霧島家日誌

もう何が何だかわからないよろず日誌だ。

現況報告

2010年01月23日 06時23分38秒 | 日記
ごきげんよう諸君。いかがお過ごしかな。ここんとこ色々ありすぎて「色々あってな」とか「面倒があってな」とかじゃ済まない勢いだった為、ネット上で全然活動しておらなんだ霧島である。そもそもネットすらなかったりしたしな。

そんな訳でここんところ色々大変だったっていう記事を書こうと思ったんだが…

む。

むぅ。

むむむ。

何がむむむだ!

はどうでもいい。

うーん…これはいかんな。

これは私が思っておるより余程重大な事態に発展している可能性があるな…何がどう重大かって、「そんな訳で先週は~」とか書こうとしたんだがここ二週間ぐらいの記憶がない。まるで覚えてない。それはもう記憶が㌧でしまっておる。携帯でスケジュール確認してみたが、全く思い出せん。

いくつか断片的に思い出せる記憶もあることはあるのだ。だが、本当に何をやってたんだろう。大体だな、今現在私の左側で活動している従兄弟がどういう理由でここに泊まってるのか判らないという致命的な状態である。こやつがこっちに出てきたのは昨日だか一昨日の夜ってぐらいの情報なら思い出せるんだが、一体何をしにきたのかわからん。

かと思えば、ブレイドストームとかいうゲームが購入されていたり、戦国BASARAのアニメDVD手元にあったりもする。こんなもんする余裕も見る余裕もない筈なんだが、まぁ所詮手元にあるだけであって、ぜんっぜん手つけてないのは間違いない。

一体私は何をしていたのだろうか…

思い出せない。

いよいよ窓のない病院フラグである。


とか言ってたら、記憶が飛んでる時期の私にも危機感があったらしく、当時の症状について書き留めてあるtxtファイルが見つかった。取り敢えず病状が急激に悪化していたのは事実らしいな。えーと、どれどれ…



・咳。短い間隔で激しく咳き込み、時によっては呼吸が困難になる。しかしいつも咳が出るのではなく、一日五回程度、急に咳き込み急に終わる。

・目の焦点が合わない。ひどい時は、目の前にあるカルピスの缶が二つ見えるようになったりする。そこまでいかなくとも、例えばPCを動かしていてマウスでボタンクリックしようとしたら見当違いのところをクリックしたりもする。鞄を持ったりするのにも支障が。

・痙攣。身体中どこにでも置き得るが、特に手の指先がひどい。電鍵(キーボードな)なんぞ叩こうものならそれはもう大変なことに。打ち込めないことはないが、その内指先が激しい痙攣を起こして一般生活にも支障が出る。

・発作。瞬間的に記憶が失われ、その間行動も思考もできない。階段を歩いていれば転げ落ちるし、何か物を持って歩いていれば落とすかこける。

・強い発作。人間としての理性が飛ぶにも関わらず意識が飛ばない為、異常な行動を示す。何を思ったか寝間着で交番に歩いていく、何をしたかは知らないがファミリーマートのガラスを割る、気付いたら居間で転がっていた、等々。



…入院しようか。

P90誕生の背景 附:銃弾の種類

2010年01月12日 16時08分44秒 | 雑学
さて、いい加減P90について語ろうと思う。の前に、らぷすけさんが先日、P90を「拠点防衛用」と言ったのを聞いて「バカジャネーノ プークスクス」とか言ってしまったんだが…P90はベルギーのファブリック・ナショナル社の開発で同社から販売されているのだが、PDWという売り文句で出たものである。これはPersonal Defence Weaponの略であり、防御用兵器と出したものなのだな。

いやまぁ、この種類分けは全く広まらなかったと言うか、私自身完っ璧に忘れてた。google様で要目見ようと検索したらwikipediaにプークスクスって言われた。これから述べる通り、P90は拠点防衛用の武器ではないんだが、正直スマンカッタorz


さて、前回は短機関銃が登場するまでの歴史について書いたが、もうちょっと書いておこう。この短機関銃を最初に開発したのはドイツ第二帝国である。ドイツの科k(ryとガイルみたいな髪型してる誰かが言っていた通り、あの当時は軍事力でもドイツが圧倒的だったのである。このベルクマンMP18マシーネンピストーレ(キリッは、カイザーシュラハト(キリッに向けて開発、製造され、シュトゥルムトr(ryに配備されて大戦果をあげた。

まぁ翻訳すると、このMP18という短機関銃は第一次世界大戦最後にして第二帝国最後の大攻勢(これがいわゆるカイザーシュラハトって奴だ)に間に合わせる様に開発と製造が進められ、最精鋭部隊、と言うか、時代を三十年ぐらい先取りした突撃兵に持たせたのである。実際、カイザーシュラハトでドイツ軍は六十五キロにわたって英仏両軍の戦線を突破したからな。相当である。

ところで、さっきマシーネンピストーレって言ったが、これは翻訳すると機関拳銃になる。マシーネンが機関、ピストーレが拳銃だ。そして、実を言うと、機関拳銃もサブマシンガンに含まれるのである。サブマシンガンってのは色々種類があって、本格的で突撃銃の小型化みたいな奴から拳銃をちょろっと弄っただけのまで多種多様なのである。

