霧島家日誌

もう何が何だかわからないよろず日誌だ。

信頼と実績の霧島への呪い

2011年04月22日 21時09分52秒 | 日記
ごきげんよう諸君、いかがお過ごしかな。PS3がぶっ壊れた霧島である。

本当にショックだ。どれぐらいショックかって、少なくとも昨日は記事なんて手につかなかったしROも死にまくった。あのゲームは基本RPGなんだが、オフラインのRPGと違いオンラインRPGというのはデスペナというのがある。これはまぁ、ドラクエなんかで全滅するとお金取られたりする感じで、自分のキャラが死ぬと経験値が減らされるというものである。

ROはMMORPGの中ではデスペナがかなりぬるい方なのだが…次のレベルに上がるまでに必要な経験値を100分率にして、死ぬと1%経験値が減るというシステムになっている。で、昨日はショックだったせいか動きが精彩を欠き、三時間ぐらい狩りしたのに1%しか上がらなかった。やはり私は1日最低30分はコントローラを握らないと極端な禁断症状を示すゲーム依存症患者の様である。

まぁ一応修理出す訳だが、もし仮にハードディスク初期化なんて話になったらダメージでかいからな。怖くてしょうがない。私のPS3は初期型でPS2を遊ぶ事ができ、あのHDDの中には、今や行方不明となった私のPS2メモリーカードの中身が入っておる。10000時間台やったかどうかは知らんが1000時間なんて目じゃないぐらいにはやってる三國無双2のデータとかが入ってる訳だ。消えたら泣くなんてもんじゃ済まないぞ。

絶望だ。

ちなみに症状はと言うと、前からちょっとおかしくはあったのだ。長時間起動してると、ピピピッとか言って勝手に電源が切れるのである。プレステオンラインのQ&Aにそういう場合は中に熱が籠ってると書いてあり、事実外見からして中が埃だらけなのは確定的に明らかなので、こりゃ一度あけて中を掃除しないとなぁと思っておったのである。そうは言っても、PS3は自分で一度でもあけてしまうと修理してもらえなくなる上に特殊なネジ(トルクス)を使っておるから、一度PSクリニックに出すかなーと思っておったのだ。

そしたら、一昨日の事である。半日連続起動していたPS3で、いつもの様にACfAで対戦中、落ちたのだ。あーまたかーとその時は思っただけだったのだが、翌日になって電源つけてみると二分ぐらいで落ちる。そうなるともう駄目で、もう一回電源を入れても三十秒と持たない。一応クロスバー画面は出るし、落ちさえしなければゲームも起動するがどっちにしろ二分ぐらいが限界なのでどうにもならん。

再びPS公式サイトを確認し、セーフモードとやらがあるらしいのでそれで起動。で、セーフモードではHDDの初期化とかできるんだが、「まずはPS3の設定初期化を試して」と書いてあったから初期化。…初期化終了。「使用する言語を選択してください」日本語。「HDMIが検出されました。HDMIを使って映像を出力する場合ははいを選択してください」はい。すると画面が暗転し、しばらく待つと再び言語の選択が出てくる。それで日本語を選ぶ。

「HDMIが検出されました。HDMIを使って映像を出力する場合ははいを選択してください」

…(゜Д゜)ハァ?いやいや待て待て。さっきお前HDMI検出してたろうが。いやまぁ落ち着こう私、HDMI出力が上手くいかなかったのかもしれん。ベタだが素数を数えて落ち着くんだ。1、2、4、6、8、10、12…よし、もう一度はいを選べばいいんだ。はい、と。画面暗転。よしよし、HDMI出力に切り替えてるな。

ピピッ(電源が落ちた音)

( ゜д゜)…

( ゜д゜ )

そんな訳で、PS3を修理に出す事にしたのである。修理に出すと言っても、その前段階としてPS3の外箱をソニーから送ってもらわんといかんので、そこそこの時間がかかる予定だ。まずいな…これはまずいぞ。ACfA解説記事連載中にオンライン対戦で宣伝部屋立てまくって新規読者を獲得する筈だったというのに宣伝できないではないか

みんなが私の代わりに宣伝部屋たててくれるさきっと。バロスさんあたりとか。


さて、まぁそんな絶望的な話はこれくらいにして本題である。実は私、ここんとこ二日連続で朝七時就寝である。別に好き好んでこんな時間に寝ておる訳ではないぞ。ちゃんと理由があるのだ。と言うのも、先日、社長のPCがぶっ壊れた。それはもう見事に死んだ。幸い、こんな事もあろうかと社長用サブPCを組んであったので今はそれで仕事をして貰っておる。

また予備の組むかーと思ってたんだが、そのサブPCというのは旧i5で動いており、旧(と言うか)メインPCはi7で動いておった。動作が遅いと文句を言うのである。どちらにしても新しいPCは必要だし、それだったら新メインPCを組んでしまえという話になったのだな。精密機器、ことにPCに関しては信頼と実績の呪われ具合である私なので本当は既製品を買いたかったのだ。

しかしながら、社長のPCは仕事の関係で京都府のシステムに繋げないと意味がなく、そしてwin7で京都府に繋ぐのはまだ怖いのである。以前から京都府には煮え湯を飲まされており、●●に対応しました!と言うからそれにアップデートすると高確率で動かずダウンデートする事になってたのだ。サポートに聞いてみるとwin7でつないでる企業の例はまだ多くないらしいから、怖い訳である。

まぁそんな訳で、新規にPCを組む事になった訳だ。構成は以下の通りである。

CPU:core i7-2600k
M/B:gigabyte P67A-UD3R-B3
メモリ:CFD elixir T3U133Q-1G(三枚組み製品を二枚使用。新品)
SSD:RealSSD C300 CTFDDAC128MAG-1G1
ビデオ:GAINWARD HD4570
電 源:Antec HCP-1200
ケース:Antec Twelve Hundred V3
O S:microsoft windows XP SP3適用済

随分と豪華な構成だが、i5が遅いってんなら目が回るぐらい高速にしてやんよという私の意図以外に、会社の金だからってのもある。あと、社長はCADをやる予定があるので高性能なPCは結局必要だったのだ。前の社長のPCがi7だったのもそのせいである。

しかしまぁ、予想通り不具合が出た。

その1は、エンストである。普通、PCの電源を入れると、電源が入ると同時にファンが回り始める。水冷じゃないしな、うちのは。だから諸君のPCと同様、電源を入れれば「ぽちっ→ウィーン」となる筈である。又、電源が落ちるとファンが止まる為、プゥオーンと萎えた音がするのも一般的だ。で、組みあがった社長のPCに電源を入れるとだな。

ぽちっ→ウィーン→プゥオーン→ウィーン→プゥオーン→ウィーン

と、何度かエンストしてから起動するのである。この時点で既にかなり嫌な予感がしてたのだが、さもありなん。キーボードをUSBポートに挿しても認識しない。おかげでウィンドウズがインストールできなかったのだが、これはPS2接続にする事で難を逃れた。

しかし問題は続く。ウィンドウズをインストールしていると、一度勝手に再起動してウィンドウズインストール画面(水色の背景のアレ)になる。その画面で必ず止まるのである。しかも、フリーズする前にマウスを動かそうとするとポインタが飛び飛びになってとても使えない。これでは話にならんという事で、ショップにマザーボードを交換してもらったのだ。

だが、症状は改善しない。となるとメモリが壊れてるかそれかメモリ相性問題か、という事になった。相性問題というのはだな、Aという部品とBという部品それぞれが単体で正常でも組み合わせてみると動かないという事がある。これが相性である。電球とかでよくあるな、ひとつひとつ繋いだだけなら光るのに二つ繋げると光らないっての。

そんな訳で、memtestというソフトを使ってメモリを検証。しかし異常は検出されない。もし壊れていたり、相性問題が起こってればエラーを吐く筈なのである。これはおかしいという事でマザーボードとCPUをショップに送ったら、動作検証では問題ありませんでしたと言われる。こればっかりだ私。そしてパーツを再度送り返され、グラフィックボード変えてみたら? と言われる。

ここまで来て、私はちょっと思うところがあった。現在、私の手元には余分なパーツというものがない。ハードディスクだけだ。そこで、社長が仕事を絶対にしない深夜まで待機、そこから作業を開始。社長のサブPCを分解してグラフィックボードを新メインPC(今問題が起こってる奴)に挿してみる。…フリーズせずにインストールが続行される。しかしながら、マウスポインタが飛び飛びになるのは変わらず。

