霧島家日誌

もう何が何だかわからないよろず日誌だ。

バイオ4に出てくる銃の解説 ぱーとつー

2011年10月12日 15時13分43秒 | アニメ、ゲーム、映画等
ゾンビ犬に密着してサブマシンガンとか下方攻撃し続けるとちょっと罪悪感を感じる(挨拶)。まぁそんな訳でごきげんよう諸君、いかがお過ごしかな。前回の挨拶では書かなかったが、ここのところ第一次産業に従事している霧島である。何をしてるかって、怪物狩猟人携行版参だ。



要するにこれである。MHP3。MONSTER HUNTER PORTABLE 3rd。私は、モンハンはwindows版(フロンティア)を一週間ほどやっていただけでほぼ新規勢である。当時一週間でやめたのは、基本ソロしかしない人だったので「それモンハンやる意味ねーよ」と言われたからだ。しかしながら、デモンズを先日ちょろっとやった(前回横浜に行った時我が家に遊びに来た鯖さんがデモンズやろうぜーって言って来たんでそれで買った)ところこれディアブロ風モンハンじゃねーかという結論に至り、モンハンがやりたくなって買ったのだ。

いやまぁしかし、神ゲーだ。総統閣下はキングダムアンダーファイア:サークルオブドゥームのレビューにおいてダンジョン(中略)にひたすら潜り続け、日々アイテムを発掘しては、装備したり眺めたりしてニヤニヤするという、Diablo以来の暗い愉悦を完璧に引き継いでおると述べたが、本作も狩猟採集という第一次産業にひたすら従事して装備を作り、後はただただディアブロ以来の暗い愉悦を感じるという大変ストイックなゲームである。

総統閣下がこの金言を書いた記事は南朝鮮製ゲームのレビューなのだが、そのゲームについて閣下は「韓国ゲーだ、と拒否反応を示す向きもあるだろうが、Diabloを愛してやまない韓国ならではの、良ゲー」と述べている。同様に、私もモンハンをディアブロを愛してやまない日本ならではの良ゲーと呼ばせてもらおう。まぁゲームとしての系譜は大分違う気がするけど。

それはともかくとして、本当によくできておる。デモンズソウルは、まぁ作った企業が作った企業なので、楽しく遊ばせるつもりがこれっぽっちもないと言うか、ゲームを起動して一時間と経たずによくこのゲームを買ってくれたな、ありがとう。では死ねというSCEとフロムの殺意が感じられるゲームであり、これはこれでいいのだが、まぁマゾ向けである。私はちゃんとしたゲームの方が好きだからな。

後、一般にモンハンは作業ゲー、倒しなれた敵を倒し続けるだけの簡単なお仕事と考えられがちだが、まぁ確かに多人数戦だと動物虐待アクションになるもののソロオンリーだと普通に難しい。ぶっちゃけダンテは死ななければならないデビルメイクライ4より難しい。流石にDMC3や忍者外伝Σ2よりは簡単だし一応抜け道もあるが、普通にやる分には正直DMC4のが簡単であった。

実際、昨日三時間かけて四回同じクエストに失敗したところである。ドリンククエストのアグナコアトル三連続狩猟。どうやら今の私の装備(太刀の凍刃)ではちょっと無理らしいので後回しにする事にした。


まぁともあれ、前回の続きである。


●ハンドガン(マチルダ):HKVP70


カプコンバイオスタッフが、バイオハザードというゲームを心の底から愛してるというのがよく判るハンドガン。そう、この拳銃はバイオ2でレオンが初登場した時彼が持っていた思い出深い銃、HK社のVP70である。二周目に入ると同時、バイオ2時の彼の衣装(ラクーン市警=RPD制服)と当時の拳銃を持ってくる三上の心意気に乾杯。

ちなみに、THE ANOTHER ORDERでエイダが最初から持ってるショットガン、レミントンM870もバイオ2でレオンが使っていたショットガンであり、よくわかっていると言わざるを得ない。クリア後のスタッフロールはバイオ2の衣装でのレオンとエイダのムービーシーンだからな…バイオ2は完成直前まで行ったけど納得いかなくて一から作り直したといういわくつきのゲームだから、バイオスタッフも思い入れがあるのだろう。

さて、そんなVP70だが、特徴は三点射が出来るところにある。いわゆる3バースト射撃という奴だな。射撃ボタンを上手く使えばマシンピストルの様に扱う事もできる。その利点はハンドガンの威力でマシンピストルの様な連射が出来るというところにある。マシンピストルは限定仕様に改造しても所詮威力1.8だが、こちらは威力フル改造で2.5になる。

