霧島家日誌

もう何が何だかわからないよろず日誌だ。

TOKKO

2007年07月28日 23時09分18秒 | アニメ、ゲーム、映画等
やはりと言うべきか、睡眠薬を飲んだ後の勢いで書いた昨日の記事は面白くないな(挨拶


先程まで延々と義父が他人に説教を垂れてくださりやがって、(いい加減空気嫁)と思って殺伐としておった。それはもう本当に。サイレース十錠ぐらい一気飲みして永遠にサイレースしようかと思うぐらいには殺伐としておった。

まぁ、サイレース十錠飲み程度じゃ死なんのだがな。

なのだが、ついさっき急に和んだ。物凄く和んだ。というのも、なんだか今度日米合作(?)のドキュメンタリー映画が公開されるらしいのだが、題材は『特攻隊』である。勿論、特攻隊と言っても本隊とは別に遊撃とかをやるフツーの特別攻撃隊ではなく、神風特攻隊だ。

なんというか、今の私は祖父の代(もうちょい上か?)の特攻隊の上に立っておるのであり、特攻隊というと神妙な気持ちになるのが必然である。暴走族の特攻隊とか、アレは神風特攻に行った人に対して失礼ではないのかと真剣に考えておる。ただの先鋒だろお前ら、とな。

だが。

だが、しかし。




不謹慎ながら笑ってしまった。




いや、特攻隊の人を笑ったのではない。題名だ。

特攻隊を題材にした映画、その名もTOKKO




ほら、アレだ、普通アメリカ人が神風特攻隊を指して言う時はKAMIKAZEだろう。カミカゼ。英語風に片仮名で書くと多分カァミィカゼェ。だから、まさかストレートにTOKKOと来るとは思わなかったのである。


英語風に書くと、多分トォッコォー


なんかもう、アメリカ人がトォッコォーとか言ってるのを考えただけで和む。日本語で『とっこう』と発音すればズシリと来るものがあるが、アメリカ人が、あの日本語に比べ陽気でなまった感じでトォッコォーって言ってるのを考えただけでもう腹がよじれて腹筋崩壊である。

「トォッコォー」じゃねぇよ「とっこう」だよばか。どんなに真面目にアメリカ人が特攻について語ってても、トォッコォーと聞いただけでもうただのコメディにしか見えなくなる




とまぁ、勢いではあるが、言葉の違いでかくもイメージが変わるものかと思って記事にした訳である。

しかしアレだな。何で英語だと面白くなるんだろう。

なんでそんな事を思うかと言うと、ムルデカっちゅー映画が結構好きなのだ。

かいつまんで大筋を言うと、まぁ歴史の話をするのが一番になる。大東亜戦争開始された後、当然日本はインドネシアにも攻め込んでオランダ人を蹴散らす訳だが、当時の日本の国策は色々と混乱しておった(何せ東京裁判で某偉い人が「検事の方々は日本が計画的に侵略戦争を行ったと仰いますが、実際のところは北だ南だなんだかんだと言ってる内に気付いたら戦争になってしまったというのが実の所で、その様に買い被って頂いても困るのであります」とか言ってしまうぐらいだからな)とは言え、一応大きな流れとしては『東南アジアの植民地を解放し順次独立させる』というものがあった訳だ。

偉い人は色々とあった訳だが、前線の兵士はその気満々であり、インドネシアの人にも軍事訓練を施して「我々は東南アジア解放の為にここにいるのだ」という意識が強かった訳だな。が、結局日本は敗戦する。

と こ ろ が 。

先も述べた通り、前線の兵士は日本を守る為というのもあるが、インドネシア独立の為に戦っているという意識もかなり強かった。特にインドネシアの部隊はな。この為、日本敗戦後も日本へ帰らず、そのままインドネシア独立戦争に義勇兵として参加した日本人もかなりいたのだ。ムルデカはかいつまんで言えばその日本人とインドネシア人の共闘を描いた作品である。

無論、皆が皆義戦に燃えておった訳じゃない。実際、映画の中でもインドネシア人を馬鹿にする奴も結構出てくるからな。とは言え、インドネシアの為に戦った日本人も多かったのも事実だ。

で、日本がまだまだ勝っておった時期に主人公の日本人がインドネシア人に軍事教練を施すのだが、この時いくつか日本語を教えており、後の方になってもたまにインドネシア人が日本語を喋る。無論片言でな。「タイチョー!」とかそんな具合だ。


だが、なんだかこのインドネシア人の日本語台詞は何故かよく馴染むのだ。確かに片言なのだが、面白みっつーのが全くない。主人公の日本人は途中で戦死し、その一番弟子だった奴は生き残るのだが、エンディングでそいつが遺族と会うシーンがある。

この時、「隊長には軍人の魂というものを頂きました」という意味の事をそいつが言うのだが、この時「隊長」以外にも「軍人の魂」の部分も片言の日本語で「グンジンノタマシイ」って言うんだ。しかし、面白みは欠片も無い。むしろ片言とは言え日本語で言う事でむしろズシリと来るものすらあった。




ううむ。

アメリカ人のイメージのせいなのか、これは。


なんだかアメリカ人っていうとアバウトで大味で、何かヤバい事になっても「Oh, it's so great, hah?」という感じで笑い飛ばすイメージがあるからなぁ。ハリウッド映画のせいかなぁ……

三国無双5

2007年07月27日 23時58分16秒 | アニメ、ゲーム、映画等
ごきげんよう諸君。いかがお過ごしかな。私は相変わらず更新しておらぬところから判る通り、まともな生活は送れておらぬ。今日も午前に医者の診察、更に京都へ戻らねばならぬというのに午後になるまで頭痛でフラフラし続け、どうにかこうにか二時ぐらいに起き上がって取り敢えず京都に戻るだけ戻ってきた。

ま、新幹線が一時間近く遅れたんだがな。17時32分発の新幹線の切符を持って改札を通って、電光掲示板を見たら16時32分発の新幹線が次発列車だった。あわてて時計を確認したら17時20分過ぎである。しかし、電光掲示板は16時32分で停止したままだった。

大分時間が経ってから、東海道新幹線は静岡~浜松間の停電により下り列車のみ死亡だという事に気付いた。よく考えたらこんな平日に新幹線の席がグリーンまで埋まってる事自体おかしい話である。んでまぁ一時間近く駅で待たされた挙句新幹線で帰ってきた訳だが、疲れた。精神的に。


さて、無双の話を褒めてもらったから無双の話でもする。いやまぁ無双の記事を褒めてもらったというのもあるのだが、公式ページを覗いてみたら凄い嫌な予感しか漂ってこなかったから思わず記事にしたくなったのである。

まずだな、諸君、スクリーンショットを見てくれ。下の方に趙雲って奴と陸遜って奴がいるだろう。

取り敢えずだな。

その、だな。





この二人、どこがどう違うんだ。顔。






注意深く観察してみたら、最初は頭にものを巻いてるかどうかしか違いが判らなかったものの、僅かに趙雲の方が痩せており、陸遜の方が細目である。が、こんなもんゲーム画面に入ってしまえば誤差の範囲内だぞ。静止画を何度も見返してようやく違いが判る程度なんだから。

いやまぁ、いわゆるハンコピクチャー絵師の絵(例えば西又葵とかであるな。下の方に西又葵のキャラを見分けようクイズがあるが、それを見ただけでも髪型と髪の色でしか見分けがつかぬのが判るだろう)とかが世の中にはあるから一概にそれだけで否定できぬのは事実ではあるが、三国2の時点で39人もキャラがいた訳である。それから3になって3人追加、4で4人追加されたのだ。つまり現状46人だな。

46人もいるのにこの没個性はヤバいって。

今までは、例えば趙雲、陸遜、周瑜とかは腐女子向けのアレなキャラとしてデザインされておったと言えども、

趙雲→戦場の貴公子、主人公タイプ
陸遜→ショタ
周瑜→全力で耽美

といった風に住み分けがなされており、それぞれちゃんとキャラが立ってたのだが、あのスクリーンショットからはマジで没個性の気配しか漂って来ない。凄く嫌な予感である。

なんだか全キャラデザインから攻撃モーションから全部総とっかえという事だが、今の所キャラゲーとしても嫌な予感が漂ってくる訳だ。そこにきて先日発売されたガンダム無双である。一応セールス的には成功したみたいだから続編を作るのだろうが、あれは正直アクションゲームとしてはかなり終わっている。