で、プロダクトキー入力画面になったのだが、例えば「A167」と入れようとして「A」を入力するとAAAAAAAAAAAAAAAAAAとなる有様。

私発狂寸前。

そこで、こんな事もあろうかと今度は社長サブPCからメモリを拝借。新メインPCに挿してみる。すると、今度は正常に作動。そう、グラフィックボードとメモリ、両方に対し相性問題を起こしてたのである。これでは原因など判る筈もない。普通相性問題ってのは、数多くあるパーツの内どれか一つが起こすものであって複数のものが起こすものじゃない。だから問題の切り分けとか言って一つ一つ原因をつぶしていくのだが複数の相性問題じゃ潰れようがない。と言うかmemtestでエラー吐かなかったじゃねーかてめぇはよ。

そんな訳で、全部元通りにしてからグラフィックボードとメモリを新しく注文。この二つは、結構前に私が別の用事で買っててそのままになってた部品で、それを会社用に供出したのだ。だからこの二つを新規に買っても支出量が正規になっただけで問題はない。部品が到着すると、又深夜を狙って作業開始。

…また相性が出やがった。

だがここまで来たら最早予想の範囲内である。その為のフラジール深夜作業だ。社長のサブPCからグラフィックボードとメモリを抜き取ると、新メインPCにブスッ。そして新しく買ったグラフィックボードとメモリをサブPCにブスッ。今回買ったのはサブPCと質がほぼ変わらない奴、つまり同等品だったから問題は無い。と言うかそれを見越して買った。

いつも通り元気にサブPCが動くのを確認すると、新メインの電源をONにし、正常な動作を確認。これで終わった。すべてが終わった。その時はそう思った。しかしながら、色々やっていく内にまだ終わってない事が判明した。と言うのも、さっき、USBポートに挿してもキーボードとかマウスが認識されないと言ったな。メモリを交換してからは、USBでもちゃんと認識された。しかし認識されるのは一部のポートのみであり殆どのUSBポートは認識してくれないのである。このマザーボードにはUSBポートが6つあるが、その内2つは正常に認識し、残り4つはてんで駄目だった。



もう勘弁してくれ。

sandy bridge使って新しいPCを組みましたとさ

2011年02月08日 22時43分01秒 | 日記
ただ、その死んだ時期が待ち望んだ新型CPUsandy bridgeの発売とほぼ重なっており、私は何とかぎりぎりまで持ってくれたと安心して新型の部品を注文したのである。秋葉で在庫がなかった為通販したら間違って横浜に送ってしまうというアクシデントもあったりしたが、無事二月五日到着。しかし、それを遡る事何日か…

Intel 6シリーズに不具合、Sandy Bridgeマザーは全品販売停止

どういう事なの…


この不具合は、簡単に言うとCDドライブとかHDDが動かなくなるものである。

新型CPUのsandy bridgeは新しい規格のマザーボード(基盤)に載せなければならないのだが、そのマザーボードには当然CDドライブとか電源とかグラフィックボードとか、色々なものを接続する。その中で、CDドライブとHDDを繋ぐポートは同じ規格で出来ており「SATA」というのだがここの回路設計に欠陥があった為、購入当初から段々速度が遅くなり最悪、HDDやCDドライブが見えなくなるという不具合が発生するというのが発覚したのである。

しかも、だ。これがインテル製マザーボードだけなら良かった。しかしだな、マザーボードには、CPU製作会社であるインテルが「新型CPUにはこうこうこういう設計の回路を組み込んでください」というのを配布している部品が必ず組み込まれている。と言うか、その部分が根幹と言っていい。これをチップセットという。

まぁ判ったと思うがチップセットに欠陥があったのである。よって、インテル純正は元よりギガバイト製、アスース製、MSI製、どれもこれもアウトだ。全て販売停止&回収である。

元々、私はパソコンに呪われた女である。諸君も知っての通り、初代自作機のアスロンMP4800+デュアルは起動した瞬間から80度超え今にも離陸しそうなファンを使っても熱暴走したというハイパー熱暴走マシンだった。三代目はMSIマザーボードを買ったらOSがインストール出来ず、会社用のPCを作る為にこれまたMSIマザーボードを買ったらシリコンが焦げてるという呪われぶりだ。

最近も、mumble(ボイスチャットソフト)とAOCを同時起動しているとAOCが強制終了する(判ってると思うが、AOCは10年前のソフト。mumbleが通信対戦の通信の邪魔をして止まるなら理解できるがAOCがフリーズする理由がない)、何の理由もなくデスクトップPCが駄目になる等、どうしようもない事態に何度も直面している。

特にマザーボードは危険であり、私はMSI製品に何度も酷い目に遭わされている為最近はGIGABYTE製品を買う様にしていた。しかしながら一昔前の韓国車みたいに半分壊れて頻繁に落ちた訳で、正直次のマザーボードは何処のものを買うべきか悩んだ。ただ、うちの会社のPCは一台除いて全てGIGABYTEであり、一切不調を起こしていないのに鑑みて、もう一度だけ彼の会社の製品を信じる事にした。

まぁ私のにだけ不具合が出てるのこそ呪いだとも考えられるが。

しかしながら、今回はそんな問題ではなかった。全部地雷だったのである。もうどうしようもない気分だ。ただ、今回欠陥が発見されたのはSATA2ポートだけで、SATA3ポートには発見されていない(どちらも基本は同じなのだが速度が違う。3のが速い)。なので、SATA3ポートのみを使って取り敢えず組んでおいて、回収&交換を待つ事にした。

以下、組み立て写真館。尚デジカメまでもぶっ壊れたので携帯写真である。しかし携帯で撮影した時は結構綺麗に撮れたと思ったんだが、PCに移すとすごい汚いな。ちなみに一部クリックで拡大。




まずは噂のマザーボード。GIGABYTEのP67A-UD5である。



箱を開けたところ。



取り敢えずPCケースに固定だけしてみたところ。しっかし汚い画像だな。ちなみに電源は続投組のCORSAIR CMPSU-1000HXJP



さて、CPUだな。CORE i7 2600K。



で、これをマザーボードにハメます。



そしてCPUクーラー。以前、某V10を買ったという話をしたが、これを続投させるか迷ってな。これやっぱり電圧食うし、取り敢えずリテールのCPUクーラーを使って、駄目だったら又CPUクーラーを買おうという風に決めた。どうせ某離陸ファンを使わなきゃいけないほど熱くはないだろうという考えである。



では次にこちら。メモリだな。続投組のCORSAIR TWIN3X2048-1333C9だ。本来は2GBの三枚組みで三枚使うんだが、このマザーボードは二枚or四枚挿ししかできないので二枚挿し4GBという仕様になった。



挿してみた状態。



で、次はグラフィックボード。先代は組み立て時GAINWARD HD4580だったのだが、昨年の暮れに切り替えていた。今回はそれを続投させる事にしたのだな。SAPPHIRE Vapor-X HD5870 1GBである。尚、この画像は回転させなきゃならんと思うんだが、画像加工すると更に画質が酷い事になりそうだからやめておいた。



こちらが中身。



グラフィックボードを挿し、大体の配線を終えた状態。HDDも見えるな。ちなみにHDDは日立の2TBSATA3、HDS722020ALA330だ。二つ買った。



こちらは完全に配線を終え、他のPCIEカードも挿した状態。新たに挿したちっこいのは、blackmagic design intensity pro。いわゆるソフトウェアキャプチャーボードの代表格だ。続投組である。



で、OS入れて色々プログラム入れて、結果、現在は順調に動いておる。




以前も書いたが、人間もPCも元気が一番である。

こち亀のマリア

2010年11月24日 17時45分28秒 | 日記
最近、こち亀のマリアが可愛くて生きるのが辛い。

と、いきなり意味の判らん事を言ってみたがごきげんよう諸君。いかがお過ごしかな。最近AOC記事ばっかりだし攻略記事もまだ終わってないんだが、これ以上連続してAOCの話ばっかりしてると読者諸君に飽きられてしまうという危機感を抱き別の記事を書く事にした。

と言うか、だな。あのゲーム、文明が18あり、前回書いたのは4つだ。んで、4つを紹介しただけで9400字を超えており、一万字に計算しやすく水増しした場合、全部書くのに三万五千字、んでgooブログは一記事につき一万字が限界だから記事四つ分になる訳である。

ふぅ。


で、こち亀のマリアである。

いきなりなんでこんな話をしはじめたかって、ここんところこち亀愛蔵版を読み返しておったのだ。私が小学生の頃いじめられておったのは諸君も知っての通りだが(つうか中学でも高校でもいじめられてたが、既に私らが誕生しておった上に東京のいじめは手ぬるい為途中から楽しんでた)、それが私の身体的欠損によってばれた結果学校から連れ帰られた。

その途上、しばらく学校には行かせないという不退転の決意を固めておった当時の父親は、家で読む本として何故かこち亀を買ったのである。その時の愛蔵版(24巻まで)が我が家には残っておるのだ。

