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ごきげんよう諸君、いかがお過ごしかな。
何でだか判らんがROが起動しなくて困っている霧島である。一応、今も二、三日に一回更新しようと頑張っておるのだが、大人の事情に阻まれて週二回に留まっておるのが現状である。
とは言っても、そこまで忙しい訳ではないんだがな。放射線治療とかで毎日通院する家族の付き添いやってる様なものである。毎日準備して連れ添って病院行く訳だから時間がないし暇もないが、しかし治療中はやる事ないから暇、という
暇と言えば暇なんだが暇じゃないと言えば暇じゃないと、まぁそんな感じである。いい加減疲れてきたぞ、色々と。
ところで、最近しみじみと思っている事がある。本にしろゲームにしろ、売れるものが面白いとは限らない。まぁつまり
どんなに下らんものでも売れる事はあるという事である。
芸術的な絵画とかな。いやまぁ普通の意味で美しい芸術が近代で出尽くしてしまったという事情は知ってるしだから変な方向に行ってしまうというのも判っておるが、
アレはないだろう。
早速話が逸れた。何でこんな話したかと言うとまぁゲーム業界のこと考えてたからだが、特にアーマードコアである。あのゲーム、無印PS時代三部作、PS2の2、2AA、3、3SLと順調に進化していった。全作、掛値なしの名作と言ってよい。ところが、3SLの後に出たネクサスが
掛け値なしのクソゲーであった。
どこがどうクソゲーかというと、これがまた難しい。何でって、
すべての要素がクソゲーの名に相応しいからである。
強いて言えば子安がかっこいい程度だ。
…うーん。
どうしよう。
クソゲー過ぎて説明が難し過ぎる。
普通クソゲーってのは、ロードが長いだとかストーリーが終わってるとか操作性が悪いだとか、何処がどう駄目か明確なものである。クソな部分が目立つからクソゲーなのである。しかし、
全部クソでは説明しようがない。ロードは長いしストーリーも酷いし…操作性はまぁ
全作終わってるから仕方ないんだが。
んまぁ、ともあれ順当にクソゲーだ。これが続編ナインブレイカーになると
某ビューサイトのクソゲー・オブ・ザ・イヤー受賞作になる訳だからいかに酷いか判るというものだな。PS2最後の作品となったラストレイヴンについては以前触れた通り、敵が鬼の様に強い(AC=自分もしくは強敵ロボ、MT=ヤラレメカなのだが、
ことによってはMTの集団に普通に殺られる)に加えて
自機を構成する部品の半分以上が産業廃棄物という鬼畜難易度であった。
そう言えばむかしアンリミテッドサガというクソゲーがあったが、あれは
攻略本という名の取扱説明書がないとクリアできなかった。しかし、
ラストレイヴンは攻略本があってもクリアできないから悪質である。別に難易度を高くするなとは言わんが、SIRENみたいなゲームじゃないんだからノーマル/ハードぐらいつけろという話である。そこそこ簡単な3シリーズにすら難易度選択あるんだし。
そうは言っても、あれはマルチシナリオなんだから簡単なルートあるんじゃないの?っていう疑問が出てきそうだが、まぁ無いではない。ただし、
無い訳ではないというレベルである。一応、やりこめばなかなか良ゲーであるらしいのだが、
まぁしかし、確実に一般受けはしない。しかもAC4に至っては
レイレナード本社施設エグザウィルとかそういう惨状である。
もうなんと言うか、
未来が無い。正直、人気は低下の一方であろう。ファイナルファンタジーとかドラゴンクエストの凋落の話題も久しいが、例えばFF12にしたって、
ファイナルファンタジーってついてなきゃ叩かれなかったというのはよく言われるところである。今回のDQ9もそんな感じの事が言われておるな。だからFFにしろDQにしろ、没落にしたにしてもそんなそんなクソゲーばっかりという訳ではない。
