霧島家日誌

もう何が何だかわからないよろず日誌だ。

尊敬する人

2009年04月28日 13時03分58秒 | 社会、歴史
※本日16時以前に見た人、ちょっと追記がなされておるから注意してくれ



ごきげんよう諸君。いかがお過ごしかな。私はデスクトップPCがお亡くなりになられた為、パソコン環境再構築に四苦八苦しておる。自鯖も立てねばならんし、ゴールデンウィークは土曜日を含めて中日全て授業アリ、京都に行ったら行ったで会社の用事がある上、どこぞの書蔵に潜り込んで論文に必要な史料も集めねばならん、といった具合で全く余裕がない。

そろそろ会社の仕事も真面目にやらんといかんしな。


さて、連続でバイオの話をしてもいいんだが食傷になるといかんから別の話題にしようと思う。あとここんとこゲームの話ばっかりだからゲーム以外にしよう。

そう言えば、一昔前の面接では「尊敬してる人は誰ですか」とか普通に聞いてきたのはこれを読んでる人なら判るだろうが、最近この手の質問は禁じ手になりつつあるらしい。んまぁ会社の面接はどうだか知らんが、少なくとも受験の面接ではやらない事になってきた様だ。日本は思想の自由が認められていることになっておるから、思想信条で落とすとは差別だ、という訳である。

まぁ、実際、私が試験官なら「池田大作先生です」とか言ってきたら問答無用で落とすが、まぁそういうのを後から差別だ何だとか批難されないように予防線を張っているそうだ。基本的には、どういう理由で尊敬しているか聞いて理論構築力とかを見る訳だが、極端な人を挙げる奴もおるからな。

私とか。

私は今行っておる大学の附属校に受験して合格したのだが、受かる受からない以前に願書を出した事さえ忘れてたぐらいであった。既に第一志望の学校に受かっており、入学金も払ってからようやく受験の日が来る、という具合であった為、まぁ卒業旅行ついでに行くか、ってんで行ったら卒業旅行ついでに受かってしまった訳である。

まぁ受かったと言っても一次試験、つまり筆記試験に受かっただけでまだ入学できると決まった訳ではない。二次試験で面接がある訳だ。それを踏まえた上で、「よし、気持ちよく合格したから帰るか」とかいう話になっておったのだが、流石にそれを止める勢力があり(構成人数一人)、二次試験も受けようという話になった。

一応、面接の練習をした事は何度かあったが、第一~第三志望全てに面接が無かった為、ちゃんとした予行演習はやってなかった。好きな本は何ですか、と聞かれたらどう答えるか、という対策を何もやってなかった訳だな。で、その夜の私(と言うか七矢)の会話

私「面接か、何かネタを投下したいな
父「マッハで蜂の巣にしてやんよいい考えがある」
父「尊敬する人は誰かって聞かれたら


























































田中角栄と答えるんだ」



まぁ、しかも本当に聞かれて本当に答えちゃった訳だが、教官の頭脳がフリーズしてたな。理由については、列島改造論とロッキード事件のアメリカの陰謀について講釈をたれさせてもらった。ちなみに、好きな本は安能務版三国演義とか最近読んだ本は戦艦武蔵だとか、特に田中角栄だけがネタ投下じゃなかった訳だが、しかしまぁ、なんというか、

何で受かったんだろうな。


で、いつも通り話が逸れたが、私にも尊敬する人はいる。んまぁトマス・アクィナスとかも好きだが、やはり一番になるのはアドルフ・ヒトラーである。理由はいくつかあるが、まず歴史の敗者である事が重要である。尊敬する人と聞かれて答えるのは現在生きている人ではなく歴史上の人物だからな。

歴史の勝者というのは、とかく尾ひれはひれが物凄い勢いでついてしまう。賛美の対象になるし、その人をもって時代や思想を代表させる事も多い。太陽王の時代、とかな。しかしそうであるが故に長所は誇張され短所は隠される傾向がある。ナポレオンだって見事なまでのハゲであり、ナポレオン嫌いのロシア以外では、ナポレオンにはとにかく帽子をかぶせてハゲを誤魔化している。

まぁ、ハゲぐらいなら短所と言っても大したことは無い。女性ホルモンが少なければハゲるのは誰であろうと逆らえないことだからな。しかし、これが森鴎外とかになると深刻になってくる。


森鴎外は文学界に足跡を残した、いわば日本文化の英雄である。しかしながら、こいつがロクでもないDQNである事は疑いない事実である。私がもし閻魔大王だったら、出所不可の無期懲役、懲役はトヨタのライン工の計に処するところである。勿論休日なし、睡眠時間以外は働きっぱなしだ。早晩魂が消滅するだろうな。

まずこいつが犯した罪ってのは、日清日露戦争におけるものである。諸君は脚気という病気を知らんかもしれんが。これは長期間ビタミンなどの栄養素が不足する食事を続けてると発病するもので、まぁ栄養失調の一種と言うのが判りやすい。ただこれ、かかると本気で動けなくなるし場合によっては死ぬ。しかも原因が判るのはかなり後の話だ。

これは日本だけでなく外国でも一時期問題になった。特に各国海軍で。海軍では一ヶ月二ヶ月ぐらいの長期航海など普通のことで、勿論食料だって積める量は限られておる。んでパンみたいなもんばっかり食べてて脚気になる訳だ。特に海軍が強かったイギリス(以前触れたが、日清日露戦争あたりでは世界で二番目と三番目に強い国が連合しても勝てなかった)では頭痛の種であった。

ところが、この解決法をある士官が発見する。何故か、食事の時などにレモンティーを飲んでる奴だけ発病しない事に気付いたのである。んで、統計を取って集計してみたところ、飲んでない奴が発病しないというのは確認できなかったが、飲んでる奴は確かに発病していなかった。これは勿論レモンによる栄養素供給のお陰なのだが、当時は知る由も無い。とにかく何がどうなって脚気になるかは判らんが、脚気根絶こそ急務であり目的だから、全員にレモンティーを飲ませる様になったのだ。

これは、日露戦争の帝国陸軍でも悩むところになった。米ばっかり食べてるから、すぐ脚気になるのである。一方海軍は、まぁイギリス式を採用したからというのもあるが、なるほど確かに発病せんという事で実施しており、故に脚気による戦闘能力の低下、傷病兵の発生はなかった。

ところが、陸軍は何の措置も取らなかった。まぁ完全に何もしなかったという訳ではないのだが、森鴎外は最後に軍医総監になった人で、当時も陸軍の医者の偉い人だった。なんだが、こいつはドイツ留学組である。当時ドイツ医学界では、全ての病気は細菌だとかウィルスだとかが原因だと考えておった。

んで戦地の兵隊が脚気に苦しんでおる訳で、もう理由はどうでもいいから脚気対策こそ急務であるという事になり海軍式脚気対策を導入しようという話になった。実際、独自開発の麦飯導入を準備し、戦地への供給一歩手前までいった。いったのだが、森鴎外はウィルスがレモンティーにやられるのはありえないと猛反対し、この話は立ち消えになった。結果、直接的には脚気によって日本人を苦しめ殺したのである。今ぐぐってみたところによると


 ここでも森鴎外は、頑固に麦飯の効果を否定し続け、現場からの要求に応じず、麦を供給しませんでした。その結果、海軍では脚気による死亡患者はほとんどなかったのに対して、陸軍では、日清戦争では 3944人(戦死者は293人)、日露戦争では27800人(戦死者は47000人(この中にも多くの脚気患者がいた))という非常に多くの兵士の命を脚気によって奪う結果となったのです。


だそうである。

また、間接的にみても、脚気で動けなくなった兵隊の分余計に働く事になって戦死した日本人、脚気傷病兵の代わり戦う事になって戦死した日本人、と何人の日本人を殺したか数え切れぬのである。

問題なのは現実に脚気になって苦しんでおる日本人がいるという事であり、それをどうにかするのが医者の仕事である。要は、森鴎外は自らの学説にしがみついて死ねと宣告したということだ。人によって価値観は違うから一般化しては言えないが、私にしてみれば職務を放棄した最低最悪の害悪である。他にも、いわゆるDQNネーム(騎士と書いてナイト君とかな)日本で最初にやったのはこいつだったり、色々と腐ってる事をやっておる。

故に私は森鴎外が大嫌いなのだが、ともかく、こいつは歴史の勝者であり、こういった暗い側面というのは世に出回る事は殆どない。こんな事を知ってるのはごく少数であろう。我が家は竹中半兵衛とか島津義弘だとか言ってパッと判る様な歴史オタ家族だが、知らんかったらしい。


この様に、偉人の悪事や欠点は徹底的に秘匿され隠匿されるのである。

逆に、歴史の敗者は欠点が強調され長所は秘匿される。まぁ、新選組とか例外もあるが、むしろある意味勝者だから別といえよう。戦前は明治政府によって悪人の烙印を押され、その後敗戦で明治政府的思想が歴史の敗者になったから、その逆だった新撰組は勝者になったとも言えなくはないが、何にしてもあんだけちやほやされてりゃ勝ち組であろう。

さて、ヒトラーなどは、その代表である。最近の欧州ではヒトラーの再評価も進んでいると聞くが、やはり、世界征服の野望を抱きドイツを崩壊させた狂人、というイメージが強い。んまぁあの第一次大戦後のスーパーインフレから一流国、欧米列強の一員まで生き返らせた時点でヒトラーが有能なのは確定的に明らかなのだが、私は彼の能力を尊敬している訳ではない。

ヒトラーは政権掌握後、第二次大戦への準備を強化する国防軍の掌握に腐心した。説明すると長くなるから簡単に言うが、ドイツは日本と同じく自分の「なわばり」で自給自足の生活ができない国であった。特に石油が出ないからな。この為、どうにかして自給自足で生きていける様にするには領土拡張戦争するしかない。だから軍事政策は大事なのだ。

しかし、国防軍は新参者兼元伍長のヒトラーの意向を無視しようとする。正直、国防軍に戦争やらせたら一ヶ月で負けてもおかしくないという有様であった。第三帝国がまともに戦争できたのはマンシュタインやらグデーリアンやらのお陰なのだが、国防軍はこいつらに冷や飯食わせておった。ヒトラーがこれら優秀な人材を登用したから戦えたのである。