それを久しぶりにぺらぺらめくって読んでおったのである。基本的にあの漫画は別に好きな訳じゃないのだがかと言って嫌いな訳でもなく、ダラダラ読むには最適という評価を下しておるから最近の私の様にダラダラやる気なく過ごしている人間には最適なのである。んで、読んでてマリアにやられてしまった訳だ。

一応読んでない奴向けに言うと、麻里愛と書いてマリアとあだ名される、両津に惚れてるキャラである。ちょっと画像検索したら、初登場の次の回の画像が転がってた。これ。解説は読まないでくれると話の展開的に助かるが、こいつ、男である。

男なのに美人で主人公にベタ惚れ系のキャラだ。昔は結構よくあったキャラだな。最近は男の娘が大人気だが、こう、アレって女装ショタが多いからな。私はショタも大好きだから問題ないんだが、大人の女とまでは言わんがこういうちゃんとした巨乳型女装娘もいいと思うのだ。

そもそも、ショタの中性感というのは「男にも女にもなりきってない」この年齢独特の、いわばロリと同じものである。大体の男の娘もこれだ。それに比べてマリアの様なタイプは「こんなに美人なのに男」というアンバランスさがいいのであって…って何を語っとるんだ私は。


さて、私は小学生時代ジャンプ、サンデー、マンガジンの三誌を毎週購読しておったのだが、中学以降はまったく読まなくなった。と言うのも、小学生時代に読んでいたの自体姉の読んだ奴を安く買えたからであり、別に自発的に読もうと思って読んでた訳じゃないからである。それに、毎週買うより単行本を揃えて買った方が間違いなく安上がりであるし以前の展開を忘れる事もない。

何より、週刊誌にしろ月刊誌にしろ雑誌で買うと読みたくもない漫画もついてくるという大変悪質な抱き合わせ商法に付き合わされる事になる。買う気がしなくなる訳だ。世の中には週刊連載のものは一週間に一回、月刊連載のものは月に一回しか読めないものであるからそれを頭に入れて読まねばならんという向きもあるが、私にしてみりゃだからどうしたである。面白いもんは単行本でも面白いしつまらんもんは雑誌でもつまらんのである。

強いて言えば、長期連載のものは序盤と後半だと設定に矛盾が出てくる場合があるのは考慮するぐらいだ。と言うかこれは考慮しておかないと、ヘルシングとかあの辺はともかくとして沈黙の艦隊など最初はソ連だったものが気付いたらロシアになってるからな。

レッドスコーピオンが出てからロシアがガチで再登場するのにすごい時間かかるからな、あの漫画。いくら週刊だから連載速度が速くてもあれは仕方ない処置であろう。

まぁその辺はともかく、中学以降私と姉は離れて暮らす様になった為お下がりを買う事はなくなった。必然として、それ以降のこち亀の展開も知らない訳である。だから最近どういう展開なのかは全然知らんのだがな。なので、今回記事を書くにあたってwikiとかでちょこちょこ調べてみた。


>111巻にて両津から「男とは結婚できない」とはっきり断言され、マリアは両津の元を去ってしまう。女性に近付くために手術を考えていたが、そこへ天国のエロジジイこと天国警察の花山が現れ、マリアの性別を女性に変えてしまう。こうして本当の女性となった


>そこへ天国のエロジジイこと天国警察の花山が現れ、マリアの性別を女性に変えてしまう。


マリアの性別を女性に変えてしまう。
























































畜生! 畜生! 畜生! 畜生! 畜生! 畜生!


ふざけんな! ファック! ファック! ファック!


秋本ちょっと駐車場来い! うちのガチタンで消し炭にしてやる! 私のこの胸のときめきをどうしてくれるんだ! 返せ! 返せよ! あのときめきを返せよ! ばーかばーか!


…とまぁ、怒り狂った訳である。しかしまぁ秋本も何を考えてあんな事をしたのだろうか…マリアが初登場した時期はニューハーフが流行した当時であり、バラエティ番組でもきれいなオカマ枠の確保が顕著になった時期の筈である。その流行の衰退、そもそも恋愛路線はこち亀にゃ合わない(作風にかなり大きい変化が出る為、ある程度流れができたらフェードアウトが基本)といった理由によって出てこなくなったのは理解できる。

しかし、女にしてしまうのは理解できん。ただ美人なだけなら既に麗子がいるのであり、両津に惚れて積極的に迫るという意味では磯鷲早矢、擬宝珠纏など類似のキャラは年々増えていっている。そんな中、マリアが男でなくなってしまったというのはアイデンティティの喪失と言っていいレベルである。

本当、何がしたかったのか判らん。多分特殊な性癖がある訳でもないのにマリアを出してしまった事自体が失敗だったのではないだろうか。ああいうニッチなキャラは本人がそういうものが大好きでないとなかなか続かないものである。もしくは、その需要とかを理解した上で仕事と割り切ってやれる人か。後者は、東方は嫌いだけど売れるからという理由でエロ同人書いてる奴とかがあたるな。

秋本はおそらく後者に近かったんだろうが、自身の長期連載具合を甘く見ていたのは否めないだろう。一時の流行に乗ってキャラ作るからこうなる訳である。実際、好きでなかったらこんなキャラもてあますに決まっておるだろうに。

大体恋愛路線だって、常識で考えれば両津は連載一年を待たず中川財閥に消されてておかしくない逸材であり、いくらギャグ漫画でもアレをガチで好きなままでいろというのもかなり難しい話なのである。結婚が成立してしまえば両津の悪さ具合にもかなりブレーキがかかるから結婚はさせられず、時間が経てば経つほどズルズルと引きずっていく事にもなる。

マリアだって、初登場してからしばらくのレギュラーとしてバリバリ出てた時期も両津が悪さをする回での影は薄い。両津の悪さに一番寛容なのは中川(男だけど)だが、あやつとて他人として「やれやれ」という態度をとってるのが主である。両津にベタ惚れならば当然、彼の悪さを止めなければならない為必然的にギャグ漫画として邪魔になるのだ。

まぁ、イケイケで協力しまくるというキャラにするのもひとつの手だが、それはそれで両津とセットで行動させねばならなくなりやはりギャグ漫画としての幅の広さに制約が出てしまう。


まぁ色々とまとまりのない話をしたが、結局何が言いたいってとマリア可愛い(男の時の)秋本出て来いこの野郎という事である。

実際、女ならマリアって割とどこにでもいる普通のキャラだからな。別に女だから悪い男だからいいではなく、存在意義がまるでないのだ、女版は。

退院一発目 退院後の霧島について

2010年06月13日 22時08分17秒 | 日記
ごきげんよう諸君、いかがお過ごしかな。


…と、挨拶するのももう何ヶ月ぶりだろうな。ご無沙汰である、霧島だ。本当に久しぶりだが、諸君元気にしておったろうか。怪我も病気もせずにやってくれておれば何よりである。んでそんな事言っておる私は…まぁこれから話すが、あんまり元気ではなかったりする。

と言っても、骨の治りは順調である。脛の骨が二本とも折れるという素敵な骨折だったが、細い方はもうちゃんとくっついた。太い方もくっついておるが、まぁ、くっついたとは言っても接着部分の骨はまだ脆い。局所的骨粗鬆症みたいな感じであるから、運動とかはできんな。

しかし、ある程度の体重をかけるだとか、装具(本来脛にかかる体重を膝にかけるローテクマシーン。一個十万)つけて杖ついて歩く程度なら充分可能である。いやまぁやろうと思えば杖どころか装具なしでも歩けるが、流石に後遺症が怖いのでやらん。

びっこひいてならやってるけど。私の右脚、体重三分の二までなら耐えられるらしいし。医者曰く。

さて、こんな話を聞いてると、もう退院できるんじゃないかと思う者も多かろう。と言うかここの更新しておる時点でほぼ確実に退院してるわな。んじゃいつ退院してたのって疑問も出てくるだろう。



…こっからが言いにくいんだが…






知っておる者も多いだろうが、実は五月の時点で私は退院しておった。連休前にな。



…うむ。


そうだ。


実に一ヶ月以上更新サボってたのだ。


読者諸君に対する重大な裏切り行為である。そもそも更新が中断されておったのは私が入院したからであって、そりゃ入院してりゃネットはできんし当然更新も物理的にできんわなってんでしょうがないとされておったのである。それを退院しても何の音沙汰もなく放置してたんでは言い訳の仕様もない。

