*流行に抗うことこそ霧島家のモットーであるから、今回の記事は片仮名語をできる限り漢語訳してみた。どんなもんだろう。
ごき…げんよう…諸君。いかがお過ごしかな…(ぱたり)。先週の水曜?から本社(笑)に移動して、会社のパソコンとひたすら戦っておった。そして本日に至るも状況は解決されておらず週末まで拘束も確定。ことによっては来週も拘束。ん? ああ、連休か。まるごと潰れたよ。何せ毎日徹夜のデスマーチであり、お陰で日誌もHPも更新できなかった。
本当は昨日かえる筈で、昨日は今日帰るって話になってたんだが…(´・ω・)
で、今日はその流れを引き継いでパソコンの話である。えらい人の順序について話してもいいんだが、今から新しい話題を書こうという元気が出てこない。
さて、パソコンこと電算器っちゅーもんは、いくつかの決まった部品からできておる。自作を一度でもした事のある人なら知っているだろうが、どんな電算器も中身の形は同じである。例えば記憶槽(ハードディスク)は、日立製だろうがウェスタンデジタル製だろうがシーゲート製だろうが、もしくはヒュンダイ製であろうとも形は同じである。
嘘だと思うならほれ。どれもこれも申し合わせたように同じ形をしておる。これは、電算器の部品ってのの規格が同じだからである。
規格と言っても聞きなれない言葉であるからわかりにくいだろう。そうだな、例えば諸君の家には差込口(コンセント)があるだろう。現代のほぼあらゆる家電製品はあの二枚歯を突っ込んで動作するようになっているが、家や地域によって差込口の形が違ったらどうなるだろうか?その答えを、海外旅行で考えてみよう。
海外に一度でも行ったことのある人なら知っているが、海外の差込口は形が違う。その為、携帯電話の充電器とかを海外に持っていっても差せない。具体的にはこんな感じ。じゃあ、差込の形(日本だとAタイプ)を変えれば海外でも充電器が使えるのかと言うと多くの場合、使えない。
何でかって、国によって電圧が違うからだ。日本は100Vだが、イギリスは240Vだしインドは220Vである。しかも厄介なのは、差込口の形は一緒でも電圧が違う場合があるというところである。例えばアメリカとかカナダは差込口の形がAタイプ、日本と同じだ。しかし電圧が違う(110Vもしくは120V)為、形が同じだから使えると思ってブッ差すと問答無用でその電子機器はブッ壊れる。
だから、海外で日本の電子機器を使う場合は電圧とか形を変換する機械が別途必要になるのだ。日本国内はA形100Vの規格で統一されているが、外国は外国で別の規格を使っておるということだ。
斯様に、規格というものが統一されておればどの会社のどんな機械でも動かせる。まぁここまでくれば大体わかったろうが、先ほど言ったとおり電算器の部品はほぼ全て規格が同じなのだ。例えば東芝とかパナソニック(旧松下)製の電算器を買ったとしよう。んで分解してみると、日立製の記憶槽であるとか他社製部品が大量に出てくるのである。東芝にしてもパナソニックにしても記憶槽の開発はやっておらんから他社から部品を持ってくるのだ。
まぁそういう話をし始めると電算器の心臓にあたる演算器(CPU)はインテル社とAMD社しか作ってないし、インテルの市場占有率(シェア)は九割を超えておるから事実上インテル社一択なのだ。だからどいつもこいつもインテルの部品を積んでおるのである。
そんなインテル社も演算器と主基盤(マザーボード、人間で言えば全身に血を送る血管及び心臓、もしくは全身を繋ぐ神経みたいなもの)こそ作っておるが、電源は作ってないからコルセア社とかオウルテック社の電源を使わねばならん。んでこのコルセアであるとかオウルテックも記憶槽は作ってない…といった感じで、一社で電算器を構築できる会社は存在しないのだ。語弊があるにせよ、な。だからまぁ規格を統一しておかないとそれはそれで面倒なことになる。