何でって、アレはガンダムでザクとかジムとかを殴ったり斬ったりして吹き飛ばすゲームなのだが、敵を殴っても全然楽しくないのだ。敵を斬ってもただ無感動にバシュッとかドカッとか鳴るだけだし、敵を吹き飛ばす訳でもない。ただただ黙々と求道的に敵が死ぬまで殴り続けるゲームなのだ、あれ。

なんというか、こう、敵を殴ったら腕とか足とかが吹っ飛んで、敵パイロットの悲鳴が聞こえて、といった具合のリアクションが凄くあっさりなのだな。例えば三国2でも、確かに敵を殴ってものけぞってちょっと悲鳴が聞こえる程度なのだが、最終段まで技を出し切ると10人近くの敵がドッカーンと吹き飛び、ついでに後ろにいた敵も巻き込んで吹っ飛んでいくから、それだけでもう楽しいのだ。

その点、ガンダム無双はとても淡白である。最終段まで出し切っても無感動に敵が壊れるだけだからな。





取り敢えず、三国5が三国3なみの黒歴史ゲーにならない事を願うばかりである。いち無双ファンとして。なんか呂布らしきキャラとかが凄い弱そうな顔をしてるとかからして、キャラゲーとしても乙という3以上の黒歴史だけはやめて欲しい。3も一応キャラゲーとしては合格点だからな。一応。

ピザ一筋ダンテ様

2007年07月22日 23時06分23秒 | アニメ、ゲーム、映画等
ごきげんよう諸君。いかがお過ごしかな。私は六連勝で統一戦成功直前(5戦3勝)までいったにもかかわらず引き分け狙い乙と相性負け乙で死んで萎えておる。



さて、引き続きデビルメイクライの話である。つうか、ダンテの話である。『神曲』の著者の名前を拝借して命名されたこの男、一般的なイメージは中肉中背、白髪、整った顔立ちと赤い服に赤いコート、二挺拳銃と大剣というところだ。


が、しかし、忘れてはならぬ事がある。


ダンテはピザが大好きなのだ。


ピザというと、ピザ好き=デブと言うか、むしろピザという単語自体がデブを指す言葉になっている近年だが、ダンテはそんな世の中の動きにも関わらずピザを食べ続けている。本編どころか小説版でまでもピザを食べているのだからそのピザ好き精神には感嘆すべきものがある。

特に3のダンテとピザの関わりは印象的だ。確かにオープニングムービーにしか出てこないが、彼が如何にピザを愛しているかがよくわかる内容となっておる。思えば、ダンテほどピザの普及に貢献したキャラはいないのではなかろうか。

悪魔の襲撃を受けた際、ピザと拳銃が一緒に転がっているのを見て迷う事なくピザを取り、悪魔との戦いを開始する時も忘れる事なくピザを食べている。

そして悪魔との戦闘が終わり、荒れ果てた店内を見渡したダンテはピザが無事に落ちているのを発見する。このピザ、プレイヤーがどれほど店内で暴れまわっても、必ず無事に紙の箱の上にのったまま落ちている。これは恐らく、ダンテがピザを愛するあまり無意識にピザに手を出さない様にしたという事であろう。

その無意識の壮挙に気付いたダンテは嬉しそうな顔でピザを拾いに行くが、突如虚空から現れた悪魔がそのピザを踏みにじってしまう。このピザを愚弄する唾棄すべき下等生物に裁きの銃弾を叩き込んだダンテの顔は、義憤とピザを守りきれなかったやりきれない怒りに彩られている。

これほどダンテはピザを愛しているのである。ピザハットやらピザーラの偉い人は、ピザを愛するこのデビルハンターに敬意を表し、何かしらの感謝の気持ちを贈らねばならないだろう。ゆくゆくはデビルハンターダンテ御用達の栄誉を得ると良かろう。



ちなみに、同じ様に社会消費に貢献した英雄が仮面ライダーに存在する。それは仮面ライダーアギトに登場するG3チームである。

つうのも、このアギトの脚本をやっておる井上という奴はとにかく食べるシーンが多い。アギトの次に放送された龍騎でもたまに脚本を手がけておったが、台詞回しとか展開とか何より食事シーンの多さで井上とわかるほどよく食べておる。

んで、アギトに登場する三人(アナザーアギトも入れると四人)の仮面ライダーの内G3及びG3Xの氷川さんが所属する警視庁G3チームは焼肉が大好きという設定である。

リーダーの小沢澄子が焼肉が好きだからというのが一応の理由だが、何せよく焼肉を食べに行っておる。行っておるのだが、アギトが放映されていた年というのは狂牛病騒ぎのあの時なのだ。

にも関わらず、G3チームはほぼ隔週で焼肉を食べており、映画版に至ってはアギトの中の人まで焼肉屋に呼び寄せてしまうという大変素晴らしい焼肉精神である。この焼肉精神を某肉食ってた大臣も見習うべきであろう。

んで、実はこのG3チーム、なんと感謝状まで貰っている。ソース。素晴らしい。素晴らしい焼肉愛精神である。



この焼肉精神を見習い、ピザの偉い人達もピザ一筋ダンテ様に何かすべきであろう。



ピザ万歳。

ガンスリンガー

2007年07月21日 23時34分09秒 | アニメ、ゲーム、映画等
久しぶりだがごきげんよう諸君。いかがお過ごしかな。私は本日ようやく試験を含む今月の用事が片付き、いい感じに疲れ果てておる。

ま、そうは言っても毎日三国志大戦はやっておるし家でゲームしてないかと言えばそんな事はないのだがな。んで何をやってるんだと言われると、デビルメイクライ3スペシャルエディションをやっておる。

ちなみに無印3と3スペシャルエディションはどう違うかと言うと、3のラスボスのバージルが使えるか使えないかが違う。尚、無印とSEはセーブデータに互換性が無い。簡単に言うと、無印で全隠し要素を出してもSEではニューゲームになるという事である。もし今から買おうという人がいたらSEをお勧めする。


んで、何で今更デビル3をやっておるのかと聞かれるとちょっと話は長くなる。最近気付いた事なのだが、私と清十郎は性格以外に嗜好などが一部異なるらしい。例えば清十郎は普段優しいものの割とすぐキレるが、私は普段無愛想な分なかなか頭に血が上らない。ゲーム等で敵を倒す時、私は無駄な動きを一切せずに効率のみを考えて戦うが、清十郎はジワジワいたぶるのが好きだったりする。

多分、あ奴は拷問官向きだと思う。トリビアをここで一つあげると、エジプトとかあの辺では拷問は芸術であると考えられておる為、世界的に見ればそういう奴の需要が無い訳ではない。

ま、日本じゃただの犯罪者予備軍だがな。

さて、この通り私と清十郎は結構細かく性格が違う。ところで、私達はゲームをする時、普通はそのゲームにおける基本戦術をとる。例えばストリートファイターはリュウで鉄板だし、ロマサガ2の序盤は必ずと言っていいほどベアがパリィしてる。

とは言え、ゲームはやはり楽しむ為にやっておるのだから趣味に走りたい一面もある。それでその趣味なのだが、清十郎は斬るのが好きだ。斬殺が好きだ。もっと言うと斬殺で惨殺であり、資金に余裕があったら既にゲイツ箱とデッドライジングを購入してゾンビ滅多切りしておる。

ま、世の中斬るゲームはいくらでもある訳で、三国無双で斬り倒しても良し、ACで斬り刻んでも良し、天誅で暗殺しても良し、斬りたい願望発散法はいくらでもある。しかし最近気付いたのだが、私はどうやら撃つのが好きであるらしい。撃ちたいのである。引き金引きっぱなしでそこら中穴だらけにしたいのだ。


つまり、爽やかに射殺したい訳である。


しかし、世の中斬撃主体のゲームは多いが射撃メインのゲームは少ない。シューティングは確かに射撃メインだが、私が好きなのはバイオ系3Dアクションだ。するとメタルギアソリッドとかが候補に上がる訳だが、生憎あのゲームは敵を蜂の巣にしようとすると包囲されて蜂の巣にされる為に爽快感が無い。

まぁそもそもあれは隠れるゲームだからな。

バイオハザードも射撃ゲームだが、爽快感は無い。つうかホラーに爽快感があってどうする。そもそもバイオはバイオ系アクションの祖だがアクションゲーじゃくてサバイバルホラーだからな。一応、4ならマシンピストル撃ってる間は爽快感があるものの、弾数の関係上頭を撃ったり、蹴ったり、切り裂きレオン化したりせねばならん。

