霧島家日誌

もう何が何だかわからないよろず日誌だ。

来年度の抱負とオンゲが嫌いな理由

2008年03月31日 15時22分56秒 | アニメ、ゲーム、映画等
ごきげんよう諸君。いかがお過ごしかな。相変わらず締切直前で死亡している霧島である。できるだけ家から出たくないのだが、買い出しやら何やらで出かけねばならん機会も多い。だから出た時はゲーセンに寄るという事でモチベーションを高めておるのだが、何せガンダムvsガンダムしかやらん上にあのゲーセンは民度がよろしくないからな。対戦台とは言え一人に二人がかりで襲ってくるだとか、身内以外には援軍しないDQNとか多くて萎える。

まぁ、あのゲーセンはレベル低いから、二回もやればニコイチできてしまうのがまた悲しいが。


さて、もう今日は三月三十一日。あと10時間も経たない内に今年度は終わる。明日からは平成二十年度だ。そこで来年の抱負を考えてみた。


1:ちゃんと学校に行く

今年も家の中で死亡していると、窓のない病院に入院が確定している。別に病院自体は嫌いではないが、このままだと藪医者率の高さに定評のある慶應系病院か、もしくは死の病院高田中央病院など問題ではないぐらい酷い関西の病院のどちらかに入院する事になる為、入院は避けたい。

と言うか、そろそろまっとうな人生を歩みたい。


2:来年こそ小説家デビュー

取り敢えず四月十日目指して頑張ろう、私。って、今気付いたが、四月十日の直前って履修申告期間真っ最中じゃないか。一応判らん人の為に説明しておくが、大学では「私は○○という授業を受けます」という申告を年度初めにしておかぬと、授業に出ようが試験を受けようが問答無用で零点になるのだ。つまり、試験期間と並ぶ二大超重要期間という事である。

どうしよう。七日に至っては研究会の発表があるんだぞ…既に始まっていたのか、私の自爆ショー……


3:本を流し読みしない、アニメとかを飛ばして見ない

まぁ、要は私の趣味の話だが。私はエロ本とかエロアニメとかを見るのが好きである。が、エロシーンはどうでもいい為、濡れ場になるとついつい読み飛ばしてしまったり、早送りしてしまったりするのである。が、先日家に貯めたメガストアを読んでおったら、エロシーンでも重要な場面があった事に気付いたり、甚だしくは間違えて濡れ場と一緒に読み飛ばした場面が多数発見された為、ちゃんと読もうという事だ。



さて、私の抱負など諸君にとってはどうでもいい話だろうから本題に入る。

先日私はオンラインゲームが好きではないと言うか嫌いだという話をしたが、その続きである。FPSが嫌いという話については、これは私の好みの問題だから深い理由はない。一方、オンライン対戦ゲームが嫌いなのには一応ちゃんと理由がある。

私がオンライン対戦ゲームの何が嫌いって、ズバリ回線抜き。これである。

回線抜きとは何かというと、例えば私と清十郎がオンライン対戦ゲームで対戦していたとする。1vs1、つまりタイマンでだ。で、苦労の末もう少しで私の勝ちだ、そんな戦局になったとする。そしたら、敗色濃厚な清十郎が負けるのが嫌だからPCのネット回線を切断する。

これが回線抜きである。まぁ知り合い同士とかならボコればいいのだが、オンライン対戦ゲームのウリは不特定多数のプレイヤーと戦える事だ。台のすぐ向こうに対戦相手がいるゲームセンターなどと違い、相手を特定する事も、その行為を特定することも不可能だ。意図的に回線を抜いたのか、その人のネット回線が不安定で切断されてしまっただけなのか、それは本人にしか判らない。


まぁオンラインの対戦ゲームとは言ってもFEZみたいな大規模RvRからファミスタオンラインみたいな1vs1ものまで色々ある訳で、一概には語れん。が、大規模なゲームは相当なプレイ人口が必要であるから、あまり多くはない。やはり少人数でやる対戦ゲームが主流である。FPSなんかまさにそうだな。サドンアタックでは8vs8が最多だ。

FPSのいいところは、2、3分で終わるゲームを何回も何回も繰り返しやるというゲームである事だ。負けそうだからと2分おきに回線抜き、などといちいちこまごまとやっていたら、プレイヤーの意気がもたん。そういう意味では、オンライン対戦ゲームの中ではFPSは割と好みと言えばそうなのだ。

逆にこれが酷かったのが、かの悪名高い三国志大戦DSである。私はDSを持っておらんから幸いにも悲劇を回避できたが、話を聞くに相当酷い状況だったらしい。

まず、あのゲームは一試合に時間がかかる。開幕落城などを除けば、平均8分ぐらいかかる。プレイ次第によっては10分かかる事もある。それだけの時間、集中力を切らさずに、丁寧にしかし迅速に頭と手を動かし続けねばならないのだ。

その分、勝ちが確定した時の快感にはなにものにも代えがたい。特に相性の悪いデッキと当たった時、我慢して我慢して我慢してギリギリで仕掛けて勝った時など、思わず顔が綻ぶ。

で、よし勝った、と思ったら接続切断。

んで、しかも途中で回線が切れた場合その試合はノーカウントになる為、何もかもが無駄。

酷い場合は、開幕で相性が悪いデッキと判っただけで切断。


最悪である。回線抜きではないが、ファミスタオンラインでもタイム法というのがあるそうだ。

最近は一試合が短時間で終わるゲームが増えた為に回線抜きはあまり問題にならんが、私は、比較的時間のかかる、頭をひねってやるゲームの方が好きなのだ。トランプで言えば、ポーカーより大富豪の方が好きなのである。

そんな訳で、回線抜きなど関係ないMMORPGとかの方が、私は好きだ。積極的に衰退してる分野だがな。




















書き終わってから読み直すと、抱負の方が本題より面白いな。

1、2、3、ダンテェーイ

2008年03月27日 21時56分20秒 | アニメ、ゲーム、映画等
ごきげんよう諸君。いかがお過ごしかな。毎日見てくれている人には申し訳ないが、何せ締切が二週間後に迫っておったり、春休みが終わって一発目の研究会で発表の役目を仰せつかったり、医者に行っても風邪が治らなかったり、安いからって買った怪しげな焼き豚食って死亡したりしておるから諦めてくれ。


さて、いきなりだが、自分でも私は変態だと思う。まぁ変態とは言っても色々あるが、私の場合アニオタとか言うよりはゲームオタクだ。七矢の奴めはRPGが大好きだったが、私はアクション派だから最近はジャンルが隔たっておる訳だが、とにかくゲーオタの変態である。

とは言え、最近は真面目にやりこんだゲームがあんまり無い。時間が無いとかそういう理由もあるが、私が求めているものと時代の流れが全然違うというのも大きい。例えばネット対戦ゲームだが、最近はFPSしかない。前も話した通り、私はFPSがあまり好きではない。と言うか嫌いである。特にオンラインFPS。つうかオンライン対戦ゲー自体が嫌いだ。

まぁオンラインFPSというとサドンアタックが代名詞なのだが、いや、その、何だ。サドンアタックが良ゲーなのは確かだ。インゼル氏が何度も言及しておる通り、アレはカウンターストライクのパクリゲーだが、フルコピーだから下手なアレンジが無くて良ゲーな訳である。

とは言え、FPSは一撃で勝負が決まる世界だ。本来、戦争で銃撃戦と言うと昔は胸を狙えと言われ最近は腹を狙えとか色々言われておる訳だが、FPSではそんなところを狙っても何の意味もない。FPSは儚いというのは総統閣下の至言だが、実際儚い。何せ頭にさえ当たればそれが何であろうと死ぬからな。

だから、上級者になればなるほど頭を狙う訳だ。で、最近はFPSもオンライン対戦が主流(と言うかサドンアタックが主流)だが、オンラインとなればどうしてもラグが発生する。だから、敵の頭に当てて血が出て「よっしゃあ!」と内心ガッツポーズをしても、ラグってて実際は当たっていなかったというオチが発生して死亡したりする。

その一撃が勝負を決める。そういうゲームなのに、当たったのが当たってないとか、もう泣くしかないではないか。そんなゲームを真面目にやりこむ気など何処からも湧いてこない。だからオンラインFPSは嫌いなんだ。オンライン対戦ゲーそのものも嫌いだけど。