しかし人材を登用するにしても、実際に職を与えて働かせるのは国防軍である。で、マンシュタインやらに冷や飯食わせてたのは当の国防軍だから、登用したところで結果は見えておる。そんな訳で、ヒトラーは仕方なく、日本風に言えば内閣総理大臣と陸海空軍大臣を兼務することになった。新聞で首相の日誌読んだ事のある奴なら判るだろうが、超絶激務である。日本の海軍の聯合艦隊司令長官も三年やると身体壊すと言われておったが、それ以上に大変である。


んまぁそんな訳で、ヒトラーは軍事全般を指導しなきゃならなくなった。んで、話は下って、StG44という新型の銃が開発された。これは画期的な銃なのだが、弾丸の規格が今までのものとは異なるとかの理由で、ヒトラーは採用を見送っている。

で、しばらくしてから東部戦線で頑張った将軍達に勲章を与える事になり、忙しい中ヒトラーは授与式に出る。んで、ヒトラーが将軍に何か欲しい褒章があるかね、と聞いたら全員口を揃えてStG44を量産しろって言うという事態になった。流石にヒトラーもプッツンきた訳だが、ここからが凄い。彼は頭を冷やした後、StG44の仕様表や製造工程表、試作品の実物などを全部取り寄せて検討した結果、自分の誤りを認めてStG44の量産を指示したのである。

ヒトラーは独裁者である。スターリンよろしくこの将軍どもをシベリア送りみたいな事にする事だってできるし、独裁者である以上、自分の過ちを認めるのは名誉の失墜に繋がる。勿論それは個人的な権威の失墜だが、それを素直に認めたところが素晴らしい。

ヒトラーは、ドイツという国家を代表する者として、認めてはいけないものは絶対に認めなかった。ヒトラーが「駄目だ、この戦争はあかんな」とか言ったら将軍や兵隊から一般人まで全員の心が折れるからな、言わなかった。まぁ春の目覚めはどうかとは思うが、他にもユダヤ人の功績も一切認めなかったし、アーリア人の優性を否定する話も絶対にしなかった。どんなに説得されてもな。

しかし、彼はアドルフ・ヒトラーという個人が認めなければならないものは認めた。それは彼自身の過ちである。確かに、この件は例外のひとつではあるかもしれん。東部戦線も後半に入ると流石のヒトラーも疲れてきて、「こんな馬鹿な命令誰が出したんだ!」と言ったら「お前が出したんじゃボケ」と言われたりもしておる。

しかしこの話において、ヒトラーはドイツという国家の代表者としての自分と、いちドイツ国民としての自分を明確に区別しておる。国民として、ヒトラーという個人として、彼は自らの過ちを率直に認めたのだ。そこが偉いと私は考えておるのである。

公私区別について、一例としてフェーゲラインの件がある。フェーゲラインというのは剣付柏葉受勲の武装親衛隊の勇士である。主に東部戦線で活躍し、ソ連の某師団を司令部ごと捕虜にするというドイツ人らしい変態であると言えよう。んでヒトラーにはエヴァという妻(籍入れてないから愛人だが、事実上の嫁)がいるのだが、その妹とこのフェーゲラインは結婚する。

つまり、ヒトラーにとっての義理の弟という事になる。

第二次大戦末期、首都ベルリンは包囲され総統地下壕の陥落も時間の問題となった時、フェーゲランは無断で外出。出頭命令にも応じず、RSD(特高警察の凄い版みたいなの)が発見したのは愛人の部屋で泥酔する馬鹿で、しかも愛人からはイギリスとハンガリーのパスポートが、彼のスーツケースからは多額の外貨が出てきて、どうみても国外逃亡ですとなって死刑になった。

この時、ヒトラーの妻エヴァは必死になって翻意させようと試みている。もうこの国は終わるのだから、わざわざ死刑にしなくてもいいではないか、とな。しかし、ヒトラーはこういう時だからこそ、法治国家の首長として、国家権力の恣意的な利用は許されないとして、義理の弟の死刑を決定した。ヒトラーにとって苦渋の決断だったかは判らないが、彼の死まで連れ添ったエヴァの願いを拒否するというのは相当な決意だった事は間違いなかろう。

アドルフ・ヒトラーといういちドイツ国民に、ヒトラーという個人にとって大事な家族を、ドイツという国家の代表者として死刑を命じたのである。私はこれを高く評価しているのだ。



そんな訳で、私の尊敬する人はヒトラーである。パレスチナ問題ではイスラエル支持者だがな。



…しかし、ネタ記事が書けなくなったな、私。

バイオハザードにおける生物兵器の考察

2009年04月25日 15時33分16秒 | アニメ、ゲーム、映画等
ごきげんよう諸君、いかがお過ごしかな。通勤時間を使って日誌を書く事にした霧島である。元は本を読んでおったのだが、私は単行本しか読まず、しかも単行本といっても普通のではなくて教授に「それ確かに概説書だけど大学院で使うレベルの本だよ」とか突っ込まれる様な本だから、30分ちょいぐらい読んだだけで中断し続けると何が何やらさっぱり判らん。

現在挑戦しているのは現代の哲学とかいう奴である。死にそう。

ま、今回は家で書いてるんだがな。忍者ツールズに「容量無限っつってたじゃねーか、容量増やせボケ」って言ったら「テメェんとこのやくざなサイトにくれてやる容量はねーよカス」って言われたんで、HPの更新ができなくなってな。ここんところ自宅サーバー立ち上げに悪戦苦闘しておったのだが、どうもルータが死んでるらしいと言うか、パソコンがインターネットに繋がってるのにルータがパソコンを認識しない有様で、今はアマゾンからルータ到着待ちなのだ。

リアルマネーをついに突っ込んでしまったな。まぁ安物だからいいんだが。


さて、最近ゲームの話ばっかりだが、一応予告しておいたからバイオの話でもする事にする。バイオというか、バイオハザードシリーズが、なにゆえにゾンビハザードから村人ハザードとか軍人ハザードになったかという話である。

元々、バイオハザードのゾンビ連中はヴードゥー教の偉い人がプレデターにやられた恨みでアメリカに何か恨みがあってやったものではなく、アンブレラという巨大かつ国際的製薬会社が生物兵器のT-ウィルスにやられた人である。研究開発を行っていた洋館地下研究所で事故ったのだ。

まぁ、事故ったと言っても故意の事故だったことがバイオ0で判るのだが、まぁそれは置いておく。

さて。大体生物兵器と言うと、一般人はゾンビであるとかタイラントみたいな巨人とかエイリアンみたいなやばいのを想像しがちだが、普通、実際の生物兵器はああいうのではない。じゃあどんなのかって毒ガスとかそういうのが生物兵器なのだ。

大体第一次大戦で使われ始めたこの手の兵器は兵隊を効率的に殺害したが、敵だけじゃなくて味方も効率的に殺す上、二次大戦のエチオピアでイタリアが使った様な液体型ならともかく、ガスとかだとまいたら風向きが変わってこっちに毒ガスが流れてきたりする。効果はあるんだが無差別だから収拾がつかないのだな。

まぁ収拾がなかなかつかないところが生物兵器のいいところなのだが、ともかく、軍隊と軍隊のガチンコバトルでは使い難くてしょうがない。毒ガスで敵を倒しても、その毒ガスを何とかしないと前進できない訳だ。だからもうこれはやめようってんでBC兵器制限条約が結ばれる訳だが、まぁ、第二次大戦でも黒人黄色人相手には白人様は使うのだが、まぁ普通の戦争では使いにくい。

実際、T-ウィルスだって米軍が使おうと思ったら欠陥だらけである。以前言った通り、用法、用量を間違えなければ非常に低確率で強化人間タイラントになる(それ以外はゾンビ化する)訳である。効果は無差別だから人質を取って立て籠もる連中とかにも使えんし、仮に軍隊と軍隊のガチの対決で使うにしても、敵兵全員死亡ワッホーイと思ったら制圧が余計に大変になる場合だって考えられる。

これはT-ウィルスが悪いのではない。生物兵器というカテゴリそのものが、大国が使うには向いていないのだ。しかし、実際のニュースではたまに生物兵器とかいう名前を聞くことがある。炭疽菌とかな。

生物兵器のいいところは、なかなか収拾がつかないところにある。まともな軍隊を持った国同士の戦争だと、兵隊が前線に出て行って戦争する事になる。だから、戦場で使うと敵も味方も大変だ。しかし、敵国の都市で使えば敵だけが大変である。何せ収拾がつかないんだからな。効果は絶大だ。まぁ、普通の国同士は戦争しておってもここまではしない。やったらやり返されやり返されてはやり返しでどっちが絶滅するでショーだからな。

ところで、この特性、何処かで聞いた事はないだろうか。

まぁ賢明な読者諸君ならばすぐ思い当たるだろうが、これ、核兵器に似ているのである。あれも普通の国同士で片一方が撃ったらそのまま絶滅戦争になるからな。しかし生物兵器は、もう一つ非常に凄い特性を持っておる。

核兵器などというものは、ある程度の工業力があれば簡単に作れる。むしろ核弾頭を運ぶミサイルのが大変だ。しかしその工業力というのが問題で、核物質を核爆弾に使える様に加工したりするのは非常に難しい。加工の過程そのものは単純なのだが、その加工する施設を作るのが大変なのだ。

日本ならすぐ核爆弾を作れるというのは、そういう施設が日本には腐るほどあるからなのである。そこらの理工学部の学生引っ張ってきて、然るべき施設と材料を渡せば簡単に作る事ができる。

最近は北朝鮮がうるさいが、古くは中東諸国が核開発を争っていた。ドイツ第三帝国崩壊後のドイツ人科学者、ソ連崩壊あたりから流出したロシア人科学者を金で引っ張り込んで核兵器を作らせてたのだ。ちなみに、目標は主にイスラエル。そりゃモサド(イスラエルのCIA)が必死になる訳である。

が、結局核兵器を作れた国はなかった。まぁこう言うと語弊があるのだが、何でかと言うと、イラクは完成一歩手前まで行ったからである。フランスから核分裂発電所用と称して核物質を輸入したりして本格的に開発を行っていた時期があったのだ。結局、モサドがこの情報を入手、又発電所(って事になってる)の位置やら対空砲とか戦闘機やらの防空戦力を全部調べつくして、イスラエル空軍が爆撃してこれを潰したのだ。

一応、アメリカだって何の根拠もなくイラクを名指ししたんではないのである。

そんな訳で、核兵器は作るのが大変なのだ。ところが、生物兵器は簡単に作る事ができる。NBC兵器とよくいうが、ニュートロンのN以外、つまりBC兵器は簡単に作れる。オウム真理教だってサリンを作れたのだからな。AK47のコピー銃作れなかった癖に。