一方、アーマードコアは掛け値なしのクソゲー量産体制である。
一応、今回のfAで復活した感じなのだが、そもそも
ネクソスからナインブレイカー、ラストレイヴン、4とシリーズが続いてる事自体がおかしい。特に開発費が物凄いかかるPS3のタイトルが二つも出てるというのは異常の一言に尽きる。
んじゃ何で続いたのか。これはひとえに、ユーザーのコミュニティにあると私は思う。
まぁつまるところ、そのゲームに対するプレイヤーの愛といったところなのだが、ACシリーズはこれが非常に強い。いや、冗談じゃないぞ。本当に凄いのだ。何せACwikiでは日夜会話が盛り上がり(2chで例えると
AC本スレが2日もすれば過去ログ行きになるぐらい盛り上がる)、三日もすれば絵師の絵かSSが投稿され、それぞれの作品に出てくるパーツ(多いと一作品700種類以上ある)一つ一つに大量のコメントが記載され、
中央官庁や自衛隊からもアクセスがあるという状態だ。
あれだけクソゲーを量産しているにも関わらずこれほど愛されているものはないだろう。ACfAにしたって、あれは一応良作の部類に入るものの
アーマードコアって名前じゃなかったらオンライン対戦はとうの昔に廃れてると言ってよい。特に公式戦なんぞ、どいつもこいつも同じ形してるからな。パーツが100種類あろうが200種類あろうが、突き詰めると二、三種類の組み合わせになってしまうのだな。PS3メニュー画面のゲーム説明欄にある台詞が悲惨である。
100種類以上のパーツを組み合わせ、あなただけのメカを組み上げてくださいとか書いてあるからな。
しかし、それでもACは愛されている。黒歴史となるNシリーズ(ネクサス、ナインブレイカー、ラストレイヴン)もまた、愛されている。しかしゲーム自体はクソゲーであるから、普通に愛することはできない。そこでAC馬鹿(通称
フロム脳、コジマ汚染患者)が考え出したのが
くそみそネタである。
言うまでもなく、くそみそというのは
「やらないか」とか「ウホッ!いい男」のアレである。阿部さんだな。Nシリーズがあんまりどうしようもないもんだから、ネタに走ったのである。事の起こりはネクサスのジャック・Oという奴で、任務達成率80%を誇る熟練レイヴンという設定なのだが
最弱候補というぐらい弱い。機動性、特に旋回性能が死んでおり、適当に横に回りこむだけで背後を取れるのだ。しかも死んだ旋回性能でどうにか回ろうとする為、
こっちに向かってバタバタとお尻を振っているようにしか見えず、ジャック=阿部さんというイメージが定着してしまったのだ。
そして、このやらないか文化はラストレイヴンにて開花した。
職人が音声MADを作り始めたのである。あのゲームは音声が非常に少ないのだが、それをつぎはぎすることにより、様々な台詞が生まれた。正直私は下ネタが苦手(清十郎はこの音声MADを作業用BGMにする程度には好きらしいの)だが、一応有名な台詞を列挙すると…そうだな。
原典からの「ウホッ!いいレイヴン」「やらないか」はもとより、「ハメさせてくれ」だとか「尻を貸そう」だとか「そうだ、貴様…ハメハメしろ」とか、挙句の果てには
「私のケツの中でションベンしろ」とか…
スマン、これ以上は勘弁してくれ。MAD聞いて笑う分にはいいが、その、なんだ。
無理だ。
まぁしかし、こういった共同体(コミュニティ)こそ、人気が出るか出ないか、売れるか売れないかの一番重要な部分だと思う。そうじゃなけりゃACなんぞそうは売れんと言うか、
会社が潰れてもおかしくない訳だ。ユーザーの愛があれば、どんなに駄目なものだって生きていけるのだ。
ROだってそうである。あのゲームももうそろそろ稼動十年を迎える訳だが、あれが今でもオンラインゲーム界の最高峰に君臨しているのはプレイヤーのコミュニティあってこそである。
