ごきげんよう諸君、いかがお過ごしかな。先日の記事が、何度読み返しても私の評価を下げる以外の効果を発するとは思われない内容である為どんな米が飛び出すか内心ビクビクしておった霧島である。久々にネットに繋いで、おそるおそる片目でチラッとコメ欄見てみたら暖かいコメばかりで安心したがな。と言うか泣けた。
まぁ、当日誌の常連である時点で私がどんな人間かは判っておろうが。
ちなみに、先日の記事から今日まで間が空いたのはネット環境がなかったからである。前回の記事の最後に書き忘れたが、ここんところ色んな場所を飛び回らねばならない状態でな。まぁ主に家庭の事情なんだがな。北海道に住んでる祖母がヤバいというんで行ったり。
本当は十八日に一度京都に腰を落ち着けたのだが、疲れで爆沈。しかも十九日にまた出発でな。それまでにどうにか記事を一本と思って朝早くおきてからずっと書いてたんだが、もうあと十分もすればタクシーが来るって状態になっても終わらなくてな、諦めたのだ。
ちなみに二十二日にはまたしても北海道へ、そうしたら八日になるまでネットには繋げない。
勘弁してくれ。
さて、ネタがあるようでない為昔のゲームの話でもする。
昔私がハマったゲームに、Ring Of Redというのがある。ロボット数機を擁する主人公部隊を操って敵を撃破する、シミュレーションゲームだ。
こういうゲームは数多い。スーパーロボット大戦だってそうだし、フロントミッションなんかもそうだからな。しかし、このゲームはほかのロボゲーとは明らかに違う部分がいくつもあってな。例えばロボットそのものなんだが、なんというか、こう…そうだな、例えば明らかに化石燃料で動いてる。ていうかこれディーゼルエンジンだろコレ。排気管から煙吹いてんぞ。
と言うのも、本作のロボット(AFW)は戦車の代わりに出てきた兵器という設定だからである。まぁ、ゲームに限らずロボもののロボットってのは戦車に代わる新兵器っていう設定が多いんだが、このゲームはここが徹底しておる。例えば、主砲の弾は手動で装填する。
と言うのも、戦車の主砲の弾ってのは重い。第二次世界大戦期の戦車で大体10kg、現代だと20kgまではいかないが確実に重くなってきておる。これを機械の力で弾薬庫から出して装填するってのはかなり難しいのだ。10kg20kgぐらい何でもないと思うかもしれんが、戦車の中は意外と狭いのである。
確かに外面はデカい。しかし、分厚い装甲を引っぺがしてみるとかなり小さくなるのだ。それに大砲も内部容積の多くを占めているからな。だから、自動装填装置をつけるとするとかなり小型化せねばならん。しかも戦車はその名の通り戦う車だ。おかげで凄いゆれる。いや、不整地走るからとかそういう理由もあるが、撃たれたら物凄い揺れるからな。
装甲で敵弾弾き返してよっしゃ!って思っても、装填装置が故障して撃てなくなったら意味が無い。
だから、小型、ハイパワー、頑丈、この三つを並立させないととても実戦的な自動装填装置とは言えぬ訳だ。だから開発がとても難しいのだな。昔ソ連が作った戦車のT-64は自動装填装置をつけてたが、よく人間を装填してた。信頼性ってのは大事なのである。この場合の信頼性はちょっと違うが。まぁそんな訳で、現在米軍で使われてるエイブラムス先生とかも手動装填である。車長、運転手、射手、装填手の四人乗りなのだ。
また、ロボットはロボットだけで戦争するのが基本である。しかし、戦車は違う。歩兵と一緒に戦争するものだ。意外かもしれんが、戦車の天敵は歩兵である。飛行機を除いては、だがな。
戦車ってのは分厚い装甲がウリだ。しかし、世の中には戦車を吹っ飛ばせる爆弾がある。これを何らかの方法で戦車にくっつけて爆発させればいい訳だ。わざわざ戦車のとこまで走っていってくっつけずとも、現在は戦車を吹っ飛ばす爆弾を戦車のとこまで吹っ飛ばす兵器、つまりバズーカとかRPG-7(よくイラクとかで見る奴)とかがある。これをぶっ放せば、いくら戦車でも一撃で沈むのである。
大体、戦車だって所詮は車である。装甲がついてて大砲が撃てるだけだ。道路の脇でバズーカ持った兵隊に待ち伏せされたらそれで終わりである。だから、そういう事のない様に随伴歩兵がくっついて歩いて、対戦車歩兵を倒しておくのだ。随伴歩兵がいない場合、最悪、物陰から出てきた爆弾魔にやられる事だってあるのだからな。
