霧島家日誌

もう何が何だかわからないよろず日誌だ。

こち亀のマリア

2010年11月24日 17時45分28秒 | 日記
最近、こち亀のマリアが可愛くて生きるのが辛い。

と、いきなり意味の判らん事を言ってみたがごきげんよう諸君。いかがお過ごしかな。最近AOC記事ばっかりだし攻略記事もまだ終わってないんだが、これ以上連続してAOCの話ばっかりしてると読者諸君に飽きられてしまうという危機感を抱き別の記事を書く事にした。

と言うか、だな。あのゲーム、文明が18あり、前回書いたのは4つだ。んで、4つを紹介しただけで9400字を超えており、一万字に計算しやすく水増しした場合、全部書くのに三万五千字、んでgooブログは一記事につき一万字が限界だから記事四つ分になる訳である。

ふぅ。


で、こち亀のマリアである。

いきなりなんでこんな話をしはじめたかって、ここんところこち亀愛蔵版を読み返しておったのだ。私が小学生の頃いじめられておったのは諸君も知っての通りだが(つうか中学でも高校でもいじめられてたが、既に私らが誕生しておった上に東京のいじめは手ぬるい為途中から楽しんでた)、それが私の身体的欠損によってばれた結果学校から連れ帰られた。

その途上、しばらく学校には行かせないという不退転の決意を固めておった当時の父親は、家で読む本として何故かこち亀を買ったのである。その時の愛蔵版(24巻まで)が我が家には残っておるのだ。

それを久しぶりにぺらぺらめくって読んでおったのである。基本的にあの漫画は別に好きな訳じゃないのだがかと言って嫌いな訳でもなく、ダラダラ読むには最適という評価を下しておるから最近の私の様にダラダラやる気なく過ごしている人間には最適なのである。んで、読んでてマリアにやられてしまった訳だ。

一応読んでない奴向けに言うと、麻里愛と書いてマリアとあだ名される、両津に惚れてるキャラである。ちょっと画像検索したら、初登場の次の回の画像が転がってた。これ。解説は読まないでくれると話の展開的に助かるが、こいつ、男である。

男なのに美人で主人公にベタ惚れ系のキャラだ。昔は結構よくあったキャラだな。最近は男の娘が大人気だが、こう、アレって女装ショタが多いからな。私はショタも大好きだから問題ないんだが、大人の女とまでは言わんがこういうちゃんとした巨乳型女装娘もいいと思うのだ。

そもそも、ショタの中性感というのは「男にも女にもなりきってない」この年齢独特の、いわばロリと同じものである。大体の男の娘もこれだ。それに比べてマリアの様なタイプは「こんなに美人なのに男」というアンバランスさがいいのであって…って何を語っとるんだ私は。


さて、私は小学生時代ジャンプ、サンデー、マンガジンの三誌を毎週購読しておったのだが、中学以降はまったく読まなくなった。と言うのも、小学生時代に読んでいたの自体姉の読んだ奴を安く買えたからであり、別に自発的に読もうと思って読んでた訳じゃないからである。それに、毎週買うより単行本を揃えて買った方が間違いなく安上がりであるし以前の展開を忘れる事もない。

何より、週刊誌にしろ月刊誌にしろ雑誌で買うと読みたくもない漫画もついてくるという大変悪質な抱き合わせ商法に付き合わされる事になる。買う気がしなくなる訳だ。世の中には週刊連載のものは一週間に一回、月刊連載のものは月に一回しか読めないものであるからそれを頭に入れて読まねばならんという向きもあるが、私にしてみりゃだからどうしたである。面白いもんは単行本でも面白いしつまらんもんは雑誌でもつまらんのである。

強いて言えば、長期連載のものは序盤と後半だと設定に矛盾が出てくる場合があるのは考慮するぐらいだ。と言うかこれは考慮しておかないと、ヘルシングとかあの辺はともかくとして沈黙の艦隊など最初はソ連だったものが気付いたらロシアになってるからな。

レッドスコーピオンが出てからロシアがガチで再登場するのにすごい時間かかるからな、あの漫画。いくら週刊だから連載速度が速くてもあれは仕方ない処置であろう。

まぁその辺はともかく、中学以降私と姉は離れて暮らす様になった為お下がりを買う事はなくなった。必然として、それ以降のこち亀の展開も知らない訳である。だから最近どういう展開なのかは全然知らんのだがな。なので、今回記事を書くにあたってwikiとかでちょこちょこ調べてみた。


>111巻にて両津から「男とは結婚できない」とはっきり断言され、マリアは両津の元を去ってしまう。女性に近付くために手術を考えていたが、そこへ天国のエロジジイこと天国警察の花山が現れ、マリアの性別を女性に変えてしまう。こうして本当の女性となった


>そこへ天国のエロジジイこと天国警察の花山が現れ、マリアの性別を女性に変えてしまう。


マリアの性別を女性に変えてしまう。
























































畜生! 畜生! 畜生! 畜生! 畜生! 畜生!


ふざけんな! ファック! ファック! ファック!


秋本ちょっと駐車場来い! うちのガチタンで消し炭にしてやる! 私のこの胸のときめきをどうしてくれるんだ! 返せ! 返せよ! あのときめきを返せよ! ばーかばーか!


…とまぁ、怒り狂った訳である。しかしまぁ秋本も何を考えてあんな事をしたのだろうか…マリアが初登場した時期はニューハーフが流行した当時であり、バラエティ番組でもきれいなオカマ枠の確保が顕著になった時期の筈である。その流行の衰退、そもそも恋愛路線はこち亀にゃ合わない(作風にかなり大きい変化が出る為、ある程度流れができたらフェードアウトが基本)といった理由によって出てこなくなったのは理解できる。

しかし、女にしてしまうのは理解できん。ただ美人なだけなら既に麗子がいるのであり、両津に惚れて積極的に迫るという意味では磯鷲早矢、擬宝珠纏など類似のキャラは年々増えていっている。そんな中、マリアが男でなくなってしまったというのはアイデンティティの喪失と言っていいレベルである。

本当、何がしたかったのか判らん。多分特殊な性癖がある訳でもないのにマリアを出してしまった事自体が失敗だったのではないだろうか。ああいうニッチなキャラは本人がそういうものが大好きでないとなかなか続かないものである。もしくは、その需要とかを理解した上で仕事と割り切ってやれる人か。後者は、東方は嫌いだけど売れるからという理由でエロ同人書いてる奴とかがあたるな。

秋本はおそらく後者に近かったんだろうが、自身の長期連載具合を甘く見ていたのは否めないだろう。一時の流行に乗ってキャラ作るからこうなる訳である。実際、好きでなかったらこんなキャラもてあますに決まっておるだろうに。

大体恋愛路線だって、常識で考えれば両津は連載一年を待たず中川財閥に消されてておかしくない逸材であり、いくらギャグ漫画でもアレをガチで好きなままでいろというのもかなり難しい話なのである。結婚が成立してしまえば両津の悪さ具合にもかなりブレーキがかかるから結婚はさせられず、時間が経てば経つほどズルズルと引きずっていく事にもなる。

マリアだって、初登場してからしばらくのレギュラーとしてバリバリ出てた時期も両津が悪さをする回での影は薄い。両津の悪さに一番寛容なのは中川(男だけど)だが、あやつとて他人として「やれやれ」という態度をとってるのが主である。両津にベタ惚れならば当然、彼の悪さを止めなければならない為必然的にギャグ漫画として邪魔になるのだ。

まぁ、イケイケで協力しまくるというキャラにするのもひとつの手だが、それはそれで両津とセットで行動させねばならなくなりやはりギャグ漫画としての幅の広さに制約が出てしまう。


まぁ色々とまとまりのない話をしたが、結局何が言いたいってとマリア可愛い(男の時の)秋本出て来いこの野郎という事である。

実際、女ならマリアって割とどこにでもいる普通のキャラだからな。別に女だから悪い男だからいいではなく、存在意義がまるでないのだ、女版は。

AOC攻略記事4 文明攻略編1

2010年11月23日 07時49分10秒 | AOC
やはり夜明けまでに終わる訳がなかった。


文明解説編

このゲーム、開始時に文明を選ぶ事によってその後の展開が大きく変わってくる。文明によって特定のユニットが強かったり、農民の作業速度が上がったり、特定のユニットが作れなかったりするのだ。尚、解説はvooblyでGAマップで戦う事を前提としておる。

凡例として…
文明ボーナス:その文明を使うと反映されるボーナス
チームボーナス:その文明を使うとチームメイト全員に反映されるボーナス
ユニークテクノロジー:城で研究できる、独自技術。効果は色々
ユニークユニット:城で生産できる、独自の兵隊。種類も強さも色々


●馬文明

フランク

文明ボーナス
・城のコスト-25%(石488で作れる)
・騎士のHP+20%
・畑のアップグレードコスト0

チームボーナス
・騎士の視界+2

ユニークテクノロジー
・ビアードアックス:フランカスロウの射程+1

ユニークユニット
・フランカスロウ→エリートフランカスロウ


このゲームの基本ユニットとも言える馬と言うか騎士、それが強い文明が馬文明だが、中でもフランクはその代名詞と言える。何せカール大帝のお膝元であり、100年戦争でも精強な騎士で鳴らしたフランスがモデルだ。シャルルマーニュの騎士ってな訳で、前文明中最強の騎士を擁する。

と言うのも、この文明は血統(馬ユニットのHP+20)が研究できない代わりに騎士のHPが二割増える。この為、素の騎士はHP100+血統20=120HP100×ボーナス120%=120でHPが一緒なのだが、近衛騎士になるとHP160+20=180HP160×120%=192でフランク騎士のが強いのである。

僅か12の差と思うかもしれんが、騎士を多数生産するのは容易ではない(つまり一体一体の強さが重要である)事、血統あり近衛騎士を生産できる文明はそう多くはない事(フランク以外だとスペイン、ペルシャ、チュートン、フンしか作れない)、と言うか半分ぐらいの文明は重騎士までしか作れない事を考えれば相当大きな優位性だというのが判るだろう。フランクは、ただでさえ希少な血統近衛騎士が作れる文明の中でも頭一つ抜けているのである。

又、フランスは近代になって市民革命(血で血を洗いまくる)→ナポレオン戦争(ある意味終戦直前の日本みたいになる)→普仏戦争(ボロ負け)→第一次世界大戦(負けたドイツ、物量のロシアに次いで人死んだ)→第二次世界大戦(もうゴールしてもいいよね)とものすごい勢いで荒廃するがそれまでは欧州文化文明の中心地であった。

故に、城主の時代では壊す事が困難な城を安く建てられたり、帝王の時代になれば馬文明にも関わらず砲撃手を出す事が可能。重石弓にはならないが、大砲も出せる。馬を降りた騎士なのか近衛剣士も出る。又、弓兵攻撃、弓兵防御の三段目強化ができないとは言え矛槍と精鋭散兵も出せるので金がなくなっても頑張れる。ただ、お互い金が尽きての安物勝負となると弓兵研究が最後までいかないのは辛い。槍散対決では散兵が火力の中心となる為である。金ユニが普通に出てる段階ならば、歩兵防御が最後まで上がるので頑張れるぞ。

又、塔が最後まで進化しない、弓騎兵が弱い(弓懸もパルティアン戦術もない)、駱駝騎兵が出ない、破城槌も投石器も最後まで進化しないなど搦め手が使えず、正攻法しか使えないのが弱点となるだろう。斥候系も何故か騎兵止まりで、文明ボーナスが騎士のHP上昇であって馬のHP上昇ではない為、騎兵のHP自体も低く抑えられあまり信用できない。元々信用できないけどなとか言わずに。肉の壁として使いづらいというのは、斥候系としては致命的である。

内政ボーナスの「畑のアップグレードコスト0」は、後半に入って地味に効いてくる。本来、畑のアップグレードは即座にやらないと保有資源量に相当な差ができてしまう重要な研究なのだがそれ以上に重要な研究が世の中にはいっぱいある為遅れがちなのだ。それを無料で勝手にやってくれるというのは非常に大きい。

尚、固有ユニットのフランカスロウは射程攻撃ができる歩兵。なので鉄工所強化は歩兵系で行い、散兵の攻撃力ボーナスの対象にならない。

ちゃんと強化して数を出せば重騎士ならば蹂躙できる。基本的に剣士なので安物(特に騎士の天敵槍散だくだく戦法)で止まらないのも魅力だ。ただ、その金と肉で近衛騎士を出せと言われると割と反論できず、それでも資源が余ってるなら砲撃手でも(槍対策にでも)出しなさいと言われると割と立つ瀬がない。一応、ゴートの悪魔ハスカールの天敵の一種ではある。


フン

文明ボーナス
・家を建設する必要がない
・ゲーム開始時の木の保有量-100
・弓騎兵の作成コスト 城主の時代-25%、帝王の時代-30%
・遠投投石機の命中率+30%