本気で拳銃クラスの奴だと、例えばウージーピストルがあるな。





横に置いてあるのは拳銃である。デザートイーグルだ。僅かに大きいって程度だな、ウージーピストルの名は伊達ではない。逆にトンプソンとかシュマイザーなんかはそこそこ大きい。しかし、第二次世界大戦ではまたしてもドイツがやらかした。突撃銃、アサルトライフルの開発である。以前話した(と思う)StG44だな。これ以降、短機関銃は特化装備になっていった。この辺については後で述べる。

短機関銃が開発された後も、一般兵の装備は変わらなかった。前回の記事でいう旧来の銃って奴だな、歩兵銃だ。一応短くしようという流れはあり、例えば日本は長らく三八式歩兵銃を使っていたが、九九式歩兵銃(短小)という奴に変更しようとしておった。ドイツも、既存のgew98からkar98、特にkar98kに変わっていった。有名だがkはクルツ(短いって意味)を表しておる。

これらは当然、旧式装備より性能は上がってはいるんだが基本的には短くなっただけである。一発一発撃つたびにガシャコンがちゃこんカチッ、ドーンとやらねばならない。こんなん。

第二次世界大戦でも、歩兵の一般装備はこういった銃だったのだが、ここで異色なのは、M1ガーランドである。九九式だろうがKar98kだろうがモシン・ナガンだろうが、全部↑にあるような槓桿式である。しかしガーランドは自動式なのである。つまり、一回引き金を引いてしまえば、何もせずまたもう一回引けば弾が出るのだ。まぁ、だからと言ってM1こそ最高傑作と思ってはならん。名作なのは変わらんがな。

それはさておき、歩兵銃もこうして徐々に小さくなっていき、その成果はドイツのStG44として結実する。突撃銃、アサルトライフルだな。ライフル弾、つまり歩兵銃の弾を連射できる銃である。基本的に歩兵銃弾のが威力はあるし、突撃銃の弾は(今までのよりは)反動が少ない。つまり、短機関銃のアップグレード版みたいなもんと言える(本当は言えないけどそうしておく)。

んで、じゃあ短機関銃の価値はなくなったかと言えば、そうでもない。やはり突撃銃は大きく重いのだ。歩兵銃は突撃銃によって小さく反動も軽くなったとは言うが、歩兵銃弾と拳銃弾では、威力も反動も雲泥の差がある。

素人は誤解しがちだが、銃が大きければ大きいほど反動は少ない。考えてみたまえ。重いものを動かすには強い力が必要である。逆に、軽いものを動かすなら小さい力で充分である。これを射撃の反動に当てはめれば、まぁそういうことだな。私は撃ったことはないが、例のS&WM500もそこそこ扱いやすいと聞いておる。まぁ、正しい撃ち方をすればの話だがな。ちゃんと握ってないと吹き飛んでくる可能性がある。

まぁまた話がそれたが、大きい銃ほど反動が少ないというのは、つまり威力の高い弾を使いやすいという事である。

ここで、弾の解説をせねばならんな。


銃の弾には色々あるが、規格は大体決まっておる。パソコンの部品と同じで、銃を買おうとしたら箱に『9mmルガー弾仕様 9mmルガー弾以外の銃弾使用による事故は弊社では責任を負いかねます』とか書いてある感じだ。拳銃なら9mmルガー、.45ACPが主流であり、歩兵銃弾は5.56mmNATOが主流だ。一昔前なら7.62mmNATO。

ここで考えてもらいたい。今9mmとか5.56mmとか言ったが、例えば9mmルガーなら、この「9mm」というのは銃弾の直径である。.45というのは0.45in.、つまり0.45インチという事である。

考えてみてくれ。

普通、弾が大きいほど威力は高い。当たり前である。ところが、歩兵銃弾の5.56mmや7.72mmは、9mmルガーより小さいのである。これはどういうことか。まぁ、つまり、小さい弾の方が高威力である場合があるのである。何で? って話になるが、これは見た方が早い。





写真は拾いものだが、左から9mmルガー、5.56mmNATO、7.62x51(AK47とかに使う奴)、7.62mmNATOとなっている。しかしまぁ、大変な事になっとるな。特に一番右。

まぁこんな訳で、口径が小さいからと言ってショボいとは限らん。火薬の量や弾頭の形状によって全く違ってくる。拳銃は廃給方式とかが色々あって、あんまり大きい弾は使えないのだ。縦に大きいって意味でな。だから、拳銃弾は縦にではなく横に大きくならざるを得ないのだ。そんな訳で、拳銃弾は大きい(横に大きいって意味で)のである。

そもそも威力って意味すら曖昧だからな。拳銃弾で、よくフルメタルジャケットだとかホローポイントだかって話が出て来ることがあるが、規格は同じだ。どの企業が作った.45ACPでも、.45ACP仕様の拳銃なら入るし撃てる。弾の大きさとか、そういうのを変える事はできん。しかしながら、弾頭の形とか火薬の量を変えることはできる。

↑の図で示したのはいわゆるフルメタルジャケット。よく小説なんかで「鉛弾ぶち込んでやる」とか言うが、鉛という単語が示すとおり、実は、弾頭はほぼ全体が鉛でできている。だから弾頭を鋼鉄で覆い、貫通力を得るのである。鉛はやわらかいから、泥団子投げた感じにベチャってなる可能性がある訳だ。

