日本基督教団 七尾教会

能登半島にたてられた七尾教会の日々です

ゆっくりサッカー見てる場合じゃない

2010年06月19日 | 地震のあとで
少々がっかりしてしまって、眠れない。
最近は昼間は片付けをしている時間が長いので、夜かなりいっぱい仕事をしないといけない状況。ワールドカップが始まって、テレビはつけているけれど、手を動かさないで試合を見ている場合じゃない。何かしながら、横目で見ている。6月前半に予想外の事があったので、かなり仕事はつまっている。

その状況を一番身近に見ているはずだろうに、理解してもらえないのにはガッカリ。本当にもう一ヶ月半しかないんだから。

せめてなるべくペースを乱されずに仕事をさせてほしい。誰かに手伝ってほしいわけではないが、手を止められるとかなり厳しい。時間がない。(R)
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お父さんのおしごと

2010年06月18日 | 地震のあとで
あさっては父の日ということで、幼稚園の子供達は今日お父さんへのプレゼントを持ち帰ります。それぞれのクラスで手作りのプレゼントを作ってきました。製作キットのようなものは使わないことにしているので、手作り感はかなりあります。
年長さんになると、子供達なりにお父さんのお仕事は何かということがかなりわかってきます。

「おとうさん、もっとおおきなとんねるつくってね」、そんなメッセージを書いた男の子がいました。彼のお父さんは建設会社に勤めておられ、能越自動車道を造っています。つい一週間前、「七尾トンネル」が貫通。その事をとても誇らしげに(彼なりの言葉で)語っていました。

富山県の砺波市から輪島市をむすぶ「能越自動車道」。これができると能登から富山へのアクセスはぐっとよくなり、さらに「東海北陸自動車道」と接続することで名古屋へいくのもかなりラクになります。
能登では、これによって様々に経済が活性化することを望んでいる人が多くいます。観光客がくること、能登の物産を運ぶこと、いろいろです。

能登でがんばっているそれぞれのお父さんのお仕事、誇りをもって見てほしいなと思います。
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七尾のゆるキャラ

2010年06月17日 | 地震のあとで
今度の日曜日に、教会の裏手にある小丸山公園で、七尾青年会議所主催のイベントがあります。「城下町B級まいもんグランプリ~J―1GP~」というのだそうです。
幼稚園の保護者の方から、幼稚園でチラシを配ってほしいというので配りました。いろいろなB級グルメが食べられるだけではなくて、石川や富山のゆるキャラが登場するので、子供達にも楽しいかも・・・ということでした。「のとドン」や「わくたまくん」は、七尾ではかなり浸透してきたキャラです。けっこうかわいい。こういうキャラクターが、観光地のPRには欠かせないものになっていますよね。地震後の復興イベントでも活躍しています。(かまどらんこ)
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こだわり

2010年06月16日 | 地震のあとで
午後、設計士さんと打ち合わせ。釜土牧師がこだわったのは十字架。礼拝堂の上、塔の上の十字架。
私の方は、今は建築中どう過ごすのかということの方で頭がいっぱいで、設計のことはもう考えていなかったので・・・。十字架の事は牧師におまかせ。(かまどらんこ)
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全国ニュース

2010年06月14日 | 地震のあとで
岩手・宮城内陸地震から2年。でも全国ニュースじゃほとんど取り上げられない。昨日東北で震度5弱の地震があった。同じ地域とはいえないけれど近い地域で大きな地震。その地方にとってはいやだろう。その地方では大きなニュースだろう。
口蹄疫の宮崎県。きっともうその事ばかり考えているだろう。でも全国ニュースの取り扱いは小さくなるばかり・・・。
地方では、何か一つ大きな事があったら、本当に大変。地域全体の大きな課題となるのだけれど、全国的にはなかなか・・・。

幼稚園の方は、物置の整頓を毎日少しずつしている。幼稚園の物置をあけないと、教会のものを移動できない。

夕方、久しぶりに卒業生のともきが訪ねてきた。もうすぐ礼拝堂がなくなる。その事は知っていた。無くなる前に一度ぐらい礼拝においでと声をかけた。小さな教会と幼稚園にとっては、一つの建物が無くなることは大きなニュースだ。(かまどらんこ)
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そろそろ具体的に気になること

2010年06月13日 | 地震のあとで
朝方、幼稚園の書類が提出期限を過ぎしまって大あわてという夢をみてしまいました。あわてて起きてすぐその書類を確認。よかった~明日までだ。日曜の朝にこんな事で目覚めるなんて情けない。
教会学校の礼拝は、今日もときくん一人。アブラハムの学びを続けている。今日はイサクを捧げるところ。なんで神様はそんなにいやなことばかり命令するのか・・。ときくんの疑問はそこからなかなか出られない。今日は森山先生の説教。もりやま先生が、モリヤの山を話すのでモリヤマ、モリヤの山、ちょっとこんがらがってしまった。
礼拝はモリヤマ長老が初司式。この礼拝堂で彼女が司式するのはもう一回あるかないかです・・・。

午後婦人会。もう一度設計図を見ていろいろ話す。「何か質問がありますか?」と牧師が聞くと、新しい礼拝堂の事も気になるけれど、改築中の礼拝をどう守るのかが気になる教会員達。考えている事を一つ一つ説明する。でも自分もそれがその通りうまくいくか心配ではある。

婦人会の方が帰った後で、村尾長老、近藤執事と一緒に引っ越しの事など話し合う。誰かと話をすると、私も考えがまとまるので助かります。意外に多い荷物。さて、段取りよく物置に収納できるか。そしてもっと心配なのは、改築中の礼拝をしっかり守ること。どこに何を配置するか。一生懸命考えていきたい。(かまどらんこ)
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早朝5時から