ああ、AK47ってのは構造が単純で頑丈が取り得の旧ソ連制式銃だ。イケメンテロリストオサマ・ビン・ラディンさんもご愛用である。ブラックホークダウンでソマリア人がヒャッハーしてる銃と言ったほうが判りやすいかな。オウム真理教はこれを、世界中でコピー生産されてるのにコピれなかったにも関わらずサリン作れた、ってとこがポイントである。

だから、何がどうなっても構わない上に技術力に乏しいテロリスト、例えばイスラム原理主義者連中とかにこれを持たせるととんでもないことになるのである。生物兵器は弱小国家や弱小組織にとっての核兵器といえるのだ。その割にはあんまり使ってないが、核と同じで持ってるってのが大事ということを忘れてはならん。北朝鮮だって、実際に日本撃って滅亡させる為に人工衛星作ってる訳ではない。核があればアメリカ様だって会議の椅子に座らせられるからだ。

勿論、製造の難易度と開発の難易度は別である。作るのは簡単でも、開発には金と手間がかかるし、理論だけで作れるもんではない。数学とか化学とか、理学は突き詰めると理論よりセンスである。名前は忘れたが、日本の非常に偉い数学者がいて、突如として「数学に必要なのは万葉集である」とか言い始め、二、三年万葉集に没頭したのち数学の歴史に残る業績をあげたという事があったりする。

変態イクバールの魔術師サーダナが変態なのだって仕方ない。あいつ数学者だからな。


まぁそんな訳で、作るのは簡単でも開発には金がかかる。だから国際製薬企業という大きな会社が多額の費用をかけているのは納得できるだろう。大会社でも難しい事業なのだ。しかし、アンブレラの主要顧客はアメリカ政府である。弱小国家の切り札を何故アメリカが求めるのかって話になる。

これは想像になるが、元はと言えばT-ウィルスはゾンビウィルスではなくタイラントウィルスである。強化人間を作るのが目的であって、ディジェネレーションみたいにインドでバイオテロする為に作った訳ではない。実際、アンブレラはタイラントの代替兵器としてハンター(人型で、首狩りできる爪を装備。銃弾をもかわせる敏捷性が特徴)とかを製造するかたわらネメシス(3の追跡者)みたいな改良型を開発している。

特にネメシスで重要なのは、奴が銃器で武装しているところである。タイラント化した人間は大型化(っつっても身長3mぐらいだが)する傾向があり、普通の兵隊が使う銃器をそのままは使えぬ。指が入らないから。しかし、ネメシスには専用のロケットランチャーを用意し、しかもそのネメシスは輸送ヘリを一撃で確実に仕留めるという戦果をあげている。

となると、アンブレラというかアメリカの思惑はハンターとかで地獄の軍団だぜヒャッハー!ていうところにはないだろう。おそらく、現場で戦う兵隊の代わりにタイラントが欲しかったのではないか。


何でって、兵隊は運用が難しくて金がかかるからである。兵隊の訓練と言えば銃弾の雨の中を突っ込ませるように精神改造するとか考えてる有識者という名の厚顔無恥もおるが、現在の歩兵は、全員が一種の専門職だ。銃器の射撃から分解整備は勿論、狙撃技術、狙撃時のも含めた観測、爆薬の取り扱い、通信機をはじめとする電子機器の操作や整備、サバイバル訓練、罠の設置及びその対処、カウンタースナイパー(狙撃兵への対処とか撤退戦における狙撃兵の運用対処)、偵察行軍技術、軍隊格闘術…といった具合である。

まだ私があげてないのでも山ほどある。それぐらい色んなことができないと、歩兵として使い物にならんのだ。軍隊格闘術にしても、銃で撃ち合う時代に何でそんなものが必要かって、高い金かけて育てた兵隊が銃が撃てないぐらいで働けないってんじゃ困るからである。ガンパレードマーチの教師のデブい方がそんな事言ってた記憶があるな。あいつ殺したいんだが戦争に行かないから殺せないんだよな…

閑話休題。

兵隊に必要なのは訓練だけではない。制服や銃などもろもろの兵器の代金は勿論、食費、光熱費、宿舎の土地やその家賃にあたる金、給料、保養施設などなどの金が必要であり、実際の戦争では疲れてくると士気も下がるからそうならないように様々な手段が必要になる。デス種でラクスと言うかミーア・キャンベルが戦地ツアーやってたが、あれに似たのは無いなら無いですぐ兵隊が駄目になるのだ。どう訓練したって、24時間働きっぱなしで息抜きなしじゃどうにもならん。人間だからな。

故に、特に米軍などは頭を抱えておる。アフガン戦争からこっちやたらと民間人が向こうで死んでるが、アレの多くはボランティアとかそういうのではない。警備保障会社と言う名の、総合戦争請負業者及び傭兵派遣会社の派遣社員である。つまりメタルギアソリッド4でいうところのPMCだ。金で戦争を請け負う民間の軍隊である。

勿論、現実にはあそこまでいっておらんし、バイオ5のBSAAみたいに世界各地どこへでもって訳ではない。しかし現実に、近年そういう事業は脚光を浴びておる。ここ何年かの動向は私も知らぬから断言は出来ぬが、将来有望な成長株だ。優良事業。

ここで困るのが大国の軍隊、特に米軍である。何でって、米軍はとっくの昔に徴兵制をやめていて志願制なのだが、なんだかんだ言って米軍は政府の組織だ。兵隊は官僚で、国家公務員に過ぎぬ。だから、民間の似た業種に比べるとボーナスも出ないし給料も安い。そして近年の戦争請負業者の台頭が重なれば、まぁ結果は言わんでも判るだろう。有名な特殊部隊でも、主力が殆ど民間の業者に引き抜かれて形骸化してることすらある。


んな訳で、兵隊は金がかかる。しかも政府の予算は限られており、兵隊にかけられる金は限られてる。その上競合業者が出てきてる。となれば、安価で且つ使い捨て的な運用でも問題ないタイラントは魅力的な商品である。

9mmルガー(拳銃の標準規格)や5.56mmNATO(いわゆる西側の歩兵銃の標準規格)程度なら被弾しても問題ない耐久力。そこからくる、訓練の手間要らず。人間は1、2発食らえばオワタだから色々技術が必要な訳で、極端な話タイラントは銃さえ撃てりゃ使える。さっきも言ったが兵隊に比べれば破格だから、変に訓練とかせんで戦場にひたすら流し込むって使い方でも何とかなる。ひたすら命令をこなし、文句の一つも言わないから保養施設とかもいらない。

この方針に沿ったのであろう。量産化の改良にあたっては化物に見えないように、人間に見えるように改良が加えられておる。その方が色々と好都合だからな。戦闘だけ、人間ってことになってるタイラントにやらせて、制圧とか捕虜の扱いとか占領政策とかだけ本物の兵隊でやればいい。主力部隊だけタイラントに挿げ替えとか戸籍偽造だとか、取り敢えず人間っぽければ方法はいくらでもある。ネメシスだって会話能力はあるんだしな。

ただ、アンブレラ・クロニクルズのアンブレラ終焉とかバイオ5の生物兵器を見る限り、結局、タイラントはそういう商品としては成功しなかったらしい。アンブレラ終焉では完成型と言えそうな量産型タイラントも出てくるが、米軍とか正規軍ではなくテロリストとか弱小軍隊が主要顧客になったのもあるらしく、バイオ5の主力商品は4で出てきたプラーガの改良型だ。



まぁ、あと、何だかんだと言ってもバイオはゲームだからな。こちらの方面から、と言うか戦闘する相手としての生物兵器の考察を主にするつもりだったのだが、いつも通り一つの記事になってしまっておるから一旦ここで終わりたいと思う。

しかし、最近真面目な日誌ばっかりだな。ここんとこ、政界以外じゃネタにできそうな事件ってないし、ネタ日誌が書けないってのが理由の一つだが。草薙が全裸だったって言っても、江頭という前例がある訳で、ネタにできるような代物ではない。

なんか面白い事件起きないものかね。

と聞いて引いた奴はこの日誌を以後二度と読まぬように。だからよっぽど黒いジョークがわかる奴以外読むなと何度言えば…



ああ、最後になるが、最近の私の日誌を見ておかしいというか奇妙な印象を受ける人もいるであろう。それは当然で、そう意図して書いておる。つまり初心者向けに書いているのだ。うちのHPは需要が果てしなくゼロに近いものしかなかった訳だが、最近はROのガンスリ祭りHPとして使っておる。おかげで、新規顧客層が増えたのだ。今回の締めにしたってそういうのを念頭に置いておる

だから、別に、中東問題でイスラエルを応援してるからブラックセプテンバーあたりに脅迫された訳ではないから安心してくれ。しかしパッと思いついてブラックスプテンバーを挙げたが、あの当時のPLOとかの連中の組織って今どうなってるんだろうな。実は全然知らぬのだ。




以下ACfA日記

ラグ改善で追加B解禁な雰囲気なので、ジョシュア・オブライエン先生が生きておれば喜びのあまり卒倒しそうなパーツであるところの追加ブースターを使ってホワイト・グリントを作ってみた。原則として、

・出来る限り旧ホワイト・グリントのアセンを変えない
・両背中追加ブースタと両肩追加ブースタを装備
・ブレードは排除(ブレード特化機が相変わらずワープする為)
・積載チューンはしない

んな訳で、ザ・骨っ子ネクストが進化した。アセンの変更点はブースタがメイン。横ブースタを、超絶変態機動を実現するライールに変更するのが重要である。一回吹かすだけで1300km/hいくとかもうね。メインはアーリヤのままでもいいが、手に持つ武器によっては某アルゼブラ四脚ブースタのがよかろう。

あとは左手武器だな。追加ブースタが両背中装備だからエコレーザーが使えない為、銃にするしかないのだが悩むところだな。事実上旧ホワイト・グリント専用ライフルR102でも良し、軽量機二大巨頭と並び証されたアマジーグ先生愛用のACACIA(旧AZAN)でも良し。重ショットガンとかでも良かろう。

まぁ、取り敢えず、そんなものを動かして喜んでる。そろそろスミカ先生の説教タイムだな。

新シリーズ:ROの奇妙なDQN

2009年04月21日 17時52分50秒 | ラグナロク
ごきげんよう諸君。いかがお過ごしかな。私はここのところ睡眠が不規則でどうにもならず、昨日は二限をすっぽかし今日は全部すっぽかすことになった。私は精神的にクるとすぐ身体に出てしまものでな、昨日は特にそういう訳でもないのだが、今日は確実にそのせいで死亡しておった。

