ごきげんよう諸君、いかがお過ごしかな。ここんとこ色々あったりなかったりして全然更新してなかった霧島である。読者諸君にはほんと申し訳ない。又なんとかちょろちょろ書いていきたいと思う。
前回AC3Pをやってると言ったが、3Pの全ミッションSランク隠しパーツ全取得が終わり、この間SLPの全ミッションSランク隠しパーツ全取得も完了。で、気付いたんだが…私は3系で殆どOBを使わない。苦手なのもあるがあんま好きじゃないのだ。別ゲー風味になるから。んで私は旧作だと基本ブレード使いなんだが、OB使わない場合剣豪機はLRよりSLのが辛いと気付いたのである。
LRは強化人間で誤魔化してるだけのCPU機が多い上に通常ブーストが異様に速いから、簡単に近付けてしかも避けやすい。LRの武器自体が補正も弾速もヘタレなのもあるが。四脚+LUTONG+ミラダガ+ブレ威力増加OPなら大バズ+突き二回で雷雲爆散する威力だしな。一方SLはAIの出来が良く、押しては引き引いては押しを上手い事やってくる上に自機も速くないから斬りにいけないという…
あ、CPU戦の話だぞ。
3系の対人があんまり好きじゃないのは、OBでビュンビュン飛び回るゲームだからってのも大きいからな、私の場合。CPU機も普通にOBで飛び回るゲームだったら特に何とも思わなかったが…私はそういう別ゲー感って結構嫌うのだ、格ゲーみたいにCPU戦はおまけってゲームならともかく、旧作ACみたいに一人用ありきで対人が別ゲーは嫌なのである。
まぁ、なので、ポータブル版でアドホック対戦が実装されてるにも関わらず私は一人用ばっかりやってる訳である。一人プレイでも充分楽しめるのがPS~PS2ACのいいところだとつくづく思う。まぁLRはミッションが単調だし、そもそも3系だけじゃなくてACの対人自体好きじゃないけども。つくづくACに向いてないAC愛好家である。
んで、AC3PもSLPも大体やる事やってしまったので、最近はACFFをやっておる。ARMORED CORE FORMULA FRONTである。直訳すると装甲核公式前。尚、略称を間違ってFFACにするとFINAL FANTASY ADVENT CHILDRENになるから気をつけてほしい。こっちのFFだと「ムービーゲーwwwwww」としか言えないキチガイ達が飛んでくるぞ。
んで、最近(と言ってもここんとこ更新中断してたが)歴史ものが連続だったので、久々にゲームネタを入れてみたいと思ったのだ。AC攻略記事じゃなくて買ったゲームのレビュー風味の記事。ところが、全然筆が進まない。書けば書くほど、あの下衆の書き込みが頭に浮かんで記事にならんのだ。なんだかんだ言って執筆活動というのは割と繊細な行動なのでしょうがないんだろうが、もうAC関連記事書けないかもしれないな…
とまぁ、そんな感じでちょっとへこんだりして又書かなくなり、更に更新しない期間が延びた訳である。が、世の中何がきっかけになるか判らん。本日、この間twitterでフォローしたLEO氏が
ライセンスをEAが独占一括管理してたとは知らなんだ今後NfSだけとか誰得 RT @autoblogjapan: 人気レーシングゲームにポルシェが登場できないワケとはhttp://aol.it/pBSrzU
というのを書いていたのだ。これは要するに、EAという会社がポルシェの車のゲーム化権を持っており、ゲームにポルシェ出すんだったらEAに話を通さないといけないという事である。んで、私はこれを読んで、だったらポルシェティーガーもEAに言わないと駄目なのかなとか意味のわからん事を思ってしまったのが全ての始まりである。
40秒ぐらいから最初の大写し
ここから私の妄想が始まり、戦車を使ったゲームの原案が完成するにいたった。以下、原案を記そう。
デスレース~地獄のロード~(仮題)原案
