霧島家日誌

もう何が何だかわからないよろず日誌だ。

ゲームの楽しみ方と目的

2009年05月29日 16時06分04秒 | アニメ、ゲーム、映画等
ごきげんよう諸君、いかがお過ごしかな。私は暇と言えば暇で暇でないと言えば暇でない時間にこれを書いておる。ブログの記事が書ける程度には暇だがそれ以上他に何かしようと思うとできない程度の暇さだ。

今週は火曜の朝から「俺の講義聞いて理解できないのはお前の脳味噌が腐ってんだよバーカ死ね」みたいな事を言われて殺意を抑えるのが大変である。家に帰っても翌日も翌々日も殺意でいっぱいいっぱいであり、授業を聞いたりする余裕もなかった。

ノートを再編集して間違ってるとこ添削してくれってのを次回の講義でやる予定だが、拒否られたらプッツンと言うか、流石の私も堪忍袋の緒が切れると言うか、退学するかしないかぐらいの闘争になるから問題である。

ほんとさっさと死なねーかな。


ま、ともあれ。なんか最近堅い話ばっかりだったから、またゲームの話でもするとする。まぁ、先日の記事と話はちょっと被るが…

ゲームというものは、主に一人用のものだ。最近はネット対戦の普及によって対人戦を意識したゲームも沢山出てきておるし、ゲーセンにあるような格闘ゲームは人間と戦わねば面白くない。こういうゲームを仮に対人戦と呼ぶことにしよう。

んで、一人用と対人戦を両立させてるゲームもまたある。最近お熱だったアーマード・コアシリーズなんかもそうである。とは言っても4とfAはちょっとばかり異色だから置いておいて、PS~PS2時代の話をする。

以前話したと思うが、一般的にACの世界では国家という概念が消滅していて存在しない。これは世界設定が異なるPSAC~2シリーズと3シリーズ、NXシリーズ全てに当てはまる。『大破壊』と呼ばれる、まぁどうせ核戦争か何かなんだろうが、完全に世界が荒廃してしまった世界である。大体、ACの舞台になる時代はその後復興してようやく何とか立ち返ってきたかな、というぐらいだ。

で、軍事的には最強の兵器であるACがあり、企業軍の主力はMTやら戦車といった旧式兵器の群である。ACを扱う『レイヴン』はレイヴンズネストやらグローバルコーテックスといった用兵派遣会社に登録し、企業と契約して戦争する。まぁ、依然話した通り、企業がAC大量に揃えて戦争したらまたとんでもない事になるからな。当然の措置である。

で、そんな世界の中で、ある新米レイヴンが現れる。これがそれぞれの作品の主人公だ。特に設定はなく、呼ばれる時も「レイヴン」としか言われない。男か女か歳がいくつかとかは脳内補完だな。で、大体のシリーズで最初のミッションはレイヴン試験だ。試験と言っても実戦で、ACパーツは産業廃棄物の群れだ。で、合格すると正式にレイヴンとなる。

その後は、傭兵派遣会社と契約して企業の代理戦争とかをやったりする訳である。報酬は莫大だが、弾薬費とか修理代のせいで赤字になったりするする。んで報酬の金で新しいパーツを買って自分の機体を強くしたりして、快適なレイヴンライフを満喫する訳だな。んで、話が終盤になると、主人公があまりにも強すぎて世界中の軍隊の総攻撃食らったりするんだが、まぁそれはおいておこう。


さて、ACの一人用モードはそんな感じである。弾薬費の安い武器で出撃してSランクを取ったり、弱さもりもりな初期機体を一切弄らずにクリアしたり、といった遊びもなかなか楽しいものがある。あとガチガチに固めたタンク型で敵の巨大兵器と正面から撃ち合ったりとかな。

しかし、これが対人戦となると問題が出てくる。意図的に弱いパーツがあったりするのは一人用パーツという事で別にいいのだが、相性の悪い相手に当たると詰むという問題がある。勿論じゃんけん要素ゲームにおいて重要である。軽量機は重量機に弱く、重量は中量に弱い。そして軽量は中量に強いという三角関係だ。他にも四脚は逆関節が来ると詰むとかいうのもある。

んでしかも、ACの対戦は1vs1である。そうなると、できる限り一機にあらゆる要素を導入せねばならなくなってくる。これが機体構成は企業秘密であればいいのだが、何せ見た目からしてバレバレだから、すぐ判る。そして研究を煮詰めていくと、三、四種類の機体しか残らない。いわゆる量産という奴だ。普通の機体で行ったらボッコボコにされる。だから量産と呼ばれるんだがな。