2010年06月12日 | 地震のあとで
早朝5時、幼稚園の庭に誰かが入った気配。といっても怪しい人ではありません。今日は第2土曜日で幼稚園が休みなのを利用して、エアコンの工事をするのです。
幼稚園の1階の保育室2つにエアコンを入れる決断をしました。それは地震復興とは直接関係ないように感じられるかと思うのですが、実は関係ありなのです。
幼稚園の保育だけなら、なんとか1階はエアコンなしでもいけるのです。そもそも子供達は夏も元気に外で遊びます。エアコンのきいた涼しい部屋で過ごす時間はあまり必要ないと考えています。
でも、工事中、大人の礼拝はと考えると・・・。幼稚園の2階にはエアコンのある部屋もありのですが、お体の弱い方の事を考えると1階の方がベター。
そんないろいろな事を考えての1階のエアコン設置。本当はホールもしたかったのですが、予算的に無理。この工事は牧師館を建てた今井さんのチームにお願いしました。

作業開始しているなと思ったものの、しばらくは家の中で様子をうかがっておりました。よく知っている方達なので、大丈夫かな。昨夜遅かったのでちょっと体が動かない。
釜土達雄は朝8時に富山にむけて出発。そのごクレーン車がお庭に入って室外機を持ち上げたりと作業は続きました。
私は一人職員室の片付けをしておりました。いらない書類を次々にシュレッダー。すると、なぜか戸田組の和田さんの声が聞こえてきました。通りがかりに様子を見に来たとの事。そして、今井さんと顔を合わせて「あぁ・・・」。なーんだ、2人は知り合いだったのか。
さすがに狭い能登の建築業界。それなら直接お話ししてね。幼稚園の園舎の事、牧師館の事は私に聞くより今井さんに聞いた方が間違いない。

夕方、今日の作業は終了。
私の方はシュレッダーした書類、ゴミ袋3つ。でもまだまだ・・・です。(かまどらんこ)

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現礼拝堂最後の・・・

2010年06月10日 | 地震のあとで
今日は幼稚園の花の日礼拝でした。
幼稚園では行事の前に「特別保育の計画」という文書を作ります。そこに幼稚園の教師がこう記していました。「礼拝堂は建て替えの為現礼拝堂で幼稚園の子供達が行事を行うのは最後となります」、その文章が加えられていた事に嬉しく思いながら、私は一カ所だけ訂正しました。「現礼拝堂で幼稚園の子供達が礼拝を行うのは最後となります」。
「行事」ではなく「礼拝」だと思ったのです。キリスト者ではない教師達にとっては「行事」だと思って無理はないのですが、やはり「礼拝」と表現してほしいと願いました。

特別な思いで礼拝の時を迎えました。私がピリピリしているので、教師達もかなり緊張をし、それが伝わるのか子供達も緊張していました。
この礼拝堂に入るのが初めての子供達もいました。礼拝堂に入った途端、「ここはなんだろう?」と不思議な顔をします。そして子供なりの直感でここが厳粛な場であることを悟ってくれます。礼拝堂は、無言で神に向き合う事の重さを教えてくれます。
それは、子供達に「見えざる者への畏れ」という大事な事を教えてくれるのです。
礼拝堂がない半年間、どう過ごすのか、今からいろんな事を考えています。

その時、「この礼拝堂で君のお父さんも小さい時礼拝したんだよ」「あなたのお母さんが幼稚園の時に・・・」とお話するのが私にとってはとても誇りでした。
来年、その言葉を使えなくなるのはやはり残念です。

礼拝堂正面のちょっとバランスの悪い十字架。今日は床にも光っていました。写真ではわかりにくいですが・・・(かまどらんこ)

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正式契約

2010年06月09日 | 地震のあとで
今日の午後、設計士さん立ち会いの下、建築会社と正式契約。
ようやくここまできたという思いといよいよこれからという思い。2つの思いが交差する。

さて今日は初めて建築会社戸田組の社長さんが登場いたしました。といっても、現在年長ぐみに在園するTくんのお父さんなので、幼稚園の保護者としては何度もお会いしている方なのであります。契約相手として向き合うのが初めてということです。雑談の中で森山長老とは小・中・高と同級生であったことも判明。さすが七尾。

契約をすませお帰りになる前にチラッと幼稚園の子供達のところへ。そこには息子さんがおりまして・・・・。

契約後お迎えに来た幼稚園の保護者の方に、その事をお話しすると、Tくんのお父さんの会社というのが何よりも安心、という事でした。保護者の方にしてみれば、建築中の安全とか卒業式までに間に合うんだろうかというのが心配。でも同じ保護者の立場で考えてくれる方が施工業者なら何より安心というわけです。

いよいよこれから・・・です。(かまどらんこ)
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牧師室の片付け開始

2010年06月08日 | 地震のあとで
元気があるのかないのか、わかりにくい牧師にまかせていてはいつ始まるかわからないので、勝手に牧師室の片付けをスタートいたしました。貴重なものとどうでもいいものが混在しているこの部屋。他の人にはさわらせられない場所です。
今日はまず教会学校関連のものから仕分け。すると、第一回CSおとまり会の名簿が出てきました。(伊藤悟先生が神学生として加わっていた会です。)
実はつい先日、そこに参加していた小学4年生の子が結婚したと聞いたばかり。七尾で七尾の人と結婚したと聞きました。数年後に七尾幼稚園にお母さんとして帰ってきてくれるかなぁそんな事を話したばかりでした。もし来てくれたらこの名簿みせたいな。

大事なもの、思い出のつまったもの、ちゃんと片付けていかなくてはと思うのでした。(かまどらんこ)
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