霧島家日誌

もう何が何だかわからないよろず日誌だ。

更新停止のお知らせ

2007年08月22日 20時19分50秒 | これら以外の何か
ちょっと、割と真面目に締め切りがヤバくて更新する余裕が無いため、一週間程度更新停止する。どれぐらいヤバいかというと、驚くべき事にゲームをやっておらん。ゲーム中毒患者で一週間もゲームしてないと発狂しかねない私がである。

締め切りは31日当日消印有効だから、来月頭には再開すると思う。

サイレントヒル4は何故クソゲーか

2007年08月19日 21時27分24秒 | アニメ、ゲーム、映画等
ごきげんよう諸君。いかがお過ごしかな。私はあんまり元気が無いが、どうにか小説が締め切りに間に合う余地が出てきて少し安心したところでもある。今日の雷でデータが飛んだりしたら飛び降り自殺するところだったよ。ま、爆熱PCと一緒に一度吹き飛んだのだがな。

ちなみに最近あんまり更新しておらぬが、更新しておらぬ日も基本的には記事を書いておる。ただ、その記事を読み直して見てあまりにもつまらなかった場合はアップロードせずに削除している。これも日誌のクオリティ維持の為と思って勘弁してくれ。

それでも最近の記事つまらんがな。



さて、ネタも無いからサイレントヒル4の話の続きである。ちなみにこのゲーム、ここんところやっておらぬと言うか、やってるのは相変わらずデビル3である。最高難易度のマゾ難度ぶりがやばくて楽しい。いつものノリでプレイすると10秒で死ぬからな。

で、サイレントヒル4である。あのゲーム、一般的な評価はクソゲーであり、私もクソゲーだと思う。しかし、では何故クソゲーなのだろうか。いくつか理由を考えてみた。


1:激しく酔う

このゲーム、3Dゲームである。であれば、3D酔いする人が居ても不思議ではないと言うか、必ず居るに決まっておる。が、ここまで酷いと困る。ちなみに私は無双だったら永遠に酔わないし、比較的酔いやすいゲームと言われるSIRENやバイオ4も一日プレイすれば慣れる。

なのだが、このゲームの場合一時間もやれば酔う。それはもう驚くほど酔う。これはカメラワークと操作性の問題だ。3D酔いというのは車酔いと同じ原理で、自分がこの後こう動くだろう、という予測と違う動きをされると、そのギャップによって酔う訳だ。

まぁつまり、キャラが思う通りに動かんのだ。その上物凄い勢いでカメラが切り替わるから、余計に酔いやすくなってしまうのだ。


2:武器がおかしい

主に銃<鉄パイプ。何せ打撃武器は発動時に無敵判定が発生する為一方的に殴れる。また、銃の弾は10発ずつ手に入り、アイテムが8個だかぐらいしか持っていけないのだが、弾が10発ずつ1個のアイテムとして扱われる。

つまり、弾を30発持っていくと、それだけで銃を含めアイテム欄が半分埋まる。ただでさえ無敵判定のせいで打撃武器に差をつけられておるのに、これでは銃を使う理由が無い。実際、このゲームで打撃武器が有効ではない敵はウォルター・サリバンさんのみ(彼は猟銃を持っている為、流石に近付く前に死ぬ)である。

ちなみに、打撃武器も使いすぎれば壊れるようになっておるのだが、全ての敵を殴ってもまだ余るぐらい手に入る為、何の問題もない。特に『錆びた斧』は威力、範囲、無敵時間、耐久力全てにおいて最高レベルであり、これ一本でクリアできると言っても過言ではない。更に、敵を倒して進んだ方が安全なゲームバランスだ。もっと言えば、敵を殴って倒れさせたがまだ死んでいない時、倒れた敵の近くで攻撃すると首の骨を踏み折ってトドメをさせる。

つまり普通にプレイすると、突然怪異に巻き込まれ、異世界で化物を悉く虐殺する一般人ヘンリーさんが誕生してしまう訳だ。

これでは怖くない。


3:アイリーン、邪魔

このゲーム、後半に入るとヒロインのアイリーンを連れ回す事になる。なるのだが、このアイリーンのAIが驚くほど腐っており、ヘンリーさんが敵から逃げていると言うのにバッグを武器に敵陣へ突っ込むとかよくある話である。

敵がいない状態でもヘンリーさんについてこない事があり、ドアを開ける時に一定以上近くにいないとその部屋に置き去り扱いにされ、当然大きなマップ移動はアイリーンを連れて行かねばならんから、大変面倒な事になる訳だ。

バイオ4のアシュリーは誤射一発で死ぬとは言え、レオンが銃を構えれば彼の背中に回りこむか伏せたし、ちゃんとついてきたし、隠れろと言えばちゃんと隠れるし出て来いと言えばちゃんと出てきたのだが、アイリーンはそういう部分が全くなっておらんという事だな。斧の攻撃範囲に走り込んでくるし。


他にもゴーストうざいとかストーリー意味不明とか色々あるのだが、しかし、決定的な理由というのが見当たらない。確かに今まであげた内容だけで十分クソゲーっぽいのだが、万人がクソゲーと呼ぶほどの要素ではない筈である。超絶ヌルゲーマーレビューサイトのps2mk2を見ても、皆『怖い』とは書いておるのだ。ホラーゲーは怖い事が第一だから、世間の流れに逆らって評価する人も居ていい筈だ。

で、色々考えてみた。そして一つの仮説に結論に辿り着いた。

このゲーム、話が進んでも嬉しい事が一つも無いのである。例えばバイオハザードは、最初洋館に逃げ込んだ後怖いイベント盛りだくさんでウワァーとなるのだが、中盤ぐらいからどうもこの洋館は某製薬会社の研究所で、この事件もそのせいではないかという事が徐々に判って来て、更に「我々の中に裏切り者がいる…」とか言い残して射殺されてしまう奴まで出てきて、話が進展していく。

一方、このゲーム、確かに世界をめぐっていく内に、部屋の穴が大きくなっていったり、手紙が落ちる様になったり、超常現象が起きる様になったりする訳だが、話はと言うと全く進展せぬ。

基本的には「新しい世界へ到達→いかにも死にそうな奴が出てくる→謎ときして先へ進む→やっぱり死ぬ」を4、5回繰り返すだけであり、後半は異世界をもう一度最初から冒険しなおすのだが死にそうな奴が出てこないだけで後は一緒であり、やってて嬉しい事が一つもない訳だな。

また、エンディングが4つあるのだが、どんなに頑張っても結果は大して変わらんと言おうか、EDの台詞が1個2個変わるだけであり、頑張ってグッドエンドフラグを立ててクリアしても萎えるだけな訳だ。



つまり、サイレントヒル4はおつかいゲーだったという事だな。プレーヤーは延々と開発者にパシリをさせられるだけで、それ以上のモノは何も無いという話だ。これはクソゲーではない訳がない。



そんな訳で、クソゲーだからくれぐれも苦情を持ってこないように。

一人暮らし密着型ホラー

2007年08月17日 22時48分31秒 | アニメ、ゲーム、映画等
なんか最近二日に一回更新がデフォルトになりつつあるが、まぁそれだけ中の人に余裕が無いのである。締め切りまで半月切ったのにいまだに小説全然進んでおらんしな。しばらく徹夜生活を続ける必要がありそうだ。んで、徹夜前に更新する。


世の中には、様々なホラーゲームがある。私はホラーゲーに関しては典型的なバイオハザード信者であり、バイオハザードシリーズこそ最高のホラーと信じて疑っておらん。まぁ、コードベロニカは除くがな。ありゃ駄目だ。