しかし、そこに眼をつけたのがホローポイントである。防弾装備をしているならともかく、普通の人間に銃撃する場合、貫通力はあまり必要ない。むしろ、フルメタルジャケットの場合極端な話、身体に穴が開いただけで終わってしまう場合があるのだ。生命維持が不可能になる心臓とかならともかく、胃腸に当たっても大したダメージにならん。

そこで、鋼鉄で覆わず鉛などの柔らかい弾頭で撃とう、そういう発想が出てきたのである。どうせ大した貫通力なんて必要ないんだから、人間の身体に当たって鉛がベチョっとなる事で威力を増強しよう、そういうのを志向したのである。ダムダム弾とかホローポイントはこの発想を更に発展させ、可能な限り人体内をぐじぐじベチョベチョにするような形になるよう弾頭を改造したものだ。

では、フルメタルジャケットとホローポイント、どっちが威力が高いのか。これは大変難しい話であり、と言うかその発想がナンセンスである。戦争で使うなら敵兵が防弾装備している場合もあり、断然フルメタルジャケットが有利だ。しかし、銀行強盗の制圧なら、どうせ大した防弾装備をしてないだろうからホローポイントのが有利である。

昔ROをガチでやってた頃よく言ったが、世の中にベターはあってもベストは無いって事である。生身相手ならホローポイントが有利って言っても、某ウィンチェスター社が作ってるシルバーチップって弾(ホローポイント)なんかは柔らかすぎて厚手の服に阻まれるという事件が発生していたりする。しかしフルメタルジャケットはフルメタルジャケットで、致命的な箇所を撃たれなかったから十発以上食らってもピンピンしてる奴もいる。

斯様に、同じ9mmルガー規格の弾を撃つにしても、弾頭の形状及び素材で話は全く変わるのである。まぁ弾頭だけならいいんだが、それ以外にも装薬する火薬の量(が多いのをマグナムという)でも変わるし、どの銃で撃つかでも変わってしまう。だから、口径はあくまで参考にしておいた方がいい。


まぁそんな訳で、全然違う話になったが、拳銃弾を使う短機関銃と歩兵銃弾を使う突撃銃では、設計思想が似ているものの似てるっぽいってだけである。拳銃弾と歩兵銃弾じゃ全然違うからな。

んで、えーと。短機関銃だとかサブマシンガンだとかそういう銃は、呼び方には色々種類がある。さっき言ったウージーピストルなんかは、マシーネンピストーレ(機関拳銃)と言える。拳銃強化版って感じだしな。逆に、




このMP5とか




ロリアーカード愛用のトンプソン(100連ドラムマガジン)とか


こんなんはやっぱりサブマシンガンとか短機関銃って感じだな。このように色々な種類がある為一概には言えない。で、ようやくP90に戻ってくる訳だが、P90は既に言ったようにPDWとして開発されたものである。個人防御火器だな。これはどういう用途のものなのか。

それは、要は、『普段は非武装』だが『戦争等でドンパチする事もある』人の為の銃だ。輸送車輌を運転する兵隊であるとか、戦車とか飛行機の調整を行う整備兵であるとか、陣地とかを設営する工兵だとか、その辺の連中である。

まず、旧来の銃ってのは重い。さっきから言ってるM1ガーランドだと4.3kgあるし、M16も3.5キロある。それにデカい。A4のアタッシュケースよりも大きく、ギターケースに入れたりできる程度の形な訳で、嵩張る(かさばる)のだ。故に常時携帯するには適しておらんのである。本体以外にも、弾とか色んな補助装備つけると更に重くなるしな。

しかし一方、拳銃を持たせるだけというのはそれはそれできつい。拳銃は火力に問題がある。最近のはダブルカラムっつって特殊な技術も導入され、十五発ぐらいは入る様になったものの威力に不安がある。まぁ、弾のせいでもあるんだがな。今の世界標準規格は9mmルガー弾なんだが、.45ACPとかに比べると威力が低い。とは言えこの規格が西側社会の基準である以上、個人はともかく軍隊とかではそうもいかん。

実際、某ドイツ軍は一時期、独自(でもないが)規格をずっと採用し続けた為、同盟国との軍事演習などではフランスから銃を借りたりしてた。同盟国と一緒に戦争する場合、補給はドイツ軍だけではなく同盟国から行われる場合もあるからな。同じ規格が原則である。しかしながら9mmルガーは比較的弱々しい。実際、傭兵なんかは.357か.44のマグナムのリボルバーを好む様である。M500はどうだか知らんが。

黒い潟では「こんなもんはな、撃てて当たりゃいいんだよ」と言っておったが、まぁ心臓とかに確実に当てられるなら真理であるからいいんだが、そうではない場合はやはり威力というのは関係してくるのである。.22ロングコルトっていう子犬が殺せる程度の能力の弾を使う銃だって、頭蓋骨を貫通させれば殺せるのである。本場アメリカの殺し屋は.22でとどめを差すってこだわりのある奴もいるそうだ。


