々一人一人が神様なのである。我々一人一人に神様が宿っているのだ。

しかし、そうなると問題が出てくる。インゼル氏が指摘した通り、神様は全知全能であり、その力を我々人間の一人一人が備えておる。にも関わらず、人間は病気でぽっくり逝ったりアホな戦争を繰り返す。


これはおかしい事であろう。我々が全知全能たる神の力を持つのであれば、ちょっとした衝撃で脳の血管がプチっと切れて蜘蛛膜下出血で死んだり、甚だしきは風邪をこじらせ肺炎で死ぬなんて事は無い筈だ。

それに、戦争にしたって変である。現在、戦争というとなるべく頭を低くして移動し、とにかく物陰に隠れ、相手の見ていない地点からプチプチ撃って殺していくものである。我々には神の力があるのだ。つまり我々一人一人がケンシロウでありワクワクしてきちまう人である筈である。

であるから、戦争となればペガサス流星拳が先手を取り、それを軽くいなした奴が「てめーは俺を怒らせちまった!」とか言い始めて、「スタープラチナ!」「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァッ!」と吹き飛ばすでろう。

違う方向に目をやれば、「衝撃のファーストブリッドォォォ!」とか言ってる人がいて、その相手をしてる人が「純銀マケドニウム加工水銀弾頭弾殻 マーベルス化学薬筒NNA9 全長39cm 重量16kg 13mm炸裂徹鋼弾」ジャッカル パーフェクトだウォルター」とか喋ってる筈である。そして、致命傷を受けたとしてもレーションを食べれば傷が消えるに違いない。

歩兵戦の時点でこれであるから、戦車とか戦闘機とかそういう方面に目をやれば、ザクなど第二次世界大戦の産物である事に疑いは無い。米軍の主力戦闘機も既にVF-1からVF-11へと交代されておろうし、日本では国会とかマスゴミが煩いから民間の研究所がマジンガーZとかゲッターロボは言うに及ばず、コン・バトラーVやボルテスV、ゴッドライディーンなどなどを国の援助を受けて開発、配備しておる事であろう。

更に、警察も大幅な強化がなされている筈である。何せ人間一人一人が神様の力を持っておるのだから、並大抵の装備では凶悪犯罪に太刀打ちできまい。パトレイバーなどハリボテに過ぎぬ。ジェイデッカー、マイトガイン、ファイティング・ガオガイガーをはじめとする地球防衛勇者隊の投入が必要である。おまわりさんには、最低でも公安九課なみの装備が必要であろう。

警察のみならず自警団も必須であり、例えばピザーラやピザハットは、ピザ好きデビルハンターのダンテ様と契約し、守ってもらう代わりにダンテ専用ピザを24時間いつでも無料で宅配というような具合にならねばなるまい。


しかし、実際にそういう様な事態は起きておらん。アメリカにいきなりテメンニグルがニョキニョキ生えたり、街中を勇者警察が巡回してる事はないし、人間撃たれれば死ぬ時は死ぬのである。

私も一般人ではあるが、愛刀を片時も離さず寝食を共にした時期もあり、あの頃は刃引きされた模造刀で竹を斬っていたものだ(竹を斬るのは人間の骨を斬るのと同じぐらいらしい)。しかし、我々には神が宿っていると考えると、「剣は刃にて斬るに非ず。心にて斬るなり」とか言いながら石灯籠を真っ二つにしてもいい筈である。



これはどういう事であろうか。そう思っておったら、ある情報筋から重大な情報を入手した。これは、全能の神の子キリストを収めた非常に貴重な映像である。http://www.kotaro269.com/archives/50450593.html



どうやら、神様は戦争とか疫病とかの改善よりももっと根本的な何かに忙殺されているらしく、そこまで手が回らない様である。しかし、まぁ、その、なんだ。

全能なら、あらゆる問題を一瞬で処理してくれる筈なんだけどな。

基本的に、私の姿勢は『神様はいる。が、神様は全能ではない』である。

神様が訴えられたようです

2007年10月10日 18時42分17秒 | 社会、ニュース
ごきげんよう諸君。いかがお過ごしかな。私は残念な事に早速鬱モードに入ってしまっておる。とは言っても、今のところ、必修の入っている水木は死守しておる。火曜は一応授業を取っておるのだが殆ど取ってないのと同じ具合であり、金曜は大人の事情で休まざるを得ない。誰が悪いかと言えば国である。ハッピーマンデーだとかなんだとか言って悉く月曜を休日にしくさりやがった結果、月曜に色々用事のある人が困り果てるのだ。