逆にガングレイヴなどは確かに撃ちまくりなのだが、むしろ何も考えず撃ってれば終了というゲームである為あんまり爽快感が無いという問題がある。気付いたら敵が死んでるって具合だからな。

そんな訳で、撃ちたいなぁと思いつつ撃てるゲームが無くて困っておったところでふと気付いた。デビルメイクライ3にそう言えばガンスリンガーなんてものがあったな、と思い出したのである。


ここからデビル3のアクション要素について解説せねばならんのだが、デビルメイクライは元はと言えば『アクションゲーム版バイオハザード』を目指してバイオチームが作ったゲームだ。主人公ダンテの装備は基本的に剣と二挺拳銃。原則として遠距離攻撃(拳銃)は便利で当て易く反撃される心配も少ないが攻撃力が低く決定打に欠ける。近距離攻撃(剣)はその逆で、距離を詰めねばならんし接近戦になる以上反撃を貰い易いが攻撃力は劇的な高さを誇る。

ま、つまるところ、遠距離で会敵しても銃弾をガンガン叩き込んでもなかなか死なないという事である。よって遠距離戦はあくまで副次的要素で、接近戦での剣技が重要なゲームだという事だな。

そんな感じで、謳い文句の「スタイリッシュアクション」に相応しいなかなか楽しいゲームだったのだが、バイオチームが鬼武者やらで忙しかった時期に別のチームが作った2がストーリーからアクションから音楽に至るまで悉くクソだった上に、ゲーム性に全く変化が無かった。


いくらカプコンが堅実にいいゲームを作る会社でありバイオチームがその典型であるにせよ、流石に3もゲーム性を変えない訳にはいかん。そこでスタイルというシステムが導入された。

何せ、デビルメイクライはストーリーやキャラ面においてはGoddamnかつmadでcrazyでありながらstylishという感じで、主人公ダンテのB級アクション映画的はっちゃけっぷりがワロスなゲームだ。1は借りてやっただけだからゲーム中ダンテが何を言ってたかよく覚えておらんが、クレイジーな方面に強化された3のダンテはプレイ中常時ハイテンションであり、ムービーシーンでも色々とアレである。

最初のミッションのムービーシーンでは、倒れた椅子を蹴って起こし、そのまま座って机に脚を載せ、その衝撃で受話器を飛ばして手に取り、すぐに切るとピザを食べる。その後悪魔の襲撃となる訳だが、戦闘が始まっても、と言うかむしろ終わった後でもピザを食べようとするあのピザ好き精神は心に残るものがある。

まぁそんな訳で、いきなりキャラを増やす訳にもいかなかった為、代わりにダンテの性能を色々変えられる様にしようというのがスタイルシステムだ。具体的に言うと接近戦特化の「ソードマスター」、射撃戦特化の「ガンスリンガー」、防御特化の「ロイヤルガード」、機動性特化の「トリックスター」、他には「ザ・ワールド!時よ止まれ!」ができる「クイックシルバー」に自分の分身を作り出す「ドッペルゲンガー」がある。

ちなみに基本はトリックスターだったりする。ソードマスターとかは上級者向けで、初プレイ時に選ぶとクリア不可能になる可能性が非常に高い。何せ1とかとは比較にならんほど接近戦の比重が大きくなる為、慣れない内は滅多切りにしようと突っ込んだら逆に切り刻まれて死亡という事になる。まぁ窮めてしまえばどのスタイルも無敵なのだがな。


んで、私は一度デビル3をクリアした時はトリックスターだった(基本スタイルだからな)のだが、そう言えばガンスリンガーって全然使わなかったなと思い出した訳だ。

で、やってみた。

結果。大変ハッピーだった。

二挺拳銃はマシンガンなみの連射速度になるし、ショットガンはガンスティンガー(平たく言うと銃で牙突して零距離射撃)とか大変素敵だ。威力と弾速こそいいが大して面白みの無かった対戦車銃は跳弾しまくりでワロスだし、アルテミスとかいうビームライフルは弾幕ゲー状態である。

銃は強化できるのだが(剣は技を増やせる)、最強まで上げた状態でガンスリンガーをやると二挺拳銃弾幕で敵が蒸発したりするからもう楽しくて仕方がない。ガン・カタもできるしな。


そんな具合で最近はデビル3を楽しんでおる次第。ちゃんと最低限の試験にも出たし去年よりはマシな具合だ。つうかそう信じたい。某友人に「よく試験期間になってから立ち直ったな」と言われた辺りに哀愁が漂っておる昨今である。

DQNな詩

2007年07月15日 21時33分15秒 | 社会、歴史
ごきげんよう諸君。いかがお過ごしかな。私は語学の試験も終わってゆっくりしたいのだが、水曜日に必修の試験と課題の提出があるから、そろそろ取り掛からねばならぬ訳でとてもめんどくさい。

いやまぁ、必修の試験は仕方ないのだが、課題の方はアレだ。絶対嫌がらせだ。なんか、試験の点数が良くなかったから課題を出せば救ってやるという趣旨で課題を出されたのだが…正直、あと一日真面目に勉強してればAを取れたぐらいの感触だったのである。そんなに点数が低いとはとても思えんのだ。で、よくよく考えたら、私はあの授業に対し毎回全身全霊をもって嫌がらせしている為、仕返しされたのではないだろうかと思った訳である。

ま、私の性格がひねくれておるから、教員の好意をそう受け取ってしまっておるだけだとは思うがな。つうか、そうじゃなかったら色々嫌だ。とは言え、私が授業中全力で嫌がらせしてるのは事実である。

授業内容が典型的なベトナム反戦ものだからな。前期に授業中視聴した映画がプラトーンであり、しかも後期はフルメタル・ジャケットの予定だそうだ。正直、プラトーンは何とか堪えられるが、フルメタは無理だ。絶対爆笑する。

ほほえみデブとか見ただけで面白いのに、ニヤニヤするのをやめろってハートマン軍曹に言われて「I'm trying sir」とほほえみながら返答するシーンとか笑いを堪えるのは不可能だぞ。後編の「よく女子供が殺せるな」「簡単さ。動きがのろいからな」のシーンとか、もう絶対吹く。あの名シーン「逃げる奴はベトコンだ!向かってくる奴はよく訓練されたベトコンだ!」とかはもう間違いなく爆笑。絶対ガチで笑う。腹筋が崩壊する。

まぁフルメタル・ジャケットは後期の話だから後で対策を考えれば良い。しかし何なんだろうな、英語とかそういう授業に思想を持ち込む教員って。社会とか歴史だったら、右とか左とかそういうのを排除するのは不可能であるから仕方ないとは思うのだが、英語だろ、英語。語学力を鍛えてくれと思う訳である。


とは言え、私も、歴史とかを題してる訳でもない講義に歴史的な内容を持ち込むのを全面否定する気はない。日本史専攻の授業に目を向ければ、古代から戦国時代までの日本史を学ぶ日本史概説1が一年かかって六世紀で終わる事とかがあるのであって、そういうクソみたいな授業に比べれば一億倍マシだ。ベトナム戦争が題材とは言え、読んでる教材は英語だからな。

問題は、教員の側から供給される情報が偏っている事だ。例えば虐殺行為と言えば教員はアメリカのそれしか話さぬし、ベトナム戦争に至るまでの歴史を講義した時も明らかにアメリカを悪にしたてようという魂胆が見え見えであった。いやまぁ、魂胆云々以前に脳内補完しないと何言ってるかわからんかなり駄目な講義だった方が問題だと言えば問題かもしれん。予備知識なしであの講義だけ聞いてベトナム戦争にいたる歴史を理解できる奴が出現する可能性は0.000001パーセントぐらいの確率だ。それぐらい意味不明だったっつー話である。


んで、授業の中で詩を読んだ回があったのだが、どれもこれもDQNだったものの、その中でも一際光り輝くというか、大変香ばしい詩があった。短いから全文を引用しよう。



What Kind of War?

What kind of war is this
all day in a muddy rice paddy
while your buddies are being shot
and a close-support Phantom jet
which has been napalming the enemy
wraps itself around a tree and explodes
and you cheer inside?