このゲームは、第二次世界大戦時の戦車、装甲車、自走砲でレースを行うという大変画期的なゲームです。プレイヤーは世界各国から参戦した先頭車輌を選択し、様々な障害を乗り越えながらあらゆる地形を走破してゴールを目指します。
プレイヤーは、レース開始前に使用車輌を三輌選択します。これらの車輌は、レース中いつでも切り替える事が出来ます。例えばキューベルワーゲン、Ⅲ号突撃砲、ティーガーⅠの三輌を選びスタート時にキューベルワーゲンを使っていたとして、レース中随時Ⅲ突やティーガーに乗り換える事ができるのです。走行していない車輌は時間経過で「部品磨耗ゲージ」「装甲ゲージ」(後述)が回復します。又、「擱座」「撃破」(後述)状態の車輌を選んで走行する事はできません。
各車輌のパラメータ
各車輌には、「整地最高速度」「不整地最高速度」「装甲耐久度」「部品耐久度」「主砲」「機銃」「対空射撃」「搭乗歩兵」「支援砲撃」「水陸両用機能」「密林直進」というパラメータが設定されます。
二種の最高速度は、それぞれ舗装道路での最高速度と、不整地(非舗装道路、泥濘、山道等)での最高速度を表します。舗装道路では、常にパラメータ通りの最高速度を発揮する事が可能です。尚、砲爆撃で道路が瓦礫になっている場合はその限りではありません。不整地では、その地形の荒れ具合によっては、パラメータの値よりも低い速度でしか走れません。
装甲耐久度は、先述の「装甲ゲージ」の最大値です。本作では戦場でレースを行う為、地形以外にも様々な障害が待ち受けています。詳細は後述しますが、対戦車地雷、肉弾攻撃、遠距離砲撃、空襲、艦砲射撃、対戦車防御陣地です。これらの障害に邪魔をされると、装甲ゲージが減ります。装甲ゲージがゼロになると「撃破」状態になり、一定時間その車輌は走行不能となります(その間は他の車輌のみでレース継続)。「撃破」状態は時間経過で治ります。
部品耐久度は、「部品磨耗ゲージ」の最大値です。戦車が長距離を自走すると無限軌道(キャタピラ)が切れたりするのを再現するパラメータで、全ての車輌は走行していると時間経過で部品磨耗ゲージが減っていきます。ゲージがゼロになると「擱座」状態になり、「撃破」と同様一定時間走行不能となります。回復の方法も「撃破」と同じです。大抵、装甲耐久度と部品耐久度は反比例します。
主砲は、戦車や自走砲についてる大砲です。「支援砲撃」もしくは「対空射撃」が可能な車輌以外にとってはただのダミーパラメータです。レースで大砲ぶっぱなすなんて邪道なのです。尚、装甲車には大抵ついていませんがどうせダミーなので問題ありません。
機銃は、車載のマシンガンの事で、吸着地雷とか収束手榴弾を抱えて肉弾攻撃を仕掛けてくる敵歩兵を追い払うのに必要な装備です。「7.92mm MG34」といった形で表記されますが内部処理的には「有」「無」のどっちかで、「有」だと一部の障害に当たった時、装甲ゲージが減らなくなる確率が高くなります。
対空射撃も似た様なもので、「対空射撃可能」「対空射撃不可」で表されます。対空射撃が可能な車輌の場合、空襲を受けても装甲ゲージが減らない場合があります。
搭乗歩兵は、その車輌に載せる事のできる歩兵の数で、実質装甲車専用のパラメータです。この歩兵を消費する事によって、対戦車地雷、肉弾攻撃を確実に防ぐ事が出来ます。尚、歩兵は使い捨てで、使用したらゴールするまで補充できません。名もない歩兵が死んだところで西部戦線異状なしなのです。
支援砲撃は、対空射撃と同様「支援砲撃可能」「支援砲撃不可」で表されます。一部の自走砲だけが持っている特殊技能みたいなもので、対戦車防御陣地で使用する事により、その防御陣地を一定時間無効化できます。無効化時間は主砲の攻撃力と防御陣地の耐久力に依存します。