チームボーナス
・騎兵育成所の作業速度+20%

ユニークテクノロジー
・無神論:聖なる箱、民族の象徴による勝利時間+100年、諜報(反逆)のコスト-50%

ユニークユニット
・タルカン→エリートタルカン


フランクが馬文明の代表格なら、こちらは馬文明の人気者代表である。その秘密は家を建てなくていい事、そしてチームボーナスの馬の生産速度上昇にある。

このゲームは最初総人口五人までしかユニットを作れず、家を建てる事で五人ずつ総人口の上限を増やすことができる(家を二軒建てれば十五人まで農民と戦闘ユニットを作れる)。しかしこの家には木30がかかり、また建設する農民は建設中別の作業ができず、定期的に家を建てる為の操作と頭を割かねばならない。これが全くいらなくなるのである。遊牧民族フンの特徴を表現したのであろう。

このお陰で、特に暗黒~領主の内政が非常に楽であり速攻をかける事が可能となる。槍散、斥候ラッシュ、弓ラッシュなど選択肢は幅広く、お勧めはしないと言うかやってほしくない戦法だがタワーラッシュも強い。ただ、本物の速攻文明相手だと分が悪いのには気をつけたい。

また、領主戦では石壁を張れず、強力な壁を家に頼る(俗に言う家壁、家を並べて壁の様に建てる事で防御施設の様に使う)事になるのだが、フンのボーナスは正確に言えば家は建てなくていいしそもそも建てられないなので防衛戦時に不利が出る。特に弓篭りとの相性が悪いので注意したい。

城主の時代からは、いよいよフンの真骨頂である。馬の作成速度が速い為、資源さえ途切れなければ騎士の出し合いで負ける事はない。フランク騎士も、素騎士なら普通の血統騎士と能力は変わらない。とにかく騎士を出していきたい。

又、フンは遊牧騎馬民族であり弓騎兵が強かった。そんな訳で、フンの弓騎兵は安く作る事が可能であり、騎士+弓騎兵を自前でやるという色々と金満な夢が割と簡単に達成できる。弓騎兵を大量生産し、騎士を狙う槍を片っ端から撃ち落とすのだ。帝王になってもこの基本は変わらず、近衛騎士+重弓騎兵+改良強化破城槌がフンの黄金編成である。

但し、フンの技術研究は帝王の時代にかなり隙があり、なんと弓兵防御が最後まであがらない。この為、いくら弓懸+パルティアン+血統の重弓騎兵だからと言って油断しないように。人によってはフンの弓騎は安いだけと判断する。しかしそれでも、攻撃力はすべて上がるから近衛騎士とのコンビは相当強力である。

尚、先程帝王の技術研究に隙があると言ったが、七世紀にはほぼ滅んだ民族なのでまず火薬系一切使えない。又、重石弓にはならず、射撃は弓騎兵に一任するしかない(一応精鋭散兵は作れる)。剣士も重剣剣士まで、矛槍は出せるが肝心の歩兵防御が三段階目までいかない為安物として色々不安であり、らくださんぶもーはできず、包囲攻撃訓練所は破城槌以外一切進化しない。学問所の研究もできないものが結構多い。学問所の包囲攻撃技術がない為、改良強化破城槌の突破速度も少し遅い。

近衛騎士+重弓騎兵+改良強化破城槌が黄金編成と言ったが、それ以外できないと言った方が正しいかもしれんな。なので、大量のエリートマムルーク(サラセンのユニーク、駱駝の上位互換みたいなの)が来たなど割と詰む状況がいくつかある。(奴は騎士に強く、マムルークの弱点である射撃をフンで担当する重弓騎兵はマムルークに弱く、この文明は塔最後まで進化しないし火砲学もない)そういう場合は味方と上手く連携しよう。チームゲームである、味方と協力しないで勝利は得られない。

尚、ユニークについては忘れてください。


ペルシャ

文明ボーナス
・ゲーム開始時の木と食料の保有量+50
・町の中心と港のHP二倍
・町の中心と港の作業速度、領主の時代+10%、城主の時代+15%、帝王の時代+20%

チームボーナス
・騎士の射手に対する攻撃力+2

ユニークテクノロジー
・象使い:エレファントの移動速度+30%

ユニークユニット
・エレファント→エリートエレファント


馬文明としての人気は前者二つに譲るが、それでも高い人気誇る文明である。ちなみに今ペルシャという名前の国を探しても存在しない。だってイランだもの。

この文明は内政が強く、元から資源が多い上に町の中心の作業速度が速い。この町の中心の作業速度というのは、農民の生産とか手押し車、見張りといった研究の速度の事である。流石に暗黒から速いという訳ではないが、このボーナスのお陰で内政はかなり太くなる。それだけ騎士などの兵隊を出すのも簡単になるという訳である。

又、町の中心のHP二倍というのも大きい。このボーナスのお陰で、余程攻城兵器を使って押し込まない限り、城主の時代まではペルシャの中心を壊す事はできない。自陣に大量に町の中心を立てておけば、騎士が荒らしに来たところで「だから?」とか言いながら町の中心に入ればOKである(それでも内政止まるから早めに迎撃の騎士を出さないとだが)。又、その耐久性を生かし前線基地に簡易城代わりに中心を建てるのもいい。敵の前面にある金鉱をそれで占領してしまうと大変美味である。

ただまぁ、AOCはAOKと違って中心を建てるのに石が100必要なので建てすぎには気をつけたい。城が建てられないと元も子もないからな。

肝心の作成可能兵種と研究可能技術だが、フンよりは万能に、しかしフランクとは違う感じに味付けされている。フランクと同じく近衛騎士が主力になる訳だが、その一方で火薬ユニットが使えるのは同じ。但し、包囲攻撃技術がないので大砲が少々危険ではある。又、破城投石は作れないが改良強化破城槌は作れる。包囲攻撃技術つきのそれより抜く速度が遅いのはフンと同じである。

矛槍まで作れてちゃんと強化できるのは同じだが、近衛剣士は作れない(長剣剣士まで)。又、フランクと同じく弓兵攻撃が最後まで上がらないし(ペルシャは弓兵防御は最後まであがるが)、重石弓にもならないが弓騎兵は弓懸、パルティアンともに研究できる。

まぁ、何よりの目玉はらくださんもハサーも作れるという事だろう。この事実が、普通に考えると使いづらそうなペルシャの万能感を高めている。フランクと違って血統もあるので、騎士以外の馬ユニットの強さも折り紙付である。騎士に拘らずとも、状況に合わせて編成を変えていける柔軟さがあるのは強みであろう(例えば、ハサー+砲撃手+相手の騎士が多かったら重装駱駝。フランクは斥候系が頼れないので砲撃手出すにしても近衛騎士か味方の援護が必要になる)。

フランクについても言える事だが、馬文明だからと言って騎士を出す事にこだわり過ぎないように。勿論馬以外の編成にしてしまうと、馬が強いというペルシャの長所は死ぬ。さっきの火薬ユニット構成を例にすれば、火薬構成を専門にするトルコに比べればペルシャの火薬構成は格段に弱い。が、馬ばっか出してるより余程いい状況だってあるのだ。

あと、ユニークの象さんだが、まぁ無駄の塊みたいなユニットである。生産コストは高いし、移動速度は遅いし、槍に弱い(馬に対する攻撃力ボーナスをも上回るボーナスが個別で与えられる)し。ただ、象使い+繁殖+血統+全馬攻撃力研究+全馬防御力研究した上でエリートにして30とか40とか数を溜めて流せば、確実に相手は滅びます。

何せ自分が攻城兵器の代わりになる攻撃力、600とかいう舐めたHP、そしてさりげなく範囲攻撃が可能。槍も、大量の象の群れの前には滅びます。ただ、象さんは聖職者に簡単に転向(聖職者が敵に攻撃すると、一定確率でそのユニットを寝返らせられる)されてしまうので、アステカとかには注意しましょう。

まぁ、さっき言った様に象使い~全馬防御力研究、エリート化、更に数を40溜めたとすると合計で肉11695と金5295がかかる。

…何も言うまい。


●ユニーク文明

ゴート

文明ボーナス
・歩兵の建物に対する攻撃力+1
・町の人のイノシシに対する攻撃力+5
・狩りをする人の肉を運ぶ量+15
・帝王の時代における人口の上限+10
・歩兵のコスト 領主の時代以降-35%

チームボーナス
・戦士育成所の作業速度+20%

ユニークテクノロジー
・無秩序:ハスカールが戦士育成所で育成できるようになる
・パーフュージョン:戦士育成所の作業速度+50%

ユニークユニット
・ハスカール→エリートハスカール

まず、ユニーク文明というのは私の造語である。意味は、馬文明が馬を主力にする文明だったように、ユニーク文明はユニークユニットを主力にする文明、という事だ。

で。普通、どんなゲームにも開発者が設定を間違えたとしか思えないキャラとかユニットがあるが、AOCではそれがゴートである。チート文明。ただまぁ、チート文明が一番強いとは限らないのが対戦ゲーの奥深いところだが、ともかく、ヤバい文明である事に間違いはない。

その真価は帝王の時代にあり、もっと言えばパーフュージョン、チームボーナス、無秩序、そしてハスカールにある。まず、帝王に入る。そしてパーフュージョンを研究する。すると、チームボーナスで元々+20%だったのに+50%が加わり本来の30%の時間で歩兵が作れる様になる。騎士一体生産するのにが30秒とかかかるゲームで、槍一体6.6秒で生産できる。素晴らしい事態である。

しかも無秩序を研究すると、本来城でしか生産できなかったハスカールが戦士育成所で生産できる様になる。ハスカールは低コストで足の速い歩兵なのだが、特性として射撃に強いというものを持っている。エリートだと、射撃防御が8ある。本来歩兵は弓で即死するものだが、ハスカール相手だと弓は蹂躙されるしかないのである。

何故か対射手系攻撃力ボーナス10あるし。歩兵防御力は最後まで上がらないが、そこは数で勝負である。何せ三割以上安く作れて、しかも30%の秒数で作れるのである。ちなみにハスカールの生産速度は元々16秒なので、後はわかるな?

しかも歩兵だから、群れれば城でも割る事ができる。つまり、パーフュージョンと無秩序が終わってハスカールが流れ始めたらゲーム終了なのである。歩兵のアンチの筈の弓じゃ止まらず、騎士なら殴り勝てると思って挑んだらパーフュージョン矛槍に刺される。

ハスカールの天敵は二つ。一つはハスカールが個々の能力値はそこまで高くない事を利用しての歩兵勝負である。しかし、普通の近衛剣士でははっきり言って数に飲まれるので、実際に対抗できるのは日本の剣豪(ユニークユニットに強い日本のユニーク、文明ボーナスで攻撃速度が速く剣士としても鬼)、チュートンのチュートンナイト(通称人間の皮をかぶった象)、ジャガーウォーリア(歩兵に強い歩兵)ぐらいである。一応フランカスロウもアンチだが相当数がいないと無理だ。

但し、ゴートは八世紀に滅んだ癖に砲撃手が出るので、火縄銃で片っ端から撃ち落とせば何とかなる。何故か弓兵攻撃力も防御力も最後まで上がるし。向こうも散兵を出してくるだろうから、操作の腕の見せ所である。

まぁ、火縄銃を出さなくても近衛剣士を混ぜたり、最悪パーフュージョン槍だけでも相手は滅ぶ。と言うのも、軍隊同士のぶつかり合いであるからどんなに相性が良くても数が必要な訳である。で、お互いにボコボコになったとして兵隊を再び増やさないといけないのだがゴートはパーフュージョンがあればいくらでも兵隊を一瞬で補充できるのである。

結論から言うと、押し込まれたら無理。

もう一つの天敵はその砲撃手で、いくらハスカールが射撃に強くても火縄銃の威力の前にはボコボコ死んでいく。この場合はさっきと逆、こちらが散兵を出して対抗しよう。と言うか、対抗できるってどうなんだこの文明は。

そしてやっぱり押し込まれたら無理。

以上の様に事実上帝王ゴートを止めきれる文明というものは存在せず、ゴートをあまりにもぬくぬくさせてしまうと四文明爆抜きすらありうるから気をつけなければならない。ゴートがいると判ったら、ぬくらせず積極的にせめて滅ぼさなければならない。滅ぼせずとも、ハスカールが流せないようにする必要がある。

と、気付いたらゴートの対処法について述べていた訳だが、裏を返せばこの対処法を上手くやらせなければ勝てるという事だ。ゴートの真価はハスカールにあり、攻城兵器が全然進化しなくてもハスカールで殴ればいいとかそういう文明である。交易も駆使し、金を掘りまくってハスカールを垂れ流すのだ。

尚、暗黒~城主だが、決して弱くはない。と言うか、猪と鹿を狩る時のボーナスがついている為むしろ序盤の速攻も強い文明であり、城主時代には血統つきの騎士もちゃんと出る。騎士は重騎士までだし弓も重石弓にはならないが、帝王に入ればどうせハスカールになるのだから問題ないだろう。

尚、パーフュージョンと弓兵攻撃及び防御が最後まで上がるお陰で、金がなくなった後の槍散勝負でも非常に強い。その時まで敵が残っていればの話だが。唯一の弱点は、石壁が張れない事。これは中盤以降自陣を守るには必須のもので、これを一分の隙もなく張って完全に自陣を囲っておかないと、ハサーとかが流れてくる。家壁を全力で建てるか、誰かに代わりに壁を張ってもらおう。

AOC攻略記事3 ユニット解説編3

2010年11月22日 23時20分01秒 | AOC
●攻城兵器

基本的に、私は破城槌、大砲、遠距離投石器の三つをさして攻城兵器と呼んでいる。こいつらは建物の破壊に特化したユニットで、特に町の中心と城の破壊にはこいつらの力が必要になる。