この威力で連射できるのだから、これは非常に大きい優位性であるという事ができるだろう。しかしその一方で、使用するのはハンドガンの弾であり、一回拾うと最低でも25発、多いと100発のマシンピストル弾とは違い、一回に10発20発程度しか拾えない。故に、すぐ弾がなくなる。又、威力1.9の弾を貫通させられるパニッシャーことファイヴセヴン、威力6.5の弾を撃ち出すモーゼルレッドナインという強力な対抗馬がいる事も問題である。

特にモーゼルレッドナインが問題で、マチルダことVP70の三点バーストを全部当てたとして威力は2.5×3で7.5。一方、モーゼルは一発で6.5。三倍の弾を消費して威力は1違いな訳である。無論、VP70はマシンピストルに近い武器であり、弾幕を張って相手を寄せ付けない様にしたり、短時間に集中して弾を撃ち込む、といった用途の銃だ。だから単純に比較はできないのだが、現実は非情である。

まぁしかし、こんな性能にされたのも仕方ないと言えば仕方ない。と言うのも、実銃のVP70はHKの失敗作として大変有名なのである。独ヘックラー&コッホ、通称HKと言えばドイツの老舗大手銃器メーカーであり、世界最高の短機関銃と称されるMP5、MGS1でスネークも使った拳銃Mk23SOCOM、冷戦期の傑作突撃銃G3、セミオート式にも関わらず高い命中率を誇る狙撃銃PSG1(フルメタのヘタレ金髪狙撃師が使ってる奴、MGS1及び2でも登場)など、数多の名銃を世に送り出している。

が、やたらと革新的な機構を搭載しようとする傾向がある為どうしてこんなになるまで(ryな銃もよく作るのがこの会社である。例えば、G3の後継として作ってたG11はSFによく登場するケースレス弾というのを使って開発していたが、50発で五万円という高額弾丸の上、連射してると銃内部の熱に反応して火薬が自然発火し暴発する事があるというトンデモ銃に成り果てた。

まぁ弾が高かったのは数を作ってないからという説もあるが、それにしたって一発五千円は高い。ちなみにここの社訓は「妥協しない」であるが、こんなもん作ってるのを見るとたまには妥協すべきではないかと言わざるを得ない。まぁ、妥協しないからこそ狙撃銃に向かない自動小銃で狙撃銃作ったり、水中拳銃作ったり出来たんだが。

さて、そんな変態HKの代表的失敗作がVP70である。元々VP70は、兵器開発・購入資金に乏しい国への輸出を意図して開発された拳銃だ。その為「高くなるし構造も複雑になるが性能は上がる」という機構は使わず、むしろ「安く済むし構造も簡単だが性能は残念」な機構を組み込んでいる。VP70が独特な不細工であるのも、自動拳銃の一般機構であるショートリコイルを使っていないからだ。

ショートリコイルについて説明すると長くなるからしないが、高くつくからってんでこれをやらないで、安く済むストレートブローバックという機構にしている。ところが、拳銃でこれをやると反動で銃がブッ壊れる(特にVP70が使う9mmルガー弾は拳銃弾の中では強力な方である)ので、普通に採用する訳にはいかない。

結果、遊底(銃の上の部分、ガチャッと引いたりできるところ。スライド)を重くし、又、発射時に銃身からガス圧が逃げる仕組みにする必要があった。お陰でデカくて重い上に威力が低いと酷い事になっている。デカくて重いのは当然で、の反動を抑える為に本体を重くしたんだから重すぎな銃になるのは必然だし、ストレートブローバック機構の関係上デカくならざるを得ないし。

全長20cmで、弾18発フル装填で重量約1.1kg。ちょっとこれはどうよという数字である。まぁモーゼルは全長30cmの20発フル装填で1.28kgとこっちよりデカくて重いが、小銃の動作機構採用でありそもそも1896年発売である。1970年発売だぞ、VP70。

又、威力が下がるのも当たり前で、銃ってのはそもそも火薬のガス圧で弾頭を吹っ飛ばす武器なんだから、そのガス圧が逃げたら威力が下がって当然である。

コルトM1911A1の様な大型自動拳銃はメリケンに人気があるものの、アレはデカい分威力があるから人気なのであって、デカい・重い・低威力と三拍子揃ったVP70に隙は無かった。しかもダブルアクション(正確にはグロックと同系統の変則ストライカー式)で引き金が重く、結果命中率もよろしくないもはや売れる要素が無い勢いである。