水陸両用機能は、「航行不能」「浮上航行」「水中航行」の三つで表されます。後者二つだと、河川や湖に出くわした時、渡河が可能です。「浮上航行」ならボートの様に浮いて移動し、「水中航行」なら水底を走ります。「航行不能」の車輌しか手元に無い場合、橋のある場所まで迂回せねばならず不利となります。但し、水陸両用機能付車輌はそういう装備を積んでいる分、陸上の速度性能が少し劣ります。
密林直進は、「密林直進可能」「密林直進不可」で表されます。可能だと、目の前に障害物として木が立っていたとしても轢いてそのまま前進する事が可能です。この機能は、殆どの戦車と一部の自走砲に装備されています。不可な車輌は、木々を避けながら進まなければなりません。
障害について
このゲームでは戦場でレースを行うので、途中様々な障害が襲ってきます。プレイヤーはこれらの障害に対し、主砲をぶっぱなしたりして対抗する事は原則としてできません。障害が発生した場合は基本的にダメージを受けます。但し、「機銃」や「搭乗歩兵」によって回避可能な障害が一部存在します。それ以外はプレイヤーの華麗なドライビングテクニックで頑張るしかありません。戦いとは無情なのです。
前述の通り、障害には「対戦車地雷、肉弾攻撃、遠距離砲撃、空襲、艦砲射撃、対戦車防御陣地」があります。
対戦車地雷は、コース上に仕掛けられている地雷です。踏むと爆発し、ダメージを受けます。この障害のみ、装甲ゲージではなく部品磨耗ゲージが減ります。なので、大抵の障害には動じない戦車にとってもこの障害は脅威です。機銃を装備している車輌だと、低確率で自動的に銃撃を加え、事前に爆破してくれます。又、歩兵を搭乗させている装甲車で地雷原に到達すると歩兵を使うかどうか選択肢が出て、使うと一人出撃して地雷を処理してくれます。但し歩兵は例外なく爆死します。
肉弾攻撃は、歩兵が対戦車地雷を抱えて走ってきたり、吸着地雷をくっつけにきたり、収束手榴弾を投げに来たりと、戦車とかに兵隊が生身で突撃してくる障害です。機銃を装備した車輌なら、自動銃撃によって高確率で防ぐ事が出来ます。但し機銃が外れる事もあり、又、敵の数が多いと防ぎきれません。装甲車が歩兵を使えば、100%防げます。但しやっぱり歩兵は死にます。頑張ってドラテクで回避する事もできる障害です。
遠距離砲撃は、敵の野砲とかが画面外からバカスカ大砲を撃ってきてそれがコース上に着弾する障害です。見てから回避するのはほぼ不可能なので装甲勝負になり、その為遠距離砲撃が飛んでくる場所では戦車や戦車型の自走砲が非常に有利です。逆にこんなとこを装甲車で走ってたら直撃しなくても破片で死ねます。
空襲は、敵の航空機が襲ってきて、銃撃や爆撃を加えてくる障害です。銃撃も爆撃もある程度は軌道が読めるのでドラテクで回避するのも不可能ではありませんが、至難です。直撃すると戦車でも大ダメージを受ける危険な障害です。装甲頼りで耐える以外に、整地なら装甲車の速度を生かして一気に走り抜けてもいいでしょう。やっぱり破片で一撃死しますが装甲車が一撃死するのはいつもの事です。又、対空戦車等一部の「対空射撃可能」車種は、自動で対空射撃し、航空機を撃墜してくれる事があります。
艦砲射撃は、海岸近くのコースを走っている時に発生する障害で、戦艦が陸上に向けて主砲を撃ち込んで来ます。その威力は強烈で、着弾すると巨大なクレーターが発生し、直撃しようものなら戦車でも空高く打ち上げられてバラバラになって一撃死します。非常に危険な障害と言えます。一度着弾したら同じ場所に落ちる可能性はほぼ無いので、クレーターに逃げ込んで砲撃が収まるまで待つのも良いでしょう。
対戦車防御陣地(パックフロント)は、艦砲射撃と並んで非常に危険な障害です。対戦車防御陣地地帯に入ると、ひっきりなしに対戦車砲が飛んできて装甲がゴリゴリ削られます。新品の戦車でも、撃破されずに脱出するのは至難の業です。幸い「支援砲撃可能」な車輌で支援砲撃する事で一定時間対戦車砲が飛んでこなくなるので、その間に脱出しましょう。この事から、支援砲撃ができる車輌を一輌は編成しておきたいものです。