さて。今日もちょっと鬱モードなのだが、頑張って記事を書く。結構前のニュースなのだが、神様が提訴されたらしい。取り敢えず、写真が何故アレなのかは置いておくとして、まぁ尤もな訴訟である。

多分この人が想定しておるのはキリスト教の神であり、もっと言えば一神教の神であろう。一神教の神様はまさしく神である。ゴッド。全知全能、即ちあらゆるものごとを知り、その上あらゆる行為が可能とする。

これが多神教(神道とかな)の場合、どんなに頑張って祈祷しても「いくら神でも、無理なものは無理だよ」と無い袖は振れぬとやられてしまったりする訳である。一神教の神様は何でも可能だし、間違いを起こす事も絶対にない。一神教の神様に誤謬は無いのである。

と言うか、一神教の神様が全知全能ではなかったり、何度もへまをやらかす奴であれば宗教が成立せぬ。ユダヤ教の神は「ユダヤ人は今差別されてるけど最後の最後、神の審判の時に天国へ行けるんですよ~だから改宗しちゃ駄目ですよ~」と呼びかけておる訳である。神様が絶対に約束通りユダヤ人を天国に行かせてくれると信じているからこそ、ユダヤ人は中世の昔から人権が認められなかろうが、ナチスドイツにいじめられようが、むしろナチスはまだ人道的とまで言われるほどロシアにいじめられようとも、ユダヤ教を捨てなかったのである。

この神様が、最後の審判の時100人に1人ぐらいの割合でユダヤ人とドイツ人を間違えてしまい、運の悪いユダヤ人は地獄へ、運の良かったドイツ人は天国へ、などいうアホだった日には、ユダヤ人もやってられっかこのクソカスゴッドがという具合でユダヤ教も半世紀とかからず消滅するだろう。


んで、キリスト教も一神教だ。一神教であるからには、避けて通れぬ命題がある。世の中には、戦争だとか疫病だとか色々嫌な事がある訳である。戦争で死ななくても交通事故でミンチになる事だってあるし、ある日突然心臓麻痺で長年連れ添った妻を亡くす事もある。こういった嫌な事を、何故に神様は取り除かないのかという命題である。

キリスト教とかだと、それはサタン様が人間に悪さをしているからだという事になるのだが、だったらさっさとサタン様ブチ殺して来いよという話である。それに、サタン=ルシファー説を採用した場合、神様にとって股肱の臣であり懐刀であったルシファーさんは、色々悶着があった末、ついに神様に対し反乱を起こしてしまい、この戦いに敗れたルシファーさんは地獄へ追放され、以降サタン様と呼ばれる事になる、という筋書きである。

まず、第一の家臣に反乱を起こされるという神様の人望の無さが問題になるのではなかろうか。又、ルシファーさんが反乱を起こした時、結構な数の天使が反乱軍に加わったといわれておる。特に、九段階に分かれる天使の階級の中でも一番上になる熾天使(ルシファーさんもここだが神様第一の家臣という事で他の連中より少し優遇されておる)は反乱軍に加わった数が多く、戦後熾天使に任ぜられた者はたったの四人しかいない。いわゆる四天使、即ちガブリエル、ミカエル、ウリエル、ラファエルだ。

まずもって、一応神様は全知全能であり、最強という事になっている。だからルシファーさんが色々と神様に不満があって、んで反乱を起こしたとしても、極端な話腕の一振りで魂ごとルシファーさんは消滅の筈である。にも関わらず、過半数には至らぬが相当な数の天使が離反したというのは、ルシファーさんのなみなみならぬ人望の他に「全知全能とかぬかしてるけど、実際俺達天使がいなきゃ何もできないNEETなんだよな神ってwwww」という奴も結構いたのではなかろうか。

こうなってくると、神は本当に全知全能なのかという問題になってしまう訳だが、しかし、それでも神様は全知全能である。そういう事になっておる。だったら、さっさと自爆テロしてるアホどもをどうにかしろとか、まだ食べられるご飯やパンを捨てる国がある一方で次々と子供が餓死していく国があるといった格差とか、地球温暖化とか、まぁとにかくどうにかしねぇかタコと言われても仕方のないところではある。


しかしこうして考察してみると、神様は全知全能ではなくただ力が強いだけであり、全知全能は謳い文句に過ぎないという可能性が出てくる。

詐欺である。

物凄い詐欺である。

何故なら、神様は全知全能でだから絶対正しいという事になっておったから、十字軍がいくらイスラム人ブチ殺してもOKだったのである。まぁ、OKではないとしても、キリスト教の神様がいなければ十字軍は起きなかったに違いない。