いつも引き合いに出す様だが、現在こそ3になってクソゲー化しておる三国志大戦だが、あれもラグは酷かった。特に初代はな。が、ラグ持ちならラグ持ちで、ラグを前提とした立ち回りというものが存在したのだ。操作精度も大事だが、立ち回りとか読みあいの方が重要だったからな、あのゲーム。だから好きだった部分は大きい。

まぁFPSじゃないから同軸では語れんがな。



さて、そんな訳で、オンライン対戦が嫌いな私はオフラインゲーをやりこむ事になるのだ。我が家の回線が死亡してる(ADSLなのに9kb/secとかよくある速度)から根本的にオンラインゲームができないという事情もあるのだが、ともあれオフゲーばっかりやっておる。

んで、最近でやりこんだゲームというとデビルメイクライ3と4ぐらいだな。やりこんだと言っても、合わせて300~400時間程度しかやっておらんから全然やりこんだとは言えないのだが、まぁ常人よりはやってる。

で、こんだけやってるとどんどん変態になっていく。3と4合わせると100以上ある技名を暗記してしまったり、どのステージの何処で何という敵が出てくるか覚えてしまったりする訳である。

まぁ、それはいいんだが。


先日(とは言っても大分前だが)、DMCでお嫁にしなさいっ!という動画を見た。出てくる奴は全員ダンテである。1のダンテ、2のダンテ、3のダンテと分かれているが、一応全員同一人物だ。

故に、初見だと何が何やらさっぱりの筈だ。


が。


残念な事に、初見でどれがどれだか一発で判ってしまった。



変態である。



駄目だ私。



と思いつつ今日の話題にしてる訳だが、さて。デビルメイクライシリーズは全部、主人公はダンテだ。一応4ではネロが新主人公という事になってるが、ダンテのお情けで主人公扱いされているだけであり、劇中でも「世界を救うヒーロー役はくれてやる、やっちまいな」(大分意訳)とか言って貰ってる状態であり、事実上主人公はダンテだ。

で、このダンテ、同一人物ではあるのだが、出演作によって顔とかが全然違う。メタルギアソリッドシリーズでスネークの顔が殆ど変わらない(4は流石に違う顔になってるが)とは好対照である。

これは何でかと言うと、出演作によって歳が全然違うのが原因だ。

1は二十台中盤。2は五十前後のナイスミドル。3は若い頃の話ということで20歳前後(初期設定によれば19歳)。4は1の後かつ2の前で、40前にしたおっさん。

故に、性格も結構違う。3は若いって事で若気の至りと言うか、結構やんちゃなシーンが多い。ダンテというと全てのシリーズでボス戦前にボスを挑発するのが慣例だが、特に3はアレだ。ケルベロスに向かって「こりゃ驚いた、お喋りワンちゃんか。ドッグショーって知ってるか?優勝間違いなしだぜ」とか言ってみたりする感じだ。1からやってる人ならいいが、3が初プレイの人の場合、ダンテの激しい挑発を見ながら(お願いだからそんなに挑発しないで、死ぬから。マジ死ぬから」とか思ったりする。

2は何でか知らんが物凄い無口になってたな。一方4は子供のまま大きくなった様な感じで、いい意味でお馬鹿だ。相変わらずピザ食ってるしな。


んで、前掲の動画だが、諸君、どれがどれだかわかるかな。一応ヒントとして、1、2、3のダンテの画像を張り付けておこう。


1のダンテ


2のダンテ


3のダンテ



さて、先の動画を見てどれがどれだかわかったかな?

正解は、


3→2→1
タイトル
3→1→2→3→1→2


である。最後の三人揃い踏みは左から2、3、1だ。


2は大人びていて、少し髪を伸ばしているのが特徴。服は立襟で胸元には切れ込みが入っておるな。

3は逆に幼くてやんちゃなイメージ。服装は…言わんでも判るな。結局最後までシャツも何も着ないままゲームが終わったが、まぁシャワー浴び終わった直後に話が始まってコート着るぐらいしか余裕なかったからしょうがない。

で、1は幼いという訳ではなく、さりとて歳食ってる感じでもなく、中庸といったところだな。服装も際立った特徴は無い。



まぁこんな感じで、やっぱり私は変態だなと思う春の午後であった。



オチは特にない。

陸ガンの挑発

2008年03月25日 21時57分12秒 | アニメ、ゲーム、映画等
ごきげんよう諸君。いかがお過ごしかな。私は風邪でもひいたらしく、ここ三日ほど寝込んでおった。今覚えば先日インゼル氏とむぎまる氏が泊まっていったその日の夜あたりから引き込んだのだが、翌日になるとどうも全員風邪であるらしいという事が発覚し、夜にバイオハザードをやっていた事もあり生物災害ウィルスを持ってきたのは誰かという事で激論を繰り広げたりしておった。まぁ、その前の日ぐらいには既に調子が怪しかったから私という可能性もある訳だが。

さて、最近更新をサボり続けている訳だが、基本的には小説書いておるからである。たまに更新もしようかと思わないではないのだが、長い間サボり続けた結果文章力が著しく劣化しており、面白い話が書けなくなって(特に面白くもないものを弄繰り回して無理矢理面白い話にする)しまった為である。

だから何度か書いては削除しておったのだが、リハビリという事でちょびちょび書いていこうと思う。


私は食事が大嫌いだが食べない事には生きていけん。で、昨日で備蓄食糧が尽きてしまった為、本日は仕方なく買い物に出かけた。んで大体の読者諸君は予想しているだろうが、ただ食料を買うだけじゃつまらんという事でゲーセンへ入り、地下へ歩いて行った。お目当ては今を時めくバカゲーガンダムvsガンダムである。

今日はちょっと新境地を開拓しようという事で、いくつか使った事のない機体に手を出した。…が、なんだかんだで対人戦をやる事に。ライン(そういういうシステムがあるのだ)が2なせいで2on2の対戦になかなかならないのが残念だが、取り敢えず肩慣らしにガンダムヘビーアームズ改(霧島家正式呼称ヘビガン改)を選択した。

ヘビガンというと、Wガンダムに出てきた赤いあいつである。赤い奴である。オモチャ色したあいつである。一番カッコ悪いガンダムの地位を、他に圧倒的な差をつけて獲得していたあいつである。OVA(及び劇場版)のエンドレスワルツでは他のガンダムが皆別物になった中、唯一TVと殆ど変わらん形をしておると言うか色が青になっただけであるにも関わらず何故かとてもカッコいいあいつである。

カラーリングというものがいかに重要か良く判るガンダムだな。種シリーズのアスラン機体も色だけで評価をグッと下げておる。まぁ、っつっても今回はTV版で参戦しているからオモチャカラーだがな。ウィングゼロも才能が枯渇した大河原のもさい形をしておる。


で、このシリーズなのだが、私は基本的に格闘が苦手だ。射撃戦で堅実に戦うのが好みである。故に、並の機動性と豊富な火器、及び空中三回転半捻りを装備するヘビガン改は性に合う。前作連ザでいうと空中戦が可能になったバスターといったところだから、余計に合う。空中戦が出来ない事以外は完全に私の好みに合ってたからな、バスター。

が、欠点もあってな。元がバスターみたいな機体だけに破壊力に乏しく、ダメ負けしやすいのだ。手数は多いんだが。

あと、格闘が無い。いや、全く無い訳ではないんだ。一応アーミーナイフがついており、↓+格闘で原作のエアリーズ戦で使った技が使える。使えるのだが、絶望的に発生が遅い為とても使い物にならん。

ちなみに、↓+格闘と書いたが、これは当然レバー↓+格闘ボタンという意味である。じゃあレバーを入れなかったり↓以外に入れてるとどうなるかというと、格闘ボタンなのに押すとミサイルが出る。まぁ元々が歩く火薬庫って設定の機体だから仕方ないが。

とは言え、あのゲームで格闘が無いのは問題である。基本的に『射撃=当たるが威力が低い』『格闘=なかなか当たらないが高威力』だから、射撃だけだと総合的なダメージで負けてしまうのだ。

で、それを解消してくれる武装が一応ある。特殊射撃で出るフルオープンアタックという奴だ。安定した当たり方をしない技だから詳しくは判らんが、200以上の大ダメージを稼げる。だから、相手が隙だらけで、普通の機体なら格闘を入れにいく場面が巡ってきたら格闘を押すのではなく、特殊射撃(射撃ボタンとジャンプボタン同時押し)をするのだ。