各車種の特徴
このゲームに登場する車輌は大きく「戦車」「自走砲」「装甲車」の三つに分ける事が出来ます。
戦車は、圧倒的な装甲と高い不整地最高速度を持つ車輌です。搭乗歩兵と支援砲撃は持っていませんが、機銃はほぼ確実に持っており、又、装甲が厚いので障害に攻撃されてもなかなか撃破されない安心な車輌になっています。ただ、整地での速度が遅く部品耐久度が最低クラスなので、戦車ばかり走らせる訳にはいかないでしょう。又、障害の一つ、対戦車地雷だけは部品損耗ゲージにダメージを与えるものなので苦手です。
自走砲は、大きく「戦車型」「大砲型」の二種類に分けられます。戦車型は、戦車の車体を流用したり対戦車砲を積んだりして対戦車戦闘に特化した、ドイツで駆逐戦車とか突撃砲とか呼ばれていたタイプです。性能としては、大体戦車に近いものがあります。
一方大砲型は、榴弾砲を積んだりしている、文字通り"自分で走る大砲"です。このタイプは大抵装甲がそんなに高くなく、機銃も積んでいない場合が多いので非常に撃破されやすくなっています。しかしこのタイプだけが、対戦車防御陣地を潰せる支援砲撃が可能となっています。
装甲車は、大きく分けて「装輪式」「半装軌式」の二つがあります。装輪式は普通の車と同じくタイヤで走行するタイプで、トラックみたいなものです。全車種中最も整地最高速度に優れており、又部品耐久度も高く、壊れる心配をあまり心配せず走る事が出来ます。但しその分不整地での性能は悪く、特に酷い泥濘地帯では後ろを向いてバックで前進しないと動けない程です。
半装軌式は、いわゆるハーフトラックとか呼ばれるもので、車体下部の前部がタイヤ、後部が無限軌道(キャタピラ)になっています。装輪式よりも整地での速度、部品耐久度では劣りますが戦車に比べれば充分高性能で、不整地での速度性能も幾分か改善されています。これを万能と見るか中途半端と見るかはプレイヤー次第です。
どちらの形式も装甲は紙で、障害の攻撃が当たった瞬間即死するレベルの車種も多いです。機銃がほぼ確実に装備されており、搭乗歩兵の存在もあるので意外と長生きする事もありますが、歩兵を使い切ったら死兆星が見える感じです。
地形
舗装道路、舗装道路(破壊)、非舗装道路、砂漠、泥濘、氷結道路、雪道、山岳、河川、森林等様々なバリエーションがあります。
実現にあたっての懸念事項
・原則レースゲームなので、この当時の戦闘車輌だとハイスピードによる爽快感が微塵も無いのが問題となる。むしろ、戦闘地帯を駆け抜ける緊張感を前面に押し出したゲームデザインにする必要がある。この為、榴弾や艦載砲のひゅるひゅるという音、航空機のレシプロエンジンの爆音、泥臭い戦場の雰囲気をよく描いた背景、といった感じのルック&フィールが非常に大事。
・購買層がミリオタのみと予想されるので、彼らに媚びるべくマイナーな車輌を多数出す。又、当時の記録フィルム等を用い、できる限り実写に近い駆動音を演出すると喜ばれると思われる。パンツァーフロントという前例もあるし、車輌の絵(3Dモデル)も造形は多少荒くていいからどうでもいいところを細かくするのが重要である。
・とにかくどれだけミリオタに受けるかが鍵。
・多分レースゲーム板で叩かれる。
・これは売れない。
…久しぶりの記事がこれか。
ちなみに、判っている人は判っているだろうが、記事の書き方とかオチの元ネタは某東方千年帝国協会である。いないと思うが、もしこの原案を使ってゲームを作ろうというキチガイナイスガイは私に連絡する様に。なに、一枚噛みたいだけだ。べっ、べつにロイヤリティが欲しい訳じゃないんだからねっ!!