また、同じく中世だとちょっと司祭様に反抗的な奴がいたらそこの娘を適当な理由で魔女裁判にかけついでに親子丼とか姉妹丼とかが起こってしまったのである。これも、全知全能の神様につかえる司祭様だからできた事だ。

これが、「実は全知全能じゃありませんでした」とかカミングアウトした日には翌日ブッシュとラディンが握手する姿がホワイトハウスから中継され、国連安保理事会は神様に対する経済的政治的軍事的なあらゆる制裁手段を検討する事になるだろう。


だから、まぁ、神様としてもひくにひけないところまで来てしまったのだろうが、今実際に神様のせいで苦しんでおる人間はいくらでもいる訳である。

どうにかしろ、神。

バージル兄貴の強さ

2007年10月06日 22時08分17秒 | アニメ、ゲーム、映画等
ごきげんよう諸君。いかがお過ごしかな。私は二日連続で更新をサボった訳だが、遊んでいたのではなく、本気で死んでたからである。水曜日は睡眠時間ゼロ(寝られなかった)で1~4限の授業に出て、そのまま再び睡眠時間ゼロで1限に出てそのまま死亡。金曜は無理しすぎたせいか体調不良で死亡。夕方になって回復したが、またしても睡眠時間ゼロで本日朝を迎え、そのままお茶のお稽古を一日中受けてきた。が、いまだ眠くならない。

寝たいんだが。

何故に眠気がどこからも出てこないかな。私の身体。昨日もリボトリール(何度も出てきておるが重度の躁鬱病等に処方される精神安定剤。簡単に言うと著しく精神がふやける)を飲んだ上でサイレースを飲んだのだが一睡もできなかった。この組み合わせを常人がやると、十分以内に意識を失い、十二時間ほど寝る。

が、眠くならないどころかデビルメイクライ3SEをやっても頭文字DSTをやっても操作精度が全く鈍らなかった。まぁDMC3SEはDMD18のダムドチェスメン戦で詰まっておるし、頭文字DSTもようやく秋名のターボハチロクに勝ったところだが。



さて、眠くはならんが、さりとて乱れきった生活によりケイオスタイトと化した我が部屋を掃除する気合も流石に沸いてこぬ故、記事を書く。今日はデビルメイクライ3のお話である。

デビル3の主人公ダンテの宿敵は双子の兄バージルである。双子であるからには、バージル兄貴もダンテと同じ技を使ってきたりもする。ただ、持つ武器は違うし、ダンテの技を全て使ってくる訳ではない。

兄貴とは三回戦う事になるのだが、一戦目は漆黒の鞘に黄朽葉色の紐をつけた長刀の閻魔刀(と書いてヤマトと読むらしい)しか持っておらん。弟のダンテはデモシーンから実際のプレイに至るまで、二挺拳銃やら散弾銃やら対戦車銃やら魔界の銃やらマルチプルミサイルランチャーを激しく撃ちまくるが、兄貴は銃なしである。

と言うか、兄貴は最高難易度(DMD)にならない限り遠距離攻撃は使ってこない。一応次元斬で遠距離から斬ってくる事はあるが、最初から最後まで銃なしだ。また、常時ハイテンションと言おうか、危ない薬でもキまったんじゃないかと思われるダンテに比べ、兄貴は渋い。

ダンテはデモシーンでもかなり危ないが、プレイ中も"Yeah!!" "Let's rock!!" "break down!!" "Come on here me!!" "Yeeeeeeaaaaaaahh!!"という調子で叫びっぱなしであり、何らかの理由で訴訟を起こされたら非常に不利である。

一方の兄貴は、まぁ流石にでもシーンでは一応喋るものの、プレイ中はあんまり喋らない。技を出すと一応気合を発する事はあるが、基本的に喋らない。喋ったかと思うと、"this maybe fun"とか言いながら剣を投げる調子であり、弟とは逆に渋い系のかっこよさを追求した感じのキャラだ。


とは言え、仮にも双子の弟である。髪型を同じにすれば服と台詞以外では見分けがつかぬし、同じ技も使う。ただ、同じ技を使うと言っても、攻撃系の技は殆ど被らない。兄貴の使う武器はさっき紹介した閻魔刀以外だと、ベオウルフとフォースエッジがある。

ベオウルフは光の加護を受けた籠手と具足で、二戦目で使ってくる。使ってくるのだが、二戦目終了後とある事情でダンテの手に渡る。つまり、ベオウルフはダンテとバージルの二人が使う共通の武器なのだ。共通の武器。共通。