ちなみに、ヘビガン改は接近戦が弱いかと言われるとそうでもない。その辺も今作のバスター的な位置づけになってる所以で、特に射撃で出るツインガトリングガンの鬼弾幕&鬼銃口補正&鬼誘導、サブ射撃で出る胸部ガトリングガンの鬼銃口補正&鬼弾速が猛威を振るう。近距離戦の要になるステップも高性能だ。


で、負けた。

元がバスターなだけあってタイマンも強い機体なんだが、まだ扱いなれてないしな…と思いつつ連コイン。機体選択画面に入ると、秒で陸戦型ガンダム。先日話したあの壊れ機体である。ヘビガンと違ってこっちはちゃんと格闘がある。とは言っても、ちゃんとビームサーベル使うのはマシンガン装備の通常格闘だけで他は蹴りだったりするんだが…

ともあれ、戦闘開始。この機体、マシンガンモードとキャノンモードがあるのは以前話した通りだが、切り替えは特殊射撃で行う。最初はマシンガンモードで始まり、特殊射撃を入れると背中のコンテナから砲身を折りたたんだキャノンが出てきて陸ガンが頑張って組み立てる。逆にキャノンモードで切り換えると、コンテナの中からポンッとマシンガンとロケットランチャーが出てくる。

ちなみに、陸ガンの基本はキャノンモードである。マシンガンモードが使えないとは言わんが、自分から攻めていくのに使うモードであるから、その、低コストが自分から攻めていくと、な。失敗したバンザイアタックにしかならん。

まぁ、マシンガンが多少乙でも基本的にキャノンしか使わん私には関係ない。

で、何せ壊れ機体だけあって怖いものなし。流石に高コスト機体とタイマンやるのは辛いが、中コスならどうとでもなる。しかし私も油断してしまい、間違えて近距離まで走り込んでしまった。だが敵も慌てたのだろう、見え見えの距離でビームサーベルを振ってくる。

勿論華麗にステップして回避。フハハ、ラゴゥとディンと偵ジンと砂漠ジンとドッペルダガーのいいところだけを集めた厨機体を舐めてもらっては困るのだよ。とかなんとか頭の中で言いいながら、間抜けにも何もない空間を斬ってるZガンダムを眺めておった。

よし、お尻ペンペンの時間だ。私の命令の下、陸ガンが華麗な格闘を…






……





って、あれ?






画面には、敵の目前でコンテナからマシンガンとロケットランチャーを取り出す陸ガンが映し出されていた。








どうやら、直前までヘビガン改を使っておった為、反射的に特殊射撃してしまったらしい。迂闊なマシンガンモードは死に繋がる。ヤバ、と思った私はあわててボタンを操作。










今度はキャノンを組み立て始める我が陸ガン。








格闘→離れてキャノンモードに切り替え、というつもりだったのだが、どうやら慌てて離れるどころか殴る前に切り替えてしまったらしい。


まぁ、それを見たZが再び殴りかかってきて、そこを何とかステップしてかわして今度こそどついたのだが…


こんな挑発もアリかなと買い物しながら思った。あのゲーム、格ゲーと違って挑発が無いからな。まぁ、ガンダムが手を叩きながら"well done!! well done!!"とか言ってるのも嫌だが。どこぞのデビルハンターみたいに。




well doneで思い出したが、結局春休み中にデビルメイクライ4の全ミッションSランクは達成できなかったな…(´・ω・`)

ガンダムvsガンダム

2008年03月20日 22時25分03秒 | アニメ、ゲーム、映画等
私信:そこは一緒に取り押さえてほしかった(挨拶


さて、気を取り直して、ごきげんよう諸君。いかがお過ごしかな。私は昨日と一昨日、研究会の春合宿という死ぬほどだるいイベントに参加してきて疲労気味である。まー文系だし、春合宿というと懇親会という名の飲み会であるから乙なのはこの際仕方ないと言えばそうなのだが…

一応飲み会以外にも懇親会的イベントはあったのである。研究会のガイダンスが終わった後、夕食までに一時間ぐらい暇が出来てしまった為、何か皆でやろうという話になった。しかし場所が場所(三浦海岸)であるから宿の周囲には何もなく、どうするかという話になったところでゼミ長がドロケイやろうと言いだしたのだ。

ドロケイというとアレである。諸君も小学生の頃やったと思うが、警察チームと泥棒チームに分かれてやる鬼ごっこの一種である。私はどちらにせよ副作用のせいで運動できんから何も言わなかったのだが、場所が団地であった。

で、予想通りと言うかやっぱりと言うか、不審者通報された訳である。

子供心を忘れないのは大切だが、違うものを失うともっとまずいという神の啓示であろう。高校生にもなって授業中変身ポーズとってた私も他人の事言えた義理ではないがな。



さて、ここのところゲーセン業界が冬である。以前なら毎日でも三国志大戦に出撃しておったのだが、セガがSammyを吸収という愚挙に出た為クソゲー街道を爆走中であり、やる気は起きぬ。バランス取りが死ぬほど難しいあのゲームの調整を、ギルティのキャラバランスすらどんどん酷くなっていったあのアホどもにできる訳がない。

で、先日新しいゲームがゲーセンに入った。機動戦士ガンダムvsガンダムである。私が愛してやまぬ連合vsザフト2の続編にあたるゲームだ。キャプチャ映像からも判る通りグラフィックが全力でやっつけ仕事でクソゲー臭が漂ってくるが、そこはカプコン。

アレはクソゲーではない。バカゲーだ。


今回のカプコンは後ろ向きに全力疾走という方針をとっており、まともなゲームを作る気などさらさら無いらしい。

例えば、ガンダムアニメ第二作にあたる『Zガンダム』からはZとガンダムmk2が出演している。で、このZなのだが、ガチのSF戦争ものだ。が、終盤になると壊れる事に定評のある監督であるところの冨野がまたしても壊れた為、死ぬキャラが主人公に「私の命を吸って!」とか言いだしたり、Zが本当に吸収して強くなったりするという大変残念なアニメだった。

で、本シリーズでは既にZが題材になったゲームが出ておる。第二作、『機動戦士Zガンダム エゥーゴvsティターンズ』だな。この時は当然、Zが命を吸ったりするなんていうのは無かった事になっておった。と言うか、命を吸う事は基本的に黒歴史であり、無かった事になっているのが一般的である。

が、今回は真面目にゲームを作る気が無いからか再現されておる。原作では命を吸ってバリアを張ったりしておったが、今回は味方が死ぬとその力を吸い取ってスーパーアーマー状態になるし、攻撃力も上がったりする。

他にも、宇宙を走りまわる陸戦型ガンダムであるとか、何の躊躇もなく核を撃つGP02であるとか、本当に通常の三倍になるシャアザクだとか、敵を道連れに自爆するイージスだとか、思いつく限りやりたい放題である。

真面目にやりこむ気にはならんが、皆でワイワイ楽しむ分にはこの上なく面白いと言える。最近のゲーセンは難易度の高いゲームばかりでライトゲーマーには厳しすぎる世界だと言われて久しいが、カプコンはカプコンなりに新しい世界を開拓しようとしたのかもしれんな。


で、ゲームバランスだが、こちらもやっぱり適当である。

何せ全機主役という謳い文句で作られておるから、低コストを含めて全ての機体が強い。別の言い方をすれば、全機どこかしら厨房である。

例えば、私が使っているのは陸戦型ガンダムとヘビーアームズ改だが、どちらも性能がおかしい。

陸ガンは後方支援型の低コスト機で、180mmキャノンがメインの兵装だ。このキャノン、当たれば相手が何であろうと吹き飛ぶ。明鏡止水モードのゴッドガンダムだろうが、命の力を吸ったZであろうが、とにかく吹き飛ばす。しかも弾速が鬼の様に速く誘導も強い。

HPで一応話した事があるのだが、このシリーズは全射撃兵装の弾速が驚くほど遅い。遠距離からだとビームライフルでも着弾まで2、3秒かかるぐらいに遅い。だから、撃った時点で敵が存在している場所に撃っても絶対に当たらぬ。