何せ、建物のHPはユニットのHPとは桁が違う。一番多く作られる事になる家ですら900あり、これが町の中心となると2400、城ともなると4800もある。しかも、中心や城に至っては矢を撃ってくるのである。これに対抗するには、歩兵だけでなくやはり攻城兵器が必要だ。

攻城兵器の特徴は二つ。まず第一に、建物に対する攻撃力が高いおかしい事。例えば、上に上げた連中だと唯一城主から作れる破城槌の対建物攻撃力は127(基本攻撃2+対建物ボーナス125)。帝王の時代に作れる最上級破城槌である改良強化破城槌は204あるし、大砲も240、遠距離投石器に至っては450である。

いくら剣士系が対建物攻撃力が高いとは言っても、格が違うのだ。

第二に、建物の自衛手段がほぼ無効である事が挙げられる。大砲と遠距離投石器は城や町の中心の矢の射程の外から攻撃できるという素敵な兵器であり、矢など怖くも何ともない。又、破城槌は攻城兵器としては唯一、隣接して直接攻撃するユニットだが、射撃に対する防御力が素の時点で180あるというマジキチ具合であり、殆どダメージを受けない。

故に、建物だけではこやつらを止められない。なすすべなく壊されるしかないのだ。しかしながら、攻城兵器は通常のユニットに弱い。どの攻城ユニットも、騎士なり槍なりに殴られたらすぐ壊れる。その為、こいつらを使う場合いかに敵のユニットからこちらの攻城兵器を守るかが重要になってくる。


・破城槌

通称RAM。はじょーついと読むのが正しいらしい。城主の時代から包囲攻撃訓練所で作れ、攻城兵器では唯一隣接しての直接攻撃で建物を攻撃する。帝王に入ってから強化破城槌→改良強化破城槌と進化。移動速度が死ぬほど遅いがマジキチな対射撃防御を誇り、中に歩兵を乗せると速くなって攻撃力も上がる。後述の投石器を除けば城主の時代唯一の攻城ユニットで、町の中心はともかく城主の時代に城を壊したかったらこいつを出すしかない。いやまぁ城主の時代で城を壊そうとする事自体に無理はあるけど。

こいつの弱点は、敵陣に突っ込まないといけない為壊されやすいというところにある。又、安価で量産しやすいのが利点なのだが、それ故に一台や二台では戦況を動かしにくい。この為、両者の戦力が拮抗した状況ではなかなか使いにくい。

しかしながら量産しやすいという点は、ある程度こちらが優勢になれば相手にとってかなり致命的なものとなる。即ち、いわゆる敵陣を「抜く」速度が鬼の様に速いのである。他の攻城兵器は抜く速度が遅い為、一つ防御陣地を潰しても次の防御陣地を作られてしまう可能性がある。しかし、こいつはそんな時間すら与えず敵陣を蹂躙し尽くす事が可能なのである。

そういう意味では、剣士に近い性能であるとも言える。実際、近衛剣士+改良強化破城槌の抜く速度は頭おかしいと言わざるを得ないレベルであり、投入する戦機を見極められればそれで一気に勝負を決める事ができる。


・遠距離投石器

通称遠投。名前は投石器とよく似ているが特性はまったく違う、強力な遠距離狙撃型攻城兵器である。城で生産する兵器で、帝王に入ってから作れる。その攻撃力は先に述べた通りであり、しかも最大射程が鬼の様に長い。町の中心が6、城の初期射程が8なのに16あるというから化物であると言えよう。

これだけ射程が長く攻撃力が高いと、それが例え1個2個しかなくても戦況に重大な影響を及ぼす。城からこれを生産し、その近くに自軍及び友軍ユニットを配備して警護、更にその場所を味方城の射程内に収めておけばそうそうの事では破壊されない。しかも町の人による修理まで可能だ(町の人クリック→遠投右クリック)。

戦況が拮抗した状況ではこの遠投の投げ合いになる事が多く、遠投をいかに量産し使いこなすかは生死を分ける。又、遠投で遠投を攻撃する事も可能なので、投げあいになったら相手の遠投を壊しにかかるのもいいだろう。

ただ、欠点もある。敵ユニットに殴られると即壊されるのは勿論だが、こいつ、生産したそのままの姿では攻撃できない。生産した直後は梱包と呼ばれる形態であり、攻撃する地点まで運んで組み立てないといけないのだ。しかも組み立て、梱包にも時間がかかる上に移動速度が死ぬほど遅い為、抜く速度は破城槌とは比較にならない。その上最短射程まであり、逝け! と思ったら近すぎて攻撃できませんと言われる事多々

斯様に、非常に強力であり拮抗した戦況を崩すのには大変に有効だが、戦果拡大が困難だ。その為、さっき挙げた破城槌とは逆、つまり敵前線基地を崩してなだれ込んでも、第二陣地を形成され阻まれてしまう場合があるのである。故にできれば破城槌で抜きたいところなのだが、世の中そんなに甘くない。どちらを使うのが正解というのは状況によるだろう。


・大砲

帝王の時代に入ってから学問所で化学を研究する事により作れる様になる、ある意味火縄銃の同類。出るのは包囲攻撃訓練所。その特性を一言で表せば組み立てor梱包の必要がない遠投であり、それだけ聞くと異常に強く思える。実際、生産費用が少し多い割に攻撃力は大分劣るとは言え、進軍するにも時間がかかり逃げるのがほぼ不可能な遠投に機動性が加わるというのは素晴らしいの一言に尽きる。

しかしながら世の中いいことばかりではなく、最大射程が12しかない。城や塔の矢の射程は鉄工所で弓兵攻撃系を研究する事により11まで伸びる為ギリギリである。学問所で包囲攻撃技術を研究すれば射程が13になるが、チュートンの城やトルコの砲台はそれを飛び越えて射程が延びる為、のこのこ大砲で出かけると普通に射殺される。

他にも、ブリトンのロングボウは射程が14まで延びるマジキチユニットである為射程外から射殺される。そうでなくとも弓系は射程8まで伸びるし射程が延びない砲撃手でも射程7あるので城の矢の援護の下普通に撃ってきて危ない。射撃防御が5あるから向こうとこっちの数しだいでは大丈夫でも、近接系がよってきたら更に危ない。

超長射程でそもそも遠距離攻撃が届かず、食らっても高HPでなんとか耐えて農民で修理する遠投、マジキチな間接防御とそこそこのHPで耐える破城槌と違い、耐久も防御力もない攻城兵器中最も死にやすいから余計危ない。

しかしまぁ、逆に、射程ユニットは状況次第ではカモれるのには注目しておきたい。と言うのも、大砲の攻撃は範囲攻撃なのだ。なので、密集隊形のど真ん中に大砲の弾をブチ込んでやれば、まとめてコロリと逝ってくれるという寸法である。弾道学が適用されるので前もって研究しておけば鬼に金棒。しかしまぁ、欲張って射殺されないように注意が必要だが。投石器なんかも割と潰せる。

話が逸れたかもしれんが、ともかく、そういう訳でいいところばかりのユニットではない。しかし、遠距離攻撃しながら一気に抜けるのも事実であるから、積極的に使っていきたい攻城兵器でもある。

要するに、上記三種とも使い方次第。


・投石器

これとスコーピオンは正直攻城兵器じゃないと思う(一応、攻城兵器って事ななってはいるんだ)が、包囲攻撃訓練所から出せるということでこのカテゴリで解説する。破城槌と同じく城主から作れ、帝王になると改良投石器→破城投石器と進化させられる。

このゲーム唯一の、範囲攻撃を目玉としたユニット。移動速度は遅く近づかれると一瞬で終わるが、一番弱い素の投石器でも広範囲に攻撃力40を振りまく為、密集隊形の敵には暴虐的な威力を誇る。20人も30人もいた射手系が一瞬で滅ぶ光景は見物。ただ、それだとあまりに強すぎるという事かこいつの範囲攻撃は味方にも当たる。

射手系の説明で城主序盤は射手+投石が良いと述べたのにはもう一つ理由があって、こいつ、射程7なのである。町の中心は他の建物と違って射程6の矢しか撃ない為、射程外から壊し放題なのだ。また、範囲攻撃で味方にも当たるので、建物を攻撃しながら直接攻撃ユニットでその建物を同時に攻撃してると味方のユニットが次々と死んでいく為、そういう意味でも射程ユニットは都合がいい。

ただ、こいつ、破城になっても射程が8にしかならない。この為、相手が弓を鍛えてなくても城の矢に当たってしまう。一応間接防御は高めなのだが、こいつを使って城を攻撃するぐらいなら既出の連中を使った方がいい。朝鮮のみ、射程が10まで延びて建物攻撃力も165になるので、城を割るのに使うなら朝鮮の投石にしておこう。それでも矢に撃たれるけどな。相手が弓兵攻撃系研究してたら。

基本的には、弓とか火縄銃とかそういう固まってる連中をまとめて吹き飛ばす為の兵器である。帝王で主力にしたい場合は矛槍を大量に作り、護衛兼人柱として、槍が敵を食い止めたところに石を投げ込もう。槍については私が死んでも代わりはいるもの的心意気が大事である。


・スコーピオン

城主から包囲攻撃訓練所で作れるユニット。帝王になるとヘビースコーピオンに進化できる。基本攻撃力はある(素で12、ヘビーで16)のだが、ヘビーになっても対建物攻撃力20で射程7の為、攻城兵器としてはまったく期待できない代物。移動速度も遅く、個々の防御力も死ぬほど低いため騎士とかに狙われると即死する。

そんないいとこなしなスコーピオンだが、こいつ、要するに死ぬほど足の遅い高攻撃力重弓みたいなもんである。よって、数が集まると非常に強い。ヘビースコーピオンの数が集まるのは帝王中盤だが、集まってしまえば(後は槍あたりを護衛につければ)近衛騎士でも迂闊に近づけない鉄壁の威容を誇る軍団を形成できる。

が、なんせ足が遅いので攻めるには向かないし、守るにしてもスコーピオンを無視して別の場所攻められるを乙る。ので、「敵はここを攻めてくるしかない!」という場所に配置するのが基本である。後、護衛が離れてしまうと騎士が突っ込んできて滅ぶので、常に目を離さない運用も求められる。

斯様に、投石同様大変使いにくいし毎戦使える兵器でもないが、ここぞという時は強い。特に攻撃力が上がる中国と耐久力の上がるケルトはな。普通の戦争に慣れてきたら試してみよう。強いぞ。

AOC攻略記事2 ユニット解説編2

2010年11月20日 10時21分07秒 | AOC
先日記事を投稿した時なにか忘れておると思っておったのだが、なんか疲れててそのまま寝てしまった。で、さっき思い出したんだが、米返信をしてなかった。私が日誌の米を見て即返信をしないのは次の記事でネタにしようと思っている時だが、その記事が吹っ飛んだ為ネタにもならなきゃ返信もしなかったという落ちがついたのである。

そんな訳で先に返信。

>バロス氏

ソマリアまでいくと「そこらの」レベルじゃないと思いますがw

日本鬼子は私もニュース速報で見てました。実際中国で金盾使わせるのにも成功したいみたいですし、ある程度効果は出たんじゃないでしょうか。ただあの国のデモは全部官製(政府がやれって言ったらやれる、と言うかやらないと死ぬ)なんで、今は政府の方が時期が悪いと判断してるんじゃないかと思うんですけどね。実際ビデオが流出してから大分軟化してますし、元から通貨の切り上げ問題とかで世界の顰蹙買ってた国ですから。

本当なら今回の尖閣衝突で反中包囲網すら組めたのにね…今回の選挙で決定的になりましたが、ある意味今一番戦争したい国が同盟(ry



さて、どうにか今回の記事でAOC攻略は最後まで行きたいと思う。連続でおんなじ話題されると読者諸君も飽きると言うか、流石に誰得感が溢れる記事だからな。元々誰得日誌だけど。

ただ、本日中には書き切れない様子なので、分割して投稿する事になるな。


ユニット解説編続き

●馬

・騎士

近接戦最強ユニット。足が速くて攻撃力が高くて防御力が高くてHPが高いという何を考えてそんな設定にしたのかというユニットであり足が速いんだから純粋な戦闘能力は歩兵より下げた方がいいんじゃないかという気もするが、そうすると槍兵の存在意義がなくなるのでまぁこれでいいのだろう。城主の時代から作れ、帝王の時代で重騎士→近衛騎士と進化できる。

以前話した通り生産速度が遅い(一人作るのに30秒かかる)上に高価で量産が困難。その高コストはアップグレードコストにもいかんなく発揮されており、重剣剣士→近衛剣士が肉750金350、石弓→重石弓が肉350金300な中、重騎士→近衛騎士は肉1300金750

桁が違う。

その分性能の伸びもすさまじく、近衛剣士のHPが70なのに近衛騎士は160ある(騎兵育成所で研究できる血統をやっておくと180になる)し、攻撃力防御力の格差も酷い。まさに高価なだけはある優良ユニットである。但し、槍でツンツンされると即死する。とは言え、素槍(長槍にもなってないただの槍兵な)だったら結構なんとかなる。長槍以降は刺さると死ぬがな。