と言うか、フィンランドの初期対ソ戦とか戦果の殆どが爆弾魔だったりする。連中の対戦車砲じゃ装甲貫通できないから爆弾魔に頼ったのである。
これがRPGとかパンツァーファウスト持ったまともな対戦車歩兵だと更に厄介で、第四次中東戦争ではイスラエル自慢の戦車部隊が歩兵にボコボコにされたりもしれおる。一回の戦闘で130輌の部隊が30輌になったそうだ。
まぁそんな訳で、このゲームのロボットには随伴歩兵がついてくる。この歩兵が重要で、どれぐらい重要かと言えばロボットとかどうでもいいぐらい歩兵が重要である。事実上歩兵が主役のゲームと言っても良い。随伴歩兵がやられたら即死だからな…これに気付かないと途中で詰まる。
また、ストーリーもなかなか個性的だ。時代は冷戦であり、舞台は北日本共和国である。即ち、八月十五日に降伏せず徹底抗戦した日本は戦後、北日本と南日本の分割されたという設定なのだ。更に、リアル歴史のソ連の求めに基づき、北海道はソ連領ヴァストカヤスクになってるという手の込んだ国辱設定である。
素晴らしい。
その手の戦記シミュレーション小説なんかじゃよくある設定だが、ゲーム、それもロボものでこんな設定を採用しとるというのはおそらく初であろう。ただ、ストーリーは0083で、南日本で新型AFW(ロボット)が奪われて北日本に持ち去られ、それを追いかけるものだ。ちゃんと相手はガトーで、デラーズの演説もあるよ!な感じである。
が、ちゃんと設定が反映されており、北日本に比べて裕福な南日本でも豚カツを食べられるのはAFW乗りだけであり、参号機(強奪された奴)追撃の為に北日本へ潜入してみたら北じゃ日本人が餓死しまくってるという現実に遭遇できる。
何せ事実上ソ連の支配下にある国だからな。ソ連と経済崩壊はセットでなければならない。また、ソ連の命令に従おうとしない北日本の軍隊に、ソ連の偉い人がシベリアに抑留してる日本人皆殺しにしてやろうかとか言って脅してきたりもする。
また、こういう圧政下の国に潜入する時は現地の抵抗運動の皆さんに協力してもらうのが基本だが、そのリーダーは元帝国陸軍(劇中でこう言う)のAFW撃墜王であり御年70歳の桐野一兵。んで、その部下で主人公部隊に入ってくれるキャラが二人いる。
その内の一人は彩奈は日露ハーフなのだが、父がロシア人、母が日本人。んで十八歳なんだが、リングオブレッド本編は1964年の話である。で、この世界の日本は途中で降伏しておらず、戦争が終結したのは1946年である。
後はわかるな?
それに、1964年だ。んで主人公のライバルは勿論AFWのエース。そんな訳で、北日本軍の海宝少佐はベトナム戦争にも参戦してるという経歴を持っていたりもする。まぁ、クリムゾン・ファントムとかいう仇名がついたのはベトナム戦争のことではなく、日本戦争の時の事らしいが。
そんな、素敵設定が満載なのが本作である。ガンパレと発売日が同じでマイナー人気すら持っていかれた本作だが、今じゃ安いし、ぜひやってみてはどうだろうか。
1ステージ5時間はかかるけど。
以下コメ返信
>ごてぃ氏
ありがとうございます。mixiのなんか新機能でも言ってくれてたみたいで。ダンツァ・マカブラもまとめ読みだけど読んでますよ。
>黒楓氏
ありがとうございます。まぁでも常時「明日から本気出す」でねorz
そう言えば入院中エルフェンリート読みました。取り敢えずルーシーになら首飛ばされてもいい。あとナナは私の娘
>バロス氏
ありがとうございます。
ROも情報仕入れない間になんか色々変わってるようで…ああ、もう霧島銃砲店で何売ってたのかも覚えてないorz
>ジャスミン氏
ありがとうございます。
まぁ、記事を書けるって言っても、なかなか書くまでにいたれませんが…そういえば一緒にfaやった事ってないですね。多分カーパルスも占拠できない腕まで落ちてますが今度やりあいましょう。
>ししおーそ氏
私も病名は二転三転してます。最終的に双極性に落ち着いたみたいでしたがー…しかしガチで躁鬱は大変ですね。躁状態の時に薬飲んでそのまま鬱行くとね(´・ω・`)
