霧島家日誌

もう何が何だかわからないよろず日誌だ。

イモガイ情報

2007年05月31日 11時26分02秒 | 雑学
ごきげんよう諸君。いかがお過ごしかな。私はこの休講の一週間なんだかんだで暇の無い毎日を送っておったのだが、まぁ大変良い方向に暇が無かった訳で嬉しい一週間でもあった。

で、本題。本日は新潟旅行記後編をやろうと思ったが昨日の記事を見る限り駄教授の授業状態であり、まぁ有体に言えば公開オナニーだった訳で、取り敢えず今日はやらん。

さて。私は先日赤音さんに海に連れて行ってもらったのだが、そう言えば最近の私は家事のBGMとして『らき☆すた』の第六話を延々と流しておる。いやまぁ無論ちょめちょめDが好きだというのもあるのだが、あの話が一番綺麗にまとまっていて聞いてるだけで楽しいのだな。

んで、その六話の終わりの方で、海に落ちていた巻貝を耳に当てるシーンがあった。これをやると海の声が聞こえる訳で、実際にやった人は少なくとも一度はやってみたいと思ってる人も多かろう。


で。

あの行為、いくつか注意しないと危ない。取り敢えず空の巻貝だったとしても、アニメの通りフナムシとかが入ってる可能性はある訳で、注意せねばならない。

まぁ、虫にもよるが虫はどちらかと言うとビビるだけの場合が多い。問題は巻貝が実は空ではなく奥に生きた貝が入っておった場合だ。巻貝と言っても多種多様だが、問題はイモガイという奴だ。

貝と言えば殻を閉じてるのとか思い浮かべる人が多かろうが、料理を少々でも嗜む人ならばあの中身がにゅーんと伸びてきて色々な行為をするのは知っておろう。

で、このイモガイの中身なのだが。






こんなの↑が入ってる。


当然、耳に当ててる時にこやつをバシュッと射出された日には良くても鼓膜貫通は間違いないところだ。ところが、このイモガイのステキウェポンたるこの必殺・イモガイ銛はただの銛ではない。

どういう風に銛じゃないかというと、無属性攻撃ではない。つまり属性攻撃なのである。何属性かと言うと、毒属性攻撃だ。劇毒が入っておるのだ。

毒なんてまたまた大袈裟な、と思うかもしれんが、さもありなん。人間でもこの毒攻撃を食らうと高確率で死ぬ。大体にして、このイモガイという奴は魚を丸呑みするという大変アメリカンな貝である。




↑魚を丸呑みする巻貝様


まぁ、何と言うか、ここまで来るとどっからが巻貝でどっからが魚なのかてんで判らんが、間違いなく丸呑み中である。右側の鼠色してる奴が食われてる魚だ。

んで、私も詳しくは知らんがアンボイナガイという奴が一番強力らしい。珊瑚礁の近くに棲息しており、綺麗な貝だと思って手に握ったり水着の中に入れたりしてブスっとやられてお亡くなりになったりするそうだ。

また、巻貝の『巻』は伊達じゃない訳で、かなり奥に潜んでおる故、中が空なのかそれとも肉入りなのかというのはなかなか判らない。空だと思ってたら実は肉入りでブスッと来たりする訳である。


そんな訳で、これから夏だから諸君、海で巻貝を見たら無闇矢鱈に手を出さぬ方がよろしい。砂浜に打ち上げられてる奴でもたまに辛うじて生きてる奴が居たりするしな。あと、当然だが事故に見せかけた殺人に使わぬ様に。

ま、諸君は自分より私がやりそうに見えると思ってるだろうがな。んな事せぬよ。私は面倒が嫌いなんだ。面倒だろう。殺人とかやっちゃうと、後が。



本日の記事に使った写真をのっけてたサイトのリンクも置いておく。しかし、何と言うか、トップ写真からしてキモいな。

新潟旅行記

2007年05月30日 23時19分35秒 | 日記
さて、新潟に旅行に行ってきた訳である。お忍びでな。お忍びと言っても親に何も言わず行っただけだが。んで、帰ってきてから昨日本日と用事が色々あって今午後五時半にも関わらず大変眠いのだが、昨日更新せなんだし旅行記をちょこちょこ書いてみよう。

そもそも新潟に行った理由はだな。まぁ説明すると長くなるのだが、現地の協力者こと赤音さんは出張で横浜に来る事があると私の家によく遊びに来てくれておったのだ。んで、三国志大戦をガチでやっていた頃に(今もガチでリハビリ中だが)私がプレイして見せて、魅せられた赤音さんもやりはじめたのだな。

しかし、あのゲームは、はっきり言って一人でやる分には10の内6ぐらいの実力になるのが限界である。それ以上、つまり5とか1とかになるには他の人と話して研究したり、教えてもらったりしないと無理だ。YO3とかはアレは又別だ。

そんな訳で私がきっかけな以上私が教えようと思ったのだが、何せ新潟だ。そうそうの事では行けん。んで、麻疹休講で突然時間が取れたからと赤音さんに連絡したところ、日月はあいている(と言うかあけてもらった)との事だった為行ってきたのだな。


まず、色々乗り換えたりなんだりして東京駅へ。ここから新潟の長岡へMaxときで向かう。上越新幹線だな。事前に乗車券は4000円と調べてあったから、往復で8000円。そんなに大した出費ではないな、と思ったら。

新幹線には特急券が必要だ。

そんな訳で結構金を食った訳だが、それ以外はスムーズに長岡駅着。十時頃だな。で、赤音さんとその親友ダストさんとも合流。私は特急券という玄妙なる罠に引っ掛かっておって、財布に入ってる金では横浜に帰れない。仕方ないからまず郵便局に寄って郵便貯金をおろし、早速ゲーセンへ。この時はダストさんもおったしあんまり教えておらん。ダストさんは覇者だしな。

んで、そうだ今日はダービーだ、見なければ、という具合になってダストさん宅へ伺う。ダービーを見た後も割合だらだらとした後、ダストさんは夜勤だから眠るという事でお暇。

で、赤音さんの家に行く事になったのだが。私はてっきり赤音さんは一人暮らししてるもんだと思っておったのだが家族と一緒に暮らしていたらしい。で、赤音さんが家に電話したところ、食事は外で、という事に。

五時だか六時という非常に微妙~な時間帯だった為、海を綺麗に眺められる場所へ行こうという話になり赤音さんの運転で行ったのだが生憎素晴らしい曇り空で(´・ω・`)となる。

で、どこで食べるかですったもんだあったもののどうにか夕食を食べて赤音さん宅へ。二人でニコニコ動画を楽しみ、十二時頃になって私が持ち込んだPS2を起動。

無論、私がいつも旅行に持っていくPS2である。北海道、四国、京都に並び、ついに北陸にまで上陸を果たした事になるな。割合初期のものなのだが当たりなのかいまだに正常に動く。ここまで来ると全地方制覇とかしたくなるな。

それはさておき、もうそろそろ夏という事でSIRENを起動。物凄い勢いで怖がって頂いた後、バイオ4でラッシュをかけた。んで、神経を使い果たした赤音さんDOWN。

昨日も仕事だったらしいし…少々ふざけすぎたかな、と反省しつつ寝室へ。今回は珍しくスッと眠りにつけた。


で、翌朝からが本番だ。色々と観光地に連れて行ってもらった。







最初は弥彦の山だ。絶景である。駐車場でこれだからな、山頂はさぞかし見晴らしが良かろう…と思ったら。







何やら山ではないが丘みたいな場所が。これは登らねば、と言う事で二人して登る。山頂は絶景だった。写真に悉く赤音さんが入ってるからアップはせぬがな。

で、そのまま二人して佇む。少々冷えるが心地よい風と、ぽかぽかと暖かい太陽で凄くいい気分である。私はとか斬撃とか銃撃とか大好きだが、こういう場所でくつろぐのも大好きなのだ。最後にはあの山頂の物体の上で昼寝と洒落込んだしな。

ちなみに、この山だがステキアイテムがいくつかあった。





ううむ。

ステキだ。

まぁ山登りが好きな奴に言わせればよくあるものかもしれんがな。んでもうひとつあってだな。





この展望台、何と回転する。つうか、上下にスライドする。

フリーフォールの観覧車バージョンみたいなものだ。当然、360度のパノラマが堪能できる。非常に良かったぞ。いい写真は撮れなかったがな。



んで、海にも行ったのだがちょっと正直眠くて疲れてだるくて大分アレな感じゆえに取り敢えずここで一旦終わる。

帰還

2007年05月28日 23時54分46秒 | 日記
本日23:45分、無事帰宅。作戦目標達成、システム、通常モードに移行。


そんな訳で本日は記事を書く時間がリアルに10分ぐらいしかないによって、正解画像をあぷする程度にとどめる。




では、問題のアレの正解画像である。







先日問題を出したところ三通のコメントが貰えて嬉しい限りである。ただ、何と言うか、ちょっと簡単過ぎた感が否めない訳であり、玄妙なる反計を発揮したLEO氏もさる事ながら、空気を読んでボケてくれたsisiouso氏とみちつな氏には賛嘆の意を表したい。