話を城主の時代に戻す。正面からの戦闘能力も重要だが、特に秀でた射撃防御は弓に強いとかとは別の意味でも重要である。こいつらは素の騎士の時点で間接防御が2ある為、鉄工所で防御力を二段階上げると町の中心の矢のダメージが1になる。町の中心の射撃は多段ヒットと言うか弓兵が集まってる状態なので実際には一回の射撃でもっと食らうが、豊富なHPと合わせてかなり耐えられるようになる。9匹ぐらいいれば、敵の兵隊の妨害がなけりゃ町の中心を殴って破壊する事も可能。

まぁ建物破壊はできれば破城槌に任せたいところなのだが、これだけ防御力があれば町の中心の攻撃を気にせず敵の農民を狩る事ができる。なので、鉄工所での強化は防御を先に。ちなみに1しか食らわないというのは相手が鉄工所で弓兵攻撃系を研究してない場合の話であり、矢羽根とか研究されてると普通に食らう。その点注意しておきたい。


基本的に、城主の時代の騎士の仕事は二つある。味方の援護と敵陣の撹乱(荒らし)である。後衛は大体即城し、前衛は領主戦をやるのがこのゲームである。領主より城主の方が前の時代であるから、当然、後衛が騎士を作り始めた頃には前衛の戦争は始まっておる。そのお手伝いが味方の援護だ。

仕事は色々あり、味方が劣勢なら味方陣地の敵を一掃するのが仕事となる。大抵は弓とか散兵だから問題ないが、たまに槍があるので気をつけたい。いくら素の槍兵が弱くても、3人もいたら騎士1人では確実に殺される。また、味方陣地に敵の塔が立っていたらこれを壊すのも騎士の仕事である。

逆に味方が優勢なら駄目押しが仕事だ。領主からの戦争では町の中心の矢が危険だが、騎士ならある程度無視していける。町の中心の矢の射程内に隠れた農民を狩ったり、前衛が弓ならその天敵の投石を破壊。前衛が攻城兵器を出したらその護衛も任務である。

一方、敵陣の撹乱はその名の通り敵陣を襲いに行く仕事である。前衛が領主戦で負けて復興中であるとか、戦力を貯めていてまだ戦争したくない時など後衛の騎士が暇になる訳だが、その間は敵陣に農民狩りという遊びをしにいくのである。

ただ、撹乱との名の通りあくまで撹乱であって蹂躙はしない。騎士は攻撃力が高いとは言っても建物をボコボコ壊せるユニットではないからだ。あくまで農民を殺したりして内政を妨害するのを主眼にする。相手が町の中心に引きこもるだけでも、内政は止まるからな。

又、騎士は他のユニットと違い防御力とHP、そして移動力のお陰で敵陣深く突入しても生きて帰ってくる事が可能であり、また戻ってくる価値のあるユニットである。高価だし、生産遅いしな。だからできるだけ死なせずに戻したい。そして、できるだけ早めに神殿を建てておきたい。

この神殿からは聖職者(通称爺)というユニットが生産できるのだが、こいつは味方ユニットの体力を回復する事ができる。この爺を生産しておき、傷ついた騎士を回復させるのだ。荒らしから戻ってきたりした騎士はどうしたって傷ついてるからな。こうしておかないと騎士はなかなか数が溜まらない。

近衛騎士を作れる文明なら、帝王の時代は近衛騎士一本編成でもいい。近衛騎士は本当に強く、ほっといても敵を倒してくれる上になかなか死なない。まぁ、近衛騎士を作ってると資源が足りなくなる事が多い為他のユニットを作るのが大変という事情もある。槍が来たら、騎士は足速いんでサーセンwwwwと言って槍から逃げながら敵の町の中心に突っ込むとかそういう動きをしてもいいし、別の戦場に行ってもいい。

但し、前衛も後衛も騎士しか作ってないと相手が槍+攻城兵器の編成にした瞬間二人とも死ぬ為考えてやりたい。


・斥候

斥候→騎兵→ポーランド騎兵ハサーと進化する、馬の安物。最初から一匹与えられているアレだが、暗黒の時代は本当に弱く、農民とタイマンで死にそうになる。領主になると自動的に強化されるが、それでも農民一揆はヤバイ。農民の方が一人でも多ければ勝てない。ただ、領主時代の主力である散兵や射手に馬鹿強いのは魅力。ただし、安物なので槍で即死する。

しかし、実は序盤の農民狩りに強い。と言うのも、こいつは足が速い為逃げる農民を絡めとって殺せるのだ。農民が反撃してきた場合農民の方が一人でも多ければ負けるのだが、そこは馬。農民の方が多ければ逃げればいいのだ。一回殴ってすぐ逃げる、民兵みたいな動きである。

斥候で領主時代にラッシュをかけるなら、斥候の数が少ない最初は一人で家やら壁を建ててる農民を襲い、数が増えるにつれていちご、金鉱など人の多い地域を襲っていく。最終目標は木こり場である。槍は危ないので、出てきたら取り敢えず逃げ槍がこちらを見失ったら狩場に戻る。

但し、この戦術には一つ、大きな問題がある。それは斥候の生産コストである。このユニット、肉だけで作れるのはいいのだが肉80とかいう馬鹿コストユニットであり、斥候ばっか作ってるといつまで経っても進化できないのである。これで斥候ラッシュに失敗した日には、こっちは進化できない向こうは進化するで悲惨な事になる。

城主以降は農民に強いユニットも色々出てくる。よって農民狩りとしての斥候は用済みであり、じゃあ斥候の次の役割は何かと言えば肉の壁である。一応、斥候系は聖職者(爺)に強いのだが、だからどうしたであり(一応アステカに爺Rという戦術はあるがな)、ひたすら前線で射手系とかの代わりに攻撃を受けて死ぬ為だけに存在するユニットである。

しかしながらやはり肉80というコストは重く、城主時代に肉の壁として使い捨てにするのは厳しい。何せすぐ死ぬので最低限騎兵育成所6つで同時生産しないと壁にならない為、肉の消費量が半端ではないのだ。実際に斥候が肉の壁として活躍できるのは大抵帝王からである。

ちなみにこいつ、アップグレードコストも高い。肉の壁の癖に実戦ユニットとして前線で戦える槍より高いというのはどういう事か。尚、帝王中盤ともなると肉があまってくるので、よほど戦況が拮抗or逼迫していない限りハサーをそろえるのは苦労しない。なので、溜まったハサーを敵の本陣に流してしまうのもいい。農民に強いのは相変わらず、この時期になると兵隊はだいたい戦場となる前線にいる為、本陣はがら空きな場合が多いのだ。よしんば失敗してもハサーだから死んでも痛くない。


・駱駝騎兵

死ぬ時のぶもーが可愛いらくださん。槍兵、散兵と同じく「●●に強いが基本能力はヘボ」系のユニットなのだがそれにも関わらず金ユニという謎ユニット。城主から作れ、帝王になると重装駱駝騎兵に進化する。

さて、このらくださん、何に強いかと言うと馬に対して強い。つまり、馬に強い馬ユニットである。馬に強いなら既に槍がいるではないかと思うかもしれんが、槍は歩兵なので足が遅く騎士が逃げを打つと確実に逃げられる。しかしらくださんは仮にも馬、同速なので逃がす事はない。又生産にかかる資源も騎士よりは安く、騎士負けしている時や槍が出せない場合は重宝する。中国の様に騎士が近衛にならない文明(サラセンに至っては重騎士にすらならない)では最初かららくださん主力という思い切った手もある。

但し、らくださんには致命的な弱点がある。槍に弱いのは他の馬と同じだが、むしろ槍から貰う攻撃力ボーナスは他の連中より少なく槍耐性はまだある。問題は馬の癖に射撃に弱いという事である。基本防御が直接も間接も0なので、弓兵に出会うとバタバタ倒れていく。

しかも…えーと。このゲーム、船は建物(塔、砲台、城、町の中心)からの射撃に弱いという設定があるのだがらくださんは何故か船扱いされてる為、建物からの射撃に攻撃力ボーナスを貰ってしまう。結果、町の中心なんかに突っ込んだ日にはぶもーぶもーぶもーと次々と死んでいく。ちなみに、学問所で研究できる火砲学(建物の船に対する攻撃力増加)勿論有効である為、火砲学済兼弾道学済兼弓兵攻撃力増加済の城とかに突っ込むとマジで即死する。

しかしそれでも、マップ中を縦横無尽に動き回る騎士を束縛できるというのは大きい。さっきも言ったが、槍兵だとどうしても足が遅いから引き離されてしまうからな。特定の場所を守るならともかく、討伐するのは無理だ。らくださんはその辺が可能だがその分弱点が多い。

まぁ要するに、金を消費する安物である。

金を使う以上、ご利用は計画的に。安物だからって使い捨てるユニットではない。

AOC攻略記事1 ユニット解説編1

2010年11月19日 22時55分50秒 | AOC
ごきげんよう諸君、いかがお過ごしかな。ここのところ民主党の面白い事件がマッハであり、息もつかせぬ勢いで困惑しておる霧島である。まぁこれが他国の話なら笑って済ませられるのだが、残念ながら日本の話でありまるで笑えないのが困ったところである。

ここ何日かだと民主党議員が自衛隊員を恫喝したのに始まり、北沢と仙石長官が民間人の言論統制に手を出し始め、更にそれを問題だと抗議されて撤回を拒否したのが大きなところか。

ちなみに航空祭での発言の要旨はこちらである。この人は前から結構挨拶をやっておるのだが自民の頃からずっとこんな感じであり、民主党になった途端いきなりこうなった訳だな。本人はたいそうお怒りの模様である。当たり前だが。


さて、本当は別の記事を書くと言うか書いていたのだが、書いてる途中でPCがフリーズして全部吹っ飛んだ為、2の18乗氏に頼まれていたAOC記事でも書く事にする。割と専門的になる為、興味の無い人はスルーで。




ユニット解説

AOCには色々ユニットがあるが、大きく分けて二つの区別方法が存在する。ひとつは「金ユニ」と「安物」、もうひとつは「歩兵」「射程ユニット」「馬」と分けるものだ。金ユニは、要するに生産する時金を使うユニットである。剣士やら砲撃手やら騎士やらが相当する。一方安物は金を使わなくても生産できるユニットで、木と肉で作る事ができる。

一般的に、金ユニと安物なら金ユニの方が強い。名前からして当たり前だが。

このゲーム、安物しか使わないなら、金は掘らなくていい。いやまったく掘らないでいい訳じゃないが、最初は2人、最終的にも6人ぐらいで掘ってりゃ十分である。しかし、金ユニを使いたい場合は金をジャブジャブ使うから最終的には30人とかそれ以上で掘る事になる。

金ユニを使う場合に比べ、安物だけ使うなら金を掘る農民をきこりや畑に回して資源を拡大できるし、石を掘って城を建てるのも簡単になる。育成所建設は木だから、肉と木だけ取ってりゃ安物の大量生産も可能だ。逆に金ユニは金を掘らなきゃいけないからどうしても資源が圧迫される。

これで金ユニが弱いとおかしい訳だな。

しかしまぁ、安物も弱いだけだと困る。何せ金ユニと比べて安物が必ず弱いなら存在する意義がそもそもないからな。強いて言えば、射程ユニット(弓とか)を近接ユニットの攻撃から守る肉の壁に使えるぐらいである。いやまぁそういう使い方もあるけど。

んで、肉の壁以外の使い道という事でアンチというものが採用されている。これは、いかに弱々しい安物と言えども特定の金ユニには勝てる、という風に設定されているものである。例えば、歩兵の安物である槍兵は馬に強い。射程ユニットの安物である散兵は射撃してくるあらゆる金ユニに強い。

このアンチ設定は、攻撃力ボーナスによって行われている。例えば、槍でも一番弱い槍兵(領主の時代から作れる)は攻撃力3近接防御0間接防御0という色々と悲惨な性能(何せ農民が攻撃力3近接防御1間接防御0)だが、馬に対しては攻撃力が+15される。これが長槍に進化(城主の時代)すると馬に対する攻撃力ボーナスは+22に強化され、帝王の時代に作れる矛槍ともなると+32もの攻撃力ボーナスが与えられる。

ちなみに、矛槍と進化しても基本攻撃力は6にしかならない。

いやまぁそれも地味に重要ではある。しかしやはり矛槍兵最大の利点は、量産しておけば近接戦最強の近衛騎士が近寄りもできないところにあると言えるだろう。

しかしまぁ、安物は安物である。矛槍まで進化しても防御はどっちも0のままであり、歩兵であるからHPも高くない。攻撃力も対馬以外では所詮6に過ぎない。剣士は槍と同じく歩兵ながら金ユニであり、その最終進化形態が近衛剣士だが攻撃力が13ある訳で、その差は歴然である。基本的に安物は金ユニには勝てず、ユニット説明で「~~に強い」と書いてあるユニット相手の時のみ勝てるのだ。

いやまぁ、相手の四倍も五倍も数いりゃ勝てるが、その資源掘る手間で別のユニット出せという話である。

では、個別のユニット解説である。


●歩兵

・槍兵

さっき説明したな。領主から作れ、槍兵→長槍兵→矛槍兵と進化する歩兵の安物である。一般的に、歩兵には「射撃に弱い」という特徴があるが、こいつらの場合射撃ユニットには漏れなく対槍兵用攻撃力ボーナスがついてる為特に死にやすく、数が集まってると散兵の群れにも太刀打ちできない。