それじゃあゲームにならぬからというので、どうやって当てているかというとだな。全ての弾には誘導というものがついている。実はあのシリーズ、マシンガンの弾だろうがビームライフルのビームだろうが、全部標的に向けて曲がりながら飛んでいるのだ。

よって、あのゲームの射撃兵装の命中精度は弾速と誘導で決まる。んで陸ガンのキャノンなのだが、ビームの二倍ぐらいの速度で飛んでいく上に、現実世界の空対空ミサイルぐらい曲がる

まぁ、それだけなら今までのシリーズでもあった。連ザで言えば偵ジンとかだな。射撃兵装の性能は異常に高いが、格闘やら機動性やらが死んでいるという後方支援特化機だ。

しかし、このゲームは連合vsザフトではない。ガンダムvsガンダムである。機動戦士ガンダム-とびっきりの最強対最強-である。全機厨房というバカゲーである。

陸ガンのブーストダッシュだが、滅茶苦茶速い。連ザでいうゾイド型BDで地上滑走しかできないが、格闘特化機より速い。格闘特化機は、当然近寄って切り刻まなければならんから速い。と言うか遅いと存在意義が無い。だが、射撃特化の陸ガンはそいつらよりも速いのである。回避の要であるステップも普通に優秀だったりする。

まぁ一応、低コストという事で装甲が薄いのは弱点になってるんだがな。



まぁそんな感じで、最近のアーケード用ゲームにしては珍しくワイワイ楽しむパーティゲームである。三ヶ月もすれば家庭用が出るだろうが、大画面でタッグマッチというのはゲーセンでしか味わえんから、ヌルゲーマーな人もやってみてはいかがだろうか。

乙機体として有名なガンダムXだって、チャージするのに18秒かかるチャージショットとか夢が広がって楽しいぞ。

病弱

2008年03月13日 18時02分55秒 | アニメ、ゲーム、映画等
ごきげんよう諸君。今日も今日とて地味に忙しかったり体調が悪かったりする薫である。何か特別に重い仕事があったとかそういう訳ではないのだが、色々と用事が溜まっておって休まる暇がないのだ。しかも、あんまり身体の調子が良くない。良くないと言うか、やばい。最近は自分でも病弱になったなと思っておったのだが、そろそろ危ない気がしてきた。

まぁ、私がどんな病気になろうが、私が死んだり死ななかったりしようが、日誌のネタにはなると言うか深刻であればあるほど美味しいから記事にするものである。


さて、私が病弱になったのは大学に入ってからだというのは諸君も知っておろう。幼少の頃から夢見てきた有名大学の文学部に入ったのだ。まぁ、そうは言っても霧島薫という人格は、幼少時には影も形もなかったが、それはそれ。ともあれ、私は夢を一つ叶え、幸せいっぱいだったのだ。

が、大学入学がけちのつきはじめでもあった。入学してから一か月もたたぬ内に髄膜炎になって入院だ。以前話した通り、風邪ウィルスが脳髄に入り込んだ病気である。インフルエンザの予防接種したらウィルスが脳に入って死亡、という話を誰もが一度は聞いた事はあろうが、その病気になったのだ。

発症してすぐ抗生物質を投与すれば、後は安静にしているだけで治る。が、逆に言うと発症直後から治療を始めないとヤバイという事であり、何せ場所が脳の話だから一週間ぐらいほっとくと死んだり失明したりするのだな。しかも風邪と症状が似ている為間違えられやすい。そして生きて帰れない事に定評のある病院に運び込まれた為、私の医療知識が無かったら死んでおったかもしれぬ。

先程言った通り、初期に治療してしまえば特に後遺症もない。入院は必須だが、インフルエンザ=すごい風邪的な見方でいえばすごいインフルエンザみたいな病気だからな。

が、何故か病弱になった。滅茶苦茶病弱になった。一、二か月に一回は風邪ひいて死亡する様になったし、お茶のお稽古に一日中(朝九時から夕方六時ぐらい)出たりした日には服も脱がずに寝台の上で死亡するぐらいの虚弱体質になった。

これが剣道の稽古を一日中してたとかならともかく、お茶である。茶道である。何が一番疲れるかって、正座が一番疲れるのであって、健常者ならそんな事にはなるまい。実際、入院する前はそんな事などなかったしな。


で、一昨年の春ぐらいに今度は慢性的な不眠に悩まされる様になり、紆余曲折を経て鬱病患者という名の社会非適合者になったのだが…

しかし、だ。私は鬱病だったのだろうか。最初は不眠だった訳だ。とにかく寝れず、夜が白ける頃になってようやく死亡するから、社会生活上マズイという話だったのだ。授業に出れんからな。

んで、近くの内科に行ってリーゼを貰ったりした。この薬が精神安定剤だと知ったのは後の事だったが、ともあれ眠くなる薬を貰った訳である。が、全然ダメ。色々と知人友人に相談した結果私が得た情報は三つ。

睡眠障害は大抵精神性のものだという事。市販の睡眠薬は本来別の効果を持つ薬の副作用を利用してる&横浜市営ぼったくり地下鉄ぐらいぼってるからやめた方がいい事。そして精神内科行くぐらいなら最初からガチメンヘラになれという助言である。

で、精神科にかかった訳である。まずは精神科の基本薬であるところのデパスが出た。諸君も知っての通り、速効型でかつ効果が高く、副作用も少ない優良精神安定剤である。精神が安定するという事は、交感神経と副交感神経で言えば後者が優位に立つという事だから、睡眠障害者に良いとされておる。

ただまぁ、飲めば気分が落ち着く訳だが、同時にボーッとする為、車の運転中とかに飲むとグランツーリスモになるから注意せねばならんのだが、私はそういう事をしないから普通に飲んでおった。積極的にダブルクラッシュしにいったり空中を走ったりはしない。

が、デパス程度では全然効かぬ。

仕方ないから、ハルシオンだとかマイスリーだとかレンドルミンだとかメンヘラの標準装備にあたる睡眠薬を色々と試したのだが、どれもこれも上手く効かなかった。理由は判らんが、私の身体は薬効耐性が高いのかもしれん。ともあれ全然効かなかった。

結局、就寝前にリボトリールとデパスとサイレースの3HITコンボである程度安定して寝れる様になった。これでも駄目な時は、DT引いた状態でリアルインp(ry更にマイスリーという強力な睡眠薬を飲んだ。

ただ、このコンボは非常に強力であり、どれぐらい強力かというとバニシュ&デス(と言うかデジョンぐらいの強さで、寝れるのはいいんだが今度は起きられないという何の意味もない状況に陥った。

それぞれの薬の効果は諸君も既に知っておろうから今更言及せぬが、一般的に効果時間が短く速効型で効果も強いが揺り戻しもきついといわれておるデパスを小手先勝負と言い切った私の医者も「普通ならその場で気を失って12~24時間寝る」と言っておったからな。仕方無い。

が、仕方ないからって放っておくと留年or退学という死orDIEに陥るから、向精神薬を服用する様になった。向精神薬についてはもう何度も説明しておるから詳しくは言わないが、麻薬及び向精神薬取締法という法律で合法されてるドラッグである。

んで、数ある向精神薬の中でもパキシルとノリトレンは最も扱い易い向精神薬と言われておる。ただ、パキシルは自殺願望を助長するという我々社会非適合者にとってとてもやばい副作用を持っておりそこが難点なのだが、私は単純に寝れないってだけだったからパキシルを飲む事になった。

が、一向に好転しない。パキシルを飲み始めたのは一昨年の前期の終わりで、それから残り半年飲み続けたのだが効く気配がなかった。途中、二大覇者の片割れであるノリトレンも飲んでいたが病状は好転する兆しを見せなかった。

私が何故眠れなくなったのか、その根源的な理由はいまだ不明だが、睡眠障害は精神的原因による事が多いという点を鑑みると、少なくともTウィルス感染者なみの知能の低下がみられる教職課程教員だとか腐り落ちた果実の臭いがする教授だとかが私にストレスをガンガンかけまくりやがってくださったのは一因だろう。


んで、一昨年人生初の留年。その後の春休みは安定した生活を送れたのだが、大学が再びはじまると一か月ともたず死亡。しかし、連続留年は退学だからこうなっては仕方ないという事で、それまで一日につきパキシル一錠ノリトレン二錠だったのをパキシル四錠ノリトレン六錠に大増員。