前回AC3Pをやってると言ったが、3Pの全ミッションSランク隠しパーツ全取得が終わり、この間SLPの全ミッションSランク隠しパーツ全取得も完了。で、気付いたんだが…私は3系で殆どOBを使わない。苦手なのもあるがあんま好きじゃないのだ。別ゲー風味になるから。んで私は旧作だと基本ブレード使いなんだが、OB使わない場合剣豪機はLRよりSLのが辛いと気付いたのである。
LRは強化人間で誤魔化してるだけのCPU機が多い上に通常ブーストが異様に速いから、簡単に近付けてしかも避けやすい。LRの武器自体が補正も弾速もヘタレなのもあるが。四脚+LUTONG+ミラダガ+ブレ威力増加OPなら大バズ+突き二回で雷雲爆散する威力だしな。一方SLはAIの出来が良く、押しては引き引いては押しを上手い事やってくる上に自機も速くないから斬りにいけないという…
あ、CPU戦の話だぞ。
3系の対人があんまり好きじゃないのは、OBでビュンビュン飛び回るゲームだからってのも大きいからな、私の場合。CPU機も普通にOBで飛び回るゲームだったら特に何とも思わなかったが…私はそういう別ゲー感って結構嫌うのだ、格ゲーみたいにCPU戦はおまけってゲームならともかく、旧作ACみたいに一人用ありきで対人が別ゲーは嫌なのである。
まぁ、なので、ポータブル版でアドホック対戦が実装されてるにも関わらず私は一人用ばっかりやってる訳である。一人プレイでも充分楽しめるのがPS~PS2ACのいいところだとつくづく思う。まぁLRはミッションが単調だし、そもそも3系だけじゃなくてACの対人自体好きじゃないけども。つくづくACに向いてないAC愛好家である。
んで、AC3PもSLPも大体やる事やってしまったので、最近はACFFをやっておる。ARMORED CORE FORMULA FRONTである。直訳すると装甲核公式前。尚、略称を間違ってFFACにするとFINAL FANTASY ADVENT CHILDRENになるから気をつけてほしい。こっちのFFだと「ムービーゲーwwwwww」としか言えないキチガイ達が飛んでくるぞ。
んで、最近(と言ってもここんとこ更新中断してたが)歴史ものが連続だったので、久々にゲームネタを入れてみたいと思ったのだ。AC攻略記事じゃなくて買ったゲームのレビュー風味の記事。ところが、全然筆が進まない。書けば書くほど、あの下衆の書き込みが頭に浮かんで記事にならんのだ。なんだかんだ言って執筆活動というのは割と繊細な行動なのでしょうがないんだろうが、もうAC関連記事書けないかもしれないな…
とまぁ、そんな感じでちょっとへこんだりして又書かなくなり、更に更新しない期間が延びた訳である。が、世の中何がきっかけになるか判らん。本日、この間twitterでフォローしたLEO氏が
ライセンスをEAが独占一括管理してたとは知らなんだ今後NfSだけとか誰得 RT @autoblogjapan: 人気レーシングゲームにポルシェが登場できないワケとはhttp://aol.it/pBSrzU
というのを書いていたのだ。これは要するに、EAという会社がポルシェの車のゲーム化権を持っており、ゲームにポルシェ出すんだったらEAに話を通さないといけないという事である。んで、私はこれを読んで、だったらポルシェティーガーもEAに言わないと駄目なのかなとか意味のわからん事を思ってしまったのが全ての始まりである。
40秒ぐらいから最初の大写し
ここから私の妄想が始まり、戦車を使ったゲームの原案が完成するにいたった。以下、原案を記そう。
デスレース~地獄のロード~(仮題)原案
このゲームは、第二次世界大戦時の戦車、装甲車、自走砲でレースを行うという大変画期的なゲームです。プレイヤーは世界各国から参戦した先頭車輌を選択し、様々な障害を乗り越えながらあらゆる地形を走破してゴールを目指します。