とは言え、説明は必要であろう。何でこんな事になったのか。復帰第一回の記事はその辺である。




さて、こうなった理由はひとつでな。やる気がなかったのである。これがここの更新をする気がなくなったってだけの話なら死ねksで終わりなのだが、そうではないのが問題でな。あらゆるものに対するやる気がなくなったのだ。ゲームすらする気が起きなくなるほどに。

考えてもみてくれたまえ。入院する前の私は、一日一回でもゲームしないと発狂する廃人だった訳だ。入院してからも、一日中ゲームしてる日すらいくらでもあったからな、初期は。甥姪が来た時は病室にwii持ち込んでスマブラやったぐらいである。

画面小さくてやりにくかったけど。

ところが現在、私はゲームをあんまりやっておらん。やってない訳ではないが、ROはまるでやってない(これは環境、特に腐れwin7の責任が大きいが)し、PS3のゲームは全然やってない。最早日課だったACfAや三國無双2にDMC3、全くやっておらん。

新しく始めたゲームもいくつかあった。ブレイドストーム(これは全く新しく始めた訳じゃないが)、スパロボα、無限のフロンティア…一つとして最後までやってない。

そもそもこれがおかしいのである。例えば、私は一つのゲームを買ったらクリアするまで一心不乱にやり続ける。かのテイルズオブディスティニーのディレクターズカット版、リオン編含めるとクリアするまで40時間以上かかったが、四日でクリアした。

そんな私が、新しくはじめたゲームを途中で投げ出しておるのである。まぁ完全に投げてはおらずちょこちょこと続けてはいるが、最後までやってはおらんのだ。


何故か。それは要するに、あらゆるものに対するやる気の減衰に基づくものだ。正直、何をやる気も起こらん。こうして記事を書こうという意欲を回復させるまで、実にこれだけの時間がかかった。それほどに気力がなくなっておったのである。人間の三大欲求を満たすだけで終わる日もよくあった。一時期メッセのコメント欄に「今の霧島は魂の抜け殻です」とか書いたが、まさしく抜け殻になっておった。

故に更新もしなかったんだが、じゃあ何でそんな事になったのか。それはまぁ、一つにはクスリをやめたせいであろう。

今まで当日誌で何度も何度も取り上げてきた通り、私はメンヘラでありつまるところ気違いである。とは言っても正直言って二年前にはもう治っておると言ってよい状態にあった。しかし、それでもクスリは飲み続けていた。

これは何でかと言うと、まぁ今まで何度も言ってるからもう赤字にしないが私の飲んでた薬ってのはまさしくクスリであり麻薬だからである。これが意外と侮れなくて、ナルコレプシーの人が飲む薬とかに至ってはヒロポンだったりするからな。まぁ私の飲んでるのはまだ可愛い奴なんだが、それでも麻薬は麻薬である。

麻薬にも効果によっていくつか種類があるが、やはり厄介なのは向精神系である。アッパー系、テンションを上げる薬だ。これの何が厄介って、やめるのが難しいのである。

とは言っても、麻薬というのは一般にはじめるのは簡単でやめるのは難しい。何故なら禁断症状があるからだな。麻薬ってのは常習性があって、ある日急に飲むのをやめると、身体がクスリを求めて暴れだすのである。まぁ暴れだすとは言っても形は色々で、ただ単にイライラするって程度から心臓発作起こして死ぬまであるんだがな。

ちなみに、毎朝コーヒー飲んで出勤する会社員が、朝時間なかったとかでコーヒー飲めなくてイライラするってのも一種の禁断症状である。実はカフェインって依存性が結構ある物質で、煙の出ないタバコ的な側面もある。だから珈琲も紅茶も飲まないんだ私は。

話がそれたな。

で、だ。主にこれのせいで、今まで私はクスリをやめられなかった。いくら私が駄目人間だとは言え、まぁなんだかんだと言って社会生活を送っとる訳だからな。眩暈がしたり、立ち眩みがしたり、気絶したりしたら続かぬ。横断歩道で倒れたら轢かれる。

だが、今回は入院中であった。入院しておるという事は、いつどこで倒れても問題ない。どうせ布団の上だ。運が悪くてトイレぐらいなもんである。しかも入院患者の仕事なんてものは寝てる事であるから、一日中気を失ってても問題ない。生命維持に影響がない限り。

故に、今回、禁断症状を無視してクスリを根絶する事に成功したのである。


ところが、問題が出た。

私の飲んでいた薬は向精神薬、アッパー系である。テンションを上げる薬だ。これを飲まなくなるという事は、つまり、今の私のテンションは飲んでた当時より低いという事だ。感覚的な問題になるから判りにくいかもしれん、と言うか判りにくいだろうが、この薬によるテンションの上昇ってのはなかなかなもんでな。この間ハム速で見たスレの>>1はモディオダールってのを飲んでるらしく、薬飲むの遅かったから効果が抜けるまで起きてるからスレを立てたそうだ。

見ての通り、大分キてる。モディオダールは私の薬と違って一過性だから抜けるまで待つとかできるんだが、これ、怖いと言うかすごいのは飲めば誰でもこうなるというところだな。今これを読んでる諸君でもこうなるだろうし、このスレ主も普段は普通なんだろう。

逆に言うと、私の場合、薬飲んでて普通だったのだ。だからテンションを水増ししてた薬がなくなると、あらゆるものに対するやる気ってのが足りなくなる訳である。


辛いぞ。


しかも、追い討ちの様に今まで私が積み上げてきたものが何もかもぶっ壊れたからな。例えば、現在の私の職業は既卒無職である。諸君も知っての通り、私は昨年度で大学四年であり卒業だったのであり、入院したまま卒業したのだ。んで大学院進学予定だったのに、骨折により受験ができなかった。つまり大学院に入れなかった。

つまり、既卒無職である。

いやまぁ一応仕事が無い訳ではないがな。今まで日誌で何度も会社の仕事がどうのこうの言ってた例の会社があるから。しかし、まぁちょっと色々あるから説明すると長くなるんでしないが、現在の私は限りなく無職に近い。と言うかヒキニートに近い。

ついこの間までの私は、授業があれば大学に通っておった。図書館で古い本引っ張り出したりして研究(なんて大それたもんではないが)しておった。大学院受験の勉強もちょこちょことやっておった。それが一転、既卒無職である。マダオになったのだ。しかも受験に落っこちた、つまり私の勉強が足りなかったんではない。骨折ったせいだ。私(の努力)のせいではない。ボキっと逝ったせいだ。

もっと言えば行こうと思ってた大学院設置してる大学の授業で折ったせいだが、それは置いておく。


その上、帰る場所すら失った。これは決定的であったな。

普通、帰る場所っていうと思い浮かぶのは実家であろう。一応、私にも実家はある。悔しいが世話にもなっておる。しかしだ、私にとって実家は帰る場所ではないのだ。もしくは、帰る場所ではなかったのだ。

諸君も知っての通り、私はいわゆる多重人格である。現在存在しているのは、基本的には私(薫)と清十郎の二人だけだ。他に何人かいたが、全員死んだ。まぁいうほど人数がいた訳じゃないが、その死者の中でも特異なのが『本体』である。こいつは何かって、ま、名前の通り。物理的に私が生まれてから最初に誕生した人格、つまり"本体"だ。本来の私だな。

んでこいつなんだが、本体が前に出てた時代っていじめとか色々あってな。苦しくなったこいつは、七矢の原型を生み出した後、幼少期の記憶を丸ごと抱えてコールドスリープに入ったのである。故に霧島という人間は、本体冬眠前と後だと、全く違う。本体冬眠後、霧島って奴はゼロからの再スタートを余儀なくされたのだ。

無論、人格が一人消えるだけで今まで生きてきた過去を全部捨てきれるんなら世話はない。実際には再スタートを切る為のグレーゾーンが存在するし、このグレーゾーンについての記憶もあやふやである。で、霧島が過去を捨てて人生やり直し始めた頃、その頃には既に親元を離れておったのだ。仕送りと、盆正月とかに帰るぐらいの関係である。

故に、私にとって帰るべき場所と言えば一つしかなかった。即ち、私の住む部屋である。この部屋だけは、私、私達が一から作り上げたものだ。その金は何処から出たとか色々言う奴もいるだろうが、地元とか実家とかそういう地盤が一切ない私らにとって、この部屋こそ私の世界そのものだったのだ。この部屋を基点に、学校とかネットという私の生活圏は存在していたのである。

で、だ。私は結局二ヶ月以上入院したんだが、いよいよ退院する運びになった。さっき言った通りクスリやめた私はテンションだだ下がり状態なんだが、これは退院する前からであった。しかしそれでも、ようやく家に帰れる、私の部屋に帰れると思ったのである。

しかし、私を待っておったのは変わり果てた我が家であった。見覚えのない机。見覚えのない寝台。見覚えのない本棚。あのテレビは? 私のPC(置場)は? 煙管何処置いた? いつぞやの誕生日に貰った懐中時計は? 私自慢の和服は? 何でこのフィギュア腕ぼっきり折れてんの?