まぁ、新しい薬ではなく春休みに入る際二箇月分のクスリを要求したところ薬剤師がおもむろに取り出した入荷時そのままのいつものクスリなのだが。一日三錠飲んでるノリトレンだな。




ちなみに、個人的には最初クラッカーが入ってると思った。ビスケとかな。

問題

2007年05月26日 23時32分41秒 | 日記
ごきげんよう諸君。いかがお過ごしかな。大学が麻疹休講になるようで、この間にどうにか体調を整えたいと思っておる。


ところで、急なというか何と言うか、大変急な話なのだが新潟に行く事になった。よって明日の日誌は多分お休みである。又、今日もあんまり時間が無い為お茶を濁す形でいく。





では、諸君に問題だ。





これなーんだ?

と言う訳でこれの正体を推測してコメントにでも書き込んでくれたまえ。正解したらその人の要望を出来る限り受けようと思う。



ま、その、なんだ。






コメントが一つもつかないというビジョンしか浮かばない訳だが。

身近なところに…

2007年05月25日 23時24分52秒 | 日記
知らない間にAZANが産廃になってた。それにAZAN&100Rじゃ火力が無さ過ぎるからヒルベルト腕/ホリゲコア/アルタイル二挺にしてみた。それでも空を飛びながらEN回復する省エネ仕様(挨拶)

さて、改めてごきげんよう諸君。いかがお過ごしかな。私は結局今日も鬱こもりであり、ついに今週は一度も学校に行かなかった。じゃあ何をしてたかって、そんなもん鬱でヒキコモリなんだから何かしてる訳が無いのである。

食事とかゲームとかすらする気が起きないのだぞ。建設的な事など出来る訳が無い。そりゃまぁ食事を全くしなかった訳ではないしゲームも全くしておらなんだ訳ではないが、死なない程度に、細々ぉ~と、死なない程度に細々と生きていたという表現が大変的確である。


さて、私は教員志望だが同時に作家になるのが夢である。そんな訳で夏の富士見の賞に間に合う様小説を書いておるのだが、話の構成をどうするかで詰まり気味と言うか詰まっておる。

んで、しかも悪い事に周囲にそういう話の出来る奴がいない。文芸部とかに入れば居るんだろうが、私の群れる事を極端に嫌う性質が災いして入っておらんし知り合いもおらん。まぁそもそも入る暇が無いのだがな。学校ちゃんと行けてないし。



…駄目だ。やっぱ書く前に構想を練っておかないと話が続かん。



そう言えば、去年私が世話になったと言うか、授業を取っていたとある教員が居る。その人は講師で他の大学から教えにきておるのだが、何かと変な縁があった。

つうのも、その人はドイツ史とスイス史、もうちょっと正確に言うと宗教革命の専門家である。んで、私が今も書いておる奴は十六世紀末と言うか十七世紀の頭と言うか、そんな感じの時代の欧州が舞台であり、宗教改革も当然勉強せねばと思っておった。

そもそも、欧州という世界はキリスト教という大変特異な宗教に縛られた世界であり、更に西暦1600年頃だと新教旧教以外にも農民の信仰やら迷信やら魔女狩りやらがごった煮な状況である。

そして欧州の人々の精神というのはその様々な在りようを持つキリスト教に基礎を置いておるから、世界史のみならず欧州史や欧州の人間を理解するにはとりもなおさずキリスト教の理解こそ不可欠なのだ。そのカトリック的キリスト教世界観を崩した宗教改革こそは是非とも学んでおかねばならん。

んで、勉強した訳である。大学一年の時だったかな。当然独学であり、大学の図書館のドイツ史コーナーを見て回ってよさげな本を引っ張り出しては読んでおった訳である。んでその時読んだ本に『ドイツ農民戦争と宗教改革』っつー本があった。

で、何と言うか、割と結構大分ちんぷんかんぷんであり、こりゃいかんと思っている内に二年生になった。そしたら、西洋史特殊Cという、宗教改革とドイツ農民戦争について特に取り上げる授業が開講されておったのだな。んで、取った訳である。

まぁここまで来れば皆判っておるだろうが、一応言おう。






担当教員がかの本の作者だったのである。






こんな偶然があるものかとビックリだったな。ちなみに授業のクオリティはなかなか高く、私にしてみれば西洋史概説と並んで大変癒される授業だった。いやまぁ日本史の授業が大変アレだったっつー話じゃねーのかと言われたら強く否定は出来んが、なかなかにハイクオリティだった訳である。今年も開講しておるから挨拶に行こうかなとか思っておる。


で。


大体、大学の教授はネットで検索すれば、まぁ簡単に言えばぐぐれば所属が一発でバレる。本を出したりもするし、大学の教員一覧に載ったりするから、どうしたって所属は隠せぬのだな。

で、検索してみた。挨拶に行くにしても、可能ならば行く前に連絡してから行った方がいいだろうからな。もしかしたらメールアドレスが公開されておるかもしれん、という訳だ。実際うちの大学でも大体の教授はメールアドレスを公開しておる。





出た出た。メールアドレスは公開していないようだな…む?





教官一覧…? 教員一覧じゃなくてか? うーむ、官立の学校は教官と呼ぶ事もあると聞いた事はあるが、どこの大学に所属しとるんだろう。あ、トップページへのリンクがある。ポチッとな。





































































いや、驚いた。マジで。

私の病状

2007年05月24日 15時12分44秒 | 日記
以前世話になった教授の所属をぐぐって探したら防衛大学校だった(挨拶)

ごきげんよう諸君。いかがお過ごしかな。私は今日も今日とて鬱こもりである。今週は本当に酷いな。昨年度の一番酷かった時期と同じ状況だ。ただ、今日はどうにかこうにか調子が上向いてきた。この調子を持続できれば来週は大丈夫だが…果たして来週どうなっておるかは私にもわからぬ。

さて。

sisiouso氏に私の現状を知りたいという言葉を頂いたのと、書き溜め分が尽きたのを合わせて私の現状などをつらつら書いてみたいと思う。


取り敢えず、何度も言うが私は病気である。精神のな。何病かは医者に聞いておらぬから判らんが、医者曰く鬱病と診断するには半年だか一年の観察期間が必要だそうで、昨年度前期終わりに診断書を書いてもらった時は適応障害だったな。

んで医者曰く、私は精神的に駄目になると身体にモロに来るタイプなんだそうだ。具体的には睡眠障害とか。あと、便秘で全然でないのに出たら下痢状態、という過敏性胃腸なんとかかんとかとか。名前忘れた。

で、実際私が一番困るのは睡眠障害である。とにかく寝られんのだ。より正確に言うならば、『本来ならば寝るべき時間帯』に寝られず、『本来ならば起きている時間帯』に大変眠くなるという非常に性質の悪い嫌がらせ現象だ。

これ書いてる今現在も眠いしな。昼の三時だぞ、三時。何で眠くなるんだ。三時のおやつを食べた訳でもないのに。

こいつのお陰で授業休みまくりだ。人間にとって本質的に重要な睡眠のリズムがバラバラに砕けてしまっており、寝ても全然疲労が回復しなかったり、むしろ寝る事でより疲れてしまう事すらある。当然寝起きも最悪であり、折角目覚ましで起きたのにそのまま二度寝したりする。

この二度寝も、正確に言うと、自分で積極的に二度寝しようと思って寝る訳ではない。目覚ましで起きたと言っても頭は寝たままであり、携帯を弄っておってもそれは夢遊病的なアレであり、無意識だ。その時の事は稀に記憶に残っておるが、基本的には記憶すら残らん。残っておっても断片的であり、どれぐらい断片的かと言うと、一週間前に見た夢の内容ぐらいだ。

ただ、毎日こうという訳ではない。薬も飲まずに普通に寝られる日もあるのだ。睡眠が正常な日と異常な日の見分けは全くつかない。一日正常に過ごしていても寝ようとしたら寝られなかったり、逆に一日鬱こもりしておっても夜普通に寝られる事もある。