まぁ、色々と突っ込みたい事はあるが、まずだな。泥の中に伏せてたら味方がやられて、んで友軍機が撃墜されて落っこちていくのは戦争してりゃあ当たり前である。むしろ、泥の中に身を隠したり、味方が一人も死ななかったり、友軍機が一機たりとて撃墜されない戦争ってのはこの世の中には存在しないだろう。常識的に考えて。

強いて言えば、あれだ。演習。

まぁ、その、なんだ。演習でも事故って死ぬ奴は死ぬがな。擬装した戦車が近づいてきたのに気付かなくて轢かれて死んだりといった事故はどうしても起こってしまうのだ。

あ、お前。そこのお前。お前だお前。本当に轢かれる奴いるんだぞ。私にも何故気付けないのかという理由は判らんがな。


んでまぁ、こんな文章で「この戦争はどういう種類のものですか?」とか聞かれても返答に困るとしか言い様が無いのである。確かに、最後の一文で、友軍機がやられても悲しんだりするでもなく、むしろ喜ぶ、というものがあるにはある。

確かに、想像力が貧困な奴、もしくは戦争の事を欠片も知らん奴が理屈で考えれば、友軍機がやられたら悔しがったり、怒ったりすると考えるのが普通だろう。仲間がやられたんだからな。

が、素人考え以外の何者でもない。味方がやられたのを見て、むしろニヤと笑って闘志を燃やす心情は戦場において普通のものである。わからんという奴はアヌビスの荒野乱戦直前ムービーでも見るが良い。そこらのゲーム屋で安く売ってるぞ。


世論調査は自分の意見が正しいと証明する為の手段という格言がある。文学も同じだ。詩という方法で読者にWhat kind of war?と語りかけておっても、作者の意図は固まっておる訳である。

しかし、こんな文章で騙されるのは戦争の事を全く知らない奴だけである。何でこんな香ばしい詩に人気があるのだろうとずっと謎だったのだが、先日理解した。先進国の国民は、戦争に行った事なんて無い奴が大多数だ。

戦争に行ってなければ、戦争の事なんて全然判らなくて当然だろう。昔の戦争と違って今の戦争は物陰に隠れるかもしくは伏せるのが基本動作だからどうしても泥の中に伏せないといけないのだが、無知な一般人からしてみれば泥の中に伏せるなんて凄い嫌である。それで横で仲間が撃たれて死んで、友軍機が落っこちていくのだから凄く嫌そうな気配だ。



…しかし最近の記事は衆愚政治だとか何とか、嫌な結論が多いな。

原爆投下

2007年07月14日 23時51分01秒 | 社会、ニュース
三戦一勝二敗。二敗の敗因は両方ラグ。私の普段の行いってそんなに悪いのか(挨拶


昨日の記事を読み返していたら、つい最近、書き方は違うものの内容はほぼ一緒な記事を書いていた事に気付いた。そんな訳でいい感じにアルツハイマーな私だが、諸君、いかがお過ごしかな。私はちょっと尊敬するお茶の先生に粗相をしてしまって少々落ち込み気味である。



ところで。例の昨日の記事とよく似た記事(具体的に言うとこれである)を読み返しておって気付いたのだが、あれだと米軍の原爆投下をあらゆる意味で肯定する様に見えかねないから今ここで修正しておく。

無論、例の記事で述べた通り、原爆投下はしゃあないっちゃあしゃあないものではあった。それこそ原爆を日本中に落としてでも、アメリカが日本を倒した形を取らねば日本の戦後はより悲惨だったろう。そういう意味では、私は米軍の原爆投下を肯定する。


しかしだ。原爆は何処に落ちたかって、広島と長崎である。そりゃ軍需工場も破壊されたが、基本的には一般市民が吹っ飛ばされた訳である。噛み砕いて言えば、日本が降伏さえするんなら何をしてもオッケーだと考えておった訳であり、つまり、どうせ猿だし、ちょっとぐらい吹っ飛ばしてもいいやってんで広島に原爆を落とした訳である。長崎の場合は、本当なら北九州に落としたかったのが手違いでポンッと落とした訳だ。

この行為に対し、日本人である私が怒りを覚えぬ筈が無い。イエローモンキーが何人死のうと降伏さえさせりゃあ何でもいいやという発想に対し、怒りを覚えぬ要素がない。被爆者でもなければ当時生きておった訳ではない私ですらそうなのだから、逆に被爆者や当時生きておった人の怒りは相当なものがあろう。だから、原爆投下を決定した米軍に怒りを覚えるのは私も理解できる。

つうか、ムカつく。

ちょっとぐらい詳しい人なら知っておろうが、原爆投下はただ日本を降伏させる為だけにやった訳ではない。原爆っつー新兵器がどの程度の威力があるのかという実験を兼ねておった。つうかこの話は大分前にしたから前から読んでおった人は知ってるな。

んで、基本的に、原爆投下予定地としてドイツが候補に挙がった事はない。ちょちょいと調べた程度だしそもそも機密事項だからまだ公開されてない資料もいくらでもあるだろうが、どうも日本以外が原爆投下予定地の候補にされた事は無い。

ドイツは原爆開発完了目前であったというし、確かにドイツの主要都市は連合軍が焼き払ってしまっておったがそれは日本も一緒である。よってドイツの都市が候補に挙がっていい筈だ。しかし、挙がった事は無い様だ。


当然ここからは推論だが、原爆の威力を確かめたければやっぱり本物の都市に落とさねばならない。しかし、いくら戦争してる相手とは言え、都市に落としてしまうと戦後恨まれまくるのは確定である。民間人大量に死ぬし。すると戦後の経営がめんどくさい。

が、日本は所詮イエローモンキーである。

猿なら問題は無い。まぁ日本人はイエローモンキーの癖にちょっと粋がってて少々倒すのに面倒があったが、所詮猿は猿である。猿なら恨まれても大丈夫だ。

実際、日本人はアメリカを恨むどころか国を挙げて感謝したのだからな。実におめでたい話だ。


まぁ、流石に猿だからいいやってだけで決めたんではなかろうがな。それに、東京大空襲とかの時はわざわざ民間人の退路を遮断してから燃やした訳で、今更原爆を落とそうが何をしようがあんま変わらんっつー話もあったかもしれん。

さしあたり、ムカつくのは間違いのない話である。北朝鮮の様にアメリカ人拉致して、それから吊るして、勿論喉とかを斬って、何がどうあっても確実に死んでしまう様になる前に死なない様に逆さ吊りにして、股間からノコギリでゴリゴリしてブチ殺してやりたくなるな。



しかしながら、米軍が原爆を落とさなかったら、八月十五日で戦争が終わらなかった可能性は充分にある。八月十五日に終わらなかったら、先日の記事でも述べた通り日本民主主義人民共和国とかが誕生する可能性は充分にある。だから、少なくとも原爆を使うという事だけは理解を示せなくはない。その原爆の使い方が大都市への投下だったという問題はともかくとして、原爆を使うという事のみに絞れば確かに仕方ないと言えば仕方なかった。

例の防衛省の偉い人も、そういう意味で言ったのだろう。




つまり何が結論かと言うと、心情と政治は別という事である。もう戦争が終わって60年以上たつ上に今日米同盟をガチでやっておるというのに、アメリカの大統領が「原爆の投下は間違いだった」とか言ってしまうと、日本で反米感情が高まったり、空気読まない馬鹿が今更補償を求めて訴訟を起こしたりするだろうし、いい事は一つも無い。だが心の中では(仕方がなかったとはいえ原爆で死んだ人には哀悼の意を表さねばなるまい)と思ってもらいたい。そういう話である。


マスゴミはそういうところを一緒くたにして語るから困る。腹を切って死ねば良いのである。

参院選

2007年07月13日 19時02分54秒 | 日記
ここんとこ負けた理由の三分の二が一騎討ちとかやってられん(挨拶)

まぁそれは置いておいて、久しぶりだな、諸君。元気にしておったかな。私は久しぶりに熟睡したお陰で割合元気である。まぁ、昨日朝にあった英語の試験の出来がかなりアレであり、退学フラグが立ってしまったのだが、そもそも試験に出なかった去年よりはマシと言えばマシだ。


ところで、本日珍しく世論調査の電話が来た。そう言えば参院選が始まるんだったという事をすっかり忘れておった。諸君も知ってのとおり私はテレビを見ないと言うか、我が家のテレビはゲーム専用であるからして、新聞を読まないと世間の事情からいい感じに遠ざかってしまうのである。