犯人は親である。無論、彼女とて悪意でやったのではない。子供に何かしてやろうという善意である。懐中時計どっか行ったとかその辺は明らかに手落ちだが、良くなった部分もある。寝台なんか特にいい奴に変わった。私の言うのは贅沢かもしれん。しかし、そんな理論でやっていける程人間甘くないのである。


ま、私が正常であればここまでにはならなかったんだろうがな。変わり果てた我が家っつっても、配置が変わったり家具が新しくなったりしただけであって、部屋を手放さなければならなくなったとかそういうんではない。だから、逆に言えば、これぐらいの事でもガンへこみして鬱るぐらい、クスリの影響ってのは強いもんなんだとも言える。

既卒無職にしたってそうである。事故は事故であり致し方ないものだ。私が現在無職で事実上ニート、稼ぐのもままならず親の脛かじってる状態と言っても、目標が無い訳じゃない。大学院受験の為、一応勉強はしておる。それに既卒は既卒でも、どうせ私の目標は教員だ。教員になるには大学院行かねばどうにもならんし、新卒既卒が大問題になる訳でもない。

どっちかと言えば、問題なのはだからな。教員採用は。それでも物凄いへこんだのだ。


この様に、諸々の事情で私は死亡しておったのである。精神的に、それも記事も書けなくなるぐらいにな。だから、今の今までこうして何もしなかったという訳だ。…今回書いた以外にも色々あったし、やらなかったのも日誌更新だけじゃないからな。メールに答えないのだってそうだ。

色々心配してくれた方々、本当に済まない。今日からは心を入れ替えて、元の通りやっていける様に努力していこうと思っておる。

以上、色々書いたが、以後私の心情とかをこんなにも赤裸々に語る記事を書く予定は無いから覚えておいてくれたまえ。ネタでも何でもないものを弄り倒してネタにするのが我が日誌である。

現況報告

2010年01月23日 06時23分38秒 | 日記
ごきげんよう諸君。いかがお過ごしかな。ここんとこ色々ありすぎて「色々あってな」とか「面倒があってな」とかじゃ済まない勢いだった為、ネット上で全然活動しておらなんだ霧島である。そもそもネットすらなかったりしたしな。

そんな訳でここんところ色々大変だったっていう記事を書こうと思ったんだが…

む。

むぅ。

むむむ。

何がむむむだ!

はどうでもいい。

うーん…これはいかんな。

これは私が思っておるより余程重大な事態に発展している可能性があるな…何がどう重大かって、「そんな訳で先週は~」とか書こうとしたんだがここ二週間ぐらいの記憶がない。まるで覚えてない。それはもう記憶が㌧でしまっておる。携帯でスケジュール確認してみたが、全く思い出せん。

いくつか断片的に思い出せる記憶もあることはあるのだ。だが、本当に何をやってたんだろう。大体だな、今現在私の左側で活動している従兄弟がどういう理由でここに泊まってるのか判らないという致命的な状態である。こやつがこっちに出てきたのは昨日だか一昨日の夜ってぐらいの情報なら思い出せるんだが、一体何をしにきたのかわからん。

かと思えば、ブレイドストームとかいうゲームが購入されていたり、戦国BASARAのアニメDVD手元にあったりもする。こんなもんする余裕も見る余裕もない筈なんだが、まぁ所詮手元にあるだけであって、ぜんっぜん手つけてないのは間違いない。

一体私は何をしていたのだろうか…

思い出せない。

いよいよ窓のない病院フラグである。


とか言ってたら、記憶が飛んでる時期の私にも危機感があったらしく、当時の症状について書き留めてあるtxtファイルが見つかった。取り敢えず病状が急激に悪化していたのは事実らしいな。えーと、どれどれ…



・咳。短い間隔で激しく咳き込み、時によっては呼吸が困難になる。しかしいつも咳が出るのではなく、一日五回程度、急に咳き込み急に終わる。

・目の焦点が合わない。ひどい時は、目の前にあるカルピスの缶が二つ見えるようになったりする。そこまでいかなくとも、例えばPCを動かしていてマウスでボタンクリックしようとしたら見当違いのところをクリックしたりもする。鞄を持ったりするのにも支障が。

・痙攣。身体中どこにでも置き得るが、特に手の指先がひどい。電鍵(キーボードな)なんぞ叩こうものならそれはもう大変なことに。打ち込めないことはないが、その内指先が激しい痙攣を起こして一般生活にも支障が出る。

・発作。瞬間的に記憶が失われ、その間行動も思考もできない。階段を歩いていれば転げ落ちるし、何か物を持って歩いていれば落とすかこける。

・強い発作。人間としての理性が飛ぶにも関わらず意識が飛ばない為、異常な行動を示す。何を思ったか寝間着で交番に歩いていく、何をしたかは知らないがファミリーマートのガラスを割る、気付いたら居間で転がっていた、等々。



…入院しようか。

新年おめでとう

2010年01月01日 23時15分01秒 | 日記
これでついに平成は二十二年に突入だな、あけましておめでとう諸君。いかがお過ごしかな。うちは残念ながらただでさえ仕事納めなんぞ存在しないというのに、その仕事納めの日に大量の不良品を納品しやがった業者のお陰で十二月三十一日の夕方までずっと忙しかった。気付いたら一月一日になってたな。

まぁ去年はどう考えても呪われてたから最後の呪いだと思っておこう。


さて、ここんところ事故に遭うわ携帯死ぬわPC(会社の)飛ぶわで相変わらず百難辛苦だった訳だが、お陰で全然記事が書けなんだ…書きたいネタは結構溜まっておるというのにな。それで、先日らぷすけさんと話した、短機関銃(サブマシンガン)P90の話でもしようかと思ったんだが、何故短機関銃が生まれたのかとか話し始めないといけないことに気付いたんでシリーズものにする。

…とか言いつつ書いてたんだが、どうにもまともな記事が書けぬ。ある程度書いてからどんなもんかと読み返してみるとあまりにつまらないってんで一から書き直しってのをさっきから三度はやってる。



ううむ。

…この間ブーッて吹いたスクリーンショット貼って終わるか…すまん、皆。






















ああ、最後に私信。

To らぷすけ
From きりしま
先日は失礼した。情緒不安定だったな、申し訳ない。

私信終わり。

屋根の上転がします

2009年12月23日 03時08分21秒 | 日記
ごきげんよう諸君。いかがお過ごしかな。今年二回目の救急車を体験した霧島である。ここ一週間ほど音信不通だったのはそのせいだ。怖いですね、発作。まぁ割ったガラスを弁償せねばならない訳だが、道路上で倒れてキキー!ドン!よりはいいから気にしないでおこう。

しかし、なんだ。私はドコモ(ツナガラナイ)の携帯を使っておるのだが、これ、iコンシェルというサービスがある。電話帳やメールのバックアップを自動的にとってくれたり、それ以外にも天気予報なんかもしてくれる機能である。便利で重宝しておる。と言うか、冒頭で言い忘れたが、携帯が壊れた。もうね、本気でお祓いしてもらおうかな。

閑話休題。そんなiコンシェルだが、その中に鉄道運行情報というのもある。自分の住んでる場所を登録しておけば、その近くにある鉄道が運行見合わせになったりすると教えてくれるのである。まぁ、私が主に使うのは台風が来ても止まらないと有名な東横線だがな。慶應義塾高等学校などは天災による休校の基準が東横線で、東横線が運休になれば休校だが東横線は絶対に止まらないから急行にならないそうだ。

んでこの運行情報なのだが、ここ最近やたらと鉄道が止まる。何なんだろうと思ってたら、こんなニュースがあった。


首都圏の鉄道の運休や遅れの本数が昨年度、4万600本に達し、その半数以上が自殺に起因することが、国土交通省の調査で明らかになった。
(中略)
全国の輸送障害は2008年度、07年度から1000本ほど減ったものの、首都圏だけで見ると4400本も増加。首都圏での原因トップは「自殺」で、07年度から2900本増えて2万1100本に上った。自殺に次いで多かった「信号設備などの故障」によるものは7200本だった。




ああ、そういやもう年末だったな。

まぁそんな訳で次々と飛び降り自殺が発生しておる様である。当たり前だがな。麻生が政治生命を捨ててまで経済対策したのにその補正予算止めたし、事業仕分けというショーをやって余計に予算作成が遅れとる。前にも言ったが、この間の衆院選挙が始まった時点で、既に補正予算に基づいて経済界は動いておったのである。補正予算を前提にした入札だってあったんだからな。