なのに、一つとて同じ技が無い。

いや、一応、空中で△を押した場合のみ同じモーションの急降下蹴りが出るのだが、技かと言われると微妙である。通常攻撃三連すら全くモーションが違う。蹴り上げで締めるダンテに対し、兄貴は中段二連廻し蹴りである。これがコマンド入力の必要な技となると、ダンテはダッシュ突きと昇竜拳なのに対し、兄貴は二連サマーソルトキックと逆サマーソルト。

同じ武器なのに、使ってる部分が一つとて被っておらん。

一応、第三の武器であるフォースエッジ(普通の西洋型両手剣)はダンテと同じ攻撃をたまに出してくるが、たまにだ。この様に、この二人、双子の兄弟なのに攻撃技が全然違う。しかし、攻撃以外の技となると、兄貴は色々使ってくる。


以前、デビル3のダンテはスタイルが選べるという話をしたな。例えば、ダンテはトリックスタースタイルだと瞬間移動(技名はエアトリック)が使える。入力すると敵の頭上へ一瞬で移動するのだ。兄貴はこれをダンテ以上に窮めたらしく、頭上はおろか目の前に瞬間移動して斬ってくる事すらあるし、近接攻撃を入れようと近付いたら瞬間移動で距離を取られたという事などよくある話だ。

また、ダンテはロイヤルガードスタイルだとブロックというのが使える。要は防御だ。ダメージを軽減できる。これだけだとただのガードだが、敵の攻撃が当たる直前(大体10フレームぐらいか?)にブロックを入力すると、ノーダメージ&敵よろけという素敵な技と化す。これをジャストブロックという。

まぁ、何を言いたいか判ると思うが、兄貴はジャストブロックのみ使ってくる。ブロックではなくジャストブロックである。兄貴が攻撃技を外して隙を見せた時でない限り、迂闊に攻撃すると

ダンテ攻撃→兄貴ジャストブロック→ダンテよろけ→"die"シュビビーン

となってしまう。まぁ高難易度でもなければ、跳躍の無敵時間で一応かわせるのだが…


この様に、ボスとしてダンテの前に立ちはだかるバージル兄貴は、ダンテと同じ技、いや、下手をするとダンテより窮めた技を駆使して弟を翻弄するのである。また、二戦目以降の兄貴は魔人化までしてくる。

魔人化というのは、まぁちょっと設定の話をせねばならんのだが、ダンテとバージルは人間ではない。正義の心に目覚めた悪魔、伝説の魔剣士スパーダの息子だ。sons of sparda(スパーダの綴りは適当)。

どうやらこの世界には天国とかキリスト教的な神は存在しないらしく、太古の昔には悪魔が人間界を支配していたらしい。で、スパーダは正義に目覚め、人間の為に魔帝ムンドゥスを魔界に封じ込めた(ついでにこの時強すぎる自分の力も封印してしまい、命取りになる)。その後、スパーダは人間界で過ごしていたのだが、人間の女と恋をしその女は双子を宿した。

この双子こそバージルとダンテなのだな。つまり、人間ではないがしかし悪魔でもない。(3のヒロインには思いっきり悪魔扱いされるが)。普段、バージルとダンテは人間形態で過ごしておるが、魂を削る事で悪魔化できる。これが魔人化である。

ダンテが魔人化すると、移動速度、攻撃速度を含むあらゆる行動の速度が上昇。攻撃力も防御力も上がる。又、大抵の攻撃ではよろけなくなり、余程強力な攻撃を食らわない限り敵の攻撃を無視して叩きのめす事ができる。その上HPまで回復する。無論、ゲームシステム的な問題から常時魔人化とかは無理なのだがな。ここぞという時に使う訳だ。(その内TBの為にしか使わなくなるが、TBについては置いておく)

一応、ボスとして出てくる兄貴も二戦目からは魔人化を使ってくる。向こうさんが魔人化している間はガン逃げしかない。何せよろけないのだ。その上攻撃力が上がっておる。魔人化兄貴に接近して斬りつけたりした日には、スーパーアーマーで耐えられた後、魔人パワーの大ダメージが待っておる。流石に体力が回復する訳ではないから、とにかく猛攻を凌いで魔人化を解除するのを待つしかない。




さて。

デビルメイクライシリーズは、最高難易度の名前が決まっておる。その名も『DANTE MUST DIE』。無論、「ダンテ死すべし」という意味だが、我が霧島家での正式名称は「ダンテは死ななければならない」である。