で、バイオシリーズに肩を並べられるシリーズと言うと、SIREN、サイレントヒル、それに零が挙げられるな。私はSIRENこそやりこんだが、後者二つはあんまりやっておらん。一応サイレントヒル4はやったがな。んで先日新潟に行った際、現地の協力者園田さん(仮名)とゲーセンに行ったらサイレントヒルのガンシューティングが置いてあった。

サイレントヒルとガンシューティング。これほどジャンルが間違ってるゲームがあるだろうか。これがバイオハザードのガンシューティングなら判る。バイオハザードは全シリーズ共通で銃主体だ。一応打撃武器としてナイフがある事はあるが、基本的には弾が切れたら死亡というゲームであり、ナイフなんぞは一番最初に捨てられるアイテムだ。

が、サイレントヒルは違う。サイレントヒルシリーズも舞台はアメリカで銃もちゃんと出てくるのだが、バイオシリーズみたいにそこら中に弾が転がっているという事は無い。バイオ2とか、グレネードランチャーの弾が下水に転がってるからな。アンブレラの工作部隊が置いていったのかもしれんが。

確かにアメリカは銃社会だし大量の銃が出回っておるが、9mmルガーとか45ACPならともかく、だからと言ってそこら中に軍用のアブないブツが転がっておる訳ではない。現にアメリカは暴発事件がかなり多いからな。銃が身近な国だからと言って銃の知識がちゃんとしてる訳ではないという事だな。

まぁ、話が逸れたが、サイレントヒルにおける銃の弾と主人公の関係はガソリンの一滴は血の一滴みたいなものなのだ。じゃあ普段はどうやって身を守るかと言うと、鉄パイプだ。鉄パイプで不気味なモンスターどもを殴り倒すのである。鉄パイプのみならず、ゴルフパットだとか、金属バットだとか、およそ身の回りにありふれていて武器に使えそうなものは全部出てくる。

他にバイオハザードと違うところを挙げると、バイオは常時異世界状態(何せ街中でゾンビが暴れておるからな。そこら中で火災が起きたり車が突っ込んでたりする訳だ)だが、サイレントヒルだとそうではない。まぁ錆びと血の世界もある訳だが、基本的には普通の街並みだ。霧がかかっておるし化け物どもが襲ってはくるがな。

この様に、サイレントヒルはバイオと同じくホラーゲーだが、同じホラーでもサイレントヒルは地域密着型ホラーという事である。


んで、私はガンシューティングの奴以外にやったサイレントヒルは4だけなのだが。前述の通り、元々サイレントヒルは地域密着型の嫌らしいホラーである。んで4はその方向性を更に先鋭化させ、一人暮らし密着型ホラーというゲームになった。確かにサイレントヒルみたいなゲームやるのは一人暮らしの学生が多かろうし、間違ってはおるまい。

じゃ、どんなゲームなのか説明するとだな。アメリカ某氏在住のヘンリーさんは一人暮らし。何の変哲も無い普通の男なのだが、毎日悪夢にうなされていた。そしてある日、突如としてドアが開かなくなる。助けを呼んでも反応なし、電話も繋がらない。どーしたもんかと頭を抱えておったら、今度は風呂場にデカい穴が発生し、八方塞がりだったヘンリーさんはその中に入っていくのだった、というのがゲーム冒頭である。

んで、この穴、地下鉄の世界に何故か繋がっておる。その地下鉄世界には沢山穴があいており、この穴は全てヘンリーさんの部屋に繋がっておる。まぁゲーム的な面から言えば、穴を見つけたら部屋に戻って休めるという事だな。

ヘンリーさんは話が進む内に森の世界とか建物乱立の世界とか色々な世界に行く事になるのだが、その場所にも穴があいておって部屋に繋がっておる。よって、穴さえ発見すれば部屋に戻って一息つける。装備の交換もできるし、部屋に戻ってしまえば体力も全快するからな。


が、話が後半に入るとこれが変わってくる。どう変わってくるかと言うと、部屋で異常現象が発生する様になるのだな。ただでさえ体力が回復しなくなるというのに、冷蔵庫の中に何故か猫の死体が突っ込んであったり、水道から赤い水(と言うか血)が出てきたり、窓がガタガタ鳴り出したり、テレビに触れてもおらぬのにひとりでに電源が入り、変な番組が流れ出したりする。

ま、超常現象が発生したところで、精神的に痛いだけだ。しかしながら、この超常現象、発生中にそこに近付くとモリモリ体力が減っていく。しかもこれが部屋中どこででも発生する可能性がある為、放っておくとセーブしに部屋に戻ったら超常現象ダメージで死亡とかがありえるのだ。

一応、ホーリーキャンドルという蝋燭を超常現象発生地点に置けば超常現象を停止させられるのだが、数に限りがあるし、何より発生地点に行くという事は自分からダメージを貰いに行くという事だ。

嫌である。大変嫌だ。


また、後半の異世界ではウォルター・サリバンさんがブツブツ呟きながら主人公を殺そうと延々追って来る。追って来るだけならいいのだが、弾数無限の銃を所持しており、こっちは弾が限られておるのにバンバン撃ってくる。一応、一定のダメージを食らわせれば倒れるが、残念な事にサリバンさんはラスボス戦以外では不死身であり、殺しても殺しても蘇って主人公を追ってくる。



この様に、サイレントヒルは4に至り一人暮らし密着型ホラーゲームになったのだ。一人暮らしの諸君も一度体験してみてはどうだろうか。






























ま、クソゲーだけどな。





時間と金を無駄にしたとか言われても謝罪も賠償もせぬからそのつもりでいるように。

スキン顔

2007年08月15日 23時59分59秒 | 日記
本日午後十一時ごろ、JR東京駅の東京メトロ連絡改札か何かの改札で和服の人にスイカ見せられた駅員に告ぐ。おまえの小学生の作文クラスの舌足らずな説明と人を小馬鹿にした顔及び喋り方が生理的にムカついたによって、腹を切れ(挨拶

さて、ごきげんよう諸君。いかがお過ごしかな。また更新に穴をあけてしまった訳だが、よくよく考えてみれば私は13日の夜から二泊三日で遠い友人の家に遊びに行っておった訳で、むしろ13日に更新が出来た事自体が奇跡であり、前もって宣言するべきだったな。すまん。


さて、JRの駅員がムカつくなどいつもの事と言うか、こんな体たらくだから鉄道オタク諸君に「国鉄の方がまだマシだった」と言われてしまうのであって、今更どうこう言う話ではない。

ひどいとか何とかそういう話をするなら、附属校のあらゆる教員に「これはひどい」と言われる我が大学教職課程センターのが余程ひどい上に教員免許がかかっておるから切実なのである。教職課程センターと比べたら、JRの駅員などエロ同人誌の後書きよりどうでも良い。

んでまぁじゃあ何でいちいちムカついてわざわざ記事にまでしておるかと言えば、ネタが無い私の腹の虫の居所が悪かったからだが、んな事はどうでも良い。清十郎が現地の協力者園田氏(仮名)とのやりとりに一喜一憂しておっただけの話である。奴はこうと思い込むとそれに揺さぶられるからな。