ま、新聞とは言っても新聞社のHPで記事を読むだけだがな。紙の新聞を毎日受け取るなど面倒でかなわん。どうせ一面と政治、あとは事件と国際しか読まないんだし。

それはさておき、そういう訳でそろそろ参院選であるから、何処に投票するか検討してみようと思う。私も一応有権者なのだからな。…と思っておったら、gooブログ編集画面に『※公職選挙法に関するご注意』とかいうのが出ておる。何かと思ってページを開いたら、なんだか面倒な文章が並んでおった。以下に引用するから適当に流し読みしてくれたまえ。




公職選挙法について


選挙に関する記事を投稿の際は、公職選挙法違反(刑事罰の対象となります)および利用規約違反にご注意ください。主な注意点は以下の通りです。

・特定の候補者を「応援したい」といった表現は選挙の事前運動、選挙運動またはこれらに類似する活動とみなされる可能性があります。「選挙区の友人に薦めます」といった表現も含まれます。

・単に街頭演説があったという出来事を記述するだけであっても、特定の候補者ばかりを掲載するような場合には、当該候補者を支持する選挙運動とみなされる可能性があります。

・街頭演説を撮影した写真や動画を投稿することは、選挙運動用の文書図画の頒布に該当するとみなされる可能性があります。

・特定の候補者の失言シーンだけを集めた「落選運動」は選挙運動またはこれらに類似する活動とみなされる可能性があります。

この他にも公選法違反に問われかねないケースが想定されますので、記事投稿の際には十分ご注意ください。





ああ読むのだる。取り敢えず要点をまとめると


・特定の候補者をオススメしてはいけません
例:ローゼン麻生マンセー

・特定の候補者の話ばかりしてはいけません
例:○月1日共産党何とかとかいう奴の街宣がうるさい。○月2日また同じ奴が街宣してる。○月3日いまだに同じ奴がうるさく街宣してる。(中略)○月7日七日連続同じ場所で街宣は立派な騒音公害だ。腹を切って詫びろ。

・街宣の様子を撮影した画像や動画をアップしてはいけません
例:初めて唯一神を生で見た!写真も撮ってきたぜ!!

・特定の候補者を吊るし上げてはいけません
例:社民党の党首は池沼。投票すんな。絶対投票するなよお前ら。…ところで社民党の党首って何て名前だっけ。

・最後に、あくまで上の例は全て「選挙法違反と見なされるかもしれない」ものである点に注意してください。噛み砕いて言うと、公権力もしくはマスゴミマスゴミマスゴミが気に入らないと思う記事を書かなければOKです。


うむ、絶対気に入らんだろうな。

しかし面倒な世の中である。選挙の話するだけでもいちいち法律に気を使わんとならんとはな、言論統制とかを髣髴とさせるものがある。具体的に言うと治安維持法とか特別高等警察とか、SDとかハイドリヒとかWW2開戦直前のアメリカのマスゴミとかまぁその辺である。

とは言え、普通選挙っていうのはアレだ。国民全員に投票する権利がある訳だ。つまり、普通選挙による民主主義の導入というのはそのまま実弾と書いてカネと読む物体の出現に繋がる訳である。だからある程度は取り締まらないと駄目という点には一応理解を示すものである。

ただ、国会議員としての給料だけで選挙に出ると大赤字で自己破産という構図はいい加減どうにかした方がいい気はするがな。ま、そうは言っても某ムネオとかああいうのがいないと地方は生きていけないと言うか積極的に死ぬ為難しい話ではある。土木建築業が談合無しで成立しないのと同じ様な話だな。


さて、話を本題に戻そう。何処に投票するかという話だな。正直、私の選挙区ではどこの政党が立候補しているか知らぬが、ま、どうせ自民民主社民共産とかそのあたりだろうからこの四党の中から考える事にする。しかしそうしてしまうと、自民党にしか行き着かないという問題がある。

っつっても、別に私は自民党を積極的に応援するほど好きではない。いやまぁ、ニコニコの影響でローゼン麻生は大好きになってはおるが、自民党そのものが好きという訳ではない。じゃあ何で自民党に行き着くかって、他が酷すぎるからである。


まず共産党だが、日本列島の北西をちょっと見るだけでもう駄目な気配しか漂ってこない。真面目なマルクス主義な共産主義ならともかく、ロシア式共産主義は駄目な気配しかない。さりとて毛沢東もどうかっていう話な訳で、却下。

次に社民党。ちょっと黒歴史が多すぎる。北朝鮮のアレとか、村山内閣のアレとか。私はギリギリ昭和生まれとは言え、阪神大震災に遭遇したのは政治のせの字もわからん子供の頃だし、あの当時は今ほどインターネットも発達してなかった(つうかパソ通しかなかった気がする)から、村山の対応がどれほど終わってたか知る由もなかった。

私達の世代の標準的な村山富市のイメージというのは素敵眉毛を装備した後ろから押したら倒れて死にそうなおじいちゃんといったものである。当時の私は割合ニュースを見る方だったが、その程度の認識しか出てこない。

大体にしてだな、党首の名前を誰も覚えてないって時点でどうかという話だ。共産党の某ワンちゃんは書記長を務めて長いからか皆結構覚えているのだが、「社民党の今の党首って誰だっけ」と話を振ると大抵「あー、誰だっけ。あれでしょ、なんか田舎臭い女でしょ」と返ってくる。

つうか、8割方田舎臭いって返ってくるのはどうなんだ。ちなみに頭が悪そう、もしくは頭の悪いという反応も多い。田舎臭いと被らせて良いなら大体6割ぐらいの確率で返ってくる。

ところで、今8割だの6割だの言ったがあくまで体感である。統計なんぞ取る訳がなかろう。特に興味がある訳でもないのに何で社民党の党首の為に統計をとらにゃあならんのだ。

と、公職選挙法違反で吊るし上げられない様にフォローしておく。


ま、これで共産社民という選択肢は消える。残るは自民と民主なのだが、まぁジャスコ岡田よりはいいとしても、今の民主党は旧社会党系やら色々流れ込んでおって一応『民主党』と名乗ってはいても実質反自民のごった煮である。

それでも、民主主義は二大政党時代になってこそ上手く機能すると言われておるし、社民党や共産党に比べれば随分マシではある。ただ、どうしても旧社会党系が大量に流れ込んでおるのが気になる。

また、民主党は自民党と比べてどうしても劣る点が一つあってだな、自民党は戦後ずーっと政権を握ってきたが、民主党はその逆という点である。自民党は今のところ特に大きい失敗をした経験がない。そりゃ、勿論色々失敗はしておる。平成不況やら何やらを引き起こした責任は自民党にあると言えるだろうし、拉致問題だって最近まで放置しておったのだからな。

しかし、だ。例えば、ヒトラーさんみたいに、ただでさえ世間から白い目で見られてたのに同盟破りしたせいで世界中から総スカン食らってその後世界大戦でフルボッコにされたとか、第一次大戦後調子に乗りまくった結果その怨念で四週間で消滅させられた某ポーランドの偉い人とか、第二次大戦直前の、やる気があったのかどうかすら疑いたくなるフランス人全員だとかそういった人々の大失敗っつうのが世の中にはある訳だが、自民党は今のところそんな事をした経験が無い。

じゃあ民主党が政権を握ったらどうなるかと言えば、極端に言えばやってみなきゃわからんのであり、そんな賭けに出る必要を感じるかと言われれば特に無い訳だ。後藤さんがパトレイバー2で言っておった様に、今の日本っつーのは、クーデターとかなんとかそういう事をやろうというほど不満の溜まった国ではない訳である。

その上、一度だけ政権交代のあった某村山政権が何せアレだったのであり、民主党にそれ系の人が流れ込んでるとなると、消去法で自民党しか残らないのである。


そういう訳で私は自民党に投票するつもりだが、とある友人は民主党に投票すると言っておった。何故かと聞いたら、「私が自民に入れなくてもどうせ自民が勝つから、民主に入れて二大政党風の政局を作り出したい」と言っておった。なるほどと納得し、そういう考え方もあるのかと感心したものである。

ただ、この場合も民主党に政権を取らせてやろうとは1ミクロンとて思ってないあたり、何と言うかコメントに困る次第である。




結論として、この参院選はどの政党も推奨できないが、強いて言うならば自民党が多分一番マシではないだろうか、と思う次第である。

明日までは勘弁してくれ

2007年07月11日 10時45分32秒 | 日記
ちょっと、毎日見てくれている読者諸君には大変申し訳ないのだが、なにぶん私は今年留年するとTA☆I☆GA☆KUであり、しかも我が文学部は語学を一個でも落とすと留年するというのに明日語学の試験がダブルである。つまりヤバイのである。オーカ・ニエーバが「ベルカ人の編隊が、ダブルでだ」と言ってしまうぐらいヤバイのである。