まぁしかし軍隊ではそうもいかんというのが前述したとおりである。故に、何年か前までは拳銃不要論といって軍隊に拳銃はいらんという説が台頭した時期もあったが、これは所詮、爆撃機は戦闘機より速く飛べるから戦闘機なんぞいらんとか攻撃ヘリに負けるから戦車は要らんとか言ってた阿呆の戯言である。

まぁそんな訳で、拳銃にも期待が持てぬ。ならば拳銃と歩兵銃の合の子である短機関銃はそういう銃として最適ではないか、という主張が出てきて当然である。実際それは正しい。しかし旧来の短機関銃も問題が多い。

さっき言い忘れたが、所詮は拳銃弾であるから射程が短い。元々狭い場所で使う為に造られた銃であるから当たり前なんだが、中~長距離だと威力に問題がある。さっき言った通り、時によっては厚手の服でどうにかなるというのに、特に戦争では向こうも防弾装備を施している可能性が高い。

射程距離って言っても、別にそこまで弾が届かないって事ではないんだがな。ただ、当たったところでBB弾ぐらいの威力になってたりする。遠距離だと。また、元が拳銃弾である為、貫通力に乏しい。歩兵銃弾みたいな、ああいうとがった形が望ましい。すると従来とは全く違う弾を新規開発せねばならん。

そんな訳で、その辺の事を勘案に入れて作られたのがP90である。

作ったのは、ベルギーの老舗ファブリック・ナショナル社。新規に5.7mmx26の専用弾も同時に開発し、中距離(300mぐらいまで)の威力を確保し、2.8kgと比較的に軽く、弾倉に50発も入れる事が出来る上、嵩張らない。更に人間工学に基づいて設計されており、取り回しも大変良い。まさに夢の銃だ。

ところが、まるで売れてない。

さっき言ったな。軍隊では規格の同一化が重要であると。つまり、軍隊向けに作ったのに軍隊に売れない仕様なのである。FN社にしてみれば、顧客としては軍隊の人数が多い大国が望ましい。しかし大きい軍隊であれば、旧来(と言うか現行)の突撃銃とか短機関銃が大量にある訳で、相当の予算が必要になる。そして、そんなに金をかけるほど重要かと言われるとそうでもない為である。

まぁ逆に言えば、小規模な軍隊なら需要はあるという話でもある。金があればな。しかし、流石に製造停止にはなっておらず、最近はそこそこ売れるようにはなったらしい。らしいが、PDWとしてはあまり売れてない様子である。

P90は、PDWであるとか銘打ってるが要するに短機関銃であり、且つ優秀な短機関銃である。だから、軍隊のPDWとしての標準装備としては却下というか大却下なんだが、例えばSWAT(アメリカ警察の特殊部隊)みたいな組織は人数も少ないし、少々規格が違っても構わない。そういうのが買ってるらしい。PDWとしてでなく。

又、最近はどっかの国の軍隊であるとか警察であるとかいった公的機関ではないものにも売れてるそうである。どんなのかって、傭兵派遣会社とか総合戦争請負業者とかその辺である。いわゆるPMC。組織としては小さいが、全ての兵士に一線級の戦闘力を要求せねばならんこういった軍事業者には最適なのである。だから、MGS4のカエル部隊はP90装備だった訳だ。

以前もちょろっと話したが、最近の軍隊は縮小傾向があり傭兵派遣会社みたいな会社が台頭してきておる。よくニュースなんかで「民間人含む○○人が死亡」とか流れるが、この民間人ってのは大抵、傭兵とか戦争請負会社の社員である。ここんところガチの戦争が起きる気配もなく、大きい軍隊を維持するのが不要になりつつあるのである。日本海周辺はヤバそうだがな。それに中東は相変わらずなんだけども。



まぁ、P90ってのはそういう武器なのである。

まる。

短機関銃誕生の軌跡

2010年01月08日 10時24分34秒 | 社会、ニュース
ごきげんよう諸君、いかがお過ごしかな。学位論文も提出して大分落ち着いてきた霧島である。新年早々体調を崩し今年も呪われてそうな感じである。ま、卒業できて院試に受かればそれで良いんだがな。

さて、先日ちょろっと話した例の話を今日はやってみようと思う。短機関銃の話だな。

現代まで続く銃の系譜というものはいくつかある。以前某エロマンガの話をした時、火縄銃(マッチロック)だとか歯輪発火銃(ホイールロック)であるとかそういう話をしたが、これらは全て発射形式の話である。一人一人にとっての操作は結構違うが、指揮官にしてみればどれもこれも大して変わらん。基本的にはただの猟銃である。

んで今猟銃って言ったが、猟銃ってのは勿論鹿とかを狩るのに使う、まさに猟に使う銃だが、これは勿論猟師がよく使うものだ。んで、一昔前は猟兵と言って猟師が臨時に兵隊になったという連中がいて、猟兵隊とかがいれば精鋭部隊の代名詞だったのである。イタリアの山岳猟兵とか、ドイツの降下猟兵とかな。

これは何でかって言うと、猟師っての大抵猟師の息子だから子供の頃から狩をやっておる。故に、狩に使う猟銃についての経験とか知識ってのがいくらでもある。だから強い。まぁ因果関係がよう判らん話と思われるが、つまり、昔の銃は一種類しかなかったから、その一種類である猟銃を子供の頃から使ってる猟師ってんのはそのまま最強の兵隊になりえたのである。