ま、そういう訳で、電算器ってのはACみたいなもんである。あのゲームは頭、胴、腕、脚、それから発電機とか武器とかを組み合わせてロボットを作るゲームだが、電算器の構築ってのはそれに近い。
さて、今回一番最初に持ち上がっていた問題は頻繁にデータが飛ぶというものである。今の時代、見積もりやら色々なものをエクセルとかワードで作るのは当たり前だが、作った端からデータが壊れるのである。
普通に考えれば、データを記憶する役割を持つ記憶槽(ハードディスク)が壊れていると考えるところであろう。実際私もそう思っていた。しかし、三ヶ月の間に渡って社長の心を折り続けたこの電算器、どうもそれだけが問題である訳ではないらしい。データが飛ぶんだったらこまめにバックアップとればいいじゃないって話なんだが、バックアップしたデータも飛んでるのである。
つまり、一度記録したデータが時間経過によって壊れたのではなく作成したその瞬間から壊れてたということである。実際、記憶槽じゃなくてUSBメモリを記憶槽代わりに使ってみたところ片っ端から飛んだらしいからな。先日私が見たところUSBメモリそのものが壊れてた訳だが。しかも2本。
となると、記憶槽が原因ではないのかもしれん。むしろ、書き込みを行う作業を伝達する主基盤の方が怪しい。とは言え記憶槽も怪しいことには違いない。それでまぁ、取り敢えずOS再インストールをしてみたのだ。すると、画面が砂嵐になって何も見えなくなった。こりゃどうにもならん、ってんで記憶槽を買ってきて交換した。
メーカー製の電算器だから本当はカスタマーサポートに修理を依頼すればいいんだが、社長がとにかく早く直してほしいってんでな。しかしサポートに相談すると引き取り修理とか言われて一週間ぐらい拉致される可能性も高く、会社自体が現在デスマーチに近いから自分で部品を買ってきたのである。
すると今度は、音を出す装置が認識されない。この電算器の場合、音関連は主基盤が管理するから基盤が怪しい。と思って調べておると、チップセットが認識されておらん。チップセットってのは演算器と主基盤、一時記憶槽(メモリ)とかの間の情報のやりとりを制御するものであり、つまりどういうことか例えると、ソマリアにいるのに命令を日本語でやってるからどうにもならないみたいな感じである。
これはどうもならんってことでカスタマーサポートに電話。で、出張修理を頼んだ。んで今日来た訳だが、症状を見てこらあかんとなり、主基盤、一時記憶槽、記憶槽、映像出力器といった主だった部品を新品に換えた。どいつもこいつも壊れてたらしい。で、動かしてみるとさもあらん。
画面がついたり消えたりして使えたものじゃない。
最初は画面(ディスプレイモニタ)が壊れてるんじゃないかとも思ったんだが、他の画面に差してみても同じ症状が出るためこの電算器が悪いという話になった。とは言え、映像出力を司る映像出力器とその命令を伝達する主基盤は新品であるから、壊れている筈はない。
で、これは手持ちの部品だけじゃどうにもならんってんで帰ったんだが…
出張修理の人とも話したんだが、どうも電源が壊れているような気配がする。電源ってのは、それこそ電源入らなくなったりすると「壊れた」と認識される訳だが、実はそれ以前から変な挙動を出す場合もあるのである。
特に安い奴によくあるのだが、電圧が不安定になるとマズい。演算器にしろ記憶槽にしろ決められた電圧とか電流で動くことを前提にして作られておるから、それ以外の電圧とか電流を受けると場合によっては壊れるのである。
先日なくなったがソーテックってあったろ。激安がウリの電算器ブランドだったのだが、安かろう悪かろうでな。特に電源が酷く、電圧が不安定なお陰で他の部品を片っ端から壊していくことで大変有名であった。今回もそれではないかと思うのである。実際、電圧が下がると同時に画面暗くなってたし。
それに、言ったろ、最初の方で。USBメモリが壊れたって。しかも2本。