そういう訳で、まともな記事を書けるのは明日、もしくは明後日以降になるが勘弁して欲しい。




ところで、ここんところの私の日誌読み直すと完全に異常者の日記だな。いや、異常者だから薬飲んでるんだが、それにしたってこれは酷い。自分の事じゃなかったら私でも素で引くぞ、これ。

三隻同盟のユダ

2007年07月09日 07時48分44秒 | アニメ、ゲーム、映画等
ごきげんよう諸君。いかがお過ごしかな。私はようやく情緒が安定してきた。しかし、まぁ予想通りと言うか、先日の記事にコメントつかなかったな。正直あの記事はこのブログが始まって以来最もコメントしにくい記事だったからしょうがない。

ちなみに昨日更新しなかったのは試験の準備に追われておったからである。今日もあんまり時間が無い為、大分前に作った種×ヘルシングのコラを貼って終わる。

三隻同盟のユダ

うつ

2007年07月07日 07時26分19秒 | 日記
はぁ…

ごきげんよう諸君。いかがお過ごしかな。


…はぁ。ダメだ、テンションが上がらん。いや、上がると言えば上がるのだが、その辺で殺人を犯しそうな上がり方しかせぬ為、精神安定剤をガブ飲みしてどうにか耐えておる。

まぁ何があったって、アレだ。清十郎が何を血迷ったか出会い系に手を出しよったのである。多分失恋のショックからヤケになったのだろうな。で、当然まともな奴と会える筈もなく、半分強姦状態だった為私が代わってやった。

と言うか、清十郎はああ見えてもキれるとヤバいのであり、人間の一人ぐらいなら苦もなく殺すと言うか、殺すとは言ってもすぐには殺さないタイプである為社会的地位を考えた私が慌てて代わったのだな。

いや、私も斬殺とかは大好きだが、清十郎の場合斬殺とかが、惨殺にかわる為、仮に殺人罪で起訴されたとした場合、情状酌量してもらえなさそうな訳だ。



んでまぁ、昨日のソレを引きずって今日も通り魔とは言わんがまぁ怒りが込み上げてきて反社会的な行為に出かかり、精神安定剤をガブ飲みしたのである。安定剤をガブ飲みすると鬱状態だけが残る為、現在大変憂鬱だ。


はー、何かで思いっきり遊んでスカッと吹き飛ばしたいなぁ…

玄人気取り

2007年07月06日 20時07分29秒 | 日記
ごきげんよう諸君。本日はゆえあってあんまりテンション高くないからすぐ本題にいく。



玄人気取りというのは何処の世界にもいるものである。例えばデザートイーグル(以前も紹介したがイスラエル軍事工廠が開発・販売しているマグナムオートハンドガンである)を「使えたもんじゃない最悪銃、カッコいいから人気あるだけ」とか言ってみたり、日米同盟を「いざ戦争になったらアメリカが守ってくれる訳がない」とか言ってみたりする連中である。

まぁそんな玄人気取りが三度の飯より大嫌いなのが私の性格だ。何故かというと…そうだな、中学生になってパソコンを親に買って貰ったリアル厨房がgoogle様の使い方を理解して早速ハッカー気取りになる様なものだからだ。見ていて痛々しい。

その上、彼らは間違った情報をバラ撒く。で、その情報を知った奴がまた玄人を気取って…とエンドレスにダメなスパイラルを描く訳だ。


例えば、デザートイーグルについては以前述べたと言うか上で少し述べたが、最近民営化したイスラエル軍事工廠の開発した大型の高威力の自動拳銃だ。この銃は大変魅力的である。ただでさえデザインがカッコいいとかそういう次元を超越してスタイリッシュであり、しかも大型だから見栄えがする。そして発射する弾丸は強力な44マグナム弾や専用の50アクションエプスプレス弾だ。

なんだか、こうやって文章でさらっと説明するだけでかっこよさそうな銃だ。事実カッコいいし、銃オタ入門者は必ずと言っていいほどこの銃に惹かれる。

が。玄人を気取りたい奴はこれを批判するのである。あんな銃弾はオーバーキルで過剰装備だとか、そもそも反動制御が難しくて使えたもんじゃないとか、あんなもん女子供が撃ったら骨折るだとか、そうやって初心者の大好きなデザートイーグルを批判し、玄人を気取る訳だ。

たわけめが。

残念な事に、デザートイーグルは最も扱いの容易なマグナムの一つだ。理由は色々あるのだが、游低が重かったりする為反動が小さく、正しい撃ち方をやれば非常に扱い易い。まぁ、正しい撃ち方をすればの話であり、逆に言うと正しい撃ち方をしなかった場合撃ち手の安全は保証できないという事だな。

大体、拳銃なんてもんは、いざという時に弾が確実に出さえすれば何でもいいのである。あくまで突撃銃やらが弾切れしたとか弾詰まり起こしたとかそんな事が発生した際の予備装備なのだからな。

じゃあ、予備装備にしてはあんな重くて人間どころか熊も殺せるよーな拳銃を装備するのはどーよ、という話にもならなくはないが、イスラエルである。イスラエルのメインエネミーはアラブ人である。もっというと、世界最強のテロ集団PLOだ。

諸君はPLOはとても弱くてイスラエルに虐められているというイメージがあるだろうが、とんでもない。確かにイスラエルと比べればとても弱いが、そりゃ単にイスラエルが強すぎるだけである。PLOに祖国レバノンを乗っ取られ、レバノン再興に生涯を尽くしたハダット少佐をして「PLOの装備を見たまえ。ロケット、ミサイル、戦車。皆我が軍より新型の兵器ではないか」と言わしめたテロ組織だ。

軍隊とか国家じゃなくてテロ組織ってのが凄いな。

まぁ、そんなDQNと戦っておる訳だから、最後の武器となる拳銃に「確実に弾が出る」以外に「確実に一撃で相手を仕留められる」性能を求める気分は判らんではない。プロの傭兵でも、44マグナムとかを持ち歩いている事は多い。

無論、いかにデザートイーグルが優れた拳銃とは言っても、これメインで撃ち合いをする場合、装弾数の少ないデザートイーグルは手数で負けるからなかなかきついものがある。が、そもそも拳銃で撃ち合いなんざしねーよと言われればそれまでだ。リアルの戦争では拳銃で撃ち合いは死亡フラグという事である。

プライベート・ライアンの隊長の最後のアレはまた色々と違うがな。



先程あげた例だと、日米同盟もそうである。そりゃまぁ確かに100パーセント確実に日米同盟の規定が履行されるとは限らんが、逆に言えば確実に裏切られるとも限らない。つうか、同盟すると必ず同盟破棄されるならそもそも同盟つう概念なんぞとっくの昔に消滅しておる。

前にも述べたが、アメリカが日本と同盟を結んでおきたいのは中共がアレだからその抑止というのが大きな要素の一つである。他にも理由は色々ある訳だがな。余程の事が無い限り、裏切りの発生率は低いと言えるだろう。

ちゃんとした理由、例えばアメリカと厨国が裏取引して日本は厨国の勢力圏内に決められたとか、そういう理由があれば話は別だが、包括的な見方を持たずしてただ批判だけするのはTBSと同レベルである。



そういう訳で、諸君も玄人気取りの妄言には注意してくれたまえ。

和服を推奨する回

2007年07月05日 20時59分06秒 | 雑学
結局、昨日はクスリを何錠飲んだか判らん。最低でもデパス(軽めの精神安定剤)六錠、リボトリール(重度の躁鬱病に処方されるらしい精神安定剤)五錠ぐらいだな。いつもより二、三倍飲んだ訳だが…ま、どうにか生きて朝を迎えられただけでもお天道様に感謝せねばならんな。

ちなみに昨日朝というか一昨日夜死んでおったのは、まぁ、その、なんだ。失恋である。玉砕ともいう。私じゃなくて清十郎が玉砕したんだけどな。まぁその影響は私にも来る訳で、それで死んでおったという事だ。



さて、今日は和服のススメである。私は普段男物の着物で押し通しておる。まぁ周りの視線が物凄い集中するが、気にしてはおらん。和服は日本人の民族衣装である。日本人が日本の民族衣装を着て何が悪い。