それぐらい、銃ってのは軍事兵器としての発展が遅かったのである。

んでその銃だが、火縄銃にしろ火打石銃にしろ、初期の鉄砲は連続で撃てないのが最大の欠点だった。マスケットだろうが何だろうが、発火方式が違うだけで、一回撃ったら持ち直して銃口から火薬と弾を詰めてようやく次の弾が撃てる、っていうのは変わらん。熟練兵でも一分に四発が限界であったらしい。まぁ見た方が早いな。

考えてもみてくれ。

こんなのいくら持ってたって騎兵が全力で突っ込んできたら死ぬしかない。

↑の動画は三十年戦争の再現だが、こういった銃の射程距離というのは500~700mしかない。勿論、射程距離なんて情報はエコカーのカタログに載ってる燃費ぐらい信用ならない訳で、有効射程と言えるのは大体400mぐらいからである。騎兵の突撃速度が時速60kmだとすると、400mを24秒ぐらいで走り抜けてしまう。んで、銃は一分に四発しか撃てない訳だから、24秒の間に撃てるのは1.5発。つまり、一発外したらおしまいという事だ。700mからギリで撃ち始めても、殆ど外せないな。

まぁ、命中率が50%丁度だとしたら、互いの兵数が同じだった場合騎兵も半分死ぬ。以前ちょろっと話したが、騎兵ってのは金がかかる。馬が必要でその馬の食料と人間の食料、馬の世話役、と色々必要だからな。だから、騎兵ってのはあんまりガチで戦争しない。

故に、普仏戦争以前の近代欧州における戦争ってのはまず鉄砲の撃ち合いで始まる。んでどっちかの兵隊の数が減って陣形が崩れたら、騎兵を突撃させて勝負を決めるっていう形だ。一応軽騎兵はカラコールって言って少数の騎兵で拳銃持って、ペーンペーンペーって嫌がらせして帰るとかそういう事をしたりもするがな。

閑話休題。

技術的な話をすると三十年戦争あたりから大砲が登場したが、鉄砲も改良されていく。いくつか種類がある(パーカッションリボルバーとかな)んだが、過渡期として代表的なのはレバーアクションだ。どんなのかって、ターミネーター2でドイツの技術h(ryで強化されたシュワルツェネッガー知事が序盤で使ってた奴だ。

で、日本が開国する頃には槓桿式(ボルトアクション)が主流になっておった。これは、あらかじめ五発ぐらい弾を銃の中に入れておき、一回撃ったらレバーを引いて、そしたら次の弾が発射可能になるという仕組みだ。この方式は第二次世界大戦まで維持されていくのだが、これにもちょっと問題があってな。弾が一発ずつしか入らないのである。

戦闘が始まる前に弾を込めるのはいいんだが、戦闘が始まって、銃に入ってる弾を撃ち尽くした場合、又一発ずつ手作業で入れなければならない。勿論、一回撃ちつくしてから又全弾入れるとかやってたらそれこそ騎兵にやられてしまう。だから、一発撃つごとに一回弾を入れねばならんのだな。この辺はハムナプトラ(無印)の冒頭、イギリス人とアラブ人の戦争場面を見ると判りやすい。

一応クリップなんてものもあったんだが、こんなんでは、胸甲騎兵どころか歩兵の銃剣突撃すらどうもならん。まぁ、どうにもならなかったから、西南戦争で警視庁特別抜刀隊なんてのが大戦果を挙げたのである。どんな部隊かって、当時は軍隊が小規模で警察に協力を頼んだんだが、中でも剣術に優れた警官を選抜してNIHONTOでTOTSUGEKIする部隊である。

ちなみにこの部隊にはるろ剣の牙突で有名な斉藤一ならぬ藤田警部補も参加している。奴にしてみれば国家権力に支えられたクソ薩摩野郎虐殺ショーだからな。

あと第二次世界大戦でも、序盤~中盤までは刀(だけではないが)を使った抜剣突撃が結構な戦果を挙げていたりもする。


しかし、機関銃の登場で話は一変する。機関銃は何が凄いって、今まで述べてきたように一発ごとに弾を詰めてたのとは次元が違う連射速度を持っておるところである。装弾数や連射速度、給弾といった性能は銃によってまちまちだが、従来の銃と比較して判りやすく言えば、霧雨とゲリラ豪雨ぐらい違う。

この状況は、実は日露戦争の時にあったりした。世間では無能だ無能だと大変有名な某将軍も実際にはそうでもない。機関銃登場前の戦争の基本を忠実に守る堅実派であり、例えればプログラムをDLする時必ずstableを選ぶタイプだ。もしくはreadmeを必ず読むタイプ。まぁ、何回も正面突撃させたのはいかんという話もあるが、残念ながら第一次世界大戦のがよっぽど酷い。

第一次世界大戦について、日本語で読めてかつ体系的でまとまってるのは別宮暖郎って人のサイトだが、半年ぐらい前に出た『図説第一次世界大戦』ってのが今では一番だな。私も読んだぞ。図書館に買わせて。んでそれに書いてあったのが、フランス軍の超絶精神主義である。