更に言えば、本銃が採用するストレートブローバックというのは、反動が短時間に一気に来るタイプである。それでも重くしたりガス圧逃がしたりしたお陰で普通に撃つなら問題ないのだが、この銃、目玉機能として専用銃床を装備する事でバースト射撃が可能になる。ゲームと同様な。しかもコイツの連射機能は、連射速度が滅茶苦茶速い。そう、とても扱えたもんじゃない反動なのである。

別に射手が吹っ飛ばされるとかそういう話ではなく、発射の反動で銃口が暴れるのを押さえつけられないのだ。反動がデカ過ぎてな。お陰で、イングラムの様に可能な限りの短時間で可及的速やかに多数の弾丸をプレゼントするという方向で扱う事しかできない。

一応安い拳銃として完成したのだが、こんなんではとてもではないが売れない。米軍の次期主力拳銃競争に提出した時(M1911やめてベレッタM92Fになった時の)、五分の一の確率で給弾不良を起こしたという伝説まである。一応、使った弾が粗悪品だったらしいが、戦場では粗悪品を撃たねばならん事もあるからな。

つうか、何を考えてこんなもん提出したんだHKは。普通にUSPとか出しとけばいいだろうに。

ちなみに、散々な本銃ではあるが、実は名作と名高いグロックのさきがけとなった銃でもある。グロック独特の撃発機構(銃の弾というのは尻を叩くと火薬が燃えて弾が吹っ飛ぶが、その叩くシステムの事)である変則ストライカーはVP70の改良型と言えるものである。又、グロック最大の特徴であるポリマーフレーム、つまり合成樹脂や合成繊維を使った成型も、実はVP70が既にやっていた事であった。

と言うか、VP70こそ世界初のポリマーフレーム銃である(一体成型でなく骨組みの一部に取り入れただけでも良ければHKP9Sのが先だが)。この銃がなければグロックの成功はなかったかもしれない訳であり、そうであれば↑のスプリングフィールドXDも、FNファイヴセヴンも又なかったであろう。であれば、実は銃の歴史において意外と重要な銃であるとも言えるかもしれぬ。

失敗作だが。

ちなみに、そのグロックは合成樹脂の経年劣化により、初期生産型は色々と危ない状態になっているらしい。VP70も同じ合成樹脂仕様拳銃な訳で…レオンがVP70から今のハンドガンに変えたのはその辺なんだろうか。部品交換すればいいとは言え、生産終わってるしこれ。


●ショットガン:ウィンチェスターM1300


西部開拓時代からある老舗、ウィンチェスター社の作った堅実な散弾銃。特に何の変哲もない、本当に普通の銃だが、銃というものが火薬を使う武器である以上信頼性が高く頑丈で且つ安いという本銃は世間の要求に応えるものであり、ベストセラーとなっておる。

その設計はかなり古く、かのジョン・ブローニング設計したM1893が元であった。これはレバーアクション式といって、ターミネーター2でシュワちゃんが使ってた散弾銃と同じ装填形式のものだったんだが、レバーアクションと散弾は合わないという事でM1300と同じポンプクションに変更。これがかの有名なウィンチェスターM1897である。

この銃は三発以上の装弾数を持つ散弾銃の先駆けとされる。それ以前もあるにはあったがいうほど実用的でなく、又、水平二連もしくは上下二連(ダンテが使ってるこういうの)の連射速度の速さには敵わず、主流とはなっていなかった。しかしながら、M1897は5発という大容量とラピッドファイア(引き金引いたままガシャコンガシャコンとやると連続で弾が出る)により、一躍ベストセラー散弾銃となったのである。

軍や警察も本銃を採用し、米西戦争でも大活躍。そしてついにあの第一次世界大戦が始まる。この戦争では、塹壕内での接近戦闘が数多く発生した。その接近戦において、一回の射撃で数個~数百個の鉛球をプレゼントする散弾銃は非常に有効であり、銃剣を装着可能に改修されたM1897はドイツ印の挽肉を製造するマシーンとして大活躍した。

それでついた異名がトレンチガン。即ち塹壕銃であり、塹壕戦を象徴する武器であった。ちなみに、M1897があまりにアレだったので、ドイツは残虐兵器であるとしてハーグ条約違反だと提訴している。まぁ大量の小さい鉛をばら撒かれる訳だからな、食らったら最後、手の施し様はないわ苦しみ抜いて死ぬわ死体は汚いわで散弾銃使いは捕虜にせず殺しても良いとまで言われておった。