それがこのざまだ、自殺者が出ない方がおかしい。もっと死ぬだろう。特に建築関連は真面目にヤバい。この間も某マンションの最大手の建築会社が潰れたしな。あの会社、そこらの1部上場会社より余程デカかったにも関わらず頭がバーンになったんだから、零細企業なんか次々とあぼーんだろう。


そんな未来のない建築業界だが、もっと未来がないのはその建築業界が作った家である。特に建て売り。そもそも、建築業界が戦後ずっと右肩上がりだったのは戦争で悉く家が焼けたからである。家がないんじゃ作るしかないって訳で、需要はいくらでもあったのだ。

しかし、時代は変わった。今は少子化どころか人口減り始める時期に差し掛かりつつある。そうなると、家の需要はどうしたって減る。すると、それまで大量需要に応えてた建築会社も、当然減るしかない。しかし会社を潰したくはない。そんな訳で、安値をウリにして生き残りを図ったのである。では、どうやって安くするか。

手抜き工事である。

基本的に、耐震性だの何だのの対策機能とかは、追加すれば追加するほど金がかかる。当たり前だがな。そんな金のかかったまともな家は、供給過剰な建築業界では商品価値が低いのである。要は売れないってことだ。しかし、儲けが出来なければ倒産だから、どうにかして売らなければならない。

何でもそうだが、とにかく売りたい売らないと死ぬという状態になると価格競争になる。牛丼なんかそうだな。一昔前は安くてそれなりの吉野家が強かったが、最近はすき屋が290円(だったか?)に値下げしたりして戦争しておる。しかし、値下げすると単純な収入は減る。当たり前だな。安い値段で売る訳だから。

いくら大量に売れても、売れば売るほど赤字とかだと早晩潰れる。民主党も似たよーなことしとるな。まぁともかく、値を下げつつ、利益を維持もしくは増やさねばならん。じゃあどうするかってところで出てくるのが、手抜きだ。

牛丼に例えれば、アレは牛丼として客に出される前に色々な工程を経ている。米を購入して炊き、牛肉を入手してバラバラに分解した後調理して、それからようやく牛丼になる。勿論、牛丼のタレとかだって金がかかる。安売りする場合、これら原材料費を低くせねばならない。じゃないと収益が維持できないからな。

んで、手抜き工事に戻ってくる訳だ。家だって、安売りするなら家そのものを安く作らねばならん。コストダウンだ。安く作ったものを安く売るのである。そして、言うまでもないことだが、安くする=手抜きするということである。ニアリーイコールでもいいかもしれんがな。

この辺については以前話した訳だが、先日やんごとない事情で光回線工事の現場に行く事になった。eo光だ。まぁ工事とは言っても家を視察してこうこうこういう感じで工事しますよ、っていう設計段階だったんだが、私はやることがない。しょうがないから変な真似しないように監視だけしてた。

で、色々見て回って設計図が完成。話を聞くに、光回線を引っ張ってくる元の位置とモデムの位置がまるっきり逆であるらしく、そこは光ケーブル這わせるしかないねぇ、と。んで私も、その話聞いて(縁の下通せば問題ないだろ)と思って聞いてた。実際縁の下を何度もガン見してたからな。


そして設計を組み終えて説明の段になり、光ケーブルをどう這わすかという話に至った。

家主「で、光ケーブルどう這わせんの?」



























eo光「屋根の上転がします」












三秒ほどザ・ワールドが発動した。

その後、二重に保護するだの何だの言ってたんだが、こっちはもう死ねよお前の一点張りである。しかも「私が工事するならできますが実際には違うとこがやるんで」と言い逃れまでする始末。結局工事は近所の電気屋に委託したんだが、しかしなぁ。

縁の下ぐらい入れよ。

私の小説感その3『小説の特性』

2009年11月13日 14時57分28秒 | 日記
ごきげんよう諸君、いかがお過ごしかな。font color="red">ようやく受験勉強はじめた霧島である。今日はあんまり余裕がないからすぐに本編に行こう。



先日、小説の表現能力の限界についてちょろっと述べたな。それでも私が小説を書くのは、まぁ判りやすく言えば劣っているが故に優れているところというのも存在すると考えるからである。

典型的な例がゲーム音楽である。ゲーム創成期からSFCは全部ピコピコ音声だった訳である。まぁ正確に言うとPSとかSSもピコピコ音なんだけどな。これは、音声ファイルというものが死ぬほど重いのが原因である。

今でこそ音なんぞより動画の方が遥かに重い訳だが、SFC時代とかは動画なんてほぼ論外であった。大体、ROM(ゲームソフトのカセットとかディスク)に入る容量は相当に限られておった。PS2はDVDだから4.7GB=4700MB(片面一層)なのだが、これがPSになると約600MB、一方SFCは33MBである。一応初代テイルズオブファンタジアが40いってるらしいが…

これでは、ROMに入れられる情報というのは限られてくる。今みたいに演奏した楽曲を録音してmp3なりに圧縮、それをROMに放り込んで流すなんて論外である。そもそも当時は音声圧縮技術も未熟であり、一曲収録したらそれだけでROMが埋まる。故に、BGMなり何なりの楽曲を作成、再生するには別の方法が必要になってくる。

で、そこで登場してくるのがピコピコ音だ。これは、ソフトではなくハード、PSならソフトのCDディスクじゃなくてPS本体に録音するものである。いちいちソフト一つ一つに音を録音しようとするのが悪いのであって、ハードに録音しといてその時々にこれを鳴らせ、あれを鳴らせ、とやるのだ。で、このハードに録音された音の鳴らし方一つ一つを譜面にして作曲したのが、SFCとかの音楽の正体なのだ。

当然、利用できる音は非常に限られてくる。現実世界との差は果てしなく大きい。何せ鳴らせるのはピコピコだけだからな。


ところが、このピコピコ音、神曲を大量に生み出したのである。この方面では植松とかイトケンが有名だな。SFC~PS過渡期には特定の音源をソフトに録音したのも増えたが、基本的にはピコピコ音だ。

勿論、現在でも神曲は沢山ある。いい意味で掃いて捨てるほどある。だが、ピコピコ音時代はピコピコ音時代で独特の良さがあるのもまた事実なのだ。と言うか、ロマサガ3とかピコピコ音の原曲を元に編曲して有名オーケストラに演奏させたものもあるんだが、正直原曲のがいい。

このピコピコ音楽と現在の(と言うか普通の)音楽の拮抗は何処から生まれてくるのだろうか。私は、勝手ながらこう考えておる。前者は限界が低く、後者は限界が高いからとな。

ピコピコ音の限界が低いのはもう説明する必要はなかろう。一方現在のゲーム楽曲はどうか。現代ゲーム音楽の基礎を作ったのは、やはりFF7というべきであろう。聖剣伝説3のように実際の音を一部録音したゲームもあったが、ゲームにおいて初めて生の音楽を効果的に使ったのはFF7である。実を言うと、まぁさっきも言ったが、PSも実はピコピコ音楽なのだ。

PSでは単純にROMの容量が激増したから今でいうmp3ファイルみたいなんかを入れる余地が出たんだが、なんだかんだと言ってもやっぱり容量は足りなかったのである。特に3Dモデルとかの画像系データが重くてな。ただ、PSはSFCとかと比べて収録されているピコピコ音が遥かに多く、また電子音くさくない音に改良されているのだな。

だからPSに進化したから一気に変わったのではなくPS~PS2過渡期になってから切り替わったと言うべきなのだが、ここでFF7を取り上げるのはやはりラスボス戦曲の『片翼の天使』である。今までピコピコ音とドット絵に親しんできたプレイヤーにとって、オーケストラ(風)音楽とコーラスと共に3Dのセーファセフィロスが降りてくるというのは果てしなく衝撃的だったのである。

んで、それ以降はゲーム音楽もオーケストラとかJ-POPとかユーロビートとかまぁ私は音楽に詳しくないから分類はよく知らんが、いわゆる普通の音楽とか演劇や映画などで使われる音楽というのが次第に導入されるようになっていったのである。

特にPS2以降はROM容量の増大と共にピコピコ音を再生する必要がなくなった(何せ650MBから4700MBもしくは8540MBに増えた)から、それはもう夢のように詰め込めるのである。ちなみにPS3の規格であるブルーレイは片面二層で50GB、つまり50000MBであり、これを使い切った小島は流石である。

つうか、ゲイツ箱はブルーレイ非対応って…

まぁ落ち目のハードはどうでもいい。

んでまぁ、そんな訳で、特にPS2以降の現在のゲーム楽曲は、オルガンから三味線から人の声まで何でも使えるようになったのである。つまり限界性能が著しく上がったのである。飛行機で言えばプロペラ機とジェット機ぐらい違うものだ。にも関わらず、ジェット機と互角にやりあえるプロペラ機がいくらでもあるのである。これは何故であろうか。