普仏戦争以来、フランスは常に王室海軍のイギリス、大陸軍国ロシア、新興帝国ドイツ第二帝国といった国々の後塵を拝してきた。しかしながら、ナポレオン以後のフランスってのはイギリスの技術力もロシアみたいな人口もない。ついでにドイツの様に工業力がある訳でもない。

そんな訳で、フランスは何を間違えたか精神主義に逃げた。つまり、相手の火力がどんなにあったとしても、大和魂で玉砕すれば勝てるという話である。いやまぁ玉砕は負け試合でやることだし特攻も死にそうな状態の日本が唯一アメリカに有効な打撃を加える手段だった訳で、そんないうほど批判するものでもなかったりもするんだが、フランスの場合何の遮蔽物もない荒野で、一回引き金引いたら百発ぐらい撃てる機関銃とかが待ち受ける敵陣地に、生身の人間が銃剣突撃したのである。

お陰で、開戦三ヶ月でフランス軍は百五十万人の被害をこうむった。しかも、これはフランスが酷かっただけで何処の国も大なり小なり同じような体験をしておる。結局、第一次世界大戦はお互いが塹壕を掘って陣地を構築し、そこに隠れるのが基本になった。攻撃する時は大砲で相手の陣地を滅茶苦茶にしてから突撃という形を取った。

こうなってくると、陣形組んで一斉射撃してた旧来の銃は重くて使いにくいものとなる。となると、銃を撃って戦争するのは相手の陣地に入り込んでからが本番だ。陣地と言っても要は排水できない排水溝みたいなもんであるから、使いにくいのである。

まぁ旧来の銃は元々狙撃銃みたいなものだからな、狙撃には強い。実際、ベトナム戦争でM1ガーランド使ってたナイスガイもいたぐらいである。ああ、ちなみにM1は第二次世界大戦以前の銃である。プライベート・ライアンでも、M1ではなくその一世代前のを使ってる狙撃兵がいたな。だからまぁ狙撃兵はともかく、敵の陣地に突進したりする一般的な兵隊にとっては、旧来の銃は重くてデカくて使いづらいもいのになってしまっておったのである。

まぁそれなら拳銃使えと思うかもしれんが、当時は何せM1911(ガバメント。MGS3でスネークが使ってる奴。あれはA1だが)が出る前だ。最近の拳銃は15発ぐらい入るが、当時のは七発ぐらいが限界である。よって拳銃なんぞ使ったらすぐ弾切れだ。それに一発ずつしか撃てないから、CQCみたいなのが使える兵隊でないと真価を発揮できない。

ああ、前にも言ったが拳銃について援護発言すると、拳銃は現在でも重要な武器である。最近の特殊部隊の最前衛は拳銃持ちが多い。

じゃあ機関銃でいいじゃない、と大体の日本人は考えてしまう。日本人は何でも弾が連続して出ればマシンガンだと思ってしまうが、機関銃というのは色々あってな。さっきから私は機関銃機関銃言ってるが、アレは重機関銃だ。諸君はトリビアで『刀vs機関銃』を見たかな? アレの時、某銃砲店店長が「今度は機関銃とやりたいです」とスタッフが言ったら(゜Д゜)ハァ?どういうことなの?ドウシテコウナッタドウシテコウナッタウィーウィーウィーって顔をしてたが、アメリカでは機関銃と言えば重機関銃だ。

重機関銃というのはどういうのかと言えば、前に言ったかもしれんが、地面に設置して使う奴である。そもそも二、三人で運ぶ(一人じゃ重くて持てない)物体であり、一度地面に組み立てておくものである。だから威力も桁違いであり、トリビアで使った奴は1キロ先の装甲車を鉄屑にできるものだ。人間が食らったら上半身と下半身がサヨウナラしかねないほどである。

当たり前なんだがな。あれが使ってる弾は.50cal。現代の対戦車銃の弾だ。まぁ今や戦車の装甲を抜くのは無理だから、現実には装甲車に撃ったりコンクリートの壁ブチ抜いたりするのに使われておる。

で、流石にこれはどうもならん、と言うか一人では持てないのだ。更に言えば旧来の歩兵銃よりデカいので本末転倒である。んでどうしようって話になって生まれたのが短機関銃、つまりサブマンシンガンなのである。

短機関銃の特徴は、拳銃弾を連射できるという点に尽きる。旧来の銃の弾を連射する武器作れよと思うかもしれんが、当時の銃弾ってのは色々と相当なものであり、扱えるのはアーカードの旦那とかサイバーダイン製シュワルツェネッガー知事ぐらいなものである。前述のM1ガーランドなんか、反動が痛くて撃つのを躊躇う奴がいたぐらいだからな。

その点、拳銃弾は反動が少ない。マイルドなのである。だから連射できても何の問題もない。しかしながら、拳銃そのものに全自動射撃機能をつけると、アレはただでさえ7発ぐらいしか入らないのであって、本当にすぐ弾切れする。そこで考え出されたのが短機関銃という訳だ。

これは拳銃を大きくしたもの、もしくは機関銃を拳銃基準に小型化したものである。拳銃弾を連射できる分拳銃より大きいが、旧来の歩兵銃や機関銃よりも小さく(そもそも機関銃は持てないからな)、反動もマイルドである。それに弾もまぁ三十発は入る。故に、塹壕内の近接戦闘には打ってつけな訳だ。