このせいで、私はACの対人戦はあまり好きではない。自分で機体を組みえて戦うゲームなのに、試合が始まった瞬間詰む事がある訳である。ここからfAの話になるが、故に、私はランクマッチにはいかない。ランクマッチというのは戦う事でポイントが貰えるもので、その数によってランキングされる奴だ。よって、どいつもこいつも量産ばっかりだ。

量産というだけでもなく、さっき言ったように試合が始まった瞬間に詰むという事も多々ある。Wライフルが主力の機体はガチガチのタンクが出てくると終わるし、地上でしか戦えない(その代わりに速くて火力も高い)四脚は、空中でフワフワする機体が出てきたら詰む。と言うか、ブースターでユディトというのがあるのだが、相手がユディト搭載してるだけで問答無用で詰む。どんな武装どんな機体であろうとユディトという存在だけで死ぬ。

つまり、量産以外だとじゃーんけーんぽんっ!とやった時点で八割がた勝敗が決まってしまうということだ。

まぁゲームバランスの都合上相性がいいとか悪いとかそういうのを盛り込むのは必須であり仕方ない話なのだが、ここまで相性差が出てくると問題である。これが、格ゲーみたいに元々用意されてるキャラが10人ぐらいいて、その中から使いたいキャラを選ぶならまだいいのだが、考えに考えて作った機体がじゃんけんで死ぬ訳だ。もしじゃんけんで死ななくても量産が出てきたら結局勝てないので、何の為のゲームか判らんくなる。

もうこうなると、話が摩り替わってしまっている。ゲームは楽しむ為にやるものであって、ゲームをやる意義は楽しむ事である。しかしこうなると、目的は即ち勝利である。楽しむ為にではなく、勝つ為にゲームをするということになってしまう。これでは、まぁ全国大会レベルとかならともかく、ただひたすら寒い機体を組んで寒い戦術をとって寒い勝ち方して寒い勝利を手に入れるという事になってしまう訳だ。

これでは楽しくない。

故に、私はプレイヤーマッチ(ランク付けがない)のチーム戦ばっかりやっておる。最大で4vs4で戦うのだが、この対戦は味方が誰になるかはその場で決まる。その時部屋に入ってる奴と組む事になる。故に、構築する機体のバリエーションが豊富である。

万能型も勿論ある訳だが、軽量の快速を生かした突撃特化張り付き特化といった連中、逆にスナイパーキャノンを積んだりミサイルを搭載して前線で戦う味方を支援する援護機、前線で回避戦を行いながら耐えつつ総合力で攻める前衛機…などなど。様々な機体を組める。

この辺までは前に話したのと一緒だが、ここからが問題である。

先程あげた量産だって、「量産が量産される」までには勿論、色々な変遷がある訳だ。強いパーツを組み合わせただけでは量産されるほどの強さにはならん。このパーツとこのパーツと組み合わせると強い、みたいな感じで色々研究されている。そして研究し尽くされると、量産が誕生する訳だな。

研究は良い。実際のところ、ACは自分の機体を組み上げてる時が一番楽しい。この武器装備したら重量過多になるな~じゃあこのブースタをよく似た性能の軽い奴に変えるか~、やっぱりこのメインブースタはEN食うし省エネ機体にしようか~あーでも省エネパーツは性能低いなぁ、とかそういう感じであれこれ考えるのが一番楽しい。

しかし、研究し尽くされてしまって、量産が横行するともう駄目だ。何も楽しくない。ただひたすら寒い動きをすることしか出来ないという作業と化す。しかもこれは何もタイマンに限った話ではない。チーム戦だって、チーム戦用の固定メンバーさえ揃えば、前衛後衛突撃支援援護といった役割を割り振ったりして、それぞれ機体を組み上げて更に立ち回りも研究し尽くせば、立派な量産だ。

しかし、チーム戦の僚機は選べない。その時その場に居合わせた人とやるだけである。ここがとても重要である。誰と組むか決まっていないなら、誰と組んでも戦えるようにせねばならないという事である。当然、それは機体構成にも影響が出るし、更に中の人の性能も関係してくる。

突撃特化機を組んだはいいが、突撃するしか能がないのでは何の訳にもたたん。突撃機は当然速い訳で、味方もなかなか追いつけない。で、味方の到着もまだだというのに何も考えず一人で突っ込んで4vs1でフルボッコにされて落ちる様な馬鹿では話にならんという訳だ。

味方が何を装備してるかなんてのは外見ではなかなかわからないが、実際に射撃してるのを見ればそれが何かは大体想像はつく。それを見ながら自分の動きを決める訳だ。多対一でボコられてる味方がいたら助けに行き、逆に自分が囲まれたら致命的な状態になる前にOBで離脱したり、もう少しで殺せそうなら後ろから攻撃をガンガン食らってでも撃ち落す、といった感じで立ち回りに幅がある。