まぁ名前はどうでも良い。この最高難易度、ダンテさん、マストに死んでくださいというだけあって非常に難しい。取り敢えず、8割方のプレイヤーは2面で詰まる。ちなみに全部で20面まであるゲームだ。また、その詰まるステージである2面のボスとして出てくる敵は中盤以降雑魚敵として出てくるのであり、いかにヤバい難易度か判ろうというものだ。


で、当然バージル兄貴が問題になってくる。何せ、三度もダンテの前に立ちはだかる上、三度目というのは最後の戦いである。つまり、兄貴はラスボスなのだ。

さて、兄貴が銃を使わないのは前述した。基本的に、遠距離攻撃は次元斬以外ない。一応ラスボス戦では無限次元斬(絶刀というのが正式名称らしい)とでも言うべき、十五秒ぐらい延々とダンテの周辺の次元を斬り続ける攻撃を使ってくるが、これも次元斬の一種だ。

ただ、遠距離攻撃専用という訳ではないのだが、最高難易度ではもう一つの遠距離攻撃(が可能)な技を使ってくる。幻影剣という奴で、発動すると八口ぐらいの剣が兄貴の周囲を高速で回転しはじめる。当然、この剣に当たればダメージを貰うしよろける。

これが何故怖いか。発動前には明らかなモーションがあるからいきなりぶっ放されて斬り刻まれる事は無いが、

幻影剣発動→ヴンッ!(瞬間移動)→バスバスバスバス(目の前に瞬間移動してきた兄貴の幻影剣に刻まれるダンテ、勿論よろけで動けない)→ヒュンヒュン、ハァッ!!(鞘当て二連から居合でフィニッシュ)

という事態が発生しうるのである。ちなみにここまでフルセットで貰うと、まぁダンテの強化具合にもよるが、下手すると体力満タンからでも死ぬ。しっかり育てておればまぁどうにかこうにか生き残れる。ゴッソリもっていかれるのは一緒だがな。


これが二戦目以降になると、更にヤバい。何故ヤバいかって、二戦目以降の兄貴は魔人化するのである。しかも、魔人化後、高確率で幻影剣を展開する。

最早何も言うまい。瞬間移動後の技の発生や移動も速くなっておるから、兄貴の瞬間移動を読んで跳躍とかで回避していても、怒涛の連続攻撃に巻き込まれる場合がある。

しかも、この兄貴、魔人化するのは前述した。で、最高難易度だと、攻撃力防御力速度上昇に加えて体力が回復しやがるのである。一応、ダメージを与えれば魔人化を早く終了させられるのだが、ただでさえスーパーアーマーで近接戦は自殺行為なのに、幻影剣で三枚におろされる。

となれば銃を乱射するか何かしてちまちまダメージを与えるしかないのだが、銃を撃つのに集中しすぎた結果目の前に突如現れた魔人兄貴に刻まれるなどよくある話である。目の前への瞬間移動のみならず、ダンテの頭上に瞬間移動して急降下しながら斬ってきたり、カメラに映りもしないとんでもない場所へ瞬間移動し、そこから追尾性良好な蹴りが飛んできたりする。いかんいかんと立ち上がると、立ち上がった場所を幻影剣が回ってるとかも割とある話である。



この様に、ダンテは死ななければならないにおける兄貴は大変ヤバい強さなのである。幻影剣に至っては、どうやってかわすかよりもどうやって発動直後に全部折るかが主な対策になる。とは言え、普通に銃を撃ってるだけとかじゃ全く折れてくれないから、近付いて近接攻撃で折らなければならない訳で、非常に厳しい戦いになる。

で、まぁ、まだ兄貴三戦目に到達するまでは2ミッションが控えており、この二つがまた難関な訳だが、今から兄貴最終形態の強さにガクガクブルブルな次第。しかし、ニコニコにスーパープレイ動画が結構上がってるが、よくアレをノーダメージで乗り切れるな…

きょうのえいご

2007年10月03日 19時03分40秒 | 日記
きょうの えいごは おんがくの かしの ほんやくでした
やくがおわって せんせいが えいぞうつきで きょくをきかせてくれました

でも なんか えいぞうがちっちゃくて がしつもわるくて よくみえませんでした

しかたないから めがねをかけました
そしたら みおぼえのある あかいろごがみえました




































































































   ( ゜д゜)
__(__っ/ ̄ ̄ ̄/・_
    \/   /


   ( ゜д゜ )
__(__っ/ ̄ ̄ ̄/・_
    \/   /








まぁそんな訳で、水曜英語のクオリティに対する私の評価はかつてない勢いで急上昇であり、ガンパレードマーチ風に言うと宿敵から恋愛まで一気に上がった状態である。

ただ、まぁ、その、なんだ、ここまで上昇した場合、まかり間違って二人っきりになったりすると相手が男だろうと女だろうと何の関係もなくHな雰囲気になる為、その辺は向こうの親愛度をうまく調節して対処したい次第。