ちゃんと調査した訳ではないから断言はできんが、実はあのゲーム
ガチでやりこんでるのは少数派である。ゆるーくやっておる連中のが遥かに多い。ゲームの世界にログインしたとしても、強敵とのガチバトルだとかレベル上げだとかには行かずゲーム内の友人と喋ったり、一緒に遊んだりするのばっかりというのが遥かに多い。私もその一人だな。生活雑貨店を開いて、後は雑談したりするぐらいだ。
無論、ROがつまらんとは言わん。むしろよくできておると思う。しかし、じゃあRPG(アレはMMORPG、多人数オンラインRPGだ)としてやってる連中がいるかと言うと、まぁいることはいるが、少数派なのだ。ROは基本、
ミニゲーム付mixiに他ならぬのである。
つまり、ROというゲームを根底で支えているのは、ゲームシステムではなくコミュニティなのである。
あんなクソゲと一緒にするなと言う向きもあろうが、傾向は同じだ。
多少つまらなくてもコミュニティがあった方が人気は出るのである。
まぁ、そんな事を考えている夏の昼下がりであった。ちなみに、我が狼鯖再開ガンスリ祭でバロス氏がやたらめったら尻を貸そうとか言ってるのはACのせいである。いくつか動画を貼っておこう…これで多少は疑問が解けるだろう。しかし、まぁ、なんだ。
自重してくれ。まぁ
私が張本人だから言えた義理じゃないが、今回の二次会ぐらいのノリで頼む。
・元凶
アーマードコア音声MAD詰め合わせ【高音質】
巫女茄子とジナゲド弱を見れば大抵は把握できます。
・本来のAC
ARMORED CORE NEXUS <OP>
【MAD】-Cradle-謳う揺り籠【ACfA】
・その他汚染されたAC
【MAD?】【興】カニモロ奮闘記【干】【AC】
仕 方 な い
や ら な い か ?
【MAD?】シリヲカソウ【干】
シリガオドル。
コメ返信
>バロス氏
>極端な話、下手な学校出に仕事させるより中卒のがマシ
デスヨネー(愚民風に
三国志大戦をガチでやってた頃はゲーセンに住んでましたが、下手な大学生よか中卒派遣とか定時制のがよっぽど話も通じるし頭も切れましたね。と言うか、正直、
うちのゼミ生より優秀でした。あいつら死ねばいいのに。
銃の話はまた今度。
>シャドウブレード氏
>ここが思い当たりすぎて爆笑してしまいましたので何かコメントをしたいと思った次第であります。
ああ、判ってくれる人がここにも。大学の知り合いはここ見ない(と言うか
見られたら身の破滅)のと、私の交友関係が狭いのがあいまって、共感してくれる人を見つけると嬉しいのです。そう言えばこの間知り合いの研究所の人んところに行った時、彼はその道ではとても有名な凄い人だとか聞きましたね。
世も末だ。
んで、URLは…goooooooooooooooooooooooo様の不具合かな? まぁお気になさらず。言われてみればリンク先もよく判らんgooドメインになってますね、これは失礼をば。申し訳ない。
コメ返信2
>ごてぃ氏
なるほど、国語の教科書に載ってるから地位が保証されるってのは盲点でした。そして芥川賞が文藝春秋の広告塔だというのも初めて知りました。あんまり芥川賞芥川賞とか直木賞直木賞みたいに、そう、文壇の指標みたいに語られるものだから国だとか主要大学連盟だとかそんな感じの機関がやってるもんだと思ってました。アレただの小説大賞だったのね…今は芥川賞が珍プレー大賞なんでしたっけ? なんか直木賞が息を吹き返した代わりに芥川賞が没落したとかこの前聞いたんですが。
>救いがあるのは、若手の研究者の間ではそういう全共闘世代の排他的で偏狭な傲慢を見直す試みがある程度認められている点ですかね。
どこも変わらないものなんですかね…歴史学も、全共闘世代の役立たずどもの展開する歴史観に対抗するのは、大体が若手なんですよ。しかもマスゴミ連中とかには評価されないから、今回の記事でいうコミュニティは大抵ネットです…