話が逸れすぎて戻ってこなくなりそうだから本題だ。

サポート業務というのは大変である。本日現地の協力者園田氏とも話したのだが、特にパソコン関係は最悪と言って良い。確かにパソコンの説明書は分厚く判りにくいが、

Q「パソコンが急に起動しなくなったぞゴルァ」
A「電源コードはコンセントに接続してございますでしょうか」
Q「いくら素人でもそれぐらいしとるわなめとんのかゴルァ」
――三十分ぐらい延々と会話が続き、突如黙り込む客
A「いかがなさいましたかお客さま」
Q「…コンセント抜けてたぞゴルァ」
ブツッ プーッ プーッ プーッ

とまぁこういうのもいる訳で、これの場合は間違いなく客が悪い。んで、こんな客も多いと言うか、サポートの中の人の主な仕事はこういうDQNの相手であり、とてもではないが私は御免蒙る。

まぁたまにはまともなパソコン知識があってその上でサポートに電話してくる人もいる訳で、そういう人を相手にするのは楽なのだが、割合としては大変少ない。そういう人は自力で何とかしてしまう場合が多いからな。そもそもあんまり電話してこないのである。

しかし客がDQNばかりだからと言って、やさぐれるのは良くない話である。私らしくなく正論だが、良くない。普通に質問に来た善良な初心者に迷惑だからな。高圧的な態度で話し掛けてきやがった日には大変不愉快である。お前が悪いと言わんばかりなのは大変ウザい。



さて、昔から我が日誌を読んでおる人ならもうオチは判っているだろうが、敢えて言おう。

ちょっとは反省しろ、うちの大学の教職員。




ん? JRの駅員? アレはただの導入だぞ。あ奴の場合、態度とかそういうのはさして問題ではない。生理的に受け付けなかったのはだからな。スキン顔。

まるで中国で生産された様な顔であった。

魔王が世界を征服できない理由

2007年08月13日 22時54分04秒 | アニメ、ゲーム、映画等
日誌のクオリティがめっきり落ち込んでいる昨今だが、ごきげんよう諸君。いかがお過ごしかな。私の方はと言うとだな、実は現在新潟県に潜伏している。

ただ、現地の協力者園田さん(仮名)がこのお盆の時期にも関わらず急遽日帰り出張に駆り出された為、園田さんの家に一人たたずんでこうやってパカパカ打っておる訳である。本人は10:30ごろに戻ると言っていたが、本日は13日である。

13日ということはどういう事かと言うと、帰省ラッシュのピークという事である。んで日帰り出張はどこに行ったかと言うと首都圏であり、もっと言うと東京である。

日付変わらないと帰ってこれないんじゃなかろうか。


さて、私の敬愛する寺好き・東方千年帝国総統閣下が『昨今、このような考察が流行っておるようなので余もやってみる。』と仰って考察なされておった為、私もやってみる次第。

しかしよく考えてみると、私はゲーマーだがRPGをあんまりやらん。やりこんでおったとしても、ロマサガだったりしてあまり一般的ではないゲームをやりこんでおるから、魔王なんぞ早々出てこない。

2の七英雄にしたって、別に世界征服しようとしてた訳じゃないからな。これがロマンシングのつかないサ・ガシリーズになってしまうと、初代サ・ガ(魔界塔士サ・ガ)とかになってしまうと、最後の世界に辿り着いたら神様が現れて、「おめでとう! 貴方達は初めてこのゲームをクリアしました!」とか抜かし始める訳で、世界を征服するとかしない以前に世界は元々野郎の持ち物だったという事になってしまう。


んで。RPGの世界は色々だが、魔王がいて世界を征服しようとしている事は割とよくある話である。しかし、魔王の世界征服が成功したかと言われると、とんとそんな話は聞かぬ。

多分無いんじゃなかろうか。もしあったとしても、それはゲーム開始当初の話であり、ゲームが始まると勇者達が各地で軍団長を撃破し、全世界で一斉蜂起が発生して魔王は明智光秀になってしまう。

これは変ではなかろうか。この世の中には数え切れないほどのゲームがあり、数え切れない数の世界に数えきれない数の魔王が居る訳だ。ならば、一度や二度魔王の世界征服が叶えられていい筈である。しかし実際のところはと言うと、全然成功しておらぬ。何故だろうか。


ここで、魔王は何故世界征服を行えるのかという点を考えてみる必要がある。魔王はどんな行為によって世界を征服しようとしているかと言うと、それはつまり戦争である。戦争。武力行使。ゲパルト。一心不乱の大戦争。

つまり、魔王の政治力は軍事力によって支えられておるという事になる。つまり魔王は、最近の例でいうとカストロとかヒトラーとかナポレオンとかの軍事独裁者、昔の例で言うとアレクサンドロス大王とか織田信長だとかそういった連中に近い人間だという事になる。武断派だという事だな。ではその軍事力の内容は何かと言えば、勿論魔界の軍団である。

ああ、なるほど。これのせいか。



ここで一旦話を違う方向に持っていくから今までの話を少し忘れてくれ。

そもそも、世界征服(と言うか征服)はどういう行為かと言うと、世界中の人間をブッ殺して回るとかそういうのではない。だって、それじゃあ儲からない。儲からなきゃ意味が無い。

考えても見たまえ。それが例え小規模な都市でも、皆殺しにしたければかなりの労力が要る。人口が3000人だったとすると、攻城戦の攻め手は守り手の三倍の戦力がないとまず勝てないから、約一万人の軍隊の動員が必要である。

しかもこれは軍隊を動員するだけで済む話ではない。人間の都市に攻撃を加えるという事は、食料をそこまで持っていかねばならない。一万人分の食料を、毎日三食(二食かもしれんが)分ずつ滞りなく運ばねばならん。クロネコヤマトもお手上げである。

更に、いくら魔軍だって素手で戦う訳ではない。まぁ自分の身体だけで戦うモンスター(ドラクエでいう腐った死体とか)もいないではないが、逆に言えば武器防具が必要なモンスターも結構いる(同じくドラクエで言えばスライムナイトやキラーマシーンだな)。この武器防具は、魔界で生産せねばならない。鉄鉱石を発掘し、不純物を取り除いたりして丈夫な鋼にし、更にそれを鍛え細工を施して甲冑や剣に仕上げ,さらにそれを運ぶ必要があるのだ。武器装備率が1/2だとして、約5000人を完全武装させねばならない。

これで、遠征というものがどれだけ非経済的な活動かわかろうというものだ。こんだけ金をかけてやるからには、戦争に勝利した時の経済的利益が無ければとてもとても生きていけない。


では、その経済的利益とは何か。それは現地政府の接収によって発生する。諸君も職についたりしておらんでも税金を払っておる。例えば消費税などだな。この税金は日本ならば日本の政府が管理して徴収し、国家予算として使っておる訳だ(ちょっと語弊があるがな)。征服は、この税金を全部占領地から吸い上げる事によってはじめて達成される。

日本の場合、今年度は甲号歳入だけで800億もある。日本を征服すればこの800億がまとめて懐に入るのだ。これは美味しい。魔王が世界征服を目指すのも当然であろう。

しかし、これには一つ問題があってだな。占領した現地の住民に、征服前と同じように働いてもらう必要があるのだ。人間がいなければ、自動車の生産工場もただのハコである。だから、占領地の人間にはちゃんと働いてもらう必要がある。

勿論、占領地の人間を皆殺しにして、本国から出稼ぎ労働者を連れてきて働かせてもそれはそれで良い。


が、ここで元に戻る必要がある。魔王の軍事力は魔軍に支えられておる事は前述した。ではその魔軍はどういう連中によって構成されているか。答えは、DQNによって構成されているである。

何せ、ドラクエならスライムだとかその辺である。知能ほぼゼロの脳筋と言うか、むしろ脳あるのかという連中だ。どうせ魔界の一般大衆にしてもこんなのばっかりであろう。上級モンスターにもなれば頭が良い連中はいる訳だが、何せ少数派だ。