あと、適当に色々な人と付き合っておるとうっかり刺し殺されたりするから手を打たねばならぬと思ったが、よく考えたら九割方初対面パラすら弄っておらぬから問題無いと思った。

でも嬉しくないな。

反戦について書こうとした結果↓

2007年10月02日 17時41分09秒 | 日記
ごきげんよう諸君。いかがお過ごしかな。最近元気に更新しておる為、諸君は私が遊び呆けていると思うかもしれんが、実際のところ忙しいほど逃避エネルギーで書けるのであり、いうほど暇ではない。今日も木曜語学の予習で一日潰れる予定である。


ところで。私は今年語学が三つある。木曜の英語、木曜の厨国語、水曜の英語である。この三つの内、前者二つは神授業である。楽勝科目とかそういう意味でなく、語学の授業として非常に優秀な内容であり、かつ教員に人徳とでもいうべきものが備わっておる。互いに甲乙つけ難いと言えよう。

まぁこう言うからには水曜英語は乙授業な訳である。とは言っても、既にこの日誌で何度もネタにしておるガチ反戦ベトナム戦争授業だから、今更ネタが残っている訳ではない。それでもなんでネタにしようとしておるかと言うと、先日、私が夏休みの終わる日を一日間違えた為、欠席したのである。

で、日曜になってようやく気付き、これはいかんとなって教員に「予習範囲を教えれ」という主旨のメールを送った。言うまでもないが、メール本文はちゃんとした日本語で書いたぞ。そしたら本日早朝になって返信が届き、んでまぁ内容が見事なまでの玉虫色で、励ましたいのかけなしたいのかさっぱりな内容であった。

彼奴はアメリカで精神学か何かを学んだとか言ったりしておった記憶があったのだが、前期からこっち本当に学んでおったのか大変怪しいのがどうも気になる。仲が険悪化したのは、二回ぐらい休んでしまった時に「午後の授業だから大丈夫だろうけど一応病気の事も言っておくとしようか」という考えの下ちょっと言ったら、何故かキレられ、以降険悪になったのである。

つうか、「教師に予習範囲を聞くのは大学生としておかしい」みたいなことを言っておったが、じゃあどうしろというのだ。あの授業を一緒に受けておる知り合いなど一人もおらぬし、休んでしまうとその授業の情報を手に入れるには教員に聞くしかない訳である。教員という役目を何か勘違いしてはいまいか。

むしろ不真面目であれば、そもそも予習などしないのであって、休んでも教員にメールなど送らぬ。自分で言うのも何だが、私はそれなりに真面目だからメールを送った訳である。その気分を一撃でブチ壊しにし、尚且つやたらメール容量が多いからよく見ると1MB以上のdocファイルが生で添付されておって超絶に萎えた次第。いや、まぁ、最近は無料メールの送受信容量も増えておるしマックユーザーも大抵windowsのソフト走らせるようにしてるからいいけど…むしろ何故前日の朝かな…私がメール送ったのも確かに遅かったけど……

と、ここまで色々と書いてきたが、一応、向こうの立場も尊重する為に言っておく。私は彼奴の授業で一度このブログのアドレスを貼り付けておる。その上でこうして書いてておる訳だから、ここをいまだに見ておったりしたらイラつくのは当たり前であり、メールで厭味の一つや二つも言いたくなろう。まぁ先に手を出したのが向こうだし、私は嘘を言っておらんし正しい事を言っておるつもりだし、その上一番上に空気を読む為の注意書きまで書いておる訳だが、それでもイラつくのが人間というものだ。

むしろ、掴みのつもりだったのに一記事分かけてしまった方が大問題であり、私の怨念も捨てたものではないな。基本的に感情無いんだけど。


ちなみに、私はまじめとは言っても、先日言ったのでいうと「無能な怠け者」である。自分で言うのも何だが私は語学が得意な方だ。が、語学の試験だけはどうにも駄目である。本当に、試験だけは全くもって点が取れず、今まで生きてきた中で平均を上回った回数は数えるほどもない。木曜厨国語の教員は高校時代世話になった恩師なのだが、その人から答案を返されるたびに「なんできみあんなにできるのに点数低いの?」素で聞かれる始末であった。

本当なら予習なんぞだるいしそもそもガチ反戦ベトナムって時点でもうやる気ゼロなのだが、何せ今年留年すると死亡する為、授業をきっちり受けておらぬと退学になってしまう訳である。だから予習範囲教えれなんて事を言ったんであって、別に偉ぶってさっきの事を言ったのではない。