機体構築も、前衛機が早々に死んだ代わりに前に出なければならなくなる事を考慮せねばならんから色々考えて組まねばならんし、仲間が固定メンバーではないから正解というもの、つまり量産は作れない。


そんなことで、私はfAのオンラインではチーム戦ばっかりやっておる。

最近ゲームすらしてないがな。




>ごてぃ氏

どうみてもご本人様です、本当にありがとうございました。しかし、死相が出てるのは私も知ってたがやっぱり病気だったんだな。早く死ねばいいのに。もう上にも書いたが、本気で殺意が湧いたぞ。来週私がプッツンしたら本当に殺してしまうかもしれんな…

ああ、まぁ、私は別に親の罪が子にも適用されるとは思っておらんから別にいいんだがな。北の将軍様とかはマズいと思わんではないが。


>ジャスミン青田氏

どんな教員になるか、か。…そうだな、一つだけ言える事がある。

教科書は使わん。


>かえでさん

どうぞ潜りにきてくださいな。プロトタイプネクスト・アレサなみの精神負荷に耐えられるならですが。何で質問しに行ったらバーカって言われにゃならんのだ…ああもう本当に殺したい。アレだ、串刺し刑にしたい。勿論ガチの意味の串刺し刑で。肛門または陰部から太い木を差し込んで口まで突き通すって奴。

実行にあたっては、串刺し刑研究会ワラキア支部長のヴラド・ツェペシュ先生を司会、進行役として呼ぶ必要があるな。


>440s氏

取り敢えずこんなもんでどうだろう。

作成時間は、最近とか本日の記事に書いてある通りそれぐらいしかやる事のない時間をあてておるから基本的に大丈夫です。






以下ACfA日記

久々にオーダーマッチやってたら水没王子の解説に『ライールの方向性を完全に無視した中距離射撃戦仕様』とか書いてあったから、純正ライールにアリーヤジェネのっけてダブルライフル装備の機体作ってみた。意外に楽しいものだな。中距離射撃&回避戦前提な訳だが、回り込み性能も高いし、上手く立ち回れば結構食らわない動きができるし、コジマバリア性能も8400ぐらいあるし。コジマバリア満タンからだったら一発二発くらってもあんまり痛くないからな。


3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ジャスミン青田)
2009-05-29 17:58:33
4VS4は熱いですね。多対多は素晴らしい。

ただ、ネット対戦となると勿論俺は中堅の強さになる訳で、強すぎる人が居ると萎えます。ネタ対戦ならどうでもいいですが、どうせ本気でやるなら熱い接戦の末勝ちたいです。
返信する
Unknown (ごてぃ)
2009-05-30 00:05:28
↓串刺し刑といえばこいつを思い出しました。
ttp://www.book-navi.com/book/syoseki/byakudan.html

たぶんモンゴル経由で伝わった亜流だと思いますが。
こっちでは、中華の秘伝やらを使って串刺しのまま死なさず長く生きながらえさせればとても誉められたらしいですが、ツェペシュ公がそこまで研究したかは自分にはわかりません。
返信する
かきかき。 (春香)
2009-06-01 14:27:37
こんにちわ~、お祭りの動画お疲れ様です。なかなか激しいできあがりになっててビックリしました。
日記のコメントをするのはこちらでは始めてだからはじめましてかしら?

それはおいといて、日記の内容についてちょこっと。
私はアーマードコアなACはノータッチなのでプチわからない用語とかもありましたが、対戦モノってやっぱ最適解が多くなっちゃうのですねー。ポケモンとかのオンライン対戦も伝説ポケモンやら各属性最強って言われてるポケモンやらばっかりで味気があまりなかったってのと同じかもしれないとか思ってみました。
協力してプレイするモンハンとかもある程度鉄板プレイみたいなのが決まってる時もあるかも?効率良く敵を倒すだけの作業みたいなプレイになっちゃってやめた人もいますし。

共通のネタでひっぱってROも○○ステじゃないとって傾向強いですねー。確かに元々そういう目的で集まって狩りに行く臨時PTとかで必要とされてる物が全然ないとかだともにょりますけど、身内とかにそのステ弱いじゃんとか言われるとイラッ☆ミってなった思い出があったりなかったり。

ゲームは楽しむ物だけど、人に嫌な思いをさせないで楽しみたいと思いますねー。
最適解で行動するのが好きな人も自分で考えたりした構成やらステータスとかで遊ぶのが好きな人も、楽しみ方は人それぞれなんだから自分の固定概念の押し付けをするのだけはやめて欲しいなと最近思ってみたりします。

(長々とした文章でごめんなさい
返信する