プレイヤーは、レース開始前に使用車輌を三輌選択します。これらの車輌は、レース中いつでも切り替える事が出来ます。例えばキューベルワーゲン、Ⅲ号突撃砲、ティーガーⅠの三輌を選びスタート時にキューベルワーゲンを使っていたとして、レース中随時Ⅲ突やティーガーに乗り換える事ができるのです。走行していない車輌は時間経過で「部品磨耗ゲージ」「装甲ゲージ」(後述)が回復します。又、「擱座」「撃破」(後述)状態の車輌を選んで走行する事はできません。
各車輌のパラメータ
各車輌には、「整地最高速度」「不整地最高速度」「装甲耐久度」「部品耐久度」「主砲」「機銃」「対空射撃」「搭乗歩兵」「支援砲撃」「水陸両用機能」「密林直進」というパラメータが設定されます。
二種の最高速度は、それぞれ舗装道路での最高速度と、不整地(非舗装道路、泥濘、山道等)での最高速度を表します。舗装道路では、常にパラメータ通りの最高速度を発揮する事が可能です。尚、砲爆撃で道路が瓦礫になっている場合はその限りではありません。不整地では、その地形の荒れ具合によっては、パラメータの値よりも低い速度でしか走れません。
装甲耐久度は、先述の「装甲ゲージ」の最大値です。本作では戦場でレースを行う為、地形以外にも様々な障害が待ち受けています。詳細は後述しますが、対戦車地雷、肉弾攻撃、遠距離砲撃、空襲、艦砲射撃、対戦車防御陣地です。これらの障害に邪魔をされると、装甲ゲージが減ります。装甲ゲージがゼロになると「撃破」状態になり、一定時間その車輌は走行不能となります(その間は他の車輌のみでレース継続)。「撃破」状態は時間経過で治ります。
部品耐久度は、「部品磨耗ゲージ」の最大値です。戦車が長距離を自走すると無限軌道(キャタピラ)が切れたりするのを再現するパラメータで、全ての車輌は走行していると時間経過で部品磨耗ゲージが減っていきます。ゲージがゼロになると「擱座」状態になり、「撃破」と同様一定時間走行不能となります。回復の方法も「撃破」と同じです。大抵、装甲耐久度と部品耐久度は反比例します。
主砲は、戦車や自走砲についてる大砲です。「支援砲撃」もしくは「対空射撃」が可能な車輌以外にとってはただのダミーパラメータです。レースで大砲ぶっぱなすなんて邪道なのです。尚、装甲車には大抵ついていませんがどうせダミーなので問題ありません。
機銃は、車載のマシンガンの事で、吸着地雷とか収束手榴弾を抱えて肉弾攻撃を仕掛けてくる敵歩兵を追い払うのに必要な装備です。「7.92mm MG34」といった形で表記されますが内部処理的には「有」「無」のどっちかで、「有」だと一部の障害に当たった時、装甲ゲージが減らなくなる確率が高くなります。
対空射撃も似た様なもので、「対空射撃可能」「対空射撃不可」で表されます。対空射撃が可能な車輌の場合、空襲を受けても装甲ゲージが減らない場合があります。
搭乗歩兵は、その車輌に載せる事のできる歩兵の数で、実質装甲車専用のパラメータです。この歩兵を消費する事によって、対戦車地雷、肉弾攻撃を確実に防ぐ事が出来ます。尚、歩兵は使い捨てで、使用したらゴールするまで補充できません。名もない歩兵が死んだところで西部戦線異状なしなのです。
支援砲撃は、対空射撃と同様「支援砲撃可能」「支援砲撃不可」で表されます。一部の自走砲だけが持っている特殊技能みたいなもので、対戦車防御陣地で使用する事により、その防御陣地を一定時間無効化できます。無効化時間は主砲の攻撃力と防御陣地の耐久力に依存します。