私はこれを、さっき言った通り限界性能の差であると考えておる。そもそもピコピコ音は音の種類も少なく、音の質自体もあまりいいものではない。しかしながら、限界性能が低いということは同時にその限界性能を引き出すことが容易ということである。普通の音楽はこの逆で、限界性能が高すぎて性能の半分も引き出せないのである。

特に後者は、音源一つとっても無尽蔵にある。楽器の中でも西洋楽器のヴァイオリン系だけをwikiから拾っても、ヴァイオリン 、フィドル(ケルト音楽に於けるヴァイオリン)、ヴィオラ、チェロ、コントラバス(ヴィオール族にも分類される)、バロック・ヴァイオリン、中世フィドル、レベック、ヴィオラ・ダ・ブラッチョ、ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラと色々ある。あ、全部読まなくてもいいぞ。

まぁともかく、私はこれが小説にも適用できると考えている。

小説というのは文章、更に言えば文字のみで成立するものである。文字以外のものを叩き込むことはできない。しかしながら、先日小説はエロゲに完敗と言ったが、エロゲはエロゲで絵、効果音、音楽、声といったものが使える反面、誰の絵を誰の声を使うのがベストなのか大変わかりにくいのである。と言うか、多分ベストなんてものそのものがないだろう。

一方、小説はそういった要素がない反面、文章のみに集中することができる。小説の生きていく道はここにこそあると思うのである。小説は、既に思想を語ったりするには時代遅れの技術である。大学で講義する方がいくらでもわかりやすく説明できるんだからな。パワーポイントとか使って。しかし、わかりにくいからこそ、限界性能が低いからこそ、劣っているからこそ可能になる独特のものがあるのではないかと考えるのである。

私の目指す小説

2009年11月04日 16時27分27秒 | 日記
ごきげんよう諸君、いかがお過ごしかな。後期が始まってからそろそろ三ヶ月になる訳だが、ようやく調子が出てきた。大学も開店休業(私が)だったのがちゃんと行くようになったし、小説書きもようやく調子が出てきた。果てしなくスロースターターだが、まぁなんとか生きていけそうである。

しかしまぁ私の小説書き環境の最大の欠点は、同じ趣味の人間の著しい欠如である。もしくは余程暇な友人。私と同じく小説が好きな奴、もしくは私の小説を読んでくれて感想をくれる程度に暇かつ仲のいい奴、どちらも殆どいない

高校時代は文芸部にいたし国語科の教員とも仲が良かった訳だが、もう大学も終わりそうだし、と言うか私は一回留年してる訳で、暇な奴を探すのがなかなか難しい。私と同じく留年してる奴は暇のある大学生ではあるんだろうが、彼らは彼らで色々危ないからな。相談相手がいないことほどきついのはなかなかない。

最近の小説大賞はブログに載せてた奴でも投稿OKというのが多いものの、ここは色々とアレだしな。基本的に身元が割れたら終わりブログである。故に、なかなか悩ましいのが現状なのだ。

まぁ、その悩ましい現状をもネタにする事こそ霧島家の真髄である。

しかし相談相手がいなくたって一回全部書いてみりゃいいじゃねーかと思う向きもあろう。実のところ、一年だか二年前に書いたのである。今はそれのセルフリメイクをやっておるのだが、当時は暇な友人も多かったし読んで貰えた。まぁ一次選考で落ちたんだが、まぁ矛盾する設定も多かったし物書きの一番怖いものは締め切りというのを痛感せざるを得ない部分がいくつかあったから、それでちゃんと書き直そうというところである。

んで、仲間内だけじゃなく、色々な人に渡してみた。

結果。

全員十頁いかず挫折。

つうか一頁で挫折多数。



どうすんのこれ。

という訳で書き出しに戻ってくる訳である。確かに魅力に欠ける序章ではあったかもしれんが、そこまで滅茶苦茶酷いものではないと思うのだ。受賞作品見ても、最初の十頁ぐらい全部世界観の説明とかある訳だ。

一応、もう大体の構想は出来上がっておる。後は書くだけな部分が多い。しかしもう冒頭部をどうするかで頭が痛くて頭が痛くて○□=←こんな感じである。基本的に年齢層が全く違う人に渡したからのせいかもしれんが、それにしたってこれは不味いであろう。一種の死んじゃうツモである。誰か見つけないとな。

と、暗に募集してる訳だが、こういう記事に絶対にレスはつかんからどうでもいい。


しかし、近頃あんまり小説を読んでおらん、と言うか全く読んでおらんから、どういう種類の小説が求められてるのかよく判らんというのは痛いところではあるかもな…大体が、私は多読する方ではないのである。同じ本を何度も何度も読むタイプなのだ。

私がゲームオタなのもこの辺に理由の一つがある。やったとも。それはもう繰り返し繰り返しやったとも。千時間以上やってる三國無双2はもとより、デビルメイクライ3なぞイベントシーンになると無意識にシャドウイングしてるし、ここんところお熱なACfAはぱっと見ただけで全てのパーツ名が言えるという変態ぶりだ。

私は、中学生時代はバイオハザード勢だった訳だが、あのシリーズの攻略本はやったら面白いというのは以前話したな。お陰で、寝る前に攻略本を読む癖がつき、完全な脳内地図が作成された。最近はそこまでではないが(と言うかメガストアとか読んでる)、それでもご飯を食べながらAC部品の各能力値一覧とにらめっことかよくある話だ。

これは、勿論攻略本以外の本もそうである。ハードカバーですらそうだ。近現代ヨーロッパの思想すら三週しておる。ドイツ人傭兵の文化史も二週、Truth in Fantasyシリーズや光人社NFシリーズの本はもう何冊を何回読み直したのか覚えてない。三桁はいってないと思うが。

で、こうして今打ち込みながら考えたのだが、私は正統派の小説とは完全に無縁であるようである。ああいや、勿論、完全に読んでない訳じゃないぞ。罪と罰とか戦争と平和とか、芥川の短編集とか。最後のはつまらなかったがな。芋粥でブッて吹いたのは覚えてる。ああいや、私がここで正統派って言ってるのは純文学に限らん。フルメタル・パニックをよく読んだ時期もあったしな。要は小説らしい小説だ。

しかし、こういった正統派と私の小説思想は全く相容れないらしい。いや、だからと言って正統派小説が嫌いって事じゃないぞ? 私の小説思想が、まぁいい言い方で表せば独創的過ぎるのである。

前にも話したかもしれんが、私は常々思っておる。小説はエロゲには絶対勝てんとな。何故なら、小説もエロゲ(まぁと言うかビジュアルノベルって奴か)も文章が主力だが、小説には文章しかない。その点エロゲは文章を主力としながら絵、音楽、効果音、声、背景を備えており、5.1ch状態であり、小説はスネーク…君はひょっとしてモノラルなのか!?みたいな状態なのである。

小説が唯一エロゲに勝る点は、キャラの顔とか場面とかそういうのを頭の中で妄想できるという点だけであり、じゃあどうやって妄想させるのかという話になったりもする訳である。まぁ、極端な話、エロゲが意図的に一部要素を抜けばいいという話にもなってしまうのだ。

映画、アニメ、漫画は、小説よりも優れたものであると私は思っておる。映画とかがmp3で、小説はmidiみたいな考え方だ。しかし、これらは小説にない多数の要素を備えているものの、小説の主力たる文章を持たない。だから致命的ではない。その点エロゲはバルト三国に攻め入るソ連レベルの致命的存在なのである。

んじゃ私が何で小説をいまだに書こうと頑張っているかと言えば、逆をやりたいからである。例えば映画は戯曲とか演劇を素材にして発展した訳で、基本的な出発点は小説にある。つまり小説を土台にして映像に発展させたのだ。私はその逆、即ち、映像を文書化したいのである。映像はエロゲなり漫画なりに変わってもいい。まぁ、つまるところノベライズの世界だな。原作なしの。

つうか、まぁ要はキャラクター小説だろと言われるとあんまり返す言葉がない。ただ、なんだかんだ言ってキャラ小説も妄想とか脳内補完を前提にしている。私は、脳内補完する必要のない小説を書きたいと常々思っている訳だ。「読むだけでありありと情景が頭に浮かぶ」という、小説に出てくるけどそういう小説は存在しない的なそういうのをやりたい訳だ。