又、歩兵には「建物に強い」という事で漏れなく攻撃力ボーナスがついているのだが、こいつは元々の攻撃力が低いのであんまり意味がない。と言うか槍じゃ建物は壊れない。精々柵が関の山である。

なので、対騎士系、及び肉の壁が主な使い道となる。又、安物である事を生かし破城槌に乗っけて特攻を仕掛けるのもいい。大抵破城槌を壊しに来るのは騎士系なので、槍でツンツンして刺し殺すのだ。他が来たらあきらめる。どうせ特攻。


・剣士

歩兵の金ユニ。暗黒の時代から作れる唯一のユニット。民兵→軍兵→長剣剣士→重剣剣士→近衛剣士と進化する。帝王の時代から重剣剣士が作れ、重剣剣士を帝王の時代中に更に進化させると近衛剣士になる。

民兵(暗黒)と軍兵(領主)ではまったく別のユニットで、民兵は農民に殴り負けかねないレベルの強さしかない。ので、暗黒時代に民兵を作って敵農民を攻撃する時は一回殴る→農民反撃前に逃げる→農民作業に戻ったのを見計らい攻撃→反撃前(ryという運用が必要になる。

忘れてはならない。農民は農民の皮をかぶった民兵である。

城主最強の騎士でも農民9人とほぼ相討ちだからな。しかしまぁ、数の問題もあるので軍兵になってしまえば農民には負けなくなり狩り放題になる。但し、歩兵の常で射撃に弱く領主は弓最強時代なので常に即死の危険が付きまとう為注意が必要である。

そして長剣剣士になる城主になると騎士が出てくるが、勝てない。何故なら、長剣剣士は攻撃力9直接防御0間接防御1HP55に対し攻撃力10直接防御2間接防御2HP100なのである。生産速度を考えても絶対勝てない。帝王になると更に差が開く為永遠に勝てない。射撃に弱いし。

しかしそんな剣士のいいところは、安物には絶対負けないところ。騎士は騎士だけ出してても槍に刺されるし弓は弓だけ出してると散兵にやられるが、剣士に強い安物は無い為剣士は安泰なのだ。ただし騎士とか弓が来ると終わる。

書いてて思ったが、金ユニに弱くて安物に強いとはジャイアンみたいだな。

あと、基本攻撃力が高くて建物への攻撃力ボーナスがある為、近衛ともなれば人間の形をした攻城兵器としても活躍できる。敵が城などでガチガチに守りを固めていると無理だが、相手の守りが弱まったところに送り込むと一気に敵陣を蹂躙できる。

問題は、大抵歩兵以外が主力となる編成で戦争する為ようやっと敵陣を突破できそうな時にわざわざ歩兵を用意する余力があるかどうかである。歩兵文明なら結構ある場合が多いので狙ってみるのもいい。


●射程ユニット

・弓

領主から作れる。射手→石弓射手→重石弓射手と進化。領主最強ユニットとの呼び声も高く(実際散兵と塔以外じゃ止まらん)、城主でも強力である。この辺は既に説明したな。しかし、射程ユニットの真価は説明しとらん。こいつらの本当の実力は、数が溜まった時発揮される。

普通のユニットは射程が0であるから、歩いて近付いて、隣接してから攻撃を開始する。この為、どんなユニットでも殴られながら殴るという事になる。しかしながら、こいつらは射程ユニットであり射撃ユニットである。つまり、殴られる前に撃てるという事だ。しかもこいつらの数が集まると、生半可な数で攻めてきても隣接される前に殺せる為、ノーダメージで戦闘が続行できるのだ。

逆に言えば、数が少なければ弱い。特に弓は攻撃力が大した事ない(重石弓になっても基本攻撃力は6)領主時代はともかく、城主以降は最低20人できることなら40人揃えたい。これだけいればかなり強力である。又、戦闘する時は必ず命令を「待機」にしておきたい。じゃないと勝手に歩いていって死ぬ。

尚、歩兵は鉄工所で研究するだけで性能が上がったが、こいつらは別のところも研究しないといけない。具体的には、射手育成所の「弓懸」学問所の「弾道学」「化学」。実は、こいつらの攻撃の命中率は低い。標準の状態だと、静止目標に対しても70%前後しかない。これが動いてると、さっぱり当たらん。結局殴られながら撃つ事にもなりかねない。

弓懸は静止目標へいの命中を100%にして発射速度を上昇させ、弾道学は移動目標への命中率を劇的に上昇させる。前者は肉300木250、後者は木300金175がかかり、更に学問所を作るのには木200が必要である。同時は正直無理なのでどちらを優先するかという話になるが、難しいところでどっちが正解というのは無い。ただ、弾道学は弓とかのみならず城の矢とか大砲の弾とかそういうのにも影響が出るからそれも計算に入れると良い。

と言うか、帝王の頃には絶対やっておいた方が身の為である。尚、学問所の化学は攻撃力が1上がる。砲撃手と大砲の前提というイメージが強い技術だが弓兵にもちゃんと効果があり、これもやっておくと結構変わる。ただこれは帝王になってからでないと研究できないので注意しておこう。


しかしまぁ、いかに数が集まれば近寄られる前に殺されるとは言えやはり敵を食い止める存在はほしい。安物による肉の壁が。領主はまぁともかくとしても、城主は騎士が出てくるからな。馬系は全体の特徴として「矢に強い」というのがあり、ボーナスがついてる訳ではないのだが純粋に射撃への防御力が高い。

加えて、馬系は移動速度が速く、騎士などはHPも馬鹿高い。この為、弓は騎士が苦手なのである。しかし城主後半までは、正直二種類以上の兵種を作る余裕というのがあまりない。槍を作ってもいいが、長槍にアップして量産するとなると資源をかなり食べるし、何より弓も槍も矢に弱いから町の中心にブチ当たったらそれ以上進めない。ので、一般的には敵の騎士からは後衛の騎士に守ってもらうのが基本である(チーム戦)。

ところで、弓の本当の天敵は騎士ではない。投石である。こいつは包囲攻撃訓練所で城主から作れ、範囲攻撃する奴なのだが、こいつに狙われたら最後である。



この二十人ぐらいいる弓がたったの一撃で



ごらんの有様である。

この投石なのだが、基本的には馬に弱い。馬は移動速度が速いからな、投石の攻撃をかいくぐって攻撃出てきる。近接されれば弱い為、槍でも簡単に破壊可能である。しかし、射程ユニットである為城の近くに引きこもられたり槍に守られたりすると厄介なので、こちらも投石を出して割ってしまうのがいい。投石は町の中心破壊にも使えるので(と言うか本来は攻城兵器)、一石二鳥である。城主序盤は弓+投石1、2個がいいだろう。中盤以降は弓を更に強化するなり、他の兵種を作るなり好きにするといい。

また、肉の壁を用意しにくい城主ではこんな戦術も有効である。





その後帝王に入る訳だが帝王は弓の見捨て時でもある。と言うのも、帝王に入ると出てくる近衛騎士は正直重石弓ではもう無理であり、更に弓の上位互換みたいなユニットである砲撃手(火縄銃兵みたいなの)が作れるようになるのだ。その性能差、重石弓が攻撃力6で射程5であるのに対し砲撃手は攻撃力17の射程7であるからその差は歴然である。一応、砲撃手には弓懸も弾道学も利かないという弱点はあるのだが、それでも酷い差だ。

又、後で紹介するが、世の中にはイーグルウォーリアとハスカールという射撃に強い歩兵というのが存在し、こいつらがエリート化する帝王では重石弓じゃしんどい。しかし砲撃手は歩兵に対する攻撃力+10という謎のボーナスがある為、こいつらを苦も無く撃破できる。近衛騎士も、これだけ攻撃力があるなら後は肉の壁でなんとかしのげる。

最後に肉の壁だが、できれば斥候系(斥候→騎兵→ハサーと進化する)がいい。槍でもいいのだが、槍は敵の矢に弱い上移動力がそこまでではない為、回り込まれて乙る可能性がある為である。ハサーなら移動力も高いし、投石とかも壊しに行ける。ただ、ハサーを用意するのが大変(後述)。

とは言え、砲撃手が使えない文明も多いし槍兵迎撃など用途も多く、わざと使い潰す必要はない。再生産やわざわざ主力にすえる必要があまり無いだけで、ちゃんと集まれば普通に戦力となる場面も多い。要するに使い方次第。


・砲撃手

霧島家呼称火縄銃兵。基本的に使い方は弓と同じである。攻撃力も射程も鉄工所で上がらず、防御力だけが鉄工所の弓兵防御で上がる。

弓と特性の違う点は、
1:生産に必要なのが肉と金
2:弓懸、弾道学が関係ない。化学で攻撃力が上がることもない
3:鉄工所の弓兵攻撃系が関係ない
4:帝王に入った後、学問所で化学を研究すると生産できるようになる
5:攻撃力がマジキチ

といったところか。


・散兵

領主から作れ、散兵→精鋭散兵と進化するマケドニアの盾持ち槍投げ兵安物射程ユニット。帝王の時代になっても進化はしない。ユニット説明欄にある通り、射撃するユニットに強い射撃ユニットというなかなか面白い存在である。

安物の例に漏れず本来の戦闘力は大変残念であり、精鋭散兵になっても攻撃力は3である。又、槍兵みたいに馬鹿みたいな攻撃力ボーナスがある訳でもない。具体的には、精鋭散兵の場合対弓系攻撃力+4、対槍系攻撃力+3、対弓騎兵系攻撃力+2と、弓相手でも攻撃力7に過ぎない。これは何故かって、射撃ユニットは打たれ弱いからであり、そんな打たれ弱い射撃ユニット相手に馬鹿みたいな攻撃力ボーナスつけたら弓も火縄銃も生きていけないからである。

一応気をつけねばならないのは、特に帝王に入ってから。精鋭散兵vs砲撃手の一騎打ちは、砲撃手が勝つ。精鋭散兵の基本性能は攻撃力3直接防御0間接防御4だが、向こうは攻撃力17というマジキチユニットなので勝てないのだ。と言うか、重石弓相手でも実は勝てない。

ので、帝王以降は特に使いづらい。しかしまぁそこは安物。負けたとしてもコスト勝ちできる為、コスト負けを嫌う敵は勝てると判っていても突っ込まない場合が多く、又、安物である為簡単に数を揃える事ができる。特に砲撃手は高価なのでなかなか数が揃わないのだ。数さえ揃えば、腐っても射撃ユニットなのでなかなか強い。

散兵は致命的な弱点として最短射程があり、敵に隣接されると射撃できない。その上近接防御は0。なので近接攻撃に弱く、射撃ユニットでありながら歩兵にすら弱いのだが、ボーナスのお陰で槍なら蹴散らせる。金ユニは無理。夢から覚めなさい。

特にvooblyでは外人が騎士大好きなお陰で、城主からずっと敵も味方も騎士が大量発生し続ける事が多い。その為槍の出番も多く、この槍を低コストで掃除できる散兵は結構重宝する。弓で掃除できればいいに越した事はないが問題はそんな金があるかどうか。

しかしまぁ、散兵が一番輝くのは領主戦かもしれない。何せ領主最強ユニットの射手を一方的に殺せる為、槍散兵では主力となる。後、城主以降でも槍と散兵で組めばなかなか強力。一度滅んで遷都した後や帝王終盤など金が無い時はこれで頑張る。但し剣士が来ると終わる。


・弓騎兵

射手育成所から出てくる騎兵というなかなか特殊な存在。鉄工所での性能上昇は、両方弓兵で行う。つまり矢羽根とか射手用うろこ鎧を研究すると性能が上がる。馬に乗っている為機動性が高く、射撃系金ユニとしての性能も持っているというお得感あふれるユニット。城主から作れ、帝王で重弓騎兵に進化する。

強いと言えば強いし、弱いと言えば弱い、存在感は空気という何とも表現しにくいユニットである。と言うのも、長所と同時に弱点も両者から受け継いでいるからである。騎士の進撃についていける射撃ユニットというのは利点なのだが、槍に弱いとか近接されると弱いのも受け継いでる為、数が少ないとツンツンされて死ぬ

重弓騎兵に進化して、更にパルティアン戦術を研究すればその心配はほぼなくなるが、パルティアンを研究できる文明はそう多くない。又、城主からしか作れない為、城主に入ってすぐ数を揃えるのも無理である(槍にツンツンされやすいのはこの為)。又、単独で強力かというとそんな事はなく射撃能力自体は弓のが上…と、何かと使いづらいのである。騎士来たら終わるし。

生産する場合が多いのは文明フンの場合で、フンの弓騎兵は安い(文明ボーナスで安くなる)ので大量生産が容易だ。又、さっきも言ったが馬ユニットなので騎士の進撃についていける。さっき散兵が槍退治に重宝すると言ったが、散兵は徒歩なのでどうしても進撃が遅くなる。この点、同速でついていって槍を散らせるのは素晴らしい。槍以外で騎士を止められるのは城ぐらいなものであるから、これは重要と言えるだろう。