実際、欧州では散弾銃を対人用に使う事は、昔から今まで非常に少ない。先進諸国間での戦争に限って言えば戦争に初めて散弾銃を持ち込んだのはメリケンであり、そのメリケンは西部開拓時代から人に向けて散弾銃を撃っておった。この辺が、欧州諸国人が「欧米」とひとくくりにされると全力で嫌な顔をする理由である。ちなみにドイツが提訴した話は、その当のドイツが条約違反武器の毒ガスが大好きだった為散弾銃の使用継続が認められる事になった。

そんなM1897だが、元がレバーアクション銃である為、ポンプアクション銃としては不自然なところがいくつかあった。例えば、普通なら内臓されてる撃鉄が露出してたりな。なので、それらを改善したM12が開発される。そして、更にそれを改良したものが本銃M1300(M1200というのもあるけど)である。

さて、M1300というよりM1897の説明になったが、塹壕戦の英雄に魅力で劣るのはしょうがない。んでゲーム内の性能はと言うと、まぁ普通のショットガンである。実銃に忠実といったところか。弾が拡散して飛び、威力もそこそこある。なので、大量のガナードが群がってきて普通の銃では対処できない時、チェーンソーシリーズや寄生体ガナードに接近されてしまい、一旦吹き飛ばして距離を取りたい時等に重宝する。

ただ、散弾銃はどれもこれも遠距離射撃になると威力が落ちる。具体的には、ガナードを撃って吹っ飛んだら本来の威力、よろけただけだったら威力が落ちておる。この威力減衰がM1300はかなり激しく、改造次第ではモーゼル以下の威力になるのでしっかり引き付けて撃つ必要がある。まぁ、引き付け過ぎると今度は敵がばらけて一発では全ての敵を撃てず、ガシャコンとやってる間に殴られるがその辺は腕前でカバーするしかない。

尚、限定仕様が本気でクズ性能であり、全く使えない。ショットガン(セミオート)が完全上位互換なのもあり、見た目とかにこだわりがなければ、かの銃が売りに出た時点で買い換えるべきであろう、ちなみにバイオ4ではシステム上必須な為下部にレーザー照準機がついているが、これについてバイオ4公式の武器商人は何故かレーザーサイトがついてるぜ!と語っている。パッケージ裏の煽り文句が大統領の娘を救い出せ!?だっただけはあるな。


●ライオットガン:ベネリM3スーパー90


銃作りと歴史だけは一流の国イタリアはベネリ社の傑作散弾銃。同国フランキ社のスパス12と共に、現代の軍用散弾銃の名作として並び称されておる。まぁ、そのベネリもフランキも今はベレッタに吸収合併されてるが、それはさておき。このM3とスパス12は、どちらもセミオート機構を持つ散弾銃としておる。

つまりだな、ポンプアクション式はバイオ4でやっていても判るとおり、一発撃って目の前の敵を挽肉にしてもガシャコンとやってる間に別に敵が出てきてこっちが挽肉にされる事が多々ある。ポンプアクション式は銃自体がブッ壊れない限り弾詰まりが起きないという信頼性の高い機構だが、連射速度が遅いという欠点がある訳である。しかしながらセミオートにすると、今度は弾詰まりの問題が出てくる。

いわゆるジャムという奴だが、セミオート及びフルオートの銃は拳銃に限らず「発射→遊底後退→排莢→次弾装填→遊底前進」という手順を踏むのだが、まぁ判らん人が見てもやたら複雑な手順を踏んでるというところだけは判る通り複雑な機構である。複雑な機構であるが故に、反動のデカい弾を使うとどっかで作動不良が起こり、次の弾が装填されない事がある。

こうなるとどうあっても挽肉にされるしかない訳であり、ガシャコンとやってる間に挽肉にされるリスクを支払ってでもポンプアクションでいい、というので、一般的には、散弾銃はポンプアクション式である。しかしながらセミオートの連射速度はやはり魅力であり、どうにか実用的セミオート散弾銃を作ろうというのは以前から銃業界の課題の一つであった。