となると、出稼ぎ労働者として魔界の人間を連れてきても意味がない。人間と同じように働く事など考えられぬ。という事は、占領地の人間に働いてもらう必要がある。

しかし、だ。さっきも言った通り、魔軍はDQNによって構成されておる。占領政策がやんわりとしたものならば人間も「まぁしかたねぇか」と諦め気味に働くだろうが、何せ魔軍はDQNである。占領地では気分で人を殺したり、女を強姦したり、他人の家の財宝を勝手に持っていったりするに違いない。まぁ最後のは勇者もよくやってるがな。

これでは、占領政策が上手くいく筈がない。労働効率は下がりっぱなしで生鮮は落ち込み、最悪我慢しきれなくなった人間の暴動を引き起こす事になる。


魔王の弱点はこういうところにあるのではなかろうか。征服という行為を一度はできたとしても、それを保つシステムの構築が不可能なのだ。当然世界中から嫌われるし、一部の隣国を併呑できたとしても、その時点で世界中の国家が反魔王軍連合を結成してしまって無理ゲーになる。





で、ここまで考えてどっかの国に似てるなと思ったら、ロシア及び中華だった。

そりゃ無理だ。

京都行きたくない

2007年08月12日 22時09分53秒 | 日記
教職課程センターの連中は腹を切って死ぬべきである(挨拶


ごきげんよう諸君。いかがお過ごしかな。更新に穴をあけてしまったが、それだけ忙しかったという事で勘弁して貰いたい。つうか、昨日は横浜に戻るのも一苦労で疲れ果てて死亡していたのを覚えているのだが、一昨日何をしていたかリアルに全く覚えていない。

いい加減若年性アルツハイマーである。


さて、私は京都生まれの京都育ちである。ただ京都育ちってのが曲者で、確かに京都で小学校を卒業するまで育ったのだが、中学からは横浜に出てきてしまっておる訳である。だから、田舎とか実家とか言われると間違いなく京都を思い浮かべるのだが、じゃあ横浜と京都どっちに思い入れがあるかと言われると断然横浜という事になる。

つうか、京都行きたくない。

そもそもだな。京都は観光に行くにはいいかもしれんが住む場所ではない。京都の一軒家と横浜のマンションの一室、どっちに住みたいかと聞かれたら間違いなく横浜のマンションである。

まず、暑い。どれぐらい暑いかと言うと、この時期の京都は、冷房設定温度を18℃にして戸を締め切ってしまってもまだ暑い。布団を被ると汗が出てくる程度の温度である。一度も室内の気温を測ってみた事は無いから具体的に室内が何℃かは判らん、と言うか、測りたくない。

だって測ってみたら20℃後半だったとか嫌だろ。もしそんな結果だったらどんな手を使ってでも横浜に帰るぞ。

しかもついでに寒い。何せ盆地だからな、暑い時は暑いし寒い時は寒いという極端な気候なのである。いっその事雪でも降ってくれれば楽なのだが、盆地という地形の関係上、大抵晴れておる訳だ。ほら、科学で習っただろ。放射冷却。


んでしかも、車が無いと生きていけない。まぁ場所によると言えばそうなのだが、共産党が景観に悪いとか言って鉄道路線を悉く引っぺがしてしまった為、車が無い場合主な交通手段がバスになってしまう。

んでこのバス、基本的には京都市が運営する『京都市バス』なのだが、これがまたヤバい。普通、京都市バス(きょうとしばす)を略して『しばす』と呼ぶ訳だが、この『しばす』、字で表現すると死バスである。

何故か。無論危ないからである。例えば、最近は聞かないからなくなったのかもしれんが、少なくとも私がまだ子供で京都に住んでおった頃にはこんな事件が毎年何回かあった。どういうのかと言うと、

バスに人が乗ろうとする→運転手、もう全員乗ったと思ってドアを閉める→まだ乗れてなかった人が服を挟まれる→発車→挟まれた客、引きずられる→死亡or重傷

こんなのである。実に乗りたくない。他にも、あのフルサイズのデカいバスでもって平気で横入りする等、大変危ない。あれで死バス運転手は年収一千万だというからボロい商売である。まぁ共産党だから当たり前と言えばそうだが。


道路を見るだけでも、この死バス以外に、マナーの悪い大学生源チャリor乗用車、更にマナーの悪い一般車、一回でも多く信号で止まって時間料金を取ろうとする個人タクシーなどなど、行きたくない要素でいっぱいだ。

他にもまだまだある。春夏秋冬全季節で安定して観光客でごったがえしておる。春は春休みとサクラ等で観光客が来て、夏は夏休みで観光客が来て、秋は紅葉とかで観光客が来て、冬は冬休みや雪の京都を拝もうと観光客が来る。

一般に、地元の人間はその地の観光名所にあまり行かないと言うが、京都の場合行かないのではない。

行きたくないのである。

何が楽しくて365日丸ごと混んでる場所に行かにゃならんのだ。




ま、そんな訳で、横浜に永住したい次第。都道府県全部探してもこんなに酷い場所はあんまり無いぞ。いや、まぁ、大阪とか愛知には及ばぬかもしれぬがな。

ノートPC死亡

2007年08月09日 22時42分38秒 | 日記
最近うちのメールアドレスに広告メールがよく来る。まぁ、それ自体は大して面倒な事ではないというかよくある話なのだが、何故かメールの宛先に高畠様と書いてある(挨拶

さて、ごきげんよう諸君。いかがお過ごしかな。私は本日京都に来たはいいが、疲れが溜まったのか一日中死亡しておった。ただ、11日には一時的にだが横浜に戻れるから少し元気が出た。


ところで。突然だが、ノートパソコンが死んだ。今は以前確保したまま放置状態になっていた奴を使っておるのだが、何年か連れ添った愛機が死んでしまった。少々悲しいものである。

出来の悪い子ほど可愛いと一般に言われるが、実際、パソコンも使いにくかったものの方が使いやすかったものより強く記憶に残るものだ。今回死んだ奴も、癖が強くて使い難かったもののその分愛着も大きい。

ノートパソコンとひとくちに言っても色々ある訳だが、細かい事を考えずにばっさり分けてしまうと大きく二つに分かれる。据え置き型と持ち運び型である。据え置き型はデスクトップに近い性能で、重くて厚いが性能も高く、しかも腐ってもノートだから場所を取らない。一方、持ち運び型は軽くて薄いが性能は少々大きめに見てやらんとならぬ。


今回死んだ奴は、持ち運び型でありながら据え置き型に限りなく近い性能を持つハイスペックPCであった。一応画面の大きさは14.1型の筈なのだが、我がデスクトップPCより明らかにデカいのみならず画面の大きさはSXGAまでサポートするハイスペックぶりである。あの激重ゲーのFEZも普通にがりがり動かせる。その癖、本体重量は0.9kgと大変軽い。

じゃあ何で使い難かったと言うとだな。

熱いのだ。

爆熱。



具体的にどれぐらい熱いかと言うと、あのPCを使った人間で低温火傷しなかった奴は一人とていないぐらい熱い。



パソコンの熱の原因は色々あるのだが、主な原因はCPUである。演算器。こいつがパソコンの中心部とか中枢部とかそういう感じの物体であり、あらゆる処理を基本的にはこいつが行っておる。故に、熱い。