んで、今回は反戦について書くつもりだったのだが、既に一記事分書けてしまっておるからやめておこうと思う。

しかし、どうしてこう人間には人徳というものがあるのだろうな。例えば、私は木曜語学の二人にはまず人間性で惹かれるものがあり、あの二人には嫌われたくないと強く思う(この辺は清十郎のせいだが)。一方、水曜語学の教員には嫌われてもこれっぽっちも痛くないと思う。

これは私にも当てはまるだろう。大抵の人は、私に嫌われても痛くも痒くもあるまい。まぁ私の場合、以前話した通り嫌ってる奴と交友が長続きしたりする為、特殊な事例ではあろうが、ともあれ。私の人間性に惹かれ、私に嫌われるのを恐れる人というのは多分おるまい。

人徳とでも言おうか、これがある人とない人の差は何なのか。しかも個人差があり、ある人にとっては生涯の友であってもある人にとっては生涯の敵である事もある。一体何故こんな現象が起きるのか。これは私にとって生涯の課題である。私は元が特化型人格だから、人間として重要な何かが足りない。私には喜怒哀楽全てがある。誰かがうちに遊びにくるとなると嬉しいし、今回の様に怒る事もあり、誰かが死ねば悲しみ、友人と歓談するのは楽しい。

が、私に無いのはそういう枝葉末節ではない。木で言えば、私には幹があり枝があり葉がある。しかし、根が無いのだ。最も重要なものである筈の根が無いのである。その根とは一体何なのか、これについては、これからも追求していきたいとか珍しく真面目な事を言いつつ終わる。


しかし、今日は真面目な分ネタ力が弱いな。

国語の乱れ

2007年10月01日 13時49分31秒 | 雑学
ごきげんよう諸君。いかがお過ごしかな。私は毎日筋肉痛に喘いでおる。と言うのも、噂のビリーズブートキャンプに入隊してみたのだ。いや、しかし、きついなアレ。基本プログラムにすらまともについていけないと言うか、アレについていける奴はそもそも痩せてるか筋肉質という感じである。ここのところ運動不足だった私にはなかなかきつい。お陰で新しい刀も全然振ってやれておらぬ。

ところで、一応昨日の記事について少し補足しておくが、無双4はやりこみ要素が見当たらぬだけで、一般人にとっては良ゲーではある。四作目だけあって練り込んで作ってあり、通り一遍やるだけならなら名作に属すると言っても良い。RPGで言うと「ラスボス倒して、はいおしまい」というプレイスタイルなら問題なく良いゲームである。しかし私のようなゲーマーには全くもって金の無駄、という事だ。まぁそれでも、相変わらず爽快感が2に劣るという致命的欠陥があるのだがな。

爽快感が売りなんだから爽快感が退化しちゃ駄目だろ。KOEI。


ところで、最近国語が乱れておるというのはよくいわれるところである。私も一応もの書きの端くれであるから、一般人より少し多く国語について学んでおるが、なるほど確かに酷い。最近の国語は大変乱れておる。では、何故国語が乱れてしまった(乱れてしまっている)のだろうか。原因は二つある。


その1:新聞、ニュース等の報道機関

その2:文部省


マスゴミについては、我が日誌を読んでいる諸君には釈迦に説法であろうとは思うが一応解説しておく。こやつらの国語破壊は、主に、連中の『俺ルール』によって発生する。

新聞社に就職して記事を書く時、上司にまず言われるのは「猿でもわかる文にしろ」という事だ。読者を馬鹿にしてんのか脳筋。

猿でもわかる文という事は、まぁ猿は文字を扱わぬから比喩である事に間違いはあるまい。ならば、この台詞はどういう意味か。それは、幼稚園児でもわかる文にしろとかそういうところになるだろう。冷静に考えてみてくれ。日本には義務教育が定められており、小学校六年、中学校三年の九年間は必ず学校に行かねばならないのである。

その九年間、ずっと国語という授業がある。我々は九年かけて正しい日本語の読み書きを覚えるのだ。最近は高校進学どころか大学進学が多数派だから、十二年間ずっと日本語の勉強をする訳である。逆に言えば、偉い人はそれぐらいの時間をかけねば日本語は身につかぬと考えているという事だ。にも関わらず、新聞記者は幼稚園児でもわかるような文章を書く。