電源に壊されたんじゃないか、これ。
ごき…げんよう…諸君。いかがお過ごしかな…(ぱたり)。先週の水曜?から本社(笑)に移動して、会社のパソコンとひたすら戦っておった。そして本日に至るも状況は解決されておらず週末まで拘束も確定。ことによっては来週も拘束。ん? ああ、連休か。まるごと潰れたよ。何せ毎日徹夜のデスマーチであり、お陰で日誌もHPも更新できなかった。
本当は昨日かえる筈で、昨日は今日帰るって話になってたんだが…(´・ω・)
で、今日はその流れを引き継いでパソコンの話である。えらい人の順序について話してもいいんだが、今から新しい話題を書こうという元気が出てこない。
さて、パソコンこと電算器っちゅーもんは、いくつかの決まった部品からできておる。自作を一度でもした事のある人なら知っているだろうが、どんな電算器も中身の形は同じである。例えば記憶槽(ハードディスク)は、日立製だろうがウェスタンデジタル製だろうがシーゲート製だろうが、もしくはヒュンダイ製であろうとも形は同じである。
嘘だと思うならほれ。どれもこれも申し合わせたように同じ形をしておる。これは、電算器の部品ってのの規格が同じだからである。
規格と言っても聞きなれない言葉であるからわかりにくいだろう。そうだな、例えば諸君の家には差込口(コンセント)があるだろう。現代のほぼあらゆる家電製品はあの二枚歯を突っ込んで動作するようになっているが、家や地域によって差込口の形が違ったらどうなるだろうか?その答えを、海外旅行で考えてみよう。
海外に一度でも行ったことのある人なら知っているが、海外の差込口は形が違う。その為、携帯電話の充電器とかを海外に持っていっても差せない。具体的にはこんな感じ。じゃあ、差込の形(日本だとAタイプ)を変えれば海外でも充電器が使えるのかと言うと多くの場合、使えない。
何でかって、国によって電圧が違うからだ。日本は100Vだが、イギリスは240Vだしインドは220Vである。しかも厄介なのは、差込口の形は一緒でも電圧が違う場合があるというところである。例えばアメリカとかカナダは差込口の形がAタイプ、日本と同じだ。しかし電圧が違う(110Vもしくは120V)為、形が同じだから使えると思ってブッ差すと問答無用でその電子機器はブッ壊れる。
だから、海外で日本の電子機器を使う場合は電圧とか形を変換する機械が別途必要になるのだ。日本国内はA形100Vの規格で統一されているが、外国は外国で別の規格を使っておるということだ。
斯様に、規格というものが統一されておればどの会社のどんな機械でも動かせる。まぁここまでくれば大体わかったろうが、先ほど言ったとおり電算器の部品はほぼ全て規格が同じなのだ。例えば東芝とかパナソニック(旧松下)製の電算器を買ったとしよう。んで分解してみると、日立製の記憶槽であるとか他社製部品が大量に出てくるのである。東芝にしてもパナソニックにしても記憶槽の開発はやっておらんから他社から部品を持ってくるのだ。
まぁそういう話をし始めると電算器の心臓にあたる演算器(CPU)はインテル社とAMD社しか作ってないし、インテルの市場占有率(シェア)は九割を超えておるから事実上インテル社一択なのだ。だからどいつもこいつもインテルの部品を積んでおるのである。
そんなインテル社も演算器と主基盤(マザーボード、人間で言えば全身に血を送る血管及び心臓、もしくは全身を繋ぐ神経みたいなもの)こそ作っておるが、電源は作ってないからコルセア社とかオウルテック社の電源を使わねばならん。んでこのコルセアであるとかオウルテックも記憶槽は作ってない…といった感じで、一社で電算器を構築できる会社は存在しないのだ。語弊があるにせよ、な。だからまぁ規格を統一しておかないとそれはそれで面倒なことになる。