最近はどのCPUも廃熱性能が高くなってきておるが、一昔前までは熱まわりの技術が微妙だったのか、それはもう廃熱処理にPCメーカーや自作PC派の頭を悩ませたものである。私の最初の自作PCのCPUはデュアルCPU(普通CPUはパソコン1個につき1個だが、2個つける場合はデュアルと呼ぶ)だったのだが、両方のCPUが電源つけた瞬間から80℃という爆熱マシンであった。

その爆熱マシンのCPU(Athron MP+っつー奴)からpentium4という奴に二年ぐらいたってから乗り換えたのだが、この時、本当にこのCPUは涼しいと思ったものだ。が、実際のところこいつもベーコンを焼ける程度には熱い訳だ。それより格段に熱いAthron MP+とかは下手に触ると水ぶくれ確定の火傷を負う事になる。

今回死んだ奴はそのpentium4を積んでおった。んで、ノートパソコンというのは少ないスペースにパーツを押し込める事になる。小さいからな。しかも今回死んだ奴は0.9kgであり、つまり薄くて軽く、まぁつまるところスペースが少ない。


これがどいういう結果を招くかと言うと、プラスチックのすぐ下にベーコンを焼ける温度の物体が潜むという事になる。


キーボードをカタカタ打っている時は手から熱が抜けていくから、起動してから一時間ぐらい経たないと低温火傷の温度にはならない(それでもたったの一時間で火傷危険域に行くという事だが)。これが、キーボードに手を置かずマウスばっかり動かしてた日には三十分と経たない内に熱くて触れなくなる。

この場合、がちがちに凍らせた保冷剤(てのひらサイズ)で冷却すると二十分ぐらいで温かくなる。保冷剤がな。




そんな訳で、非常に高性能で持ち運びも便利なのだが保冷剤が無いと火傷という大変扱い難いパソコンだったのだ。その分愛着もあるがな。発熱がヤバい上に廃熱が微妙だったから、中のパーツの寿命も縮んでしまったのだろう。

だから多分死因は熱。

熱で寿命が縮んだ熱死。

死因は熱に違いない。


まくらサイズの保冷剤で冷やしたから結露してショート死したなんて事はある筈がない。



死因は熱である。熱。

レースゲーの陰謀

2007年08月08日 23時21分18秒 | アニメ、ゲーム、映画等
ごきげんよう諸君。いかがお過ごしかな。私は明日、ようやく島流しの地から解放される予定である。ま、解放されるといっても横浜に戻れるのではなく滋賀県のど田舎から京都に戻れるってだけだがな。


ところで、私は現在ゲームをやる暇があんまり無い。無いのだが、重度のゲーム中毒患者の私がまったくゲームをやっておらん訳が無いのであって、一応ちょこちょことやってはおる。一日三十分ぐらいだがな。

じゃあ今何をやってるのかと言うと、グランツーリスモである。つまりレースゲー。今まで一度も手を出した事の無いジャンル(強いて言えばマリオカートとF-ZEROならやった事がある)に何でいきなり手を出したかと言うと、イニシャルDを見て峠を爆走したかったというただそれだけの理由である。

自分で言うのも何だが、発想が小学生だ。

んで、イニDを見て走りたくなったんなら当然の帰結としてゲーム版イニDを買うのが普通なのだが、生憎とイニDのゲームが置いていなかったと言うかグランツーリスモしか無かったからグランツーリスモを買ってきたのだ。


しかし、その、なんだ。この歳になると実車の運転経験もあると言うか、免許証を取ったのだから当然何度も車は運転しておるのだが、私は車を運転するのは嫌いである。とても嫌いだ。

さしあたり、我が家には20年以上前のジムニー(パワステ無し、ターボ無し、ハンドルでドア開閉、速度計は90kmまで)とパジェロ(当然素晴らしくデカい)しか無い訳で、この時点で運転が嫌になるのだが、そういう要素が無かったとしても出来れば車を運転したくない。

だって、車だとまず車体が大変大きい。狭い通りに不用意に踏み込めば、電柱とかにぶつかる。下手をすれば、他人の家の玄関に突入する事になる。徒歩とか自転車であればこういう心配はあんまり無い。ま、十万ぐらいするスポーツ自転車なら話は別だが、私が運転するのなぞママチャリが関の山だから問題ない。徒歩はどうやってぶつかるのかという話だ。

それに車は、ただでさえ大きく重いのに結構視界が狭い。諸君も教習所で習ったろうが、車は全ミラー全窓を使ってもそれでもまだ死角が結構ある。んで、幼稚園とかの子供は好き好んでそういう場所に潜む傾向があるから危険だ。子供はそういうのを好むとか何とかを抜きにしても、ある程度の速度がある状態で人間にぶつかってしまう、つまり車へんに楽しい行為(轢は車に楽しいと書くからな)をしてしまうと、高確率で死んだり骨が折れたりするのである。

明らかに歩行者が悪い状態(急に路上へ飛び出す、とか)であっても、大抵裁判では車側が負けるしな。

それに、道路は自分の車だけが走っているのではない。他の車も普通に走っておる。となると、狭い道路だとギリギリまで寄せないと衝突したりしてしまうし、こっちが前を走ってる状態でいきなり減速したりすると、後ろの車にドカーンとやられてしまう。


かように、車の運転というのは大変面倒である為私は嫌いである。嫌いなのだが、となると、これだけ嫌いな運転をするゲームを何故わざわざ買うのか、という話になる。

で、色々と考えてみた結果、レースと普通の運転は全然違うという結論に辿り着いた。確かに、カーブはアウト→イン→アウトと走るのが一番速いし走り易いから、レースをしていようと普通に運転していようとだんだんそういう走り方になっていく。

が、レースと運転は根本的に違う。さらにこのレースがゲームだともう一つ違う。一昔前のレースゲーなら知らぬが、現在のゲームはコースアウトしたり壁に激突したりすると著しく遅くなる。だから両方厳禁なのだが、逆に言えば所詮ゲームである。

時速200kmで障害物にぶつかったり、崖近くのガードレールを突っついたり、他の車に激突しても大丈夫だ。今挙げた例が現実に発生したら、私は作用反作用の法則でお煎餅になったり、崖から落っこちて何が死因なんだかわからん有様になったり、最低二台以上の車ともみくちゃになった挙句ミンチになり卵を加えて焼けば人肉ハンバーグみたいな事になったりする訳である。

んでレースにまだ慣れておらん段階では、どうしたってアクセルを踏みっぱなしにしてとにかく速度を稼ごうとしてしまう。慣れておれば、低速ギアに切り替えてエンジンブレーキをかけつつブレーキを踏んでしっかり速度を落としてから曲がる訳だが、逆に言えば、慣れておらん段階では速度を出しすぎてしまって曲がりきれない。

ま、ゲームだから速度が落ちるぐらいで済むのだが、これが現実の世界だったらミンチである。レースゲーだから、誰だってアクセルを踏もう踏もうとしてしまう訳だな。これが現実だと、時速200kmとかゲームの時点で相当な迫力があるのであり、普通の人間だったらビビってアクセルを緩めたりブレーキ踏んでしまったりするのだ。

つまり、実際の運転では誰だって速度を緩めがちになったりしてしまうのだが、レースゲーだとそうとは限らんという事だな。では、何故人間は皆レースゲーだとガンガン速度を出そうとしてしまうのだろうか。




1:脳内麻薬説
人間は本質的に、空を飛ぶだとか超高速で走るだとかいった行為を好む為、恐怖心の無いゲームではガンガンやろうとしてしまい、それで興奮してアドレナリンが出て、更に速度を出して興奮すると考える。