以前、私は和服で欧州を旅行した事がある。ロンドン(英)で二日過ごした後ベルギーブリュッセルを経由してドイツケルンへ。ケルンで一泊した後ドイツの小田原ことバーデンバーデンへ向かってそこで一泊。翌日観光した後寝台列車でローマへ行き、バチカンを観光してそれから日本へ戻った。

その間、私はずっと着物で過ごしたが、大して視線は集中されなかった。はっきり言って、日本国内で和服着てる時の方が余程見られた。

当たり前なのである。その国の人間がその国の民族衣装を着るなど、当然の行為なのだ。例えばイギリスでなんか、明らかにイギリス人な人にちょっと見られた時その目が「あ、日本人だ」と言った後は視線を進行方向に戻した。そう、当たり前の事だ。我々が日本国内で金髪碧眼で背の高い奴を見て「あ、外人さんだ」と思うのと同じ理屈なのである。

よって、和服を着る事に恥ずかしい事など一つとて無いのである。だからこそ、和服を着ている私とかに向かって「キモい」とか言って来る奴には是非とも天誅を加えたい、具体的には愛刀片手になます斬りにしたいのだが、まぁ法律で禁止されておるからやらん。


その代わりに、我が霧島家では和装を強く推奨するものである。

ただ、一般人が和服を着用するのには大きな壁が二つ立ちはだかっている。一つは入手である。祖父がかつて着ていた服とかを持ってる奴も多いのだが昔の人は背が小さい為、どうしても丈が足りなかったりする。

そうなると、新しい和服を手に入れればならんんのだが、さもありなん。和服というと、とてつもなく高いというイメージがある。確かに、私としても一着三万円ぐらい見ておいたほうが良いと思う。

何故か。そりゃ季節になれば、ウニクロならぬユニクロとかで千円ぐらいの着物は売っておる。売っておるが、ありゃ見てのとおり安物であり、洋服以上に壊れるのが速い。洋服は大体一年ぐらいで壊れるというイメージがあるが、これがユニクロ和服とかだったら半年ぐらいで壊れるんじゃなかろうか。

が、そこんところマトモな和服は違う。三万円もかけた和服なら、少なく見積もっても100年はもつ。確かに初期投資は高いが、コストパフォーマンス的みれば破格である。また本来は良くない事なのだが、虎や龍の模様をつけた派手なものにせずとも和服というだけで大いに目立つ為、地味な模様で大丈夫である。だから、洋服の様に若い時派手なの買ったはいいが歳を食ってからは着るのが恥ずかしい、という事もない。まさに一生ものだ。


ただ、和服の事がよく判らんし第一どうやって着たらいいのか判らない、という人も多かろう。事実、若い人でも和服を着たいと思っても親が着せてやれないという戦後日本のDQN教育の悪影響をモロに食らっている人も多い。

そこでオススメなのが袴である。ハカマ。袴っつーのは和服版ズボンみたいなものだ。着物は普通帯を回して綺麗に結んでやらねばならんから素人には着にくいのだが、袴で帯が隠れてしまうからどんなに下手でも何ら問題無い。

その上、袴自体の着方は大して難しくない。ぐぐれば色々と出てくるだろうが、要は前の部分から伸びたひもで身体を一回巻いて尻の方で結び、後ろの部分で結んだ部分を隠しつつ前に紐を回して結ぶ、これで終わりだ。

それに昔と違って、襦袢(洋服でいう下シャツだな)を着なくても誰も文句は言わない世界だから、今の時期から秋にかけての暑めの時期が和服道スタートにはオススメである。取り敢えず浴衣なり単衣(ひとえと読む。詳細は店の人に聞くと良い)を一着、後は袴と帯と下駄か草履一式揃えればそれだけで出撃できる。

ちなみに帯だが、高い奴であればあるほど結び易い。値段は伊達ではないぞ。高級品で結ぶと、適当に結んでも一日中崩れないが、安物で適当に結ぶと半日で崩壊したりするから注意が必要である。

まぁ帯はともかく和服自体は最初にいいものを買う事をお勧めする。安物はすぐ破れるし肌触り悪いし。大体三~五万ぐらいが目安だ。学生だから金が無いという諸君は、「和服着てみたい」と親に言ってみたまえ。結構高い確率で買ってくれるぞ。

戦争はめんどくさい

2007年07月03日 16時58分21秒 | 社会、歴史
最初に訂正である。昨日、バイオ4の初期ショットガンはM1897と紹介したが、よくよく見直してみればM1300だった。同じウィンチェスター社製品のベストセラーである為間違えた様である。



さて、明日試験である為更新する暇が無いのだが、現実逃避エネルギーでどうにか書く。

本日は戦争についてである。戦争っつーと、他人の不幸は蜜の味の原理でイラク戦争のアメさんとイラクの諜報合戦ならぬ嘘つき合戦とか見ながらお茶の間で笑ったりする訳である。

純粋な戦争ではないが、ワールドトレードセンターに旅客機が突っ込んだ時なんぞは最初こそ「ん? 何かの映画?」と思ってた私だが、マジだと判った後は二機目サックリ入ったm9(^Д^)とかやっぱり崩れたーm9(^Д^)と指さして笑っておったな。

特に二機目が綺麗にさくっと入った時は腹よじれるかと思った。だって、お前、映画とかでもあんなに綺麗にさっくり入らないぞ。んで続報聞いておったらワールドトレードセンターから続々避難中に中の人が「危険はありません、中にお戻り下さい」と放送を流し、本当に戻ってしかも崩れた為米人が沢山死んだと聞いた時はマジで笑い転げたものである。


が、これが日本で起こっておったら笑えん。他人が戦争してる分には見てるだけでいいが、実際に自分らが戦争する事になると嫌だ。何でかって、戦争しなきゃいけないからとてもめんどくさいのである。

日本は志願制軍隊ではあるものの、状況によっては徴兵せざるを得ない可能性が無いとは言い切れない。そうなると我々一般人は滅茶苦茶疲れる訓練を受けた挙句、重装備(現代の歩兵の装備は人一人分ぐらい重い)で戦場に行って殺したり殺されたりせねばならんという事になる。めんどくさい。

経済産業の観点からしてみると、戦争になったら航空機や戦車や銃やら色々戦争に使う製品を作らねばならん。この需要は戦争が続けば続くほど大きくなっていく。朝鮮戦争の例を見るまでもなく、兵器っつうものは外国に売る分にはとてつもないドル箱である。売れば儲かり、売られた兵器が向こうさんの兵隊を殺し、んで向こうさんも装備を強化してくるから需要が再び強化されるという夢がいっぱいワンダーランド状態である。

が、自分の国で使うとなるとだるい。確かに、軍事用に開発された新技術が民間に流れる事が無いではないが…まぁ、基本的に兵器っつうもんは作っても経済効果が無い。つうかマイナスだ。戦争になったらそれをモリモリ作らねばならんのだからやっぱりめんどくさい。

政治家にしたって、戦争を起こすまでは自分らの仕事にしても、軍人さんがしっかりしてない事にはお先真っ暗であり、軍人さんがヘボかったりした日には相当外交を頑張らないとダメな結果になる。めんどくさい。

軍人も、実は意外な事に軍人ってのは超保守的だ。何故かというと、戦争で負けるとマズいからである。しかも戦争はリセットボタン無しだから、一回ミスると人生オワタだ。だから、以前の戦争での勝ちパターンを実践する場合が多い。しかし、戦争をしていない平和な時にも兵器やら戦術は進化しているのであり、新兵器の導入もしなければならん。

第二次世界大戦のドイツvsフランスなどは典型的な軍人の憂鬱を見せてくれる。ドイツは戦車や航空機といった新兵器を全力で活用し、一方フランスは第一次世界大戦の勝ちパターンを忠実に実行した。まぁ結果から言うと一ヶ月でフランス消滅だった訳だが、無理に新兵器を使って負ける事もある。

つまり、戦争が仕事の軍人さんも戦争はめんどくさい。


こういう訳で、中世とかはともかく、近現代の国家にとっては戦争はこの上なくめんどくさいものであり、できればやりたくないのである。が、植民地獲得戦争、第一次世界大戦、第二次世界大戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争、そして最近では湾岸戦争やイラク戦争など、戦争はいっぱい起こっておる。

これほどめんどくさい戦争という行為が、しかし何度も何度も行われている。これは異常な光景に見えるかもしれぬ。事実私も少々疑問に思った事もあったが、時がたつにつれて判る様になった。

確かに戦争はめんどくさい。が、世の中には戦争よりめんどくさいものが沢山あるのである。より正確に言うと、戦争しないともっとめんどくさくなる場合もあるという事だ。

例えば、ヒトラーのドイツ第三帝国とスターリンのソビエト連邦。どちらも互いにイデオロギーの関係上それぞれの存在そのものを認めない。いつか必ずブッ殺すというノリな訳である。そういう訳で独ソは戦争になった訳だが、じゃあ戦争しなかったらどうなるか?