国民の日本語力が下がって当然である。ニュースや新聞は、学校を出てしまえば一番接する機会の多い『公的な日本語』だ。ニュースや新聞は正しい日本語を使っておる筈だからな。しかし、その日本語というのは実は幼稚園児でもわかるように書かれた幼稚な日本語であるのだ。マスゴミの俺ルールが結果的に日本語を破壊しておる訳である。

例えば、「ひとごと」は漢字で「他人事」と書く。が、これは「たにんごと」と読み間違え易い。そこでマスゴミのとった対策、と言うかマスゴミが定めた俺ルールは、「ひとごと」は平仮名で書くという素敵なものであった。お陰で、最近の人は「他人事」を正しく読めないばかりか、「ひとごと」を「人事」と書いてしまう始末である。

公的機関であるマスゴミが正しい日本語を使わず、当然の帰結として日本語が破壊されてゆく。許される事ではあるまい。と言うか、この方針を決めた奴は是非とも唯一神に地獄の業火へ投げ込んで貰いたい。


一方、文部省。今は文部科学省になっておるが、取り敢えず文部省で良かろう。この二つが、物凄い勢いで国語を破壊しまくっておる。まぁマスゴミは所詮生ゴミだからこの際いいとして、問題は文部省だ。

文部省は教科書検定とかやっておるところである。んで、国語の教科書を作る時の方針を指示するのも文部省の役割だ。高一の数学は因数分解まで、といった具合にな(高一の数学は本来どこまでいくのかについては全く知らぬ為、因数分解とかその辺をほんとの事だと思わぬ様に)。

これは、現代文とかそういう国語系の教科でも同じである。これが良くない。大変良くない。例えば、戦後の国語教育を破滅させたものとして有名な「常用漢字」がある。これは、学校で教える漢字の数を国が指定し、それ以外(いわゆる常用外)の漢字は一切教えてはいけないという指示を出したのである。

最近、やたらとニュースで変な字幕が増えたのは、マスゴミもこれに則って字幕を作る様になったからだ。つい先日見た例では、ミャンマーの僧侶がフルボッコにされたとかなんとかの字幕がある。その際、字幕には「僧りょ」と書いてあった。

何やねん僧りょって。

他にも『撹乱』を『かく乱』にしてみたり、例を挙げるときりが無い。最近はなくなったが、この常用漢字が出来た当初は漢字の書き順すら教えてはならないというまさに破滅的な指導すらあったのである。無論国の指導で。この方針を考えた奴は集団自殺中のレミングと同じ脳味噌をしてたとしか考えられない。

これのせいで、例えば坂本龍馬さんは教科書に『坂本竜馬』その名を書かれてしまっている訳である。龍は常用外の漢字だから、基本的に教科書に書いてはいけないのである。あの世から今の教科書を見ながら、坂本龍馬さんは「俺の名前は龍馬だっつーの!」とか言ってるに違いない。

これがまぁ、千年も前の人ならまだしょうがない部分もあろう。しかしながらこの調子だと、いつぞや首相を務めた橋本龍太郎もその内、歴史の教科書の現代史のところで『橋本竜太郎』と書かれてしまうだろう。本人にしてみれば不愉快の極みに違いあるまい。

ちなみに、最近片仮名語が増えたのは半分以上この文部省の指導のせいである。明治時代のエロい人達は、speechを演説、novelを小説といった風に見事訳して見せた。こんな芸当は、日本語の扱いに熟達しておらねば不可能だ。そういった国語の専門家を、国が努力して減らしてるのであって、訳せる人材がいなくなってしまったのだ。だから、外国語の読みをそのまま片仮名で表すしかしようがないのである。

ここ何年かに至っては、官庁が積極的に片仮名語を生み出し続ける始末である。他にも、以前軍事板の質問スレで「レーダーってどんな訳語あるん?」と聞いた奴が「外国語を日本語にするなんて行為そのものがナンセンス」と容赦なくボコられたのを覚えておる。無論、ボコってた連中が社会の底辺部を形成するDQNである事は疑うべくもないが、そういう連中を大量に生み出した国の責任は重いと言わざるを得ない。

つうか、だな。



首吊って死ね。



ん?

何だって?

今回は腹を切って死ねじゃないのかって?

諸君、切腹は死刑ではないのだぞ。切腹というのは、「流石にこれは死ぬしかないだろうけど、でも同情する余地はあるから、せめて最期のけじめだけは自分でつけてもいいよ」というものだ。同情する余地が無いとどうなるかと言うと、打ち首とか、遠山の金さんがよく言ってる市中引き廻しの上云々とかそういう具合になる。

まぁ、そんな訳で、文部省の木っ端役人どもは地獄で永遠に苛まれろと思う次第。