んで、この睡眠が異常な日に睡眠をちゃんととる為薬を服用しておる訳である。現在はリボトリールという精神安定剤を寝る二、三時間前に二錠飲み、寝る際はマイスリーかサイレースを飲んでおる。

が、これとて効く日と効かぬ日があり、万全の体制ではない。駄目な時はマイスリー二錠でも寝られんしな。そして、やはり効く日と効かぬ日の見分けはつかない。以前は特定の状況でのみ効かなかったのだが、現在は完全な運だ。

んで、絶対に寝られん日というのがある。それは、ものすごい疲れた日だ。その日の何かで疲れたのみならず、連日の疲労が蓄積して滅茶苦茶に疲れた日というのは絶対に薬は効かず、一度寝てしまえば朝は絶対に起きられないし起きても動けない。困った話だ。疲れた日こそ熟睡したいのに。


他に困る事と言えば、何をしても極度に疲れる事だな。例えば学校に行って帰ってくるだけでそれはもう滅茶苦茶疲れる。ゲーセン寄って三国志大戦やろうなんて気が1ピコグラムも起きないぐらいに疲れるのだ。だから予習復習は土日月の三連休にやらねばならんのだが、土曜日はお茶のお稽古があるし、日月は一週間の授業の疲労&お茶の疲れでパーフェクトにグロッキーであり、何も出来ないまま一週間が過ぎる。

ううむ。解決策が思い浮かばん。

後は何事にもやる気がなかなか起きない事かな。病気だから仕方ないのだろうが、大学へ行く気を起こすのも一苦労であり、趣味の筈のゲームすら全っ然やる気が起きん。人間の三大基本欲求の食欲が沸いても、食べるという行為が大変面倒で全然食べる気がしない。


まぁ、非常に駄目な感じなのだが、それでも大丈夫な時は普通人と同じ生活を送れるのだ。ただ、学期が始まった当初は正常と異常の割合が7:3ぐらいだったのが、最近は4:6ぐらいまで悪化しておるのが大変問題である。

ううむ。どうしたものかな。

リアル絢爛舞踏

2007年05月23日 20時41分40秒 | 雑学
今日も今日とて鬱こもり(鬱でヒキコモリの略)である。鬱とかその辺で色々とぐーるぐーるしておる。しょうがないからHDDの底から引き上げた昔に書いた文章を投下。


ガンパレード・マーチというゲームがある。ゲームの内容をここでは詳しく言わんが、まぁ、その、なんだ。人型戦車っつーロボットに乗ったり乗らなかったりしてエイリアンライクな連中をブッ殺して回ったり回らなかったりするゲームである。

んで、絢爛舞踏賞という勲章があってだな。本編だと三〇〇の敵を撃破すると受賞できる。Sランククリアの必須条件だ。

この絢爛舞踏賞をリアルに受賞できそうな人間を考えてみる。裏設定によれば絢爛舞踏賞はかつて四人の人間が受賞しておるそうだから、四人選出しよう。



まずドイツから選考してみる。
何故ドイツかと言えばソ連という数で勝負と言うか数を取ったらあんまり何も残らない敵と戦っておったから、非常に撃墜数が多く、世界最高の撃墜数を誇る人間が居るのである。

ウクライナの黒い悪魔ことエーリッヒ・ハルトマン大尉。戦闘機搭乗員で出撃回数一四五二回、三五二機撃墜。ずっと東部戦線で、つまり対ソ戦で戦ったとはいえ、一度も列機を失わなかった英雄。

取り敢えず撃墜数最高だし、文句なしに絢爛舞踏賞ものだな。ただ、実は三〇〇機越えという意味ではもう一人居たりする。ゲルハルト・バルクホルン少佐、三〇一機。ただ、ドイツ空軍の欧米機相手に挙げた個人撃墜の最高はヨアヒム・マルセイユ大尉の一五八なのを考えると、ヨアヒム大尉が途中戦死している事を考えても文句なしに絢爛舞踏賞とはいかないだろうなぁ。

欧米機相手の方が敵さんの質が高く、また数も多くない。つまり撃墜数をあんまり稼げないのだな。しかも、欧米機としか戦っていない大日本帝国海軍の岩本徹三が二〇二機いってる。まぁバルクホルンも英雄には違いないんだがな。

他にドイツで絢爛舞踏ものな戦闘機乗りというと、アドルフ・ガーランド中将が挙げられる。スペイン内戦から参戦した第三帝国空軍の中ではかなりの古参となる戦闘機乗りで、
ヴェルナー・メルダース大佐事故死の後空軍総監に任命されるが戦争終盤、ゲーリングと喧嘩別れで解任。

以後、伝説のジェット戦闘機Me262を装備した戦闘機隊JV44を組織し、中将でありながら自身も戦闘に参加。終身撃墜数一〇四、あのB29も撃墜している猛者である。この人の凄いところは、JV44を作る時に空軍総帥のゲーリングから睨まれておったから、戦闘機から人材まで全部自分のコネだけで集めたところにある。

人望もあったから、とあるエースがガーランドに「JV44に入りたい」と電話で言ったら、ガーランドもガーランドで「問題無い。是非来てくれ。ついでに一機持ってきてくれ」と言い出し、そのエースもエースで工場から一機くすねて参加するというアレな感じだ。

まぁ、絢爛舞踏ではないか。

ちなみにヴェルナー大佐も撃墜王の一人で、第一次世界大戦の絢爛舞踏、リヒトホーヘンの八〇機撃墜を初めて越え、又、初の一〇〇機撃墜をあげた人物。後に戦闘機隊総監、飛行機事故で死亡。ただ、この人は絢爛舞踏ではないな。

戦闘機から他に目を移すと凄い人物が居たりする。ハンス・ウルリヒ・ルーデル大佐。爆撃機のスツーカ乗りとして有名だが、大戦後半ではJu-87Gカノンホーゲルを愛機にした急降下爆撃機乗り。二五三〇回出撃、三〇回撃墜され、五度負傷しながら生き残り、ソ連の捕虜収容所に入れられれば脱走し、片足が義足なのにそれでも露助許すまじの精神で出撃し続けた男。戦車五一九輛撃破、戦艦、巡洋艦、駆逐艦各一隻撃沈、舟艇一〇〇隻以上撃破、車輛千台以上撃破、九機撃墜(うち戦闘機が六機、複座のスツーカ時代含)。

文句なしに絢爛舞踏ものの彼は、スターリンにソ連人民最大の敵と名指しされ、黄金ダイヤモンド剣付柏葉騎士十字章を唯一人受賞した。絢爛なる死の舞踏はハルトマンよりも彼にふさわしいかもしれない。

そしてドイツには地上にも死の舞踏を見せた男がいたりする。ミヒャエル・ビットマン。武装親衛隊大尉。戦車長。大戦前半は三号突撃砲に乗っていたりもしたが、やはり有名なのはチュニジアの虎と呼ばれた伝説の戦車、ティーガーⅠに乗ってから。勿論戦車は一人で動く訳ではなく、車長である彼以外にも名コンビを組んだ砲手のバルタザール・ヴォールも撃破王ということになるのだが、それでも彼の戦績は凄まじい。

数よりも彼の場合殆ど伝説となっている話をした方がいい。既に東部戦線で百両以上の戦車を撃破していたティーガーの騎士ことビットマンはノルマンディー戦後に行われたカーン攻防戦の後、カーン側面のヴィレル・ボカージュにいた。その時はティーガーⅠ四両、四号戦車一両で偵察を行っていた。

そこに、カーンを側面から突こうとする英第七機甲師団クロムウェル戦車六十両が通りかかる。彼は英戦車が一本道に入ったのを見て取ると森の中に隠れて先頭車両と最後尾車両をつぶして混乱に陥らせ、最終的に二五両の戦車を血祭にあげ、残りは這々の体で逃げ出した。この時点で彼の戦果は戦車一三八両、火砲一三二門撃破、合計二七〇。

しかし、彼は戦争途中戦死している。彼の墓場はフランス西部の街サンロー。カナダ軍のファイアフライ八両に包囲され、一方、ビットマン手持ちの戦力はティーガー一両のみ。それでも三両を道連れにし、暁に死す。文句なしに彼も絢爛舞踏だろう。


段々一番最初に挙げたハルトマンが霞んできたが、気にせず次にいこう。次は日本。連合国は? と聞かれるかもしれないが、残念ながら査定が甘い癖に最高撃墜数が六四機の連中では絢爛舞踏は無理。ドイツを先にしたのは、単に絢爛舞踏な奴を複数すぐ思いついたから。