互いにその存在そのものを認めないのだから、対立する訳である。んで、冷戦と同じく確実に軍拡競争へ発展する。それで戦争するのがめんどくさいからって戦争をサボっておると軍隊という経済効果がマイナスなものに金を回さねばならん。めんどくさい。

大体にして、互いに存在そのものを認めないのであればいつか戦争に発展するのはほぼ確実である。だったら何十年も延々と軍拡競争するより、さっさと戦争してさっさと終わらせた方が楽という事である。


ただまぁさっさと戦争した方が楽な場合でも、戦争そのものに負けると大戦後のドイツとか見ても判る通りとてもめんどくさい事になる。また、勝ったとしても戦争の経過によっては戦後とても面倒なことになる。

例えばソ連はドイツ制圧時に民間人虐殺から略奪、強姦…うーん、あと何だろう。まぁ、連中が何をしたか全部数えるのに物凄い労力がかかるぐらい好き放題した訳だ。当然、ドイツ人からは恨まれまくりであり、戦後のドイツ経営はとても面倒だった。

今のアメリカのイラクと同じである。あれは、少なくとも名目上は『フセインとかいうDQNが核持ったら相手がめんどくさいから今の内に殺しておこう』という戦争だった訳だが、今のイラク情勢を見ておると、外人がモリモリ殺されておったり、自爆テロが頻発したり、とある日本人が首の無くなった自分を発見したりといった具合であり、めんどくさい事にならないように戦争したのに余計にめんどくさい事になっておる訳だ。



まぁつまりどういう事かというと、戦争はめんどくさいという事である。かと言ってめんどくさがりすぎてもだるい事になる為、とにかくめんどくさくない方向に行くのが大事という事だ。

だから、韓国の若者がテレビの取材で「北朝鮮が日本と開戦したらどうしますか?」と聞かれて「日本を相手に戦います」とか言ったり、不法に入国してきて悪逆非道の限りを尽くしたり、ネチズンがうざかったり、竹島に上陸したり、日本海を東海と呼ばせようと頑張ったり、つうかむしろ頬骨が張ってるのを見るのが嫌だったり、そもそも存在そのものが不快と思ったりしたとしても、核で半島ごと吹っ飛ばしたりしてはダメなのである。

後がめんどくさいからな。



つまり結論はどういう事かと言うと、何事も吉良吉影の様に静かにやるのが大事という事である。そして第三の爆弾バイツァダスト獲得後の吉良吉影みたいに調子に乗ってはダメという事だ。







チラシの裏:
三国志大戦、今verになってから業炎四枚や呉バラ、隙無き天啓(今思えば隙無き栄光に優っている要素が一つとて無い)といった具合に色んなデッキを遍歴した訳だが、ついに新デッキを開発した。

『麻痺号令/旧手腕/意地周泰/孫静/孫桓』の麻痺矢手腕デッキである。柵四枚もある事から判る通り立ち回りはガン守り。相手の立ち回りや計略に合わせて手腕、麻痺号令、意地を使い分ける。韓当じゃなくて孫静を入れている為ダメ計にも強い。

…なんで私はこう、変態デッキばかり組むのだろうか。普通の呉バラ使ってる時より変態デッキの方が勝率高いし。

思えば、三国志大戦を始めた当初こそ無難な超絶強化デッキだった。が、ver1終盤で賢母天啓夷陵を使い始めた時からおかしくなり、ver2序盤は業炎四枚、その後朱然天啓旧手腕、休止後は六枚手腕屍で割とまともだったが韓当呉景ではなく何故か孫静朱治という変態具合である。まぁダメ計対策なんだけどな。当時赤壁と大水計滅茶苦茶多かったし。

そしてついに本日、麻痺旧手腕という変態の境地に辿り着いた。なお、孫静と孫桓を外して呉国太と虞翻を入れると全武将が防柵・麻痺手腕小再建デッキという更なる変態デッキになる。名君流星より防御的だ。諸君も一度はやってみてくれ。楽しいぞ。


多分。

バイオ4の銃

2007年07月02日 22時57分17秒 | アニメ、ゲーム、映画等
ごきげんよう諸君。いかがお過ごしかな。私は相変わらず勉強に追われておるのだが、あんまりちゃんとやれなくて困ったものだ。英語の読解はまぁいいとしても、厨国語の暗記が地味に辛い。


そう言えば先日、久々にバイオハザードをやった。それで思い出したのだが、あのゲーム、出現する銃が悉く濃い。確かに初代バイオは普通の銃ばっかりだ。拳銃はベレッタM92FS(米軍制式拳銃の民間向けタイプ)だし、マグナムもコルトパイソンである。諸君もコルトパイソンぐらい聞いた事はあろう。

が、あのゲームはシリーズが進むごとに銃が濃くなっていくのである。2になるとクレアの標準装備拳銃としてブローニング・ハイパワーが出てくる。

ブローニングというのは人の名で、前にも言ったが現代拳銃の基礎を築いた偉人である。何せ、現在の拳銃という武器の祖であり、しかも現在に至るも彼の域を出ていないのだ。代表作としてはコルトM1193、いわゆるコルト・ガバメントがある。

なのだが、ブローニングさんの時代はアメリカではあんまり拳銃が売れなかった為、ブローニングは「もう知らんわい」っつってベルギーに行ってしまうのである。ベルギーに行った後作った、ブローニング最後の作品がハイパワーなのだ。

これがもう一人の主人公レオンの初期武装となると、 >VP70である。はっきり言って、銃好きでも知ってる奴は少数派の銃だ。これ。この銃についてはソフトバンク攻略本でディレクターが「僕は格好悪いと思ってたんですけどある人が是非!と薦めたもので…」と語っている。


で、最新作4だ。最初に持ってる銃こそオリジナルデザイン(多分カスタムメイドなんだろうな)だが、次に出てくる拳銃はなんとモーゼル様である。渋い。実に渋い。つうか、これ買う時武器商人が「そいつを選ぶとは渋いねぇ」って言ってくる。

んで私は最初、モーゼル様以外は「この銃は○○って奴だな」と見定めないでやっておった。だがどうにも見覚えがあるのだ。ライフルとショットガン、なんだかどーも見覚えがある。モーゼル様と同時代の銃な気がする。

と思ってよく見たら、スプリングフィールドM1903とウィンチェスターM1897だった。素晴らしい。拳銃、散弾銃、狙撃銃の基本装備全部が第一次世界大戦で使われた銃である。

また、M1897は戦後M1ガーランドに交代してしまったが、狙撃銃として第二次世界大戦でも現役で活躍。M1897とモーゼルも普通に使用されておる。プライベート・ライアンを見た人ならわかると思うが、塔の上から狙撃やってた人の持ってた奴がM1903だ。


もうそれに気付いてから私の脳内はアドレナリン全開であり、武器屋に次々と新型銃が売り出されても悉く無視してせっせと骨董銃を改造して戦っておったのである。

んでまたマグナムが渋い。セミオートの方は何故かガバメントなのだが、それはいいとして、マグナムリボルバーが大変渋い。私に銃の元ネタは判らないが、S&W社の製品の様だ。

で、どう渋いかって装填方法である。リボルバーっていうと諸君は給弾時にあの蓮根みたいな丸い奴が横にガチャッと出るのを想像するだろう。まぁ事実、現在のリボルバーは全部そうである。

が、バイオ4のマグナムリボルバーはなんと中折れ式である。中折れ式ってどういうのかと言うと、文字通り銃が途中で折れるのだ。絵でいうとこんな感じである。

サクラ大戦のマリアが使ってたエンフィールドmk1も中折れ式だな。今では中折れ式は絶滅危惧種であり、この方式が採用されている銃は第一次世界大戦時ぐらいに多いのだが、バイオ4ではしっかり出てくる。

つまり、バイオ4はWW1ゲー化可能なゲームなのである。ロケットランチャーもRPG7とは言え、第二次世界大戦から形ほとんど変わってないから気分に浸るには充分だ。




……ううむ、余裕が無い時はあんまり面白い記事が書けぬな。