正直嫌な予感はしてたんだ。手の震え、動悸、眩暈などといったパキシルにみられる副作用は深刻ではなかったとはいえ、結構きていた。今ほどではないが、立ち上がるとクラっときてよろめいたりしてたしな。それがいきなり四錠に増えるとやばいんじゃないかとは思ってた。

で、予想通り翌日学校の中でダウンして死にそうになりながら保健管理センターまで辿り着いて寝て、精神障害だとかそういう事を研究していると言いつつ精神病患者の申し立てを一切受け付けないDQN教員の語学にどうにかこうにか出て直帰して死亡した訳だ。

しかし、パキシルを一日二錠に減らす対応を取った後、大学に行く頻度は増えて行った。勿論留年するかしないかのボーダーラインを行ったり来たりする様な程度ではあったが、ともあれ増えた。んで、諸君も知っての通りどうにか進級できた。



まぁ進級できたのは良い事である。退学になったら人生やりなおしだからな。

しかし、だ。

明らかにキレやすくなった。ここ一二か月は特にひどいが、明らかに私の精神から安定が失われた。特に昨年度末から顕著に失われた。私の調子が上がっていったのとほぼ時を同じくして、失われた。

最初は自分でも気付かなんだが、最近は自分でもヤバイと思う。特に先日、我が敬愛なる先生の家で失礼をはたらいた際、ブチ切れしてたのがいきなり泣きはじめた上、涙が止まらぬのである。もう深刻な話は終わって笑い話をしており、私の精神も安定しておるのだが、取り敢えず涙が止まらないという事態なのだ。



んで、本日。

驚いたことに。

散歩中死にそうになった。



何でそんなことになったかって言うと、まず、ここのところ心臓の調子が良くなかったという話から始まる。最近は心臓が安定して脈を乱すのである。まぁ要は不整脈であり動悸な訳だが、諸君も知っての通り動悸というのはあんまり怖い症状ではない。動悸は主に精神が原因で起こる症状であるから、基本的には気にしなくてもいい訳である。

が、動悸はパキシルの副作用でもある。その上、放っておくとやばい動悸というのは「呼吸困難など他の症状を伴う時」「原因が謎」「一日に何回も起こる」ものが一般的だが、原因が判ってる以外は見事にあてはまっておるのである。

風呂にいきなり入ると心臓に悪いといわれておるが、ここ最近はシャワーを浴びる時、胸にお湯がかかる度に軽い動悸に見舞われたりしておった。

しかし今日のは尋常じゃない。どう尋常じゃないかって、今日は歩いて十五分ぐらいかかる場所まで散歩がてらに荷物を届ける用事があったのだが、二分ぐらいごとに動悸と息切れが襲ってくるのである。それがどんどん酷くなり、あと少しで目的地に到着するというところで心臓に限界がきたらしい。

いつもいつも死亡死亡と言っている私だが、私のいう「死亡」はベッドの上に倒れ込んで死亡とかそういう意味だ。しかしあの時はアスファルトの上に倒れて死亡した。どうにか膝が崩れたぐたいで踏み止まったが、視界は真っ白であり、あの時ばかりは青リロ暗慈にも敗れかねないほど弱っておった。志貴に殺された直後のアルクェイドばりの弱体化である。

まぁ、根性補正がかかったらしく一分ぐらいその場に立って休憩しておったら心臓も息を吹き返した為荷物を届けて帰った。とはいえ帰り道も歩く訳で、結局、帰るまでもう一回休む羽目になった。


そんなこんなで、今日は疲れた。

疲れたから寝る。



おやすみなさい。






セーブしますか? |>はい いいえ
霧島薫 が 病弱属性 を獲得しました!


霧島薫   ダークスレイヤーLv.1
腐女子属性
総統閣下属性
ヤンデレ属性
病弱属性 New!

アンクロ補足&ザッパー

2008年03月09日 21時48分36秒 | アニメ、ゲーム、映画等
ごきげんよう諸君。いかがお過ごしかな。昨日は更新するつもりだったのだが、色々とあって軽く自殺しそうになったからできなかった。メンヘラで自殺する自殺するって連呼する子は狂言みたいなもんだから華麗にスルーした方が良いとされておるが、逆に言うといつもは普通人と変わらん奴の自殺願望はガチという事であり、昨日は本気でヤバかったから頑張って寝たのだ。眠る為の薬なら多数持っておるからな。まぁ、肝臓に負担がかかった気がするがな。


さて、先日は普通のレビューのみだったから、今回はザッパーとか含めてのレビューである…が、ちょっと補足を。あの記事を見ただけだとかなり難しそうなイメージだが、実際は地道にコツコツやっていけば誰でもクリアできる。その辺は流石カプコンで、相変わらずの絶妙な難易度設定だ。

ま、何も考えず連射するだけのアホには無理というのは変わらんがな。

あと、悪名高いwiiの受光機とかで狙ったところと全然違うところに弾が吹っ飛んでいく訳だが、その辺はカプコンも考えたらしくてロックマーカーが常時表示される様になっている。◎の形をしており、外側が大きい為視認性も高く、一方内側は着弾点そのものぐらいの小ささで、ちゃんとマーカーの表示通り着弾する。つまりデス様みたいにはならんという事だ。

あと、敵の弱点に狙いをつけている時、つまりマーカーと弱点が重なっている時は明滅するという親切仕様であり、慎重ささえ失わなければあとは慣れでどうにどもなる。

バイオシリーズの常で、出会った敵全部を殺そうとすると(アンクロでいうと敵全員を特殊武器で殺そうとすると)弾が無くなる訳だが、敵が一杯出てきた時とか強敵が出てきた時だけ使えば余るしな。

それに、弱点をちゃんと狙えば状況にもよるが特殊武器よりハンドガンのが強いという場面も結構あるからな。対ゾンビ時のサブマシンガンは費用対効果が悪いし、距離をとられてるとショットガンはさっぱりダメージが通らん。頑張ればハンドガンクリアもいける。

バイオシリーズのやりこみと言えばナイフクリア(使用武器はナイフのみ縛り)だが、アンクロはガンシューティングだから無理だ。ナイフも上手く使えば強いんだけどな。走ってきたゾンビにしがみつかれる直前にナイフを振れば吹っ飛ばしたりできるし。



さて、以降はザッパーを含めたレビューである。



↑これがアンクロ説明書推奨のザッパー使用法である。右手でザッパー本体を持ち、左手にヌンチャクを持つ。引き金を引けば発射、武器切り替えはヌンチャクボタン。リロードはザッパーを大きく振る。レバガチャアクション(ボスの攻撃の回避とか)はヌンチャクを振る。

しかしながら、この操作方法は大変重要な問題を含んでいる。ザッパーそのものはただの合成樹脂だからそんなに重くないが、かと言って羽の様に軽いという訳ではない。一方、ザッパーに装着するリモコンは電池とか色々入っているから見た目の割に結構重い。そこに来て、あの形である。



↑これである。ヌンチャクを左手に持つ以上、ザッパーは右手だけで持たなければならないのだ。で、持つ場所は前方にあるフォアグリップだ。逆にリモコンは真中ぐらいを持つ事になる訳だ。

つまり。

重心が最悪の位置に来るのである。

アンクロはガンシューティングなのにザッパーよりリモコンの方がやりやすいというのはここに原因がある。しかも、操作をリモコン仕様に設定するとリモコンだけでプレイできる。Bで射撃、十字キーで武器切り替え、リロードとレバガチャはリモコンを振る、という具合である。両手で持って安定させるのにも向いている。


が、やっぱりガンシューティングであるからにはガンコンでやりたいのが人情である。いかにザッパーが銃とは何か違う物体の形をしていようとも、ガンコンはガンコンである。こいつを使ってどうにかやりたい。

となると、まずザッパーを安定させねばならない。右手一本だとロックマーカーがブルブル震えてしまうから、慎重に狙おうも何も話にならん。最低でも両手で構えねばならないのだが、ヌンチャクもリモコンもブンブン振らねばならない(リロードとレバガチャな)訳でこっちを立てればあっちが立たずという具合である。