とはいえ、日本はやりにくい。というのも、日本は途中から戦闘機戦において
編隊空戦を取り入れるのに積極的になったのだが、個人技にこだわる熟練者が多かった為撃墜数公認をやめてしまっているのである。ので、数も視野に入れるべきだが、やった行動に重点を置きたい。

まず、岩本徹三上等飛行兵曹。撃墜数自称二〇二機。自称とはいえ、一機一機に対し克明な描写のある手記がある為、信憑性は高い。彼は一撃離脱戦の名手として有名で、かつ、爆撃戦の名手で、三号爆弾という焼夷弾で空中を飛ぶ航空機を爆撃してまとめて撃墜する凄腕。日本が劣勢になってから急に撃墜数を伸ばした撃墜王。高速で空中を飛ぶ敵機を爆撃するというのは絢爛舞踏ものといえる。

次に坂井三郎少尉。撃墜数六四機。著書大空のサムライで有名な撃墜王で、ハルトマン同様一度も列機を失わなかった。が、彼の場合特筆すべきは硫黄島の戦闘で日本勢二〇数機概算二百機の敵に囲まれながらも列機を失わなかった事で、大空のサムライと呼ばれる所以。

又、片方の目が殆ど見えず、機関不調で高度も上がらないという状態で十五機の敵機を相手にとって一撃も食らわず、反撃して追い払った実績もある。だが最大の問題は、一度撃破されて重傷を負い、戦闘機乗りとしては基本的には最後まで再起できなかった事。

うーん…逸話は凄いものではあるんだがなぁ。

で、個人的に推したいのは、空の宮本武蔵こと武藤金義少尉。撃墜数三二と全くぱっとしないが、これは実験部隊である横須賀航空隊に長く勤めた為で、最初から最後まで実戦部隊にいたなら物凄い撃墜数を稼いだだろう男。

厚木基地上空にて、紫電改を駆ってたった一機で十二機(八機とも)のF6Fと交戦し、七機(四機とも)を撃墜した男で、又、硫黄島の戦闘では坂井三郎と同様に約二百機の敵と交戦。坂井の出版した大空のサムライでは『何せあの数だ、二機落として逃げるのがやっとだったよ』という感じのちょっと色々結構かなりズレている発言が飛び出している。

彼の墓場は豊後水道。三四三空に所属していた彼は愛機紫電改を駆って米の編隊に突入。敵総数約千機、実際に交戦した機数だけでも交約三〇〇。これに対し三四三空は二七機。それでも三四三空は十六機を撃墜し、未帰還は六機となった。その未帰還の中に、武藤少尉も含まれている。

このとき彼が戦死した理由を、坂井少尉は「本来一人での戦闘が上手くて共同の動きが得意ではない武藤少尉は単独での遊撃に回るタイプの人。ただ当然技量抜群だったから、編隊長を守る様言われていた。それが彼の戦死の原因ではないかと思う。一人で戦っていたら絶対生き延びただろう」と述懐している。

珍しい人では八五一空の日辻少佐という人がいる。九七式大艇、要するに大型水上機で2時間にわたってB17と交戦。尾部の20ミリ砲で相手のパイロットを撃ち抜いてかろうじて撃退したという素敵な漢。

まぁ絢爛舞踏ではないけどな。


と言う訳で、色々穴がありながらも見てきたが、
まずは暫定で
確定
エーリッヒ・ハルトマン
ハンス・ウルリヒ・ルーデル

未確定:要選考
ミハエル・ビットマン
岩本徹三
武藤金義


というところでどうだろう。

たてこもり

2007年05月22日 17時47分15秒 | 日記
本日学校をお休みした。ヤバイ。とてもやばい。昨年の鬱こもり(鬱&引きこもり)症状が出始めている。これはとてもヤバイ。家の中にいても何もする気が起きないし何も出来ない。外にも出たくない。たとえゲーセンへ行くのもだるい。

いかん、いかんぞ。このままだと去年と同じコースだ。


と、まぁ私のどうしようもない話をしていてもつまらんだろうから書きだめした分を投下する。



そう言えば先日、引きこもりならぬ立てこもり事件があった様である。しかも、警官隊突入前に投降。警官一人死んだのに。撃たれて死んだのに。いやまぁ、それ以上被害が広がらずに済んだ事はいいのだが、突入予定だった警官隊の人は多分街のゴミに善人が殺された。ゴミは掃除するという感じで復讐心を募らせていたろうと予想されるから、肩透かしだったろうな。

で。

日本で銃を使った立てこもり事件が起こるたびに夢が無いなぁと思うのである。人間、やる時は徹底的にやらねばならん。国家権力に逆らい、その手先たる警察を相手にするからには、ちゃっちぃ拳銃一挺で簡単に制圧される様では情けない。

いやまぁ、そういう方向に努力されても困るが、立てこもりなんてする奴はそんな事をしておる時点で反社会分子な訳で、どうせ社会には馴染めぬのだから、頑張って色々密輸して派手にやってもらいたい。

具体的には、やはりまずはトンプソンが必須だろう。トンプソンは第二次大戦時に米軍の制式短機関銃だったものだ。プライベート・ライアンの隊長の持ってたアレである。

アレは戦後民間に卸して売られたのだが、その扱い易さとかからマフィアに愛用され、シカゴタイプライターとか仇名されて多数の人間を射殺した銃である。また、同じくマフィアに愛用された銃としてはMAC11があるな。バイオ2に何故か出てきたが、多分押収品だろう。何でって、あんな多量の鉛弾を可及的速やかにバラ撒く銃を警察が使う筈があるまい。人質ごと撃っちゃうじゃないか。

まぁ、立てこもりをする際にはこういった実績のある銃サタン様あたりのご利益に預かるのが賢明であろう。


とまぁ、完全な対岸の火事状態であの事件を聞いておった訳である。ちなみに、私の家に銃で武装した人が強盗に来たら我が愛刀で迎撃する所存。


さて、冗談にならない冗談は置いておいてだな。どうせ暴力団だってんだから使ってた銃はトカレフかマカロフである。…夢が無いな。本物ならまぁともかくとしても、どーせチャンの模造品である。そんなやくざの定番ウェポンを持ち出されても夢が無いのだ。

まぁそれは良い。んで今日は何の話をしたいかと言うと、トカレフの話である。



銃に疎い日本人は知らん事が多いが、銃というものには安全装置が必須である。安全装置をかけておくと発砲できないって奴。何でかって、いかなアメリカ人やロシア人とて暴発は嫌だからである。

安全装置が無いと、銃に弾を装填してしまった後が困る。戦闘中はいいが、戦闘が終わったら撃つ必要は無い。と言うか撃つと危ない。弾が入った状態の銃に何らかの理由によって銃に衝撃が加わる…そう、例えば床に落としたとか壁にぶつけたとか、ひょんな事でズドンといってしまう訳である。

大変危ない。

そもそも拳銃が発砲する仕組みというのは意外と単純だ。よく『撃鉄を起こす』という表現を使うが、どこが撃鉄なのか諸君わかっておるかな。





これが撃鉄だ。このレバーみたいな奴を下に動かす事を『撃鉄を起こす』という。んで、この撃鉄の先っぽには撃針という針がついておる。隠れておって見えんがな。で、引き金を引くと撃鉄が元の位置に向かって凄い勢いで戻る。んで、撃針が弾の尻を叩いて弾の火薬に点火しバーンと飛んでいくという仕組みである。

つまり。

何かの拍子に、引き金を引いておらぬのに撃鉄が戻ると暴発するのだな。これは自動拳銃でも同じだ。ちなみに撃鉄を起こしていないと、当然ではあるがそれはそれで撃針が弾の尻に触れておる訳で、やっぱり暴発の危険がある。


かように、銃というのは一度弾を込めてしまうと割と危ないものなのだ。だから、暴発を防ぐ為、銃には様々な安全装置がついている。銃によっては二個も三個も安全装置をつけている場合がある。



さて、件のトカレフだが。

こやつ、安全装置が無い。

つまり、弾を一度入れたが最後、撃つしかないと言うか撃たないと危ないのである。しかも厨国の模造品は出来が非常に悪い。

危険である。大変危険だ。

かつて暴力団の主力はトカレフだったのだが、そりゃマカロフ(安全装置ついてる)に取って代わられる訳である。危ないからな。いくら極道だって銃の暴発で死んだんじゃ残念過ぎる。


そんな訳で、今回のたてこもりもどーせマカロフだったろうと思う訳で、たてこもってみたけどトカレフ暴発で死亡とかそういう愉快なたてこもりが一回ぐらい起きてもいいんじゃないかなと思う今日この頃。