特に殺したい衝動が酷い。が、別にクスリのせいではない。何度も言っておるが私は向精神薬を服用しており、特にその中でもパキシルは精神的に不安定になると極度にイライラし、物を破壊したりと八つ当たりする傾向が強い。実際、PS3のコントローラは何個壊したか判らん。

別にPS3でゲームやっててうまくいかなくてイライラして~って訳ではない。確実にそうかと言われるとちょっと自信がないが、まぁ多分そうじゃない。じゃあ何故PS3コントローラなのかと言えば、壊れにくいが壊せないという訳ではないハイエンドストレス解消マシーンだからである。

高いのが難点だな。何万突っ込んでるんだか…

んまぁ、ともかく、別にクスリのせいではない。以前話したが、私には生命の尊厳という概念がゼロであり、殺したいと思えば殺してしまえる人なのだ。それでも事件起こさないのは、当然殺人事件とかとのリスクリターンが釣り合わないからである。

大麻吸ったって実刑になるんだからな。

私は煙草すら吸わんが。

だから、普段はどうにかこうにかして抑え込んでいるのだが、AMS適正が低い為精神的負荷が大きい訳だ。死期を悟ったりしてしまうのである。まぁそれはそれとして、留年したり単位殆ど取れなかったりしたのはそのせいでもあるぐらいだ。


こう話すからには、昨日は何かあったんだろうと思うだろうが、その通りである。何をしておったかって、議論と言うか口喧嘩である。RO上で。

私がログインしたりログアウトしたりするところにアサクロがいるのだが、これがまぁ私をデッドコピーしたような奴であり、口が悪いなど当然、仕事に関してもプロとしての自覚もゼロである。

私は一応歴史家の端くれだが、「日本の歴史家はただの古文書オタが多い」とか結構平気で言うからな。最近は大分落ち着いたが、日本史学科の教授が悉く酷いというのはこのブログでも何回も言ってきた。プロとしての自覚ゼロである。お前何様だって話だからな。

まぁそれでも言わないと話(研究か)が進まないと思ってるからでもあるんだが。

そのアサクロも似たような感じで、音楽業界らしいのだが、よく「植松はカス」とか言っておるのをよく見るな。片羽の天使(FF7ラスボス曲、要はセーファセフィロス戦)を「誤魔化しの宝庫」とかくそみそに言っておったのを覚えておる。音源とか容量とかの話を知った上で言ってるかどうかは知らんが。

よく事情は知らんのだが、FF7のラスボス戦にコーラス入れるってのは難事業だったそうだ。まだ3D技術が低い時代のゲームだからディスク容量的にもかなりいっぱいいっぱいで、声と音を必死に切り貼りして容量抑えたとか、PSの音源もしょぼくてオケ的な音楽に合わなくて死亡したとかどこかの攻略本のインタビューに書いてあった記憶がある。

まぁそれ以前にどれぐらいその業界で偉いのかってのが問題なんだがな。「お前何様だ」的には。イトケン本人とかそういう落ちを希望したいが多分無理だろうな…他にネタフルなオチをつけたいが、生憎音楽については知識がないもんでな。


んで、そのアサクロのギルドメンバーと私は親しいと言うか彼女の人柄に惚れ込んでおるのだが、アサクロがいる時には大体その人もいる為、アサクロが野放図な発言をしても基本黙っておった。

何せ、向こうさんは攻撃適正を極限まで高めた喋り方を自由に操るのだ。私がこの口調で話しかければそれは勿論険悪な雰囲気になるし、逆に清十郎みたいに柔らかい話し方で挑めば慇懃無礼系嫌味口調にしか聞こえなくなるだろう。

大体こういう野放図なタイプの人間は、日本の様な「よくしゃべる奴=主流派」というのを理解しておらず、「文句があるなら直接俺に言え」とか言う訳だが、言ったら場の雰囲気がどうなるかまるで考えてないのである。

ドロケイの人とかな。

で、こいつはさっきも植松叩いてたが、スクエニに恨みでもあるのかひたすらスクエニを叩く奴で、ゲームの話になるとスクエニ死ねみたいなことをよく言っておる。

まぁそれぐらいなら私も何とも思わぬのだが、「最近のゲームはカスばっか」ムービーシーンでしか演出しない、プレイしながら演出しろ」「絵とかにばっかり力入れて肝心のゲーム性がスッカラカン」「それに比べて昔のゲームは…」とか一般化して言うのだ。

もしゲーム業界に身を置いておる者がここの読者にいたら、憤慨を通り越して憤死しかねない暴言である。カプコン、バンナム、コナミ、フロムなどなど、更にアリスソフトとかテックアーツとかどこの社員でも怒るだろうな。

KOEIはこう言われても仕方ないが。


まぁ、何にも判ってないで批判してる訳だ。技術的なことで言えば、例えば演出の話だが、何故ムービーシーンがメインになるかって、これはリアルタイムレンダだと演出にもならないからプリレンダにしなければならなかったせいなのだが、判りやすく言えば3D技術がショボかったからああなるしかなかったのである。

その点において、バイオハザード4は画期的を通り越して歴史的傑作なのだ。リアルタイムレンダプリレンダの意味が判らない人のが多いだろうからこれ以上技術的な話はしないが、プレイ中に演出をやるというのは大変難しいのだ。

PS2末期やPS3箱○の登場でようやくムービー以外での演出が可能になったのだが、やはり技術的に難しいのには変わりなく、バイオ5やった時とかは流石バイオチームとかそっちより先に開発陣は半年ぐらい有給休暇取ってゆっくり休んでくれと思ったぐらいだからな。

特にバイオ4の開発及び登場はコペルニクスやアインシュタインなみの思想転回を意味していると言える。少なくとも私はそう思っておる。


んま、今のは技術の話だから知らずにそんな発言してしまってもしょうがないが、それ以外の発言とか見ていくと、こいつは本当にゲームをやったことがあるのか疑わしいレベルの発言がてんこ盛りである。「ゲーム性がスッカラカン」とかな。

ここんとこ発売されたソフトで私が今ぱっと思いついたのだけでも、デビルメイクライ4、メタルギアソリッド4、アーマードコア4&fA、バイオハザード5といった連中がある。どれもこれも、中身がないとは言わせぬつくりというか、ACは中身もういいからストーリーと絵増やせっつー話である。

セガは最近ぱっとしないようだが、落ち目とは言え三国志大戦とガンダムカプセルがあるし、海外メーカーも精力的に新しい発想のFPSとかGTAの亜流を作っておる。RTSもハーツオブアイアン2とか頑張ってるな。アレはある意味頑張りすぎだが。第二次大戦が舞台のゲームでブータンとかアルバニアで何をしろと。


まぁ、そんな感じで、何も知らずに大口叩いてると言うか、知ってるかどうかすら怪しい状態な訳で、元々ビキビキきておったのである。ただ自分を誇示したいだけで、その踏み台にされるゲームが不憫でならなかったのだ。

尚、何で誇示したいだけとか判るかって非常に近しい奴でそういうのがいるからである。あいつもうどうにもならんだろうな…まぁ、ともかく、何にしても例の知り合いがいる前では険悪にしたくないし、我慢しておった訳だ。

が、先日のガンスリ祭の前、相変わらず野放図にそんな発言しておったのである。あたかもゲーム業界の大御所御意見番気取りでな。周りの連中は特に何も言わぬ。丁度例の知り合いもおらぬ時であったし、ちょっとは懲らしめてやらんと更に調子に乗って私も不愉快だからな、乱入した。

で、盛大に鼻っ柱へし折った。

しかもそいつの知り合いがいる目の前でな。こういうタイプは「言いたいことがあるなら言え」と言う癖に言われるとファッビョーンとなる傾向がある訳だが、まぁ流石に重度のゲーム依存症患者である私に負ける要素はなく、(あ~、これぐらい言えばこいつ自身は納得しなくても周りの連中にこいつピエロだってのは伝わったな)と思ってから離脱してガンスリ祭に向かった次第である。

実際にはその後もwis(当人同士にしか見えない、直通電話みたいなチャット方式)してきてフンジャラケー ハンジャラケーと何か言っておったが、私が普通に話を返すたび長い沈黙と違う話題が出てきた訳だが、まぁ最終的に向こうの心が折れたらしく何も言ってこなくなった。


私はガンスリ祭主催だからな、いつまでも阿呆の相手はしてられん。

つうか、十六人で一斉にパーティーは正直一人じゃどうにもならん。お陰で今回は黒楓さんとかトッポさんとかハロバスターさんとか、常連で進行方法わかってる人にある程度リーダーシップをとってもらった。全て一元管理だから少々きつい。自宅鯖という課題が増えたしな。

とは言っても規模がアホほどでかい訳ではないから、分業したらそれはそれで面倒なことになる気がする訳で、手伝いを頼むのも考え物ではある。



閑話休題。で、昨日夕方に疲れ果てて大学から戻り、布団に飛び込んだ後ROの露店を見たら例の知り合いの人がいて、その人と話してる内に違う人も来て色々と雑談してた。

してたんだが、途中例のアサクロが入ってきたが何か言う様子はなく、時間も過ぎてよーし明日早出だからもう一回寝るか~と言って露店出して布団にダイブしようとしたらwisが飛んできた。勿論そのアサクロからである。

で、自分の主張(最近のゲームはクソ)では私の理論武装と言うか理論装甲には通じないと悟ったらしく、私の態度に対して文句を言ってきた。

穴<よくある傾向です

…まぁフラジールに言わせるまでもないが、実際、負けず嫌いと言うか意地っぱりと言うか、そういう人はどうしようもなくなると倫理観に訴える傾向がある。何故判るかと言えば故七矢の奴めがそうだったからだが。

しかし一方で、倫理観というものは理論的体系的になってるのが本来なんだが(倫理学はまた違うんだがな)、こういう風に理論武器になりゃ何でもいいってんで手を出すと、何もかもてんでバラバラな話になっていくわけだ。

要は、どうにかして私に謝らせたいだけだからな。

あくまで倫理観というのはその便宜を図る道具として使ってるだけで、傷付けられたプライドを回復したいだけだ。今回は、私が「これだから懐古主義は…」と言ったのに対して文句を言ってきたのだが、五分と経たずに違う話になるという有様であり、どうしようもない。