又、交易荒らしに使われる事もある。帝王序盤~中盤、10~20ほど弓騎兵を用意し、敵の交易路に送り込んで金の送受を妨害するのである。尚、馬ユニットなので血統が適用される。使う場合、血統のある文明なら忘れずに押しておこう。




なんか疲れたので今日はここまで。

尖閣衝突映像流出事件まとめ番外編

2010年11月16日 02時50分28秒 | 社会、ニュース
ごきげんよう諸君、いかがお過ごしかな。私はここんとこ胃がもたれてかなわん毎日を送っておる。私はこの一ヶ月ほど、それはもう驚くほど寝つきが悪く7時寝も割とよくあるレベルだったのだが、これだと無職な以上色々と面倒な事もある為、夕飯を食べたら時間を置かず寝るようにしているのである。吐き気がしてしょうがない。

ちなみに、寝れないだけでなく熟睡もできないのが非常につらい。と言うのも、一時間~二時間で定期的に起きる為全然眠った事にならず、延々と眠り続ける事になるのである。朝の七時なんかに寝た日には、いつ起きれるか判ったものではない。

まぁ、早く寝ても夜二時三時には起きるがな。

そう言えばmixiにマイミク申請が来てる。まったく知らん奴から。まぁそれは別にかまわんのだ、私の日誌読んだーとか同じゲームやってるーとか、そういう理由から仲良く慣れたら素晴らしいと思うからである。しかし、相手のページを見ようとしたり取り敢えずメッセージ(mixi内メール機能みたいなもん)で返信しようとしたりすると申し訳ございませんが、該当のユーザーページにアクセスできませんと言われ、許可しようにも流石に躊躇せざるを得ない状態である。

どうしたもんかな。


【尖閣】検察当局が保安官の逮捕見送りへ


さて、検察が逮捕を見送った様である。当たり前だがな。この間流出経路もある程度明らかになってたが、パスワードがあれば見れるという半公開状態だったものを海上保安大学校のPCにダウンロードして、それを今回のsengoku38が見たという形らしいからな。職務一切関係ない。

ところで前回の記事の補足になるが、私は「どういうものが国家機密かという法律はない」と言ったが、省庁ごとに機密文書の管理規則みたいなものはある。民間の会社にも、会社ごとに企業秘密の管理規則があるのと同じだな。

海上保安庁文書管理規則によれば、「秘密保全の必要性が高く、その内容の漏えいが国の安全又は利益に損害を与えるおそれのあるもの」が極秘、「極秘に次ぐ程度の秘密であって、関係者以外には知らせてならないもの」が秘とされておる。で、海上保安庁の文書が秘密文書になるには「極秘については主務部等の長が、秘については主務課等の長が」指定を行わないといけない。

又、何かの文書を秘密文書にする場合、秘密文書である期間を明らかにし」なければならず、45条によれば、秘密文書には秘密期間及び秘密区分(極秘か秘か)を必ず表示しなければならない。

果たして仙石がこれを理解して機密っつってたのかどうかである。

所詮仙石であるから絶望的であるが、機密に指定したかったらそういう風に海保へ働きかけないといけなかった訳だ。仙石にとっては残念な事に、政権が機密機密といくら騒いでも、現場の機関が指定しなければ駄目なのである。まぁ本来なら即日公開する筈だった映像であるから、公開停止はあくまで一時的な措置として機密指定はしなかったのだろうな。

大体機密ってのは、いつからいつまで機密にします、というのを決めないといけない。これは海保のものだけではなくあらゆるものが普通はそうである。何故なら、前回の記事で言ったとおり国民には知る権利があるのであり、それでも政府が国民に秘密を作っていいのはそれが国民の為になる場合だけである。

だから、その秘密が国民の利益にならなくなったら公開しなきゃならんのである。仙石は、疑う余地無く永遠に秘密にするつもりだったのであり、この時点で秘密ってのを色々と勘違いしておったに違いないのである。そんなもん、秘密でも何でもない。

証拠隠滅である。

そう言えば確実なソースは無いが、議院が見せられた映像にも「秘」とか「極秘」と書いてなかったらしいな。海上保安庁の規則によれば秘密文書はそれを書いてないといけないから、やはり秘密文書扱いされておらなんだのだろう。秘密文書でなければ、逮捕もできん道理である。

ちなみに、今回逮捕見送りを決めたのは検察であり、警察はもうとっくの昔に書類送検しておる。関わりたくないのだろう。そりゃまぁ、例えば自民党に指示されて小沢を国策捜査するならどうせ小沢は有罪だからいいけど、今回はどう捜査しても無罪な上に国民に叩かれまくるからな。そりゃやりたくないだろう。

検察だって、海保が折角漁船の船長を捕まえて告発したのに、強硬姿勢だった民主党がいきなり梯子外した上に釈放しろって圧力かけた訳である。しかも今度は民主党に都合の悪いだけで無罪の人間を逮捕して有罪にしろってんだから、そりゃ嫌だろう。せめてビデオを隠したらそれが国益になるっていう証拠があればいいんだがな。


後、コメで今回の日中首脳会談も話題になってたので言及しておこう。

民主党政権の「柳腰外交」、またも通用せず

密約とか使いまくって譲歩して譲歩して譲歩して、もしくは尻尾振って日中首脳会談にこぎつけた訳だが、内容はまぁ記事を読んでの通り。まず会談時間が22分である。スレにもある通り、管は外国語が一切話せない(そもそも日本語も怪しいが)為、通訳が入る。つまり、通訳がどんなに優秀でも実質的な会談時間は11分である。

しかも、これは会談であって演説ではないから、両方とも話す訳である。それを考えると、管は5分30秒しか喋ってないという事になる。そのせいか、中国の国営新聞である新華人通信は「「会見」との表現を使わず、「交談した」(短い時間で言葉を交わす意味)と伝えたという。

完全に舐められとるが、まぁ当たり前だろう。もしいつぞやの暴露が真実なら(本当だろうけど)、丸山が「日本が中国の属国になる」と懸念を伝えたら「属国化は今に始まったことではない」って言ったんだからな。

属国化に抵抗を感じない様な奴は、まぁ言ってみりゃである。すり寄ってきた犬。よく歴史の授業で中華思想ってのを習うが、その中で、野蛮な国の民が「どうぞ私の国のものを中華帝国に」とか言ってきたら寛大に受け入れるというのがあった筈である。しかしこれ、もしその野蛮な国が中華帝国に逆らったらそれはもう大変な事になる。

今回はそれと似たよーなもんである。怒られるだろうな、そりゃ。


ちなみに、流出なんだが衝突映像が流出した裏で大変なものが流出しておった。流出したのは警視庁外事三課の資料らしいのだが、ここは要するに警察の対外防諜組織である。つまりテロ組織とか在日外国人組織の捜査が任務であり、つまるところ日本のFBIだ。当然、アルカイダの資料なんかも流出しておる。

はっきり言おう。これはヤバイ。正直、公安委員長の首ひとつじゃ済まないレベルである。08年の洞爺湖サミット開催時の国際テロ情勢分析や、在京大使館の口座を分析した結果とみられる文書も流出しておる。スレにも書いてあるが、日本にアルカイダの情報を流した協力者は間違いなく一族郎党皆殺しだし、今後、日本に情報を流そうとする者は少なくなるだろう。


まぁ、何せ今の公安のトップが反日デモに参加してたぐらいだからな。今回も何か裏があるのかもしれん。そう言えばこの間公安の対テロ情報が流出したがそれも全然報道されておらんな。この件については2chでもあまり目立って報道されておらんが、短期的にも長期的にも大変ヤバい事件である。どうなる事か…

民主党は注意深く見守るだけだろうが。



以下コメ返信

>バロス氏

その調子でその男を(船の)社会的に追い込んでいくのです。但しあまり多く喋る人間を日本人は嫌いますので、少ない言葉で強力な効果を得られる話題等を選んでいくといいでしょう。今回のように。他にも、「子供手当てあっても控除なくなってるから結局収入減って生活苦しいわー」「新車買いたいけど管が税金四倍にするとか言ってたしどうしようかなー」とさりげなく混ぜていくのもいいでしょう。

海事法だと衝突しそうになったらバロスさんの言うとおり右側の船の航路を優先して面舵でよけるんですよね。常識的に船動かしてたら船同士が近い時に右側が傷つく筈などある筈ないのに…しかし網をあげてる時にいた船員が引っ込んでたってのには気づきませんでした。衝突映像見直しましたけど確かに引っ込んでますね。

今の中国の連中って天安門事件知らないらしいんですけど、戦車が出てきた写真を見せて「これ何だと思う?」って聞くと「民間人を守る為に出てきた戦車」って答えるらしいですね。流石と言わざるを得ません。しかし仕事とは言えあんな国に行かなきゃならないのは大変ですねぇ。日本人だと、ある意味そこらの内戦してる国より危険な気がします。

まぁロシア人は所詮ロシア人という事で。柳腰外交じゃどうにもなりませんな。


>2の18乗氏

文明ボーナスなんて最初は気にしなくていいです。あと血統は領主中に研究するもんなんで、領主の時に血統が出なかったら無いです。血統が無いと騎士同士の戦いで確かに辛いですが、そういう場合は荒らしに徹する、数勝ちする、前衛と協力するのに専念する、などを頑張りましょう。あと、血統ない文明は大抵近衛騎士にならないので、城主中盤ぐらいにはできるだけ騎士に見切りをつけて帝王に向けた編成に変えるといいでしょう。

尖閣衝突映像流出事件まとめ2

2010年11月12日 22時07分06秒 | 社会、ニュース
さて、【秘密にすべき情報である事】についてである。これに関係して、さっき挙げた以外のニュースでも、守秘義務違反にあたらないのではないかという話が出ておる。こちらでは


>ある警察幹部は「国家公務員法違反に当たるかどうかの判断は極めて微妙で、政治的。 今回は官邸がそこを判断して捜査させられている」と話した。法曹関係者は「映像は捜査情報であって機密情報には当たらない」と指摘。

>捜査側が保安官の刑事責任を追及すればするほど国民の知る権利を侵したととらえられかねず、捜査は難航しそうだ。


と書いてある。

そう。

元々、今回の映像は逮捕された中国漁船船長の裁判における証拠資料だったのである。つまり、公開される事が前提の映像だったのだ。それを、さっき挙げたニュースによれば、公開直前までいったところで政府が政治的圧力をかけて非公開にした訳だ。

一般的に、民主主義国家では知る権利というのが保障されておる。これは、政府が行った事とか原則的にあらゆるものごとを【知る】事が認められている、というものだ。だってそうだろう。政府が自分に都合の悪い情報は隠し、都合のいい情報だけを国民に流していたらそれは民主主義国家ではない。中国とかあの辺である。

それでも、国家機密というものは認められている。何故なら一般に公開しない方が国民の利益になる情報もあるからである。いい例が軍事機密だな。その性能、例えばこの核ミサイルは発射から○○ぐらいで目標に到達して○○という超特大範囲を焼き尽くせます、という種類の情報は開示すべきである。敵国がビビって戦争しなくなるから。いわゆる核抑止だな。

しかし、その核ミサイルの作り方、ゼロからはじめる××国製核ミサイル講座みたいなのが公開されたら大変である。相手も同じの作るから。だから、そういう情報はむしろ国家機密とし、国民にも知らせるべきではないという話になる。

斯様に、場合によっては政府が機密情報を持つ事も認められる。それは国民の利益(≒国益)になる場合である。では、果たして尖閣衝突ビデオの非公開は国民の利益になるのだろうか。







なる訳ねーだろバーカって話だな。


実際、流出という形ではあるが公開によって中国の態度は軟化した。非公開にしろ公開にしろ日中の国民感情が悪化したのは間違いなく、そして何より、今回の事件で日本が悪かった場合最悪中国は攻めてくる可能性があるが、中国が悪くても最悪遺憾の意が出て終わりである。

ま、この辺の事は詳しく書いても推測にしかならんし、何よりDQNor工作員が検索で辿り付いてよく判らん理論をふりかざす可能性がある為このくらいにしておくが、まぁ非公開にして国民の益になる事はない。

と言うか。

こんな密約がバレた。以前からこんな形でも報道されておったが、これらは要するに、前者は


>「衝突事件のビデオ映像を公開しない」
>「仲井真弘多(沖縄県)知事の尖閣諸島視察を中止してもらいたい」


を条件に、外務省を経ない外交ルートを作成し、民主党の細野幹事長代理の訪中を実現させるという密約を。後者は、映像流出でAPECに出席しない公算大だった胡錦濤(中国の国家主席な)を出席させる為


>まず、中日外相会談で、前原誠司外相が一連の問題発言に対する反省を伝えること。
>そして、菅直人首相と胡主席が首脳会談を行う場合にも、領土問題には一切触れないこと。映像流出問題も東シナ海のガス田問題もナシ


という密約を結んだ、という話である。

私は元々右翼的な思想を持っていると自分でも判っているが、それでも、普通の奴でもこう聞きたくなるであろうと推察する。日本って、中国の属国でしたっけ?とな。前者も十分アレだが、後者は完全に属国だ。小泉がアメポチだとかそんなレベルではない。確かにあいつはバイ・アメリカンだったが、奴の在任中こんなヤバイ事件は起こってないし、こんな属国対応はしてない。