2:ハンドル握ると人が変わる説
普段は「馬鹿野郎!」とかいった具合に他人を罵倒する事など考えられない人が、ハンドルを握ると途端に人が変わる、という症状が多数報告されている。人間は車の様な力を得ると、本能的に滅びに向かって突き進む、と考える。

3:陰謀説
レースゲーにはオウムとかが使っておったサブリミナルのアレが導入されている。新興宗教、つまり公明党のバックのアレとかの陰謀と考えられる。もしくはユダヤ人の陰謀。

4:ミレニアム説
南米に逃げ延びたナチの残党が電波を送ってる。

5:折衷型
ナチの残党が日本の支配をもくろむ

ナチの残党、創価か何か(仮にSOKA)に接近

脳内麻薬の出やすいモータースポーツに目をつける

SOKA、持ち前の頓知力を発揮し、何故かレースゲーにサブリミナルする

微妙なことに

生物兵器エイリアン

2007年08月07日 23時05分49秒 | アニメ、ゲーム、映画等
今度CATVを家に引こうと思う。時代劇専門チャンネルの為に。

さて、ごきげんよう諸君。いかがお過ごしかな。昨日一昨日更新しなかったのは、時間が無かったのもあるが書いた記事を読み直して見たらびっくりするほどつまらなかったからである。


んでまぁネタも無いから、適当にエイリアンの話でもしようと思う。何でいきなりエイリアンかって、まぁ大体予想はつくだろうが、アーケード版エイリアンvsプレデターのプレイ動画を見たからである。なんか秋葉原のゲームセンターとかではまだまだ現役で稼動しておるそうだ。ちょっと横浜に戻ったら秋葉原に久しぶりに行こうかと思う。

さて、エイリアンと言うと、エイリアンシリーズでは毎回毎回生物兵器にしようとしておった。1、2、3と三作品連続で生物兵器にしようと目論むウェイランド・ユタニ社が出てくる。4では毎回恒例の悪役ウェイランド社が倒産してしまうし、リプリーを復活させてエイリアンを利用としてた変態博士も単純に生物兵器にしようとか考えていたのではなく、まずは基礎研究をしてからという事だった。

確かに、エイリアンは地球上に存在しない生物である。膨大な研究データが得られるだろうし、新しい物質や新しいワクチン等を作れる様になるかもしれぬ。ただ、最近知ったのだが、エイリアンは元々生物兵器であったらしい。


と言うのも、だな。エイリアンと言うと黒くて蜥蜴っぽいアレを皆想像する訳だが、エイリアンの意味は異星人(もしくは異邦人)であり、エイリアン1の『エイリアン』は我々がエイリアンと呼んでる奴じゃないのである。取り敢えず我々がエイリアンと呼んでる奴を黒リアン(黒いから)と呼称しておこう。

初代エイリアンのストーリーはこうである。宇宙貨物船ノストロモ号が宇宙救難信号を探知し、救難信号を出している僻地の惑星へやってくる。まー救難信号を無視する訳にはいかんしな、という訳だ。

んでその惑星に着陸し、三人の船員がその救難信号の発信地へ歩いていく。んで発信地まで行くとホラー映画恒例の電波障害によってノストロモ号との連絡がとれなくなるのだが、ともあれ発信地に行く。するとそこには巨大なよく判らん物体が落っこちている。

で、中に入ってみるとどうやら墜落した未知の異星人の宇宙船らしいと判る。判るとは言っても、中の人はとっくに化石化しており、落っこちたのは相当昔らしいという話になるのだが、『エイリアン』っつーのはこの船を動かしておった異星人の事だ。

それで更に奥へ行ってみると我々に馴染み深い黒リアンの卵がゴロゴロしており

☆く☆ぱ☆ぁ☆→おはようございます。フェイスハガーです→終了

となってまぁ後は会社の陰謀とか、火炎放射だー!とか、こいつロボットだったんだ!とかアリだー!とか、あっていつものエイリアンとノリは変わらんのだが、それは良い。


んで、この『エイリアン』の船なのだが、墜落したのは大分昔の事らしい、というのは前述した。しかし、この『エイリアン』、プレデターではない。宇宙船の形とか以前に、そもそも化石が全然違う形をしておる。つうか、エイリアンとプレデターは元々別の映画だ。この二つの映画が合体したのは、2でシリーズとして死亡したプレデターと同じく3で死亡したエイリアンシリーズが生き残りをかけた、というところが大きい。

閑話休題。この『エイリアン』、1では死体も出てくるが、2では宇宙船のみ出てくる。ま、2は完全版での話だがな。劇場公開版だと一応名前は出てくるものの、映像に一度も出てくる事なく核爆発に巻き込まれて蒸発。んで、黒歴史として名高いと言うか、冒頭10分で2の全てを無かった事にした3では名前で出てくる事さえなく、4に至っては監督も忘れてるんじゃないかという状態だ。

この前公開された映画版エイリアンvsプレデターに至っては、黒リアンは出てくるがエイリアンは出て来ないという黒歴史状態である。が、実は設定があるらしいという事を最近知った。それによると、黒リアンはエイリアンが作り出した物兵器だった、という事だ。生物兵器輸送船だったエイリアンの船が太古の昔不時着し、エイリアンはお亡くなりになられて黒リアンの卵だけが残った、という訳だな。


さて。となると、黒リアンを生物兵器として利用しようとしたウェイランド社は目の付けどころは悪くなかった、という事になる。何せ元々生物兵器なのだからな、黒リアン。

しかしだ。この黒リアン、制御不能である。劇場版エイリアンvsプレデターの公式HPでも『彼らは、誇りの為に戦う』と書かれたプレデターとは対象的に、黒リアンは『彼らは、繁殖の為に戦う』とか書かれてしまっておる。実際、人間の遺伝子が混じってしまった4はともかくとして、それ以外のエイリアンシリーズは繁殖以外しようとしておらん。

初代エイリアンは劇場公開版だと取り敢えず人間をぶっ殺して回っているだけだが、劇場版に入り切らなくて切られたシーンを見ると繁殖しようとしておる。2は最初の黒リアンが覚醒した日(もしくはそれから2、3日経った日)から2週間、惑星植民地で黒リアンは暴れまわる訳だが、特に何か繁殖以外の行動に出た様子は無い。強いて言えば、「美しい。実に美しいビューティフルだ」とか言いながら作ったに違いない巣を作ってたぐらいだな。3もなんだかんだで実際は繁殖しようとしてただけだった。

んでじゃあ黒リアンはどうやって増えるかと言うと、人間もしくはそれに準ずる生物に寄生して増える。映画では基本的に人間以外に寄生しておらんが、エイリアンvsプレデターではプレデターにも寄生しておったし、3では犬にも寄生しておったな。

まず、女王黒リアンが卵を産む。この卵の中にはフェイスハガーという、黒リアンの第一形態みたいなものが入っておる。尚、ニコニコでの愛称はフェイス羽賀である。こいつを見た時は取り敢えずこの☆蟲☆YA☆ROUとか言っておくと良い。んで、何か寄生出来そうなのが近付くと卵が開き、羽賀さんがくっ付いて寄生する。羽賀さんは寄生体をくっつけてしまったら剥がれて死ぬ。

で、2、3時間も経つと標的の体内で黒リアンが成長し、チェストバスターという形態になり、胸を突き破って誕生する。文字通り、チェストをバストする訳である。ただこの状態では大変弱く、戦闘はほぼ不可である。チェストバスターになって宿主の胸を破り、何時間か待って成体になるまで戦闘力はほぼゼロと言って良い。