しかも、その発言については注釈がいるのだが、ガンスリ祭で既に集合してた人も何人かいて、しかもそれが近場であり私とそいつの論争は思いっきり聞こえてたのである。

が、全員に聞こえてた訳ではないから、説明も兼ねて、あの発言の後「みたいな無益な論争してたんですよ」「どっちもどっちでね」といった形の発言をしていた。それじゃー切り替えていきましょ、祭やりましょうか、という感じだ。

それに文句を言われても困ると言うか、唯一私が非倫理的(っぽい)発言をしたのがそれだったから、それを攻撃目標にしたのだろうが…大人しくしてればこんな記事にされずに済んだのにな。

ところで、会話中は大量の神発言が飛び出した。一言二言のたびに話が摩り替わるのはもうお約束みたいな感じだったのだが、一番傑作だったのは、自分の攻撃的口調を棚に上げて「お前の口が悪い」とか言ってきた時である。「お ま え が い う な」「…っちゅう話ですがな」と言ったら「お前?」「お前学生だったよな」と帰ってきた。んで




























































































「目上の人にんな事言っていいと思ってんのか」

















カルピス吹いたがな。

定型句、いわば熟語について文句言うのも馬鹿と言うか滑稽だが、オンラインゲームで目上目下という新しい発想が凄すぎて、流石の私も脱帽と言うか脱力である。

チャットログを保存すべきだった。神発言がてんこ盛りのアホログだったのに。

最終的に、「お前私の話ちゃんと聞いてなかっただろ」みたいなことを私が言ったのが致命的な一撃になり、向こうから折れてきた。最後に殊勝(降伏)とは、らしくもないなとか言いながらこっちも適当に折ってやって和解成立となったんだが…


私は欠片も納得しておらん訳である。本来こういう話は公開された場所でやるべきであり、こいつの馬鹿っぷりは世に知らしめられるべきなのだ。社会的に死ぬべきなのだ。例え聞いてるのが一人や二人でもな。

だからこんな記事を書いたかと言うとそれは違うのであって、このこのアサクロのお陰で殺したい衝動がヤバくなったという話である。


殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい


↑脳内はこんな感じである。

別にものを壊したいほど苛々した訳ではなく、いわゆるストレスとはちょっと違う。殺したいのだ。物理的社会的問わず、カスどもをな。何回も話しておるが我が大学の教授陣は教育者としては残念であり、中には「こいつ死ねばいいのに。つうか殺したい」って奴はいっぱいいる訳である。

そんな連中のいる殺伐とした世界から帰ってきて、楽しく話して、寝ると宣言した瞬間にDQNな論戦を挑んできて、しかも一時間以上拘束された上、私には何の益もなかった訳である。

正直、例の人さえ何とも思わなければ、アサクロなんぞどうだっていいのである。トラックに轢かれようが通り魔に刺されようが北朝鮮に拉致されようが全く何も感じぬ。下手すると喜ぶ。それが私という、人として必要なものが欠落した最低の人間だ。少佐風に言えば、化物のような人間なのだ。

勿論、例の人はそうではない。だからしょうがなく相手にしてる訳だが、今回ばかりはウザいにもほどがあるってんで、殺したい衝動が頭をもたげてくれた訳だ。


そんな訳で、久しぶりに殺したい衝動に揺さぶられて今日の授業は壊滅したのである。先行き不安になってきたぞ…卒業に必修な授業の日なのに。ただ単に苛々するだけなら破壊衝動に転化させればいいが、殺したい衝動は殺して発散する訳にもいかんから、対処に悩むところだな。

ちなみに、最後のまとめあたり読んで「うわぁ…」とか思った人はジョークセンスが足りぬ。私が何度殺人事件をネタに記事を書いたと思ってるんだ。死ぬのが他人ならいいなんて誰が決めた。戦争ものだって扱っている。戦争すれば万人単位で人が死ぬんだ。古王<選んで殺すのがそんなに上等かね?

だからよっぽどブラックな奴以外読むなとあれほど…


※さっき、新しいゲームでいいのにAC4を挙げたのを不審に思った人も多かろう。実際以前の記事で結構酷評してたからな。あれから経って気付いたのだが、4はオンラインが主眼なのだ。そして末期のバージョンでは結構バランスが取れておったのである。それに、あれだけ自由に飛びまわれるロボットアクションは他にないからな。ロボットゲー最高の開発費は伊達ではないのである。動き自由すぎてキモいけど。





以下ACfAやってる人しかわからん話

新レギュはラグが改善されて射撃武器の地位が上がり、欺瞞弾(フレアな)の弾数向上もあってミサイル機が減った感じだな。ランクマッチは相変わらずミサイル交差撃ちとか重ショハメ殺しとか寒いのが横行してるからやっとらんが、多人数戦は今までより機体のバリエーションが増えて楽しい。

私自身は、今のところランセル脚グリント頭コア063腕にライフル持たせて、16連垂直とレーダー積んでやっておる。ミサイルゲーの減少でグリントコアが使えるのが嬉しい。カッコいいし強いし、私はライフラーだから肩なんて欺瞞弾以外使わんからな。

しかし、グリントコアは何をやったらあんなに堅くて軽くなるんだろうな。明らかに最重量コアよりも容積あるのに。アブ・マーシュめ、と言うかオーメル・サイエンスめ、何を積めた?

ACfAプレイの指標

2009年04月18日 13時07分52秒 | アニメ、ゲーム、映画等
ごきげんよう諸君。いかがお過ごしかな。何度も言ってる気がするが大学が始まった。が、今までと違って本格的に始まった為、時間が足りぬ。予習復習はもとより、院試の為の勉強もせねばならんし、卒論の準備もせねばならん。その上今年は週休一日の過密スケジュールだ。息抜きにACfAをちょこちょこやるぐらいである。

まぁ、正直、ACfAはちょっとオンライン繋いで一戦二戦やってもとの作業に戻るってのができればいいんだが、ちょっとでも負けず嫌い感が出ると一時間二時間経ってしまう為、現在は自己規制しておる。

私はまだ下手だから、衝撃ハメとかミサイルゲーとか特定の戦術で負けたりしてしまうのである。ちょっと今日の記事が長くなってしまったからまた今度話すが、オンラインはなれない内は納得のいかない負け方というのをどうしてもしてしまうのだ。


ああ、そう言えばヘルシング最終巻買ったんだが、何だアレ。ちょっとちょっと。何ですかアレ。アレって何かって、ロリアーカードとウォルターである。萌え過ぎる。死んじゃう死んじゃう、萌えて死んじゃあばばばばばばばばばばばばばばb

OK落ち着け私。具体的に言うとBLACK ONYX 1の2頁め、「あんたも出来損ないさ博士」の座ったウォルター、「勝ちたかったなぁ、あいつに」「おさらばです、お嬢様」の2頁の間のウォルター全部(老含)がヤバい。死にそう。どの頁か具体的に書こうとしたらまたああ死んじゃう死んじゃう死んじゃうあばばばばばばばばばばばばb

真面目に落ち着け私。今に始まった話じゃないが情緒が不安定になっとるな。まぁ、それだけ萌えたという話である。少佐の「これが勝利か」もいいし、更に歳をとったロブ・オルシュも良いし後日談で経験を積んだセラスも良い。特に顔が気に入ってるという訳ではないが自称おばあちゃんも好きだ。

んまぁ、しかし、こうしてみると見事なまでに雑食だな、私は。萌えなかったキャラってドクぐらいじゃないだろうか。まぁ本来ロリは趣味じゃない訳だが、逆に言えば嫌いということもない。駄目なのってのは本当、ボブ・サップ的な筋肉達磨ぐらいじゃなかろうか。

おばあちゃんおじいちゃんも好きだし、ロリも嫌いじゃない、ショタは好物。ほぼあらゆる人物が大好きだ。まぁ、キャラごとに好き嫌いってのはあるけどな。らき☆すたのかがみとか何がいいのか判らん。全力で殴りたいぐらいウザいキャラにしか見えんのだが。私には。

まぁ、脚本やってる奴によってはいい奴だったりするがな。

しかし、やっぱりインテグラとアーカードは両想いだったんだな。アーカードがインテグラをヴァルキュリーナ化させようとしてたのかどうなのかその辺はちょっと判らんが、想い人が想い人に血を与え与えられという最後のシーンは良かった。「どこにでもいるがどこにでもいない」から「ここにいる」。アーカードの長い夢がまた始まるのだな。

ところで、リップヴァーン・ヴィンクルの上でトバルカインの下のアレ誰だ? 糸っぽいのあるがウォルターは左上のネクタイだろうし…あとwelcome to(ryもわからん…


んまぁ、取り敢えずヘルシング最終巻読んでこんな感じになってたって話である。



で。

本当は別の話をしようと思っていたのだが、なんだか、私の周囲には元レイヴン(ACプレイヤー)が多いらしく、ネクサス以降引退してた人が結構いるようだ。んで最近ACfAの話をしてたらそれを見て参戦しようか考えている人もいるようだから、あのゲームについてまとめておく。


・設定



舞台は4の後、つまり国家解体戦争とリンクス戦争の後である。国家に対し企業が反乱を起こし、企業が世界を統治する時代だ。で、この反乱の時に企業の主力になったのがアーマードコア「ネクスト」である。これの操縦者を「リンクス」という。

んでこのネクスト、国家解体戦争に参加したのが26機しかないというところから判るとおり、通常の人間には扱えん。なんだかよくわからんが、AMSというものを使って操縦せねばならんのだが、これが身体に良くないらしく、おそらく、先は短いとかリンクスの解説に書いてあったり、甚だしくは死期を悟ったとか書いてある。

まぁ身体に悪いのはいいとして。

ああ、あと、このネクストが阿呆みたいに強いのは、コジマ粒子というものを使った技術が応用されているからである。その詳細は明らかにされていないが、特徴として、核兵器の放射能みたいに周囲を汚染するのと、光るというのがある。

被弾した時コジマバリアが光るのはコジマ粒子が光っておるということらしい。あと、ネクストがコジマ技術の塊である以上、中の人も当然コジマ汚染される。サイドストーリーによれば、リンクスは闇夜の中だと光るらしい。新時代の英雄の具現化であるな。


ところが、企業連中はどうも深く考えずにネクストを運用していたらしい。どういうことかというと、たったの26機で全国家を蹂躙できてしまった訳で、その中でも強い奴がイヤッホォォォォォォゥ!と暴れると㌧でもないことになるのだが、考えていなかったらしい。で、4のリンクス戦争で4主人公が暴れ回った結果、ネクストには懲りたのだ。