三国志大戦の呉

2007年05月21日 17時27分13秒 | アニメ、ゲーム、映画等
ごきげんよう諸君。いかがお過ごしかな。私は今気付いた事がある。今日は日曜日だと思っておったら、月曜日だ。つまり病院がある。行き損ねた。まぁ一回ぐらい病院を休んでもヤバい訳ではないのだが、薬が切れるのは困るのである。

ううむ。貯蔵分がもうあんまりないんだが…



ところで。私は最近三国志大戦をあんまりやっておらん訳だが、別にやりたくない訳ではない。むしろやりたいのだ。となると何でやらないのかという話になる訳だな。この日誌で三国志大戦を巨大な貯金箱として散々ネタにしてきた故に金銭的な理由かと思うだろうが、まぁそれもあるのだが、他に理由がある。

そもそも、あのゲーム、私は毎日一回ぐらいしかやらん。と言うのも、あのゲーム、対戦一回につき八分ぐらいかかる上に滅茶苦茶神経を使う。勝てば三連戦だから、三連勝した時などは24分脳味噌フル稼働である。

どのゲームもそうだが、特にあのゲームは頭脳戦だ。デッキにもよるが大抵頭脳戦になる。自分のデッキのみならず、敵のデッキを把握しどこで計略を使うか、どいつを殺すかどいつを助けるかどいつを見捨てるか兵法をどう使うか…などなど、わからん人にはさっぱりだろが、そんな感じで24分神経をすり減らす訳である。

まぁそこが楽しいのだが、それ故に何回も何回も遊べる代物ではないのだな。


で。私は残念ながら病気である。頭の。つうか精神の。何と言うか、気違いとかキ印とかそっち。

まぁ、病気の具合がよろしくない時はとてもではないが三国志大戦なんぞ出来んのだ。そもそも何かをやる気も起こらないのだからな。大体ゲーセンに行くという行為自体が面倒くさいと言うか、その気が起こらないのだ。


最近は少しではあるがマシになった為、今日もちょろっとやりに行った。ただ、なにぶんぜんっぜんやっておらなんだから、10段階で言うと4ぐらいはあった腕が8ぐらいまで急落しており、リハビリをせんとどうしようもない。

本日持っていった最初のデッキは『天啓孫堅、呉夫人、R周泰、UC徐盛、孫桓』の五枚呉バラ。基本に忠実なデッキこそリハビリに適しておるからな。まぁ三国志大戦をやっておる人なら基本に忠実なら英傑号令入れろと思うだろうが、さもありなん。

三国志大戦には魏呉蜀他袁涼の六勢力が存在するが、私は呉使いである。基本的に呉以外使った事が無いし、呉以外を使う気も無い。孫呉に忠誠を誓っておる。ヨーコを引いたら魏に行きそうだが、呉使いである。

んで、この呉。三国志の魏呉蜀を形成する勢力の一つなのだが、まぁ、その、なんだ。他とか涼とかそっちに近い。

どういう事かというと、魏は武将も豊富で計略も豊富で磐石な体制、蜀は少々兵種が偏っておるもののやはり計略が優秀で普通に強い。つまり、色んなデッキが組める。一方、他袁涼は特化型の勢力だ。他はコストパフォーマンスに特化しておるし、袁は田豊軍と言い換えても良いぐらい田豊に頼ってるし、涼は馬の国だ。武将が悉く騎兵であり、騎兵の為にあるとしか言い様の無い計略ばっかりの騎兵特化勢力だ。

で、呉。

呉も特化勢力である。

具体的に言うと





呉=自爆





である。

自爆と言うのは、効果が終了すると死んでしまう計略を言う。無論死んでしまうだけあってその効果は非常に高いが、死ぬ。具体的に言うと、例えば『漢の意地』は武力(殴り合いの強さ)が1~10のあのゲームにおいて、いきなり10上がるという豪快な計略だ。死ぬけどな。

これが天啓の幻とかになると、「範囲内にいる味方の武力が10上がる。効果時間終了後、効果のあった部隊は死ぬ」という大変豪快と言うか呉そのものみたいな計略になる訳である。呉はこういうのに頼らないといけない勢力なのだ。

ま、はっきり言って普通の勢力ではないな。

死なない計略としては溜めとダメージ計略があるが前者は頼れるほどではなく(特化デッキにすれば別だが)、後者はそれだけでは戦えない。一応、唯一と言ってよい普通の計略持ちのR孫権という奴が居るには居るのだが、2になってからこっち弱体化しっ放しであり、次のバージョンではゴミカード化しかねんほどの勢いだ。


まぁ、そんな訳で、呉は普通の勢力ではない。しっかしなぁ。2になってからこっち呉が陽の目を見てないなぁ。バージョン2.1新規カードが大量に追加されたが、性能からしてゴミカードのオンパレードだったのはまだしも、絵までもゴミばっかりだったし。

ううむ。一応国志の一角なのだが。呉。

ジオンの系譜のバランス

2007年05月20日 21時11分53秒 | アニメ、ゲーム、映画等
ごきげんよう諸君。いかがお過ごしかな。私は日曜日という事でまったり過ごしておる。しかしアレだな。メッセンジャーの名前やらミクシやらを見ておると皆「忙しい」「忙しい」と言っておる。うーむ。やっぱそういうもんなのか。


ところで、先日太刀魚氏から五年以上ぶりに『ギレンの野望 ジオンの系譜』を返して貰った為、ちょっとやっておった。超簡単ジオンで現在北京制圧完了、ユーラシア大陸のほぼ全てと北米を手中にしたところである。



赤が自軍支配エリアだ。相当こちらが優勢なのがわかるな。

このゲーム、一言で言ってしまえばガンダムの世界で信長の野望というゲームである。いくつか穴があるとは言え、本家信長の野望が十作出てるのに穴だらけである事を考えれば、二作目でこれだけの傑作を作れたのは賞賛に値しよう。三作目のジオン独立戦争記はクソゲーらしいが。

ただ、その、なんだ。バランスの取れたゲームなのだが、バランスを重視したが故にメカの性能が原作のイメージとは大きくかけ離れたものになってしまっている。特にジオンの初期メカども。

初代ガンダムの一年戦争は、宇宙植民地サイド3がジオン公国を名乗り地球連邦に独立戦争を仕掛ける、というガンダムシリーズのオーソドックスな戦争だ。

開戦当初、両者の戦力比は3:1、連邦の圧倒的勝利以外考えられなかった。が、ジオンは秘密裏に開発していた巨大人型兵器モビルスーツ(まぁ要するにロボットである)を実戦に投入、連邦の宇宙艦隊を散々に打ち破る。

一週間戦争とも呼ばれるこの戦いで連邦の宇宙艦隊は完全に死んだもんとなり、ジオンはこれを機に休戦を申し入れるが地球連邦は徹底抗戦を貫く。これに対しジオンは三次に渡る降下作戦とその後の怒涛の攻撃で瞬く間に南米、アジアの一部、イギリスといったごく一部の地域を除いて完全に制圧してしまう。

この地上での戦いも、モビルスーツ(ザク1、ザク2C(初期型)、ザク2F、ザク2J(陸戦型))のあらゆる地形を走破する戦術機動性と圧倒的な火力差を前に連邦の戦車部隊や航空部隊は為す術なくただ残骸と化していくだけだった。

まぁ、史実だと、連邦がどうにかこうにか間に合わせた試作モビルスーツ『ガンダム』の奇跡的な活躍、それに地上攻撃軍司令官の暗殺、更にはジオン全体の指導者であるデギン、ギレン、キシリアが内部抗争等で全員おっ死んで連邦が勝つ訳だが。


で、だ。


まぁ、何を言わんとしてるかは判ってるだろうがちゃんと言おう。



原作どおりの性能をザクとかに与えると、連邦軍がどう逆立ちしても勝てない訳である。

はっきり言って、一年戦争は設定とか見る限りだと連邦軍に勝てる要素が無い訳だ。連邦がどうにか勝てたのは、そりゃまぁ最高司令官のレビル将軍の粘り強い指揮も当然あるが、主には敵司令官の暗殺やらギレンの戦争指導のまずさやら一日で指導者が三人死ぬという偶然が重なって出来た勝利な訳で、その原作のバランスのままゲームを作るとジオンが絶対負けない訳だ。


こりゃまずいってんで、ジオンの顔、モビルスーツの代名詞であるザクが特にワリを食っておる。宇宙では確かに怖いものなしなのだが、これを地球に降下させると2、3マスしか動けないという絶望的な戦術機動性に加え、爆撃で爆散し、戦車にボコられて死ぬという大変絶望的な状況である。