つうのも、話はちょっと逸れるが、今回の流出映像を見たのは大抵普通の人である。船なんて乗った事もなければ、船同士の決まり(海事法とか)も全然知らん人ばかりであろう。しかし今回の映像な。アレ、日本の巡視船だからいいが、普通の国の船だったら実弾で漁船穴だらけにされても文句言えないレベルであり、今回みたいな事後対応したら開戦もありうる

それに抗議や遺憾の意どころか公開しない密約まで結んじゃうんだから、何をかをいわんやである。ちなみにこの密約が流出で台無しになったせいか、仙石長官は今回の事について大層お怒りである。さっきの記事からだが


>ある警察幹部は「国家公務員法違反に当たるかどうかの判断は極めて微妙で、政治的。 今回は官邸がそこを判断して捜査させられている」(中略)
>流出後も政府が全面公開しない理由について、流出させた人物の量刑が下がる恐れを指摘した。


つまり、警察は官邸に指示されて捜査をやらされており、流出後、どうせ一般公開とかに備えて編集したビデオが流出しちゃったんだから全部公開しろよという声に対して流出した人物の量刑が下がると言った訳である。

どうみても私怨。

中国なら消されておる。って言うか、なんか船長が既に消されたらしいな。これは未確認情報でちゃんとしたソースを持ってないんだが、なんか出掛けてから家に帰ってこないと死んだ筈の妻が言ってるらしい。まぁ、流出した時点で「船長は当時歩けないほど酔っていた」とかわかりやすい予防線張ってたからな。



斯様に、私は調べれば調べるほど守秘義務違反ではないのではないかという結論に至らざるを得ない訳である。但し、専門家の間では意見が分かれる部分もある様だ。こちらの記事とかに書いてある。ただ、答えてる専門家の言いたい事が大変わかりにくいからそのまま貼る事にする。


>「ビデオ流出で分かった衝突の具体的な内容まで、一般に知られているとは言えません。当局は、外に出すと様々な影響をもたらすとして、秘密にしたいと考えられます。海保が被疑者を刑事告発しており、ビデオを保護する必要がなくなったとは言いにくいのでしょうからね。起訴猶予処分ということも考えられますが、これだけ表立った問題になると刑事責任を無視できないでしょう」


「ビデオ流出で分かった衝突の具体的な内容まで、一般に知られているとは言えません」。これは判る。ここまで繰れば解釈の問題であり、裁判になったら争う事になる点であろう。

問題はこの後で、「当局は、外に出すと様々な影響をもたらすとして、秘密にしたいと考えられます。海保が被疑者を刑事告発しており、ビデオを保護する必要がなくなったとは言いにくいのでしょうからね」と言っておる。

当局というのはたぶん政府あたりであろう。被疑者は船長だな。海上保安庁は一度船長を刑事告発しており、そこで那覇地検が起訴猶予にして釈放した訳である。つまり、「政府は、ビデオを公開すると色々面倒な事になるから秘密にしたいと考えているだろう。海保が船長を刑事告発している以上、それは裁判資料とか捜査資料とかそういうものだからやっぱり【秘密にすべき情報である】と考えている」という事であろう。

正直、この解説もあってるかどうかわからん。本当、専門家というものは日本語が下手である。

ただ、この点について疑問がちょっとあってな。さっきも映像は捜査情報という話が出たが、個人的にはそれも疑問である。捜査っていうのは何の捜査かって、漁船がぶつかってきた事件の捜査だ。しかしその事件、起訴猶予で終わってるのである。起訴猶予は刑事訴訟法第二四八条「犯人の性格、年齢及び境遇、犯罪の軽重及び情状並びに犯罪後の状況により訴追を必要としないときは、公訴を提起しないことができる」に基づく。

まぁ要するに、検察がこんなもんわざわざ裁判にする必要もねぇだろ、釈放だ釈放と言ったというのが起訴猶予だ。そんな事件の証拠映像を今更公開したところでどうだという話である。

ま、本当は戦争の発端になりかねん大事件なんだけどな。


結局、船長を釈放せずに普通に裁判するか、そもそも変な強硬姿勢とらずに国外退去処分にするかどっちかにしておけば良かった訳である。それを、告発して、それが政治的判断(ではないと言いはっとるが)で起訴猶予になって釈放になった。これは、法的には漁船衝突など大した事件ではなかったという話になるのだから。

にもかかわらず、その大した事ない事件の映像を政府が隠した。で、後から映像が流出した。そして仙石とかが言う訳である。


>「(映像を故意に流し)逮捕された人が英雄になる風潮があっては絶対にいけない」
菅政権の「矮小化」と「論点すり替え」…「逮捕された人が英雄になる風潮はいけない」→中国船長の“英雄扱い”を招いたのは政府


しかしこの記事でも直後に指摘されておる通り、「一見もっともらしいが、衝突事件で逮捕された中国人船長を“超法規的”に釈放し、中国での英雄扱いを招いたのは政府」である。見事な民主党ブーメランだな。

そもそも、今回の流出映像とかを政府が隠したのは、これは見方によっては証拠隠滅である。密約までしてるんだからな。そんな人が


「何か激励とかあれですか?つまり公開して“よくやった”と言うんですか?それは犯罪行為を称揚するということですよね。そういう気分が日本国中、少々あるのかも分かりませんけども、私はそのことについては同意いたしません」
国民「流出GJ!何かあげたい」、専門家「守秘義務?秘密じゃねーよ」…"擁護"に仙谷イライラ


とか言っても


「その行為自体が罪に成るという事は重々承知の上での行いではないだろうか」「何故、罪を負ってまで流出するに至ったのか。理不尽と不信感の渦巻く現状に対する、憂いと大義の為であろうと私は思う。自分の身を危険に晒して覚悟して、日本の国益と国体を守り、日本人のアイデンティティーを取り戻そうとされたのではなかろうか」
藤岡弘が尖閣ビデオ流出で国会議員に苦言「何故罪を負ってまで流出するに至ったのかを考えろ」


になる訳である。

ちなみに、何故流出させたのが悪いのかについて朝日新聞ではこの様に報道しておったが、当然の様にスレで叩かれまくりである。



こんなところか。

本当は公益通報者保護法とからへんについても触れたかったのだが、頭痛が大分キており、どれぐらいかというと頭痛が痛いぐらいであるから、この辺で終わることにする。

尖閣衝突映像流出事件まとめ1

2010年11月12日 16時37分26秒 | 社会、ニュース
ごきげんよう諸君、いかがお過ごしかな。私はまぁ一応元気である。またしても更新に穴をあけてしまったが、今回はテンションが沈んでいたというよりは色々あったからである。と言っても、別にまたしても自殺未遂を犯したとかそういう訳ではない。付き合いがあったり、病院逝く為に新幹線に乗ったりしておった為に結構忙しかったのだな。

受験勉強は一切していないがな。

ところで、ROだがいい加減復帰しようと思い、先日のガンスリ祭でレベルが上がったのを機にルーンナイトに転職する事にした。ジョブレベル60での転職だが、元々スパイラルピアース特化だった為にジョブポイントは10以上余ってたから問題ない。今から普通の騎士になろうとしても金がないから無理だ。





転職時にもらえるアイテムはルーンプレートを選んだ。これが一番無難そうだったからな。私の騎士は後衛ステの低STR中衛型(つまり火力特化)だから他の二つは正直いらなかったというのもある。

ところで、アチャスケcが8Mってどういう事だ。いや、私の手元には当時200kもしなかった無印カルドがあるんだが、いい加減何かc挿そうとしたらカードが馬鹿みたいに値上がりしとるのである。スケワカcも8Mするし…霧島銃砲店の営業をやめればどっちか一枚は買える(アレ結構金かかるんだ、特に青石)んだが、それで財布スッカラカンになる程度の金しかない。

どうしたもんかな。取り敢えず何も挿してなくても深淵がLA1確だけど。




さて、この日誌では歴史的な話はしても政治的な話はしてこなかった。しかし、今回の尖閣諸島における中国漁船と巡視船衝突の映像流出事件はコメントで話題になった事だし、私なりにこの事件をまとめて論評を加えようと思う。ただまぁ、事件をまとめると言っても大体の流れは皆知っておろう。

要するに、

中国漁船が巡視船に衝突する→色々あって漁船船長が何故か釈放される→政府「検察の独自判断」(キリッ→証拠ビデオが何故か非公開になる→国民の声と野党の攻勢で一部の議員にだけ公開へ→ついに流出

という事である。

今回の事件においては、何故か流出させた本人の犯罪性が際立って非難され(主に報道機関各種、政府)、国民からは海上保安庁の機密情報管理体制の甘さも指摘されておる。まぁ、本来ならこの辺はどーだっていい話なのだが、何でだか判らんが大問題になっておる。

と言うのも、コメントで言ったが、この場合何の罪に問われるかと言うと守秘義務違反である。世の中にはこの守秘義務違反の法律は結構色々あって、公務員以外にも弁護士とか司法書士とかにもある。何故かは、まぁ法律の内容を見てみりゃ大体判る。

例えば国家公務員法第百条第一項には「職員は、職務上知ることのできた秘密を漏らしてはならない。その職を退いた後といえども同様とする」と書いてある。要するに、守秘義務ってのはその職をやる上で知った秘密を守る義務である。弁護士とかでも裁判やってれば弁護する家族の秘密とか色々知る事になるからな。看護士(看護婦な)も守秘義務があったりするし、郵便関係の人間は葉書に書いてある内容読む事もあるから、やっぱり守秘義務がある。

つまり、職務上知り得た秘密というのが味噌な訳である。実際、常識的に考えてだな。例えば、先日こんな事件があった。

予算委でも極秘資料撮ったら「盗撮」、仙谷官房長官

ちなみにこんな決着に仕方をしたのだが、どんな事件かって、要するに仙石が国会に民主党(内閣?)の機密文書を持ってきて読んでおったのである。で、その写真を撮られた仙石がブチ切れたのだ。

馬鹿かと。国会というのは傍聴人が普通にいるし、その席から新聞社のカメラが審議の様子を撮影しておる。新聞で使うし。と言うか、そもそも、国会というのはすべての審議がネットで生中継されてる上に公式サイトで保存したものを公開までしてるのである(ここ)。

そんなとこに持ち込んで読んでた時点で機密でも何でもないと言ってる様なものであり、言ってみれば持ち出し禁止の機密文書を通勤電車で読んでたよーなもんである。

もし新聞社の人間に守秘義務違反があったとしても、これは当然、守秘義務違反にはあたらん。職務上知り得た事ではないからな。まぁ、よしんば国会を撮影するという職務で知り得たと解釈してもそもそも秘密なのかという話だ。全国中継されてるんだから。

ちなみに撮影された文書に書いてあった内容も流石仙石と言わざるを得ない内容だったな。


さて、では今回の尖閣ビデオ流出は守秘義務違反にあたるのだろうか。さっき述べた通り、守秘義務があるのは【職務上知り得た秘密】だけである。今回は海上保安庁の人間である以上、一応【職務上知り得た】はクリアしている…と思ったらそうでもないらしい。

まぁこの点については流出させた本人がどうやって今回の流出映像を手に入れたかはまだ判っていないからアレなのだが、複数の情報、例えばこれによれば


>この映像は、尖閣諸島を抱える第11管区海上保安本部以外の管区でもパスワードなどがあれば閲覧できる状態にあった可能性もあるといいます。


という事である。今回流出させたのは11管区(沖縄の海上保安庁管区。尖閣の時働いたのはこの管区)の人間ではなく、ずっと神戸にいたのだ。職務ってのは、その人が何処か(今回は神戸の海上保安庁の巡視船)で働く上で担当している任務、言い換えれば役目の事である。

もし、この記事にある通り流出映像がパスワードさえ知ってれば誰でも見れる画像だったとしたとしよう。すると職務なんぞ何の関係もないのであって【職務上知り得た】ものではないから、守秘義務違反にならなくなってしまう訳だ。

ちなみに、この説明で「常識的に考えてそれはおかしい」「それじゃあ内部情報駄々漏れになる」と思う人もいるだろう。その通り、駄々漏れである。だから日本はスパイ天国なのだ。普通、こういう場合はスパイ防止法で取り締まらねばならないのだが日本には何故かこれがない為、自衛隊だろうが何だろうが機密情報が駄々漏れなのである。


まぁ、ともあれ。どっちにしてもどうやって映像を入手したのかまだ判っておらんから、この問題について詳細に語るのは難しい。

それもあってか、今回は、流出した映像が【秘密】なのかというところが問題になっておる。と言うのも、実は世の中には国家機密の定義なんてもんはなく、故に秘密の定義もないのである。法律には一体何が秘密にあたるのかなんて載っていないのだ。その辺は常識で判断しろって事である。

しかしまぁ一応判例があって、そこでは情報が公になっていない事そして秘密にすべき情報である事、この二つが確保されるなら【秘密】であるとしている(1977年12月19日)。これは地裁なんぞではなく最高裁の判断であるから、殆ど法律みたいなもんと言っていい。

つまり、政府がいくら「これは国家機密だ」とか言っても、既に情報が漏れてたら駄目なのである。更に言えば、まだ漏れてなかったとしても裁判所あたりに「別に秘密にする必要なくねぇ?」って言われたら終わりなのだな。