んで、また4主人公みたいなのが出てきたらたまらんという事で、企業軍の主力はネクストからアームズフォートというのに変わった。AFって奴だ。これは、要はAMSを使わずにコジマ技術を応用した兵器で、巨大要塞である。ネクストをAMSなしで動かそうとすると、それぐらいの大きさと人間が必要になるのだ。

んで、オープニングで「今や企業軍の主力はAFであり、ネクストは汚染された地上の尖兵に成り果てていた」とか言われてしまうのだが、一流リンクスにしてみれば量産型AFは苦戦すら論外であり、一企業(BFF)の最強AFであるSOMを壊しても、オペレータ(元リンクス)からは「ようやくいっぱしの傭兵になってきたな」としか言って貰えない

実際には、強すぎる上位リンクスを使わないで戦争しようって事だったのだろうな。リンクス戦争ではどの企業も最有力ネクストを投入しまくってドンパチやりまくったせいで、勝った企業もズタボロになってしまった。以前話した無制限戦争をやめて、適当になぁなぁで済ませる制限戦争に切り替えたのだ。

実際、特にGAはAFの扱いが適当であり、量産型AFを大量に運用する企業の癖に頻繁にAFをかっぱらわれるばかりか、改造されて新型を作られる始末であり、重要な任務にはネクストが投入される傾向がある。

と言うか、酷い場合には、僚機の戦いを見守ってたらAFが即死させられたりする。衛星軌道掃射砲防衛というミッションでは、銀翁という人が僚機で出てきて、敵としてイクリプスというAFが出てくるのだが、これが結構速い。1500km/hぐらいは出ておる。そんなもんで「あれ~?イクリプスどこ行った?」とか言ってたら、オペレーターが「敵AFの撃破を確認!」って言ってきたりする。

張子の虎にすらなっておらんな。


尚、国家解体戦争に続いてリンクス戦争でネクスト、及びコジマ技術を使って兵器を使いまくった結果、地球のどこもかしこも汚染されてどうしようもなくなった為、高度7000mを飛ぶクレイドルというものの中に殆どが移民している。

ただ、このクレイドルを飛ばす莫大なエネルギーを生み出すにはアルテリアという施設が必要で、アルテリアはコジマ技術が使われており、まぁ、その、なんだ。汚染される訳である。空も含めて。んまぁこのせいでfAのORCA旅団蜂起が発生するんだがな。

しかし、クレイドル住人が棄てた、「汚染された地上」というとこに農場プラントがあったりするんだが、大丈夫なんだろうか。アルゼブラの農場プラントなんか、とっつかまえたGAのAFがのっしのっし歩いたりそれを主人公が潰したり、ORCA旅団のネクストに占領されて片っ端からAF送っても悉く潰された上、最後にはリンクス二人がかりで撃破、奪還という経緯をたどっとるのだが…食べるには問題ないんだろうか、コジマ。



・企業


ゲームをやってる間に覚えるだろうが、一応簡単にだが触れておこう。

GAはさっき言った通り杜撰なAF運用が特徴の残念な企業である。それでもアメリカの会社だけあって世界最大の企業で、4時代はリンクス(笑)みたいなのしかいなかった上にやたら産廃パーツが多い状態だったりしたのだが、リンクス戦争を経て大躍進。

今回のGA標準機ニューサンシャインは扱いやすい中量機で、装甲が厚く機動力もあり、重量武器もそこそこ装備できるという優良企業に発展した。ただ、相変わらず中の人がリンクス(笑)なのはご愛嬌だ。また、レーザーで撃たれたら即死なところも変わっていない。GMみたいな企業だな、ほんと。


インテリオル・ユニオンは、まぁ以前の記事でも言及したが、あくまで企業グループの名前で会社の名前ではない(なかった)。その為、「インテリオルの正規部隊を排除します」とか言われる割には、インテリオル製のパーツが一つもないという事態になっておった。

流石にこれはいかんということになったのか、構成企業が合併してインテリオルという会社になっておる。旧インテリオル所属だったアルドラは独立したが、立ち位置は変わっておらん。インテリオルが軽量機を作り、アルドラが重量機を作ってるという違いだけだ。

パーツの方はレーザー分野に強く、強力なエネルギー武器を多数作っておる。機体も対EN武器装甲が頑丈だ。但し、まぁアルドラ機は重量機だからいいのだが、対実弾装甲が紙である上、コジマバリアが非常に弱々しくEN武器被ダメージがそこらの普通のパーツと変わらんとかよくあるのだが、まぁここもそういうところは相変わらずだな。

尚、この会社は依頼の説明で「ユニオンは、貴方を高く評価しています。良い返事をお待ちしていますね」とか「ユニオンはこのミッションを重視しています。成功させれば、貴方の評価はより確実なものになるでしょう」とか言ってくる。とにかく持ち上げるようなことを言ってくる。

言ってくるのだが、「当社のAFスティグロと協働し、敵を撃破してください」と言われて行ってみたらオペレーターが「スティグロがお前を狙っているぞ!」とか言い始めたり、「キタサキジャンクションを占拠するネクスト二機を撃破してください」って言うから行ってみたらオペ「敵ネクスト、三機目だと!?」とか言い始めたりする為、ビキビキすること間違いなしの悪徳企業である。

まぁハードモード限定の話だがな。


あと大きな企業は変態レイレナードを吸収し、変態アクアビットと変態GAEの残党を掻き集めたトーラスを従えるスーパー変態企業オーメルだが、これに関して私から何も言う事はない。まぁ、一つだけあるか。

そちらにとっても、悪い話ではないと思いますが?(笑)

んまぁ、ある意味トーラスのが濃いぐらいだからな。衛星軌道掃射砲襲撃では「トーラスめ…怪しげな」と言われ、社長には「面妖な…変態技術者どもめ」と言われ、しまいにはオペレーターに「あんなものを飛ばして喜ぶか、変態が!」と言われる始末である。トーラス絶好調。



・登場人物


本来こんなのを解説せねばならんゲームではなかったのだが、今回はストーリーも結構しっかりしておる為解説する。何でしっかりストーリー作ってあるのに解説せねばならんのかと言うと、字幕とか一応あるのだが、説明が一切なく誰が喋ってるのか全くわからないからである。いつも通りだなフロム。


まずは何よりレイテルパラッシュを駆るウィン・D・ファンションである。カラードランク3、インテリオルの切り札だ。CMとトレイラでやたら語ってたのはこの人である。中の人は攻殻機動隊の少佐で、よく少佐と呼ばれる。

一応企業所属のリンクスなのだが、その中では異色の存在である。戦争屋で企業に絶対服従というか一心同体な連中が多いなか、一般人を守る為に企業の命令に背いてまで動いたりする。

今回はマルチエンディングになっており、初回では終盤頻繁に登場し、主人公と共闘する。ただ、それまでは雇える僚機の一人に過ぎない為、進め方によってはお前誰になる。よって、初回はインテリオルの依頼を積極的に受け、彼女を僚機にして共闘すると良い。

あとウィン・Dの駆る機体レイテルパラッシュは中量より速いが軽量より遅く、装甲は紙という機体である。背中にしょってるものがいかにも実体剣と言うか、よく見ると鍔までついてる上にエンブレムが剣である為、ついに実体剣を振り回すACが出たか!と思ったらただのハイレーザーキャノンである。

ただ攻撃力のヤバさは折り紙付であるから、ORCAルートで終盤出てきた時は気をつけないと30秒足らずで死ぬ。軽量の割には遅いから大火力武器で押し切るといい。EN防御はガチだから実弾のがいいな。

逆に味方として出てくる時は、まぁ強い事は強いんだが何せ装甲が紙で、ほっとくと高確率で事故死する為、ちゃんと援護してやろう。特にキタサキジャンクション戦。


あと、ランク1、つまり今回最強って事になってるオッツダルヴァというのがいるのだが、ランク1(笑)と言われるほどの壮絶な死に様は必見である。一応あの死に方は演技だったという事にはなっているのだが、どこまで演技だったかは判らんから、もしかすると真面目にアレやられたのかもな。

一応言っておくと、後半に出てくるORCA旅団長マクシミリアン・テルミドールというのはオッツダルヴァと同一人物である。こいつは二重人格だという説が強く、実際、オッツダルヴァの時とテルミドールの時だと性格が全然違う。

取り敢えず、自分でランク1って言うな。

こいつも終盤出てくるが、大して強くないから気にしなくて大丈夫である。強く感じるのは、1vs3とか2vs4のミッションで出てくるからであって、少佐のがよっぽど怖いという残念な感じである。確実に削ってくるからウザいと言えばウザいが。



こんなところか。パーツの性能については私の意見を聞くよりACwikiを見た方がいいだろう。後言うべきことはPS3がいいか箱がいいかだが、アイマスをしたいか否かで決めれば良いであろう。



ああ、あと、二週目ではとにかくGAの依頼を受けまくるように。そうするとスピリット・オブ・マザーウィル撃破と同じ時期にカブラカン撃破というのが出てくるから、それを受ける。しばらくするとメガリス防衛が出てくるからそれをやり、ホワイト・グリント撃破と同じ時期にラインアーク防衛が出てくるからそれを受ける。んでその後しばらくするとアルテリア・ウルナ襲撃というのが来るからそれを受ける。

後はアルテリア・カーパルス襲撃を受ければ晴れて、ORCAルートになる。初回のウィン・DルートとこのORCAルートをクリアすると店売りパーツは全て手に入るから、初回と二週目はこの方向でいくといい。

尚、クレイドル03破壊は受けないように。アレを受けるとその後のミッションがかなりきついからな、三週目以降にするといい。

今思い出したから付け加えるが、クレイドル21奪還で、高度限界ぎりぎりまで上昇してみるのもお勧めする。何故ORCAがアルテリアを襲撃したり衛星軌道掃射砲を準備したりしてるのか、というのの伏線だからな。







以下ACfAやってる人しかわからん話

最近は051とLABIATA持たせたランセル脚&コア063頭&腕にアーリヤジェネと横散布直進散布積んだ機体でやっておる。ここんとこ、ミサイルのかわし方を覚えないと駄目だと気付いてランクマッチで1on1ばっかりでな。

個人的に横+直進散布みたいな量産装備を撃つのは趣味ではないから、基本的には箱型スタビライザーだが、追い付きようがない引きには散布撃たんと詰むもんでな。あと、散布と051の相性が悪いのは判っててやっておる。量産とオリジナル機の境目における、私なりの答えだ。