ショタコンの前にCAGEのエロゲを置けば、種籾を目の前にした北斗のモヒカン達にように飛びつく。これを文章でやりたいのだな。

んでこの構想は、ライトノベルとかよりもゲームシナリオとかに近いのである。特に、ロードスとかウィザードリィとかTRPGから古典RPGの過渡期を作り上げた世代などは、空想を映像化しなければならない割にゲームハードがファミコンとかだったのだ。TRPGだと口で説明だしな。だから、一言で怪物の姿を表現しなければならなかったりして、そこのところの研究が非常に緻密に行われている。

まぁ、だから、私が目標とする小説家はベニー松山なのである。大学に八年いたナイスガイであり、PSバスタードとかウィザードリィに関わっている。今はエンターブレインの社長だったかな。小説はあくまで副業な為、新作『黒い虹』は本業が忙しいせいで完全に止まっておる。新しいの出ないかなぁ…


ま、そんな訳で、私にとって小説を読むというのは娯楽でありそれ以上にならない行為なのである。

まぁ日誌更新は、なんだかんだ言って文章力の低下を抑える為でもあったりするし、他もそういうのないではないんだが……(´・ω・)



まぁ、学校行こう


話はそれからだ。





あと、読んでくれる人はなんだかんだいってガチで募集中だ。にょろしく。

PC復活

2009年10月04日 13時25分33秒 | 日記
追記:
一応改造後のうちのメインPCの構成をさらしておこうと思う。

演算器:Intel i7-965 (3.20GHz)
メモリ:CORSAIR TWIN3X2048-1333C9DHX G (2Gx3)
主基盤:GIGABYTE EX58-UD5
映像板:GAINWARD RADEON HD4570
電源:CORSAIR CMPSU-1000HXJP(1000W)
画面:三菱 VISEO MDT243WG(24inchi)

あとPS3の映像を録画する為にIntensify Pro。まだ動かし方がわからんがな。

しかし贅沢な構成だな…




ごきげんよう諸君。いかがお過ごしかな。私はPCがついに直って大歓喜、欣喜雀躍である。一ヶ月かもしれんぐらい前からずっと壊れており、ROの狩りすらほとんどできなかったのだ。勿論動画編集なんぞ夢のまた夢である。

んで、直った記念にレポートだ。


意外と知られておらんが、半導体というのは殆ど熱を発生させない。しかしながらCPUは例外の一つで、かなり熱を出す。私が今使っておるi7Ex3GBは最高級品だけあって熱量も最高級であり、本当に熱い。その熱のせいで動かなくなったということだな。仕方ないからCPUクーラーを買いに行ってきた次第だ。


と言っても、私はCPUクーラーを買ったことがない。…こう言うと語弊があるな。↓を見てくれ。新しいCPUクーラー導入前の写真である。



CPUクーラーというのは、この写真でいう緑の丸で囲った奴のことだ。意外と知られておらんが、半導体というのは殆ど熱を発生させない。しかしながらCPUは例外の一つで、かなり熱を出す。放熱装置なしだと30分もすれば軽く百度超える。DVDプレイヤーなどが放熱に気を使ってるのはこのせいだ。んでまぁCPUに放熱装置をつける訳である。それがCPUクーラーだ。

写真を見ての通り冷却用のファン(扇風機みたいな奴)と放熱フィン(銅色と銀色になってるギザギザ)を組み合わせてる訳だが、勿論これはCPUクーラーである。しかし私はCPUクーラーを買ったことがない。どういうことかと言うと、これ、CPU本体の付属品なのだ。こういうのをリテールというのだが、私はずっとそのリテールを使ってたのだ。まぁ付属品だから性能はアレなんだが、本来それで充分な筈なのである。

じゃあなんで別売りのがあってしかも売れるかと言うと、CPUはオーバークロックというのができるのだ。これは、本来の性能を超えた能力を発揮させる。判り易く言うと、ヤマトが波動砲撃つ時エンジン出力が120%逝くのと同じ原理である。当然CPUに無理をさせる訳で、普段より熱が出る。だから別売りで高性能なクーラーを買おう、という奴も出てくる訳だ。まぁ、私の初代デスクトップとかは例外だ。

スクランブルエッグが焼けたからな。ベーコン付きで。

私の現主力PCも半年ぐらいリテールで生きてきたんだが、ここにきて何故か駄目になってな。リテールとは言えクーラーをちゃんとつけていたからまさか熱ではないだろうと思っていた。と言うのも、熱で電源落ちるなんて相当の温度にならないと発生しないのだ。普通、今回の症状で電源が飛ぶのはマザーボード死亡、電源の出力不足、メモリが死亡この三つの内どれかだ。全部致命的である。

だが、ぐぐーる先生で調べて、電源を買い直し、マザーボードを新品に交換し、メモリも買い直してそれでも直らない。で、駆け込み寺2chPC自作板に泣きついたらHDDが死んでるんじゃないかということになり、HDDを新品に交換。すると復活してイヨッシャアアアアとなったんだが次の日には動かなくなった。

んでもう一回駆け込み寺したんだが連中でもわからんとの事で、考えられるとしたら熱かという話になった。しかし中身も弄っておらんのに半年も生きてきた構成でそれはおかしいよなぁという話にもなったが、取り敢えず見てみようということに。

んでBIOSっちゅうので温度を見てみたのだ。そしたら起動した瞬間既に八十度を超えておった。その後順調に温度が上がっていって、百度あたりで熱暴走となり電源が落ちた。

元々i7が爆熱だというのは知っておったから、スクランブルエッグが焼けたかの初代PCぐらいの熱は出るのではないかとは思っておった。アレは80度ぐらいだったんだが、H2Oの沸点は流石にヤバいだろうということで、CPUクーラーを買うことにしたのだ。

しかし、私はCPUクーラーを買ったことがない。何がいいのか全然わからない。強いて言えば、サイズって会社が侍ダブルゼットだの大手裏剣だの忍者弐リビジョンBだのいちいち無駄にカッコいい名前の製品作りまくってる会社があるって程度だ。


で、今となっては私なんぞ足元にも及ばん人間になってしまった理工の友人に聞いてみたところ「なんでもいいからデカいの買えばおk」と言われた。HDDみたいにウェスタンデジタルだの日立だのこのメーカーならとかそういうのがないらしいのだな。







で、買ってきた。

大学帰りに秋葉のツクモex行って、一番デカいのくださいっていうノリで買ったのだ。どれにするか悩んだのだが、リテールクーラー付でも起動後1分で100度というのを考えるとなるべくいいものが良いだろうと思い、一番大きいのを買ってきたのだ。製品名的に下位製品もあったんだがな、H2Oの沸点を思うとアレだ。





んで、どれぐらいの大きさか分かりにくいから比較。ジャンプとかと同じ大きさの雑誌だ。何って題名の雑誌か絵で判ったらマイミク申請してくれ。







箱。








あけてみた。








こっちが上らしい。んで、








こっちが下。物凄い勢いで放熱板が大量についておるな。放熱管もガチでくっついてる。一番上にある四角形の部分を、どうやらCPUにくっつけるらしい。しかし、ツクモの店員が「物理的に入らなかった場合の補償ありますが、つけますか?」と聞いてきたのが気にかかる。まぁいい。













これをドライバーでねじ外してケースから取り出して…置く場所ないな、寝台の上でいいや。んで古いCPUクーラー取って、んで新しいのを螺子留め…



…………………………………














でけぇよ。


ツクモの店員は正しかったな。前使ってたPCケースには入らん。タワーなのにな。12hundredじゃなかったら入ってなかった。CPUクーラー買う時にグリスも買おうとしたんだが(リテール派だから持ってない)、そしたら「この商品、中にグリスが同梱されてますが」と言ってくれた。素晴らしい。諸君も何かパーツを買いたいなら秋葉のツクモがお勧めである。

まぁ、ともあれ設置。




before






after







横から。



まぁ、こんな感じでデスクトップPCが無事復活したのである。しかし、意外と電源の自己主張も激しいんだな。1000Wともなるとデカさが違う。ちなみにこれを買ったと例の友人に言ったら何でいちいちネタに走るんですかって言われた。








ソフトを入れて温度を測ってみたところである。ソフトによって温度は違ったりするのだが、起動48時間後だと大体40度で安定する様子である。見ての通り。まぁ、HD4570の温度が大変なことになってるが、クーラー付けるならその金で新しいの買えと助言して貰った為やめることにした。ちなみにこのCPUクーラー、電力の消費が半端じゃないそうだ。電気代どうなるかな。



ま、こんなとこである。本当なら全体図も撮ろうかと思ったんだが、現在霧島家は魔窟化してる為やめておいた。掃除するのも結構時間かかるしな。さーて、英語やってロシア文学の発表の準備して、あとヒュームの人性論も読んで発表の準備しないとな~……
























































































日本史やれよ私。