これを解決するにはいくつか手段がある。取り敢えずザク1やザク2Cがどうしようもなく殴り合いに弱いのはどうしようもないから諦めるしかない。よって新型機の開発を行う。ザク2Fやザク2Jの開発だな。

ただ、F型やJ型でも油断するとボコられて死ぬ訳である。それぐらいの弱さじゃないと連邦が勝てないからな。又、機動性の低さは一応改善されておるが、どんぐりの背比べである。

これを解決するには二つの手段がある。一つは輸送機に積み込んで戦場まで運ぶやりかた。ただ、この輸送機を開発できるのは第三次降下作戦ぐらいまで待たないといけない。

じゃあどうするかというと、ドップとかドダイを使う。戦闘機とか爆撃機だな。使い方はここでは言わんが、つまり、モビルスーツの登場で退場させられた筈の戦闘機とか爆撃機をわざわざ新規に設計して、生産して、戦場まで運んでやり、モビルスーツの機動性を補うのだな。

オーイ。

モビルスーツいらんやん。

まぁ、これがザクの後継機のグフとか、新型のドムとかになると単独でかなり強いし機動性もかなりのものがあるのだが……それが開発出来るのは大分先である。普通にやっておれば、↑にあげた状態になるぐらいの頃になってようやくドムの開発プランが出るぐらいだな。開発を疎かにしてるとグフすら満足な数を揃えられん。


ま、しかし、とは言え。一年戦争初期のゲームバランスをこうしておかない事には戦闘機とか戦車は産業廃棄物であり、ジオンのドップやドダイが使えないのはまだいいが、ゲーム開始時戦車とか爆撃機しか持ってない連邦軍は白旗をあげるぐらいしか手が無いという状態になってしまう。

仕方ないといえば仕方ない、という事だな。

が、私は不満なのである。ザクシリーズが弱いのはもうどうしようもないから置いておくとして、ジオンで遊ぶからにはモビルスーツの群れで連邦軍を蹂躙したいのである。ドップとか明らかに大気圏内で跳べそうにない戦闘機とかでちまちまとした戦争なんかやりたくないのである。モビルスーツとモビルスーツのガチンコ対決がしたいのだ。

で、仕方ないから攻略指令書の超簡単ジオン軍でやった訳だな。超簡単なら最初から結構モビルスーツが作れる。ただ、今ぐらいになってようやく敵がガンダムを開発したぐらいな為、まだ敵は戦車とか爆撃機ばっかりだ。

で、趣味に走る訳だ。







美しい…美しいぞグフカスタム! これぞモビルスーツの美の極致!!







で、まぁ我がジオン軍は現在こんな感じである。既にゲルググの開発プランが上がってきておるが、ドムなんぞ専用機以外一機たりとて作っておらぬ。

んー。

資源と血税の無駄遣いだな。



いやまぁゲームだからいいんだけど。

エイリアンの考察

2007年05月19日 21時32分40秒 | 日記
ごきげんよう諸君。いかがお過ごしかな。昨日はAC4をアーマード・アヌビスと名付けた訳だが、アヌビスの本来の題名はアヌビス-ゾーン・オブ・ザ・エンダース-である。『ANUBIS -Zone Of the Enders』。そんな訳で、AC4の新しい題名として『RAVEN -Zone Of the LINKS-』を提唱する次第。ただ、この題名だと主人公であるところのレイヴンが最後には負けてしまうという問題があり、なかなか悩ましい話である。


さて、大分昔の記事にコメントを貰った。これである。日誌再開当初に書いたエイリアンvsプレデターのレビューだな。やっぱりエイリアンとかプレデターが好きな人というのは多い様子である。

さて、この人のコメントを読むと確かにその通りである。

>エイリアンの出る全ての映画はエイリアンは「被害者」として存在しているように見え、「侵略者」は人間であったり「プレデター」です

うむ。間違いなくその通りである。まぁ1に関しては会社の陰謀だった訳で、リプリーとその仲間達もエイリアンも仲良く被害者だがな。ただ、言われてみりゃあ確かに、1のエイリアンにしてみれば冬眠から何十年何百年ぶりに目覚めて「フーッ、娑婆の空気はたまらんぜ」となって取り敢えず身を隠してはみたものの、宇宙船の中であり、しかもその宇宙船は宇宙に飛び立った後で行き場所が無くなってしまった訳である。

エイリアンクィーンでもない(クィーンじゃないと卵が産めない=繁殖できない)のに1のエイリアンが宇宙船の人々をブッ殺して回っておったのは、久しぶりに目覚めたと思ったら何処連れてく気だこのクソカスどもがぁっ!という具合だったかもしれぬ訳である。

判りやすく言うと。










多分こんな感じである。

ま、実は通常エイリアンからエイリアンクィーンに変態可能で、全員ブッ殺した後エイリアンクィーン化して繁殖するつもりだったのかもしれんがな。


2はあのカーター・J・バークの陰謀で惑星植民地の人全員あぼーんであり、まぁ調査に行った海兵隊の人も植民地の人もそしてエイリアンも被害者と言えば被害者である。無論バークは自業自得だがな。

3は…まぁ、何と言うか、どっちも被害者だろうなぁ。エイリアンにしてもいきなりゴミ焼却場で目覚めたのは不運というか何と言うかそんな感じであり、動転しただろうな。

んで4。

完全に人間が悪である。

4のストーリーは、強固な外骨格やら酸の血液を持つエイリアンという種族を研究すれば色々技術が進歩するんじゃないかと考えた、エイリアンをcute butterflyと呼ぶ変態博士とその一味が、既に一度死んでいたリプリーをクローンで生き返らせる訳である。

とは言え、エイリアンクィーンだけじゃ意味が無い。一匹だけでは研究材料としては不足だしな。そんな訳で人柱を使い数を増やす必要がある。んで、宇宙海賊の人が民間の輸送船をとっ捕まえて変態博士の一味に引き渡す訳である。無論、その後はエイリアンハザードだ。


ううむ。

確かに言われてみりゃ完全に人間が悪者である。エイリアンvsプレデターにしたって、まぁ迷い込んだ人間はともかくアレはエイリアンをプレデターが管理しておった訳でプレデターは悪いもんである。


ただ、一つ問題があってだな。かのエイリアンはいまだどこの惑星出身とかも特定されておらぬ。つまりルーツが一切不明な訳だ。また、エイリアンハザードは毎回食い止められておる。エイリアンvsプレデターの過去シーンで1000匹単位に増殖したエイリアンが見られた事があったが、それも必殺・プレデターボムで爆破焼却されてしまっておる訳である。

つまり、果たしてエイリアンってのはどんな星でどんな生活を送っていたのか判っておらんという訳だな。本当にエイリアンは『ただそこに暮らしていただけ』なのかどうかは闇の中だ。つうか、映画に出てくるエイリアンはそもそも暮らしてもおらんのだがな。皆卵か幼虫だ。唯一エイリアンvsプレデターは最初からエイリアンクィーンが出てくるが、アレとて冷凍保存である。



ところで。


リプリーがクイーンの目の前で、たった今産み落とした卵を火炎放射器で焼き払い、クイーンが叫ぶシーンは「おのれ!リプリー!」と言う感じです。
しまいにはニュートに襲い掛かったクイーンに向かってパワーローダーに乗ったリプリーが「子供に手を出さないで!」とか言うシーンは「ふざけんなこのやろう!」ですな。


これはエイリアン2のラストシーンだな。私はこの一連の流れが大好きであり、特にこの辺は台詞をそらで言えるどころか絵コンテが書ける程度には何度も何度も何度も何度も見ている。

んでこのシーン、どっちもどっちである。エイリアンの巣に突入しニュートンを無事助け出したリプリーだが、運悪くエイリアンクィーンのドまん前に出てしまう。無論エイリアンの卵がいっぱい。

それで、護衛エイリアンがリプリーを襲おうとするのだが、リプリーは火炎放射器とパルスライフルを持っており、火炎放射を威嚇射撃して卵に向けた。何かしたらお前の大事な巣を焼くぞ、という訳だな。するとクィーンは、総統閣下の表現を引用すると、「いや、マジでごめん。そのガキ連れて逃げてもいいから、卵焼くのは勘弁して。マジでマジで」という具合で護衛エイリアンを下げる訳である。

しかし、大変残念な事に卵に知性なんぞある訳が無く、パカッとあいてしまう訳だ。リプリーやニュートンを襲う為にな。するとリプリーは、「契約違反は、血で贖って貰おう」とばかりにクィーンを一瞥すると、卵をファイヤーするのである。