こうして、短機関銃この世に誕生したのである。


…まぁいつもの事だが、P90の話をする筈だったのにサブマシンガンの話になった訳だが、まぁ次回に続くということで勘弁してくれ。

七英雄の正体

2010年01月04日 21時50分27秒 | アニメ、ゲーム、映画等
ごきげんよう諸君。いかがお過ごしかな。ようやくちょっと落ち着いてきた霧島である。今年はおみくじを引き損ねたが、今年こそは呪われてない一年を過ごしたい気分である。実は、年末も社長のPCが飛びかかった訳で、私もデスマーチだったのである。まぁデスマーチと言えるほどのものではなかったがな。一人でやれる仕事だから周囲に合わせる必要も全くないし。


さて、ゲームはここのところロマサガ2しかやっておらん。アレは依存患者を作るゲームであり、中毒になってしまっておるのである。まぁ、ネットに繋がってすらいない場所に軟禁されておったから仕方ないと言えば仕方ないが。

ところでこのゲーム、目標は天下統一である訳だが、もう一つ目標がある。それが七英雄の撃破である。SFC時代のゲームとしては珍しく、起動後しばらく放っておくとOPデモが出るのだが、そこに七英雄についての説明がある。「数々の悪しきモンスターを倒し世界を救い、そして何処かへ消えた」とな。

で、ゲーム開始当初はモンスターの大量発生や各国の戦乱によって世界は混迷の極みにあった。人々は七英雄の帰還をねがった。こういう場合、帰ってきてくれないか、実は極悪非道の悪漢だったというのが普通である。ロマサガ2は後者に属する訳だが、しかしながら、七英雄の行動は謎である。

一番最初に出てくるクジンシーはまぁいい。ギャグ漫画日和的な存在であり、後に復讐に来るのはいいんだが、クジンシーよりそこらの強い雑魚モンスターのがよっぽど強いというどうしようもない英雄(笑)である。まぁ、得意技のソウルスティールが相手の生命力を根こそぎ奪うという厨技が強いから七英雄になれたんだろうが、レオンっていうゲーム中の初代皇帝にゲームスタート後15分ぐらいで見切られるから可哀想である。

アレだ。聖帝サウザー様の身体の秘密ゲージが尽きたみたいな感じである。

閑話休題。

そんなクジンシーだが、こいつは単純に支配欲だけで暴走している…というか、単純に頭が悪いだけであり、つまり基地外(なぜか変換できない)に刃物なだけといった様子である。制圧したのは北バレンヌ地方のソーモンという街だけだし、その直後は主人公アバロン帝国皇帝ご一行様にやられてしまうからな。

しかし、クジンシーは天下統一を夢見ている様にも見えるのだが、他の七英雄もそんなノリかと言うと、そうでもないのである。クジンシーの次に出会うのはボクオーンという奴なんだが、こいつはステップにいるのだが、別にステップを支配しようとはしておらん。

確かに、陸上戦艦なんという今週のビックリドッキリメカを造ってステップの覇者を気取っているが、そこに住む遊牧民(ノーマッド)を服従させようとはしていないのである。しかしそれでも、遊牧民はボクオーン打倒を目指している。それは何故か。

遊牧民「あの船型の要塞ができてからモンスターが増えて困っている」
皇帝「あんなところに要塞を作って何をしている?」

































遊牧民「我々が痛み止めに使う薬草から麻薬を作っているのだ。









ボクオーンさんこんなとこで何してはるんですか。何と言うか、クジンシーとは別の方向で基地外に刃物である。一方、イベントが全くない七英雄もいる。ダンターグである。こいつはナゼールというチェルノブイリぐらい人がいない田舎に居るのだが、ひたすらのっしのっしと歩いているだけだ。話しかけると、「ここまで来るとはなかなか腕が立つな。このダンターグが吸収してやろう」とか言ってきて戦闘になる。

んで、いろんな場所に出没するのだが、一番最後に出てくるのが子供と子ムーの時だ。この時、洞窟の奥深くに迷い込んでしまった子供を助ける為、皇帝陛下は親衛隊を連れ勇敢にもダンジョンに挑むのだが、子供のいる部屋の前の部屋にダンターグがいる。のっしのっし歩いておる。

んで、ロマサガは戦闘はエンカウントではない。ドラクエ9とかと同じシステムだ。この為、ダンターグを放置して子供を助けにいけるのである。まぁ強制イベントという事で、無視しようとすると「おい、この俺を無視するとはどういうつもりだ!」とか言ってくる。


皇帝陛下「今はお前に付き合っている余裕はない」(子供>七英雄)

ダンターグ「俺を誰かわかってない様だな、俺は七英雄のダンターグ様だ」

皇帝陛下「その七英雄がこんなところで何をしている?」

ダンターグ「俺は自分が強くなることにしか興味がない。だからモンスターの多いこの場所で強いモンスターを吸収し鍛えていたのさ」

皇帝陛下「そんなんだから時代についていけないんだよお前は…そうだな、ずっとここでこうしてるというなら







見逃してやる。




流石皇帝陛下! 俺達に(ry

しかも、子供と子ムーの洞窟で戦う時期にはもう皇帝陛下御一行様はラスボス戦できるぐらいになってしまっておるから、見逃してやるの一言に重みがある。

一方、残りの七英雄はどうか。人間と蛸の合の子のスービエは、一応ギャロン反乱というイベントを起こす。帝国は、帝国武装商船団という海軍を持つ事になるのだが、その海軍内に急速に台頭してきたギャロンという奴が反乱を起こし、商船団をのっとってしまうのである。で、ギャロンのバックにはスービエが居たと。