しかし私は二時間も及ぶ試行錯誤、苦心惨憺の末、アンクロに適したザッパーの持ち方を開発した。以下にその方法を紹介しよう。





まず、リモコンをザッパーに装備した後、ヌンチャクもザッパーに装着する。





で、こう持つのだ。つまるところブルパップ式突撃銃の持ち方な訳だがな。尚、私の指は現在酷い有様になっている(主に切創)為手は自主規制している。

人差指さえあればヌンチャクのボタンは押せるし、この持ち方であればある程度は安定する。レバガチャアクションの際は、フォアグリップを支点にしてヌンチャク側をぐるぐる回せば大丈夫だ。少々振りにくいが、レバガチャアクションはレバガチャと言っても高速で振る必要はないのだ。その操作さえ合っていれば(例えばレバガチャ中に引き金引いたりすると操作が間違ってると認識される仕様になっておる)、特に速度は求められんのだな。問題は精度だ。ゲーム性にもシステムにも最大限の慎重が搭載されたゲームという訳である。

さて、これで操作の問題は解決したが、やはり両手で持ってもブレることはブレる。PS2ガンコンとかなら装置の精度がいいからある程度ブレても大丈夫だが、wiiでは致命的だ。そこで、我が霧島家では肘を何かに当てるという方法を推奨する。当てる場所は何でも良いが、床に座ってやる時はあぐらをかいて太腿に当てるのがオススメだ。

ザッパーの動きの起点は肘だ。肩は殆ど関係しない。自分でやってみれば判ると思うが、少なくとも拳銃の銃口の動きは前腕の動作と連動している。だから前腕の動きが安定すればいい訳で、前腕を動かす肘を安定させる事で狙いを定めるのだ。

ブルパップ銃みたいな外見ゆえに、一番後ろのヌンチャク部分を肩に当てた構えでプレイしたくなる人も多かろうが、ザッパーの一番後ろはこれでもかってぐらい腐ってる形な為、全く安定しない。だから一番後ろを左手で持って、肘を何処かに当てるのがオススメなのだ。


まぁ、どんな事をしてもマーカーの動きはなかなか制御しきれないが、それがwiiというハードであり、これからもwiiというハードと付き合っていこうと考えておるのならば、あの理不尽なマーカーの動きにいつかは慣れなければならん訳であるから、今の内に練習しておくと良いのではないかと思う。

取り敢えず、任天堂の責任者出て来い。

アンクロのレビュー

2008年03月07日 20時14分45秒 | アニメ、ゲーム、映画等
ごきげんよう諸君。いかがお過ごしかな。私は一応生きておる。本日は歯医者で詰め物を入れてきた為、痛くて仕方がない。麻酔も一時間ぐらい経てば効果切れるしな。来週はもう一つの大きな虫歯の治療だ。それが終われば落ち着くらしいから、どうにか春休みの間に終わらせたいものだな。


さて、予告どおりバイオハザード アンブレラ・クロニクルズのレビューでも書こうかと思う。

まず、このゲームをプレイする上でとても大切な言葉を贈ろう。




















まずは死ね。話はそれからだ。


という訳で、辛めのゲームになっておる。amazonのレビューが酷いのはいつもの事だが、アンブレラクロニクルズ(以下アンクロ)のは特に酷いな。ヌルゲーマーと言うよりスイーツ(笑)ゲーマーが難しすぎるだの何だのとごちゃごちゃほざいてるみたいなのだが、素朴な疑問として、彼らは説明書を読んだのだろうか。

いや、何でかってのは後から説明するが、アンクロの敵には全て弱点というものがある。この弱点を撃つと大ダメージが入るのだ。例えばゾンビだったら、頭を撃ち抜けば死ぬ。又部位別ダメージや部位別アクションもあり、同じくゾンビならば足を撃つとこけたりする。

まぁこんな感じの事が説明書に書いてある。と言うかゲーム内のチュートリアルにも出てくる。ある程度慣れが必要なのは認めるが、クリアするだけならそこまで難しいゲームではない。後半は確かに難しいが、ショットガンとかロケットランチャーとかが大量に落ちている為にいいぞベイベー!逃げる奴はゾンビだ!向かってくる奴はよく訓練されたゾンビだ!!という感じで虐殺可能だからな。

しかし、にも関わらず連中は難しすぎるという。どんな馬鹿でもゲーム内のチュートリアルぐらいは読むだろう、と皆は思うかもしれんが、amazonレビューをよく読んでみると、稀にアンクロがガンシューティングと知らずに買ったアホまでおる始末であるから、読んでないのかもしれん。カプコンもこんなDQNに文句言われて大変だな。

まぁ、連打だけしてればクリアできるゲームがやりたいなら一生無双5でもやってろという話である。


さて、それはさておきアンクロである。バイオチームめがデビルメイクライ4を作っておったのに何でまたこの時期に出せたのかと思っていたのだが、よく考えたら当たり前だった。

何せwiiはアレなハードだ。見た目が外付けDVDドライブにしか見えないという超小型ハードだったり、性能の面からみるとwiiの中身=ゲームキューブだったりする訳である。

ただでさえゲームキューブの性能はPS2未満なのだ。映像の進化など望むべくもない、と言うか、進化したくてもできない訳であるから、新しいポリゴンを作る必要性が見当たらなかったと言うか、萎えてやる気が出なかったのだろう。バイオハザード5をwiiで作るって事ならまた違うのだろうが、どうせ外伝だ。

で、GCで出たリメイク1と0、PS2で出たアウトブレイク1&2のポリゴンモデルを全力で使い回しておる訳である。シナリオは四つ収録されておるが、黄道特急事件はバイオ0のお話だからそのまま使い回し、洋館事件はリメイク1そのものだからやっぱり使い回し、ラクーン市消滅事件はリメイクされていない2と3の話だが舞台は同じだからとアウトブレイクの背景を無理矢理使い回し。最終シナリオのアンブレラ終焉だけは新規ステージだが、使用キャラはリメイク1に出てくるジルとクリスだからやっぱり使い回し。

ま、お話の内容としてはゲームキューブ持ってなかった人が今更GC版バイオハザードをやる訳ないからおさらいしておきましょう的な感じである。


一方、ゲーム性。バイオハザードではガンサバイバー2とベロニカという二種のガンシューティング版が出ていた訳だが、ガンシューはガンシューでも、視点移動とかも自分で操作するタイプだった。要はガンコンで動かすFPSだな。今回のアンクロは視点移動とかも全て自動で、ゲーセンにあるガンシューティングと同じ構成になっている。

ただ、普通のガンシューティングは拳銃一挺だけでどうにかこうにか生きていく。いやまぁ、実銃じゃありえない超連射とか神速リロードを使いつつではあるが、基本的には拳銃だけである。

しかしバイオハザードシリーズでは、ナイフを除けばハンドガンは最弱の武器である。しかも、アンクロはガンシューティングだから、敵出てくる→弾が少ないからスルー、といういつもの逃げが使えない。

そこで、アンクロでは拳銃以外にもショットガンやらロケットランチャーやらを最初から持って行ったり、ステージ途中で拾えたりする。ただ、これらの特殊武器は弾数有限で且つ普段からガンガン使いまくるとすぐ弾切れになってしまう。一方拳銃は弾数無限だが、普通のガンシューティングみたいに連射できないしリロードも時間がかかる。

つまり、特殊武器の弾数を計画的に管理しながら進んでいくゲームな訳である。何も考えずに撃ってたら死亡だ。

さて、最初に死ねと言ったのは、最近のゲームにしては珍しくイージーでも死に覚えする必要があるからである。死に覚えというのは、何度も挑んでは死に挑んで死にを繰り返し、どんなゲームなのかを身体で覚えるというプレイ法だ。

ゾンビは何処を撃てば簡単に倒せるのか、ハンターは攻撃前にどういう予備動作が入るのか、ステージ途中でどんな武器が拾えるのか、ボス戦ではどう立ち回るべきなのか、そういうのを死にながらひたすら覚えるのである。


とは言え、一応指針がない訳ではないからその辺を書いておく。まず、一番よく見る敵であるところのゾンビはどうしても最弱武器のハンドガンで殺さなければならない。又、前述の通り実銃じゃありえない超連射とか神速リロードはできない仕様になっておる上、普通に撃ってもなかなか死なない。一匹二匹程度ならどこを撃ってもどうにかなるのだが、三匹四匹と増えてくると、こっちが死ぬ。

そこでヘッドショットである。前述の通り敵は弱点を持っておるのだが、ゾンビの場合頭が弱点になっている。いかに最弱武器のハンドガンでも弱点に当たれば一撃で死んでくれる。よって、ヘッドショットを狙う訳だ。