それを実現した銃の一つが、このベネリM3なのである。本銃は「ライオットガン」の名のとおり公的機関向けに開発されており、装弾数が多く、且つ軽量である。本体重量は大体3.5kgで、これは同様の機構を持つスパス12よりも1kg、↑のM1300より1.5kg軽い。又、セミオート機構は故障が予想される事からポンプアクション式との切り替えも可能である。バイオ4で出てくる本銃がポンプアクションオンリーなのはこの機構があるからだろう。と言うか、セミオート機構を排除した独自仕様なのかもしれん。

そして、本銃が傑作と呼ばれる理由、それは散弾銃なのに射撃精度が高い事である。散弾をある程度集中させられる、と言った方が近いか。散弾銃の名の通り、バラバラに散る弾を撃つのが散弾銃ではあるものの、特に警察の特殊部隊が人質をとった立てこもり犯のところへ突入する際、弾が散りすぎるのも問題なのである。人質に当たるから。

なので、理想としては散りすぎず、集中しすぎずが求められる訳だが、以前からある散弾銃でも散り過ぎない様にするのは可能であった。まぁ正確に言うとちょっと違うんだが、散弾銃というのは大抵、銃身の内径が一定でない。具体的には、根元の部分と銃口の近辺を比べると、銃口の方が大概狭い。これを絞りとかチョークとかいい、強く絞ってあるとしばらく散弾の塊が飛んでからばらけるのである。

しかしながら、散弾を集中させるとなると非常に困難な問題である。それをイタリアの職人達は解決し、見事精密射撃可能な散弾銃という変態銃の座を勝ち取っておる。バイオ4でも、本銃は遠距離射撃での威力減衰がM1300に比べ抑えられているのが一応の利点になっている。

傑作銃として名高い本銃は、世界各国の軍隊や警察の特殊部隊に採用されておる。海上自衛隊でも採用しておる様だ。ただ、M3はM3でもM3スーパー90ではなくM3Tという銃床が折りたたみ式になっているものの様だがな。

さて、そんなベネリM3だが、ゲーム中では残念な事に素晴らしくどうしようもない性能である。改造していけば最終的にM1300より高性能な銃になるのだが、一周目は改造限界というものがあり、チャプター○では△段階まで改造可能、チャプター×では□段階まで改造可能、という風に制限が設けられている。

これが明らかなM3いじめ設定であり、一周目だと大抵の場合M1300より弱いのである。そしてゲームも終盤に入ると、今度は上位互換のショットガン(セミオート)が登場し、M1300共々存在意義を完全に失ってしまう。結果、ブラックテイル以上に可哀想な銃としてライオットガンはバイオ4の歴史に残る事となってしまったのである。

ちなみにベネリM3、バイオスタッフに気に入られているのか、シリーズ常連だったりする。初登場は3のソウドオフモデルだが、リメイクバイオのジルシナリオでも登場。最新作5でもショットガン(セミオート)と共に連続出場を果たしている。今回不遇だったのは、多分何度も何度も出てるからたまには自重性能しないと他の銃器ファンから何か言われるかもしれないというカプコン三上の深謀遠慮かもしれん。



サクッと一回で終わらせるつもりのネタだったのに全然終わらないんだがこれ。どうしよう。


11 コメント

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Unknown (な)
2013-05-17 22:36:12
糞みたいな記事載せるな在日

Unknown (霧島)
2013-05-18 00:01:14
出身地的に在日じゃなくての可能性が高いんだよなぁ
尚と煽ると命の危険がある模様

ま、こんな糞みたいなコメントする奴にそんな事わかる訳ないね(ガッカリ
Unknown (ぺと)
2013-06-15 21:26:48
いや面白いやん。どこがくそなんだと
Unknown (霧島)
2013-06-19 09:03:10
フロム厨と下手厨が張り付いてるブログだから仕方ないね
Unknown (Unknown)
2013-07-15 23:42:13
エセなんj民きもすぎ
Unknown (霧島)
2013-07-16 22:34:05
この頃はなんJのなの字も知らなかったんだよなぁ・・・っていうか、投稿日時的にまだ野球民侵略前じゃないのか?
Unknown (Unknown)
2013-08-08 21:23:31
ライオットガン遠距離で最強だよww
バーカwwwバーカwwwバーカwww
Unknown (霧島)
2013-08-11 04:51:37
今度はベレッタさんのステマっすか!
露骨なステマに感じまくってます!!
Unknown (Unknown)
2013-12-01 17:51:24
ツイッターのお前ブロックしてやったのでよろしく
Unknown (霧島)
2013-12-09 13:34:30
せめて自分が誰かぐらい申告しないと、元々フォローもフォロワーも少ないから全く意味がないんだよなぁ…