>2の18乗氏
ありがとうございます。
取り敢えずこんなんで、ちょっとずつリハビリしていきます。
まぁ、当日誌の常連である時点で私がどんな人間かは判っておろうが。
ちなみに、先日の記事から今日まで間が空いたのはネット環境がなかったからである。前回の記事の最後に書き忘れたが、ここんところ色んな場所を飛び回らねばならない状態でな。まぁ主に家庭の事情なんだがな。北海道に住んでる祖母がヤバいというんで行ったり。
本当は十八日に一度京都に腰を落ち着けたのだが、疲れで爆沈。しかも十九日にまた出発でな。それまでにどうにか記事を一本と思って朝早くおきてからずっと書いてたんだが、もうあと十分もすればタクシーが来るって状態になっても終わらなくてな、諦めたのだ。
ちなみに二十二日にはまたしても北海道へ、そうしたら八日になるまでネットには繋げない。
勘弁してくれ。
さて、ネタがあるようでない為昔のゲームの話でもする。
昔私がハマったゲームに、Ring Of Redというのがある。ロボット数機を擁する主人公部隊を操って敵を撃破する、シミュレーションゲームだ。
こういうゲームは数多い。スーパーロボット大戦だってそうだし、フロントミッションなんかもそうだからな。しかし、このゲームはほかのロボゲーとは明らかに違う部分がいくつもあってな。例えばロボットそのものなんだが、なんというか、こう…そうだな、例えば明らかに化石燃料で動いてる。ていうかこれディーゼルエンジンだろコレ。排気管から煙吹いてんぞ。
と言うのも、本作のロボット(AFW)は戦車の代わりに出てきた兵器という設定だからである。まぁ、ゲームに限らずロボもののロボットってのは戦車に代わる新兵器っていう設定が多いんだが、このゲームはここが徹底しておる。例えば、主砲の弾は手動で装填する。
と言うのも、戦車の主砲の弾ってのは重い。第二次世界大戦期の戦車で大体10kg、現代だと20kgまではいかないが確実に重くなってきておる。これを機械の力で弾薬庫から出して装填するってのはかなり難しいのだ。10kg20kgぐらい何でもないと思うかもしれんが、戦車の中は意外と狭いのである。
確かに外面はデカい。しかし、分厚い装甲を引っぺがしてみるとかなり小さくなるのだ。それに大砲も内部容積の多くを占めているからな。だから、自動装填装置をつけるとするとかなり小型化せねばならん。しかも戦車はその名の通り戦う車だ。おかげで凄いゆれる。いや、不整地走るからとかそういう理由もあるが、撃たれたら物凄い揺れるからな。
装甲で敵弾弾き返してよっしゃ!って思っても、装填装置が故障して撃てなくなったら意味が無い。
だから、小型、ハイパワー、頑丈、この三つを並立させないととても実戦的な自動装填装置とは言えぬ訳だ。だから開発がとても難しいのだな。昔ソ連が作った戦車のT-64は自動装填装置をつけてたが、よく人間を装填してた。信頼性ってのは大事なのである。この場合の信頼性はちょっと違うが。まぁそんな訳で、現在米軍で使われてるエイブラムス先生とかも手動装填である。車長、運転手、射手、装填手の四人乗りなのだ。
また、ロボットはロボットだけで戦争するのが基本である。しかし、戦車は違う。歩兵と一緒に戦争するものだ。意外かもしれんが、戦車の天敵は歩兵である。飛行機を除いては、だがな。
戦車ってのは分厚い装甲がウリだ。しかし、世の中には戦車を吹っ飛ばせる爆弾がある。これを何らかの方法で戦車にくっつけて爆発させればいい訳だ。わざわざ戦車のとこまで走っていってくっつけずとも、現在は戦車を吹っ飛ばす爆弾を戦車のとこまで吹っ飛ばす兵器、つまりバズーカとかRPG-7(よくイラクとかで見る奴)とかがある。これをぶっ放せば、いくら戦車でも一撃で沈むのである。
大体、戦車だって所詮は車である。装甲がついてて大砲が撃てるだけだ。道路の脇でバズーカ持った兵隊に待ち伏せされたらそれで終わりである。だから、そういう事のない様に随伴歩兵がくっついて歩いて、対戦車歩兵を倒しておくのだ。随伴歩兵がいない場合、最悪、物陰から出てきた爆弾魔にやられる事だってあるのだからな。