尚、頭は頭でも人間の脳味噌は上の方に入っておる訳であるから、FPSみたいに頭に当たればどこでもOKとはいかない。顎に当てては駄目で、額に当てなければならない。銃を撃ちまくるゲームではなく、慎重に狙って当てるゲームだ。

ゾンビ以外の敵は弱点に当てても死なない時は死なないが、練習さえすれば強敵でもハンドガンで殺せる。と言うかボス戦でもどうにかなる。

ただ、弾を節約したいといってもダメージを貰ったら意味がない為、近づかれ過ぎた時はショットガンなどに切り替えて吹き飛ばすという思い切った判断も必要である。特にクリムゾンヘッド(強いゾンビ。赤くて素早い)は歩く事が多いゾンビと違ってほぼ常時走っているからヘッドショットが狙い難い。後半のステージになるとゾンビも走ってくるがな。


そんな訳で、最近のゲームにしてはなかなかやり応えのある骨太なゲームである。まぁ、wiiザッパーがカスなのとwiiの受光機がアレだからやりにくいという欠点はどうしても付きまとう訳だが、これはカプコンじゃなくて任天堂が悪いからどうにもならん。

まぁ、さしあたりwiiを持ってる人にはお勧めである。今回は長くなってしまったから書かないが、ザッパーを使うと逆に難易度が上がる為、リモコンしか持ってない人でも大丈夫、と言うかザッパー作った奴表に出ろ。朝と昼と夜三回に分けてじっくり殺してやるから。

ガンシューティングの近況2 ガンコン編

2008年03月02日 20時55分59秒 | アニメ、ゲーム、映画等
ごきげんよう諸君。いかがお過ごしかな。私は前回の記事を書いてから完徹で会社の仕事をやっておった。取り敢えずそれなりのものには仕上がったと言うか、以前作った物体が思い出すだけで自殺したくなる程恥ずかしい出来だった為、少し落ち着いた。

まぁ、まだまだ不完全だから手を入れてやらねばならんがな。



さて、気を取り直して昨日の続きである。

我々ガンシューターが高いガンコンを買うという話は前述したな。PS2などでは、昨日挙げた普通のガンコン2以外にも、ベレッタ型ガンコンもある。ヤフオクなどでは一万以上で取り引きされておるな。友人のガンシューターが持っておった。

勿論、クロームで出来ておるから確かに精密にできていて格好良くて重厚感があるのだが、重厚感だけでなく物理的にも重い為、プレイしていると物凄く手が疲れる。それでも、ゲーセンの環境に近く且つ家庭でしかできないこんなガンコンは愛されるのだ。

しかし。

しかし。

しかし。しかし私は一抹の不安を抑えきることができなかった。

購入ボタンをポチっと押してしまってから、wiiザッパーという名のwii版ガンコンをぐぐってみたのだ。どんな形をしているものかと思ってな。






極限までカッコ悪さを追求した斬新なデザインである。しかもガンコン史上初のブルパップ式。FA-MASか。なぁ。ファマスが作りたかったのか。なぁ。双眼鏡で覗きながら「5.56mmのトランペットに、パイナップル」とか言ってみたかったのか。なぁ。

まぁいい。デザインはこの際置いておこう。これまでに発表された様々なガンコンも、そこまでカッコいい形をしていた訳ではなかったからな。

だが、な。

どうやって持つんだ、これ。

引き金のついたフォアグリップを右手で持って引き金を引くんだろうという事は判るのだが、それにしたって位置が前過ぎである。片手だけで保持しきれる形をしておらん。左手を添える必要があるが、添える場所がない。又、実銃で言えば銃床にあたるものが存在しており、これを右肩に当てて構えるのかとも思ったが、それにしては小さすぎる。大の大人が仮面ライダー変身ベルトを巻くようなものだ。


そんな訳で、物凄く嫌な予感がしていたのだ。しかもザッパー単体ならば2000円の安さである。話を聞けば、wiiリモコンとザッパーを合体させて使うのだという。



wiiリモコン



合体!



ますます不安になってきた。

で、アンブレラ・クロニクルズが無事我が家に到着。人間現金なもので、届くまでは不安で仕方なかったのだが、現物が届いてしまうともう胸がときめいてしょうが無い。早速箱をあけてザッパーとディスクを取り出し、起動。説明書通り、ザッパーにリモコンとヌンチャクを装備する。

いよいよ起動。しかし、家庭用ガンシューティングにしては初めて、照準補正ができなかった。照準補正というのはガンシューティングには欠かせない機能だ。これは銃口の向き、つまり今銃口が何処を向いているのかというのをより正確に行う機能である。それに、機械は寸分狂っていなくても人間はともすれば癖に流される事があるからな。

にも関わらず、照準補正が出てこない。そう言えば、ゲーセンのザ・ハウス・オブ・ザ・デッド4も照準補正ができなかった。そういう時代の流れなのだろうかと不審に思いつつもゲームスタート。





……


あれ?


………



あれ?



…………………








あ、ありのままに起こった事を言うぜ!

銃口を敵に向けても、
見当はずれの方向に弾が飛ぶ


な、何を言ってるかわkらねーと思うが、
俺にもなにがおきたのかわからなかった…

催眠術だとか(ry





…おい。コラ。どういう事だ。


そう思って調べてみたら、驚愕の事実が発覚し、私は死亡した。






話はテレビから始まる。近年の家庭電化製品事情は変わった。具体的に何が変わったって、ブラウン管テレビが死亡して液晶テレビが市場を席巻した。あらゆる家庭からデカくて重くて電気代が高くてついでに静電気のせいで埃に汚れやすいブラウン管は姿を消し、大画面にし易く低燃費で静電気もない液晶テレビがその座を取って代わった。

ここまで書いてプラズマの存在を思い出したが、プラズマだろうと液晶だろうと同じ事だから無視する。


(小難しい話だから、この段落は流し読みでOK)液晶テレビの原理である液晶は『厳密には結晶と液体の中間状態のうち、粒子の方向の何らかの秩序は保っているものの、3次元的な位置の秩序を失った状態』にあるもので、こいつに電圧をかけてやると配向が変わり、これを上手く制御する事で映像を表示する。

噛み砕いて言えば、だな。液晶の画面は特殊な液体で満たされている。この液体は電気を流すと色が変わる。これを使って絵を表示する訳だな。

一方、ブラウン管は何かと言うと、あれは走査線を使っておる。先の液晶と同じく限界まで噛み砕いて言うと、極小かつ色んな色を出せる豆電球を無数に配置したのがブラウン管だ。この豆電球がいろんな色を出して絵を描く訳だな。


ところで、昨日から言っておるガンコンというのは、このブラウン管の特性を利用しておった。銃口を向けると、今どの電球を狙っているのかという情報をレーザーで確認してくれるから、「銃口の先=その先の電球」という状況を実現できたのだ。

ここまで書いたら判ると思うが…

その性質上、ガンコンは液晶じゃ使えないのである。しかし、諸君はこう思うかもしれない。「PS3でガンコン3出てるしwiiにもガンコンのザッパーがあるじゃないか」と。確かに、ガンコン3やザッパーは一応ガンコンである。だが、その作動原理は根本から異なり、ブチギレものなのが現実だ。

近年は液晶やプラズマ以外にも様々な方式のテレビが出現してきている。つうかテレビなのかソレはという物体も結構ある。今銃口はテレビ画面の何処を向いているのか、この情報をテレビ画面から取得するのは限りなく難しいのが現在の情勢だ。

で、現在のガンコンは考えることをやめたテレビ以外の機器から情報を得る事にした。具体的にどうするかって、ガンコンの銃口から出てるレーザーがどこに向かってるのかを受光してガンコンに送ってくる物体をテレビの前に置くのだ。

これが致命的だった。本当に致命的だ。死亡以外の何者でもない。

我々ガンシューターはガンコンで銃を撃つ。敵に銃口を向け、引き金を引く。この照準こそが我々の死命を決する。

以前のガンコンならば、「銃口の向いた先=照準」だった。テレビ画面から情報を直接とっておったからな。が、テレビ画面の代わりに受光機から情報をとるとなると、「銃口の向いた先≠照準」になる。「銃口の向いた先=受光機が予想したそれっぽい場所」になるのだ。だから、受光機がヘボいととんでもないことになる。と言うか、なった。