まぁ、卵をファイヤーしたのみならず榴弾を三発ほどブチ込み、パルスライフルを50発全弾叩き込み、更には持ってきていた榴弾を全て火炎の中に投げこんだのは流石にちょっとやりすぎ感があるものの、まぁ血の代償を払わせた訳だな。

で、ニュートンを連れたリプリーはエイリアンクィーンの追撃をかわし、どうにかこうにか宇宙船へと避退する。のだが、クィーンも執念でついてきておるのである。リプリーは一旦違う部屋へと逃げ込み、そこでパワーローダーというパワードスーツみたいなのを装備して再進入。

開く扉。
現れるリプリーwithパワーローダー。
振り向くクィーン。

「その子から離れなさい、バケモノ!」
<貴様、よくも可愛い子供達をぉっ!>

無論、下の台詞はクィーンの叫び声の意訳である。で、まぁ残念ながら死闘の末クィーンは宇宙へと投げ出されてしまう。可哀想といえば可哀想ではあるな。確かに。

射撃戦アヌビス

2007年05月18日 21時49分20秒 | アニメ、ゲーム、映画等
ごきげんよう諸君。いかがお過ごしかな。私はまたしても起きたら授業オワタタイムだった訳である。ううむ。なんか症状が徐々に悪くなってる気がするな。今度の月曜日医者に相談してみよう。


ところで、久しぶりにアーマード・コア4をやってみた。私は時代の流れに逆らってブレードで敵を刻んでおった訳だが、今回は時流に乗って二挺銃の機体を組んでみた。

そしたらちょっと驚いた。

何が驚いたって、積載量が思いっきり余るのである。

私が脚部として選んだのはホリゲならぬHOGIR。中量二脚だ。まぁあんまり重いものは載らん。軽量二脚ほどではないがな。んで、かつてのACと同じ感覚で組んでみたら、脚部積載量がやったら余っておる。つうか、脚を軽量二脚に変更可能だった。

ううむ。どうやら最近のAC、つうかネクストは沢山載せられる様である。

で、私の場合一発でドカーンといく武器は苦手だ。グレネードランチャーとかレーザーキャノンとかな。そういう武器はえてして連射できないし反動がデカいしで狙撃の苦手な私には不向きなのである。

んでしかも、そういう武器に限って重い。重いといわず、滅茶苦茶重い。それじゃしょうがないってんで背中にはミサイルを積む訳だが、これがまぁ軽い。

更に両手に銃を持ってみたとは言っても、銃自体も大して重いものを積んだ訳ではない。速射型のライフルを二挺持ってみただけである。で、結果としてだな。

うーむ。やったら積載が余るのう。


で。


色々と考えた結果。



↓こうなった。




まぁ、言いたい事は判っておるだろうが敢えて言おう。

どっからどう見ても重量二脚だ。

当たり前と言えば当たり前なのだがな。脚こそ中量二脚だが、頭、胸、腕が悉く重パーツである。レイレナードに並ぶ変態企業のGA様製パーツを二つも組み込む事になるとは夢にも思わなんだ。

一応言っておくとアセンブルは
頭 SS-H(GA頭)
胸 TELLUS(インテリオルコア)
腕 SS-A(GA腕)
脚 HOGIR(ローゼンタール脚)
FCS HOGIR(ローゼンタールFCS)
ジェネ マクスウェル(レイレナード・アリーヤ改)
である。

見事なまでに脚以外全部重量パーツだ。流石にFCS(火器管制装置だな)には軽量も重量もクソも無いが、ジェネレータのマクスウェルも立派な重量級パーツである。パーツ解説にもそう書いてある。

あと、ブースタはメインがポラリス、OBがパラス、他はホリゲだ。武器はAZANにMARVEに垂直ミサとデュアルミサだな。肩(昔でいうエクステンション)は重フレアを装備しておる。

正直、ミサイルはどれが良いのかまだ判っておらず、まだまだ練り込みの余地がありそうだ。一方、両手銃は本当なら両手ともにマシンガンがいいのだが、性能の関係上断念した。断念したとは言え、ライフル以外のものにしてしまうとドカンと一発系の武器しかない為、変えるつもりはあんまり無い。



んで、実際にやってみるとだな。新しいACだと割り切ってやれば結構楽しい。もっと言えば、射撃戦重視アヌビスだと思えば楽しい。正直あのゲームの対人戦でブレードを使うのは至難の業、と言うか、無理だ。

大体にしてゲーム性自体が完全に変わってしまっており、旧ACシリーズと比較するのは最早不可能と言ってよい。まぁ、簡単に言えばあれはアーマード・コア4ではなくアーマード・アヌビスだという事である。そう思ってしまえばなかなか楽しめる。今まで散々叩いておいて何だがな。

ちなみにこの装備でオンライン対戦に出撃してきたが、それなりの戦果だった。シミュレーションのローディー(通称ローディー先生。『粗製リンクス。装甲と火力のみに頼った雑な戦闘スタイルでは小隊規模のノーマルの相手がせいぜいだろう』と解説されているAC4最強のリンクス)に勝てるならオンラインに出撃しても問題ないだろう。


ま、オートロック必須だがな。



何にせよ、私みたいな『余剰積載を装甲に回し、ライフルで安定した火力を確保して堅実に勝つ』という、3や2どころか初代ACシリーズ型アセンブル機体を乗り回してもそこそこの戦果が得られるのだから、非公式戦ならガンガン突撃する事をお勧めする。

ゲームバランスが微妙なんだけどな。





まぁ、さしあたっての問題として、PS3かXBox360が必要という問題がある訳だが。

ううむ。次世代機の高さだけはどうにもならんな。地獄の沙汰も金次第、ならぬゲームの楽しみも金次第だな。世の中金である。

安い傘を使う理由

2007年05月17日 22時53分34秒 | 日記
ごきげんよう諸君。いかがお過ごしかな。私は少々と言わず大分疲れ気味である。まぁ昨日更新しなかったところかしてどれだけ疲れているか判ろうというものだ。

今日も、頭痛に悩まされたせいで1~3限をお休みしてしまった。恩師の授業だから出たかったのだがな。大学が始まってからこの方、授業を一週間一度も休まず出席した事が一度たりとて無い為、頑張って授業に出ようと思う次第。


ところで、三国志大戦を久しぶりにしてフルボッコにされた。


のはどうでもよい。


今日は雨だった。まぁ私は1~3限と5限だから、私が家を出た頃には雨はやんでおった。よって傘を持たずに学校に行った訳である。

ところで、私は傘に関していくつか主義がある。まず、とにかくデカい傘を使う。と言うか、買う。そして安い傘を使う。日吉だと一番安くかつデカい傘を売っておるのは住吉書房である。

もう一度言う。住吉書房だ。

間違いではない。住吉書房が一番安くデカい傘を売っておる。東急百貨店で売っておるのではないかと私も思うのだが、確かに安いのは売っている。が、デカいのとなるとてんで売っておらぬ。

デカい傘を使う理由はすぐ判るだろう。持っている鞄が濡れ難くなる。足元もな。判りにくいのは安い傘を使う理由であろう。

っつーのも、だ。私は頻繁に傘を忘れるのである。学校の教室に、電車の中に、ゲーセンの中にと様々な場所で忘れる。特に、朝は雨が降っていたものの昼に至ってやんだ、とかそういう日は特に忘れる。

ま、それで、安い傘なら忘れてもあんまり痛くないという事だな。ただ、安い傘は安いだけあってすぐ壊れる訳である。使えなくなる事は殆ど無いが、まぁよく壊れる。傘を縛るアレとかな。


そんな訳で、実はもう一つ理由がある。私は雨が好きだ。人は皆雨の日は嫌いだと言うが、私は好きだ。梅雨とか大好きだ。早く梅雨にならんかなと最近は思っておる。だから、別にちょっとぐらい濡れたってどうって事はないのである。

むしろ濡れるのは好きだしな。

しかも、駅から家までそんなに遠くない。ゆっくり歩いても大体7分あれば家に到着できる。早足なら5分はかからん。まぁ、それこそバケツをひっくり返した様な降り方だと流石に靴の中までずぶ濡れになってしまうが、そうでもなければ大して濡れぬ訳である。

んで、最近はあんまり見かけぬが、たまに居るだろう。突然の雨か何かで傘を持っていないのか、雨宿りして「どうしよーかなーこりゃ」ってなってる人。

そういうのに傘をあげる訳である。壊れた奴をな。

見事なまでの偽善である。自分で言うのも何だが。壊れた傘から持って外に出て、困っている人にあげるのだ。向こうさんは困っているところに傘が湧いて出て大助かり、しかも壊れてるから処理に困らない。一方の私は壊れた傘をいい意味で処分できる訳だな。