しかしながら、ギャロンの反乱はすぐに鎮圧され、ギャロンは亡命する。普通なら、スービエが何かしらの形で反撃を試みてくる。が、スービエは何もしないのである。それどころか、ギャロンの幽霊船になっても全力でスルーである。スービエは半分魚貝類だから海が棲家であり、幽霊船事件発生中は周辺海域がまるで使い物にならんのだが、それでも放置である。

んで、兄妹英雄ノエルとロックブーケだが、この二人は古代(と言うか七英雄が現役だった頃)の建築物について調査しているだけである。ロックブーケは当該地の男を誘惑しまくっておるが、それ以上のことはしておらん。ノエルにいたっては彼こそ七英雄最後の良心であり、配下のモンスターについて皇帝陛下が苦情を言いに行くと、所詮モンスターはモンスターでしたねとか言って、当該地域から撤収しますがそれで収めて頂けないでしょうかとか言ってきてガチの常識人だ。


以上述べた様に、七英雄の動きには全く統制がない。リーダーのワグナスもラピュタ建設ぐらいしかしてないからな。では七英雄は何をしたかったのか。

これについては、特殊なイベントを起こせばおぼろげだが知ることが出来る。"沈んだ塔"の守護者である水龍が語るには、七英雄がモンスターを滅ぼした後、この世界は強烈な災害に襲われたという。それを予見した古代人は、二つの塔を建設して別世界に転移しようとしたという。で、体のいい実験体か何かだったのか、七英雄を最初に転移させそして帰ってこなかったらしい。ちなみに、他の古代人は転送に成功したらしい。

又、海の主とかいう頭にランス生やした鯨と二身合体したスービエと沈没船で戦うと、戦闘前に七英雄の目的を知る事ができる。彼の語るところによると、七英雄は元々本当に英雄であったらしい。古代人は普通の人間と異なり寿命が長く、寿命が来たら古い肉体を捨て、魂を新しい身体に移植するから半永久的に生きられる。それだけにモンスターに殺されるのが怖かったのだが、ノエルとワグナスが立ち上がり、モンスターに果敢に挑んだらしい。

まぁ別の情報源も混じってるんだが、で、七英雄がモンスターを滅ぼし世界に平和が訪れた。しかしながら、強力なモンスターを撃破した七英雄はそれよりも強い訳であり、怖いからってんで罠にハメて次元転送装置で島流しにしたらしい。ちなみに、七英雄がこの世界に戻ってくるには千年単位の時間がかかったらしい。その上古代人は別世界に行っちゃったから、復讐の為に世界中を捜索しているらしい。

まぁ、中には七麻薬英雄とかもいる訳だが。

んで、だな。

詩人イベントというのがあって、これを完遂した上でチカパ山を踏破するとアウストラスという地方に出る。んで、ここには忘れられた街というのがあり、これは別世界に行かなかった古代人の住んでいる場所である。ここで、七英雄について更に詳しい情報を教えて貰える。その中で、七英雄になる以前orなった後はどんな奴だったのかを知る事ができる。



同化の法を研究し、モンスターに挑んだ最初の英雄、ワグナスとノエル。

ノエルの妹、ロックブーケ。

ワグナスの従兄弟、スービエ。

暴れ者のダンターグ。

ずる賢いボクオーン。
















































嫌われ者のクジンシー。





結局クジンシーは残念キャラにならざるを得ないようである。

新年おめでとう

2010年01月01日 23時15分01秒 | 日記
これでついに平成は二十二年に突入だな、あけましておめでとう諸君。いかがお過ごしかな。うちは残念ながらただでさえ仕事納めなんぞ存在しないというのに、その仕事納めの日に大量の不良品を納品しやがった業者のお陰で十二月三十一日の夕方までずっと忙しかった。気付いたら一月一日になってたな。

まぁ去年はどう考えても呪われてたから最後の呪いだと思っておこう。


さて、ここんところ事故に遭うわ携帯死ぬわPC(会社の)飛ぶわで相変わらず百難辛苦だった訳だが、お陰で全然記事が書けなんだ…書きたいネタは結構溜まっておるというのにな。それで、先日らぷすけさんと話した、短機関銃(サブマシンガン)P90の話でもしようかと思ったんだが、何故短機関銃が生まれたのかとか話し始めないといけないことに気付いたんでシリーズものにする。

…とか言いつつ書いてたんだが、どうにもまともな記事が書けぬ。ある程度書いてからどんなもんかと読み返してみるとあまりにつまらないってんで一から書き直しってのをさっきから三度はやってる。



ううむ。

…この間ブーッて吹いたスクリーンショット貼って終わるか…すまん、皆。






















ああ、最後に私信。

To らぷすけ
From きりしま
先日は失礼した。情緒不安定だったな、申し訳ない。

私信終わり。