あと、大人数ではホワイト・グリントにヴァーチュ積んで月光と五連ロケ持って、闇討ちブレード→零距離ロケとかやっておる。3vs3↑なら結構戦えて面白い。ワープしてるかちょっと心配だが。中量脚に追加Bなしなら大丈夫かな?という感じだ。

昨日記事の補足説明

2009年04月04日 20時50分57秒 | アニメ、ゲーム、映画等
ごきげんよう諸君。いかがお過ごしかな。昨日は疲れ果ててしまって、↓の記事を書き上げて投稿してからすぐに寝てしまった。んで今日起きてからよく読み返してみれば、ちょっと語弊があると言うか、遺憾の意が発生する程度の失言と言うか、説明不足なとこがあった為補足しておく。


まず、あの書き方だと私がスナイパーライフルも何もかも嫌いに見えてしまうが、実際にはそんな嫌いではない。射程が長い分色々と不便もあるからな。では何であんな書き方になったかと言えば、私はガン逃げが嫌いだからだ。

あのゲーム、対人の一対一は普通制限時間付で行われる。時間一杯になるまでどちらも死ななければ、その時点で多くのAPが残っていた方が勝ち、という訳だ。格ゲーみたいなシステムだが、これがちょっと問題を生んだりする。

と言うのも、例えば、軽量機対重量機の対戦で、軽量機がほぼ弾を使い尽くして、残り時間は二分ぐらいとする。で、APは軽量級のが多く残ってるとする。この状態で軽量機はどうするか。答えは単純で全武装投棄してひたすら逃げ回る。それだけである。

軽量機の機体構成(突撃機か引き特化かとか)にもよるが、重量機と軽量機じゃ決定的に速度が違う。物理的に追い付けない。2シリーズならリミカOBとか一応対処手段がないではないが、まぁ、逃げられ続けてゲームセットが妥当なとこである。AP負けでYOU LOSEと出る訳だ。

これは寒い。

そういう立ち回りが寒くて嫌い、ということだ。私が言いたかったのはな。そんな寒いものを極めたり、念頭に置いたりしてやって楽しいのか、と。いやまぁ楽しいからやってるんだろうけども、あくまで【私は】嫌いだ、と。

別に嫌いだからってそういうのを否定してる訳じゃないというのに注意してくれ。公式戦にそういうのが出てきたら、確かに私は苛々しながら頭を抱えるが、それだけだ。ミサイルゲーだろうと何だろうと、文句は言っても「そんな機体使うな!」とは言わん。


まぁ、ラグアーマーとワープは何とかしろ、フロム。


あと、ジャギ様のコラだが、あのページでおわっとるのはケンシロウの台詞が思いつかなかっただけである。特に意味を含めてはいない。ただのコラである。

んでもう一つ。あのジャギ様のコラで「寒いことを研究して」とか言ってたのは、立ち回りもそうなんだが、パーツ選びについても寒さを導入してほしくないということだ。と言うのも、ACは1vs1が主流と言うか、それ以外の対戦形式が成立しない(部屋に入ってきてもチーム戦とか書いてあると即切断される)のだが、1vs1で役に立つ武器、パーツがあるのなら、チーム戦や多人数バトルロイヤルで活躍する武器、パーツもあるのである。

例えば腕グレネードの作並。1vs1で言えば、アルドラ製の同種武器TRAVERSに完全に食われておる。大雑把に言うと、作並は弾数が多く威力も充分。爆発範囲も広いが、重く弾速が遅く命中率に乏しい。TRAVERSはその逆で、弾少な目で軽く弾速も速い。しかし少なめと言っても1vs1じゃなくならんし、作並だと正直、1vs1で当てるのは難しい。

1vs1じゃどちらも常時回避に集中してるからな。いかに爆発範囲が広くても、弾速が遅い作並を当てるのは厳しい。弾速が遅いからな。そして重い。弾数も1vs1なら正直TRAVERSで充分。

そんな訳で、作並は産業廃棄物認定されている。しかし、これがチーム戦やバトルロイヤルなら話は違ってくる。乱戦の中に飛び込んで無理矢理ねじ込むのであれば、作並も充分当てられる兵器だ。また、弾の数も地味に響いてくる。やはりTRAVERSじゃ長期戦は辛いものがある。

そんな訳で、使い方次第では充分実用パーツなのだ。にも関わらず、AC界には1vs1こそ全て、他は餓鬼の遊び、といった風潮が流れている。さっきも言った通り、私は何度も何度も公式戦でチーム戦部屋を作ったが、一度として戦闘開始まで行った事が無い。非公式でも、1vs1と他のルールの部屋の数にはいかんともしがたい差がある。

そんなせせこましいルールに囚われて何が楽しいのかと。ただ寒いだけではないかと。本来の使用法を考えもせず、「産廃」「クズ つかえね」とか抜かすバカタレがあまりにも多い。



まぁ、以上述べてきたような私の不満、怒りが電鍵を駆け巡って出来たのが、昨日の記事の悪質な毒部分である。それをここに補足するものである。



清<以上、親日派の弁明でした。
薫<ジャック呼ぶぞ本気で



>昂揚氏

小ジャンプ移動wwwまさか昂揚氏もレイヴンだったとは…

今作のバズーカはただでさえ当たらないのに、ラグアーマーで頻繁に無効化されて涙目なのです。しかも重いから、うちの機体には載らないですね…あと今回リニアはないのです。代わりにレールガンはありますがEN消費実弾に変わったんで、常時ENチャージング寸前なうちの機体では撃つことすらままなりません(´・ω・`)

格納も全部貧弱だし…フィンガーかリボハンみたいなのがあればいいんですがね。格納ブレは省エネブレードに比べて機体負荷が高すぎるし。あと、熱もなくなりました(´・ω・`)シリーズ定番の変態兵器で生き残ってるのは射突型ブレードだけですね…火炎放射器すらない

ACシリーズについての私の見解

2009年04月03日 23時43分52秒 | アニメ、ゲーム、映画等
ごきげんよう諸君。いかがお過ごしかな。私は今年の講義要綱を見て、史学概論に早くも絶望である。史学専攻は皆取らねばならん授業なのだが、教授の自己満足授業であり、しかもその自己満足具合が半端ではないのだ。私の周りではもうオナニーとしか呼ばれていない。その教授が今年交代しなかったのだな。

まぁ、カスの世界に入るには自分もカスになるしかないという真理を発見してしまった以上、オナニーの提灯を持つしかない訳だ。あと、買い物に行って帰ってくるだけでも背骨が結構痛くて、後年後遺症に悩みそうな気配なのが心配である。正直休学したい。

留年してなきゃな…


まぁそんな話をしてても始まらんから、今日の本題に入るとする。今日は私が最近やってるゲームの話題だ。んで、なんだかんだ言ってゲームはACfAばっかりやっておる毎日である。

わたしはACシリーズが好きだが、実際のプレイ時間というのは結構短い。と言うのもACはプレイしてなくても楽しいという特徴があるのだ。今日はその辺の話をしよう。


ACでは数あるパーツの中から好きなのを選んで自分の機体を作る訳だが、ACに限らずこういう『自分だけの○○を作る!』というのは、要は、一つのものになんでもかんでも詰め込もうと努力するものである。

例えば、誰だって自分のACは速い方がいい。AP(HPな)はいっぱい欲しいし、装甲は頑丈にしたい。コジマバリアだって分厚いのが欲しい。武器も威力のある奴がいいし、弾切れの心配がなければもっといい。ブレードで斬れるぐらいの近距離からライフルとかの活躍する中距離、狙撃銃や狙撃砲が活躍する遠距離、これら全てに対応する武装を用意しておきたいのは勿論、ミサイルだって載せたい。

ま、無理だわな。

例えば機体の機動性だが、当然の事ながら軽い機体の方が速い。んまぁ、一応、重い機体でも大出力のジェネレータと超推力のブースターで無理矢理動かせばそれなりの速度を出せる。が、慣性の法則で死亡である。機動性は速度だけでなく旋回性能も重要だし、やはり軽い機体のが有利だ。

しかし、当然の事だが、軽い機体は装甲は脆いしAPも低い。そして何より、重いパーツを積めない。脚部パーツにはそれぞれ積載量という数値があって、それを超えると重量過多になって機動が鈍るのだが、軽量脚は限界まで積んだだけでも挙動が鈍るという悩ましい仕様なのだ。

ブースト移動の速度は、単純に機体重量とブースタ推力で計算されるからな。

だから大火力武器を搭載しようとすれば、腕や胴体以外にも、ジェネレータとかも軽いものにしなければならん。当然出力は低いから、気軽にブースターを噴かして動けなくなる。しかしだからと言って低推力ながら省エネ、なんてブースタ積んだらそれこそ遅くなって軽くした意味がない。

この様に、一つの機体に何でもかんでも詰め込もうとするのは無理なのだ。だが、その無理をどうにかしようとするのが楽しいのである。


まぁ今言ったのは極端な例だからアレだが、絶対に譲れない要素と妥協してもいい要素を選別するのが楽しい、と言いかえられるかもしれんな。


例として、私が今オンラインで使っている機体の構築について考えてみよう。

私が作りたいのは、チーム戦で前線に立ち戦線を維持する前衛機である。となると、要求されるのはまず第一に耐久力だ。耐久力と一言で言うと、豊富なAPと強固な装甲、そして分厚いコジマバリアを兼ね備えた重量機が想像されやすいが、実は、それだけでは前線で生き残ることはできない。

と言うのも、特に4シリーズは武器の単純な攻撃力が㌧でもないことになっており、ただ堅いだけでは何もできないままボコボコにされてしまう。何せ、オフラインのミッションで出てくる雑魚の攻撃もかなり痛いのだ。

上下左右にクネクネと1000km/hで動き回るという大変気持ち悪い変態機動をしておる上、当たったとしてもコジマバリアがあるから気付かぬだけで、立ち止まって正面から撃ち合いとかしてみると、普通に殺されるのである。

無印4のdestruct allというミッションについて以前触れたが、アレは大変狭い工場の中で戦うミッションで、区画ごとに大量の雑魚敵が待ち構えているものである。それを全員殺せと言われるのだが、ちゃんと動かないとどんなに堅い機体でも十秒で死ぬ

三秒ぐらいでコジマバリア剥げるからな。一度コジマバリアがなくなってしまえば、ネクストとてただのロボットである。まぁ回りくどくなったが、つまり、ある程度の機動性も確保しなければ耐久力のある機体とは言えないのだ。