まぁ正直、今回のは仙石が勝手に機密だって言ってるだけな気がしてならんが。

ま、私の個人的な意見は置いておいて、先に【情報が公になっていない事】について解説する。これを言われて、ビビッと来ておる人もおろう。我々は、流出前から情報をある程度知っておった。実際、この記事では


「(国家公務員法の)守秘義務違反と言っているが、ポイントはそれが本当に秘密かどうか。 ビデオの内容についてはみんなが知っているわけで、誰も知らない情報だとは言えない」(中央大学法学部長・橋本基弘教授)


って言われておるな。

ここまで言われてピンと来ない人もおろうが、ほら。あったろう。


これ(↓







情報は既に公だった訳である。もっと言えば、NHKなんかはどっからか情報を入手して精巧な再現3D映像を作り全国ネットでで放映しておった。まぁテレビ見てない人は知らんかもしれんが、実際に流出した映像とほぼ同じ内容であり、違いがあるとすれば実写か3Dか、まぁあと時間ぐらいなもんである。

お陰で、今回は守秘義務違反にならないのではないかと言われてもしょうがない状態な訳だ。しかも、今私が説明したのはあくまでも【情報が公になっていない事】である。そう、【秘密にすべき情報である事】についてはまだ説明しておらん。



(一万字までだバーカって言われたんでここで記事分割)

AOCにおける弓籠りについて

2010年11月05日 20時39分47秒 | AOC
ごきげんよう諸君、いかがお過ごしかな。ここんところテンションが沈み気味で更新が滞りがちな霧島である。まぁ一応露店を出してるところから判るとおり、ちゃんと生きておる。

最近夜寝れなくて困っておるのだが、昨日もそんな訳でグダグダしながらオワタあんてなから辿ったニュースサイトでニュースを見ておったら、オリジナルの尖閣流出ビデオに遭遇した。即ダウンロードした。今日の昼あたりに消えてるだろうってのは確定的に明らかだった為である。

テレビ新聞のマスゴミ諸君はスルーするかと思ったが、流石にそういう訳にもいかなかった様で朝日新聞ですら一面を飾れておった。今の時代、原稿書く時間を除けば紙面データ作成は十分で済むからな。夜一時にはもう2chニュースサイトに載っておったのだし、これで朝刊に載せられなかったら怠慢とかスルーって言われてもしょうがないレベルである。ちなみに、京都新聞はスルーだった。

流石、共産党との城下町京都である。



さて、先日の記事で2の18乗氏に返信しなかったが、もう一回AOCネタで記事を書こうと思っておったからである。それが私のテンションの地盤沈下によりコメ放置となった訳だが、まぁいつもの事と言えばいつもの事である。

言い訳になっておらんな。

んまぁそれは置いておこう。わざわざコメに返信しなかったからには、AOCの記事とは言っても特にこのコメに関係する記事である事は明白である。では何かと言えば、それは「弓」についてだ。エンパイア・アースにも弓篭り戦術がある様だが、実際、AOCにも弓籠りはある。と言うか、基本戦術だ。

と言うのも、AOCというゲームは後半戦にならないとあんまり戦術に幅が無いのである。いやまぁあるにはあるのだが、弓と槍散兵以外は全般的に奇策に属する。逆に言えば、そういう奇策を普通の戦術として使えるようになれば中上級者と言えるかもしれんな。

特に、領主時代は弓がスタンダードと言っても過言ではない。理由はいくつかあるのだが、まず何より強い事が挙げられるだろう。何せ領主最強ユニットの呼び声も高い兵隊だからな。攻撃力が高くて農民を次々と殺せる上、弓だから長射程であり、逃げる農民を追って歩く必要があまりない。これが、この時代には結構重要である。

と言うのも、この時代のユニットは弓を含めて矢に弱い。それはもう徹底的に弱い。んで、領主時代には(まぁ後の時代でも使えるけど)農民の自衛手段として町の中心から矢を撃てる、というのがある。

これは建物なのだが、ここから農民を作ったり伐採した木や畑からとれた小麦を収穫する事ができる(小麦は肉になるけどな)。んで、敵が迫った場合は農民をこの町の中心に入れるのだ。すると、農民が中から矢を放ってくれるのである。これがなかなかの威力で、領主のユニットなら一通り浴びると死ぬ。

このゲーム、敵を攻撃する際の目的は農民を殺す事にある。決して、敵の軍隊を全滅させる事ではない。軍隊を倒すのは、農民を丸裸にする為の手段に過ぎぬ。何故なら軍隊を作るには資源が必要で、その軍隊を作る為の資源を収穫するのは農民だからだ。だから、農民さえ狩りつくせば敵は軍隊を作れずオワタとなる。

だから、領主時代でも積極的に農民を狙う。資源がなければ進化もできんしな。しかし、軍兵(要は剣士だ)とか槍兵とかだと、農民を攻撃する→カンカンカーン(町の中心の鐘の音)→農民町の中心へ逃げる→兵隊追う→ヒュヒュヒュンッ(農民の矢の音)→オウウッとなる訳である。

正直、領主時代のユニットでは農民が町の中心に入るまでに殺すのは無理だ。しかし弓兵ならそれがある程度は可能となる。しかも、軍隊で殺そうにも弓兵を殺せるユニットというのは領主時代には殆どない。一応散兵と斥候が勝てる(散兵はそもそも「弓に強い射程ユニット」、斥候は馬だから弓には強い)のだが、こいつらはどちらも貧弱なユニットであり、極端な話農民という名の民兵で殴り殺せるレベルである。

この時代、農民で殴り殺せないユニットは軍兵と弓ぐらいなのだ。じゃあ軍兵なら弓に勝てるんじゃね?と思ったらさもありなん。コイツは要するに剣士なんだが、このゲームでは剣士は弓に弱い為単純な殴り合いでそもそも不利であり、しかも何故か弓の方が足が速い為、勝てないのである。

何でって?

弓攻撃する→軍兵接近する→弓逃げる→軍兵追う→弓再度攻撃→軍兵死につつ接近→弓逃げる→軍兵追う→弓みたび攻撃→軍兵死n(ry

これを引き撃ちという。まぁ、軍兵の数が多すぎると殺しきれずに囲まれたりするがな。滅茶苦茶速い訳でもないし。


さて、そんな弓だが、城主でもなかなか強い。城主になると弓は射手から石弓射手に進化できるのだが、石弓にした上で攻撃力上昇の研究をちゃんとやっておくとかなり強くなる。どれぐらい強くなるかと言うと、ちゃんと数が集まっている場合弓に強い筈の散兵が勝てない。それどころか、だ。騎士でも勝てない。

何故か、まぁ要するにランチェスターの法則である。戦争する場合、A軍の兵隊とB軍の兵隊の能力が同じだとする。で、A軍の数が3、B軍の数が5だとすると、3対5である。しかし実際には、その二乗同士が戦っている、つまり9対25をやってるに等しいという理論だ。

普通、A軍が全員死ぬまで戦った場合5-3でB軍が2人残るって考える。しかし実戦ではそうはならん。ランチェスターの法則が適用される為、A軍が全員死んでB軍が4人残る。

城主になると天敵の騎兵系ユニット(このゲームの設定では馬は弓に強い)の代表格である例の騎士が出る様になるのは知っての通りだ。基本的に、騎士と弓では勝負にならん。しかしまぁ、そもそも騎士ってのは高価で作成速度が遅い代わりに最強ユニットって奴だ。相性も悪いしな。だがそれ故にだ、そうそう数が出せないのである。

騎士は斥候が強くなった形態ではない。城主に入ってから新規に作らなければならない上に高価で作成速度が遅いのである。一方石弓は、領主時代に作っておいた射手をアップデートした姿である(勿論城主時代になってから新規生産もできる)。つまり、城主に入って時間が経ってからならともかく、城主に入ってすぐなら数に絶対的な差があるのだ。

そこで、弓籠りである。弓籠りは、領主最強ユニットである弓兵を領主時代に生産しまくりながら、敢えて攻めずに自陣に引き籠る戦法だ。弓籠り理論で重要なのは弓の生産に必要な資源で、こいつは木と金で作れる。一方、城主進化に必要なのは肉(本当は金も要るがゴミみたいな数しかいらない)だ。肉は農民生産に必要なのでただでさえ競合してるのに、兵隊を作るのにまで使ったら進化が遅れる。しかし、弓は肉を使わないから進化に関係しないのである。

故に、弓籠りでは兵隊を作ってるのに進化が早いという素晴らしい効果が得られるのである。進化が終わったころには弓が大量に溜まっている。その弓を石弓に進化させ、繰り出して戦争するのだ。即城した相手前衛の騎士が5、6匹来たところで、ヒュヒュヒュヒュヒュヒュンッ→ヒヒーンになる。もし散兵を作っていたとしても、散兵は肉を使う為弓籠りより進化が遅い。

まさに無敵なのである。

まぁ城主になると、本当の天敵であるぺったん投石も出てくるがな。ま、投石は何せ出てきて2体だ。こっちも出せばいい。もしちゃんとした後衛と一緒にゲームをやっておれば、騎士の相手も投石の相手も味方の騎士がやってくれる。こちらの騎士の数が足りてなくても、ヒュヒュヒュヒュヒュヒュンッ→ヒヒーンがあるから大丈夫だ。

…とまぁいい事ばっか書いたが、弱点もある。やっぱり騎士に弱いのは変わらないので、10匹15匹といった数の後衛の騎士が群れて来ると終わる。又弓兵は矢に弱いと言うか防御力が弱い為町の中心に近づけないし、その辺は攻城兵器作ってる間何もできない部分もある。つうか、後衛騎士の相手とか町の中心に突っ込むのは後衛騎士の仕事(騎士は矢に強い)であり、そういった理由で弓籠りは後衛と協力しないと何の意味も無い戦術なのだ。

そして、私がAOCやってるのはvooblyである。

そう、弓籠り最大の弱点とは、後衛が乙外人だと自動的に乙る事である。


もし後衛が乙外人だと、酷い時には槍兵がトコトコ歩いて援軍に来る為、全部一人でやらねばならん。騎士には自衛の槍兵を出し(乙外人の槍兵はこちらの弓を守ってはくれない)、投石が来たら包囲攻撃訓練所ってのを作ってそこから投石を作り、町の中心にブチ当たったら同じく投石と破城槌を作って突っ込ませる必要がある。

運ゲー兼マゾゲーである。


しかし、現在私はこの弓籠りにハマっておる。理由は勿論楽しいからだが、何が楽しいって農民虐殺である。ここまで述べてきた通り、このゲームの農民は非戦闘ユニットと言えどそこそこ強い。城主以降のユニットにはまず勝てないが、一撃で倒すのは正直帝王のユニットでも難しい。

故に、農民を狩る時も 殴る→逃げる→追う→殴る となりがちであり、農民の逃げ方もまちまちなので農民を殴り倒したユニットはバラけてしまう。しかし、弓兵は農民の群れの中に置いておけば、立ち止まったまま黙々と、次々と射殺していくのである。

ヒュヒュヒュンッ→オウウッ→ヒュヒュヒュンッ→ォウッ→ヒュヒュヒュンッ→アオゥ→ヒュヒュヒュンッ→オオウ(ry

虐殺の快感である。

又、本来なら喜んで弓を殴りに来る筈の騎士が、20、30と群れた弓を見てすごすごと逃げていくのを見るのも楽しい。




尚、2の18乗氏のコメにもあったが、現在AOCには三つのバージョンがあり、それぞれ1.0a、1.0b、1.0cという。aは買った当初の状態だ。日本での対戦では1.0bを使う場合が多いが、vooblyでは1.0cを使う。パッチのダウンロードは真影騎士団で行うといいだろう。

尚、ここの日本語dllを使えば英語版AOCでも日本語でできる様だ。又、世の中には1.0cのNoCDパッチ(ゲームCDを挿入してなくてもゲームが起動できるパッチ)を配布しているサイトもあるが、これを使った場合vooblyでは1.0aと認識されてゲームができない場合がある。vooblyは普通の1.0cパッチでもCDなしで起動する為、安心して普通の1.0cを使うと良い。

一応、vooblyの登録の仕方も書いておくか。

まずvoobly公式に行き、トップページのロゴ直下にあるRegisterから自分のメールアドレスとかパスワードとか名前とかを登録。同時に、トップページ右側のDownload nowからクライアントをダウンロード。後はこれをインストールし、起動してアドレスとパスを入れればvoobly messengerにログインできる。

そしたら後はゲームをするだけだな。Game Browser(メッセンジャーとは別窓で出る。出てなければvoobly messengerのFileからGame Browser)。んでAge of Empires II: The Conquerorsの中から好きな鯖を選べばよい。それぞれゲーム形式で分かれておる。カスタムシナリオはそのまんま、外人とAOCでTRPG。デスマッチは最後の一人になるまで敵を殺し続けるゲーム形式。普通の形式がMedieval Siegeだ。

すきなのを押せばロビーに入れる。入ったら、後は入りたい部屋のJoinを押して入るだけだ。人数が集まれば勝手にゲームが始まる仕様になっておる。

こんなところか。これ以上の細かい用語説明、使い方について解説がほしい場合はコメントで言ってくれ。別途、HPの方にvoobly解説ページを作ろうと思う。