かように、黒リアンは成体になるまでの時間が結構かかる。ま、その分、一度成体になってしまえば大変強いのだがな。この手順を簡単に行う為、黒リアンは巣を作る。四方八方を人間とかに囲まれておるとチェストバスターとかの段階で死亡しかねないからな。

この様に、巣を作りそしてそこを守れるある程度の戦力が揃うまで、黒リアンの繁殖は著しく面倒だ。逆に言えば、その戦力さえ揃ってしまえば黒リアンの繁殖速度は飛躍的に上がる。


しかし、だ。となるとますます制御不能である。

例えば、武装したテロリストが占拠した街に、テロ対策として黒リアンの卵を撒くとしよう。すると、高確率で黒リアンが生存戦争に勝利するだろう。で、テロリストを排除したからその街を再占領しようとすると、より手強い黒リアンに迎撃されるのだ。


ダメやん。


現在に至るも生物兵器が主流になっておらん(つうか使われてすらおらん)のは、制御できないからである。普通生物兵器と言うと細菌兵器とかだが、その細菌の撒き方を間違えると、撒いた直後に細菌が死滅したり、風向きが変わって細菌がこっちに流れてきたりする訳である。

まぁ黒リアンは細菌と違って知性があるから、命令を聞く様に飼いならせば良いと考えるかもしれぬが、奴らが繁殖するには何かに寄生してそれを殺さねばならんから、その、つまり、兵隊を訓練した方が良い。人件費とか考えてもな。

さて、ではこやつら、どうやって生物兵器として使うのだろうか。


1:アンブレラ法
クローン人間などを使って黒リアンの成体を生産し、飼い慣らして使用する。しかし、4を見て判る通り、黒リアンを飼い慣らせるかと言われると疑問が残る。リプリーの名言、「あれにゲイは仕込めない」もあるしな。

2:ワクチン法
敵地に黒リアンの卵を投げ込んで敵があぼーんするまで待ち、黒リアンが当該地域を完全に占拠したと確認したら、黒リアンにのみ効く毒か何かを撒いて黒リアンを全部殺してしまい、その後軍隊がそこを占拠する。そんな便利なものがあるかどうかなど知らぬ。

3:バイオハザード法
黒リアンの卵を紛争地域に投げ込み、ある程度荒れたらニュースで「○○市で生物災害が発生しました。政府は滅菌作戦を実行、核で街ごと消毒する事を決定しました」とか流して消毒。投げ込まれた連中も死人に口無しだから後腐れ無し。

4:オトリ法
黒リアンを繁殖させておけばアホなプレデターが狩りに来るから、プレデターの船を襲う。つまりプレデターを誘いこむ為のエサにする。

5:俺達はとんでもない考え違いをしていたんだ
黒リアンはエイリアンが生物兵器として開発したものだが、使えたもんじゃないから破棄された。つまり1で出てきたエイリアンの船は産業廃棄物運搬車だったんだよ!

な、なんだってー ΩΩ Ω

巡りめぐって鷺宮神社

2007年08月04日 23時13分20秒 | アニメ、ゲーム、映画等
本日二十三時をもって、我が霧島家は北朝鮮に声明を発表するものである。北朝鮮外務省のチョン・ソンイル国際機構局副局長は在日朝鮮人の市民感情に配慮し、一刻も早く改名すべきである。放送禁止用語っぽいから。(長い挨拶


さて、ごきげんよう諸君。いかがお過ごしかな。なんだか暇が無いとか言いながら更新をサボっておると毎日ここを見てくれてる人に申し訳ないとは思っておるのだが、なんだかんだと会社の仕事を消化しつつ小説を書いておるとなかなか更新まで漕ぎ着けないのだ。

んでまぁ、ここ数日書いた分を読み直してみたら八月に入ってから書いた部分に表れた妥協の産物があまりに酷くて全力で萎えておる訳だがな。しかもここ数日でようやく会社の仕事が片付いたと思ったら社長がまたしても仕事を調達してきたというどうしようもない状態だ。

例えて言うなら、峠のバトルに勝てないから新車を用意したはいいが、スカイラインとかその辺の峠を走るのには適さない車だったおかげで藤原とうふ店(自家用)に人間ABSされて死亡、という感じである。


さて、気付けば参院選も終わって世間もまったりな雰囲気だ。自民党惨敗という事だが、いつぞやの郵政解散の時みたいに民主党も社民党もついでに国民新党もまとめて首切りショーだった時と比べると惨敗のざの字も無い訳で、完全に死亡状態だった小沢民主がどれぐらい追い上げるか、逆に言えばいつも通り就任した直後にマスゴミに梯子外された総理大臣がどこまで落ちるか、見物である。

ま、一種のカリスマだったと言えなくもない小泉さんですらあんだけ梃子摺ったのだから、二代目みたいな位置付けの彼が最初からすんなりと話を運べる訳がないんだしな。それに、参議院ってそもそも何が目的で存在してるのかよくわからんと9割方の国民に思われてるんだし、ネタ投票した奴結構いたんじゃないかと思う次第。

そういえば、我が京都府及び神奈川県、両方の選挙区で維新新党・新風の人が立候補しておったな。小沢とかローゼン麻生閣下とか亀井とか、顔で損してる政治家以上に『維新』って名前で損してる新風だが、先日初めて選挙ポスターを見た。んでびっくりした。

何にびっくりしたかって、政策の方が名前よりデカいのである。名前を書いてもらわねばならんし、選挙ポスターってのは普通名前が一番デカいというか、普通と言わず名前より他のものが大きい選挙ポスターなど私は見た事が無い。が、新風の中の人は名前より政策を前に押し出しておって、少々好感を持った。まぁ、その、なんだ。その政策ってのが国家の誇りを取り戻すだかどうとかこうとかであり、結局票には結びつかんのだがな。

ちなみに選挙速報を見ておった限りでは得票率1%台ぐらいであった。ネタ投票が可能な参院選がこれではきのこれない。

ま、京都府は全国でも最も共産党の強い区域の一つであるから、今回みたいに自民党と民主党がいい勝負してしまうと安定した支持層(若い頃から共産主義運動ばっかりしてて最早それ以外に生きる方法が無いともいう)から安定して票を集めた共産党が通りかねぬ為、自民という安牌を切った連中も多そうだがな。


そんな訳で、正直、政局よりもどこぞの大学が下水を飲用水にしてたとか、メリケンの橋が落ちただとか、 むしろダチョウに蹴られて頭蓋骨骨折だとかそっちの方に関心が行く訳である。ニュースに限らんでいいのなら、それこそ政局よりもデビル3バージルの疾走居合の無敵フレームの長さの方が余程関心がある。ちなみに目算だと15~20フレームぐらい。無敵フレームの発生が私の思ってるより長ければ25フレームぐらいあるかもしれん。



で、だな。


こうgdgdの流れになっていると、慣れた読者諸兄なら気付いておるだろうが、書きながら今日の本題を探してる状態である。最近は無尽蔵に思える私のネタ力も切れた気配と言うか、ちゃんと毎日更新してる時みたいに道行く通行人をもネタにしようとする執念が無い状態だから、どうしてもネタが面白くなくなってしまう訳だ。

ところで。私は典型的ならき☆すた厨なのだが、先日柊家の神社の元ネタになった鷺宮神社が面倒な事になっていたらしい話があったな。いちらき☆すた厨として、事実だとすれば大変残念な話である。