そこで私は中量二脚のランセルを選択。省エネでそこそこ積載量も多く、防御関連のステータスも優秀だ。そして、積載量ギリギリまで積んだとしても、ブースターの選択を誤らなければそこそこ動けるだけの機動性もある。理想的だと言えよう。


(チラシの裏:ニューサンシャインにも惹かれるんだがあの積載を生かすアセンが思いつかん)


さて…基本的に、その機体の装甲とAPは胴体、腕、脚で決まる。そこで胴体と腕には重量型のものを積むことに決定。これで大枠は決まったが、次に浮上してくる問題は火力である。

勿論、積載を装甲に回す事にした以上、重い大火力武器は積めない。しかしながら、前衛機がやられて一番困るのが放置、ガン無視である。

そもそも装甲も機動性もある機体というのが一番倒しにくい。当たり前だがな。その為に耐久性を重視した機体にしたんだから。しかし当然、私の機体は耐久力を優先した分火力は低い。んであまりに火力が貧弱な様なら、ほっといて別の敵機を集中攻撃して倒して、それからゆっくり料理すればいいという訳だな。

であるから、最低限の火力が必要になってくる訳である。


ここからが悩ましい。そして悩ましいが故に楽しい

大体、前衛機が敵機と保つ距離は500前後である。500以下になると、互いに弾がポンポン当たるようになってガンガンAPが減る。550ぐらいなら当たりはしないが外れもしない、といったところだ。

距離が600を超えてしまったら、ミサイルかスナイパーキャノン、スナイパーライフルといった遠距離戦用武器以外はまるで当たらん。この距離になってしまうと、今挙げたの以外は豆鉄砲も同然である。であるから、射程距離500台ぐらいあれば主兵装としては充分というところだ。

逆に、300台まで近付かれてしまったら全速で退避せねばならない。特に300台前半もなると、グレネードの様な一撃でAPを一万単位で持っていく武器が当たり始める。ショットガンやマシンガンも当たる距離だ。捕まったが最後、一瞬でコジマバリアが剥げる。

距離500前後を保つ技術も必要だが、マシンガンの様な距離350↓を得意とする近距離武器をアウトレンジ出来、かつ、それなりに痛い火力を持つ武器をどうにか選定せねばならなくなる訳だ。


んで該当する武器はどんなのがあるかっていうと、ライフルとアサルトライフル。それだけである。

ライフルってのは、射程がそこそこあって弾速もそこそこ速いから総合的な命中率がそこそこ良好、威力もそこそこで連射速度もそこそこある為攻撃力もそこそこある…といった全性能がそこそこ優秀な武器である。

勿論、万能武器の常として器用貧乏という弱点も抱えてはいる。特に単体で比較すると、射程がそこそこ長いとは言っても狙撃銃とかスナイパーキャノン持ち出されたら死亡するし、安定してダメージを取れるにしてもバズーカとかハイレーザーキャノン持ち出されたらダメ負けして死ぬ。

しかしこのゲーム、武器は両手及び両背中に積む訳で、もう片方の手か背中に積む武器の相方としては、あらゆるものに相性がいい。万能だからな。また、安定してダメージを取れるという特性を利用し、両手にライフルを持ってひたすら削り続けるという戦法もある。

まぁ戦法もあると言うか、シリーズ通してこれが強すぎるという話なんだがな。特に1vs1では、強いと言うか、むしろ寒いのだ。あまりにも寒い。

両手ライフル機の攻略法は二つ。一つは、近距離まで踏み込んでマシンガン&グレネードとかハイレーザーとかの高火力武器を浴びせてダメ勝ちするというもの。両手ライフルは全距離で安定してダメージを取れると言っても、物凄い勢いでAPが減っていくというほどではないからな。

もう一つは、ライフル弾の届かない遠距離を維持し、狙撃武器及びミサイルを撃ちながらひたすら逃げ続けるというもの。後ろ向きだが、これも立派な戦術である。私は大っ嫌いだがな。






…んまぁ、話を戻すと、今言ったどっちかが対抗策になるんだが、1vs1では機体構築で簡単に対策できてしまう。要は、突撃機に近づかれすぎず、且つ狙撃機に追い付ける機動力のある機体にしてしまえばいいのだ。ライフルは全距離対応でしかも軽いから、機体構築に殆ど関係ない。だから寒いのである。

しかしこれも1vs1の話である。チーム戦でも、確実にAPを削れるライフルは重宝するものの、局地的な2vs1や3vs1を作り出してその間にラッシュをかけたいチーム戦では、瞬間火力の低さが仇となる。APが残っていれば、10秒程度なら無視できてしまう。


一方のアサルトライフルだが、これはライフルの射程距離を短くして連射速度を上げたものである。近接戦闘特化、連射性能特化のマシンガンほど尖がった性能ではなく、近距離武装の中では扱いやすい部類である。

こちらは連射速度が高いだけあって瞬間火力もなかなかのものがある。近距離戦重視の機体でも、近接戦特化武器でなくアサルトライフルで武装している事は多い。特化武器は目と鼻の先でないと使えない上にこのゲームは1000km/h単位で飛び回るから扱いにくいしな。

ところが、アサルトライフルの射程距離は大体400ぐらいなのだ。

ここからが面白いところである。該当する武器がアサルトライフルとライフルしかない以上これで武装するしかないが、ライフルは瞬間火力に欠け、アサルトライフルは射程距離に欠ける。

こういう武装を絞った機体構築で重宝するライフルが051だ。射撃精度、威力、弾数、全てが高次元でまとまっており、射程距離も600ほどあって文句のつけようがない。しかし連射速度が遅めで、定番とは言えぬ。とは言え私はこの性能に惚れ込んでおるから、片手はこれにすることにした。


さぁ、ここからが面白いところである。

まずアサルトライフルとライフルどちらを使うかという問題があるが、経験則上で言うと、1vs1ならライフルで充分。しかしチーム戦になると、Wライフルでは瞬間火力に欠けて器用貧乏感が否めない。

チーム戦は1vs1より展開が速い。さっきも言ったがな。例えば、私が前衛で後衛のAPが残り七千とする(死にそうってことだ)。勿論私が前衛として頑張らねばならんのだが、私がライフル二挺では短時間でゴッソリAP持っていかれるということがない。で、多少無茶して、つまり私が横からペチペチ撃ってるのを完全に無視して後衛機を落としに行く、ということができてしまうのだな。

AP一万のAC一機とAPP五千の二機の方が強い、ってことだ。戦争は数と質である。

だからアサルトライフルは必須だ。ではどれにするか、というのが悩ましいところでな。

・063ANAR
・MR-R102
・AR-O700
・ACACIA
・04-MARVE

↑がアサルトライフル全部だ。私は前衛機であるから、あらゆる敵に対し有効なものを持たねばならん。だから、汎用性をとにかく追求せねばならない。そんな訳で、ACACIAは検討すらされずに排除である。

と言うのも、ACACIA(旧AZANな。マグリブ解放戦線の人が持ってた奴)は一発一発の威力がとても低く、その代わり連射性能で勝負というマシンガン寄りな性能なのだ。一番攻撃力のあるのがMARVEなのだが、約二分の一しか攻撃力がない。軽量級相手ならともかく、重量級相手では屁の突っ張りにもならん。ちなみにこいつの射程は438。

では、それ以外の特徴を説明しよう。

063ANARはアサルトライフルとライフルの中間にあたる性能で、500に及ぶ射程距離が自慢である。射程距離が軒並み400前後のアサルトライフルの中では最長射程で、なるたけ500前後の距離を維持したい前衛機には嬉しい。しかしその分火力が微妙であり、中距離で撃ち合うには非力である。

R102は前作のホワイト・グリントの使ってた奴で、装弾数が多いのが最大の特徴である。しかし、063やACACIAでも撃ち切ってしまうという事はなく、その利点は生かせないことが多い。前衛機だからAPすぐ減るしな。また、弾の数がある分やはり火力は微妙。とは言っても063やACACIAほどではなく、火力の高いMARVEよりは低いという程度。あらゆる意味で使い易く無難で標準的なローゼンタールらしい一品。射程は414。

O700とMARVEは瞬間火力に特化した武器で、特にMARVEの尖がりっぷりは異常である。アホかと思うほどの威力と連射速度を誇り、450という長射程。その代わり、1on1で全弾打ち込んでも弾切れになりかかるぐらいに弾が少ない。設計思想はさっさと撃ってさっさと捨てろみたいな感じである。主力にするには辛いが、しかし、この威力と射程距離は魅力的である。R102より50も長いのだからな。

一方、O700は変態レイレナードの傑作MARVEを再調整した武器で、多少扱い易くなっている。つまり弾が多くなってる。しかしその分威力も下がり、射程距離も400まで落ちた。多くなったとは言え弾数も長期戦になると気になるし、MARVEの優秀な射程距離が失われたのが何より痛いと言えよう。


さて、諸君なら051の相方としてどの銃を選ぶだろうか。私は以前、長期戦を想定しR102を使っておった。実際、あの弾数は垂れ流せるという意味において優秀だ。と言うのも、前衛機はダメージを与えるよりも耐える事が重要で、回避とか距離調節とかの機動操作がメインで、撃った弾が当たるかは二の次である事が多いのだ。その点こいつはトリガー引きっ放しでいい。射程距離もそんなに気にならん。まぁ射程距離外で垂れ流してもそれこそ屁の突っ張りにもならんから、距離調節も大事なんだがな。

一方、弾が少ないとは言え、MARVEは魅力的である。射程も450あり、必中を心がければ前衛機でありながら敵をボコボコにできる。しかし、その分機動操作に影響が出るし、当てようとすれば食らいもするから前衛機としてのコンセプトが失われやすい。ならO700となりそうだが、こちらは射程が短い。常時400まで近付くようにするとすぐAPが減っていく。380~400あたりを維持できればいいのだが、敵さんのあることだからな。そう上手くはいかん。

063はやはり射程距離が最大の魅力である。500を維持しながら戦闘できるアサルトライフルというのは前衛機には嬉しい一品だ。OP機のfAホワイト・グリントが051ANNRと063ANARを装備してるのも納得である。しかしその分R102よりも非力であり、もうむしろ普通にライフル積んじゃえばいいんじゃないかと言われるとそんな気もせんでもない。



こんな感じで、頭を捻り続ける。こういう「動かさなくても楽しい」部分こそ、ACの醍醐味ではないかと思う。



清十郎<ちなみに今は063使ってます。MARVEとか使いこなす自信ないです
薫<こら、余計な事いうな!YARCA旅団に送り込むぞ!
清十郎<あと名前引き続き募集ちゅ~