そんな訳で、明日は雨らしいが、明後日とか雨の日になると私は壊れたデカい傘を持って出かける訳である。


ところで。

ここを見ているかどうか判らない、と言うか多分見てないだろうが、確率はゼロではないから言っておく。先日、日吉駅を出てすぐの文明堂で雨宿りしていた少女よ。確かに私はお前の前を通った。雨も降っていたし私は傘も持っていた。だが私はお前に傘をあげなかった。

理由を言おう。

その、だな。

なんというか、だな。


お前、話し掛けられていただろ。ピザデブに。まるで絵に描いた様な、秋葉原にいそうな、すんげぇどうしようもないデブに。それもペドと言うかロリコンというか、そんな具合で、すっげぇ気持ち悪い声で「ねぇ、傘に入ってく? 入ってかないの?」と、相合傘を要求されていたろう。

その、だな。

いくら私でも、その直後にお前に傘をやる気には流石になれなかったのだよ。正直な話、アレだったろう。あのデブ、怖かったというかキモかったというか、何と言うか、凄い不快を感じたろう。生理的不快感を。

まぁ、そんな訳で、しばらく君は傘なんぞ見たくなかっただろうからスルーしたのだ。


許しは請わん。恨めよ。

お目々ぱっちり

2007年05月15日 09時53分00秒 | 日記
社会学概論オワタ\(^o^)/ ってな訳でごきげんよう諸君。いかがお過ごしかな。社会学概論は卒業に際しては必要ないのだが、教職の社会科系で必要な授業なのだ。まぁつまり公民だな。教授六人の持ち回りでしかも一人ずつ授業の終わりに課題があるのだが、私は火曜日事故ったのと会社の都合で休んだりした故に一人目の教授のところで事故ってしまった訳である。

しっかしなぁ。火曜日って社会学概論を除けばすっげぇだるいと言うか、少しばかり自己満足が過ぎる史学概論と、単位として認められない西洋史特殊、それに日本語が聞き取れないキリスト教概説しかないぞ。いやまぁ、外人だから仕方ないんだが。

うーむ。火曜日切っちゃおうかなぁ。そうすれば週10コマになるし、そうなれば真っ当な人間の授業割である。史学概論だけ出たとしても11コマだしな。

そう言えば先日、とは言っても結構前だが、みちつな氏と生協で鉢合わせた。いやまぁそんな表現をしたからといってその場で不穏な会話が繰り広げられた訳ではないのだが。んで、彼はたぶん法学部であり、当然の帰結としてダブルスクールの筈である。

私はつくづく思うのだ。ダブルスクールやれる奴は偉いなぁ、と。だって大学の授業だけ見ても自己満足授業やら日本人でしかも教授なのに説明能力が外人に劣る教員の授業やらが横行しておる訳である。その上他に学校なんか行ったら、正直気が狂うと思うのだ。

んで、そのダブルスクール(の筈)の彼が丁度履修申告内容を教えてくれた直後だった為、いやー今年は減らしたから私は週14コマだよー、去年の19コマは流石に辛かったしね。ハッハッハ、とか言ったのだな。んで言われたのである。「いや、そりゃ体調崩すよ。今年だって十分過密スケジュールだから」と言われたのである。


うは…おk……orz



まぁ、ところで。昨日私の飲んでいる睡眠薬とかの話をした訳だが、まぁ、その、なんだ。昨日は全然寝れなんだ。先日医者と話し合った際、「マイスリー飲んで寝られないってのは尋常じゃないね」と言われ、色々相談した結果、既に飲んでいたリボトリールなる重度の躁鬱病に処方される精神安定剤の量を二倍に増やした上でサイレースorマイスリーを飲んでみようという方向に定まったのだ。

が、しかし。

昨日そのリボトリールを二錠飲み、マイスリーを飲んだ。で、どうなったかと言うと、既に「しかし」という打ち消しが使われているところから判る通り全然寝られなんだ。その、なんと表現すれば適切か輪からぬのだが、ありていに言えばお目々ぱっちりであった。

仕方ない、という事でマイスリーの二錠目を投下。医者にマイスリーの二錠は危ないと言われたのだが、寝られない事には火曜日学校に行けん。いやまぁ、一限の時間にこれを書いているところから判るとおり、来てもあんまり意味がないのだが、まぁ学校には行かねばと飲んだ訳だ。二錠目をな。



ううむ。





お目々ぱっちりだ。






対処に困った私はしょうがなく最後の手段のサイレースを服用。サイレースは次の日の朝物凄く引きずると言うか、朝起きられない要素の一つなのだがしょうがない。寝れん事には水曜以降もあぼーんである。目の下真っ黒だしな、今。

んで、まぁ何とか一限には間に合ったのだが、何と言うか残念な次第だった訳で、これから火曜は史学概論の為に出るかそれとも切るかちょっと悩みどころではある。


しかしこうしてブログをやっておると幸せな事もあるな。見知らぬ人が心配してくれるのだからな。意味は結構大分かなりズレるが、旅は道連れ世は情け、といった気分である。

しかし世の中意外に多いんだな、睡眠薬飲んでたり不眠で悩んでるから精神内科行こうかなと思っている人とか。お茶の稽古の時「いやー、最近眠れなくて」みたいな話をしたら、既にレンドルミンを飲んでる方とか精神内科今度行くって方とかが半分とまでは行かないが三分の一ぐらいでびっくりした。

ああ、ちなみにこれは友人が言っていた事だが、精神内科行くんだったら最初から精神科の方がいいらしいぞ。何故精神科の方がよいのかは判らん(最初から精神科行ってるからな、私は)が、まぁそういう意見もあるみたいだ。ただ、精神科は最低三軒は回らないと自分に合った医者は見つからんそうだが。


ま、ともあれ。

見知らぬ人が心配してくれるのはうれしいことである。

兎の国

2007年05月14日 19時33分41秒 | 日記
ごきげんよう諸君。いかがお過ごしかな。私は睡眠不足と頭痛に悩んでおる。正直、この調子で火曜日行けるのかどうか大変不安ゆえ、早めに更新する。


冒頭で睡眠不足という話をしたが、私は今寝る為の薬を複数種類飲んでいる。普通に寝られる時は飲まなくてもいいのだが、寝られない時は色々と飲まないとどうにも寝られない。

そもそも、私は睡眠薬が全然効かない性質である。今までにいわゆる睡眠薬と呼ばれる薬を五種類以上は飲んでいる筈だが、ほとんどがまともに効かない。唯一サイレースのみが安定して性能を発揮しているがこやつとて必ず寝られるという保証は無いしな。

そもそもサイレースはそこまで超絶威力の薬じゃないらしいしな。同じカテゴリ(効果時間長めの「睡眠安定剤」ってカテゴリ)の薬であるレンドルミンとかの方が強いという話なのだが、レンドルミンはサイレースより値段が高い癖にサイレースの二分の一ぐらいの効き目だった。私の薬耐性の問題だろうな。

これがハルシオンとかマイスリーとかの『効果時間は短いが超絶眠くなる』系の薬になると全っ然効かぬのである。いやまぁハルシオンとマイスリーしか飲んでおらぬのだが、全然効かぬ。この二種類の薬は兎の国が見えると聞くのだがな。

とか何とか言っておったら、先日たまたまマイスリーを飲んだ時に見た。何をって、勿論兎の国だ。


んで、感想を言うとだな。何と言うか、こう、兎の国と表現した奴は偉いと言うか、その、なんだ。表現に大変困る感覚である。

まず意識がぼやけて、まぁつまりぼーっとする。やがて視界は少し暗くなり、更に狭まる。もやがかかったかの様に、自分が物凄い濃い霧の中に居るが如く自分の手を目の前にかざしても何だか判らない様な状態になる。

んで、この辺から朦朧としはじめて自分でも何をしてるんだか理解出来ない感じになる。それである瞬間から、急に周囲の風景が溶けるのである。こう、ドロッという感じになる訳である。

そこからは完全に兎の国だ。何となれば、あの世界を地獄と直結した不思議の国のアリスと表現しても良い。アリス・イン・ナイトメアなんか比べ物にならんぐらいグチャグチャのドロドロだがな。電燈がベトベトンみたいなのになって襲ってきたりする。


非常に興味深い現象ゆえに、しばらくマイスリーを飲んで兎の国の現象を観察する予定である。