だが、ま、所詮はマスゴミが取り上げた事件であるから、真偽はどうでもいい。マスゴミが興味本位で取り上げた話など本当だろうが嘘だろうが知った事ではないのである。今回私が非常に気になったのは、何故オタが群がるとこう不審に見えるのだろうかという点である。

google様でも何でもいいからちょっと調べればすぐ出てくると思う(つうかさっきの記事もgoogleで『鷺宮神社 らき☆すた』で一番上に出てきたものだ)が、聖地巡礼にやってきたオタク達の写真が何枚か上がっておった。んでそれを見てまず思った事は、確かに不審だという事である。

リュックサックを背負い、カメラを首からぶら下げる。これ自体は、普通の観光客でもこういう格好はするから不自然ではない筈だ。しかしながら、10人ぐらい群れてるオタク達が悉くリュック&カメラだとすげぇ怪しいと言うか、これは子供怖がるよと突っ込みたくなる映像だった。

別にリュックからビームサーベルが生えてたとかそういう事は無いし、仮に連中の体臭が酷かったとしても写真だから臭ってはこない。が、何故か怪しいのである。何故だろうか。


ここで何かいい理由(こじつけともいう)を3、4時間考えるのがこの日誌の書き方なのだが、もう既に23時な訳で、例えて言うなら明日語学の試験なのに今から教科書を読む様な状態である。しょうがないから、偉大なる先人の技を真似るとしよう。

そう、これは連中の仕業だったのである。こうなってはやる事は一つしかない。


いあ! いあ! あざとーす! あざとーs





記録者名:清十郎
ここまで叫んだところで薫さんは霧島家特別高等警察警備部特車二課に取り押さえられました。もしくは公安九課。

近況

2007年08月01日 21時05分17秒 | 日記
新聞記事の『朝青龍処分 モンゴルで波紋も』を見て、朝青龍が波紋疾走するのかと思った(挨拶

さて、ごきげんよう諸君。いかがお過ごしかな。なんかここの所何日かに一回の割合でしか更新しなくなってしまったが、別に好き好んでサボっておる訳ではなくて、いい感じに余裕が無いからである。

27日に疲弊し切って京都に来て、その翌日は会社のパソコン環境の整理。更にその翌日、以前からお亡くなりになる一歩手前だった会社のパソコン一台を復活させる為に京都の秋葉原こと寺町へ出撃。規格が合うものが全然見つからず隅から隅まで歩き回った挙句どうにか部品を購入し、会社に戻って組み立て。30日は朝から再び横浜に向かい、診療所で診察を受け、その欲実はお茶の先生の家へ伺い、その夜京都へ。

ううむ。学校がある時より忙しい。

ま、そんな訳で生きるか死ぬか二つに一つみたいな毎日を送っておる訳である。今日も、新PCが不調だった為HDD再フォーマットからアプリのインストールまで全部やってたりした。まぁ、パソコンが判らぬ人には全く理解できんだろうが、その、なんだ。大して難しい仕事ではないのだが、非常に面倒臭いのだ。例えて言うなら、ロードが長すぎるゲームみたいなもんである。

電源ON→会社のロゴ(スキップ不可)ロード→タイトル画面/ロードゲーム→ロード→ロードファイル選択→ロード→メニュー画面→ロード→装備選択画面→ロード→ゲーム開始

これでしかも ロードが毎回一分ぐらいかかるみたいな感じだと思ってくれれば良い。…そう言えば細菌のゲームでそんなんあったな、何だっけと思っておったらAC4だった。まぁあのゲームの場合キャッシュには対応しておるから一回ロードしたらその後は早いんだが、ゲームを始めた当初はアクション画面に行くまでに軽く五分ぐらいかかるから気を長く持たないとなかなかできぬ。私の場合はロードが長くてもあんまり気にしないタイプだからあんまり問題ない。ま、リトライにはやっぱり一分ぐらいはどうしてもかかってしまうから、高難易度ゲームだったら間違いなくコントローラ投げてるがな。



さて、会社のパソコンを組み直した訳である。横浜にいた時、症状を聞く限りではメインの基盤(マザーボードな)が死に掛けになっておる様に思っており、実際京都に来て軽く弄ってみるとやっぱり基盤が死んでおる様子だった。私の前のパソコンが壊れた時と同じである。BIOSごと死んだ気配だった。

まぁ、逆に言えば死んだのは基盤だけ故に、HDDやメモリは再利用できると思ってバラしたのだ。そしたら驚いた。日立よ、一般人はパソコンの中身の事なんて木にもしないのは確かにそうだが、これはやりすぎだ。

pentium4時代のセレロンが載ってるのだが、まず電源が凄い。電源っつーと、大体こんな形をしておるのだが、日立は脅威の科学力によりL字形電源を開発、搭載。しかも貼ってあるシールをよく見たら、電源容量280Wときたものだ。

ちなみに私が六年以上前(日立のこいつは3年ぐらい前)に組んだパソコンですら400Wであり、今の私の愛機は500Wだ。で、日立は280W。よく今まで快調に動いてたなこいつ。そもそも、このCPUは私の記憶が正しければ300W以上の電源じゃないとそもそも動かない仕様だった気がするんだが。

んで、メモリも見てみりゃ何の事はない、256一枚である。とてもXPを動かすパワーがあるとは思えん。しかもPCケースの中には謎の鉄骨が複数生えており、ケースの流用も無理そうな気配だった。

結局、再利用したのはDVDドライブとHDD、後は画面だけだ。ただ、画面の質は内装の乙仕様と違って素晴らしい仕上がりであり、こいつをどうにか流用しようと企てたから、新しいメーカー製PCを買わずに自作PCを組んだのだ。


ま、Vistaが嫌だったという理由もある訳だが。


さて。どうせ会社で使うパソコンだから、高品質な映像出力装置などいらぬ訳である。パソコンの場合、映像出力装置には二種類あって、メイン基盤(マザーボード)に最初からのっかっている場合と、映像出力装置を別に買ってきてメイン基盤に挿す場合がある。当然、前者の方が安く性能は微妙、後者は高性能だが高くつく。となれば、前者を買う事になるのだが、さもありなん。

京都のアキバこと寺町に行ってみれば、まずマザーボードを売ってる店を探すのが大変だった。元々昔に比べて電気店がかなり減っておったのだが、去年から今年にかけて更に何軒か潰れたらしく、見るに忍び無いぐらい酷い有様だった。たまに売ってる店があっても、再利用ディスプレイには挿せない仕様の基盤しか売ってなかったりした訳で、大いに困った次第。J&P京都寺町店が無かったら、下手するとはるばる秋葉原まで出張というエンディングになるところだった。

んで部品を買って帰り、会社で組み立てたのだが、メイン基盤に不審な黒いシミが見られた割には特に問題なく通電し、OSインストールも滞りなく進んだ。なのだが、やれやれ面倒な事にならずに済んだ、と胸を撫で下ろしておったらぴゅうーんとか言って停止しよったのである。

これには流石に私も焦った。何せ、電源ボタンを押しても通電すらしないのである。やはりあの黒いシミが原因なのか、とか、いや基盤が死んでいても電源だけはつかないとおかしいとか色々考えながら弄っておったのだが、全く持って復活する気配が無い。ナンテコッタイ初期不良品掴まされた、と思ったのだが、結局、非常に簡単と言うか単純な方法で生き返った。

何をしたかって、電源ケーブルを別のに変えたのだ。何を阿呆な事を、と思うかもしれんが実際それで復活したのが何とも言えん。電源ケーブルが死んだとか珍しすぎる。


ま、そんな感じで暇の無い毎日を送っておる次第。正直疲れる。さっさと日吉に戻りたいものである。