水陸両用機能は、「航行不能」「浮上航行」「水中航行」の三つで表されます。後者二つだと、河川や湖に出くわした時、渡河が可能です。「浮上航行」ならボートの様に浮いて移動し、「水中航行」なら水底を走ります。「航行不能」の車輌しか手元に無い場合、橋のある場所まで迂回せねばならず不利となります。但し、水陸両用機能付車輌はそういう装備を積んでいる分、陸上の速度性能が少し劣ります。
密林直進は、「密林直進可能」「密林直進不可」で表されます。可能だと、目の前に障害物として木が立っていたとしても轢いてそのまま前進する事が可能です。この機能は、殆どの戦車と一部の自走砲に装備されています。不可な車輌は、木々を避けながら進まなければなりません。
障害について
このゲームでは戦場でレースを行うので、途中様々な障害が襲ってきます。プレイヤーはこれらの障害に対し、主砲をぶっぱなしたりして対抗する事は原則としてできません。障害が発生した場合は基本的にダメージを受けます。但し、「機銃」や「搭乗歩兵」によって回避可能な障害が一部存在します。それ以外はプレイヤーの華麗なドライビングテクニックで頑張るしかありません。戦いとは無情なのです。
前述の通り、障害には「対戦車地雷、肉弾攻撃、遠距離砲撃、空襲、艦砲射撃、対戦車防御陣地」があります。
対戦車地雷は、コース上に仕掛けられている地雷です。踏むと爆発し、ダメージを受けます。この障害のみ、装甲ゲージではなく部品磨耗ゲージが減ります。なので、大抵の障害には動じない戦車にとってもこの障害は脅威です。機銃を装備している車輌だと、低確率で自動的に銃撃を加え、事前に爆破してくれます。又、歩兵を搭乗させている装甲車で地雷原に到達すると歩兵を使うかどうか選択肢が出て、使うと一人出撃して地雷を処理してくれます。但し歩兵は例外なく爆死します。
肉弾攻撃は、歩兵が対戦車地雷を抱えて走ってきたり、吸着地雷をくっつけにきたり、収束手榴弾を投げに来たりと、戦車とかに兵隊が生身で突撃してくる障害です。機銃を装備した車輌なら、自動銃撃によって高確率で防ぐ事が出来ます。但し機銃が外れる事もあり、又、敵の数が多いと防ぎきれません。装甲車が歩兵を使えば、100%防げます。但しやっぱり歩兵は死にます。頑張ってドラテクで回避する事もできる障害です。
遠距離砲撃は、敵の野砲とかが画面外からバカスカ大砲を撃ってきてそれがコース上に着弾する障害です。見てから回避するのはほぼ不可能なので装甲勝負になり、その為遠距離砲撃が飛んでくる場所では戦車や戦車型の自走砲が非常に有利です。逆にこんなとこを装甲車で走ってたら直撃しなくても破片で死ねます。
空襲は、敵の航空機が襲ってきて、銃撃や爆撃を加えてくる障害です。銃撃も爆撃もある程度は軌道が読めるのでドラテクで回避するのも不可能ではありませんが、至難です。直撃すると戦車でも大ダメージを受ける危険な障害です。装甲頼りで耐える以外に、整地なら装甲車の速度を生かして一気に走り抜けてもいいでしょう。やっぱり破片で一撃死しますが装甲車が一撃死するのはいつもの事です。又、対空戦車等一部の「対空射撃可能」車種は、自動で対空射撃し、航空機を撃墜してくれる事があります。
艦砲射撃は、海岸近くのコースを走っている時に発生する障害で、戦艦が陸上に向けて主砲を撃ち込んで来ます。その威力は強烈で、着弾すると巨大なクレーターが発生し、直撃しようものなら戦車でも空高く打ち上げられてバラバラになって一撃死します。非常に危険な障害と言えます。一度着弾したら同じ場所に落ちる可能性はほぼ無いので、クレーターに逃げ込んで砲撃が収まるまで待つのも良いでしょう。