死亡である。確かにガンシューティングにも様々な分野がある。シューティングに弾幕系や連打系がある様に、連射型とか狙撃型とかタイムアタック型とかある。だが、ガンシューティングである以上照準の正確さは最重要問題だ。

……はぁ……

時代が、ガンシューティングの死亡を求めている……

ガンシューティングの近況 思い出編

2008年03月01日 23時48分48秒 | アニメ、ゲーム、映画等
ごきげんよう諸君。いかがお過ごしかな。私は相変わらずのんべんだらりと暮らしておる。本日で三月になった訳だが、そんな今日、今更ながら思い出したがある。根本的でありながら、私自身も忘れておった事だ。

何を言いたいのかというと、私の本性は怠け者だという事を本日になって思い出したのである。まぁ、簡単に言うとみなみけの春香だ。私は気を張る相手がいれば掃除洗濯炊事等を欠かさず、毎日働いて朝も早く起きる。が、一人の場合可能な限り怠け続けるのだ。

んで、今回、私は長期休みを初めて一人暮らしで過ごしておる。いつもなら、夏休みなり春休みなりになると同時に実家へ召喚される。しかしここに至ってようやく実家も納得したらしく、実家に来いと言ってこなくなった。

まぁ、結果、生命活動限界まで怠けた訳だが。

とは言え、お陰で私はとても大切な事を思い出した。私は一人で暮らしている限り、健康的な生活はできないという事である。私はこれでも精神科にかかっておるガチメンヘラであるから、春休みになってからこっち、一応社会復帰を目指し健康的な生活をしようと心掛けてきた。

健康的な生活とは、即ち、毎日朝七時ぐらいに起きてゴミ出して朝御飯食べて、仕事とかをこなしつつ家事にいそしみ、昼下がりにもなれば散歩したりと適度な運動を行い、夕方にもなれば夕飯を作って食べ、皿を洗って風呂に入って10時ぐらいに就寝…という生活である。

無理だ。絶対無理。掃除一つとっても、出しっぱなしの本やゲームとかを所定の位置に戻しつつ掃除機をかけて、更に雑巾で拭き掃除する訳である。そんなもん私にできるものじゃない。誰か世話する相手がいれば別だが、一人だったら絶対無理。

まぁ、そういう訳で、そんな夢は潔く諦めて若者らしい不健康な生活を受け入れる事にした。運命を受け入れることにした。先日私は仕事とか小説から逃避していたと書いたが、実際には健康な生活から逃避していたのだろう。小説やら仕事やりたくないだけならDMC4のランキングに霧島の名が連なっている筈だからな。

あと、このブログだが、週に三回ぐらいは更新できる様に頑張っていきたいと思う。


さて、近況だけではつまらんから、最近知って絶望した話でも書こうと思う。先日、我が霧島家にて三名様御宿泊で丸々二日遊び倒した事があったのだが、我が家にあるゲームハードはPS3とPS2だけである。私を入れて三人までならギルティやら月華といった格ゲーとかでもいけるが、四人となるときつい。四人以上はパーティゲームが必要だ。

パーティゲームとなると、これはもう任天堂の天下である。64から伝統のスマッシュブラザーズシリーズや007、GCならからスターフォックスアサルト、F-ZERO等々、多数のゲームがある。

で、wiiは、実はGCの上位互換システムを備えている。どういう事かと簡単に言えば、wiiでGCのゲームができるという事だ。で、この時インゼル氏がwiiを我が家に持ってきたのだが、スマブラ以外持っておらず、一人でやるスマブラほど哀しいものはないと言ってwiiを置いて帰ってしまった。

となると、このwiiをそのまんま放っておくのもどうかと思えてくる。確かにwiiは、次世代ハードとしてはどうよ、と言われると返す言葉がないのだが、ガンシューティングが熱いという事を知ったのだ。


私が小学生だった頃、私のゲーセンライフはサムスピとエイリアンvsプレデターに彩られていた。が、受験勉強を始める頃になるとサムスピはやらなくなった。代わりに、ガンシューティングをやる様になった。

そう、私は昔格ゲーをやっていた癖に下手だと思われがちだが、実はガンシュー派だったのだ。まぁ、当時の格ゲーと今の格ゲーが別物というのも事実だがな…サムスピとか存在してないに等しいし。

主にやっておったのはザ・ハウス・オブ・ザ・デッド初代と2。後はタイムクライシス。こっちは2以降を全然やっておらんが。拳銃一挺でどうにかこうにか切り抜いていく独特のゲーム感があって好きだった分、2以降は色々と別げーになってしまったからな……

一応、ニンジャ・アサルトとかヴァンパイア・ナイトとかもワンコインクリアできるまでは鍛えた。ハウスオブザデッド2は流石に無理だったがな、ワンコインクリア…まぁ難易度に定評のあるゲームだしな……


しかし、現在ガンシューティング業界は冬である。ゲーセン自体冬の時代だとか、格ゲーが真面目に死にそうだとか言われておるが、ガンシューティングも物凄く冬だ。私のホームでは、何年も前にガンシューティングが全て消滅した。遠出して大きいゲーセンに行っても、タイムクライシス4とザ・ハウス・オブ・ザ・デッド4が隅にちょことんと置かれてるぐらいで、良くてもサイレントヒルとかガンダムがあるぐらいなのが現状だ。真面目に業界消滅の危機である。

そんな訳で、敵が銃を構えるとロックオン表示されたアレとかの時代からゲーセンで銃を撃っておった人間として、現在のガンシューティング事情は見るに堪えないものがある。非常に悲しい。


ところが、wiiのラインナップを見て驚いた。ゴースト・スカッドに加え、往年の名作ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド2&3がwiiに移植決定。他にも、カプコンが家庭用ガンシューティングとしてバイオ・ハザード-アンブレラクロニクルズ-を発売するなど、ガンシューティング業界に春が来たと言わんばかりの情報が大量にあったのだ。そして、私の手元にはwiiがある。

ならば買うしかあるまい。なに、wiiを返さなきゃいけなくなったら自分で買えばいいだけの話である。預金も今年度の目標である60万を突破したため、wii一機程度ならば資金的にも何ら問題ない。

最初はザ・ハウス・オブ・ザ・デッドを買おうと思ったのだが、まだ発売していなかった為にアンブレラクロニクルズを買った。ゴーストスカッドはゲーセンでやってたが特に思い入れのあるゲームでもないしな。いうほど好きなゲームではない。


しかし、Amazonでアンブレラクロニクルズのガンコン同梱版を注文し終えた私には、一抹の不安がよぎっていた。我々ガンシューティング愛好者は、家庭用に移植されたゲームの為にガンコントローラを買う。ゲーセンと同じ様に銃の形をしたコントローラをわざわざ買うのだ。

それがどうした、と思うかもしれんが、大変重要な事だ。普通のコントローラでガンシューティングをやるというのは、とりもなおさず別ゲー化を意味する。しかも、これが意外と高いのだ。例えば、PS2で定番のガンコンと言えばコナミのガンコン2だが、まぁ値段を見てくれ。新品が一万越えしておるが、中古品でも4000円する。確か定価は6000円ぐらいだったと思う。

我々は、移植率の決して高くないガンシューティングゲームの為にこれを買うのだ。それでも、PS2とかならそれなりに品数は豊富だからまだ良い。

悪い例を挙げれば、ザ・ハウス・オブ・ザ・デッドシリーズなどがあがるだろう。このシリーズは2がドリームキャスト、3がXBoxと移植先を間違え続けたシリーズだ。結局、私は2だけの為にDCガンコンを買ったし、3に至ってはハウス3専用ゲームハード&専用コントローラという屈辱を味わう事になった。

しかも我々ガンシューターはついついガンコンを二つ買ってしまう傾向にある。そのゲーム専用のコントローラになろうとも、ガンコンは二つ揃える。ガンコンは二つであればこそ全き一となる。そこに我々の魂があるのだ。




さて、ところで。

私は午後十時ごろにこの記事を書き始めた筈なのだが、日付が変わりそうである。どうやら私のガンシューティングへの愛が時間の感覚を狂わせたらしい。

実際一つの記事としても比較的長い文量になってしまっておる為、第一部 完にしたいと思う。続きは明日か明後日に…