と言うか、フィンランドの初期対ソ戦とか戦果の殆どが爆弾魔だったりする。連中の対戦車砲じゃ装甲貫通できないから爆弾魔に頼ったのである。
これがRPGとかパンツァーファウスト持ったまともな対戦車歩兵だと更に厄介で、第四次中東戦争ではイスラエル自慢の戦車部隊が歩兵にボコボコにされたりもしれおる。一回の戦闘で130輌の部隊が30輌になったそうだ。
まぁそんな訳で、このゲームのロボットには随伴歩兵がついてくる。この歩兵が重要で、どれぐらい重要かと言えばロボットとかどうでもいいぐらい歩兵が重要である。事実上歩兵が主役のゲームと言っても良い。随伴歩兵がやられたら即死だからな…これに気付かないと途中で詰まる。
また、ストーリーもなかなか個性的だ。時代は冷戦であり、舞台は北日本共和国である。即ち、八月十五日に降伏せず徹底抗戦した日本は戦後、北日本と南日本の分割されたという設定なのだ。更に、リアル歴史のソ連の求めに基づき、北海道はソ連領ヴァストカヤスクになってるという手の込んだ国辱設定である。
素晴らしい。
その手の戦記シミュレーション小説なんかじゃよくある設定だが、ゲーム、それもロボものでこんな設定を採用しとるというのはおそらく初であろう。ただ、ストーリーは0083で、南日本で新型AFW(ロボット)が奪われて北日本に持ち去られ、それを追いかけるものだ。ちゃんと相手はガトーで、デラーズの演説もあるよ!な感じである。
が、ちゃんと設定が反映されており、北日本に比べて裕福な南日本でも豚カツを食べられるのはAFW乗りだけであり、参号機(強奪された奴)追撃の為に北日本へ潜入してみたら北じゃ日本人が餓死しまくってるという現実に遭遇できる。
何せ事実上ソ連の支配下にある国だからな。ソ連と経済崩壊はセットでなければならない。また、ソ連の命令に従おうとしない北日本の軍隊に、ソ連の偉い人がシベリアに抑留してる日本人皆殺しにしてやろうかとか言って脅してきたりもする。
また、こういう圧政下の国に潜入する時は現地の抵抗運動の皆さんに協力してもらうのが基本だが、そのリーダーは元帝国陸軍(劇中でこう言う)のAFW撃墜王であり御年70歳の桐野一兵。んで、その部下で主人公部隊に入ってくれるキャラが二人いる。
その内の一人は彩奈は日露ハーフなのだが、父がロシア人、母が日本人。んで十八歳なんだが、リングオブレッド本編は1964年の話である。で、この世界の日本は途中で降伏しておらず、戦争が終結したのは1946年である。
後はわかるな?
それに、1964年だ。んで主人公のライバルは勿論AFWのエース。そんな訳で、北日本軍の海宝少佐はベトナム戦争にも参戦してるという経歴を持っていたりもする。まぁ、クリムゾン・ファントムとかいう仇名がついたのはベトナム戦争のことではなく、日本戦争の時の事らしいが。
そんな、素敵設定が満載なのが本作である。ガンパレと発売日が同じでマイナー人気すら持っていかれた本作だが、今じゃ安いし、ぜひやってみてはどうだろうか。
1ステージ5時間はかかるけど。
以下コメ返信
>ごてぃ氏
ありがとうございます。mixiのなんか新機能でも言ってくれてたみたいで。ダンツァ・マカブラもまとめ読みだけど読んでますよ。
>黒楓氏
ありがとうございます。まぁでも常時「明日から本気出す」でねorz
そう言えば入院中エルフェンリート読みました。取り敢えずルーシーになら首飛ばされてもいい。あとナナは私の娘
>バロス氏
ありがとうございます。
ROも情報仕入れない間になんか色々変わってるようで…ああ、もう霧島銃砲店で何売ってたのかも覚えてないorz
>ジャスミン氏
ありがとうございます。
まぁ、記事を書けるって言っても、なかなか書くまでにいたれませんが…そういえば一緒にfaやった事ってないですね。多分カーパルスも占拠できない腕まで落ちてますが今度やりあいましょう。
>ししおーそ氏
私も病名は二転三転してます。最終的に双極性に落ち着いたみたいでしたがー…しかしガチで躁鬱は大変ですね。躁状態の時に薬飲んでそのまま鬱行くとね(´・ω・`)
>2の18乗氏
ありがとうございます。
取り敢えずこんなんで、ちょっとずつリハビリしていきます。