対戦車防御陣地(パックフロント)は、艦砲射撃と並んで非常に危険な障害です。対戦車防御陣地地帯に入ると、ひっきりなしに対戦車砲が飛んできて装甲がゴリゴリ削られます。新品の戦車でも、撃破されずに脱出するのは至難の業です。幸い「支援砲撃可能」な車輌で支援砲撃する事で一定時間対戦車砲が飛んでこなくなるので、その間に脱出しましょう。この事から、支援砲撃ができる車輌を一輌は編成しておきたいものです。
各車種の特徴
このゲームに登場する車輌は大きく「戦車」「自走砲」「装甲車」の三つに分ける事が出来ます。
戦車は、圧倒的な装甲と高い不整地最高速度を持つ車輌です。搭乗歩兵と支援砲撃は持っていませんが、機銃はほぼ確実に持っており、又、装甲が厚いので障害に攻撃されてもなかなか撃破されない安心な車輌になっています。ただ、整地での速度が遅く部品耐久度が最低クラスなので、戦車ばかり走らせる訳にはいかないでしょう。又、障害の一つ、対戦車地雷だけは部品損耗ゲージにダメージを与えるものなので苦手です。
自走砲は、大きく「戦車型」「大砲型」の二種類に分けられます。戦車型は、戦車の車体を流用したり対戦車砲を積んだりして対戦車戦闘に特化した、ドイツで駆逐戦車とか突撃砲とか呼ばれていたタイプです。性能としては、大体戦車に近いものがあります。
一方大砲型は、榴弾砲を積んだりしている、文字通り"自分で走る大砲"です。このタイプは大抵装甲がそんなに高くなく、機銃も積んでいない場合が多いので非常に撃破されやすくなっています。しかしこのタイプだけが、対戦車防御陣地を潰せる支援砲撃が可能となっています。
装甲車は、大きく分けて「装輪式」「半装軌式」の二つがあります。装輪式は普通の車と同じくタイヤで走行するタイプで、トラックみたいなものです。全車種中最も整地最高速度に優れており、又部品耐久度も高く、壊れる心配をあまり心配せず走る事が出来ます。但しその分不整地での性能は悪く、特に酷い泥濘地帯では後ろを向いてバックで前進しないと動けない程です。
半装軌式は、いわゆるハーフトラックとか呼ばれるもので、車体下部の前部がタイヤ、後部が無限軌道(キャタピラ)になっています。装輪式よりも整地での速度、部品耐久度では劣りますが戦車に比べれば充分高性能で、不整地での速度性能も幾分か改善されています。これを万能と見るか中途半端と見るかはプレイヤー次第です。
どちらの形式も装甲は紙で、障害の攻撃が当たった瞬間即死するレベルの車種も多いです。機銃がほぼ確実に装備されており、搭乗歩兵の存在もあるので意外と長生きする事もありますが、歩兵を使い切ったら死兆星が見える感じです。
地形
舗装道路、舗装道路(破壊)、非舗装道路、砂漠、泥濘、氷結道路、雪道、山岳、河川、森林等様々なバリエーションがあります。
実現にあたっての懸念事項
・原則レースゲームなので、この当時の戦闘車輌だとハイスピードによる爽快感が微塵も無いのが問題となる。むしろ、戦闘地帯を駆け抜ける緊張感を前面に押し出したゲームデザインにする必要がある。この為、榴弾や艦載砲のひゅるひゅるという音、航空機のレシプロエンジンの爆音、泥臭い戦場の雰囲気をよく描いた背景、といった感じのルック&フィールが非常に大事。
・購買層がミリオタのみと予想されるので、彼らに媚びるべくマイナーな車輌を多数出す。又、当時の記録フィルム等を用い、できる限り実写に近い駆動音を演出すると喜ばれると思われる。パンツァーフロントという前例もあるし、車輌の絵(3Dモデル)も造形は多少荒くていいからどうでもいいところを細かくするのが重要である。
・とにかくどれだけミリオタに受けるかが鍵。
・多分レースゲーム板で叩かれる。
・これは売れない。
…久しぶりの記事がこれか。
ちなみに、判っている人は判っているだろうが、記事の書き方とかオチの元ネタは某東方千年帝国協会である。いないと思うが、もしこの原案を使ってゲームを作ろうという