ま、そういう訳で、電算器ってのはACみたいなもんである。あのゲームは頭、胴、腕、脚、それから発電機とか武器とかを組み合わせてロボットを作るゲームだが、電算器の構築ってのはそれに近い。
さて、今回一番最初に持ち上がっていた問題は頻繁にデータが飛ぶというものである。今の時代、見積もりやら色々なものをエクセルとかワードで作るのは当たり前だが、作った端からデータが壊れるのである。
普通に考えれば、データを記憶する役割を持つ記憶槽(ハードディスク)が壊れていると考えるところであろう。実際私もそう思っていた。しかし、三ヶ月の間に渡って社長の心を折り続けたこの電算器、どうもそれだけが問題である訳ではないらしい。データが飛ぶんだったらこまめにバックアップとればいいじゃないって話なんだが、バックアップしたデータも飛んでるのである。
つまり、一度記録したデータが時間経過によって壊れたのではなく作成したその瞬間から壊れてたということである。実際、記憶槽じゃなくてUSBメモリを記憶槽代わりに使ってみたところ片っ端から飛んだらしいからな。先日私が見たところUSBメモリそのものが壊れてた訳だが。しかも2本。
となると、記憶槽が原因ではないのかもしれん。むしろ、書き込みを行う作業を伝達する主基盤の方が怪しい。とは言え記憶槽も怪しいことには違いない。それでまぁ、取り敢えずOS再インストールをしてみたのだ。すると、画面が砂嵐になって何も見えなくなった。こりゃどうにもならん、ってんで記憶槽を買ってきて交換した。
メーカー製の電算器だから本当はカスタマーサポートに修理を依頼すればいいんだが、社長がとにかく早く直してほしいってんでな。しかしサポートに相談すると引き取り修理とか言われて一週間ぐらい拉致される可能性も高く、会社自体が現在デスマーチに近いから自分で部品を買ってきたのである。
すると今度は、音を出す装置が認識されない。この電算器の場合、音関連は主基盤が管理するから基盤が怪しい。と思って調べておると、チップセットが認識されておらん。チップセットってのは演算器と主基盤、一時記憶槽(メモリ)とかの間の情報のやりとりを制御するものであり、つまりどういうことか例えると、ソマリアにいるのに命令を日本語でやってるからどうにもならないみたいな感じである。
これはどうもならんってことでカスタマーサポートに電話。で、出張修理を頼んだ。んで今日来た訳だが、症状を見てこらあかんとなり、主基盤、一時記憶槽、記憶槽、映像出力器といった主だった部品を新品に換えた。どいつもこいつも壊れてたらしい。で、動かしてみるとさもあらん。
画面がついたり消えたりして使えたものじゃない。
最初は画面(ディスプレイモニタ)が壊れてるんじゃないかとも思ったんだが、他の画面に差してみても同じ症状が出るためこの電算器が悪いという話になった。とは言え、映像出力を司る映像出力器とその命令を伝達する主基盤は新品であるから、壊れている筈はない。
で、これは手持ちの部品だけじゃどうにもならんってんで帰ったんだが…
出張修理の人とも話したんだが、どうも電源が壊れているような気配がする。電源ってのは、それこそ電源入らなくなったりすると「壊れた」と認識される訳だが、実はそれ以前から変な挙動を出す場合もあるのである。
特に安い奴によくあるのだが、電圧が不安定になるとマズい。演算器にしろ記憶槽にしろ決められた電圧とか電流で動くことを前提にして作られておるから、それ以外の電圧とか電流を受けると場合によっては壊れるのである。
先日なくなったがソーテックってあったろ。激安がウリの電算器ブランドだったのだが、安かろう悪かろうでな。特に電源が酷く、電圧が不安定なお陰で他の部品を片っ端から壊していくことで大変有名であった。今回もそれではないかと思うのである。実際、電圧が下がると同時に画面暗くなってたし。
それに、言ったろ、最初の方で。USBメモリが壊れたって。しかも2本。
電源に壊されたんじゃないか、これ。